JP2001332632A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2001332632A
JP2001332632A JP2000151752A JP2000151752A JP2001332632A JP 2001332632 A JP2001332632 A JP 2001332632A JP 2000151752 A JP2000151752 A JP 2000151752A JP 2000151752 A JP2000151752 A JP 2000151752A JP 2001332632 A JP2001332632 A JP 2001332632A
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JP2000151752A
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Hitoshi Abiko
仁 安彦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来のフォールデットビットライン構成の1容
量1トランジスタ型メモリセルは、1つのセンスアンプ
に接続する2行のメモリセルをそれぞれ独立に選択する
ために、2行のメモリセルを互い違いに配置しなければ
ならなかった。そのため、一方の行のメモリセルには他
方の行のメモリセルのためのワード線を通すための余分
なスペースが必要となり、一個当たりのメモリセルの面
積が増大するという欠点があった。 【解決手段】メモリセル301の駆動トランジスタを2
つの直列接続の第1トランジスタ311及び第2トラン
ジスタ312で構成し、副ワード線305を追加して、
副ワード線305の信号によりビット線307と容量の
容量電極335とを導通させてメモリセル301及びメ
モリセル302を同じワード線304の下に並べること
が出来、メモリセル面積を小さくすることが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、DRAMのメモリ
セルを含む半導体装置、特に、ビットライン構成がフォ
ールデッドビットライン構成である半導体装置のメモリ
セル面積の縮小に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のメモリ装置は、図7
(b)に示されるメモリセルの拡大模式平面図は、図7
(a)のセンスアンプを含むメモリセルの模式平面図に
示すように、ビット線407及びビット線408が、セ
ンスアンプ403を基準に折り返す形で導出される構成
を採ると、ビット線407及びビット線408にそれぞ
れ接続し、ワード線404方向に隣接するメモリセル4
01及びメモリセル402は、ビット線方向に互い違い
に配置する必要があった(フォールデッド(folde
d)ビットライン構成)。その理由を以下に述べる。
【0003】例えば、ワード線404に電圧を加える
と、メモリセル402の情報がビット線408に出てく
る。センスアンプ403から出ている2本のビット線4
07及びビット線408は、互いに”1”、”0”の反
対の関係になるので、メモリセル402の情報が”1”
であれば、ビット線408は”1”、ビット線407
は”0”になる。この時、ビット線407に接続される
メモリセル401の行のセルは、ワード線404の信号
では選択されないので、メモリセル401の行のセルの
情報が乱されることはない。
【0004】今、上下のビット線において隣り合うメモ
リセルが、メモリセル401及びメモリセル402のよ
うな互い違いの配置ではなく、図8(a)に示すよう
に、メモリセル501及びメモリセル502のようにワ
ード線504の下に並べて配置した場合、このフォール
デッドビットライン構成にすることが出来ない。なぜな
らば、ワード線504に電圧を加えると、メモリセル5
01及びメモリセル502の情報が同時に出てくる為、
ビット線507及びビット線508が互いに”1”、”
0”の反対の関係であると、メモリセル501及びメモ
リセル502のうち選択されるべきでない方のメモリセ
ルの情報が乱れるからである。
【0005】そこで、このようにビット線方向に隣り合
うメモリセルが互い違いに配置せず並んで配置された場
合、ビット線を折り返し構造にせず、図8(b)に示す
ように、センスアンプ603の両側に広げて配置するオ
ープンビットライン構成という構造が取られる。
