JP2005087616A - 電気剃刀 - Google Patents

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暢明 名合
Yoshihiro Ito
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Abstract

【課題】 鏡なしでも剃り状態の確認の可能な電気剃刀を提供する。
【解決手段】 電気剃刀本体12は上部側の上部本体14と下部側の下部本体16で構成されている。上部本体14の上面には、網外刃20が配置されている。また、上部本体14の片側面には、固体撮像素子32が設けられている。固体撮像素子32は、撮像対象の画像を取り込み可能とされている。下部本体正面16Bの中央部には、LCD36が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気剃刀に関する。
電気で動作される電気剃刀には、深剃り、剃り心地、剃り残しなどについて、様々な技術が提案されている。例えば特許文献1に記載の技術では、深剃りが可能でかつ肌触りもよい電気剃刀が開示されている。また、特許文献2では、肌との接触面積を多くして剃りの効率を高めかつ深剃り可能な電気剃刀が開示されている。
このように工夫がなされた電気剃刀では、ユーザーが鏡を見て剃り残し部分を見つけたり皮膚の状態を確認したりしながら剃りの作業を進めていく。
しかしながら、鏡がない場合には剃り状態の確認ができず、そのため適切な剃りの作業を行うことができない。
特開平8−318057号公報 特開平8−323059号公報
本発明は上記事実を考慮し、鏡なしでも剃り状態の確認の可能な電気剃刀を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の電気剃刀は、使用時に把持可能な電気剃刀本体と、前記電気剃刀本体に設けられた刃部と、前記電気剃刀本体に設けられた撮像手段と、を含んで構成されている。
本発明の電気剃刀の電気剃刀本体は、使用時に把持可能とされており、この電気剃刀本体に刃部、及び、撮像手段が設けられている。したがって、刃部により髭などの毛を剃ることが可能とされると共に、撮像手段により毛の剃り残しや皮膚の状態などの剃り状態の画像を取り込むことができる。取り込まれた画像を、例えば外部のディスプレイなどに出力して表示させることで、ユーザーは鏡なしでも剃り状態の確認を行うことができる。
なお、本発明の電気剃刀は、請求項2に記載のように、前記電気剃刀本体に設けられ、前記撮像手段により撮像された画像を表示可能とされた表示手段、をさらに含んで構成することもできる。
このように、電気剃刀本体に表示手段を設けることにより、表示手段に表示された画像を容易に確認することができる。なお、ユーザーは、例えば髭を剃るときに、表示手段での表示方向と撮像手段での撮像方向とを同方向とすることにより、撮像しながらリアルタイムに髭剃り状態を確認することができる。
また、本発明の電気剃刀は、請求項3に記載のように、前記電気剃刀本体に設けられ、前記撮像手段により撮像される撮像対象へ光を照射する光源、をさらに含んで構成することもできる。
このように、撮像対象へ光を照射することにより、暗い場所でも確認可能な画像を撮像手段によって撮像することができる。
また、本発明の電気剃刀は、請求項4に記載のように、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて皮膚の剃り状態を判断する判断手段と、前記判断手段により判断された結果を告知する告知手段と、をさらに含んで構成することもできる。
この電気剃刀の判断手段では、撮像された画像に基づいて皮膚の剃り状態が判断される。皮膚の剃り状態とは、例えば、剃り残しや皮膚の赤みがどの程度であるかなどの状態をいう。そして、告知手段によって判断手段での判断の結果が告知される。告知手段での告知の方法は、点灯や文字などでの表示によるものでも、音声によるものでもよい。ユーザーは、この告知によって皮膚の剃り状態を確認することができる。
また、本発明の電気剃刀は、請求項5に記載のように、前記刃部を前記電気剃刀本体の外側方向へ付勢する付勢部材と、前記撮像手段により撮像された画像に基づいて皮膚の状況を判断する判断手段と、前記判断手段により判断された結果に応じて前記付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段と、を含んで構成することもできる。
