JP2001336484A - 軸受ハウジングとケーシングとの組立構造およびスクロール圧縮機 - Google Patents

軸受ハウジングとケーシングとの組立構造およびスクロール圧縮機

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JP2001336484A
JP2001336484A JP2000156384A JP2000156384A JP2001336484A JP 2001336484 A JP2001336484 A JP 2001336484A JP 2000156384 A JP2000156384 A JP 2000156384A JP 2000156384 A JP2000156384 A JP 2000156384A JP 2001336484 A JP2001336484 A JP 2001336484A
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Japan
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fitting hole
bearing housing
seal ring
casing
fitting
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JP2000156384A
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English (en)
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Kazuhiko Matsukawa
和彦 松川
Mikio Kajiwara
幹央 梶原
Hiroyuki Kuroiwa
弘之 黒岩
Shiyuuichi Shirotani
周一 城村
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シールリングのシール性能を維持できる軸受
ハウジングとケーシングとの組立構造、およびスクロー
ル圧縮機を提供することにある。 【解決手段】 シールリング2を嵌合する嵌合穴3を有
する軸受ハウジング5を、ケーシング6に内嵌する。軸
受ハウジング5の嵌合穴3は、軸受ハウジング5をケー
シング6に嵌合する前の状態において、嵌合穴3の開口
端3aの内径が底3bの内径よりも大きい円錐台形状を
なす。この軸受ハウジング5をケーシング6に嵌合する
と、軸受ハウジング5の嵌合穴3の開口端3aが、底3
bの変形量よりも大きく径方向内側に変形して、円錐台
形状の嵌合穴3が略円筒状になって、嵌合穴3がシール
リング2に略密着する。したがって、シールリング2と
嵌合穴3との間、および、シールリング2と可動スクロ
ール9との間を、簡単、確実にシールできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、軸受ハウジング
とケーシングとの組立構造と、その組立構造を有するス
クロール圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍機のスクロール圧縮機の軸受
ハウジングとケーシングとの組立構造として、図6の模
式断面図に示すようなものがある。この組立構造は、内
側に図示しないクランクピンを配置するシールリング1
01と、このシールリング101を嵌合する嵌合穴10
2を有する軸受ハウジング103と、この軸受ハウジン
グ103を内嵌するケーシング104とを備える。上記
軸受ハウジング103の上端に固定スクロール106を
固定し、この固定スクロール106に対して可動スクロ
ール107が公転できるようにしている。上記シールリ
ング101の内側に配置したクランクピンによって、上
記可動スクロール107を駆動する。そうすると、上記
可動スクロール107は上記固定スクロール106に噛
み合った状態で揺動して、圧縮動作をする。この圧縮動
作で冷媒ガスを圧縮して高圧の吐出ガスを生成して、こ
の吐出ガスを上記ケーシング104の中に吐出すると共
に、上記シールリング101の内側に導く。そして、上
記シールリング101の下端面に作用するガス圧によっ
て、シールリング101を上記可動スクロール107の
下面に押し付けて、さらに、上記シールリング101の
内側のガス圧によって可動スクロール107を固定スク
ロール106に押しつけている。こうして、上記可動ス
クロール107と固定スクロール106との間の隙間を
少なくして、上記圧縮動作において冷媒ガスが上記可動
スクロール107と固定スクロール106との間から漏
れないようにしている。
【0003】なお、図7の模式断面図に示すように、上
