JP2001336127A - 除雪機 - Google Patents
除雪機Info
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- JP2001336127A JP2001336127A JP2000158734A JP2000158734A JP2001336127A JP 2001336127 A JP2001336127 A JP 2001336127A JP 2000158734 A JP2000158734 A JP 2000158734A JP 2000158734 A JP2000158734 A JP 2000158734A JP 2001336127 A JP2001336127 A JP 2001336127A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 除雪位置を目視確認しつつ除雪作業を行うこ
とができ、除雪効率を向上することができると共に巻込
み事故等を未然に防止することができる。 【解決手段】 機枠3の一方側部に積雪Sを雪跳上体5
の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げ可能な雪跳上機構4を設け、かつ、機枠の一
方側部に積雪を雪跳飛体17の下向き削り回転及び雪案
内体18の協働により進行方向一方側方位置へ跳ね飛ば
し可能な雪跳飛機構10を設けてなる。
とができ、除雪効率を向上することができると共に巻込
み事故等を未然に防止することができる。 【解決手段】 機枠3の一方側部に積雪Sを雪跳上体5
の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げ可能な雪跳上機構4を設け、かつ、機枠の一
方側部に積雪を雪跳飛体17の下向き削り回転及び雪案
内体18の協働により進行方向一方側方位置へ跳ね飛ば
し可能な雪跳飛機構10を設けてなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば道路や圃場等
の除雪作業に用いられる除雪機に関するものである。
の除雪作業に用いられる除雪機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の除雪機として、走行機体の
前部にオーガケースを配設し、このオーガケース内にオ
ーガを回転自在に横設し、オーガケースの上方位置に排
雪シュートを立設し、走行機体を前進走行しつつオーガ
ーケース内に積雪を取り入れ、オーガケース内の雪をオ
ーガの回転により中央部に集め、この雪を排雪羽根体の
回転により跳ね飛ばす構造のものが知られている。
前部にオーガケースを配設し、このオーガケース内にオ
ーガを回転自在に横設し、オーガケースの上方位置に排
雪シュートを立設し、走行機体を前進走行しつつオーガ
ーケース内に積雪を取り入れ、オーガケース内の雪をオ
ーガの回転により中央部に集め、この雪を排雪羽根体の
回転により跳ね飛ばす構造のものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
構造の場合、走行機体の前方位置にオーガーケースが設
けられ、オーガーケースの前部に雪取入部が設けられ、
オーガーケース内にオーガが配置されているので、除雪
位置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができず、そ
れだけ除雪効率を低下させることがあると共に巻込み事
故等の防止を確認することができず、又、上記オーガは
左右つる巻方向の異なる螺旋コンベヤ状に形成されてい
るので、オーガの製作が厄介であり、それだけ構造が複
雑化し易いことがあるという不都合を有している。
構造の場合、走行機体の前方位置にオーガーケースが設
けられ、オーガーケースの前部に雪取入部が設けられ、
オーガーケース内にオーガが配置されているので、除雪
位置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができず、そ
れだけ除雪効率を低下させることがあると共に巻込み事
故等の防止を確認することができず、又、上記オーガは
左右つる巻方向の異なる螺旋コンベヤ状に形成されてい
るので、オーガの製作が厄介であり、それだけ構造が複
雑化し易いことがあるという不都合を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような不都
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち
で、請求項1記載の発明は、走行機体に連結機構により
