JP2001335390A - 有機肥料の製造方法 - Google Patents

有機肥料の製造方法

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JP2001335390A
JP2001335390A JP2000190294A JP2000190294A JP2001335390A JP 2001335390 A JP2001335390 A JP 2001335390A JP 2000190294 A JP2000190294 A JP 2000190294A JP 2000190294 A JP2000190294 A JP 2000190294A JP 2001335390 A JP2001335390 A JP 2001335390A
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organic fertilizer
plant
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fermentation
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Kuniharu Fukuda
國治 福田
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KUNIHARU KENSETSU KK
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    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/20Fertilizers of biological origin, e.g. guano or fertilizers made from animal corpses

Abstract

(57)【要約】 【課題】草・雑草、木の葉などの原料植物を用いて、雑
草の種子などの有害種子を100%死滅させた有機肥料
を簡単に製造する。 【解決手段】野外で採取された草木、雑草又は農作物廃
棄物等の原料植物を細断処理し、次いでこの細断された
植物を加熱処理した後、これを通気性のフレキシブルコ
ンテナ内に充填し3日間以上放置して発酵処理する。加
熱処理は、前記草木等の原料植物中に混入している植物
種子の発芽を停止させるのに十分な温度・時間処理とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野外で採取された
草木・雑草、農作物廃棄物、木の葉等を包含する植物を
原料にした有機肥料の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】道路、
公園、河川などの公共用地や、空き地、家屋の周り、森
林の下草、農地の周り等からは、大量の草木・雑草が刈
り取られたり、木の葉が集められたりして、これらを包
含する植物が採取されるが、そのうちの極く一部が有機
肥料用の堆肥に使用される以外は、その草・雑草、木の
葉などの大部分が産業廃棄物の焼却場などで焼却処分さ
ているのが実情である。
【0003】しかしながら、焼却場での焼却処分では、
大気汚染や地球温暖化等の好ましくない結果を招いて、
この焼却処分は最近益々大きな問題となっている。近年
では、様々な作物を生産する上で、特に無農薬の有機肥
料による農業が見直されているが、このような農法にお
いて、前述のようにして得られる大量の草・雑草、木の
葉などから作られた堆肥を使用すると、それに混入して
くる種々の有害種子、病害虫、病原菌などが作物の栽培
に対して悪影響を及ぼすという問題があり、最近ではサ
ルモネラ菌や大腸菌O−157のようなの病原菌による
汚染の問題も深刻化してきている。このような訳で、廃
棄物として大量に生ずる草・雑草、木の葉などから作ら
れる堆肥の有利な有効性は従来認められているにもかか
わらず、その利用は妨げられている。
【0004】同様に、廃棄物として提供される食品かす
等から製造された有機肥料を用い、農家と協力して生産
実験を実施したところ、化学肥料を使用した場合と比べ
て、作物の品質及び収穫量の点で格段に優れた結果を得
ることができることは証明されているけれども、食品か
