JP2001334077A - 電気かみそり - Google Patents
電気かみそりInfo
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- JP2001334077A JP2001334077A JP2000157437A JP2000157437A JP2001334077A JP 2001334077 A JP2001334077 A JP 2001334077A JP 2000157437 A JP2000157437 A JP 2000157437A JP 2000157437 A JP2000157437 A JP 2000157437A JP 2001334077 A JP2001334077 A JP 2001334077A
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- blade
- shaving
- unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトに
なるように剃りの感触を自動的に良好に得るようにす
る。 【解決手段】 外刃114を備えた刃ユニット2を昇降
手段3によって昇降可能に構成した電気かみそりであ
る。剃り始め時に刃ユニット2の初期位置を下げ、剃り
の進行に伴って刃ユニット2の位置を自動的に上昇させ
る制御をおこなう制御部4を備えている。
なるように剃りの感触を自動的に良好に得るようにす
る。 【解決手段】 外刃114を備えた刃ユニット2を昇降
手段3によって昇降可能に構成した電気かみそりであ
る。剃り始め時に刃ユニット2の初期位置を下げ、剃り
の進行に伴って刃ユニット2の位置を自動的に上昇させ
る制御をおこなう制御部4を備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気かみそりに関
し、詳しくは、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフ
トになるように剃りの感触を自動的に良好に得るように
しようとする技術に係るものである。
し、詳しくは、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフ
トになるように剃りの感触を自動的に良好に得るように
しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、外刃を備えた刃ユニットを昇降さ
せる電気かみそりにおいては、刃ユニットを肌に強く押
し付けることで刃ユニットを、内刃を押し上げているば
ね力に抗して押し下げてハードな剃りをおこない、又、
刃ユニットの肌への押し付け力を緩めて、内刃が外刃に
所定のばね押圧力にて押し付けられている状態でのソフ
トな剃りをおこなうものである。
せる電気かみそりにおいては、刃ユニットを肌に強く押
し付けることで刃ユニットを、内刃を押し上げているば
ね力に抗して押し下げてハードな剃りをおこない、又、
刃ユニットの肌への押し付け力を緩めて、内刃が外刃に
所定のばね押圧力にて押し付けられている状態でのソフ
トな剃りをおこなうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
気かみそりにおいては、使用者の使い方によるものであ
り、ハード、マイルド、ソフトの使い方は自動的におこ
なうことができないものであった。
気かみそりにおいては、使用者の使い方によるものであ
り、ハード、マイルド、ソフトの使い方は自動的におこ
なうことができないものであった。
【0004】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフト
になるように剃りの感触を自動的に良好に得ることがで
きる電気かみそりを提供することを課題とするものであ
る。
ものであり、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフト
になるように剃りの感触を自動的に良好に得ることがで
きる電気かみそりを提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、外
刃114を備えた刃ユニット2を昇降手段3によって昇
降可能に構成した電気かみそりであって、剃り始め時に
刃ユニット2の初期位置を下げ、剃りの進行に伴って刃
ユニット2の位置を自動的に上昇させる制御をおこなう
制御部4を備えていることを特徴とするものである。こ
のような構成によれば、電源5(スイッチ)を入れた剃
り始めにおいては、刃ユニット2の初期位置を下げて外
刃114をばね力に抗して内刃104に強く押圧したハ