機枠を連結し、該機枠の一方側部に積雪を雪跳上体の上
向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳
ね上げ可能な雪跳上機構を設け、かつ、該機枠の一方側
部に積雪を雪跳飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協
働により進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳
飛機構を設けて構成したことを特徴とする除雪機にあ
る。
合を解決することを目的とするもので、本発明のうち
で、請求項1記載の発明は、走行機体に連結機構により
機枠を連結し、該機枠の一方側部に積雪を雪跳上体の上
向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳
ね上げ可能な雪跳上機構を設け、かつ、該機枠の一方側
部に積雪を雪跳飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協
働により進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳
飛機構を設けて構成したことを特徴とする除雪機にあ
る。
【0005】又、請求項2記載の発明は、上記雪跳飛体
及び雪案内体からなる雪跳飛機構を上下調節可能な上下
調節機構を設けて構成したことを特徴とするものであ
り、又、請求項3記載の発明は、上記雪案内体は進行方
向前方位置の雪を取入可能な雪取入部と、該雪取入部か
ら取り入れた雪を貯留可能な雪貯留部と、該雪貯留部内
の雪を進行方向一方側方位置へ導出案内可能な雪導出部
とからなることを特徴とするものである。
及び雪案内体からなる雪跳飛機構を上下調節可能な上下
調節機構を設けて構成したことを特徴とするものであ
り、又、請求項3記載の発明は、上記雪案内体は進行方
向前方位置の雪を取入可能な雪取入部と、該雪取入部か
ら取り入れた雪を貯留可能な雪貯留部と、該雪貯留部内
の雪を進行方向一方側方位置へ導出案内可能な雪導出部
とからなることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】図1乃至図5は本発明の実施の形
態例を示し、1は走行機体であって、この場合トラクタ
が用いられ、走行機体1の後部に三点リンク式の連結機
構2により機枠3を上下動可能に連結している。
態例を示し、1は走行機体であって、この場合トラクタ
が用いられ、走行機体1の後部に三点リンク式の連結機
構2により機枠3を上下動可能に連結している。
【0007】4は雪跳上機構であって、この場合、機枠
3の一方側部に雪跳上体5を回転自在に横設し、この雪
跳上体5はロータ胴5aの外周に複数個の砕雪刃5b及
び跳上板5cを突設すると共にロータ胴5aに取付軸5
dを突設してなり、上記機枠3に雪跳上体5をその回転
軸線を走行機体1の進行方向と平行にして回転自在に取
付け、機枠3に走行機体1に設けられた動力取出軸6に
より回転する主軸7を軸受し、雪跳上体5を主軸7より
変向用ギヤ列8及びチェーン機構9を介して回転させ、
雪跳上体5の図4中矢印方向で示す時計回り方向の上向
き削り回転により雪Sを進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げるように構成している。
3の一方側部に雪跳上体5を回転自在に横設し、この雪
跳上体5はロータ胴5aの外周に複数個の砕雪刃5b及
び跳上板5cを突設すると共にロータ胴5aに取付軸5
dを突設してなり、上記機枠3に雪跳上体5をその回転
軸線を走行機体1の進行方向と平行にして回転自在に取
付け、機枠3に走行機体1に設けられた動力取出軸6に
より回転する主軸7を軸受し、雪跳上体5を主軸7より
変向用ギヤ列8及びチェーン機構9を介して回転させ、
雪跳上体5の図4中矢印方向で示す時計回り方向の上向
き削り回転により雪Sを進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げるように構成している。
【0008】10は雪跳飛機構、11は上下動機構であ
って、この場合、機枠3に支点軸12を回転自在に軸架
し、支点軸12に揺動枠体13の基部を揺動自在に枢着
し、揺動枠体13の先端部に支持軸14を回転自在に軸
架し、支点軸12と支持軸14との間にチェーン機構1
5を介在すると共に支点軸12と上記主軸7との間にチ
ェーン機構16を介在し、揺動枠体13に機枠3の一方
側部に位置して雪跳飛機構10を図4中の矢印方向で示
す反時計回り方向の下向き削り回転自在に配設し、機枠
3と揺動枠体13との間に上下動機構11を配設して構
成している。
