JP2001336395A - トンネル内面における二次覆工構造 - Google Patents

トンネル内面における二次覆工構造

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JP2001336395A
JP2001336395A JP2000157301A JP2000157301A JP2001336395A JP 2001336395 A JP2001336395 A JP 2001336395A JP 2000157301 A JP2000157301 A JP 2000157301A JP 2000157301 A JP2000157301 A JP 2000157301A JP 2001336395 A JP2001336395 A JP 2001336395A
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tunnel
board
secondary lining
locking
lining structure
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Akihiro Minezaki
晃洋 峯崎
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Ishikawajima Kenzai Kogyo Co Ltd
Ishikawajima Construction Materials Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 容易にボードをトンネル内面に配設すること
ができるトンネル内面における二次覆工構造を提供す
る。 【解決手段】 軸部50と頭部51とを有する係止部材
52を軸部50においてトンネルの内面側に取り付ける
とともに、ボードBに設けられた穴部56に係止部材5
2を挿通させた後、該ボードBをスライドさせることに
より、穴部56に連設された係止溝部55内で軸部50
を移動させ、該係止溝部55の裏面側の係止面部58に
頭部51を係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、セグメント等に
よって構築されたトンネルの内面に施されるトンネル内
面における二次覆工構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、トンネルは、複数のセグメント
を連結することにより構築されており、このセグメント
からなるトンネルには、その内面に二次覆工が施され
る。また、コストダウン等を図るために、二次覆工を省
略したトンネルも構築されている。
【0003】しかしながら、この二次覆工を省略したト
ンネルにあっても、その老朽化等にともなうトンネル内
面の補強を行うために、トンネル内面に二次覆工を施す
ことが行われている。
【0004】この二次覆工の構造としては、例えば、ト
ンネル内面に、市販されているH鋼からなる支保工をト
ンネル周方向に沿ってかつトンネル軸方向へ所定間隔あ
けて固定し、この支保工に、プレキャストボードを、そ
の両端をトンネル軸方向に配設された支保工に複数箇所
でボルト止めし、このプレキャストボードとトンネル内
面との間に、モルタル、コンクリート等の充填材を充填
して既設のトンネルとプレキャストボードとを一体化さ
せるものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記二次覆
工の構造は、プレキャストボードを、支保工に複数箇所
でボルト止めしなければならないため、このボルト止め
作業に多大な労力を要するという問題があった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
ので、容易にボードをトンネル内面に配設することがで
きるトンネル内面における二次覆工構造を提供すること
を目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1記載のトンネル内面における二次
覆工構造は、プレキャスト製の複数のボードをトンネル
内面に配設するものであって、軸部と頭部とを有する係
止部材を前記軸部においてトンネル内面側に取り付ける
とともに、前記ボードに設けられた穴部に前記係止部材
を挿通させた後、該ボードをスライドさせることによ
り、前記穴部に連設された係止溝部内で前記軸部を移動
させ、該係止溝部の裏面側の係止面部に前記頭部を係止
させることを特徴としている。
【0008】このように、軸部と頭部とを有する係止部
材を軸部においてトンネル内面側に取り付けるととも
に、ボードに設けられた穴部に係止部材を挿通させた
後、該ボードをスライドさせることにより、穴部に連設
された係止溝部内で軸部を移動させ、該係止溝部の裏面
側の係止面部に頭部を係止させることで、ボードをトン
ネル内面に配設することができる。
【0009】本発明の請求項2記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造は、請求項1記載のものに関し、前記
係止部材は、トンネル内面に配設された支保工に取り付
けられていることを特徴としている。
【0010】このように、係止部材がトンネル内面に配
設された支保工に取り付けられているため、係止部材の
取り付けが容易となる。
