JP2001336580A - 注型ウレタンベルトとその製造方法 - Google Patents
注型ウレタンベルトとその製造方法Info
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Abstract
ンベルト及びその製造方法を提供すること。 【解決手段】 ウェブ1と歯部2とを有し、前記ウェブ
1に芯線3が埋設されている注型ウレタンベルトにおい
て、前記芯線3が存在しないウェブ1のベルト背面側を
フェルト4により構成してある。その製造方法は、円筒
状のフェルトジャケット4’を円筒状の外型シェル6の
内周面に極力接触させる態様で嵌め込み、他方、外周面
に歯部形成溝を有する内型マンドレル7に芯線3を螺旋
状に巻き付け、前記外型シェル6内に内型マンドレル7
を挿入すると共に前記外型シェル6に嵌め込まれたフェ
ルトジャケット4’と内型マンドレル7との間の空間K
に注型ウレタンUEを加圧充填し、一定時間経過後フェ
ルトジャケット4’、芯線3及びウレタンエラストマー
が一体となった成型スラブを脱型し、前記成型スラブを
所定幅で切断する。
Description
ルトとその製造方法に関するものである。
ウレタンベルトは、二つのベルト背面によりカードやキ
ップを挟み込んで搬送する機構で使用される場合が多
く、読み取りが必要なカード搬送等では、特に高い搬送
精度(送り精度)と低振動性が要求される。
では、離型剤の拭きムラや金型表面の面粗度のムラ等
により背面の摩擦係数が安定しないことから搬送精度が
十分ではなく、また、歯飛びを防止すべく比較的モジ
ュラスの高いウレタンを使用していることからカード挟
み込み時の振動吸収が十分ではなかった。
トを使用する業界では、搬送精度及び振動吸収性に優れ
た注型ウレタンベルト及びその製造方法が開発されるこ
とを待ち望んでいる。
は、搬送精度及び振動吸収性に優れた注型ウレタンベル
ト及びその製造方法を提供することを課題とする。
この発明の注型ウレタンベルトは、ウェブと歯部とを有
し、前記ウェブに芯線が埋設されている注型ウレタンベ
ルトにおいて、前記芯線が存在しないウェブのベルト背
面側をフェルトにより構成してある。 (請求項2記載の発明)この発明の注型ウレタンベルト
は、上記請求項1記載の発明に関し、フェルトにおける
背面と反対側の面にはウレタンが侵透した状態となって
いる。 (請求項3記載の発明)この発明の注型ウレタンベルト
の製造方法は、円筒状のフェルトジャケットを円筒状の
外型シェルの内周面に極力接触させる態様で嵌め込み、
他方、外周面に歯部形成溝を有する内型マンドレルに芯
線を螺旋状に巻き付け、前記外型シェル内に内型マンド
レルを挿入すると共に前記外型シェルに嵌め込まれたフ
ェルトジャケットと内型マンドレルとの間の空間に注型
ウレタンを加圧充填し、一定時間経過後フェルトジャケ
ット、芯線及びウレタンエラストマーが一体となった成
型スラブを脱型し、前記成型スラブを所定幅で切断す
る。 (請求項4記載の発明)この発明の注型ウレタンベルト
の製造方法は、円筒状のフェルトジャケットを円筒状の
外型シェルの内周面に極力接触させる態様で嵌め込み、
他方、外周面に歯部形成溝を有する内型マンドレルに円
筒状の帆布を外挿すると共に前記帆布上に芯線を螺旋状
に巻き付け、前記外型シェル内に内型マンドレルを挿入
し、前記外型シェルに嵌め込まれたフェルトジャケット
と内型マンドレルとの間の空間に注型ウレタンを加圧充
填し、一定時間経過後フェルトジャケット、芯線及びウ
レタンエラストマーが一体となった成型スラブを脱型
し、前記成型スラブを所定幅で切断する。
その製造方法の作用・効果については、以下の発明の実
施の形態の欄で明らかにする。
した図面に従って説明する。 (実施形態1)図1は、この実施形態1の注型ウレタン
ベルトB1を示しており、図2は前記注型ウレタンベル
トB1を製造するための型等を示している。 〔注型ウレタンベルトB1の構成について〕この注型ウ
レタンベルトB1は、図1に示すように、ウェブ1と、
歯部2と、前記ウェブ1に埋設された芯線3とから構成
されており、前記芯線3が存在しないウェブ1のベルト
背面側をフェルト4により形成してある。尚、図1中、
符号Pはピップを示している。
おける背面と反対側の面にはウレタンエラストマーが浸
透した状態となっており、フェルト4は背面側のウレタ
ン不浸透層40と、歯部2側のウレタン浸透層41とから構
成されたものとなっている。そして、前記ウレタン不浸
透層40の厚みは振動吸収性が確保されるべくクッション
性を有するものとしてあり、ウレタン不浸透層40が構成
