JP2001336183A - 水圧試験プラグおよびこの水圧試験プラグを用いた管路構成方法 - Google Patents

水圧試験プラグおよびこの水圧試験プラグを用いた管路構成方法

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JP2001336183A
JP2001336183A JP2000157899A JP2000157899A JP2001336183A JP 2001336183 A JP2001336183 A JP 2001336183A JP 2000157899 A JP2000157899 A JP 2000157899A JP 2000157899 A JP2000157899 A JP 2000157899A JP 2001336183 A JP2001336183 A JP 2001336183A
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pipe
water
test plug
pressure test
plug
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JP2000157899A
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Susumu Saito
享 斎藤
Motoyoshi Karube
元喜 軽部
Naoki Kanamaru
直樹 金丸
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Sekisui House Ltd
Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
Maezawa Kyuso Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】水道機器類を接続する前に、簡単に水漏れ確認
作業を行うことができる水圧試験プラグと、この水圧試
験プラグによる管路構成方法を提供する。 【解決手段】可撓性を有する水道配管4の端部に挿入可
能となされたプラグ本体2と、このプラグ本体2を水道
配管4の端部に挿入した状態で、この水道配管4の端部
外周に締結される締結バンド3とからなり、プラグ本体
2には、ドライバーで開閉できる空気抜きコック26が
設けられるとともに、締結バンド3は同じドライバーで
締結可能となされた水圧試験プラグ1である。水道本管
から配管4を分岐させて住宅内の各居室の各水道機器に
接続する管路を構成する方法であって、管路の構築途
中、または管路の構築後内装の大工工事をする前に、分
岐された配管4の端部に上記水圧試験プラグ1を取り付
けて、各配管4の接続部および分岐部の水漏れを確認す
る管路構成方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物内におい
て、水道本管から各居室の各水道機器に接続する管路の
水漏れを確認するための水圧試験プラグと、これを用い
た管路構成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図3(a)に示すように、住宅
建物5における水道配管を構成する場合、まず、床下に
導かれた水道本管6に、ヘッダー7を接続し、このヘッ
ダー7から複数に分岐した各管4を、それぞれに設定さ
れた所定の位置まで配管していた。
【0003】そして、図3(b)に示すように、住宅建
物5内の内装8の大工工事を行った後、図3(c)に示
すように、居室の所定位置に各水道機器9を設置して、
これら水道機器9類と前記管4とを接続していた。
【0004】したがって、従来より、この水道配管にお
いて、管4やヘッダー7の接続部分の水漏れの確認作業
は、管4と各水道機器9類とを接続した後、水道本管6
を開けて管4に水圧を加えて、水漏れの確認を行ってい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のよ
うに水道配管を構成し、内装8の工事を行って各水道機
器9類を設置した後、管4と各水道機器9類とを接続し
て水漏れの確認を行う場合、微小な水漏れだと水漏れヶ
所の特定に時間がかかることとなる。
【0006】また、水漏れヶ所が特定されたとしても、
その水漏れヶ所が内装8に隠された床下などの場合、床
下にもぐり込んで補修作業を行わなければならないとい
った不都合を生じることとなる。
【0007】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、水道機器類を接続する前に、簡単に水漏れ確
認作業を行うことができる水圧試験プラグと、この水圧
試験プラグによる管路構成方法を提供することを目的と
している。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の水圧試験プラグは、可撓性を有する水道配管
の端部に挿入可能となされたプラグ本体と、このプラグ
本体を水道配管の端部に挿入した状態で、この水道配管
の端部外周に締結される締結バンドとからなり、プラグ
本体には、ドライバーで開閉できる空気抜きコックが設
けられるとともに、締結バンドは同じドライバーで締結
可能となされたものである。
【0009】また、上記課題を解決するための本発明の
管路構成方法は、水道本管から配管を分岐させて住宅内
の各居室の各水道機器に接続する管路を構成する方法で
あって、管路の構築途中、または管路の構築後内装の大
工工事をする前に、分岐された配管端部に請求項1記載
の水圧試験プラグを取り付けて、各配管の接続部および
分岐部の水漏れを確認するものである。
【0010】水圧試験プラグは、配管の管端にドライバ
ー一つで簡単に取り付けることができる。
【0011】また、水圧試験プラグを配管の管端に取り
付けて水圧を加えた状態で、空気抜きコックをドライバ
ーで開閉して配管内の残留空気を抜くことができるの
で、残留空気による水圧の変動を微小な水漏れと誤認し
てしまうといったことを防止できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は水圧試験プラグ1の全体構成の概略
を示し、図2は同水圧試験プラグ1を管4に接続した状
態を示している。
【0014】水圧試験プラグ1は、プラグ本体2と、締
結バンド3とによって構成されている。
【0015】プラグ本体2は、円柱体の外周面に二面の
面取り部21が形成されたヘッド部22が形成されてい
る。このヘッド部22からはテーパ状に突設され、その
突設先端に向かうに従って縮径する管接続部23が形成
されている。この管接続部23の外周面には、複数のヒ
