JP2001334495A - 貼りミシン刃用リング - Google Patents

貼りミシン刃用リング

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JP2001334495A
JP2001334495A JP2000201586A JP2000201586A JP2001334495A JP 2001334495 A JP2001334495 A JP 2001334495A JP 2000201586 A JP2000201586 A JP 2000201586A JP 2000201586 A JP2000201586 A JP 2000201586A JP 2001334495 A JP2001334495 A JP 2001334495A
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JP
Japan
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sewing machine
blade
ring
business form
machine blade
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JP2000201586A
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English (en)
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Toyohiko Harada
豊彦 原田
Tomohiko Harada
伴彦 原田
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ビジネスフォーム用紙の縦ジャンプミシンを効
率よく入れるための装置に関する。 【解決手段】貼りミシン刃2をリング1の目盛に合わせ
て溝にはめ込むようにして貼り、また、リング1は、シ
ャフト3上を自由に移動出来るようにした。 【効果】貼りミシン刃2の貼り替えによるロスが無くな
り、ビジネスフォームに指定された縦ジャンプミシン位
置と貼りミシン刃2との相互の位置設定が容易になり貼
り付けに要する作業時間が数分の一に短縮された。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はビジネスフォーム
印刷機の縦ジャンプミシンの貼りミシン刃
【図1】−(2)の貼り付け装置に係るものである。
【0002】
【ビジネスフォームの関連用語の説明】
【0003】ミシン又はミシン目とは、ビジネスフォー
ムを折り曲げたり、ちぎりやすくするために、ビジネス
フォーム用紙に、点線状に切り込み目を入れた切り目の
ことを言う。
【0004】縦ジャンプミシンとは、ビジネスフォーム
用紙の進行方向と同じ方向に、ミシンが部分的にジャン
プして入っているミシン目を言う。
【0005】貼りミシン刃
【図1】−(2)とは、ある程度曲げることの出来る、
薄い鋼板で出来たミシン刃で、両面テープを使って貼り
付けることの出来る、ミシン目を入れるための刃物をい
う。
【0006】縦ミシン刃とは、ドーナッツ形の鋼板の外
周に刃先をつけ、その刃先にミシン目状に切り込みを入
れた刃物をいう。
【0007】
【従来の技術】 最近のコンピューターに使用されてい
るプリンターの発達や、ユーザーの要求等により、これ
らコンピューターのプリンターに使用されている、コン
ピューター用ビジネスフォーム用紙も複雑多様化してお
り、コンピューター用紙に使わている、縦ジャンプミシ
ンも複雑多様になり、なお且つ厳密な精度を要求される
ものが増えてきた。
【0008】初期にはビジネスフォーム印刷機の縦ミシ
ン刃ホルダーのシャフトをギヤーやカム等を用いて、縦
ミシン刃を直接ジャンプさせて、縦ジャンプミシンを入
れていた。
【0009】この方法では、縦ジャンプミシンが一本し
か入らないし、多条の位相の異なる縦ジャンプミシンを
同時に入れるようにするには、機械の構造が非常に複雑
になりビジネスフォーム印刷機の改造設備費が相当高価
なものになる。
【0010】そのうえに、縦ミシン刃をコツコツと、た
たくようにして縦ジャンプミシンを入れて行くので、縦
ミシン刃の傷みも激しく、紙に対する切れ味も、すぐに
悪くなる欠点があり、精度も不正確で仕上がりが粗雑な
ため現在では、あまり使わていない。
【0011】また薄い鋼板を縦ジャンプミシンに応じた
パターンに腐食させ、残った凸起部分をレーザービーム
でミシン目状にカットした縦ジャンプミシンのパターン
の鋼板製凸版を作り、マグネットシリンダーに吸着させ
て、縦ジャンプミシンを入れる装置も実用化されてい
る。
【0012】これには数百万円も掛かる設備費と、縦ジ
ャンプミシン用鋼板凸版一枚で数万円もする版代では、