する背面の摩擦係数は比較的大きいものとしてある。
1部分並びに歯部2は、ウレタンエラストマーにより構
成されている。前記ウレタンエラストマーは、ウレタン
プレポリマー100重量%、可塑剤20重量%、硬化剤
12.63重量%を混合して硬化させたものである。な
お、上記可塑剤は10〜30重量%の範囲、硬化剤は8
〜20重量%の範囲であればよい。
属コードが使用でき、単線でも単線を撚り合わせたもの
でもよい。
の摩擦係数が大きいものであれば使用できる。なお、フ
ェルト4は、レーヨン、ポリプロピレン、ポリアミド、
アクリルニトリル、ポリエステル、芳香族アラミド等の
繊維で構成させたものがある。
塑剤、硬化剤としては以下のものを使用できる。 (ウレタンプレポリマー)使用できるウレタンポリマー
は特に限定されず、一般的に用いられるジイソシアネー
トと、ポリエステル系ポリオール、ポリエーテル系ポリ
オール等の1種又は2種から成るものとしている。
ソシアネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシア
ネート(MDI)、ヘキサメチレンジイソシアネート
(HDI)、シクロヘキサンジイソシアネート(CHD
I)、ナフタレンジイソシアネート(NDI)等が挙げ
られる。
ば、ポリカルボン酸と低分子ポリオールとの縮合物で、
分子量500〜10000のものである。具体的には、
ポリ(エチレンアジペート)(以下、「PEA」と記
す)、ポリ(ジエチレンアジペート)(以下「PDA」
と記す)、ポリ(プロピレンアジペート)(以下「PP
A」と記す)、ポリ(テトラメチレンアジペート)(以
下「PBA」と記す)、ポリ(ヘキサメチレンアジペー
ト)(以下「PHA」と記す)、ポリ(ネオンペンチレ
ンアジペート(以下「PNA」と記す)、3−メチル−
1,5−ペンタンジオールとアジピン酸からなるポリオ
ール、PEAとPDAのランダム共重合体、PEAとP
PAのランダム共重合体、PEAとPBAのランダム共
重合体、PHAとPNAのランダム共重合体、または、
ε−カプロラクトンを開環重合して得たカプロラクトン
ポリオール、β−メチル−δ−バレロラクトンをエチレ
ングリコールで開環することにより得られたポリオール
など(これらは、いずれも分子量500〜10000で
あることが好ましい)が挙げられ、それぞれ、単独で使
用されたり、または、複数併用されたりする。さらに、
ポリエステル系ポリオールとしては、例えば、下記の酸
の少なくとも1つとグリコールの少なくとも1つの共重
合体が挙げられる。
タル酸、コハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシ
ン酸、ドデカン2酸、ダイマー酸(混合物)、パラオキ
シ安息香酸、無水トリメリット酸、ε−カプロラクト
ン、β−メチル−δ−バレロラクトングリコール:エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、ネオベンチルグリコール、ポリエチレン
グリコール、ポリテトラメチレングリコール、1,4−
シクロヘキサンジメタノール、ペンタエリスリトール、
3−メチル−1,5−ペンタンジオールポリエーテル系
ポリオールとしては、例えば、アルキレンオキシド(例
えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド)を
活性水素化合物である多価アルコール(例えば、ジエチ
レングリコール)を開始剤として開環付加重合により与
えられるもの、具体的にはポリプロピレングリコール
(PPG)、ポリエチレングリコール(PEG)、プロ
ピレンオキサイドとエチレンオキサイドとの共重合体な
どが挙げられる。また、テトラヒドロフランのカチオン
重合により与えられ、分子量500〜5000のもので
ある。具体的には、ポリテトラメチレンエーテルグリコ
ール(PTMG)であり、また、テトラヒドロフランは
他のアルキレンオキシドとの共重合体があり、具体的に
は、テトラヒドロフランとプロピレンオキサイドとの共
重合体、テトラヒドロフランとエチレンオキサイドとの
共重合体(これらはいずれも分子量500〜10000
であることが好ましい)が挙げられ、それぞれ単独で使
用されたり、又は複数併用されたりする。 (可塑剤)可塑剤としては、例えば、フタル酸ジオクチ
ル(DOP)、フタル酸ジブチル(DBP)、アジピン
酸ジオクチル(DOA)、リン酸トリクレジル(TC
P)、塩素系パラフィンなどが利用できる。 (硬化剤)硬化剤としては、特に限定はされず、従来ウ
レタンプレポリマーを硬化してウレタンエラストマーを
生成させる際に、一般的に用いられているもので構わな