って、この場合、機枠3に支点軸12を回転自在に軸架
し、支点軸12に揺動枠体13の基部を揺動自在に枢着
し、揺動枠体13の先端部に支持軸14を回転自在に軸
架し、支点軸12と支持軸14との間にチェーン機構1
5を介在すると共に支点軸12と上記主軸7との間にチ
ェーン機構16を介在し、揺動枠体13に機枠3の一方
側部に位置して雪跳飛機構10を図4中の矢印方向で示
す反時計回り方向の下向き削り回転自在に配設し、機枠
3と揺動枠体13との間に上下動機構11を配設して構
成している。
【0009】この場合、雪跳飛機構10は、上記支持軸
14に雪跳飛体17を取付け、雪跳飛体17はロータ胴
17aに複数個の跳飛板17bを突設してなり、かつ、
上記揺動枠体13に雪案内体18を取付け、この雪案内
体18は進行方向前方位置の雪を取入可能な雪取入部1
8aと、この雪取入部18aから取り入れた雪Sを貯留
可能な雪貯留部18bと、この雪貯留部18b内の雪S
を進行方向一方側方位置へ導出案内可能な樋状の雪導出
部18cとからなり、しかして、雪取入部18aから雪
貯留部18b内に取り入れた積雪Sを雪跳飛体17の跳
飛板17bの下向き削り回転及び雪案内体18の雪導出
部18cの協働により進行方向一方側方位置へ連続的に
跳ね飛ばすように構成している
14に雪跳飛体17を取付け、雪跳飛体17はロータ胴
17aに複数個の跳飛板17bを突設してなり、かつ、
上記揺動枠体13に雪案内体18を取付け、この雪案内
体18は進行方向前方位置の雪を取入可能な雪取入部1
8aと、この雪取入部18aから取り入れた雪Sを貯留
可能な雪貯留部18bと、この雪貯留部18b内の雪S
を進行方向一方側方位置へ導出案内可能な樋状の雪導出
部18cとからなり、しかして、雪取入部18aから雪
貯留部18b内に取り入れた積雪Sを雪跳飛体17の跳
飛板17bの下向き削り回転及び雪案内体18の雪導出
部18cの協働により進行方向一方側方位置へ連続的に
跳ね飛ばすように構成している
【0010】又、上記上下動機構11は、螺子杆11a
及びハンドル11bをもつナット体11cからなり、上
記揺動枠体13と機枠3との間に介装され、ハンドル1
1bの正逆回動により支点軸12を中心として揺動枠体
13を上下揺動調節自在に設けて構成している。
及びハンドル11bをもつナット体11cからなり、上
記揺動枠体13と機枠3との間に介装され、ハンドル1
1bの正逆回動により支点軸12を中心として揺動枠体
13を上下揺動調節自在に設けて構成している。
【0011】この場合、図示省略の整畦機構を装着可能
な装着部19が配備され、この装着部19は、上記機枠
3に取付枠20を取付け、取付枠20にブラケット21
を突設し、ブラケット21に軸受筒22を取付け、この
軸受筒22に駆動軸23を回転自在に横設し、上記機枠
3の後部側面に枠体24を設け、枠体24内に歯車機構
25及びチェーン機構26を内装し、枠体24の下部に
伝導軸27を横設し、伝導軸27と主軸7とを歯車機構
25とチェーン機構26とにより伝導連結すると共に駆
動軸23と伝導軸27とを伸縮自在な自在継手28によ
り連結し、この駆動軸23に整畦機構の回転整畦体を取
り付けるように構成している。
な装着部19が配備され、この装着部19は、上記機枠
3に取付枠20を取付け、取付枠20にブラケット21
を突設し、ブラケット21に軸受筒22を取付け、この
軸受筒22に駆動軸23を回転自在に横設し、上記機枠
3の後部側面に枠体24を設け、枠体24内に歯車機構
25及びチェーン機構26を内装し、枠体24の下部に
伝導軸27を横設し、伝導軸27と主軸7とを歯車機構
25とチェーン機構26とにより伝導連結すると共に駆
動軸23と伝導軸27とを伸縮自在な自在継手28によ
り連結し、この駆動軸23に整畦機構の回転整畦体を取
り付けるように構成している。
【0012】この実施の形態例は上記構成であるから、
走行機体1を旧畦に沿って走行して動力取出軸6を回転
すると、機枠3の一方側部に配設した雪跳上機構4の雪
跳上体5の上向き削り回転により積雪Sは進行方向一方
側方位置へそのまま跳ね上げられ、かつ、機枠3の一方
側部に配設した雪跳飛機構10の雪跳飛体17の下向き
削り回転及び雪案内体18の協働により積雪Sは進行方
向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行機体1の進行方向
側方位置の積雪Wを除雪することができ、この際、雪跳
上機構4の雪跳上体5及び上記雪跳飛機構10の雪跳飛
体17は機枠3の一方側部に配置されているので、除雪
位置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができ、それ