【0006】フォールデットビットライン構成では、図
7(a)に示すように、メモリセル401の中を、隣の
メモリセル402の為のワード線であるワード線414
が通る為、無駄な面積を必要とする。これに対し、オー
プンビットライン構成では、そのような無駄な面積が必
要無いので1セル当たりのセル面積を小さく出来、メモ
リの集積度を高められる点で有利である。
【0007】しかし、オープンビットライン構成では、
図8(b)に示すように、例えば、センスアンプ643
に接続するビット線647下の”0”状態のメモリセル
641がワード線644により選択され、読み出し・再
書き込みが行われた場合、ビット線647に隣接するビ
ット線607下にあって、選択されていない”1”状態
のメモリセル601が、ビット線647とビット線60
7との結合容量によりノイズを与えられ、保持する信号
量を減らしてしまう。さらに、選択されていない”1”
状態のメモリセル601の接続するビット線607が、
すべて”0”状態のビット線に挟まれ、それらが読み出
されたときは、その度に”0”状態のビット線から結合
容量によるノイズを与えられ、メモリセル601の保持
信号自体が”1”から”0”に変わってしまうという最
悪の事態を招く。
【0008】これに対し、フォールデットビットライン
構成では、構造上、図7(a)及び図8(a)に示すよ
うに、”0”の状態のビット線と”1”の状態のビット
線とがワード線方向にペアで交互に並んでいる為、ビッ
ト線下の選択されないメモリセルが”0”又は”1”の
状態に引っ張られる度合いを緩和することができる。そ
のため、商業的に実用化されているこの種のメモリ装置
のビットライン構成は、全てフォールデットビットライ
ン構成になっている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来、フォールデット
ビットライン構成の1容量1トランジスタ型メモリセル
は、図7(a)に示すように、1つのセンスアンプ40
3に接続する2行のメモリセルをそれぞれ独立に選択す
るために、メモリセル401及びメモリセル402それ
ぞれのスイッチング用トランジスタ411のゲート電極
413(ワード線404)及びスイッチング用トランジ
スタのゲート電極(ワード線414)を互い違いに配置
しなければならなかった。そのため、例えば、1つのメ
モリセル401にとっては不要な、隣のメモリセル40
2のためのワード線414が必要となり、一個当たりの
メモリセルの面積が増大するという欠点があった。
【0010】本発明の目的は、上述したようなメモリセ
ルを含む半導体装置の問題点に対して、フォールデット
ビットライン構成のビットライン構成を採りつつ、メモ
リセル面積を縮小して、メモリセルを含む半導体装置全
体のチップ面積を縮小できる半導体装置を提供すること
にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
メモリセルの駆動部を駆動して前記メモリセルを選択す
るワード線と、前記ワード線と直交して走査し、選択さ
れたメモリセル内の容量の電気的状態を検知、或いは、
変更する信号を供給するビット線と、前記ビット線に接
続され、前記ビット線を互いに相反する状態の一方のビ
ット線及び他方のビット線に分けて導出するセンスアン
プとを有する半導体装置であって、前記メモリセルは、
前記駆動部が、第1トランジスタ及びそれに直列接続さ
れる第2トランジスタとからなることを特徴とし、前記
第2トランジスタは、前記第1トランジスタと前記容量
との間に直列に挿入される構成であり、前記一方のビッ
ト線に接続される第1メモリセルの第1トランジスタ及
び前記他方のビット線に接続される第2メモリセルの第
1トランジスタは、同じワード線をゲートとする構成で
あり、前記第1トランジスタは前記ワード線に接続さ
れ、前記第2トランジスタは前記ワード線から独立して
制御される副ワード線に接続され、前記第1メモリセル
の第2トランジスタ及び前記第2メモリセルの第2トラ
ンジスタは、一方が導通のときは、他方が非導通とな
る、というものである。
【0012】上記半導体装置は、さらに、前記メモリセ
ルにおいて、前記第1トランジスタのチャネル領域及び
前記第2トランジスタのチャネル領域は高不純物濃度の
ソース・ドレイン拡散層により区画されており、前記ワ
ード線及び前記副ワード線は、前記第1トランジスタの
チャネル領域及び前記第2トランジスタのチャネル領域