ダ部23aが形成され、これらヒダ部23aは、管接続
部23を管4に挿入した際に、管4の内周面に食い込む
ようになされている。。また、管接続部23の突設先端
部には、突設基端部と略同径に拡径された止水部24が
形成されている。この止水部24の外周面には、溝部2
4aが設けられ、この溝部24a内に止水用のゴムパッ
キン25を嵌合できるようになされている。
【0016】このプラグ本体2には、ヘッド部22から
管接続部23を貫通する貫通孔20が設けられている。
この貫通孔20のヘッド部22側の端部には、空気抜き
コック26が螺合されている。この空気抜きコック26
には、マイナス溝26aが設けられており、マイナスド
ライバー(図示省略)によって螺合具合を調整すること
で、開閉することができるようになされている。空気抜
きコック26をゆるめると、この空気抜きコック26の
外周面に設けられた空気抜き孔26bとプラグ本体2に
設けられた貫通孔20とが連通することとなる。このプ
ラグ本体2としては、例えば砲金製のものを使用するこ
とができる。
【0017】締結バンド3は、上記プラグ本体2の管接
続部23が挿入される管4のさらに外周面に周設される
バンド本体31と、このバンド本体31の一端部に設け
られ、周設されたバンド本体31の他端部と螺合するよ
うになされたネジ部材32とによって構成されている。
ネジ部材32の頭部には、マイナス溝32aが設けられ
ている。この締結バンド3は、マイナスドライバー(図
示省略)によってネジ部材32の螺合具合を調整するこ
とで、締結バンド3を緩めたり締めたりすることができ
るようになされている。この締結バンド3としては、例
えばステンレス製のものを使用することができる。
【0018】この水圧試験プラグ1は、プラグ本体2の
管接続部23を管4の端部に挿入し、その外周面を締結
バンド3で締結することによって、この管4の端部に接
続される。接続した後は、水道の本管を開き、管4内に
水圧を加える。この状態で、管4内には空気が溜まった
ままになっているので、空気抜きコック26を緩めて、
管4内の空気を全て抜く。
【0019】これにより、管4内には、純粋に水圧だけ
を加えることができるので、管4内の残留空気が圧縮さ
れて水圧が低下するといったことがなくなり、微小な水
漏れも確認することができる。
【0020】また、締結バンド3の締結および空気抜き
コック26の開閉は、マイナスドライバー一本で行うこ
とができるので、簡単に取り付けて水圧を加えることが
できる。したがって、図3(b)に示すように、住宅建
物5において、内装8の大工工事に入る前の段階、すな
わち、図3(a)に示すような水道配管の構築後、また
は構築途中であっても、管4の端部に水圧試験プラグ1
を取り付けて、水漏れの確認作業を容易に行うことがで
きる。ただし、この水圧試験プラグ1を装着する管4
は、管内にプラグ本体2を挿入してその外周面を締結バ
ンド3で締結するものであるため、架橋ポリエチレンパ
イプなどの可撓性のある管4で構成されているものでな
ければならない。このような可撓性のある樹脂製の管4
の場合、水圧を加えると、管4が膨らむこととなり、締
結バンド3は、逆に管4との密着度が増すこととなって
高水圧に耐えられることとなる。また、このような管4
の外周面に被覆材41が被覆されているような場合に
は、この被覆材41をめくって締結バンド3を取り付け
ることが好ましい。
【0021】さらに、砲金製で耐久性があるため、止水
用のゴムパッキン25を交換するだけで、繰り返し使用
することができる。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、水
圧試験プラグは、簡単に取り付けることができるととも
に、微小な水漏れも正確に認識することができる。
【0023】また、この水圧試験プラグを用いること
で、管路の構築途中であっても、簡単に取り付けて正確
に水漏れの確認作業をするこができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水圧試験プラグの全体構成の概略
を示す分解斜視図である。
【図2】本発明に係る水圧試験プラグを管に接続した状
態を示す断面図である。
【図3】(a)ないし(c)は住宅建物における水道配
管の構築から水道機器類の接続までの一連の作業工程を
示す工程図である。
【符号の説明】
1 水圧試験プラグ 2 プラグ本体 26 空気抜きコック 3 締結バンド 4 管(水道配管) 5 住宅建物 6 水道本管 8 内装 9 水道機器
フロントページの続き (72)発明者 軽部 元喜 大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 金丸 直樹 東京都目黒区鷹番2丁目14番16号 前澤給 装工業株式会社内 Fターム(参考) 2D060 AA01 AC10 3H025 DA01 DB12 DC02 DD03 EA03 EB25 EC05 ED01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性を有する水道配管の端部に挿入可
    能となされたプラグ本体と、このプラグ本体を水道配管
    の端部に挿入した状態で、この水道配管の端部外周に締
    結される締結バンドとからなり、 プラグ本体には、ドライバーで開閉できる空気抜きコッ
    クが設けられるとともに、締結バンドは同じドライバー
    で締結可能となされたことを特徴とする水圧試験プラ
    グ。
  2. 【請求項2】 水道本管から配管を分岐させて住宅内の
    各居室の各水道機器に接続する管路を構成する方法であ
    って、 管路の構築途中、または管路の構築後内装の大工工事を
    する前に、分岐された配管端部に請求項1記載の水圧試
    験プラグを取り付けて、各配管の接続部および分岐部の
    水漏れを確認することを特徴とする管路構成方法。
JP2000157899A 2000-05-29 2000-05-29 水圧試験プラグおよびこの水圧試験プラグを用いた管路構成方法 Pending JP2001336183A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012067774A (ja) * 2010-09-21 2012-04-05 Kiryu Gas Kk 仮栓部材及び該仮栓部材を用いた配管分岐部材の撤去方法
CN105887982A (zh) * 2016-04-19 2016-08-24 中冶天工集团天津有限公司 用于避免户内暗敷给水支管遭遇土建破坏的施工方法

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