す等は有機肥料用原料として入手するには、量的に不安
定であり、大量の有機肥料を安定的に生産して提供する
には問題がある。したがって、肥料としての有効性が認
められている食品かす等に由来する有機肥料と混合して
用いることによって、農地の地力の回復や農作物の連作
障害の防止に役立つ、土壌改良材ともなる有機肥料用材
料を量的に十分に確保することが要求されている。
【0005】従来、枯れ葉を集めて自然発酵させて作ら
れてきた腐葉土は土地改良材又は有機肥料用材料とし
て、主に園芸用として利用されてきているが、その製造
には時間がかかる上に、原料が櫟や楢などの落葉樹の落
ち葉に限られているところから比較的少量しか生産され
ないという問題がある。他方、河川、道路、空き地、山
林、農地、その他の場所からは、清掃、手入れ、刈り取
り、伐採などにより枯れ葉ばかりでなく、草・雑草、農
作物廃棄物、木の葉や枝等が大量に発生し、このように
大量に発生する植物資源から、施用して非常に有効なこ
とが知られている有機肥料用材料を簡単かつ短時間で製
造することが求められている。また、これらの草・雑
草、農作物廃棄物、木の葉などから製造される有機肥料
用材料は、それに混入してくる雑草の種子や雑菌等に汚
染され、その雑草の種子や雑菌は農作物よりも丈夫であ
るため、一旦混入されると有機農法自体を危うくすると
ころから、このような問題を起こさない有機肥料用材料
が求められている。従来からの堆肥の製法では、害虫、
病原菌、悪臭のため、製造開始段階から製品の完成、施
肥まで常に不潔なものとして扱われてきた。
【0006】そこで、本発明者は特開平11−2407
84号公報において、このような問題がなく、清潔な状
態で、しかも品質管理が容易にできる有機肥料用材料の
製造方法を提案した。本発明は、前記提案方法を更に改
善して簡易かつ効率的に有機肥料を製造する方法を提案
するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 すなわち、本発明は以
下の構成からなる有機肥料の製造方法である。 (1)野外で採取された草木を細断処理し、次いでこの
細断された植物を加熱処理した後、これを通気性のフレ
キシブルコンテナ内に充填し放置して発酵処理すること
を特徴とする有機肥料の製造方法。 (2)野外で採取された雑草を細断処理し、次いでこの
細断された植物を加熱処理した後、これを通気性のフレ
キシブルコンテナ内に充填し放置して発酵処理を施すこ
とを特徴とする有機肥料の製造方法。 (3)野外で採取された農作物廃棄物を細断処理し、次
いでこの細断された植物を加熱処理した後、これを通気
性のフレキシブルコンテナ内に充填し放置してに発酵処
理を施すことを特徴とする有機肥料の製造方法。 (4)前記細断された植物の加熱処理が、前記草木等の
原料植物中に混入している植物種子の発芽を停止させる
のに十分な温度・時間処理であることを特徴とする前項
1〜3のいずれか1項に記載の有機肥料の製造方法。 (5)前記細断された植物の加熱処理が、発酵菌無添加
方式高速発酵乾燥処理装置を用いて行われることを特徴
とする前項1〜4のいずれか1項に記載の有機肥料の製
造方法。
【0008】(6)前記細断された植物の加熱処理が、
第1段階では、65〜70℃の温度で1〜2時間行わ
れ、第2段階では、70〜75℃の温度で1〜2時間行
われることを特徴とする前項1〜5のいずれか1項に記
載の有機肥料の製造方法。 (7)前記細断された植物の最終的な加熱処理が、75
〜98℃の温度で0.5〜3時間行われることを特徴と
する前項1〜6のいずれか1項に記載の有機肥料の製造
方法。 (8)前記細断された植物の加熱処理が、その植物に対
する過熱水蒸気の吹き付けによって行われることを特徴
とする前項1〜7のいずれか1項に記載の有機肥料の製
造方法。 (9)前記細断された植物の加熱処理が、その細断され
た植物の全体量が元の全体量に対して少なくとも70%
に減少するまで行われることを特徴とする前項1〜8の
いずれか1項に記載の有機肥料の製造方法。
【0009】(10)前記細断された植物の加熱処理に
よって体積が元の体積に対して少なくとも30%減少し
た細断植物に対して、この体積減少分の補給として
(A)発酵促進材として米ぬか、油かす、及び大豆かす
のいずれか1種又は2 種以上:10〜20容量%、及
び(B)補水分調整材として、おから、及び魚のあらの