をそれぞれ制御する、或いは、前記メモリセルにおい
て、前記ワード線は、前記副ワード線を覆う絶縁膜を挟
んで前記副ワード線の上に一部重畳して形成され、前記
ワード線及び前記副ワード線は、前記絶縁膜を横方向に
挟んで前記第1トランジスタのチャネル領域及び前記第
2トランジスタのチャネル領域をそれぞれ制御する、或
いは、前記メモリセルにおいて、前記副ワード線は、前
記ワード線を覆う絶縁膜を挟んで前記ワード線の上に一
部重畳して形成され、前記ワード線及び前記副ワード線
は、前記絶縁膜を横方向に挟んで前記第1トランジスタ
のチャネル領域及び前記第2トランジスタのチャネル領
域をそれぞれ制御する、或いは、前記メモリセルにおい
て、前記副ワード線は、前記ワード線の側面に側壁絶縁
膜を挟んで形成された側壁導電膜であり、前記ワード線
及び前記副ワード線は、前記側壁絶縁膜を挟んで前記第
1トランジスタのチャネル領域及び前記第2トランジス
タのチャネル領域をそれぞれ制御する、という形態を取
り得、また、上記半導体装置に共通する適用形態とし
て、前記第1トランジスタ及び前記第2トランジスタ
は、互いにゲート長の異なるトランジスタである、とい
うものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の特徴は、DRAMセルに
おいて、アクセストランジスタを縦積みトランジスタ構
成にすることにより、2本のワード線が交わったセルの
み選択的にアクセスすることにより、オープンビットラ
イン形式のレイアウトをとりながら、フォールデットビ
ットライン形式の動作を実現することで、メモリセルの
集積度を向上する。
【0014】本発明の実施形態に共通する等価回路の特
徴を以下に挙げる。
【0015】まず、図1に示すように、1つの容量19
に接続するためのスイッチング用トランジスタが、直列
接続の第1トランジスタ11及び第2トランジスタ12
の2つのトランジスタからなり、第1トランジスタ11
のゲート電極13は、ワード線4に、第2トランジスタ
12のゲート電極14は、本発明の特徴である副ワード
線5に接続され、第1トランジスタ11、第2トランジ
スタ12、容量19でメモリセル1を構成している。第
1トランジスタ11と容量19との間に第2トランジス
タ12が挿入された形となっている。
【0016】ここで、2つのトランジスタのそれぞれの
ゲート電極がそれぞれ異なる信号線に接続されているた
め、第1トランジスタがワード線で選択されても、副ワ
ード線が選択されない限り、第1トランジスタ11は、
第2トランジスタ12を介して容量19と導通しないこ
とになる。
【0017】またさらに、ここで図示はしないが、選択
回路の信号が、1つのセンスアンプに接続するメモリセ
ルにおいて、同時に2つ以上のメモリセルを選択しない
ように副ワード線の信号を設定している。
【0018】また、メモリセル1において、第1トラン
ジスタ11のゲート電極13及び第2トランジスタ12
のゲート電極14のゲート長が互いに異なるという特徴
も有している。
【0019】次に、本発明の第1の実施形態について図
1、2を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態
に共通する等価回路であり、図2は、その等価回路を実
現するための第1の実施形態における一つのセンスアン
プに接続するセルアレイのセンスアンプ近傍の模式平面
図、メモリセルの拡大模式平面図及びその模式断面図で
ある。
【0020】まず、図2(a)に示すように、一つのセ
ンスアンプ3からビット線7及びビット線8からなるビ
ット線が導出され、ビット線は、センスアンプ3で折り
返してビット線7及びビット線8が互いに平行に走査し
ている。また、図では、特にセンスアンプ3に接続する
メモリセルのうち、同じワード線4に接続するメモリセ
ル1及びメモリセル2を取り上げて示している。メモリ
セル1の第1トランジスタ11のSD拡散層15はビッ
ト線電極36を通してビット線7に、メモリセル2の第
1トランジスタ21のSD拡散層25はビット線電極を
通してビット線8にそれぞれ接続される。
【0021】ここで、ワード線4の信号によりメモリセ
ル1及びメモリセル2が選択されたとき、ビット線7及
びビット線8は互いに反転状態の電位を出力して、メモ
リセル1及びメモリセル2への書き込み・読み出し動作
を行うように設定される。従って、書き込み・読み出し
動作時に、一つのワード線に接続するメモリセルのう