ードな剃り味を得ることができ、時間の経過に伴う剃り
の進行に伴って刃ユニット2を上昇させて内刃104と
の接触を弱めるソフトな剃り味を得ることができるので
あり、使い勝手を高めることができる。
刃114を備えた刃ユニット2を昇降手段3によって昇
降可能に構成した電気かみそりであって、剃り始め時に
刃ユニット2の初期位置を下げ、剃りの進行に伴って刃
ユニット2の位置を自動的に上昇させる制御をおこなう
制御部4を備えていることを特徴とするものである。こ
のような構成によれば、電源5(スイッチ)を入れた剃
り始めにおいては、刃ユニット2の初期位置を下げて外
刃114をばね力に抗して内刃104に強く押圧したハ
ードな剃り味を得ることができ、時間の経過に伴う剃り
の進行に伴って刃ユニット2を上昇させて内刃104と
の接触を弱めるソフトな剃り味を得ることができるので
あり、使い勝手を高めることができる。
【0006】請求項2においては、電源5がオンされて
いる時間を暫定値として設定し、この暫定値の間で刃ユ
ニット2の高さを変化させる制御をおこなうことを特徴
とするものである。このような構成によれば、電源5を
入れている時間を暫定値とし、この暫定値(時間)にお
いて剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトな剃りを
おこなうことができる。
いる時間を暫定値として設定し、この暫定値の間で刃ユ
ニット2の高さを変化させる制御をおこなうことを特徴
とするものである。このような構成によれば、電源5を
入れている時間を暫定値とし、この暫定値(時間)にお
いて剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトな剃りを
おこなうことができる。
【0007】請求項3においては、電源5がオンされて
いる時間を学習して記憶し、次に電源5がオンされたと
きに、学習して記憶した時間の長さに比例して暫定値を
変化させることを特徴とするものである。このような構
成によれば、先に使用した時間を学習して記憶し、この
学習した時間に応じて暫定値(時間)を設定するのであ
り、使用者の使い方を学習できて、一層、使いやくすな
る。
いる時間を学習して記憶し、次に電源5がオンされたと
きに、学習して記憶した時間の長さに比例して暫定値を
変化させることを特徴とするものである。このような構
成によれば、先に使用した時間を学習して記憶し、この
学習した時間に応じて暫定値(時間)を設定するのであ
り、使用者の使い方を学習できて、一層、使いやくすな
る。
【0008】請求項4においては、外刃114を備えた
刃ユニット2を昇降手段3によって昇降可能に構成した
電気かみそりであって、刃ユニット2にかかる負荷を検
出する負荷検出手段6を設け、負荷検出手段6による検
出値が基準値に対して大きい場合には刃ユニット2の初
期位置を下げ、検出値が基準値に対して小さい場合には
刃ユニット2の初期位置を上げるように制御する制御部
4を備えていることを特徴とするものである。このよう
な構成によれば、刃ユニット2における切断負荷が基準
値に対して大きい場合には、刃ユニット2を下げて切れ
味を高めるのであり、又、刃ユニット2における切断負
荷が基準値に対して小さい場合には、刃ユニット2を上
げるのであり、このように、使用者が加える負荷の大き
さに適応した剃り味を自動的に得ることができるのであ
り、使いやすい。
刃ユニット2を昇降手段3によって昇降可能に構成した
電気かみそりであって、刃ユニット2にかかる負荷を検
出する負荷検出手段6を設け、負荷検出手段6による検
出値が基準値に対して大きい場合には刃ユニット2の初
期位置を下げ、検出値が基準値に対して小さい場合には
刃ユニット2の初期位置を上げるように制御する制御部
4を備えていることを特徴とするものである。このよう
な構成によれば、刃ユニット2における切断負荷が基準
値に対して大きい場合には、刃ユニット2を下げて切れ
味を高めるのであり、又、刃ユニット2における切断負
荷が基準値に対して小さい場合には、刃ユニット2を上
げるのであり、このように、使用者が加える負荷の大き
さに適応した剃り味を自動的に得ることができるのであ
り、使いやすい。
【0009】請求項5においては、請求項4の構成に加
えて、刃ユニット2の押し付け圧検出手段7を設け、負
荷検出手段6による検出結果及び押し付け圧検出手段7
の検出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御するこ
とを特徴とするものである。このような構成によれば、
負荷検出による制御に加えて押し付け圧検出手段7の検
出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御することが