記軸受ハウジング103を上記ケーシング104に嵌合
する前の状態において、上記軸受ハウジング103の嵌
合穴102は、軸受ハウジング103の軸に平行な軸を
有する円筒形に形成されている。また、上記ケーシング
104の内径は、上記軸受ハウジング103の外径より
も僅かに小さく形成している。そして、上記軸受ハウジ
ング103を上記ケーシング104に圧入して軸受ハウ
ジング103とケーシング104とを密着している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の軸受ハウジングとケーシングとの組立構造では、上
記ケーシング104に軸受ハウジング103を圧入する
とき、軸受ハウジング103が変形する。すなわち、図
6の誇張した模式断面図に示すように、軸受ハウジング
103が径方向内側に圧縮されて、軸受ハウジング10
3の嵌合穴102の内面が、開口側端程大きく径方向内
側に向って変形する。つまり、上記嵌合穴102の上端
102aに近い程変形量が大きくて、上記嵌合穴の上端
102aの内径が底102bの内径よりも小さくなる。
そうすると、上記変形した嵌合穴の上端102aが上記
シールリング101に噛み込んで、圧縮機の機能を損ね
るという問題がある。一方、シールリング101の外周
面と軸受ハウジング103の嵌合穴102との間の隙間
を大きくすると、嵌合穴102の内周面とシールリング
101の外周面との間に隙間が生じて、この隙間からシ
ールリング101内側の冷媒ガスが漏れて、可動スクロ
ール107を固定スクロール106に向けて押し付ける
ことができないという問題がある。
【0005】上記問題を回避するために、図8の模式断
面図に示すように、軸受ハウジング111の外径をケー
シング110の内径よりも僅かに小さくして、軸受ハウ
ジング111をケーシング110に嵌入しても、軸受ハ
ウジング111が変形しないようにして、上記ケーシン
グ110と軸受ハウジング111とを溶接またはカシメ
で固定する組立構造がある。しかしながら、この組立構
造は、上記溶接またはカシメによる固定部分112に近
い軸受ハウジング111の嵌合穴114の内面が、図9
の平面図に示すように花びら形に変形して、シールリン
グ115との間に隙間を生じるので、シール性能が低下
するという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、シールリング
のシール性能を簡単に確保できる軸受ハウジングとケー
シングとの組立構造と、その組立構造を有するスクロー
ル圧縮機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明の軸受ハウジングとケーシングとの
組立構造は、シールリングを嵌合する嵌合穴を有する軸
受ハウジングと、この軸受ハウジングが内嵌されるケー
シングとを備える軸受ハウジングとケーシングとの組立
構造において、上記軸受ハウジングの嵌合穴は、上記軸
受ハウジングをケーシングに嵌合する前の状態におい
て、円錐台形状をしていて、上記嵌合穴の入口の内径
が、底の内径よりも大きいことを特徴としている。
【0008】請求項1の軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造によれば、上記軸受ハウジングを上記ケーシ
ングに挿入すると、上記軸受ハウジングはケーシングに
よって径方向内側に圧縮されて、軸受ハウジングの嵌合
穴の内面が、径方向の内側に変形する。この嵌合穴の内
面の変形量は、嵌合穴の入口での変形量が、嵌合穴の底
での変形量よりも大きい。しかし、上記嵌合穴は、軸受
ハウジングをケーシングに嵌合する前の状態において、
上記嵌合穴の入口の内径が底の内径よりも大きい円錐台
形状なので、上記変形によって、円錐台形状の嵌合穴
は、内径が軸方向に略同じな略円筒形になる。したがっ
て、この嵌合穴の内面は上記シールリングに略密着する
ので、嵌合穴とシールリングのシール性が簡単、確実に
保持される。また、上記嵌合穴は略円筒形になって、嵌
合穴の内面が上記シールリングに噛み込まないので、上
記シールリングは可動スクロールに当接できて、シール
リングと可動スクロールとの間が確実にシールされる。
【0009】請求項2の発明の軸受ハウジングとケーシ
ングとの組立構造は、請求項1による軸受ハウジングと
ケーシングとの組立構造において、上記嵌合穴の内面と
上記シールリングとの間に、上記嵌合穴の内面の変形に
追従して上記嵌合穴の内面に接触して、上記嵌合穴の内
面とシールリングとの間をシールする少なくとも2つの
ピストンリングを備えることを特徴としている。
【0010】請求項2の軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造によれば、上記少なくとも2つのピストンリ
