JP2001332225A - 電池外装チューブの加工方および加工装置 - Google Patents

電池外装チューブの加工方および加工装置

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JP2001332225A
JP2001332225A JP2000152460A JP2000152460A JP2001332225A JP 2001332225 A JP2001332225 A JP 2001332225A JP 2000152460 A JP2000152460 A JP 2000152460A JP 2000152460 A JP2000152460 A JP 2000152460A JP 2001332225 A JP2001332225 A JP 2001332225A
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battery outer
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cutting
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Naoki Furushima
尚樹 古島
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】電池外装チューブの位置決めマークの色に左右
されず、確実に検出し、かつ所要の印字を行う一方、所
定の切断位置で切断する。 【解決手段】サーボモータ4によって回転駆動する一対
の摺動型走行ローラ3a、3bにより位置決めマークお
よび切断位置マーク付きの電池外装チューブ1を走行さ
せる工程と、位置決めマーク検出点から切断位置まで送
り走行データを予め読込み記憶したメモリー部から選択
し、前記モータ4の回転を制御してマークセンサ7によ
る位置決めマークの検出点から切断位置マークを切断位
置まで送り走行する工程と、電池外装チューブ1の所定
位置に予めメモリー部に記憶された製造ロットを印字す
る工程と、前記予め設定された電池外装チューブ1の送
り走行の停止位置で、前記切断位置マークに沿って電池
外装チューブ1を切断する電池外装チューブの加工方法
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電池外装チューブの
加工方法および加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】円筒型もしくは角形の電池においては、
安全性の面から一方の電極端子を成す外装缶の外周面を
外装チューブで被覆した構成が採られている。すなわ
ち、電池の外周面に、電池の品種、製造元などを印刷・
表示した熱収縮性樹脂製の外装チューブを嵌合・被覆
し、この外装チューブを加熱収縮させることによって、
電池の外装を図る一方、取扱上の機械的な保護や安全性
ないし信頼性を持たせている。
【0003】ところで、前記電池外装チューブの種類
は、客先の仕様によって無地のものから印刷したものま
で数種類に及ぶことがあり、また、電池外装チューブ個
々の全長も、安全性の面などから異なる場合もある。つ
まり、規格・品種などが異なる場合は勿論のこと、同種
の規格・品種であっても、互いに異なる電池外装チュー
ブを使い分けることがある。
【0004】なお、電池外装チューブは、生産性などの
点から、一般的に、図5(a)に要部構成を斜視的に示
すような、電池の規格に対応した長さを1a単位として
所要の外装・表示などを施された長尺状のチューブ1を
作製し、この長尺状の電池外装チューブ1を一定の方向
に走行させながら、図5(b)に斜視的に示すごとく、
前記単位長さ1aに切断・加工することを前提としてい
る。そして、この単位長さ1aでの切断・加工を効率的
に、また、精度よく行うために、長尺状の電池外装チュ
ーブ1には、切断(裁断)位置マーキング1bおよび位
置決めマーキング1cが印刷されている。
【0005】ここで、位置決めマーキング1cは、常
時、切断位置マーキング1bで切断が行われるように、
電池外装チューブ1の走行ないし移動を制御する目安と