【0011】本発明の請求項3記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造は、プレキャスト製の複数のボードを
トンネル内面に配設するトンネル内面における二次覆工
構造であって、前記ボードはトンネル内面側にワンタッ
チ継手を介して取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0012】このように、ボードがトンネル内面側にワ
ンタッチ継手を介して取り付けられているものであるた
め、ボードをトンネル内面方向に移動させるのみで、ボ
ードをトンネル内面側に取り付けることができる。
【0013】本発明の請求項4記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造は、請求項3記載のものに関し、前記
ボードはトンネル内面に配設された支保工にワンタッチ
継手を介して取り付けられていることを特徴としてい
る。
【0014】これにより、ワンタッチ継手の一方の構成
部材をトンネル内面に配設された支保工に取り付けるこ
とができるため、その取り付けが容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一の実施の形態を
図によって説明する。
【0016】図1において、符号1は、連設されたセグ
メントで構成されるトンネルである。このトンネル1に
は、その内面1aにプレキャスト製のボード(二次覆工
用プレキャストボード)Bを複数連設することによりト
ンネル1の内面1aを覆う二次覆工が施されている。
【0017】この二次覆工の構造について説明する。ト
ンネル1の内面1aには、図2および図3にも示すよう
に、その周方向へ間隔をあけて等辺山形鋼からなる複数
の取り付け金具3が設けられている。この取り付け金具
(支保工)3は、断面視L字状に形成されたもので、ト
ンネル1の内面1aに当接される当接部3aと、この当
接部3aに対して直交するように設けられた固定部3b
とから構成されている。これら取り付け金具3は、トン
ネル1の内面1aに取り付けられたアンカーベース4に
よってそれぞれトンネル1の内面1aに取り付けられて
いる。
【0018】このアンカーベース4は、一端側に支点部
4aが形成された板体からなるもので、表裏に貫通した
孔部4bに、締結ボルト5が挿通されている。そして、
この締結ボルト5は、予め、トンネル1の内面側に埋め
込んだアンカーナット6にねじ込まれている。つまり、
この締結ボルト5をアンカーナット6へ締結することに
より、アンカーベース4の他端部が取り付け金具3の当
接部3aをトンネル1の内面1aへ押し付け、これによ
り、この取り付け金具3がトンネル1の内面1aに支持
されるようになっている。
【0019】また、このように取り付けられたそれぞれ
の取り付け金具3には、固定部3b同士の間に、支持鋼
材(支保工)11の連結片11aが配設されている。こ
の支持鋼材11は、前記連結片11aを有する断面視T
字状に形成された鋼材からなるもので、支持板部11b
の略中央に、長手方向へ沿って連結片11aが設けられ
ている。この連結片11aには、前記取り付け金具3の
固定部3bに形成されたボルト挿通孔3cと連通するボ
ルト挿通孔11cが形成されており、これら連通された
ボルト挿通孔3c、11cには、連結ボルト12が挿通
され、対向側にてナット13が螺合されている。
【0020】そして、これら連結ボルト12およびナッ
ト13を互いに締結することにより、支持鋼材11が、
取り付け金具3に固定されて、トンネル1の内面1aに
沿って支持されるようになっている。このようにして取
り付け金具3に連結固定される支持鋼材11は、トンネ
ル1の周方向へ複数連結されて支持されている。
【0021】つまり、これら支持鋼材11の連結片11
aは、その端部が互いに突き合わされ、この突き合わさ
れた部分にて、連結片11a同士にわたって図1に示す
継手板14が設けられ、この継手板14と、それぞれの
支持鋼材11の連結片11a同士をボルト・ナットによ
って締結固定することにより、これら支持鋼材11同士
が互いに連結されている。
【0022】そして、この支持鋼材11の支持板部11
bには、図3等に示すように、そのトンネル内面1aに
対し反対側に、円柱状の軸部50と、該軸部50の端部
から半径方向外方に突出する頭部51とを有するボルト
からなる係止部材52が該支持板部11bに垂直をなす
ように軸部50において取り付けられており(この結
果、この係止部材52はトンネル1の内面1a側に支持
鋼材11を介して取り付けられていることになる)、こ
の支持鋼材11の支持板部11bには、前記ボードBの
長手方向における端部が係止されている。なお、軸部5
0には、オネジ50aが形成されており、支持板部11
bに形成されたネジ穴11eに螺合されることで、係止
部材52は、支持板部11bに取り付けられることにな
る。
【0023】ボードBは、図1等に示すように、円弧版
状をなすもので、その円弧の中心軸線方向から見ると、
軸線方向に沿って長い長方形状をなしている。ボードB
は、必要に応じて鉄筋が埋設されたコンクリートのプレ
キャスト製品である。
【0024】ボードBは、図4に示すように、その軸線
方向における両端部が、トンネル軸方向で隣り合う支持
鋼材11にまたがるように支持されており、トンネル周