ングは、上記嵌合穴の内面の変形に追従して、嵌合穴の
内面とシールリングとの間をシールするので、上記嵌合
穴が変形して略円筒形になったときに、嵌合穴の内面と
シールリングとの間に多少隙間があっても、シールリン
グのシール性が確保される。また、上記嵌合穴の内面の
変形量が少なくて、嵌合穴が、なお円錐台形状であって
も、上記少なくとも2つのピストンリングが上記軸受ハ
ウジングの嵌合穴の内面に接触する。したがって、上記
嵌合穴の内面とシールリングとの間が確実にシールされ
る。また、上記ピストンリングは少なくとも2つ設けら
れるので、上記軸受ハウジングの嵌合穴の内面が変形し
ても、この嵌合穴の内面に接触する上記少なくとも2つ
のピストンリングが、シールリングの軸を軸受ハウジン
グの軸に平行に保つ。したがって、上記シールリング
は、可動スクロールに、こじれることなく当接して、シ
ールリングと可動スクロールとを確実にシールする。
【0011】請求項3の発明の軸受ハウジングとケーシ
ングとの組立構造は、シールリングを嵌合する嵌合穴を
有する軸受ハウジングと、この軸受ハウジングが内嵌さ
れるケーシングとを備える軸受ハウジングとケーシング
との組立構造において、上記嵌合穴の内面と上記シール
リングとの間に、上記嵌合穴の内面の変形に追従して上
記嵌合穴の内面に接触して、上記嵌合穴の内面とシール
リングとの間をシールする少なくとも2つのピストンリ
ングを備えることを特徴としている。
【0012】請求項3の軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造によれば、上記少なくとも2つのピストンリ
ングは、上記嵌合穴の内面の変形に追従して上記嵌合穴
の内面に接触するので、上記軸受ハウジングとケーシン
グとを固定するときに軸受ハウジングが変形して嵌合穴
の内面が変形しても、上記シールリングのシール性が確
保される。また、上記ピストンリングは少なくとも2つ
設けられるので、上記軸受ハウジングの嵌合穴の内面が
変形しても、この嵌合穴の内面に接触する上記少なくと
も2つのピストンリングが、シールリングの軸を軸受ハ
ウジングの軸に平行に保つ。したがって、上記シールリ
ングは、可動スクロールに、こじれることなく当接し
て、シールリングと可動スクロールとを確実にシールす
る。
【0013】請求項4の発明のスクロール圧縮機は、可
動スクロールの背面側に面すると共に、シールリングを
嵌合する嵌合穴を有する軸受ハウジングを備え、この軸
受ハウジングがケーシングに内嵌されるスクロール圧縮
機であって、上記軸受ハウジングの嵌合穴は、上記軸受
ハウジングをケーシングに嵌合する前の状態において、
円錐台形状をしていて、上記嵌合穴の入口の内径が、底
の内径よりも大きいことを特徴としている。
【0014】請求項4のスクロール圧縮機によれば、軸
受ハウジングの嵌合穴は、軸受ハウジングをケーシング
に嵌合する前の状態において、上記嵌合穴の入口の内径
が底の内径よりも大きい円錐台形状である。上記軸受ハ
ウジングを上記ケーシングに挿入すると、軸受ハウジン
グの嵌合穴の内面が、この嵌合穴の入口において、嵌合
穴の底におけるよりも大きい変形量を生じて、径方向の
内側に変形する。そうすると、上記円錐台形状の嵌合穴
は、内径が軸方向に略同じな略円筒形になる。したがっ
て、この嵌合穴の内面は上記シールリングに略密着する
ので、嵌合穴とシールリングのシール性が簡単、確実に
保持される。また、上記嵌合穴は略円筒形になって、嵌
合穴の内面が上記シールリングに噛み込まないので、上
記シールリングは可動スクロールに当接できて、シール
リングと可動スクロールとの間が確実にシールされる。
その結果、上記可動スクロールは固定スクロールに向け
て確実に押しつけられて、この可動スクロールと固定ス
クロールとの間の冷媒ガスの漏れが確実に防止されて、
スクロール圧縮機の圧縮効率が向上する。
【0015】請求項5の発明のスクロール圧縮機は、請
求項4によるスクロール圧縮機において、上記嵌合穴の
内面と上記シールリングとの間に、上記嵌合穴の内面の
変形に追従して上記嵌合穴の内面に接触して、上記嵌合
穴の内面とシールリングとの間をシールする少なくとも
2つのピストンリングを備えることを特徴としている。
【0016】請求項5のスクロール圧縮機によれば、上
記少なくとも2つのピストンリングは、上記嵌合穴の内
面の変形に追従して、嵌合穴の内面とシールリングとの
間をシールする。したがって、上記嵌合穴が変形して略
円筒形になったときに、嵌合穴の内面とシールリングと
の間に多少隙間があっても、また、上記嵌合穴の内面の
変形量が少なくて、嵌合穴が、なお円錐台形状であって