この電気剃刀の判断手段では、請求項4に記載の判断手段と同様に、撮像された画像に基づいて皮膚の剃り状態が判断される。また、付勢部材は、刃部を前記電気剃刀本体の外側方向へ付勢する。そして、付勢力調整手段で、判断手段により判断された結果に応じて付勢部材による付勢力が調整される。これにより、皮膚の剃り状態に応じて、自動的に刃部が皮膚に押し付けられる力を調整することができる。
本発明の電気剃刀は上記構成としたので、鏡なしでも剃り状態の確認を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に示すように、電気剃刀10は、電気剃刀本体12を備える。電気剃刀本体12は上部側の上部本体14と下部側の下部本体16で構成されている。
上部本体14の上面には、図2にも示すように、網外刃20が配置されている。網外刃20は網状とされており、皮膚に押し当てられることにより網穴に切断対象の毛が入り込む。網外刃20の内側には、網外刃20に沿った形状の内刃22が配置されている。網外刃20の穴に入った毛は、内刃22と網外刃20と(これらをまとめて「刃部21」という)により切断される。内刃22の下側には支持部材24が取り付けられ、支持部材24の下端にはコイルばね26が取り付けられている。コイルばね26の下側には支持台28が配置されており、支持台28は後述する駆動部62(図7参照)により駆動されて、ガイド30に沿って剃り強度大位置W1、剃り強度中位置W2、及び、剃り強度小位置W3の間を移動可能とされている。この移動に伴って刃部21は支持台28と同方向へ移動される。ユーザーにより電気剃刀本体12が把持され、刃部21に皮膚が押し付けられているときには、刃部21は上部本体14の外側方向Xへ付勢されている。このときの付勢力は、皮膚と電気剃刀本体12との距離が同じであれば、支持台28が剃り強度大位置W1に配置されているときに最も大きく、次に剃り強度中位置W2、剃り強度小位置W3の順に小さくなっている。
上部本体14の片側面には、固体撮像素子32が設けられている。固体撮像素子32は、撮像対象の画像を取り込み可能とされている。固体撮像素子32としては、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサなどがあげられる。固体撮像素子32の下側には、ライト34が設けられている。
下部本体16の正面側(以下「下部本体正面16B」という)は略長方形状とされ(図3(B)参照)、側面は上部が幅広の逆三角形状とされている(図4参照)。下部本体正面16Bの中央部には、液晶ディスプレイ(以下「LCD」という)36が設けられている。LCD36は上辺がヒンジ38で下部本体正面16Aに取り付けられており、図4に示すように、ヒンジ38を中心に回動可能とされている。ヒンジ38の近辺にはこの回動に伴って表示切換えを行う切換えスイッチ機構(図示省略)が備えられている。LCD36が下部本体正面16Aに沿ったP1位置と、P1位置から60°回転されたP2位置までの間(この間の位置を「メニュー位置Q1」という)に配置されているときには、LCD36には図5(A)に示すメニュー画面が表示されている。LCD36が位置P2に配置されると、スイッチが切換えられて、LCD36はオフになる(表示なし)。このオフ状態はLCD36が更に60°回転されたP3位置に配置されるまで(この間の位置を「オフ位置Q2」という)継続される。LCD36がP3位置に配置されると、スイッチが切換えられて、LCD36には、固体撮像素子32により取り込まれた画像が所定のフレームレートでリアルタイムに表示される。この画像表示はLCD36がさらに60°回転されてLCD36の表面が下部本体正面16Aに当接されるまで(P2〜P3位置までの位置を「画像表示位置Q3」という)継続される。
図3(B)に示すように、下部本体正面16Bの下側には、赤、黄、青の各々の色に点灯可能な、赤色点灯部38R、黄色点灯部38Y、及び、青色点灯部38Bが設けられている。また、下部本体正面16Bの上部右側には、各種の指示を入力する指示ボタン40が設けられている。
図3(A)に示すように、下部本体16の背面側(以下「下部本体背面16A」という)には、電気剃刀10の電源のオン・オフを行う電源スイッチ42、及び、音声の出力を行うスピーカー44が設けられている。
上部本体14と下部本体16とは、互いに対向する面の中央部に設けられた図示しない接続部材により接続されており、この接続部材を中心として図6に示すように、相対回転可能とされている。