ち、選択されないメモリセルの保持データへの影響を最
小限に抑える構成となっている。
【0022】次に、メモリセル1の拡大模式平面図を図
2(b)に示す。図面に向かって左側から、ビット線7
にビット線電極36を通して接続するSD拡散層15、
ワード線4、SD拡散層16、副ワード線5、SD拡散
層18、容量19の容量電極35が配置されている。ま
た、図2(c)は、図2(b)の切断線A−A’に沿っ
た模式断面図であり、本発明の主要構成のみを示してい
る。
【0023】ここで、メモリセル1の第1トランジスタ
11は、半導体基板31の表面に形成されたゲート絶縁
膜32と、ワード線4であるゲート電極13、SD拡散
層15、16からなり、メモリセル1の第2トランジス
タ12は、副ワード線5であるゲート電極14、SD拡
散層16、18からなる。第1トランジスタ11は、副
ワード線5の信号により第2トランジスタ12が選択さ
れない限り容量19の容量電極35とは導通しない。
【0024】また、第1トランジスタ11のゲート電極
13のゲート長と第2トランジスタ12のゲート電極1
4のゲート長とは互いに異なる長さに設定され、通常、
第1トランジスタ11のゲート長は、第1トランジスタ
11の駆動能力を大きくするために最小限のゲート長が
選ばれ、第2トランジスタ12のゲート長は、ビット線
と接地との間に印加される最大電圧に耐えられるゲート
長が選ばれ、それぞれ異なる長さに設定される。
【0025】従って、同じワード線4に接続するメモリ
セル1及びメモリセル2は、選択回路により副ワード線
5、6の信号をメモリセル1及びメモリセル2が同時に
選択されないように設定しておけば、同時に選択される
ことはない。
【0026】以上のように、本発明の第1の実施形態に
よれば、同じワード線下に同じセンスアンプに接続する
2つのメモリセルを収容できるので、従来の構造のよう
な2つメモリセルの同時選択を避けるための空き領域を
設ける必要が無く、メモリセルアレイ面積を縮小するこ
とが可能となる。
【0027】次に、本発明の第2の実施形態を図3を参
照して説明する。図3(a)はメモリセルの模式平面図
であり、図3(b)は、一つのメモリセルの模式拡大平
面図であり、図3(c)は、図3(b)の切断線B−
B’に沿った模式断面図であり、本発明の主要構成のみ
を示している。センスアンプを含むメモリセル平面図の
構成は、メモリセルの構造以外は第1の実施形態と同じ
である。
【0028】メモリセル101の第1トランジスタ11
1は、半導体基板131の表面に形成されたゲート絶縁
膜132と、その上に形成されたワード線104である
ゲート電極113と、SD拡散層115、118とから
なり、メモリセル101の第2トランジスタ112は、
同じゲート絶縁膜132の上に形成された副ワード線1
05であるゲート電極114と、SD拡散層115、1
18とからなる。第1トランジスタ111は、副ワード
線105の信号により第2トランジスタ112が選択さ
れない限り容量119とは導通しない。
【0029】従って、同じワード線104に接続するメ
モリセル101及びメモリセル102は、選択回路によ
り副ワード線105、106の信号をメモリセル101
及びメモリセル102が同時に選択されないように設定
しておけば、同時に選択されることはない。
【0030】第2の実施形態では、第1の実施形態に比
べて、第1の実施形態のSD拡散層16を無くし、第1
トランジスタ111のゲート電極113と第2トランジ
スタ112のゲート電極114とを、ゲート電極113
がゲート電極114の上に絶縁膜133を挟んで一部重
畳して形成されている。
【0031】また、第1トランジスタ111のゲート電
極113のゲート長と第2トランジスタ112のゲート
電極114のゲート長とは、第1の実施形態で述べた長
さに最適化され、互いに異なる長さに設定される。
【0032】このような構造にすることにより、メモリ
セルの面積を第1の実施形態よりもさらに縮小できる。
【0033】次に、本発明の第3の実施形態を図4を参
照して説明する。図4(a)はメモリセルの模式平面図
であり、図4(b)は、一つのメモリセルの模式拡大平
面図であり、図4(c)は、図4(b)の切断線C−
C’に沿った模式断面図であり、本発明の主要構成のみ
を示している。センスアンプを含むメモリセル平面図の
構成は、メモリセルの構造以外は第1の実施形態と同じ
である。
【0034】メモリセル201の第1トランジスタ21