いずれか1種又は2種:10〜20容量%のいずれか一
方又は双方を添加し、しかる後発酵処理することを特徴
とする前項1〜9のいずれか1項に記載の有機肥料の製
造方法。
【0010】(11)細断された植物が充填された通気
性のフレキシブルコンテナを少なくとも3日以上放置し
て発酵処理することを特徴とする前項1〜10のいずれ
か1項に記載の有機肥料の製造方法。 (12)通気性のフレキシブルコンテナが、上部と下部
に、細断された加熱処理された植物の充填又は払い出し
を行うための開閉自在の開口部を備えてなることを特徴
とする前項1〜11のいずれか1項に記載の有機肥料の
製造方法。 (13)通気性のフレキシブルコンテナが、ポリプロピ
レン又はナイロン樹脂の繊維又は紐あるいはテープで織
ったもの又は編み上げた(編み篭のごとく)ものであ
り、上部と下部に細断された加熱処理された植物の充填
又は払い出しを行うための開閉自在の開口部を備えてな
ることを特徴とする前項1〜11のいずれか1項に記載
の有機肥料の製造方法。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて詳細に説明する。まず、本発明のフレキシブルコン
テナ(略称.「フレコン」又は「フレコンバッグ」)に
充填するための材料である加熱処理された植物の原料で
ある草・雑草、木の葉等について説明する。道路、公園
等の清掃に伴う刈り込み、伐採などで野外から得られる
草・雑草、木の葉を包含する植物が、本発明によって製
造される有機肥料用材料の原料として使用することがで
きる。原料とする植物の中には合成樹脂、布などの廃棄
物や発酵に長時間を要する笹、竹、木片などが混入しな
いようにするのが望ましい。これらの笹、竹、木片など
の混入を防ぐために、原料植物の採取、発生現場でこれ
らを除去する選別採集を行うのが望ましい。原料となる
草・雑草、木の葉を包含する植物を運搬するにあたって
は、運搬中の飛散などを防ぎ、また、嵩張る量をコンパ
クトにして効率よく運搬するため、通常、専用のパッカ
−車を使用して圧縮積載して運ばれるが、同様な目的が
達成され、同様な効果が得られるならば、その他の運搬
方法も適宜採用することができる。このようにパッカ−
車で原料植物を圧縮積載して運搬することによって、原
料植物の大量の輸送と、原料貯留施設ヤ−ドの縮小化が
可能となる。
【0012】収集、運搬された草・雑草などの原料は、
シュレッダなどにより、例えば、約2cm程度の大きさ
に細断される。細断された原料植物の大きさは、次の加
熱処理において原料の加熱と乾燥殺菌が効率よく行える
程度の大きさであるのがが好ましく、このような目的が
達成される範囲で、その大きさを適宜選択することがで
き、また、原料植物の種類、状態などによっても変える
ことができる。使用されるシュレッダ(細断機)として
は、例えば、機種:(株)クボタのマスチフ KR−6
0(商品名)等が挙げられるが、もちろんこれに限定さ
れることなく、当該分野で一般に知られているものの中
から選択して用いることができる。原料植物は通常、タ
イヤショベル又は小型バックホ−(アタッチメント交
換)などにより、専用シュレッダに投入される。シュレ
ッダで約2cm以下の大きさに細断された原料は、シュ
レッダに備付けのベルトコンベアでシュレッダから排出
される。
【0013】細断された原料の草、雑草などは、次に発
酵菌無添加方式高速発酵乾燥処理装置で12時間以内
に、加熱発酵させ、乾燥滅菌して、この原料から一次発
酵済みの土壌改良材、すなわち有機肥料用材料が製造さ
れる。このような加熱、乾燥滅菌により、原料植物に混
入していたセイタカアワダチ草などの有害植物、雑草の
種子を死滅させることができる。前記加熱処理に用いら
れる前記発酵菌無添加方式高速発酵乾燥処理装置として
は、有機廃棄物が供給された処理槽の内部には、有機廃
棄物を攪拌混合するための攪拌翼を備え、そしてこの処
理槽の外部には、その有機廃棄物を高速発酵、乾燥処理
するため、この処理槽の外側からその壁面を通して処理
槽内部の有機廃棄物に間接的に熱を供給するように、例
えば加熱ジャケットを備えた、前記処理槽を主体として
構成された装置、すなわち、家庭や外食店などで発生す
る生ゴミなどの有機廃棄物をコンポスト化するために従
来用いられている公知の様々なコンポスタ−を使用する
ことができる。このコンポスタ−としては、例えば、特