図7には電気剃刀10の制御系の概略ブロック図が示されている。固体撮像素子32はアナログ/デジタル変換器(以下、「A/D変換器」という)50と接続され、A/D変換器50はデジタル信号処理部52と接続されている。A/D変換器50は、固体撮像素子32から入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換してデジタル信号処理部52へ出力する。デジタル信号処理部52は、入力されたデジタル信号に対して各種の処理を行い、デジタル画像データを生成する。バス54には、CPU56、デジタル信号処理部52、内部メモリ58、及び、表示制御部60が接続されており、これらの相互間でのデータの授受が可能とされている。
CPU56は、指示ボタン40、電源スイッチ42、スピーカー44、駆動部62、ライト34、赤色点灯部38R、黄色点灯部38Y、青色点灯部38Bと接続されている。駆動部62は、内刃22及び支持台28と接続されており、CPU56からの指示により、内刃22、支持台28を駆動させる。CPU56は、各種のプログラムを実行するなどして電気剃刀10全体の制御を行う。
内部メモリ58にはデジタル信号処理部52で生成されたデジタル画像データを一時的に記憶可能とされている。また、内部メモリ58には図9に示す深剃りレベルテーブルT1(図9(A)参照)、及び、剃り残しレベルテーブルT2(図9(B)参照)が記憶されている。
深剃りレベルテーブルT1は、皮膚の赤み割合に基づいて深剃りの程度を判定するための判定基準である。例えば、レベル1では、皮膚の赤みが全体の0〜2%であるときには、深剃り程度は軽度であると判断して青色点灯部38Bの点灯に対応させ、皮膚の赤みが全体の2〜10%であるときには、深剃り程度は中度であると判断して黄色点灯部38Yの点灯に対応させ、皮膚の赤みが全体の10%以上であるときには、深剃り程度は重度であると判断して赤色点灯部38Rの点灯、及びスピーカー44からの警告音の出力に対応させる。本実施形態では、他にレベル2、3を記録しておき、ユーザーの選択によりレベル1〜3のいずれか1つを選択可能とされている。
剃り残しレベルテーブルT2は、皮膚の黒み割合に基づいて深剃りの程度を判定するための判定基準である。例えば、レベル1では、皮膚の黒みが全体の0〜20%であるときには、剃り残し程度は少ないと判断して青色点灯部38Bの点灯に対応させ、皮膚の黒みが全体の20〜50%であるときには、剃り残し程度はふつうであると判断して黄色点灯部38Yの点灯に対応させ、皮膚の黒みが全体の50%以上であるときには、剃り残し程度は多いと判断して赤色点灯部38Rの点灯、及びスピーカー44からの警告音の出力に対応させる。本実施形態では、ここでも他にレベル2、3を記録しておき、ユーザーの選択によりレベル1〜3のいずれか1つを選択可能とされている。
表示制御部60はLCD36と接続されており、内部メモリ58に記憶されたデジタル画像データを読み出し、LCD36へ画像表示するのための処理を行う。
次に、本実施形態の作用について説明する。
電気剃刀10を使用する場合には、まず電源スイッチ42から電源オンの指示を入力して電気剃刀10の電源をオンにする。指示ボタン40から内刃22の駆動の指示を入力すると、内刃22が駆動されて、ユーザーは剃りを行うことができる。このとき、LCD36を画像表示位置Q3に配置すると、固体撮像素子32では、所定のフレームレートで被写体からの光を受光し、これを光電変換したアナログ信号をA/D変換器50へ出力する。A/D変換器50は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部52へ出力する。デジタル信号処理部52では、入力されたデジタル信号に所定の処理が施されデジタル画像データが生成される。このデジタル画像データは内部メモリ58に記録されると共に、表示制御部60へ出力される。表示制御部60では、LCD36へデジタル画像データを表示する処理が行われ、LCD36に画像が表示される。したがって、ユーザーは、固体撮像素子32を被剃り部に向けておくことにより、被剃り部の画像を撮像してリアルタイムにその画像を確認することができる。このとき、指示ボタン40からライト34の点灯の指示を入力することにより、ライト34を点灯させて被剃り部に光を供給することができる。
LCD36がメニュー位置Q1に配置されているとき、LCD36には図5(A)に示すメニュー画面が表示される。ユーザーは、メニュー1〜4の中から、電気剃刀10の動作を選択することができる。