でき、使用者が肌に押し付ける強さに関わらず、髭の濃
さに適応した剃り味の調整をおこなうことができる。
えて、刃ユニット2の押し付け圧検出手段7を設け、負
荷検出手段6による検出結果及び押し付け圧検出手段7
の検出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御するこ
とを特徴とするものである。このような構成によれば、
負荷検出による制御に加えて押し付け圧検出手段7の検
出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御することが
でき、使用者が肌に押し付ける強さに関わらず、髭の濃
さに適応した剃り味の調整をおこなうことができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基
づいて詳述すると、図5〜図7は一例を示すもので、図
中101は筒状の本体ハウジングであり、内部に蓄電池
及びリニアモータ103、そして電池とリニアモータ1
03と回路基板126を保持する基台105を格納して
いる。リニアモータ103はその上部に駆動力を内刃1
04に伝達する駆動子112を備えている。本体ハウジ
ング101の上側開口は刃取付台106で、下側開口は
下カバーで塞ぐ。
づいて詳述すると、図5〜図7は一例を示すもので、図
中101は筒状の本体ハウジングであり、内部に蓄電池
及びリニアモータ103、そして電池とリニアモータ1
03と回路基板126を保持する基台105を格納して
いる。リニアモータ103はその上部に駆動力を内刃1
04に伝達する駆動子112を備えている。本体ハウジ
ング101の上側開口は刃取付台106で、下側開口は
下カバーで塞ぐ。
【0011】刃取付台106の上部にはゴム押え板11
1をねじを用いて固定している。刃取付台106、ゴム
押え板111にはそれぞれ開口部があり、リニアモータ
103の駆動子112がその開口部を貫通し、駆動子防
水ゴム113の内側Oリング部が駆動子112の防水シ
ール部に嵌合し、駆動子防水ゴム113の外周部が刃取
付台106とゴム押え板111に挟まれている。
1をねじを用いて固定している。刃取付台106、ゴム
押え板111にはそれぞれ開口部があり、リニアモータ
103の駆動子112がその開口部を貫通し、駆動子防
水ゴム113の内側Oリング部が駆動子112の防水シ
ール部に嵌合し、駆動子防水ゴム113の外周部が刃取
付台106とゴム押え板111に挟まれている。
【0012】本体ハウジング101の前面にはスイッチ
108と、スイッチ108をスライド自在に本体ハウジ
ング101に係止するためのスイッチ基台109を備え
ている。
108と、スイッチ108をスライド自在に本体ハウジ
ング101に係止するためのスイッチ基台109を備え
ている。
【0013】駆動子112には内刃押上ばね213をば
ね止め部材140とともに配設しており、内刃押上ばね
213の弾力で常に外刃114に対し内刃104を押し
付けている。
ね止め部材140とともに配設しており、内刃押上ばね
213の弾力で常に外刃114に対し内刃104を押し
付けている。
【0014】ヘッド部は、図8に示すように、前後2つ
のネット刃ユニット117と、中央のスリット刃ユニッ
トと、これらの刃ユニット200をフロート自在に支持
する刃フレーム218とからなるもので、刃フレーム2
18は、本体と着脱自在な係合のための係合フック12
0を長手方向両端2カ所に備えている。図中118は着
脱釦である。
のネット刃ユニット117と、中央のスリット刃ユニッ
トと、これらの刃ユニット200をフロート自在に支持
する刃フレーム218とからなるもので、刃フレーム2
18は、本体と着脱自在な係合のための係合フック12
0を長手方向両端2カ所に備えている。図中118は着
脱釦である。
【0015】ネット刃ユニット117は、外刃114を
ヒートシール固定した内カセット116にネットカバー
を取り付けたものとして形成されており、刃フレーム2
18のフロート方向の係合溝165とネットカバーのリ
ブが係合することにより、フロート自在に保持される。
ヒートシール固定した内カセット116にネットカバー
を取り付けたものとして形成されており、刃フレーム2
18のフロート方向の係合溝165とネットカバーのリ
ブが係合することにより、フロート自在に保持される。
【0016】スリット刃ユニットは、スリット外刃14
4、スリット内刃152、スリット継手143、スリッ
ト押上ばね145、スリット保持部材146からなり、
スリット保持部材146に設けたフック部168と刃フ
レーム218内面に設けた突起部167が係合し、スリ
ット押上ばね145により上方に付勢された状態で、ス