開平7−171546号公報、特許第2530979号
公報、特許第2648659号公報及び特許第2703
513号公報に述べられているようなコンポスタ−が好
都合に使用される。このコンポスタ−のうち、例えば、
機種:(株)クロサキのYTコンポスト(商品名)のよ
うなコンポスタ−が本発明において特に好都合に使用さ
れる。細断された原料植物はベルトコンベアで前記処理
装置に投入され、そしてこの処理装置中で攪拌され始め
るとともに加熱、乾燥される。第1段階では、1〜2時
間の間65〜70℃に加熱される。第2段階では、1〜
2時間の間70〜75℃に加熱される。この結果、原料
の全体量は、元の全体量に対して、体積が70%以下に
減少する。
【0014】細断植物の加熱処理はまた、この細断植物
に100℃〜130℃の温度を有する過熱水蒸気を野外
で吹き付けることによっても遂行することができ、この
過熱水蒸気は、細断植物のなるべく広い表面積にわたっ
て同時に、かつ均一に供給されるように、例えば、多数
の噴出口(ノズル)を有する分岐管、例えば熊手状又は
十字状の分岐管、あるいはジョウロの注ぎ口のような、
多数の噴出口が設けられている平面状又は平面に近い凸
面状に広がった放散部材が先端に取り付けられている過
熱水蒸気供給管によって細断植物に吹き付けるのが好ま
しい。この過熱水蒸気の吹き付けによっても、原料植物
中に混入している雑草などの種子の発芽を防止すること
ができる。前記処理装置又は前記過熱水蒸気の処理によ
って原料植物の元の体積の、例えば30%程度の減少に
対して原料補給のため、発酵促進材として米ぬか、油か
す、及び大豆かすのうちのいずれか1種又は2種以上:
10〜20容量%、及び補水分調整材として、おから、
及び魚のあらのうちのいずれか1種又は2種:10〜2
0容量%のいずれか一方又は双方が添加される。これら
の米ぬか、油かす及び大豆かすの配合量は、肥料効果の
増大を高めるようなものであれば前記の規定された範囲
内で適宜増減することができる。一般に、発酵促進材及
び補水分調整材の補給後、温度を65〜80℃、好まし
くは70℃〜80℃に上げて、5〜24時間、好ましく
は7〜12時間、攪拌下に加熱して発酵させる。雑草な
どの種子は、例えば3時間60〜70℃に加熱すること
により、この工程中においても死滅することが実験によ
り確認されている。
【0015】前記処理装置における最後の処理として、
例えば、0.5〜3時間の間、装置内の温度を75〜9
8℃に上げて加熱処理する。この加熱処理で病原菌の乾
燥滅菌が達成される。前記YTコンポスト中で行われる
処理の温度管理は、例えば、そのYTコンポスト内蔵の
コンピュ−タにより制御させることができる。なお、前
記YTコンポスト内に加熱水蒸気を吹き込んで加熱処理
することもでき、それにより適度の水分を付与した状態
の加熱乾燥滅菌された有機肥料用材料が提供できる。加
熱停止の後、自然冷却のために攪拌、乾燥のみを行う。
好ましくは乾燥は、装置中から空気を、例えば3時間程
度排出させることによって達成できる。前記加熱発酵、
乾燥滅菌の全工程は、15時間程度で済ますことができ
るが、使用される原料の種類、量、及び適用温度などに
より、これらの全工程所要時間は適宜延長、短縮するこ
とができる。生産効率の点からみて、なるべく短い時間
で優れた結果を得ることができるように、使用原料の種
類、量、適用温度などに応じて全工程所要時間を適宜選
択することができる。このようにして得られた一次発酵
済の有機肥料用材料は一定期間貯蔵して、熟成させる。
すなわち、上記のごとくして加熱発酵させ、乾燥滅菌さ
せた有機肥料用材料を、前記処理装置に備付けのベルト
コンベアで専用の通気性のフレキシブルコンテナに自動
投入させて充填し、熟成に必要な例えば3日間以上貯蔵
することで、発酵熟成された有機肥料が取得できる。
【0016】上述のように加熱発酵させ、乾燥滅菌させ
て得られた有機肥料用材料は、もちろんそのまま土壌改
良材として使用することができるが、使用目的に応じた
適宜の有機肥料とするために、他の有機成分と混合し
て、全ての肥効成分がバランス良く含まれている完全成
分保証有機肥料を製造するための材料として利用するこ
ともできる。本発明に係る有機肥料は、さらに必要に応
じて、人工培養土、天然培養土、砂等から選択される1
種又は2種以上のものと混合しても利用できる。人工培