メニューの「1.設定」を選択すると、LCD36には、図5(B)に示す設定画面が表示される。設定画面から「1.深剃り面積割合」を選択すると、図8(A)に示す深剃り割合面積設定画面が表示される。ユーザーは、この画面から、レベル1〜3のいずれか1つのレベルを選択する。このレベル1〜3は、深剃りレベルテーブルT1のレベル1〜3に対応している。ここで選択されたレベルが選択深剃りレベルとなる。設定画面から「2.剃り残し面積割合」を選択すると、図8(B)に示す剃り残し割合面積設定画面が表示される。ユーザーは、この画面から、レベル1〜3のいずれか1つのレベルを選択する。このレベル1〜3は、剃り残しレベルテーブルT2のレベル1〜3に対応している。ここで選択されたレベルが選択剃り残しレベルとなる。
メニューの「2.深剃りチェック」を選択すると、CPU56では、図10に示す深剃りチェック処理が行われる。ステップS10で、ユーザーからの画像取り込み指示の入力があるまで待機する。ユーザーは、固体撮像素子32を被剃り部分、例えば顎に向け、指示ボタン40から画像の取り込み指示を入力する。この入力が行われると、ステップS12で、固体撮像素子32へ画像取り込みの指示が行われる。これにより固体撮像素子32では、所定時間のあいだ被写体からの光を受光し、これを光電変換したアナログ信号をA/D変換器50へ出力する。A/D変換器50は、入力されたアナログ信号をデジタル信号に変換し、デジタル信号処理部52へ出力する。デジタル信号処理部52では、入力されたデジタル信号に所定の処理が施されデジタル画像データが生成される。このデジタル画像データは内部メモリ58に記録される(固体撮像素子32での受光から内部メモリ58へのデジタル画像データの記録までの一連の動作を「画像の取り込み」という)。ステップS14で、取り込んだ画像全体に対する皮膚の赤み部分の割合を求める。ステップS16で、求められた皮膚の赤み部分の割合が青色点灯部38Bを点灯させる数値の範囲内かどうか(レベル1が選択されていれば0%以上2%未満)を判断する。判断が肯定された場合には、ステップS18で、青色点灯部38Bに点灯の指示を出力して本処理を終了する。判断が否定された場合には、ステップS20で、求められた皮膚の赤み部分の割合が黄色点灯部38Yを点灯させる数値の範囲内かどうか(レベル1が選択されていれば2%以上10%未満)を判断する。判断が肯定された場合には、ステップS22で、黄色点灯部38Yに点灯の指示を出力して本処理を終了する。判断が否定された場合には、ステップS24で、赤色点灯部38Rに点灯の指示を出力すると共に、スピーカー44に警告音を発する旨の指示を出力して本処理を終了する。
本処理によれば、皮膚の赤み部分の割合に応じて、赤、黄、青のいずれかの点灯部が点灯され、さらに、深剃りの程度が重度の場合には警告音も発せられて、ユーザーはこれにより、深剃りの程度を確認することができる。
メニューの「3.剃り残しチェック」を選択すると、CPU56では、図11に示す剃り残しチェック処理が行われる。ステップS30で、ユーザーからの画像取り込み指示の入力があるまで待機する。ユーザーは、固体撮像素子32を被剃り部分、例えば顎に向け、指示ボタン40から画像の取り込み指示を入力する。この入力が行われると、ステップS32で、固体撮像素子32へ画像取り込みの指示が行われる。これにより一連の画像取り込み処理が行われる。ステップS34で、取り込んだ画像全体対する皮膚の黒み部分の割合を求める。ステップS36で、求められた皮膚の黒み部分の割合が青色点灯部38Bを点灯させる数値の範囲内かどうか(レベル1が選択されていれば0%以上20%未満)を判断する。判断が肯定された場合には、ステップS38で、青色点灯部38Bに点灯の指示を出力して本処理を終了する。判断が否定された場合には、ステップS40で、求められた皮膚の黒み部分の割合が黄色点灯部38Yを点灯させる数値の範囲内かどうか(レベル1が選択されていれば20%以上50%未満)を判断する。判断が肯定された場合には、ステップS42で、黄色点灯部38Yに点灯の指示を出力して本処理を終了する。判断が否定された場合には、ステップS44で、赤色点灯部38Rに点灯の指示を出力すると共に、スピーカー44に警告音を発する旨の指示を出力して本処理を終了する。
本処理によれば、皮膚の黒み部分の割合に応じて、赤、黄、青のいずれかの点灯部が点灯され、さらに、剃り残しの程度が重度の場合には警告音も発せられて、ユーザーはこれにより、剃り残しの程度を確認することができる。