い。例えば、ポリアミン化合物やポリオール等が挙げら
れる。
リアミン、テトラアミン等、特に限定はされず、1級ア
ミン、2級アミン、3級アミンのいずれも用いることが
できる。具体的には、ヘキサメチレンジアミン等の脂肪
族アミン、3−3’−ジメチル−4,4’−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン等の脂肪族アミン、4,4’−メ
チレンビス−2−クロロアニリン、2,2’3,3’−
テトラクロロ−4,4’−ジアミノフェニルメタン、
4,4−ジアミノジフェニル等の芳香族アミン、2,
4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノール等
が挙げられる。これらの硬化剤は、1種のみを用いても
よいし、あるいは、複数種を併用してもよい。
ず、1級ポリオール、2級ポリオール、3級ポリオール
のいずれを用いてもよい。具体的にはエチレングリコー
ル、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオー
ル等が挙げられる。 (促進剤)製造の条件に合わせて用いることができる。
について説明する(図2参照)。 第1工程 円筒状のフェルトジャケット4’を作成し、前記フェル
トジャケット4’の外周面を円筒状の外型シェル6の内
周面に極力接触させる態様で嵌め込み、両端を折り返
す。
ンドレル7に芯線3を螺旋状に巻き付ける。 第2工程 上記外型シェル6に下型8を嵌め込み、外型シェル6と
下型8によりフェルトジャケット4’の下端部をしっか
りと固定する。
レル7を外型シェル6内に挿入固定する。
め込み、外型シェル6と上型9によりフェルトジャケッ
ト4’の上端部をしっかりと固定する。なお、この状態
では外型シェル6に内挿されたフェルト4と内型マンド
レル7の間には所定の空間Kが形成されており、またフ
ェルトジャケット4’は上下方向及び円周方向に張った
状態となっている。 第3工程 外型シェル6及び内型マンドレル7を110℃に加熱し
た後、注型用容器80内の注型ウレタンUEを20Kgf
/cm2 以下の圧力でピストン81により加圧し、注型用
管82を経て前記空間K内に注型ウレタンUEを充填す
る。空間K内に注型ウレタンUEが充填されると、上型
9の脱気孔90から注型ウレタンUEが流出するので、流
出した時点で脱気孔90に開閉ネジ91を螺着して脱気孔90
を閉塞し、110℃、35分、10〜30Kgf/cm
2 で加圧成型する。
ケット4’おける背面と反対側の面には注型ウレタンU
Eが侵透しており、フェルトジャケット4’には背面側
のウレタン不浸透層40と、歯部2側のウレタン浸透層41
とが形成されている。したがって、フェルトジャケット
4’の内面に接着剤を塗布しておく必要はなくなる。
浸透層41の厚みは、フェルトジャケット4’の所謂
「目」の粗さ、注型ウレタンUEの粘度、空間Kへの注
型ウレタンUEの充填圧力により変化させることができ
る。 第4工程 そして上記成型後、上下型9,8を取り外し、外型シェ
ル6と内型マンドレル7とを分離した後、成型スラブを
脱型する。 第5工程 ベルトとしての物性を出すため熱をかけた状態で暫くお
いておき(アフターキュアー)、アフターキュアー終了
後、所定の幅で切断すると、上記注型ウレタンベルトB
1は完成する。 〔この注型ウレタンベルトB1の機能〕この実施形態の
注型ウレタンベルトB1を二つ使用してベルト背面によ
りカードやキップを挟み込んで搬送する機構とした場
合、以下の機能を有する。 A.カードやキップを挟み込むベルト背面がフェルト4
で形成されることから、従来の注型ウレタンベルトのよ
うな離型剤の拭きムラや金型表面の面粗度のムラ等によ
る影響はベルト背面にはでない。つまり、この実施形態
の注型ウレタンベルトB1を採用した場合、背面の摩擦
係数は安定したものとなり、カードやキップの搬送精度
は優れたものとなる。 B.また、カードやキップを挟み込むベルト背面がフェ
ルト4により形成されることから振動吸収が十分なもの
となり、カードやキップの読み取り精度は優れたものと
なる。 C.歯部2、及びウェブ1の歯部2側部分は、比較的モ
ジュラスの高いウレタンを使用することができるから、
歯飛びの防止は十分に確保できる。 (実施形態2)図3は、この実施形態2の注型ウレタン
ベルトB2を示している。
すように、上記実施形態1のものとほぼ同様の構成であ
るが、歯底面を帆布5で覆うようにした点及び歯底面に
ピップPが存在しない点が相違している。
の場合と相違する。つまり、この注型ウレタンベルトB