1は、半導体基板231の表面に形成されたゲート絶縁
膜232と、その上に形成されたワード線204である
ゲート電極213と、SD拡散層215、218とから
なり、メモリセル201の第2トランジスタ212は、
同じゲート絶縁膜232の上に形成された副ワード線2
05であるゲート電極214と、SD拡散層215、2
18とからなる。第1トランジスタ211は、副ワード
線205の信号により第2トランジスタ212が選択さ
れない限り容量219とは導通しない。
【0035】従って、同じワード線204に接続するメ
モリセル201及びメモリセル202は、選択回路によ
り副ワード線205、206の信号をメモリセル201
及びメモリセル202が同時に選択されないように設定
しておけば、同時に選択されることはない。
【0036】第3の実施形態では、第2の実施形態とゲ
ート電極の構造が反対になっており、第1トランジスタ
211のゲート電極213と第2トランジスタ212の
ゲート電極214とを、ゲート電極214がゲート電極
213の上に絶縁膜233を挟んで一部重畳して形成さ
れている。
【0037】また、第1トランジスタ211のゲート電
極213のゲート長と第2トランジスタ212のゲート
電極214のゲート長とは、第1の実施形態で述べた長
さに最適化され、互いに異なる長さに設定される。
【0038】このような構造にすることにより、メモリ
セルの面積を第1の実施形態よりもさらに縮小できる。
【0039】次に、本発明の第4の実施形態を図5を参
照して説明する。図5(a)はメモリセルの模式平面図
であり、図5(b)は、一つのメモリセルの模式拡大平
面図であり、図5(c)は、図5(b)の切断線D−
D’に沿った模式断面図であり、本発明の主要構成のみ
を示している。センスアンプを含むメモリセル平面図の
構成は、メモリセルの構造以外は第1の実施形態と同じ
である。
【0040】メモリセル301の第1トランジスタ31
1は、半導体基板331の表面に形成されたゲート絶縁
膜332と、その上に形成されたワード線304である
ゲート電極313と、SD拡散層315、318とから
なり、メモリセル301の第2トランジスタ312は、
同じゲート絶縁膜332の上に形成された副ワード線3
05であるゲート電極314と、SD拡散層315、3
18とからなる。第1トランジスタ311は、副ワード
線305の信号により第2トランジスタ312が選択さ
れない限り容量319とは導通しない。
【0041】従って、同じワード線304に接続するメ
モリセル301及びメモリセル302は、選択回路によ
り副ワード線305、306の信号をメモリセル301
及びメモリセル302が同時に選択されないように設定
しておけば、同時に選択されることはない。
【0042】第4の実施形態では、特に、第2、3の実
施形態とは、第2トランジスタのゲート電極の構造が異
なっており、第2トランジスタ312のゲート電極31
4は、第1トランジスタ311の片方の側面に設けた側
壁絶縁膜333を挟んで設けられる。
【0043】このため、第2、3の実施形態と比べて、
第1トランジスタ311のゲート電極313のゲート長
を駆動能力が最大となるゲート長に設定し、さらに、第
2トランジスタ312のゲート電極314のゲート長
を、第1の実施形態で述べた最大印加電圧の範囲内で最
小化出来るので、第2、3の実施形態と比べてメモリセ
ルの面積をさらに縮小することが可能となる。
【0044】本発明では、図2(a)に示すように、フ
ォールデットビットライン構成でメモリセルを並べてい
るが、ワード線4に電圧を加えても、副ワード線5に電
圧を加えなければ、メモリセル1の情報はビット線7に
出てこない。折り返し構造になっている、ビット線7、
ビット線8にそれぞれ独立な副ワード線5、副ワード線
6を配置することで、ワード線4が共通でも、メモリセ
ル1、メモリセル2を独立に一意的に選択することが可
能である。
【0045】即ち、従来技術では図6の等価回路図に示
されるように、1つのトランジスタ411でビット線4
07と容量419との接続・切断を行っていたのに対
し、本発明では、図1(a)に示すように2つのトラン
ジスタで、容量への切断を行っている。
【0046】その結果、本発明はフォールデットビット
ライン構成の、データの安定性という長所を生かしなが
ら、従来のフォールデットビットライン構成よりもセル
面積を小さく出来るというメリットを得ることが出来
る。