も、上記嵌合穴の内面とシールリングとの間が確実にシ
ールされる。また、上記少なくとも2つ設けられたピス
トンリングが、上記軸受ハウジングの嵌合穴の内面が変
形しても、シールリングの軸を軸受ハウジングの軸に平
行に保つ。したがって、上記シールリングは、可動スク
ロールに、こじれることなく当接して、シールリングと
可動スクロールとを確実にシールする。その結果、可動
スクロールが固定スクロールに確実に押しつけられて、
可動スクロールと固定スクロールとの間からの冷媒ガス
の漏れが確実に防止されて、スクロール圧縮機の圧縮効
率が向上する。
【0017】請求項6の発明のスクロール圧縮機は、可
動スクロールの背面側に面すると共に、シールリングを
嵌合する嵌合穴を有する軸受ハウジングを備え、この軸
受ハウジングがケーシングに内嵌されるスクロール圧縮
機であって、上記嵌合穴の内面と上記シールリングとの
間に、上記嵌合穴の内面の変形に追従して上記嵌合穴の
内面に接触して、上記嵌合穴の内面とシールリングとの
間をシールする少なくとも2つのピストンリングを備え
ることを特徴としている。
【0018】請求項6のスクロール圧縮機によれば、上
記少なくとも2つのピストンリングは、上記嵌合穴の内
面の変形に追従して上記嵌合穴の内面に接触するので、
上記軸受ハウジングとケーシングとを固定するときに軸
受ハウジングが変形して嵌合穴の内面が変形しても、上
記シールリングのシール性が確保される。また、上記少
なくとも2つ設けられたピストンリングは、上記軸受ハ
ウジングの嵌合穴の内面が変形しても、シールリングの
軸を軸受ハウジングの軸に平行に保つ。したがって、上
記シールリングは、可動スクロールに、こじれることな
く当接して、シールリングと可動スクロールとを確実に
シールする。その結果、可動スクロールが固定スクロー
ルに確実に押しつけられて、可動スクロールと固定スク
ロールとの間からの冷媒ガスの漏れが確実に防止され
て、スクロール圧縮機の圧縮効率が向上する。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。
【0020】図1はこの発明による軸受ハウジングとケ
ーシングとの組立構造を備えるスクロール圧縮機の一部
を示した断面図である。この組立構造は、内側にクラン
クピン1を配置したシールリング2と、このシールリン
グ2を嵌合する嵌合穴3を有する軸受ハウジング5と、
この軸受ハウジング5を内嵌するケーシング6とを備え
る。上記軸受ハウジング5の上端には固定スクロール1
2を固定し、この固定スクロール12に可動スクロール
9を公転可能に嵌合している。上記クランクピン1は、
上記軸受ハウジング5の下方に設けた図示しないモータ
によって駆動される駆動軸8に偏心して連なり、上記可
動スクロール9を駆動する。上記駆動軸8は、上記軸受
ハウジング5の嵌合穴3の下側に設けたベアリング部1
0で軸受けされている。上記シールリング2は、外面に
備えた2つのピストンリング11,11を上記嵌合穴3
の内面に当接して上記嵌合穴3に嵌合している。さら
に、上記シールリング2は、上側端面を上記可動スクロ
ール9の下面に当接している。上記固定スクロール12
の上方は、ケーシング蓋13によって密閉されていて、
このケーシング蓋13は、上記ケーシング6の上端に固
定されている。このケーシング蓋13の内部に、冷凍機
の蒸発器側からの冷媒ガスである吸入ガスを、吸入管1
4を介して導いて、この吸入ガスを上記可動スクロール
9と固定スクロール12との間に導いて圧縮するように
している。
【0021】上記駆動軸8が図示しないモータによって
駆動されると、上記可動スクロール9が揺動して圧縮動
作をして、上記吸入ガスが圧縮されて高圧の吐出ガスに
なる。この吐出ガスは、上記軸受ハウジング5の下方に
吐出されると共に、上記シールリング2の内側に導かれ
る。この吐出ガスのガス圧をシールリング2の下端に作
用させて、シールリング2を上記可動スクロール9の下
面に押し付けて、上記シールリング2と可動スクロール
9との間をシールしている。そして、シールリング2の
内側の吐出ガスによるガス圧で、上記可動スクロール9
を固定スクロール12に向って押し付けるようにしてい
る。その結果、上記可動スクロール9と固定スクロール
12との間の隙間を少なくして、上記圧縮動作における
冷媒ガスの漏れを少なくしている。
【0022】上記軸受ハウジング5は、図2の模式断面
図に示すような形状を有する。この軸受ハウジング5の
嵌合穴3は、軸受ハウジング5がケーシング6に嵌合す
る前の状態において、上記嵌合穴3の開口端3aの内径
が底3bの内径よりも大きく形成されていて、円錐台形
状をしている。一方、この軸受ハウジング5の下部の外
径は、この軸受ハウジング5を内嵌するケーシング6の