リットフロートばね147を介して、刃フレーム218
にフロート自在に保持される。
4、スリット内刃152、スリット継手143、スリッ
ト押上ばね145、スリット保持部材146からなり、
スリット保持部材146に設けたフック部168と刃フ
レーム218内面に設けた突起部167が係合し、スリ
ット押上ばね145により上方に付勢された状態で、ス
リットフロートばね147を介して、刃フレーム218
にフロート自在に保持される。
【0017】本体側の刃取付台106の下部外周と本体
ハウジング101の内周とに囲まれた位置に、切換板1
21を上下方向に移動可能に配設している。この切換板
121は、略コの字形状をしたもので、切換板121の
前面部には、その中央付近にラック部材136がかしめ
結合される係合穴171が設けられており、切換板12
1の前面に上記かしめ結合で固定されたラック部材13
6は、その左右両側にラック溝を備えて、左側のラック
溝には減速ギア135がかみ合い、右側のラック溝には
カムレバー138がかみ合っている。
ハウジング101の内周とに囲まれた位置に、切換板1
21を上下方向に移動可能に配設している。この切換板
121は、略コの字形状をしたもので、切換板121の
前面部には、その中央付近にラック部材136がかしめ
結合される係合穴171が設けられており、切換板12
1の前面に上記かしめ結合で固定されたラック部材13
6は、その左右両側にラック溝を備えて、左側のラック
溝には減速ギア135がかみ合い、右側のラック溝には
カムレバー138がかみ合っている。
【0018】減速ギア135は共にギア歯が形成された
小径部173と大径部174とが同じ厚みの中で構成さ
れる部分歯車となっており、刃取付台106から突設し
た軸176に小径部173の中心の係合穴が回転自在に
係合する減速ギア135は、小径部173のギアをラッ
ク部材136とかみ合わせ、大径部174のギアを操作
ギア131とかみ合わせる。
小径部173と大径部174とが同じ厚みの中で構成さ
れる部分歯車となっており、刃取付台106から突設し
た軸176に小径部173の中心の係合穴が回転自在に
係合する減速ギア135は、小径部173のギアをラッ
ク部材136とかみ合わせ、大径部174のギアを操作
ギア131とかみ合わせる。
【0019】基台105の穴部208に固定しているモ
ータ162の軸に減速器163を介してギア131を結
合し、該ギア131を減速ギア135を介して切換板1
21に設けたラック部材136に係合させている。そし
て本体にはモータ162の回転方向を正逆両方向に操作
できるスイッチ207を設けて、スイッチ207の操作
でモータ162の動力により刃取付台106を昇降させ
て外刃104の上下位置調整をできるようにしている。
ータ162の軸に減速器163を介してギア131を結
合し、該ギア131を減速ギア135を介して切換板1
21に設けたラック部材136に係合させている。そし
て本体にはモータ162の回転方向を正逆両方向に操作
できるスイッチ207を設けて、スイッチ207の操作
でモータ162の動力により刃取付台106を昇降させ
て外刃104の上下位置調整をできるようにしている。
【0020】本発明においては、以上のような構成の電
気かみそりAにおいて、スイッチ108を操作してリニ
アモータ103を駆動させて髭剃りをおこなうのに際し
て、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトになるよ
うに剃りの感触を自動的に良好に得るようにしている。
以下、詳述する。
気かみそりAにおいて、スイッチ108を操作してリニ
アモータ103を駆動させて髭剃りをおこなうのに際し
て、剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトになるよ
うに剃りの感触を自動的に良好に得るようにしている。
以下、詳述する。
【0021】図1に示すように、スイッチ108を投入
した剃り始め時にはモータ162を駆動させて刃ユニッ
ト2(ネット刃ユニット117、スリット刃ユニット等
を備えている)の初期位置を切換板21を介して下げ、
剃りの進行に伴って刃ユニット2の位置を自動的に上昇
させる制御をおこなう制御部4を回路基板126に備え
ているものである。
した剃り始め時にはモータ162を駆動させて刃ユニッ
ト2(ネット刃ユニット117、スリット刃ユニット等
を備えている)の初期位置を切換板21を介して下げ、
剃りの進行に伴って刃ユニット2の位置を自動的に上昇
させる制御をおこなう制御部4を回路基板126に備え
ているものである。
【0022】電源5であるスイッチ108を入れた剃り
始めにおいては、刃ユニット2の位置を下げて外刃11