なる。すなわち、走行する電池外装チューブ1の位置決
めマーキング1cを、たとえば光電センサなどの位置検
出機構で検出し、この位置決めマーキング1cの検出に
対応して、その都度、予め調整されたパルスモータやサ
ーボモータなどで、規定(所定)寸法を送って、切断位
置マーキング1bで切断している。
【0006】上記したように、電池外装チューブは、製
造元、位置マーキング1bおよび位置決めマーキング1
cが印刷されているが、製造ロット(ロット番号)や製
造月日などは、その都度、たとえばインクジェットマー
カー、あるいはレーザーマーカーなどにより、対応した
製造ロットなどを印字する必要がある。そして、この製
造ロットなどの印字は、電池外装チューブに対する位置
マーキング1bなどを印刷するときに行うことも考えら
れるが、結果的に、電池外装チューブの在庫量増大を招
来して、省スペース化および資金の活用性が損なわれ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】電池外装チューブ1
は、電池の多品種化、加えてOEM方式化などに伴っ
て、チューブの色、印刷文字の色、チューブの寸法など
が多様化している。また、同時に、品種および製造時間
による製造番号ないし製造ロットを変更する必要があ
る。この電池外装チューブの多様化は、結果的に、位置
決めマークの色および印刷位置の多様化を伴う。したが
って、切断する電池外装チューブ1の品種に対応して、
光電センサの調整、位置調整を要するとともに、パルス
モータやサーボモータの送りデータを変更することにな
る。つまり、電池外装チューブ1の切断などに当たって
は、その段取りの時間および労力を要することになり、
生産性などの大幅な低下を招来する恐れがある。
【0008】また、前記電池外装チューブの多様化は、
位置決めマーク色においても同様であり、このマーク色
の多種化は、ある1種類の光電センサによる定常的、か
つ確実な読取りの困難さによって、動作の不安化を招来
し易い。この動作の不安定は、結果的に、切断位置およ
び切断寸法のバラツキを発生することになり、切断の歩
留まり低下を招来し、電池製品の品質や信頼性を損なう
恐れもある。
【0009】本発明は、上記事情に対処してなされたも
ので、電池外装チューブの位置決めマークの色に左右さ
れず、常時、確実に検出し、かつ所要の印字を行う一
方、所定の切断位置で切断することができる加工方法、
および加工装置の提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、サー
ボモータもしくはパルスモータによって回転駆動する一
対の摺動型ローラにより位置決めマークおよび切断位置
マーク付きの電池外装チューブを走行させる工程と、前
記走行する電池外装チューブの位置決めマーク検出点か
ら切断位置までの送り走行データを予め読込み記憶した
メモリー部から選択し、前記モータの回転を制御してマ
ークセンサによる位置決めマークの検出点から切断位置
マークを切断位置まで送り走行する工程と、前記切断位
置まで送り走行する切断位置マーク付き電池外装チュー
ブの所定位置に予めメモリー部に記憶された製造ロット
を印字する工程と、前記予め設定された電池外装チュー
ブの送り走行の停止位置で、前記切断位置マークに沿っ
て電池外装チューブを切断する工程と、を有することを
特徴とする電池外装チューブの加工方法である。
【0011】請求項2の発明は、位置決めマークおよび
切断位置マーク付きの電池外装チューブを送り出すリー
ルと、前記リールから送り出される電池外装チューブを
走行させる摺動型ローラと、前記摺動型ローラを回転駆
動するサーボモータもしくはパルスモータと、前記摺動
型ローラによる電池外装チューブの走行をガイドする複
数のガイドローラと、前記電池外装チューブの位置決め
マークおよび製造ロットが異なる複数種のデータを記憶
し、位置決めマークに対応するデータおよび製造ロット
データを選択的に出力するメモリー部と、前記摺動型ロ
ーラの上流側に配置され、走行する電池外装チューブの
位置決めマークに対応するメモリー部の出力に連動する
位置決めマークを検出するマークセンサと、前記位置決