方向へ配設されて、二次覆工部分の内壁を構成する。
【0025】このボードBには、長手方向における両端
部に、図3に示すように、トンネル1への配設時にトン
ネル1の内面1aに対向する側となる面に凹部30が形
成されており、凹部30に、係止部材52を係止させる
係合部材54が埋設されている。この係合部材54は、
図3および図5に示すように、ボードBにプレキャスト
時に埋設されるもので、ボードBの周方向に延在する係
止溝部55と、該係止溝部55の一端部に該係止溝部5
5より深い位置まで形成された穴部56とを有してい
る。さらに係止溝部55の底側には、穴部56と同深さ
まで該穴部56と同幅の挿通溝部57が形成されてい
る。
【0026】ここで、穴部56および挿通溝部57は、
係止部材52の頭部51を挿通可能な幅を有しており、
係止溝部55は、頭部51を挿通不可かつ軸部50を挿
通可能な幅を有している。
【0027】その結果、図5から図6に示すように、ボ
ードBに設けられた穴部56に係止部材52を挿通させ
た後、図6から図7に示すように、該ボードBをスライ
ドさせることにより、穴部56に連設された係止溝部5
5内で係止部材52の軸部50を、挿通溝部57内で係
止部材52の頭部51を相対移動させる。すると、係止
溝部55の裏面側の係止面部58に頭部51の軸部50
側の面部59が当接して係止されることになり、かつ凹
部30が支持板部11bに当接して係止されることにな
って、ボードBが支持板部11bに支持されることにな
る。なお、ボードBは、穴部56に係止部材52を挿通
させた後に係止部材52を係止溝部55側に位置させる
ように移動するときの方向が、下方向となるように、穴
部56と係止溝部55との配設時の位置関係が決められ
ている。
【0028】なお、トンネル1の上端部位置には、図1
に示すように、上部のボードBを取り付ける際のスライ
ドを許容するため必要な隙間37があけられており、こ
の隙間37は調整板38で埋められている。
【0029】図2および図3に示すように、配設された
ボードBと、トンネル1の内面1aとの間には、モルタ
ルあるいはコンクリート等の充填材Cが充填されてお
り、この充填材Cによってトンネル1とボードBとが一
体的に固定されている。また、このボードB同士の間に
は、コーキング材20が充填されており、これらボード
B同士の隙間が埋められている。
【0030】次に、上記の二次覆工構造をトンネル1の
内面1aに構築する施工方法について説明する。
【0031】まず、トンネル1の内面1aに、一方の取
り付け金具3をアンカーベース4によって押さえ付けて
取り付ける。この状態において、一方側の取り付け金具
3の固定部3bに支持鋼材11の連結片11aを当接さ
せ、さらに、この連結片11aに、他方の取り付け金具
3の固定部3bを当接させる。
【0032】そして、これら取り付け金具3の固定部3
b及び支持鋼材11の連結片11aのボルト挿通孔3
c、11cを互いに連通させて連結ボルト12を挿通さ
せ、この連結ボルト12にナット13を螺合させる。な
お、支持鋼材11は、トンネル軸方向へ隣り合うものと
の間隔が所定寸法となるように、精度良く位置決めして
固定する必要がある。
【0033】ここで、この支持鋼材11をトンネル軸方
向へ位置決めする場合は、取り付け金具3の固定部3b
と支持鋼材11の連結片11aとの間に、図示せぬ薄板
等のライナーを介在させることにより行う。次いで、上
記のように、トンネル1の内面1aに取り付けた支持鋼
材11同士を、継手板14によって周方向へ連結させ
る。
【0034】上記のように、支持鋼材11をトンネル1
の内面1aに取り付けたら、ボードBを、それぞれの両
端を支持鋼材11に支持させながらトンネル1の内面1
aに配設する。
【0035】このとき、図5から図6に示すように、支
持鋼材11の係止部材52を係合部材54の穴部56に
挿通させるようにしてボードBの凹部30を支持鋼材1
1の支持板部11bに当てがい、図6から図7に示すよ
うに、ボードBを下方向にスライドさせる。すると、係
止部材52は、係止溝部55内でその軸部50を、挿通
溝部57内でその頭部51を相対移動させる。すると、
係止溝部55の裏面側の係止面部58に頭部51の面部
59が当接して係止されることになり、かつ凹部30が
支持板部11bに当接して係止されることになって、ボ
ードBが支持板部11bに支持されることになる。
【0036】以上の作業を繰り返して、ボードBをトン
ネル周方向へ連設させ、さらに、トンネル軸線方向にも
連設させる。このようにして、トンネル1の内面1aを
ボードBによって覆う。加えて、トンネル1の上端部の
隙間37に調整板38を取り付ける。
【0037】そして、ボードBを、トンネル1の内面1
aとの間に隙間をあけた状態に確実に支持させたら、こ
れらボードBとトンネル1の内面1aとの隙間へ充填材
Cを充填する。そして、この充填材Cが硬化することに
より、トンネル1の内面1aに、ボードBが充填材Cに
よって一体に固定される。その後、ボードB同士の隙間
へコーキング材20を充填する。
【0038】以上に説明した実施の形態によれば、軸部
50と頭部51とを有する係止部材52を軸部50にお
いてトンネル1の内面1a側に取り付けるとともに、ボ
ードBに設けられた穴部56に係止部材52を挿通させ
た後、該ボードBをスライドさせることにより、穴部5
6に連設された係止溝部55内で軸部50を移動させ、