だけ除雪効率を向上することができると共に巻込み事故
等を未然に防止することができ、しかも、積雪Sを雪跳
上体5の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へ
そのまま跳ね上げ可能な雪跳上機構4及び積雪Sを雪跳
飛体17の下向き削り回転及び雪案内体18の協働によ
り進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構
10の互いに異なる除雪構造により構成しているので、
積雪高さや硬軟等の積雪状況に応じた除雪作業を行うこ
とができ、除雪作業の融通性を高めることができると共
に除雪効率を向上することができる。
走行機体1を旧畦に沿って走行して動力取出軸6を回転
すると、機枠3の一方側部に配設した雪跳上機構4の雪
跳上体5の上向き削り回転により積雪Sは進行方向一方
側方位置へそのまま跳ね上げられ、かつ、機枠3の一方
側部に配設した雪跳飛機構10の雪跳飛体17の下向き
削り回転及び雪案内体18の協働により積雪Sは進行方
向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行機体1の進行方向
側方位置の積雪Wを除雪することができ、この際、雪跳
上機構4の雪跳上体5及び上記雪跳飛機構10の雪跳飛
体17は機枠3の一方側部に配置されているので、除雪
位置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができ、それ
だけ除雪効率を向上することができると共に巻込み事故
等を未然に防止することができ、しかも、積雪Sを雪跳
上体5の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へ
そのまま跳ね上げ可能な雪跳上機構4及び積雪Sを雪跳
飛体17の下向き削り回転及び雪案内体18の協働によ
り進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構
10の互いに異なる除雪構造により構成しているので、
積雪高さや硬軟等の積雪状況に応じた除雪作業を行うこ
とができ、除雪作業の融通性を高めることができると共
に除雪効率を向上することができる。
【0013】又、この場合、上記雪跳飛体17及び雪案
内体18からなる雪跳飛機構10を上下調節可能な上下
調節機構11を設けているから、積雪Sの高さに応じて
雪跳飛体17の対雪位置を調節することができ、それだ
け効率的な除雪作業を行うことができ、又、この場合、
上記雪案内体18は進行方向前方位置の雪を取入可能な
雪取入部18aと、雪取入部18aから取り入れた雪を
貯留可能な雪貯留部18bと、雪貯留部18b内の雪を
進行方向一方側方位置へ導出案内可能な雪導出部18c
とからなるので、走行機体1の前進走行により雪取入部
18aを介して雪貯留部18b内に雪を貯留し、この雪
貯留部18b内に貯留された雪を雪跳飛体17及び雪導
出部18cの協働により遠心力をもって跳ね飛ばすこと
ができ、積雪Sを遠方に跳ね飛ばすことができ、良好な
除雪作業を行うことができる。
内体18からなる雪跳飛機構10を上下調節可能な上下
調節機構11を設けているから、積雪Sの高さに応じて
雪跳飛体17の対雪位置を調節することができ、それだ
け効率的な除雪作業を行うことができ、又、この場合、
上記雪案内体18は進行方向前方位置の雪を取入可能な
雪取入部18aと、雪取入部18aから取り入れた雪を
貯留可能な雪貯留部18bと、雪貯留部18b内の雪を
進行方向一方側方位置へ導出案内可能な雪導出部18c
とからなるので、走行機体1の前進走行により雪取入部
18aを介して雪貯留部18b内に雪を貯留し、この雪
貯留部18b内に貯留された雪を雪跳飛体17及び雪導
出部18cの協働により遠心力をもって跳ね飛ばすこと
ができ、積雪Sを遠方に跳ね飛ばすことができ、良好な
除雪作業を行うことができる。
【0014】又、この場合、畦の造成及び修復作業をな
す整畦機構を装着可能な装着部19が配備されているの
で、整畦作業をも行うことができ、多目的作業機として
用いることができ、作業の融通性を高めることができ
る。
す整畦機構を装着可能な装着部19が配備されているの
で、整畦作業をも行うことができ、多目的作業機として
用いることができ、作業の融通性を高めることができ
る。
【0015】尚、本発明は上記実施の形態例に限られる
ものではなく、雪跳上機構4、雪跳上体5、雪跳飛機構
10、上下調節機構11及び雪跳飛体17の大きさや構
造等は適宜変更して設計される。
ものではなく、雪跳上機構4、雪跳上体5、雪跳飛機構
10、上下調節機構11及び雪跳飛体17の大きさや構