4を内刃押し上げばね213のばね力に抗して内刃10
4に強く押圧した「ハード」な剃り味を得ることがで
き、時間の経過、例えば、1分が経過すると、刃ユニッ
ト2を制御部4に設定されているプログラムの通りに自
動的に上昇させて内刃104との接触をやや弱める「ノ
ーマル」な切れ味とするのであり、そして、スイッチ1
08の投入から2分が経過すると、刃ユニット2を更に
上昇させて、内刃104との接触を一層弱める「マイル
ドナ」な切れ味とするのである。
始めにおいては、刃ユニット2の位置を下げて外刃11
4を内刃押し上げばね213のばね力に抗して内刃10
4に強く押圧した「ハード」な剃り味を得ることがで
き、時間の経過、例えば、1分が経過すると、刃ユニッ
ト2を制御部4に設定されているプログラムの通りに自
動的に上昇させて内刃104との接触をやや弱める「ノ
ーマル」な切れ味とするのであり、そして、スイッチ1
08の投入から2分が経過すると、刃ユニット2を更に
上昇させて、内刃104との接触を一層弱める「マイル
ドナ」な切れ味とするのである。
【0023】図2は他の実施の形態を示し、本実施の形
態においては、制御部4にスイッチ108の投入から切
りまでの剃り時間を学習して記憶する記憶・演算手段8
を設けて、スイッチ108がオンされている時間を記憶
し、この記憶した時間を暫定値として設定し、この暫定
値の間で刃ユニット2の高さを変化させる制御をおこな
うものである。かかる暫定値は、予測剃り時間とするも
のであり、図2に示すように、予測剃り時間の約1/3
までが「ハード」な剃りをおこなうのであり、予測剃り
時間の約1/3が経過し、予測剃り時間の約2/3まで
は「ノーマル」な剃りをおこなうのであり、そして、予
測剃り時間の約2/3を経過すると「マイルドナ」な剃
りに移行するのである。
態においては、制御部4にスイッチ108の投入から切
りまでの剃り時間を学習して記憶する記憶・演算手段8
を設けて、スイッチ108がオンされている時間を記憶
し、この記憶した時間を暫定値として設定し、この暫定
値の間で刃ユニット2の高さを変化させる制御をおこな
うものである。かかる暫定値は、予測剃り時間とするも
のであり、図2に示すように、予測剃り時間の約1/3
までが「ハード」な剃りをおこなうのであり、予測剃り
時間の約1/3が経過し、予測剃り時間の約2/3まで
は「ノーマル」な剃りをおこなうのであり、そして、予
測剃り時間の約2/3を経過すると「マイルドナ」な剃
りに移行するのである。
【0024】ところで、予測剃り時間の算出は、例え
ば、次の式で得ることができる。
ば、次の式で得ることができる。
【0025】予測剃り時間={予測剃り時間×d+今回
の剃り時間×(1-d)} 但し、dは0〜1の係数 本実施の形態においては、先に使用した時間を学習して
記憶し、この学習した時間に応じて暫定値(時間)を設
定するのであり、使用者の使い方を学習できて、一層、
使いやくすなるものである。
の剃り時間×(1-d)} 但し、dは0〜1の係数 本実施の形態においては、先に使用した時間を学習して
記憶し、この学習した時間に応じて暫定値(時間)を設
定するのであり、使用者の使い方を学習できて、一層、
使いやくすなるものである。
【0026】図3は更に他の実施の形態を示し、本実施
の形態においては、刃ユニット2にかかる負荷を検出す
る負荷検出手段6を設け、負荷検出手段6による検出値
が基準値1又は基準値2と比較して、基準値1よりも大
きい場合には刃ユニット2の位置を下げる制御をおこな
い、検出値が基準値2に対して小さい場合には刃ユニッ
ト2の位置を上げる制御をおこない、そして、検出値が
基準値1と基準値2との間に存在する場合には刃ユニッ
ト2を上下中央位置にくるように制御するように制御部
4を構成したものである。
の形態においては、刃ユニット2にかかる負荷を検出す
る負荷検出手段6を設け、負荷検出手段6による検出値
が基準値1又は基準値2と比較して、基準値1よりも大
きい場合には刃ユニット2の位置を下げる制御をおこな
い、検出値が基準値2に対して小さい場合には刃ユニッ
ト2の位置を上げる制御をおこない、そして、検出値が
基準値1と基準値2との間に存在する場合には刃ユニッ
ト2を上下中央位置にくるように制御するように制御部
4を構成したものである。
【0027】具体的には、例えば、リニアモータ103
の巻き線の逆起電力を検出して負荷検出をおこなう負荷
検出手段6とするものであり、負荷検出結果を制御部4
に入力するようにしたものである。
の巻き線の逆起電力を検出して負荷検出をおこなう負荷
検出手段6とするものであり、負荷検出結果を制御部4
に入力するようにしたものである。
【0028】このように、使用者が加える負荷の大きさ