【0047】また、図2(a)の第1の実施形態では、
ワード線4と副ワード線5を離して描いている為、メモ
リセル面積が大きくなっているが、これは、図3
(a)、図4(a)に示した第2、3の実施形態のよう
に、ワード線と副ワード線を一部重ねることも可能であ
る。こうすればメモリセル面積の増大は少なくて済む。
【0048】更に、図5(a)の第4の実施形態のよう
に、副ワード線305をワード線304の側壁に設けた
導電性のサイドウォールでゲート電極314を形成すれ
ば、第2、3の実施形態の場合のメモリセルよりもさら
にメモリセル面積を縮小することが可能となる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のビットラ
イン構成にフォールデットビットライン構成を採るDR
AM型のメモリセルを含む半導体装置は、メモリセルの
駆動トランジスタを2つの直列接続のトランジスタで構
成して、従来のワード線の他に副ワード線を設けて、副
ワード線の信号によりビット線と容量とを導通させると
いう方式を採ることにより、メモリセルを同じワード線
の下に並べることが出来、メモリセル面積を従来のフォ
ールデットビットライン構成のメモリセル面積よりも小
さくすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の半導体装置に共通するメモ
リセルの等価回路図である。
【図2】本発明の第1の実施形態の半導体装置のセンス
アンプ近傍の模式平面図、メモリセルの模式拡大平面図
及びその模式断面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態の半導体装置のセンス
アンプ近傍の模式平面図、メモリセルの模式拡大平面図
及びその模式断面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態の半導体装置のセンス
アンプ近傍の模式平面図、メモリセルの模式拡大平面図
及びその模式断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態の半導体装置のセンス
アンプ近傍の模式平面図、メモリセルの模式拡大平面図
及びその模式断面図である。
【図6】従来の半導体装置のメモリセルの等価回路図で
ある。
【図7】従来のフォールデッドビットライン構成のセン
スアンプをその近傍のメモリセルと共に示す模式平面図
及びメモリセルの模式拡大平面図である。
【図8】フォールデッドビットライン構成のメモリセル
アレイにオープンビットライン構成のメモリセルアレイ
を適用した場合の模式平面図及びオープンビットライン
構成のセンスアンプをその近傍のメモリセルと共に示す
模式平面図である。
【符号の説明】
1、2、101、102、201、202、301、3
02、401、402、501、502、601、60
2、641 メモリセル 3、103、203、303、403、503、60
3、643 センスアンプ 4、104、204、304、404、504、60
4、644 ワード線 5、6、105、106、205、206、305、3
06 副ワード線 7、8、107、108、207、208、307、3
08、407、408、507、508、607、60
8、647、648 ビット線 11、111、211、311 第1トランジスタ 12、112、212、312 第2トランジスタ 13、14、113、114、213、214、31
3、314 ゲート電極 15、16、18、115、118、215、218、
315、318 SD拡散層 19、419 容量 31、131、231、331 半導体基板 32、132、232、332 ゲート絶縁膜 34、134、234、334 層間絶縁膜 36、136、236、336 ビット線電極 35、45、135、145、235、245、33
5、345、435、445、535、545、63
5、645 容量電極 133、233 絶縁膜 333 側壁絶縁膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリセルの駆動部を駆動して前記メモ
    リセルを選択するワード線と、前記ワード線と直交して
    走査し、選択されたメモリセル内の容量の電気的状態を
    検知、或いは、変更する信号を供給するビット線と、前
    記ビット線に接続され、前記ビット線を互いに相反する
    状態の一方のビット線及び他方のビット線に分けて導出