造等は適宜変更して設計される。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、走行機体を旧畦に沿って走行すると、機
枠の一方側部に配設した雪跳上機構の雪跳上体の上向き
削り回転により積雪は進行方向一方側方位置へそのまま
跳ね上げられ、かつ、機枠の一方側部に配設した雪跳飛
機構の雪跳飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協働に
より積雪は進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行
機体の進行方向側方位置の積雪を除雪することができ、
この際、雪跳上機構の雪跳上体及び上記雪跳飛機構の雪
跳飛体は機枠の一方側部に配置されているので、除雪位
置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができ、それだ
け除雪効率を向上することができると共に巻込み事故等
を未然に防止することができ、しかも、積雪を雪跳上体
の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げ可能な雪跳上機構及び積雪を雪跳飛体の下向
き削り回転及び雪案内体の協働により進行方向一方側方
位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構の互いに異なる除雪
構造により構成しているので、積雪高さや硬軟等の積雪
状況に応じた除雪作業を行うことができ、除雪作業の融
通性を高めることができると共に除雪効率を向上するこ
とができる。
明にあっては、走行機体を旧畦に沿って走行すると、機
枠の一方側部に配設した雪跳上機構の雪跳上体の上向き
削り回転により積雪は進行方向一方側方位置へそのまま
跳ね上げられ、かつ、機枠の一方側部に配設した雪跳飛
機構の雪跳飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協働に
より積雪は進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行
機体の進行方向側方位置の積雪を除雪することができ、
この際、雪跳上機構の雪跳上体及び上記雪跳飛機構の雪
跳飛体は機枠の一方側部に配置されているので、除雪位
置を目視確認しつつ除雪作業を行うことができ、それだ
け除雪効率を向上することができると共に巻込み事故等
を未然に防止することができ、しかも、積雪を雪跳上体
の上向き削り回転により進行方向一方側方位置へそのま
ま跳ね上げ可能な雪跳上機構及び積雪を雪跳飛体の下向
き削り回転及び雪案内体の協働により進行方向一方側方
位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構の互いに異なる除雪
構造により構成しているので、積雪高さや硬軟等の積雪
状況に応じた除雪作業を行うことができ、除雪作業の融
通性を高めることができると共に除雪効率を向上するこ
とができる。
【0017】又、請求項2記載の発明にあっては、上記
雪跳飛体及び雪案内体からなる雪跳飛機構を上下調節可
能な上下調節機構を設けているから、積雪の高さに応じ
て雪跳飛体の対雪位置を調節することができ、それだけ
効率的な除雪作業を行うことができ、又、請求項3記載
の発明にあっては、上記雪案内体は進行方向前方位置の
雪を取入可能な雪取入部と、雪取入部から取り入れた雪
を貯留可能な雪貯留部と、雪貯留部内の雪を進行方向一
方側方位置へ導出案内可能な雪導出部とからなるので、
走行機体の前進走行により雪取入部を介して雪貯留部内
に雪を貯留し、この雪貯留部内に貯留された雪を雪跳飛
体及び雪導出部の協働により遠心力をもって跳ね飛ばす
ことができ、積雪を遠方に跳ね飛ばすことができ、良好
な除雪作業を行うことができる。
雪跳飛体及び雪案内体からなる雪跳飛機構を上下調節可
能な上下調節機構を設けているから、積雪の高さに応じ
て雪跳飛体の対雪位置を調節することができ、それだけ
効率的な除雪作業を行うことができ、又、請求項3記載
の発明にあっては、上記雪案内体は進行方向前方位置の
雪を取入可能な雪取入部と、雪取入部から取り入れた雪
を貯留可能な雪貯留部と、雪貯留部内の雪を進行方向一
方側方位置へ導出案内可能な雪導出部とからなるので、
走行機体の前進走行により雪取入部を介して雪貯留部内
に雪を貯留し、この雪貯留部内に貯留された雪を雪跳飛
体及び雪導出部の協働により遠心力をもって跳ね飛ばす
ことができ、積雪を遠方に跳ね飛ばすことができ、良好
な除雪作業を行うことができる。
【0018】以上の如く、所期の目的を充分達成するこ
とができる。
とができる。