めマークを検出した電池外装チューブの非マーク付け領
域面に、対応する製造ロットを印字する印字手段と、前
記印字手段の印字動作を制御する印字制御機構と、前記
マークセンサの位置決めマーク検出に応答するメモリー
部の出力で、前記モータの回転駆動を制御し、電池外装
チューブの切断位置マークを所定位置まで送り走行させ
る走行制御機構と、前記所定位置に配置され、走行され
てきた電池外装チューブの切断位置マークに沿って電池
外装チューブを切断する切断手段とを具備していること
を特徴とする電池外装チューブの加工装置である。
【0012】この出願に係る発明は、電池外装チューブ
の位置決めマーク、さらに、製造月日ないし製造ロット
に係る事項を各品種ないし色違いごとに、事前に、メモ
リー部に読込み・記憶させておくことを骨子としてい
る。
【0013】すなわち、予め、検出センサが正確に検出
(感知)した各品種ないし色違いの位置決めマークと、
この位置決めマークの検出点から送り走行長さについて
のデータと、さらに、製造ロットのデータとを、予めメ
モリー部に基準として読込み・記憶(登録)させられて
いる。そして、切断(裁断)する電池外装チューブに対
応して、前記メモリー部に記憶されているデータを選択
し、この選択したデータに基づいて、所要の追加的な印
字・マーク付けを行う一方、切断位置マーク(もしくは
位置決めマーク)を切断部(裁断部)までどの位送るか
という構成に成っている。
【0014】したがって、電池外装チューブの切断(裁
断)に当たって、その電池外装チューブに対応する登録
データを指定することにより、追加的な印字・マーク付
けとともに、位置決めマークの検出センサの感度、切断
位置、モータの送りデータなどの変更・調整が行われ
る。つまり、いわゆるワンタッチ方式ないしシーケンサ
方式で、段取り時間の省略を図り、また、生産性を損な
わずに、所要の電池外装チューブ化を図りながら、かつ
精度のよい切断・加工ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図1ないし図4を参照して
実施例を説明する。
【0016】図1は実施例に係る電池外装チューブの加
工装置の概略構成を示す斜視図である。図1において、
2は位置決めマーク1cおよび切断位置マーク1b付き
の電池外装チューブ1を送り出すリール、3a、3bは
前記リール2から送り出される電池外装チューブ1を走
行させる一対の摺動型ローラ、4は前記摺動型ローラ3
aを回転駆動するサーボモータもしくはパルスモータで
ある。
【0017】ここで、電池外装チューブ1は、前記図5
(a)に図示した場合と同様の構成となっている。すな
わち、切断位置を示す切断位置マーク1bが一定間隔で
印刷されており、この切断位置マーク1bの間隔1a
が、電池外装チューブの正規寸法となり、一方、位置決
めマーク1cも一定間隔で印刷されており、前記切断位
置マーク1b位置での切断を制御する役割をなす。な
お、電池外装チューブ1は、前記図5(b)に図示した
場合と同様に、たとえば製造ロット1dを印字する領域
が設定されている。
【0018】また、一対の摺動型ローラ3a、3bは、
滑りなどを起こさずに所要の走行が確実に行われるよう
に、一般的にはゴム製である。そして、一方の摺動型ロ
ーラ3a軸の一端をサーボモータ(もしくはパルスモー
タ)4の回転軸に直結し、電池外装チューブ1を高精度
に送り駆動できるようにし、摺動型ローラ3a軸の他端
をエンコーダ5の軸に直結して電池外装チューブ1の送
り量を検出するように成っている。
【0019】さらに、6は前記摺動型ローラ3a、3b
による電池外装チューブ1の走行をガイドする複数のガ
イドローラ、7はマークセンサである。ここで、マーク
センサ7は、前記摺動型ローラ3a、3bの上流側に配
置され、電池外装チューブ1の汎用的な品種、位置決め
マーク1cの色や光沢の相違などを確実に検出できる機
能を備えている。
【0020】さらにまた、8は前記マークセンサ6の位
置決めマーク1c検出に応答して、サーボモータ(もし
くはパルスモータ)4の回転駆動を制御し、電池外装チ
ューブ1の切断位置マーク1bを所定位置まで走行させ
る制御機構、9は製造ロット1dを印字するインクジェ