内径よりも僅かに大きく形成されている。
【0023】図3の模式断面図に示すように、軸受ハウ
ジング5の嵌合穴3に、外面に2個のピストンリング1
1,11を備えたシールリング2を嵌合する。そして、
上記軸受ハウジング5を上記ケーシング6に嵌入する。
そうすると、この軸受ハウジング5は上記ケーシング6
によって径方向内側に圧縮されて、軸受ハウジング5の
嵌合穴3が径方向内側に変形する。この変形量は、開口
端3aにおける変形量が底3bにおける変形量よりも大
きい。しかし、上記嵌合穴3は、軸受ハウジング5をケ
ーシング6に嵌合する前の状態において円錐台形状をし
ているので、上記変形によって内径が軸方向に略同じに
なって、嵌合穴3が略円筒形になる。したがって、上記
嵌合穴3の内面が上記シールリング2の外面に略密着し
て、嵌合穴3とシールリング2との間が確実にシールさ
れる。さらに、上記嵌合穴3の内面が上記シールリング
2の外面に略密着して噛み込まないので、上記シールリ
ング2は上記可動スクロール9の下面に確実に押し付け
られて、シールリング2と可動スクロール9との間のシ
ールも確保される。その結果、シールリング2の内側に
導かれる吐出ガスが、シールリング2と可動スクロール
9との間から漏れることなくシールリング2内に密閉さ
れて、上記吐出ガスのガス圧によって、可動スクロール
9を固定スクロール12に向って押し付けることができ
る。したがって、この軸受ハウジングとケーシングとの
組立構造を有するスクロール圧縮機は、圧縮機能を損な
うことがなく、しかも、可動スクロール9と固定スクロ
ール12との間から冷媒ガスが漏れることを確実に防止
できて、冷媒の圧縮効率を向上できる。
【0024】さらに、上記シールリング2の外面に設け
られて上記嵌合穴3の内面に当接するピストンリング1
1,11は、嵌合穴3の内面の変形に追従するので、軸
受ハウジング5がケーシング6に嵌入されて嵌合穴3が
変形しても、嵌合穴3とシールリング2との間を確実に
シールする。すなわち、嵌合穴3とシールリング2の間
のシールが確保される。その結果、上記軸受ハウジング
5の下方に吐出された高圧の吐出ガスが、軸受ハウジン
グ5および固定スクロール12の上方の吸入ガス側に漏
れることが確実に防止されて、このスクロール圧縮機の
圧縮効率が向上する。
【0025】なお、上記円錐台形状の嵌合穴3を有する
軸受ハウジング5において、上記ケーシング6に嵌入さ
れたときの上記軸受ハウジング5の変形量が、図3に示
すよりも小さい場合がある。その場合、図4に示すよう
に、軸受ハウジング5をケーシング6に嵌入しても、嵌
合穴3の開口端3aの内径が底3bの内径よりも大きい
ままになる。しかし、上記シールリング2が備えるピス
トンリング11,11は、上記嵌合穴3の変形に追従す
るように形成されているので、シールリング2と嵌合穴
3との間の隙間、特に嵌合穴3の開口端3a側の隙間が
大きくても、この隙間が上記ピストンリング11,11
によってシールされる。したがって、この軸受ハウジン
グとケーシングとの組立構造は、シールリング2のシー
ル性能を保持できる。
【0026】また、軸受ハウジング5の嵌合穴3が図4
に示すように円錐台形状のままである場合、上記嵌合穴
3の内面がシールリング2の外面に均等に接触しないの
で、シールリング2の軸が軸受ハウジング5の軸に対し
て傾く恐れがある。そうすると、上記シールリング2の
上端が可動スクロール9の下面にこじれて、可動スクロ
ール9の旋回を止めて、スクロール圧縮機が故障すると
いう問題が起こり得る。しかし、上記シールリング2
は、外面に嵌合穴3の内面に接触する2つのピストンリ
ング11,11を備えるので、このピストンリング1
1,11が上記シールリング2を径方向に支持して、上
記シールリング2の軸は軸受ハウジング5の軸に対して
傾かない。したがって、上記軸受ハウジング5の嵌合穴
3が円錐台形状のままであっても、スクロール圧縮機が
故障することがない。すなわち、上記ピストンリング1
1,11を有するシールリング2を備えたスクロール圧
縮機は、安定した性能を得ることができる。
【0027】図5は、他の実施形態の軸受ハウジングと
ケーシングとの組立構造を誇張して示した模式断面図で
あり、軸受ハウジングとケーシングとを溶接によって固
定している。この組立構造は、シールリング22と、こ
のシールリング22を嵌合する略円筒形の嵌合穴23を
有する軸受ハウジング25と、この軸受ハウジング25
を内嵌するケーシング26とを備える。上記シールリン
グ22の外面と上記嵌合穴23との間には所定のクリア
ランスが設けられていると共に、上記シールリング22
の外面に、上記嵌合穴23の内面に当接するピストンリ
ング27,27を備えている。上記軸受ハウジング25