養土としては、ピ−トモス、バ−ミキュライトなどを挙
げることができ、天然培養土としては、鹿沼土、赤土、
畑土などを挙げることができる。従来の自然野積法によ
って草・雑草、藁等を堆肥化するには、通常2カ月から
6カ月位の期間を要していたけれども、本発明の製造方
法では、原料植物をシュレッダに掛けてから発酵終了ま
で24時間以内で済ませることが特長となっており、し
かも、発酵、乾燥は前記高速発酵乾燥処理装置の密閉さ
れた処理槽内で行い、通気性のフレキシブルコンテナに
充填すれば、悪臭や害虫の発生に関する公害問題も解決
できる。
【0017】通気性のフレキシブルコンテナは、ポリプ
ロピレン、ナイロン等の高強度で可塑性の合成樹脂の繊
維又は紐あるいはテープで織ったもの又は編み上げた
(編み篭のごとく)もので筒状に製作されており、その
上部と下部に、被充填物(細断され加熱処理された植
物)の充填又は払い出しを行うための開閉自在の開口部
を備えてなるものである。例えば、厚み0.1mm、幅
5mmのナイロンテープ又はポリプロピレンテープで篭
を編むようにして得られた通気性シートで胴部が直径
1.2m、高さ1mの筒状フレキシブルコンテナが製作
される。市販のフレキシブルコンテナの一例を図に示
す。図1は、本発明で使用できるフレキシブルコンテナ
の側面図であって、その上部及び下部の縛りテープを外
し、締め付けロープを緩めて解放すると共に、最上端の
充填用フックを介して全体を吊り下げた状態を示す。図
2はその上面図であるが、その充填側開口部をテープで
縛って密閉した状態を示す。また図3はその下面図であ
るが、その払い出し側開口部をテープで縛って密閉する
と共に、押えカバーの下端のロープを締め付けて下部の
受け底を形成した状態を示す。図において、1は通気性
のフレキシブルコンテナ、2は胴部、3は上部、4は下
部、5は上部の充填側開口部、7は上部開口部縛りテー
プ、11は吊りベルト、12は保護ロープ、13は下部
開口部縛りテープ、14は下部の払い出し側開口部、1
5は押えロープ、16、17はスライダー管、18は押
えカバー、20は環部である。また、24は遮水材料製
キャップ、25は穴、26はゴムベルトである。
【0018】これらの図に示すように、通気性のフレキ
シブルコンテナ1は、胴部2と上部3と下部4から構成
されており、胴部2は、筒状に形成されており、その材
料には、通気性で可撓性の材料、すなわち、ポリプロピ
レン、ポリエチレン、塩化ビニル等の合成樹脂繊維、紐
又はテープ等で織ったもの、編み上げたものあるいは篭
編み、更には不織布又は合成樹脂シートに多数の孔を穿
設したもの等が使用できる。胴体2の上下両端には、テ
ーパー筒状の上部3と開放状態時に直筒状に垂下する下
部4とが延設されている。またその下部4の外周には、
図1、図3及び図4に図示のごとく、90°毎に4分割
された逆台形状の押えカバー18を重ねて垂設させてい
る。上部3、下部4及び押えカバー18は、それぞれ網
目状の布で作られており、通気性を有している。テーパ
ー筒状の上部3の上端部には、充填側開口部5が形成さ
れており、フレキシブルコンテナ1内にここから、前記
加熱処理された植物を充填することができる。前記充填
側開口部5の周縁部は、三つ巻されて補強されている。
充填側開口部5の周囲には、充填時に充填側開口部5を
開口した状態に保持しておくための充填フック6が90
°ピッチで4箇所に取り付けられている。前記充填側開
口部5は、充填用開口部縛りテープ7で充填側開口部5
の周囲を縛ることによって、密閉される構造になってい
る。なお、19は押えロープ7を上部3に取着するため
の保持布である。
【0019】また、フレキシブルコンテナ1を吊り下げ
て支持するために、4本の吊りベルト11が胴部2に縦
設されているが、各吊りベルト11の上端部は胴部2の
上部外周面に固着された当て布10に接着され、さらに
その上にラップ補強ベルト9が貼り着けられて補強され
ている。また4本の吊りベルト11の下端部の環部20
は下方の4枚の押えカバー18にそれぞれ固着されてい
る。また各押えカバー18の下端は折り曲げられて、押
えロープ15の挿通部22が形成されている。そしてそ
の4箇所の挿通部22には1本の押えロープ15が環状
に挿通されていて、その両端は重ねてスライダー管17
に挿通され、締め付けたり緩めたり可能となっている。