ット、10は前記インクジェット8を制御する印字制御
機構、11は前記摺動型ローラ3a、3bの下流側に配
置され、走行されてきた電池外装チューブ1の切断位置
マーク1bに沿って電池外装チューブ1を切断する切断
手段である。
【0021】ここで、走向制御機構8は、前記電池外装
チューブ1の位置決めマーク1cの色が異なる複数のデ
ータを記憶し、位置決めマーク1c色に対応するデータ
を出力するメモリー部を内蔵している。すなわち、走向
制御機構8は、電池外装チューブ1の品種ごとに、ある
いは位置決めマーク1cの色ごとに、それぞれ隣接する
切断位置マーク1bの送り込み長さ(距離)、もしくは
切断部までの送り込みデータを予め、読み込み・記憶し
ており、かつワンタッチで所要のデータを読み出し、そ
の後の送り走行長さを選択・切り替えるメモリー部(図
示を省略)を内蔵している。
【0022】そして、前記マークセンサ7の位置マーク
1c検出に応答して、メモリー部から出力された電池外
装チューブ1の送りだしデータにより、サーボモータ
(もしくはパルスモータ)4の回転・駆動を精度よく制
御するものである。なお、メモリー部は、たとえばPL
CなどのCPUである。
【0023】一方、印字制御機構10には、前記エンコ
ーダ5が検出する電池外装チューブ1送り量走行中に、
印字開始指令を印字機構9に出力して印字ないしマーク
付けするデータを記憶したメモリー部が内蔵されてい
る。すなわち、印字制御機構10は、電池外装チューブ
1の品種ごとに、追加的なデータを予め、読み込み・記
憶しており、かつワンタッチで所要のデータを読み出
し、切断分離に先立って電池外装チューブ1の所定領域
に、所要の追加的な印字ないしマーク付けするメモリー
部(図示を省略)を内蔵している。なお、メモリー部
は、たとえばPLCなどのCPUである。
【0024】また、切断手段11は、走行・送り出され
てくる電池外装チューブ1を、その幅方向に直角に切断
できる切断刃(裁断刃)を備えたものであり、たとえば
受けダイと押し刃との組み合わせなどが例示される。
【0025】次に、上記電池外装チューブ加工装置によ
る加工例を説明する。
【0026】先ず、事前の処理として、走向制御機構8
のメモリー部に、予め切断位置マーク1bおよび位置決
めマーク1c付きの各種電池外装チューブの登録を行
う。図2は、この登録方法を示すフローチャートであ
り、電池外装チューブ1の品種により、定寸法送り方式
か、位置決めマーク1cを検出して位置決め送りする方
式を採るかを選択する。
【0027】ここで、定寸法送り方式を採る場合は、切
断寸法を選択・設定する。一方、位置決め送りする方式
を採る場合は、電池外装チューブ1を上記電池外装チュ
ーブ加工装置にセッティングする。そして、電池外装チ
ューブ1の位置決めマーク1cをマークセンサ7のヘッ
ド部にセットし、位置決めマーク1cを読み込み、セン
サアンプを介して走向制御機構8のメモリー部に記憶・
登録する。
【0028】次いで、位置決めマーク1cのマークセン
サ7検出位置から切断部11までの送り寸法(走行距
離)を計算し、その計算値をサーボモータ(もしくはパ
ルスモータ)4の制御機構を介して、前記走向制御機構
8のメモリー部に登録・記憶させる。
【0029】その後、前記電池外装チューブ1の走向開
始位置からどの位置で、追加的な印字ないしマーク付け
を開始するかを、印字制御機構10のメモリー部に登録
・記憶させる。この一連の登録ないし読み込み・記憶操
作を各電池外装チューブ1の品種ごとに行う。
【0030】次に、前記各電池外装チューブ1の品種設
定について説明する。図3(a)、(b)は、この品種
設定方法を示すフローチャートであり、操作盤に設けら
れている品種切り替えスイッチの選択、および選択した
品種切り替えスイッチの操作により、所望品種の電池外
装チューブ1向きに設定される。つまり、品種切り替え
スイッチの選択切り替えにより、走向制御機構8のメモ
リー部からマークセンサ7、およびサーボモータ(もし
くはパルスモータ)4を制御する制御機構のデータが切
り替えられる。
【0031】ここで、定寸法送り方式の場合は、図3
(a)に示すごとく、電池外装チューブ1の加工が行わ
れる。すなわち、制御フローチャートで設定されたデー