何百万枚と言うような大ロットでなければ採算に合わな
い。
【0013】
【選択図4】最近ではビジネスフォーム印刷機の凸版印
刷部
【図4】やフレキソ印刷部を利用して、この印刷部のシ
リンダー(15)に貼りミシン刃(2)を貼り付ける方
法が、ビジネスフォーム印刷機の設備に費用を掛けなく
ても縦ジャンプミシン(4)(5)(6)を入れること
が出来るので、最も一般的に行われている。
【0014】しかしこの方法でもビジネスフォームに対
しての貼りミシン刃(2)の相互の位置を、正確にシリ
ンダー(15)に貼りミシン刃(2)を貼り付けるのに
は、簡単なものでも1時間以上、複雑なものになると、
2時間以上作業時間が掛かってしまうのが現状である。
【0015】この方法ではシリンダー(15)に貼りミ
シン刃(2)が固定されてしまうので、縦ジャンプミシ
ンの直線性や、ビジネスフォームに対する前後左右の相
互の位置を、設定するには、高度な熟練技術と、多くの
時間を必要とする。
【0016】なおビジネスフォームの印刷パターンに縦
ジャンプミシンのパターンを正確に位置を合わせるため
には貼りミシン刃
【図4】−(2)の位置を必ず修正する作業を必要とす
る。
【0017】貼りミシン刃(2)の貼り付けを修正する
には、一旦シリンダー
【図4】−(15)に固定されてしまった貼りミシン刃
(2)を何度も貼り直すことがあるために、貼り直すた
びに貼りミシン刃(2)が折れたり曲がったりして、1
本数千円もする貼りミシン刃(2)を、何本かロスにし
てしまうことがある。
【0018】本発明はこれらの諸問題を一挙に解決し
て、時間的、経済的損失を数分の一に短縮出来た、画期
的な発明である。以下これを詳しく説明する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】したがって各ビジネス
フォームメーカーともビジネスフォームの縦ジャンプミ
シン入れには、多くの時間と費用が掛かり、縦ジャンプ
ミシンのコスト高に悩まされているのが現状で、なかな
か良い方法がなかった。
【0020】本発明はビジネスフォームメーカー及び作
業者の強い要望に応えるために発明されたものである。
【0021】以上のことから貼りミシン刃を貼り付ける
には、
【0022】(A)貼りミシン刃
【図1】−(2)が容易に且つ正確に単時間で貼れるこ
と。
【0023】(B)貼り付けた貼りミシン刃
【図1】−(2)が独立して、それぞれ自由に移動出来
ること。
【0024】(C)特別の熟練技術がなくても、短時間
で縦ジャンプミシンと貼りミシン刃
【図1】−(2)のビジネスフォームに対する相互の位
置設定と調節が出来ること。
【課題を解決するための手段】
【0025】前項(A)の課題を解決するには、リング
【図1】−(1)の円周曲面上に貼りミシン刃
【図1】−(2)が正確に入るような、溝
【図1】−(11)を彫って外周に目盛
【図3】−(14)を付けておく。
【0026】(B)の課題を解決するためには、そぞれ
のリング
【図1】−(1)はシャフト
【図1】−(3)を通して、左右には自由に移動出来
て、前後には自由に回すことが出来るようにする。
【0027】(C)の課題を解決するには、それぞれの
リング
【図1】−(1)に貼り付けられた、貼りミシン刃
【図1】−(2)が、それぞれ独立して、シャフト
【図1】−(3)上を容易に自由に移動させることが出
来るので、貼りミシン刃(2)の貼り替えによる貼り直
しをする事がなくなるから、ビジネスフォームと貼りミ
シン刃(2)との相互の位置の設定が容易に短時間で出
来る。
【実施の形態】
【0028】
【選択図】 総合的には
【図1】 部分的には
【図2】
【図3】を参照
【0029】貼りミシン刃(2)の貼り付けは、リング
(1)には目盛(14)が付けてあり、溝(11)が彫
ってあるから、貼りミシン刃(2)を目盛(14)に合
わせて溝(11)に、はめ込むようにして貼るだけで良
いので、熟練技術がなくても、容易に正確に貼りミシン
刃(2)をリング(1)に貼ることが出来る。
【0030】貼りミシン刃(2)は、それぞれのリング
(1)に貼り付けられているので、シャフト(3)上を
自由に移動させることが出来るから、ビジネスフォーム
の指定の位置に、貼りミシン刃(2)の位置を合わせる
ためには、貼りミシン刃(2)を貼り付けたリング
(1)を移動させるだけで、容易に正確に貼りミシン刃
(2)の位置を決めることが出来る。
【0031】貼りミシン刃(2)のビジネスフォームに
対する相互の位置が決まれば、止めネジ(5)によって
リング(1)をシャフト(3)に固定する。
【0032】シャフト(3)は駆動ギヤー(12)と圧
胴ギヤー(13)により連結されているから、ビジネス
フォーム印刷機の運転時には、強制駆動されるので、リ
ング(1)に貼り付けた貼りミシン刃(2)はシャフト
