JP2001333822A - 携帯用吊りプレート棚 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納や携帯に際し、吊り棒やフックが邪魔に
ならず、二つのフックの間隔を調節できるとともに、壁
面でも、壁面の無い所でも、棚をほぼ水平にして使用で
きる、携帯用吊りプレート棚を提供する。 【解決手段】 プレート棚（１）の、物乗せ面の、後方
の、左右それぞれに、貫通した軸受け穴（３）を有す
る、下部にくびれ（４）を設けた、吊り棒受け（２）
を、軸受け穴（３）が棚の奥行き方向になるように設
け、一端にフック（６）を有し、他端に、吊り棒（５）
に対して角度を持たせた開閉軸（７）を有する、吊り棒
（５）の、開閉軸（７）を、左右の軸受け穴（３）に、
差し込む、そして、必要に応じて、吊り棒（５）の、開
閉軸（７）を、軸受け穴（３）から抜いて、軸受け穴
（３）に、逆方向から差し込むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、吊り棚の左右の
吊り棒を開閉できるとともに、付け外しして、吊り棚
を、壁面用にも、壁面無しでの吊り下げ用にも、ほぼ水
平にして使用でき、吊り棒を、閉じることによって動か
ないように留め、携帯しやすくした、携帯用吊り棚に関
するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来より、左右両側を棒で吊り下げる、
吊り下げ棚があった。しかし、二つのフックの間隔を調
節できるとともに、壁面用にも、壁面に寄りかかること
無しの吊り下げ用にも、ほぼ水平にして使用でき、吊り
棒を、閉じることによって動かないように留め、携帯し
やすくしたものは無かった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】これは次のような欠点
があった。 イ，二つのフックの間隔を調節できるとともに、壁面用
にも、壁面に寄りかかることなしの吊り下げ用にも、ほ
ぼ水平にして使用でき、吊り棒を閉じて、動かないよう
に留められ、携帯がしやすい、という便利さは無かっ
た。 本発明は、以上の欠点を解決するためになされたもので
ある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】（イ）プレート棚（１）
の、物乗せ面の、後方の、左右両側それぞれに、貫通し
た軸受け穴（３）を有する、下部にくびれ（４）を設け
た、吊り棒受け（２）を、軸受け穴（３）が棚の奥行き
方向になるように、設ける。 （ロ）一端にフック（６）を有し、他端に、吊り棒
（５）に対して角度を持たせた、開閉軸（７）を有す
る、吊り棒（５）の、開閉軸（７）を、左右の軸受け穴
（３）に、それぞれ、差し込む。 （ハ）必要に応じて、吊り棒（５）の、開閉軸（７）
を、軸受け穴（３）から抜いて、軸受け穴（３）に、逆
方向から差し込む。 本発明は以上の構成よりなる携帯用吊りプレート棚であ
る。

【０００５】

【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。 （イ）プレート棚（１）の、物乗せ面の、後方の、左右
両側それぞれに、貫通した軸受け穴（３）を有する、下
部にくびれ（４）を設けた、吊り棒受け（２）を、軸受
け穴（３）が棚の奥行き方向になるように、設ける。 （ロ）一端にフック（６）を有する、吊り棒（５）の、
他端に、吊り棒（５）に対して角度を持たせて、開閉軸
（７）を設ける。 （ハ）左右吊り棒受け（２）の、軸受け穴（３）に、そ
れぞれ、吊り棒（５）の開閉軸（７）を差し込む。 （ニ）必要に応じて、吊り棒（５）の開閉軸（７）を、
軸受け穴（３）から抜いて、軸受け穴（３）に、逆方向
から差し込む。 本発明は、以上の構成よりなっている。本発明を使用す
るときは、吊り棒（５）を開閉することによって、二つ
のフック（６）の間隔を調節する。又、開閉軸（７）
を、軸受け穴（３）に差し込む方向を、逆にすることに
よって、棚の奥行き方向に対する、フック（６）の位置
を変えて、壁面に掛ける時と、壁面が無いところに掛け
る時の、切り替えをする。又、携帯する時は、吊り棒
（５）を閉じて、吊り棒（５）を、吊り棒受け（２）の
くびれ（４）に掛けて留める。このようにして、吊り棒
（５）を閉じて、携帯し、車内で座席の背もたれに掛け
たり、窓ガラスの上端に掛けたり、出掛けた先で、建物
の壁面に掛けたり、トイレットペーパーホルダーに掛け
たり、木の枝に掛けたりして、本発明を使用するとよ
い。

【０００６】

【発明の効果】本発明を使用することによって、ハンド
バッグや、一般的なズボンや服のポケットに入れて、携
帯しても、吊り棒やフックが邪魔にならず、出掛けた先
でも、二つのフックを掛ける間隔が調節できるし、壁面
に掛けて使用しても、壁面が無い所に掛けて使用して
も、棚をほぼ水平にして使用できるので、とても便利が
よい。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の斜視図

【図２】本発明の分解斜視図

【図３】本発明の使用状態を示す斜視図１

【図４】本発明の使用状態を示す斜視図２

【図５】本発明の収納状態を示す斜視図

【符号の説明】

１ プレート棚 ２ 吊り棒受け ３ 軸受け穴 ４ くびれ ５ 吊り棒 ６ フック ７ 開閉軸

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ａ４７Ｂ 96/06 Ａ４７Ｂ 96/06 Ｑ

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】（イ）プレート棚（１）の、物乗せ面の、
   後方の、左右両側それぞれに、貫通した軸受け穴（３）
   を有する、下部にくびれ（４）を設けた、吊り棒受け
   （２）を、軸受け穴（３）が棚の奥行き方向になるよう
   に、設ける。 （ロ）一端にフック（６）を有し、他端に、吊り棒
   （５）に対して角度を持たせた、開閉軸（７）を有す
   る、吊り棒（５）の、開閉軸（７）を、左右の、軸受け
   穴（３）に、それぞれ、差し込む。 （ハ）必要に応じて、吊り棒（５）の開閉軸（７）を、
   軸受け穴（３）から抜いて、軸受け穴（３）に、逆方向
   から差し込む。 以上の構成によりなる携帯用吊りプレート棚。
2. 【請求項２】プレート棚（１）を極く浅い器型にした、
   請求項１の携帯用吊りプレート棚。
3. 【請求項３】フック（６）を、吊り棒（５）を軸にし
   て、回転できるようにした、請求項１、請求項２の携帯
   用吊りプレート棚。