に適応した剃り味を自動的に得ることができるのであ
り、使いやすいものである。
に適応した剃り味を自動的に得ることができるのであ
り、使いやすいものである。
【0029】図4は更に他の実施の形態を示し、本実施
の形態においては、刃ユニット2の押し付け圧検出手段
7を設け、負荷検出結果及び押し付け圧検出手段7の検
出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御するもので
ある。
の形態においては、刃ユニット2の押し付け圧検出手段
7を設け、負荷検出結果及び押し付け圧検出手段7の検
出結果に基づいて刃ユニット2の位置を制御するもので
ある。
【0030】具体的には、刃ユニット2側に押圧して押
棒9を設け、刃ユニット2側の下降によって例えば、ロ
ードセル10を押棒9にて押圧して刃ユニット2の負荷
検出をおこない、この検出結果を制御部4に入力するよ
うにしたものである。
棒9を設け、刃ユニット2側の下降によって例えば、ロ
ードセル10を押棒9にて押圧して刃ユニット2の負荷
検出をおこない、この検出結果を制御部4に入力するよ
うにしたものである。
【0031】本実施の形態においては、押し付け圧検出
手段7の検出結果によっても刃ユニット2の位置を制御
するのであり、つまり、負荷検出手段6による検出した
負荷>基準値1+検出した押し付け力の関係の場合は、
刃ユニット2の位置を低くなるように、基準値1+検出
した押し付け力>検出した負荷>基準値2+検出した押
し付け力の関係の場合は、刃ユニット2の位置を中央に
なるように、基準値2+検出した押し付け力>検出した
負荷の関係の場合は、刃ユニット2の位置を高くなるよ
うに、刃ユニット2の上げ下げの基準値を補正した上で
制御をおこなうようにするものである。
手段7の検出結果によっても刃ユニット2の位置を制御
するのであり、つまり、負荷検出手段6による検出した
負荷>基準値1+検出した押し付け力の関係の場合は、
刃ユニット2の位置を低くなるように、基準値1+検出
した押し付け力>検出した負荷>基準値2+検出した押
し付け力の関係の場合は、刃ユニット2の位置を中央に
なるように、基準値2+検出した押し付け力>検出した
負荷の関係の場合は、刃ユニット2の位置を高くなるよ
うに、刃ユニット2の上げ下げの基準値を補正した上で
制御をおこなうようにするものである。
【0032】しかして、検出した負荷=押し付け力+髭
の濃さとなっているため、これにより使用者の押し付け
る強さに関わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調整が
おこなえるのである。
の濃さとなっているため、これにより使用者の押し付け
る強さに関わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調整が
おこなえるのである。
【0033】本実施の形態によれば、使用者が肌に押し
付ける強さに関わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調
整をおこなうことができるものである。
付ける強さに関わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調
整をおこなうことができるものである。
【0034】
【発明の効果】請求項1においては、外刃を備えた刃ユ
ニットを昇降手段によって昇降可能に構成した電気かみ
そりであって、剃り始め時に刃ユニットの初期位置を下
げ、剃りの進行に伴って刃ユニットの位置を自動的に上
昇させる制御をおこなう制御部を備えているから、電源
(スイッチ)を入れた剃り始めにおいては、刃ユニット
の位置を下げて外刃をばね力に抗して内刃に強く押圧し
たハードな剃り味を得ることができ、時間の経過に伴う
剃りの進行に伴って刃ユニットを上昇させて内刃との接
触を弱めるソフトな剃り味を得ることができるのであ
り、使い勝手を高めることができるという利点がある。
ニットを昇降手段によって昇降可能に構成した電気かみ
そりであって、剃り始め時に刃ユニットの初期位置を下
げ、剃りの進行に伴って刃ユニットの位置を自動的に上
昇させる制御をおこなう制御部を備えているから、電源
(スイッチ)を入れた剃り始めにおいては、刃ユニット
の位置を下げて外刃をばね力に抗して内刃に強く押圧し
たハードな剃り味を得ることができ、時間の経過に伴う
剃りの進行に伴って刃ユニットを上昇させて内刃との接
触を弱めるソフトな剃り味を得ることができるのであ
り、使い勝手を高めることができるという利点がある。
【0035】請求項2においては、請求項1の構成に加
えて、電源がオンされている時間を暫定値として設定
し、この暫定値の間で刃ユニットの高さを変化させる制