は、ケーシング26に嵌合する際に圧縮されないよう
に、外径を上記ケーシング26の内径よりも僅かに小さ
く形成されている。上記軸受ハウジング25をケーシン
グ26に内嵌して、溶接による固定部分29で軸受ハウ
ジング25をケーシング26に固定している。
【0028】上記構成の軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造において、上記軸受ハウジング25は、溶接
によって固定部分29の周囲が変形する。この変形によ
って軸受ハウジング25の一部分が径方向内側に変形し
て、軸受ハウジング25の嵌合穴23の内面の一部がシ
ールリング22側に変形する。しかし、上記シールリン
グ22の外面と上記嵌合穴23との間には所定のクリア
ランスが設けられているので、上記嵌合穴23の内面の
一部がシールリング22側に変形しても、この変形量は
上記クリアランスで吸収されて、シールリング22に接
触しない。したがって、シールリング22の可動スクロ
ール31への押しつけ動作を確実に実行できる。その結
果、シールリング22と可動スクロール31を確実にシ
ールして、吐出ガスをシールリング22内に密閉して、
ガス圧によって可動スクロール31を固定スクロール3
2に確実に押し付けることができる。すなわち、この組
立構造を備えたスクロール圧縮機は、可動スクロール3
1と固定スクロール32の間からの冷媒ガスの漏れを確
実に防止できて、冷媒ガスの圧縮効率を向上できる。
【0029】また、上記シールリング22の外面に備え
たピストンリング27,27が、上記嵌合穴23の内面
の変形に追従して嵌合穴23の内面をシールするので、
上記嵌合穴23の内面とシールリング22との間には、
隙間が殆どできない。したがって、溶接によって上記軸
受ハウジング25とケーシング26とを固定しても、上
記嵌合穴23とシールリング22は確実にシールされ
て、吐出ガスが吸入ガス側に漏れることがない。さら
に、上記ピストンリング27,27は、2個設けられ
て、シールリング22の軸を軸受ハウジング25の軸に
対して平行に支持するので、シールリング22が傾いて
可動スクロール31にこじれることがない。したがっ
て、この軸受ハウジングとケーシングとの組立構造を有
するスクロール圧縮機は、良好な圧縮効率を有すると共
に、故障を確実に回避できる。
【0030】上記実施形態の軸受ハウジングとケーシン
グとの組立構造は、シールリング22の外面に2つのピ
ストンリング27,27を備えたが、このピストンリン
グは、3つ以上の何個でもよく、要は、軸受ハウジング
25の嵌合穴23の変形に追従して軸受ハウジング25
の嵌合穴23とシールリング22との間をシールすると
共に、シールリング22の軸を軸受ハウジング25の軸
に平行に支持できればよい。
【0031】なお、ピストンリングを1本だけ設けるこ
とも可能であり、円錐台形状の嵌合穴の形状が適切であ
る場合は、ピストンリングを削除することも可能であ
る。
【0032】なお、嵌合穴を円錐台形状にしなくて、ピ
ストンリングを設けることも可能である。
【0033】上記実施形態の軸受ハウジングとケーシン
グとの組立構造は、スクロール圧縮機に用いたが、例え
ばスイング圧縮機等の他の圧縮機に用いてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の軸受ハウジングとケーシングとの組立構造によれ
ば、軸受ハウジングが備える嵌合穴は、上記軸受ハウジ
ングをケーシングに嵌合する前の状態において、上記嵌
合穴の入口の内径が底の内径よりも大きい円錐台形状を
なすので、この軸受ハウジングをケーシングに挿入する
と、軸受ハウジングの嵌合穴の内面が変形して、嵌合穴
が略円筒形になる。その結果、軸受ハウジングの嵌合穴
にシールリングを略密着できるので、嵌合穴とシールリ
ングとを確実にシールできると共に、嵌合穴の内面の上
記シールリングへの噛み込みを防止できて、シールリン
グと可動スクロールとを確実にシールできる。
【0035】請求項2の発明の軸受ハウジングとケーシ
ングとの組立構造によれば、請求項1による軸受ハウジ
ングとケーシングとの組立構造において、上記嵌合穴の
内面の変形に追従して上記嵌合穴の内面に接触して、上
記嵌合穴の内面とシールリングとの間をシールするピス
トンリングを少なくとも2つ備えるので、上記軸受ハウ
ジングがケーシングに嵌入されて変形しても、軸受ハウ
ジングの嵌合穴とシールリングとの間の隙間を殆ど無く
して、シールリングのシール性を確実に保てると共に、
シールリングの軸を軸受ハウジングの軸に平行に保持で
きる。
【0036】請求項3の発明の軸受ハウジングとケーシ
ングとの組立構造によれば、シールリングを嵌合する嵌
合穴を有する軸受ハウジングと、この軸受ハウジングが