2では、第1工程において、伸縮性を有する円筒状の帆
布5を内型マンドレル7に外挿し、前記帆布5の外面に
芯線3を螺旋状に巻き付けるようにしている。
てもベルト背面はフェルト4により形成されているの
で、上記実施形態1の注型ウレタンベルトB1と同様の
作用・効果を奏することは明らかである。 (実施形態3)図4は、この実施形態3の注型ウレタン
ベルトB3を示している。
すように、上記実施形態1のものとほぼ同様の構成であ
るが、歯面及び歯底面が帆布5で覆われている点及び歯
底面にピップPが存在しない点が相違している。
の場合と以下の又はのように相違している。 第1工程において、少なくとも円周方向に大きな伸縮
性を有し且つ目止め処理された円筒状の帆布5を内型マ
ンドレル7に外挿し、前記帆布5の外面に芯線3を螺旋
状に巻き付けるようにしている。これにより、空間K内
への注型ウレタンUEの加圧充填により帆布5は内型マ
ンドレルの歯部形成溝に倣うまで伸び、完成した状態で
は帆布5が歯部2及び歯底の表面に位置するものとな
る。 第1工程において、内型マンドレル7の外面形状(歯
部形成溝を含む)に倣う形状に形成され且つ目止め処理
された円筒状の帆布5(伸縮性を有する)を、内型マン
ドレル7に外挿し、帆布5の外面に芯線3を螺旋状に巻
き付けるようにしている。よって、空間K内に注型ウレ
タンUEを加圧充填すると、帆布5が歯部2及び歯底の
表面に位置するものとなる。
においても、上記実施形態1,2のものと同様の作用効
果を有していることは明らかである。
次の効果を有する。
うに、搬送精度及び振動吸収性に優れた注型ウレタンベ
ルト及びその製造方法を提供できた。
説明図。
説明図。
説明図。
Claims (4)
- 【請求項1】 ウェブと歯部とを有し、前記ウェブに芯
線が埋設されている注型ウレタンベルトにおいて、前記
芯線が存在しないウェブのベルト背面側をフェルトによ
り構成してあることを特徴とする注型ウレタンベルト。 - 【請求項2】 フェルトにおける背面と反対側の面には
ウレタンが侵透した状態となっていることを特徴とする
請求項1記載の注型ウレタンベルト。 - 【請求項3】 円筒状のフェルトジャケットを円筒状の
外型シェルの内周面に極力接触させる態様で嵌め込み、
他方、外周面に歯部形成溝を有する内型マンドレルに芯
線を螺旋状に巻き付け、前記外型シェル内に内型マンド
レルを挿入すると共に前記外型シェルに嵌め込まれたフ
ェルトジャケットと内型マンドレルとの間の空間に注型
ウレタンを加圧充填し、一定時間経過後フェルトジャケ
ット、芯線及びウレタンエラストマーが一体となった成
型スラブを脱型し、前記成型スラブを所定幅で切断する
ことを特徴とする注型ウレタンベルトの製造方法。 - 【請求項4】 円筒状のフェルトジャケットを円筒状の
外型シェルの内周面に極力接触させる態様で嵌め込み、
他方、外周面に歯部形成溝を有する内型マンドレルに円
筒状の帆布を外挿すると共に前記帆布上に芯線を螺旋状
に巻き付け、前記外型シェル内に内型マンドレルを挿入
し、前記外型シェルに嵌め込まれたフェルトジャケット
と内型マンドレルとの間の空間に注型ウレタンを加圧充
填し、一定時間経過後フェルトジャケット、芯線及びウ
レタンエラストマーが一体となった成型スラブを脱型
し、前記成型スラブを所定幅で切断することを特徴とす
る注型ウレタンベルトの製造方法。
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Citations (3)
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JPS63214538A (ja) * | 1987-02-27 | 1988-09-07 | Nitta Kk | 液状注型エラストマー材料から成る伝動用無端ベルト |
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JPH05179595A (ja) * | 1991-11-08 | 1993-07-20 | Albany Internatl Corp | 長ニッププレスベルトとして使用される溝付多孔性ベルトおよびその製造方法 |
-
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- 2000-05-26 JP JP2000156204A patent/JP4596296B2/ja not_active Expired - Fee Related
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