メニューの「4.剃り強度自動調整ON」を選択すると、CPU56では、図12に示す剃り強度調整処理処理が行われる。ステップS50で、ユーザーからの画像取り込み指示の入力があるまで待機する。ユーザーは、固体撮像素子32を被剃り部分、例えば顎に向け、指示ボタン40から画像の取り込み指示を入力する。この入力が行われると、ステップS52で、固体撮像素子32に対して画像の取り込み指示を行い、ステップS54で、取り込んだ画像全体対する皮膚の黒み部分の割合、及び、赤み部分の割合の各々を求める。ステップS56で、皮膚の黒み部分の割合が赤色点灯部38Rを点灯させる数値の範囲内で、かつ、皮膚の赤み部分の割合が青色点灯部38Bを点灯させる数値の範囲内かどうかを判断する。判断が肯定された場合には、剃り残しが多く、深剃りの程度が軽度であると判断できるため、ステップS58で、駆動部62に支持台28の位置を剃り強度大位置W1へ移動させる指示を出力する。これにより支持台28は剃り強度大位置W1へ移動される。判断が否定された場合には、ステップS60で、皮膚の赤み部分の割合が赤色点灯部38Rを点灯させる数値の範囲内かどうかを判断する。判断が肯定された場合には、皮膚の深剃り程度が重度であると判断できるので、ステップS62で、駆動部62に支持台28の位置を剃り強度小位置W3へ移動させる指示を出力する。これにより支持台28は剃り強度小位置W3へ移動される。判断が否定された場合には、駆動部62に支持台28の位置を剃り強度中位置W2へ移動させる指示を出力する。これにより支持台28は剃り強度中位置W2へ移動される。そして本処理を終了する。
本処理によれば、皮膚の赤み割合、及び、皮膚の黒み割合に応じて支持台28を移動させて、剃り強度を自動的に調整することができる。
なお、本実施形態では、電気剃刀10にLCD36を設けたが、電気剃刀10自体にはLCDなどの表示手段を設けず、デジタル画像データを外部の表示手段へ出力して外部の表示手段により画像を確認してもよい。
本実施形態の電気剃刀の斜視図である。 本実施形態の電気剃刀の上部本体内部を側面からみた図である。 本実施形態の電気剃刀の(A)は正面図であり、(B)は背面図である。 本実施形態の電気剃刀の側面図である。 本実施形態のLCDの(A)はメニュー画面表示であり、(B)は設定画面表示である。 本実施形態の電気剃刀の上部本体と下部本体とが相対回転している様子を示す斜視図である。 本実施形態の電気剃刀の制御系の概略ブロック図である。 本実施形態のLCDの(A)は深剃り面積割合設定画面表示であり、(B)は剃り残し面積割合設定画面表示である。 (A)は深剃りレベルテーブルであり、(B)は剃り残しレベルテーブルである。 本実施形態の深剃りチェック処理のフローチャートである。 本実施形態の剃り残しチェック処理のフローチャートである。 本実施形態の剃り強度調整処理のフローチャートである。
符号の説明
10 電気剃刀
12 電気剃刀本体
21 刃部
28 支持台(付勢力調整手段)
32 固体撮像素子(撮像手段)
34 ライト(光源)
38Y 黄色点灯部(告知手段)
38B 青色点灯部(告知手段)
38R 赤色点灯部(告知手段)
44 スピーカー
56 CPU(判断手段)

Claims (5)

  1. 使用時に把持可能な電気剃刀本体と、
    前記電気剃刀本体に設けられた刃部と、
    前記電気剃刀本体に設けられた撮像手段と、
    を備えた電気剃刀。
  2. 前記電気剃刀本体に設けられ、前記撮像手段により撮像された画像を表示可能とされた表示手段、をさらに備えた請求項1に記載の電気剃刀。
  3. 前記電気剃刀本体に設けられ、前記撮像手段により撮像される撮像対象へ光を照射する光源、をさらに備えた請求項1または請求項2に記載の電気剃刀。
  4. 前記撮像手段により撮像された画像に基づいて皮膚の剃り状態を判断する判断手段と、
    前記判断手段により判断された結果を告知する告知手段と、
    をさらに備えた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気剃刀。
  5. 前記刃部を前記電気剃刀本体の外側方向へ付勢する付勢部材と、
    前記撮像手段により撮像された画像に基づいて皮膚の状況を判断する判断手段と、
    前記判断手段により判断された結果に応じて前記付勢部材による付勢力を調整する付勢力調整手段と、
    をさらに備えた請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の電気剃刀。
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