内嵌されるケーシングとを備える軸受ハウジングとケー
シングとの組立構造において、上記嵌合穴の内面と上記
シールリングとの間に、上記嵌合穴の内面の変形に追従
して上記嵌合穴の内面に接触して、上記嵌合穴の内面と
シールリングとの間をシールする少なくとも2つのピス
トンリングを備えるので、上記軸受ハウジングとケーシ
ングとを固定するときに上記軸受ハウジングが変形して
も、この軸受ハウジングの嵌合穴とシールリングとの間
を確実にシールできると共に、シールリングの軸を軸受
ハウジングの軸に平行に保持できる。
【0037】請求項4の発明のスクロール圧縮機によれ
ば、軸受ハウジングが備える嵌合穴は、上記軸受ハウジ
ングをケーシングに嵌合する前の状態において、上記嵌
合穴の入口の内径が底の内径よりも大きい円錐台形状を
なすので、この軸受ハウジングをケーシングに挿入する
と、軸受ハウジングの嵌合穴の内面が変形して、嵌合穴
が略円筒形になる。その結果、軸受ハウジングの嵌合穴
とシールリングとを略密着させてシールできると共に、
嵌合穴の内面の上記シールリングへの噛み込みを防止で
きて、スクロール圧縮機の圧縮効率を向上できると共
に、圧縮機の故障を防止できる。
【0038】請求項5の発明のスクロール圧縮機によれ
ば、請求項4によるスクロール圧縮機において、上記嵌
合穴の内面の変形に追従して上記嵌合穴の内面に接触し
て、上記嵌合穴の内面とシールリングとの間をシールす
るピストンリングを少なくとも2つ備えるので、上記軸
受ハウジングがケーシングに嵌入されて変形しても、軸
受ハウジングの嵌合穴とシールリングとの間の隙間を殆
ど無くして、シールリングのシール性を確実に保てると
共に、シールリングの軸を軸受ハウジングの軸に平行に
保持できる。したがって、スクロール圧縮機の圧縮効率
を向上できると共に、圧縮機の故障を防止できる。
【0039】請求項6の発明のスクロール圧縮機によれ
ば、軸受ハウジングが備える嵌合穴の内面とシールリン
グとの間に、上記嵌合穴の内面の変形に追従して上記嵌
合穴の内面に接触して、上記嵌合穴の内面とシールリン
グとの間をシールする少なくとも2つのピストンリング
を備えるので、上記軸受ハウジングとケーシングとを固
定するときに上記軸受ハウジングが変形しても、この軸
受ハウジングの嵌合穴とシールリングとの間を確実にシ
ールできると共に、シールリングの軸を軸受ハウジング
の軸に平行に維持できる。したがって、スクロール圧縮
機の圧縮効率を向上できると共に、圧縮機の故障を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施形態であるスクロール圧縮機
の一部分を示した断面図である。
【図2】 図1に示した軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造が備える軸受ハウジングを模式的に示した断
面図である。
【図3】 図1に示した軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造を模式的に示した断面図である。
【図4】 図1に示した軸受ハウジングとケーシングと
の組立構造において、軸受ハウジングの変形量が小さい
場合を模式的に示した断面図である。
【図5】 他の実施形態の軸受ハウジングとケーシング
との組立構造を模式的に示した断面図である。
【図6】 従来の軸受ハウジングとケーシングとの組立
構造を模式的に示した断面図である。
【図7】 従来の軸受ハウジングとケーシングとの組立
構造が備える軸受ハウジングを模式的に示した断面図で
ある。
【図8】 従来の軸受ハウジングとケーシングとの組立
構造を模式的に示した断面図である。
【図9】 従来の軸受ハウジングとケーシングとの組立
構造における軸受ハウジングを模式的に示した平面図で
ある。
【符号の説明】
1 クランクピン 2 シールリング 3 嵌合穴 3a 嵌合穴の入口 3b 嵌合穴の底 5 軸受ハウジング 6 ケーシング 8 駆動軸 9 可動スクロール 11 ピストンリング 12 固定スクロール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒岩 弘之 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 (72)発明者 城村 周一 大阪府堺市築港新町3丁12番地 ダイキン 工業株式会社堺製作所臨海工場内 Fターム(参考) 3H003 AA05 AB03 AC03 BC01 CA02 CD01 CE04 CE05 3H039 AA03 AA04 AA12 BB08 BB15 CC02 CC03 CC09 CC31 CC33