(3)と共に、ビジネスフォームの進行方向に同調した
回転をする。
【0033】ビジネスフォーム印刷機の運転中におけ
る、ビジネスフォームに対する縦ジャンプミシンのパタ
ーン全体の前進・後進・左右の微調整をするには、
【0034】リング(1)と貼りミシン刃(2)が、シ
ャフト(3)に、止めネジ(5)によって固定されてい
るので、
【0035】シャフト(3)は、駆動ギヤー(12)と
圧胴ギヤー(13)により連結して駆動されているか
ら、
【0036】ビジネスフォーム印刷機本来の前進・後進
・左右の、調節機構により、シャフト
【図1】−(3)が作動するので微調整が出来る。
【0037】ビジネスフォーム印刷機には、オプション
として、たいてい、ナンバーリング装置が付属している
ので、シャフト(3)はナンバーリング用のシャフトを
利用することも出来る。
【0038】
【発明の効果】従来のように、シリンダー
【図4】−15に、貼りミシン刃(2)を貼り付けてい
た縦ジャンプミシンの貼りミシン刃貼りつけに要した長
時間の作業と比べて、
【0039】この発明した貼りミシン刃用リング
【図1】−1を使った場合、リング
【図1】−(1)の目盛
【図3】−(14)に合わせて溝
【図1】−(11)に、貼りミシン刃(2)をはめ込む
ようにして貼るだけでよく、
【0040】あとは、シャフト(3)上のリング(1)
を自由にビジネスフォーム所定の場所へ移動させて、止
めネジ(5)でシャフト(3)に固定するだけでよいの
で、ビジネスフォームに対する貼りミシン刃の位置設定
が非常に簡単である。
【0041】一旦貼り付けた貼りミシン刃(2)は貼り
直すことが無いので貼りミシン刃(2)の貼り直しのロ
スがなくり、従来とは比較にならないほど容易に、正確
に、且つ短時間で作業が出来る。
【0042】最大の効果は特別の熟練技術や、経験がな
くても、従来行っていた縦ジャンプミシンの貼りミシン
刃(2)の貼りつけ作業時間が、本発明の貼りミシン刃
用リングを使用することにより、数分の一に短縮出来た
ことである。
【0043】貼りミシン刃(2)の貼り直しによる、高
価な貼りミシン刃(2)のロスも無くなり、ビジネスフ
ォームの縦ジャンプミシン入れのコスト高の悩みも、一
挙に解決することが出来た。
【0044】この発明はビジネスフォーム印刷機械を製
造する側よりも、従来から行れてきた、縦ジャンプミシ
ンはシリンダー(15)で入れる、という固定的な考え
を変えた素晴らしい発想であり、長年にわたり、ビジネ
スフォーム印刷機を使ってきた現場の者でなければ考え
られない、画期的な発明である。
【図面の簡単な説明】
【図1】貼りミシン刃用リングの実施形態斜視図
【図2】
【図1】の点線a−aによる断面拡大図
【図3】リング
【図1】−(1)の拡大斜視図
【図4】従来の縦ジャンプミシン装置の斜視図
【符号の説明】
1 リング 2 貼りミシン刃 3 シャフト 4 圧胴 5 止めネジ 6、7、8 縦ジャンプミシン 9 クッション 10 両面粘着テープ 11 溝 12 駆動ギヤー 13 圧胴ギヤー 14 目盛 15 シリンダー 矢印 リングの回転方向とビジネスフォーム用
紙の進行方向

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貼りミシン刃 【図1】−(2)を貼り付けるためのリング 【図1】−(1)である。
  2. 【請求項2】リング 【図1】−(1)の円周曲面上に貼りミシン刃 【図1】−(2)を、はめ込むための、溝 【図1】−(11)と目盛 【図3】−(14)を彫ってある。
  3. 【請求項3】 リング 【図1】−(1)はシャフト 【図1】−(3)を通して移動出来る構造である。
JP2000201586A 2000-05-29 2000-05-29 貼りミシン刃用リング Pending JP2001334495A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1321379A1 (en) * 2001-12-20 2003-06-25 Alessandro Cristofani Heat-shrinkable film packaging for bottles, process for manufacturing said packaging and score-cut equipment used in said process
EP2038094A1 (en) * 2006-06-30 2009-03-25 Sca Hygiene Products Ab A device for manufacturing absorbent articles

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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