御をおこなうから、請求項1の効果に加えて、電源を入
れている時間を暫定値とし、この暫定値(時間)におい
て剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトに剃りをお
こなうことができるという利点がある。
えて、電源がオンされている時間を暫定値として設定
し、この暫定値の間で刃ユニットの高さを変化させる制
御をおこなうから、請求項1の効果に加えて、電源を入
れている時間を暫定値とし、この暫定値(時間)におい
て剃り始めはハードに、剃り終わりはソフトに剃りをお
こなうことができるという利点がある。
【0036】請求項3においては、請求項2の構成に加
えて、電源がオンされている時間を学習して記憶し、次
に電源がオンされたときに、学習して記憶した時間の長
さに比例して暫定値を変化させるから、請求項2の効果
に加えて、先に使用した時間を学習して記憶し、この学
習した時間に応じて暫定値(時間)を設定するのであ
り、使用者の使い方を学習できて、一層、使いやくすな
るものである。
えて、電源がオンされている時間を学習して記憶し、次
に電源がオンされたときに、学習して記憶した時間の長
さに比例して暫定値を変化させるから、請求項2の効果
に加えて、先に使用した時間を学習して記憶し、この学
習した時間に応じて暫定値(時間)を設定するのであ
り、使用者の使い方を学習できて、一層、使いやくすな
るものである。
【0037】請求項4においては、外刃を備えた刃ユニ
ットを昇降手段によって昇降可能に構成した電気かみそ
りであって、刃ユニットにかかる負荷を検出する負荷検
出手段を設け、負荷検出手段による検出値が基準値に対
して大きい場合には刃ユニットの初期位置を下げ、検出
値が基準値に対して小さい場合には刃ユニットの初期位
置を上げるように制御する制御部を備えているから、刃
ユニットにおける切断負荷が基準値に対して大きい場合
には、刃ユニットを下げて切れ味を高めるのであり、
又、刃ユニットにおける切断負荷が基準値に対して小さ
い場合には、刃ユニットを上げるのであり、このよう
に、使用者が加える負荷の大きさに適応した剃り味を自
動的に得ることができるのであり、使いやすいという利
点がある。
ットを昇降手段によって昇降可能に構成した電気かみそ
りであって、刃ユニットにかかる負荷を検出する負荷検
出手段を設け、負荷検出手段による検出値が基準値に対
して大きい場合には刃ユニットの初期位置を下げ、検出
値が基準値に対して小さい場合には刃ユニットの初期位
置を上げるように制御する制御部を備えているから、刃
ユニットにおける切断負荷が基準値に対して大きい場合
には、刃ユニットを下げて切れ味を高めるのであり、
又、刃ユニットにおける切断負荷が基準値に対して小さ
い場合には、刃ユニットを上げるのであり、このよう
に、使用者が加える負荷の大きさに適応した剃り味を自
動的に得ることができるのであり、使いやすいという利
点がある。
【0038】請求項5においては、請求項4の構成に加
えて、刃ユニットの押し付け圧検出手段を設け、負荷検
出手段による検出結果及び押し付け圧検出手段の検出結
果に基づいて刃ユニットの位置を制御するから、請求項
4の効果に加えて、負荷検出による制御に加えて押し付
け圧検出手段の検出結果に基づいて刃ユニットの位置を
制御することができ、使用者が肌に押し付ける強さに関
わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調整をおこなうこ
とができるという利点がある。
えて、刃ユニットの押し付け圧検出手段を設け、負荷検
出手段による検出結果及び押し付け圧検出手段の検出結
果に基づいて刃ユニットの位置を制御するから、請求項
4の効果に加えて、負荷検出による制御に加えて押し付
け圧検出手段の検出結果に基づいて刃ユニットの位置を
制御することができ、使用者が肌に押し付ける強さに関
わらず、髭の濃さに適応した剃り味の調整をおこなうこ
とができるという利点がある。
【図1】本発明の実施の一形態の動作説明図である。
【図2】同上の他の実施の形態の動作説明図である。
【図3】同上の更に他の実施の形態の動作説明図であ
る。
る。
【図4】同上の更に他の実施の形態の動作説明図であ
る。
る。
【図5】同上の一部破断した正面図である。
【図6】同上の分解斜視図である。
【図7】同上の一部破断した正面図である。
【図8】同上の分解斜視図である。
【図9】同上の分解斜視図である。
1 外刃 2 刃ユニット 3 昇降手段 4 制御部 5 電源 6 負荷検出手段 7 押し付け圧検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊吹 康夫 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3C056 AA00 BC01 JA06 JA18 JC05