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールリング(2,22)を嵌合する嵌
    合穴(3,23)を有する軸受ハウジング(5,25)
    と、この軸受ハウジング(5,25)が内嵌されるケー
    シング(6,26)とを備える軸受ハウジングとケーシ
    ングとの組立構造において、 上記軸受ハウジング(5,25)の嵌合穴(3,23)
    は、上記軸受ハウジング(5,25)をケーシング
    (6,26)に嵌合する前の状態において、円錐台形状
    をしていて、上記嵌合穴(3,23)の入口(3a)の
    内径が、底(3b)の内径よりも大きいことを特徴とす
    る軸受ハウジングとケーシングとの組立構造。
  2. 【請求項2】 請求項1による軸受ハウジングとケーシ
    ングとの組立構造において、 上記嵌合穴(3,23)の内面と上記シールリング
    (2,22)との間に、上記嵌合穴(3,23)の内面
    の変形に追従して上記嵌合穴(3,23)の内面に接触
    して、上記嵌合穴(3,23)の内面とシールリング
    (2,22)との間をシールする少なくとも2つのピス
    トンリング(11,11,27,27)を備えることを
    特徴とする軸受ハウジングとケーシングとの組立構造。
  3. 【請求項3】 シールリング(2,22)を嵌合する嵌
    合穴(3,23)を有する軸受ハウジング(5,25)
    と、この軸受ハウジング(5,25)が内嵌されるケー
    シング(6,26)とを備える軸受ハウジングとケーシ
    ングとの組立構造において、 上記嵌合穴(3,23)の内面と上記シールリング
    (2,22)との間に、上記嵌合穴(3,23)の内面
    の変形に追従して上記嵌合穴(3,23)の内面に接触
    して、上記嵌合穴(3,23)の内面とシールリング
    (2,22)との間をシールする少なくとも2つのピス
    トンリング(11,11,27,27)を備えることを
    特徴とする軸受ハウジングとケーシングとの組立構造。
  4. 【請求項4】 可動スクロール(9,31)の背面側に
    面すると共に、シールリング(2,22)を嵌合する嵌
    合穴(3,23)を有する軸受ハウジング(5,25)
    を備え、この軸受ハウジング(5,25)がケーシング
    (6,26)に内嵌されるスクロール圧縮機であって、 上記軸受ハウジング(5,25)の嵌合穴(3,23)
    は、上記軸受ハウジング(5,25)をケーシング
    (6,26)に嵌合する前の状態において、円錐台形状
    をしていて、上記嵌合穴(3,23)の入口(3a)の
    内径が、底(3b)の内径よりも大きいことを特徴とす
    るスクロール圧縮機。
  5. 【請求項5】 請求項4によるスクロール圧縮機におい
    て、 上記嵌合穴(3,23)の内面と上記シールリング
    (2,22)との間に、上記嵌合穴(3,23)の内面
    の変形に追従して上記嵌合穴(3,23)の内面に接触
    して、上記嵌合穴(3,23)の内面とシールリング
    (2,22)との間をシールする少なくとも2つのピス
    トンリング(11,11,27,27)を備えることを
    特徴とするスクロール圧縮機。
  6. 【請求項6】 可動スクロール(9,31)の背面側に
    面すると共に、シールリング(2,22)を嵌合する嵌
    合穴(3,23)を有する軸受ハウジング(5,25)
    を備え、この軸受ハウジング(5,25)がケーシング
    (6,26)に内嵌されるスクロール圧縮機であって、 上記嵌合穴(3,23)の内面と上記シールリング
    (2,22)との間に、上記嵌合穴(3,23)の内面
    の変形に追従して上記嵌合穴(3,23)の内面に接触
    して、上記嵌合穴(3,23)の内面とシールリング
    (2,22)との間をシールする少なくとも2つのピス
    トンリング(11,11,27,27)を備えることを
    特徴とするスクロール圧縮機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3222852A1 (en) 2016-03-24 2017-09-27 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Compressor and method of designing compressor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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