    するセンスアンプとを有する半導体装置であって、前記
    メモリセルは、前記駆動部が、第1トランジスタ及びそ
    れに直列接続される第2トランジスタとからなることを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第2トランジスタは、前記第1トラ
    ンジスタと前記容量との間に直列に挿入される構成であ
    り、前記一方のビット線に接続される第1メモリセルの
    第1トランジスタ及び前記他方のビット線に接続される
    第2メモリセルの第1トランジスタは、同じワード線を
    ゲートとする構成である請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1トランジスタは前記ワード線に
    接続され、前記第2トランジスタは前記ワード線から独
    立して制御される副ワード線に接続される請求項1又は
    2記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1メモリセルの第2トランジスタ
    及び前記第2メモリセルの第2トランジスタは、一方が
    導通のときは、他方が非導通となる請求項2又は3記載
    の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記メモリセルにおいて、前記第1トラ
    ンジスタのチャネル領域及び前記第2トランジスタのチ
    ャネル領域は高不純物濃度のソース・ドレイン拡散層に
    より区画されており、前記ワード線及び前記副ワード線
    は、前記第1トランジスタのチャネル領域及び前記第2
    トランジスタのチャネル領域をそれぞれ制御する請求項
    3又は4記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記メモリセルにおいて、前記ワード線
    は、前記副ワード線を覆う絶縁膜を挟んで前記副ワード
    線の上に一部重畳して形成され、前記ワード線及び前記
    副ワード線は、前記絶縁膜を横方向に挟んで前記第1ト
    ランジスタのチャネル領域及び前記第2トランジスタの
    チャネル領域をそれぞれ制御する請求項3又は4記載の
    半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記メモリセルにおいて、前記副ワード
    線は、前記ワード線を覆う絶縁膜を挟んで前記ワード線
    の上に一部重畳して形成され、前記ワード線及び前記副
    ワード線は、前記絶縁膜を横方向に挟んで前記第1トラ
    ンジスタのチャネル領域及び前記第2トランジスタのチ
    ャネル領域をそれぞれ制御する請求項3又は4記載の半
    導体装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリセルにおいて、前記副ワード
    線は、前記ワード線の側面に側壁絶縁膜を挟んで形成さ
    れた側壁導電膜であり、前記ワード線及び前記副ワード
    線は、前記側壁絶縁膜を挟んで前記第1トランジスタの
    チャネル領域及び前記第2トランジスタのチャネル領域
    をそれぞれ制御する請求項3又は4記載の半導体装置。
  9. 【請求項9】 前記第1トランジスタ及び前記第2トラ
    ンジスタは、互いにゲート長の異なるトランジスタであ
    る請求項1、2、3、4、5、6、7又は8記載の半導
    体装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003273245A (ja) * 2002-03-15 2003-09-26 Hitachi Ltd 半導体記憶装置
JP2010098081A (ja) * 2008-09-16 2010-04-30 Hitachi Ltd 半導体装置
US8320155B2 (en) 2009-07-03 2012-11-27 Elpida Memory, Inc. Semiconductor integrated circuit device
WO2024098739A1 (zh) * 2022-11-07 2024-05-16 北京超弦存储器研究院 存储器及电子设备

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