Claims (5)
- 【請求項1】 外刃を備えた刃ユニットを昇降手段によ
って昇降可能に構成した電気かみそりであって、剃り始
め時に刃ユニットの初期位置を下げ、剃りの進行に伴っ
て刃ユニットの位置を自動的に上昇させる制御をおこな
う制御部を備えて成ることを特徴とする電気かみそり。 - 【請求項2】 電源がオンされている時間を暫定値とし
て設定し、この暫定値の間で刃ユニットの高さを変化さ
せる制御をおこなうことを特徴とする請求項1記載の電
気かみそり。 - 【請求項3】 電源がオンされている時間を学習して記
憶し、次に電源がオンされたときに、学習して記憶した
時間の長さに比例して暫定値を変化させることを特徴と
する請求項2記載の電気かみそり。 - 【請求項4】 外刃を備えた刃ユニットを昇降手段によ
って昇降可能に構成した電気かみそりであって、刃ユニ
ットにかかる負荷を検出する負荷検出手段を設け、負荷
検出手段による検出値が基準値に対して大きい場合には
刃ユニットの初期位置を下げ、検出値が基準値に対して
小さい場合には刃ユニットの初期位置を上げるように制
御する制御部を備えて成ることを特徴とする電気かみそ
り。 - 【請求項5】 刃ユニットの押し付け圧検出手段を設
け、負荷検出手段による検出結果及び押し付け圧検出手
段の検出結果に基づいて刃ユニットの位置を制御するこ
とを特徴とする請求項4記載の電気かみそり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157437A JP2001334077A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 電気かみそり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000157437A JP2001334077A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 電気かみそり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001334077A true JP2001334077A (ja) | 2001-12-04 |
Family
ID=18662068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000157437A Withdrawn JP2001334077A (ja) | 2000-05-26 | 2000-05-26 | 電気かみそり |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001334077A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544823A (ja) * | 2005-07-07 | 2008-12-11 | ファコ ソシエテ アノニム | 電動式カット案内具を持つバリカン |
US8938884B2 (en) | 2011-03-18 | 2015-01-27 | Spectrum Brands, Inc. | Electric hair grooming appliance including touchscreen |
-
2000
- 2000-05-26 JP JP2000157437A patent/JP2001334077A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008544823A (ja) * | 2005-07-07 | 2008-12-11 | ファコ ソシエテ アノニム | 電動式カット案内具を持つバリカン |
US8938884B2 (en) | 2011-03-18 | 2015-01-27 | Spectrum Brands, Inc. | Electric hair grooming appliance including touchscreen |
USRE47784E1 (en) * | 2011-03-18 | 2019-12-31 | Spectrum Brands, Inc. | Electric hair grooming appliance including touchscreen |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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