【図1】本発明の実施の形態例の全体側面図である。
【図2】本発明の実施の形態例の平面図である。
【図3】本発明の実施の形態例の拡大側面図である。
【図4】本発明の実施の形態例の部分前面図である。
【図5】本発明の実施の形態例の後面図である。
S 積雪 1 走行機体 2 連結機構 3 機枠 4 雪跳上機構 5 雪跳上体 10 雪跳飛機構 11 上下動機構 17 雪跳飛機構 18 雪案内体 18a 雪取入部 18b 雪貯留部 18c 雪導出部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年8月31日(2000.8.3
1)
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】この実施の形態例は上記構成であるから、
走行機体1を走行して動力取出軸6を回転すると、機枠
3の一方側部に配設した雪跳上機構4の雪跳上体5の上
向き削り回転により積雪Sは進行方向一方側方位置へそ
のまま跳ね上げられ、かつ、機枠3の一方側部に配設し
た雪跳飛機構10の雪跳飛体17の下向き削り回転及び
雪案内体18の協働により積雪Sは進行方向一方側方位
置へ跳ね飛ばされ、走行機体1の進行方向側方位置の積
雪Wを除雪することができ、この際、雪跳上機構4の雪
跳上体5及び上記雪跳飛機構10の雪跳飛体17は機枠
3の一方側部に配置されているので、除雪位置を目視確
認しつつ除雪作業を行うことができ、それだけ除雪効率
を向上することができると共に巻込み事故等を未然に防
止することができ、しかも、積雪Sを雪跳上体5の上向
き削り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳ね
上げ可能な雪跳上機構4及び積雪Sを雪跳飛体17の下
向き削り回転及び雪案内体18の協働により進行方向一
方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構10の互いに
異なる除雪構造により構成しているので、積雪高さや硬
軟等の積雪状況に応じた除雪作業を行うことができ、除
雪作業の融通性を高めることができると共に除雪効率を
向上することができる。
走行機体1を走行して動力取出軸6を回転すると、機枠
3の一方側部に配設した雪跳上機構4の雪跳上体5の上
向き削り回転により積雪Sは進行方向一方側方位置へそ
のまま跳ね上げられ、かつ、機枠3の一方側部に配設し
た雪跳飛機構10の雪跳飛体17の下向き削り回転及び
雪案内体18の協働により積雪Sは進行方向一方側方位
置へ跳ね飛ばされ、走行機体1の進行方向側方位置の積
雪Wを除雪することができ、この際、雪跳上機構4の雪
跳上体5及び上記雪跳飛機構10の雪跳飛体17は機枠
3の一方側部に配置されているので、除雪位置を目視確
認しつつ除雪作業を行うことができ、それだけ除雪効率
を向上することができると共に巻込み事故等を未然に防
止することができ、しかも、積雪Sを雪跳上体5の上向
き削り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳ね
上げ可能な雪跳上機構4及び積雪Sを雪跳飛体17の下
向き削り回転及び雪案内体18の協働により進行方向一
方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構10の互いに
異なる除雪構造により構成しているので、積雪高さや硬
軟等の積雪状況に応じた除雪作業を行うことができ、除
雪作業の融通性を高めることができると共に除雪効率を
向上することができる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】本発明は上述の如く、請求項1記載の発
明にあっては、走行機体を走行すると、機枠の一方側部
に配設した雪跳上機構の雪跳上体の上向き削り回転によ
り積雪は進行方向一方側方位置へそのまま跳ね上げら
れ、かつ、機枠の一方側部に配設した雪跳飛機構の雪跳
飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協働により積雪は
進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行機体の進行
方向側方位置の積雪を除雪することができ、この際、雪
跳上機構の雪跳上体及び上記雪跳飛機構の雪跳飛体は機
枠の一方側部に配置されているので、除雪位置を目視確
認しつつ除雪作業を行うことができ、それだけ除雪効率
を向上することができると共に巻込み事故等を未然に防
止することができ、しかも、積雪を雪跳上体の上向き削
り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳ね上げ