また押えロープ15を限界まで締め付けたときは、4枚
の押えカバー18は中心側の直角に屈曲され、かつその
4枚の下端は正方形状に連結固定され(図3、図4)、
下部4に対する通水性の受け底が形成される。また該吊
りベルト11の上下両端は折り曲げられて連結用の環部
20が形成されているが、各上端4箇所の環部20の各
2箇所の環部の間には、その両端に前記の環部と連結す
る環を形成した2本の吊りロープ8、8が繋設され、該
2本の吊りロープ8、8を介してフレキシブルコンテナ
1を吊り下げて支持可能となっている。
【0020】また吊りベルト11の各下端4箇所の環部
20は押えカバー18に固着されているが、その4箇所
の環部20には1本の保護ロープ12が環状に挿通さ
れ、その両端は重ねてスライダー管16に挿通され、締
め付けたり緩めたり可能となっている。また前記スライ
ダー管16から、保護ロープ12の両端部を引き出すこ
とによって、それぞれの吊りベルト11の下端側が下部
4の中心側へ屈曲されるが、保護ロープ12を限界まで
締め付けたときは4箇所の環部20の間で正方形状に引
張され(図3)、環部20を固着した4枚の押えカバー
18を中心側に引張し、前記の押えロープ15の限界締
め付けにより中心側に屈曲させて形成された押えカバー
18による受け底を下から当てがって補強するごとくな
る。
【0021】また直筒状の下部4の下端は払い出し側開
口部14を形成しており、フレキシブルコンテナ1内に
充填されている加熱処理された植物21は、ここから払
い出すことができる。前記払い出し側開口部14の周縁
部は、充填側開口部5の周縁部と同様に、三つ巻されて
補強されている。そして充填物21の充填のため払い出
し側開口部14を密閉するときは、開口部5の近くに保
持布19を介し取着された、払い出し側開口部縛りテー
プ13で払い出し側開口部14の周囲を縛り、それによ
って下部4が絞られ、払い出し側開口部14が密閉され
る構造になっている。従って、充填物21を充填すると
きは、充填側開口部5に対しては、押えロープ7を緩め
て充填側開口部5を開口し、該開口部5の周囲の4個の
充填フック6を周囲からロープ等で引っ張って、その開
口状態を保持させる。また払い出し側開口部14に対し
ては、まず押えロープ13を締め付けて下部4を中心側
へ絞り込むと共に払い出し側開口部14を密閉し、次に
その密閉された下部4を包み込むように押えロープ15
を正方形状の限界まで締め付け、4枚の押えカバー18
を中心側に屈曲させて押えカバー18による受け底を形
成させると共に、保護ロープ12を正方形状の限界まで
締め付け、吊りベルト11の下端部を中心側へ屈曲さ
せ、押えカバー18による受け底を下から当てがって補
強し、もって前記の密閉された下部4を下から受け支え
るごとくにして、充填物21を充填してでも、その重量
に十分に耐える強さの通水性の底部23を締め付け形成
する。充填物21の充填後に、充填側開口部5は縛りテ
ープ7で縛り付けられて密閉され、室内等に放置される
状態となる。
【0022】通気性のフレキシブルコンテナは、上記細
断され加熱処理物された植物の保管容器であるととも
に、充填物に適度の圧密状態と適度の水分の滞留を保証
する、いわば発酵熟成槽を兼用するものとなり、その結
果、上記充填物が充填されたフレキシブルコンテナを室
内等に保管しておくだけで、数日後(例えば3日間以
上)放置しておくだけで充填物の発酵熟成が進行っして
優れた有機肥料ができあがる。なお、通気性のフレキシ
ブルコンテナに代えて、例えば麻袋のごとき通気性の袋
容器を用いることもできる。
【0023】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明を説明する
が、本発明はもちろん、これらの実施例に限定されな
い。 実施例1 まず、前記の本発明者出願の特開平11−240784
号公報に記載された処理工程及び処理装置を採用して有
機肥料用材料を製作した。道路、公園、河川などの草刈
りで集められた、約50m分の雑草を用いた。原料と
なる雑草1を0.1mタイヤショベルを用いて、破砕
機に投入して細断した。破砕機として(株)クボタのマ
スチフ KR−60(商品名)を用いた。細断後の雑草
のサイズが約2cmとなるように破砕機の運転条件を設
定した。すなわち、ロ−タの回転数を72r.p.m.