該係止溝部55の裏面側の係止面部58に頭部51を係
止させることで、ボードBをトンネル1の内面1aに配
設することができる。したがって、容易にボードBをト
ンネル1の内面1aに配設することができる。
【0039】しかも、係止部材52がトンネル1の内面
1aに配設された支持鋼材11に取り付けられているた
め、係止部材52の取り付けが容易となる。したがっ
て、ボードBをトンネル1の内面1aにさらに容易に配
設することができる。
【0040】なお、以上においては、ボードBをトンネ
ル1の内面1aの方向に移動させた後に下方向に移動さ
せるツーアクションでトンネル1の内面1aに配設する
場合を例に取り説明したが、ボードBをトンネル1の内
面1aの方向にのみ移動させることでトンネル1の内面
1aに配設するように、ボードBをトンネル1の内面1
a側にワンタッチ継手を介して取り付けてもよい。この
場合も、ボードBを、トンネル1の内面1aに配設され
た支持鋼材11にワンタッチ継手を介して取り付けるこ
とが可能である。
【0041】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の請求項
1記載のトンネル内面における二次覆工構造によれば、
軸部と頭部とを有する係止部材を軸部においてトンネル
内面側に取り付けるとともに、ボードに設けられた穴部
に係止部材を挿通させた後、該ボードをスライドさせる
ことにより、穴部に連設された係止溝部内で軸部を移動
させ、該係止溝部の裏面側の係止面部に頭部を係止させ
ることで、ボードをトンネル内面に配設することができ
る。したがって、容易にボードをトンネル内面に配設す
ることができる。
【0042】本発明の請求項2記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造によれば、係止部材がトンネル内面に
配設された支保工に取り付けられているため、係止部材
の取り付けが容易となる。したがって、ボードをトンネ
ル内面にさらに容易に配設することができる。
【0043】本発明の請求項3記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造によれば、ボードがトンネル内面側に
ワンタッチ継手を介して取り付けられているものである
ため、ボードをトンネル内面方向に移動させるのみで、
ボードをトンネル内面側に取り付けることができる。し
たがって、容易にボードをトンネル内面に配設すること
ができる。
【0044】本発明の請求項4記載のトンネル内面にお
ける二次覆工構造によれば、ワンタッチ継手の一方の構
成部材をトンネル内面に配設された支保工に取り付ける
ことができるため、その取り付けが容易となる。したが
って、ボードをトンネル内面にさらに容易に配設するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一の実施の形態を説明するトンネル
の軸直交方向の断面図である。
【図2】 本発明の一の実施の形態を説明するトンネル
の軸直交方向の部分断面図である。
【図3】 本発明の一の実施の形態を説明するトンネル
の軸方向の部分断面図である。
【図4】 本発明の一の実施の形態を説明するトンネル
の内面側から見た正面図である。
【図5】 本発明の一の実施の形態においてプレキャス
トボードを支持鋼材へ支持させる最初の状態を示す断面
図である。
【図6】 本発明の一の実施の形態においてプレキャス
トボードを支持鋼材へ支持させる次の状態を示す断面図
である。
【図7】 本発明の一の実施の形態においてプレキャス
トボードを支持鋼材へ支持させるさらに次の状態を示す
断面図である。
【符号の説明】
1 トンネル 1a 内面 B ボード(二次覆工用プレキャストボード) 50 軸部 51 頭部 52 係止部材 55 係止溝部 56 穴部 58 係止面部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレキャスト製の複数のボードをトンネ
    ル内面に配設するトンネル内面における二次覆工構造で
    あって、 軸部と頭部とを有する係止部材を前記軸部においてトン
    ネル内面側に取り付けるとともに、 前記ボードに設けられた穴部に前記係止部材を挿通させ
    た後、該ボードをスライドさせることにより、前記穴部
    に連設された係止溝部内で前記軸部を移動させ、該係止
    溝部の裏面側の係止面部に前記頭部を係止させることを
    特徴とするトンネル内面における二次覆工構造。
  2. 【請求項2】 前記係止部材は、トンネル内面に配設さ
    れた支保工に取り付けられていることを特徴とする請求
    項1記載のトンネル内面における二次覆工構造。
  3. 【請求項3】 プレキャスト製の複数のボードをトンネ
    ル内面に配設するトンネル内面における二次覆工構造で
    あって、 前記ボードはトンネル内面側にワンタッチ継手を介して
    取り付けられていることを特徴とするトンネル内面にお
    ける二次覆工構造。
  4. 【請求項4】 前記ボードはトンネル内面に配設された
    支保工にワンタッチ継手を介して取り付けられているこ
    とを特徴とする請求項3記載のトンネル内面における二
    次覆工構造。
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