可能な雪跳上機構及び積雪を雪跳飛体の下向き削り回転
及び雪案内体の協働により進行方向一方側方位置へ跳ね
飛ばし可能な雪跳飛機構の互いに異なる除雪構造により
構成しているので、積雪高さや硬軟等の積雪状況に応じ
た除雪作業を行うことができ、除雪作業の融通性を高め
ることができると共に除雪効率を向上することができ
る。
明にあっては、走行機体を走行すると、機枠の一方側部
に配設した雪跳上機構の雪跳上体の上向き削り回転によ
り積雪は進行方向一方側方位置へそのまま跳ね上げら
れ、かつ、機枠の一方側部に配設した雪跳飛機構の雪跳
飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協働により積雪は
進行方向一方側方位置へ跳ね飛ばされ、走行機体の進行
方向側方位置の積雪を除雪することができ、この際、雪
跳上機構の雪跳上体及び上記雪跳飛機構の雪跳飛体は機
枠の一方側部に配置されているので、除雪位置を目視確
認しつつ除雪作業を行うことができ、それだけ除雪効率
を向上することができると共に巻込み事故等を未然に防
止することができ、しかも、積雪を雪跳上体の上向き削
り回転により進行方向一方側方位置へそのまま跳ね上げ
可能な雪跳上機構及び積雪を雪跳飛体の下向き削り回転
及び雪案内体の協働により進行方向一方側方位置へ跳ね
飛ばし可能な雪跳飛機構の互いに異なる除雪構造により
構成しているので、積雪高さや硬軟等の積雪状況に応じ
た除雪作業を行うことができ、除雪作業の融通性を高め
ることができると共に除雪効率を向上することができ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 走行機体に連結機構により機枠を連結
し、該機枠の一方側部に積雪を雪跳上体の上向き削り回
転により進行方向一方側方位置へそのまま跳ね上げ可能
な雪跳上機構を設け、かつ、該機枠の一方側部に積雪を
雪跳飛体の下向き削り回転及び雪案内体の協働により進
行方向一方側方位置へ跳ね飛ばし可能な雪跳飛機構を設
けて構成したことを特徴とする除雪機。 - 【請求項2】 上記雪跳飛体及び雪案内体からなる雪跳
飛機構を上下調節可能な上下調節機構を設けて構成した
ことを特徴とする請求項1記載の除雪機。 - 【請求項3】 上記雪案内体は進行方向前方位置の雪を
取入可能な雪取入部と、該雪取入部から取り入れた雪を
貯留可能な雪貯留部と、該雪貯留部内の雪を進行方向一
方側方位置へ導出案内可能な雪導出部とからなることを
特徴とする請求項1又は2記載の除雪機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158734A JP2001336127A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 除雪機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000158734A JP2001336127A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 除雪機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001336127A true JP2001336127A (ja) | 2001-12-07 |
Family
ID=18663161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000158734A Pending JP2001336127A (ja) | 2000-05-29 | 2000-05-29 | 除雪機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001336127A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104452644A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-25 | 张铁民 | 一种除雪机 |
-
2000
- 2000-05-29 JP JP2000158734A patent/JP2001336127A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104452644A (zh) * | 2014-12-08 | 2015-03-25 | 张铁民 | 一种除雪机 |
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