として、スクリ−ン・サイズが20mmのスクリ−ンを
使用し、89kgの雑草を5分間で細断処理した。その
結果、破砕前の嵩比重(T/m)が約0.0693で
あったものが、細断後にはその嵩比重(T/m)が約
0.1824となった。破砕処理による細断物体積の増
減率を表す、減容率=細断前嵩比重(T/m)/細断
後嵩比重(T/m)はおおよそ0.38であった。こ
れは一日当たり約4.8トンの処理能力と評価されるも
のであった。
【0024】細断された原料1aはベルトコンベア4を
使用して高速発酵乾燥処理装置に投入した。この高速発
酵乾燥処理装置としては(株)クロサキのYTコンポス
ト(商品名)を使用した。処理装置内に装入された細断
済の原料は、攪拌開始とともに加熱、乾燥処理された。
加熱処理は、先ず温度を1.5時間で65℃まで上げ、
ついで1.5時間で70℃まで上げる。この時点で全体
量の体積が元の70%程度に減少する。そこで、この3
0%程度の減少分を補充するため、発酵促進材として米
ぬか、油かす、及び大豆かすを合わせて15容量%、補
水分調整材として、おから、及び魚あらを合わせて15
%添加する。これらの補給成分は肥料効果の増大も兼ね
ている。
【0025】補給後、温度を70℃に上げて約9時間、
攪拌、加熱発酵させる。別に実施された実験によれば、
雑草の種子は60℃〜80℃で3時間加熱されると死滅
することが確認されていた。したがって、この工程中に
雑草の種子は死滅しているものと推定された。最後に、
高速発酵乾燥処理装置の処理槽内の温度を1時間の間8
0℃に上昇させる。これにより、病原菌の滅菌が達成さ
れる。 開始よりこの間までの温度管理は、YTコンポ
スト内蔵のコンピュ−タにより制御される。加熱停止、
自然冷却のために攪拌、乾燥のみ(空気排出)を3時間
程度行う。全工程は15時間の所要時間で終えることが
できた。この実施例によれば、本発明の製造方法は、シ
ュレッダ処理から発酵処理までの工程を24時間以内で
済ませることができる迅速法であると評価できた。この
製造工程中、悪臭及び害虫の発生については、公害に関
する諸防止法の基準内にあることが確認され、本発明の
製造方法が優れた処理方法であると評価された。
【0026】本工程では610gの有機肥料用材料(発
酵済土壌改良材)が得られ、その有機肥料用材料は、高
速発酵乾燥処理装置に備え付けられたベルトコンベアを
経て専用の通気性のフレキシブルコンテナに充填した。
こうして充填めされた有機肥料用材料を室内に放置し
た。その結果を図4のグラフ図に示す。同図から最初の
3日間は最大の発酵活動が行われ、それ以後約12日間
を経て発酵が終了したことが解った。したがって、前記
加熱処理された植物はフレキシブルコンテナ内に少なく
とも3日間以上保持することによって発酵熟成された有
機肥料が取得できるものといえる。フレキシブルコンテ
ナ内で2週間放置されて得られた有機肥料を分析したと
ころpH、EC(電気伝導度)、水分、C/N比等多く
の試験項目において、有機肥料として優れた値が得られ
た。結果を表1に示す。
【0027】
【表1】
【0028】
【発明の効果】本発明によれば、次のような優れた効果
が発揮される。従来の堆肥の製法では、害虫、病原菌、
悪臭の発生を伴うため、製造開始段階から堆肥の完成、
施肥に至るまで、その原料、中間製品及び完成品は常に
不潔なものとして扱われていたのに対し、本発明によれ
ば簡易に有機肥料が製造でき、得られる製品は、害虫、
病原菌、悪臭の発生が軽減される上に、製品の品質管理
が容易になる。草・雑草、藁などを原料として堆肥を製
造する従来の開放切り返しのやり方では、雑草等の有害
種子を100%死滅させることは望めなかったが、本発
明によれば、処理装置の外壁から間接的に熱を加えて、
その中で細断された草・雑草、木の葉などの原料植物を
攪拌して、この細断植物を全体にわたってムラなく均一
に加熱することができるか、あるいは過熱水蒸気による
均一な加熱処理を伴う結果、雑草の種子などの有害種子
を100%死滅させ、それを単にフレキシブルコンテナ
内に充填して放置するだけで優れた有機肥料を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の有機肥料の製造方法を遂行するの使用
されるフレキシブルコンテナの側面図である。
【図2】図1の上面図。
【図3】図1の下面図。
【図4】本発明工程で得られた有機肥料用材料を通気性
のフレキシブルコンテナに充填して放置した際の、通気
性のフレキシブルコンテナ内の温度変化状態を示すグラ
フ図。
【符号の説明】
1:フレキシブルコンテナ 2:胴部 3:上部 4:下部 5:充填側開口部 6:充填用フック 7:充填側開口部縛りテープ 8:吊りロープ 9:ラップ補強ベルト 10:当て布 11:吊りベルト 12:保護ロープ 13:払い出し側開口部縛りテープ 14:払い出し側開口部 15:押さえロープ 16、17:スライダー管 18:押えカバー 19:保持布 20:環部 21:充填物 22:挿通部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C05F 9:00) B09B 3/00 ZABA 303M

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】野外で採取された草木を細断処理し、次い
    でこの細断された植物を加熱処理した後、これを通気性
    のフレキシブルコンテナ内に充填し放置して発酵処理す
    ることを特徴とする有機肥料の製造方法。
  2. 【請求項2】野外で採取された雑草を細断処理し、次い
    でこの細断された植物を加熱処理した後、これを通気性
    のフレキシブルコンテナ内に充填し放置して発酵処理を
    施すことを特徴とする有機肥料の製造方法。
  3. 【請求項3】野外で採取された農作物廃棄物を細断処理
    し、次いでこの細断された植物を加熱処理した後、これ
    を通気性のフレキシブルコンテナ内に充填し放置してに
    発酵処理を施すことを特徴とする有機肥料の製造方法。
  4. 【請求項4】前記細断された植物の加熱処理が、前記草
    木等の原料植物中に混入している植物種子の発芽を停止
    させるのに十分な温度・時間処理であることを特徴とす
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の有機肥料の製造
    方法。
  5. 【請求項5】前記細断された植物の加熱処理が、発酵菌
    無添加方式高速発酵乾燥処理装置を用いて行われること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の有機
    肥料の製造方法。
  6. 【請求項6】前記細断された植物の加熱処理が、第1段
    階では、65〜70℃の温度で1〜2時間行われ、第2
    段階では、70〜75℃の温度で1〜2時間行われるこ
    とを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の有
    機肥料の製造方法。
  7. 【請求項7】前記細断された植物の最終的な加熱処理
    が、75〜98℃の温度で0.5〜3時間行われること
    を特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の有機
    肥料の製造方法。
  8. 【請求項8】前記細断された植物の加熱処理が、その植
    物に対する過熱水蒸気の吹き付けによって行われること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の有機
    肥料の製造方法。
  9. 【請求項9】前記細断された植物の加熱処理が、その細
    断された植物の全体量が元の全体量に対して少なくとも
    70%に減少するまで行われることを特徴とする請求項
    1〜8のいずれか1項に記載の有機肥料の製造方法。
  10. 【請求項10】前記細断された植物の加熱処理によって
    体積が元の体積に対して少なくとも30%減少した細断
    植物に対して、この体積減少分の補給として(A)発酵
    促進材として米ぬか、油かす、及び大豆かすのいずれか
    1種又は2種以上:10〜20容量%、及び(B)補水
    分調整材として、おから、及び魚のあらのいずれか1種
    又は2種:10〜20容量%のいずれか一方又は双方を
    添加し、しかる後発酵処理することを特徴とする請求項
    1〜9のいずれか1項に記載の有機肥料の製造方法。
  11. 【請求項11】細断された植物が充填された通気性のフ
    レキシブルコンテナを少なくとも3日以上放置して発酵
    処理することを特徴とする請求項1〜10のいずれか1
    項に記載の有機肥料の製造方法。
  12. 【請求項12】通気性のフレキシブルコンテナが、上部
    と下部に、細断された加熱処理された植物の充填又は払
    い出しを行うための開閉自在の開口部を備えてなること
    を特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の有
    機肥料の製造方法。
  13. 【請求項13】通気性のフレキシブルコンテナが、ポリ
    プロピレン又はナイロン樹脂の繊維又は紐あるいはテー
    プで織ったもの又は編み上げたものであり、上部と下部
    に細断された加熱処理された植物の充填又は払い出しを
    行うための開閉自在の開口部を備えてなることを特徴と
    する請求項1〜11のいずれか1項に記載の有機肥料の
    製造方法。
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