タに基づいて、切断位置まで電池外装テープ1を走向さ
せ、この走向過程で印字位置ないし領域を検出し、所要
の印字・マーク付けを行って、切断位置で走向停止して
切断される。
【0032】一方、位置決め送りする方式の場合は、図
3(b)に示すごとく、電池外装チューブ1の加工が行
われる。すなわち、制御フローチャートで設定されたデ
ータに基づいて、印字位置ないし領域を検出し、所要の
印字・マーク付け1dを行うとともに、位置決めマーク
1cを検出し、この位置決めマーク1cの検出位置から
設定送り量1aに従い切断位置まで送って切断される。
なお、図4は、上記定寸法送り方式および位置決め送り
する方式における、位置決め切断制御の関連を示すブロ
ック図である。
【0033】上記説明したように、この発明に係る電池
外装チューブの加工方法もしくは加工装置においては、
電池外装チューブの品種および製造ロットの切り替えの
都度、マークセンサの位置、走行用ローラの駆動モータ
の送りデータの変更などを要せずに、容易に所要の加工
操作を行うことができる。また、マークセンサによる位
置決めマークの検出も安定的に行われるため、高い寸法
精度での加工がなされる。
【0034】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、追加的な印刷
などを施す一方、切断(裁断)する電池外装チューブの
品種切り替えの場合、切り替えのための段取り時間など
を省略できるだけでなく、位置決めマークの色などに左
右されずに、精度よくかつ安定した検出が可能なため、
歩留まり良好で、活生産性の高い電池外装チューブの加
工ができる。
【0035】請求項2の発明によれば、上記請求項1の
発明に係る電池外装チューブの加工を、より再現性よく
実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電池外装チューブ加工装置の概略
構成を示す斜視図。
【図2】実施例に係る電池外装チューブの加工装置にお
いて各メモリー部に、位置決めマークなどを予め読み込
み・記憶させる手順を示すフローチャート。
【図3】(a)、(b)は実施例に係る電池外装チュー
ブの加工装置においてメモリー部の読み込み・記憶に基
づく電池外装チューブの互いに異なる加工手順を示すフ
ローチャート。
【図4】実施例に係る電池外装チューブの加工装置にお
いて各メモリー部に読み込み・記憶に基づく電池外装チ
ューブの加工制御手段を示すブロック図。
【図5】(a)は電池外装チューブの要部構造例を示す
斜視図。(b)は電池外装チューブの切断した状態を示
す斜視図。
【符号の説明】
1……電池外装チューブ 1a……切断電池外装チューブ 1b……切断位置マーク 1c……位置決めマーク 2……送り出しリール 3a、3b……走行用ローラ 4……サーボモータ(パルスモータ) 5……エンコーダ 6……ガイドローラ 7……マークセンサ 8……走向制御機構 9……印字機構(インクジェット) 10……印字制御機構 11……切断手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータもしくはパルスモータによ
    って回転駆動する一対の摺動型ローラにより位置決めマ
    ークおよび切断位置マーク付きの電池外装チューブを走
    行させる工程と、前記走行する電池外装チューブの位置
    決めマーク検出点から切断位置までの送り走行データを
    予め読込み記憶したメモリー部から選択し、前記モータ
    の回転を制御してマークセンサによる位置決めマークの
    検出点から切断位置マークを切断位置まで送り走行する
    工程と、前記切断位置まで送り走行する切断位置マーク
    付き電池外装チューブの所定位置に予めメモリー部に記
    憶された製造ロットを印字する工程と、前記予め設定さ
    れた電池外装チューブの送り走行の停止位置で、前記切
    断位置マークに沿って電池外装チューブを切断する工程
    と、を有することを特徴とする電池外装チューブの加工
    方法。
  2. 【請求項2】 位置決めマークおよび切断位置マーク付
    きの電池外装チューブを送り出すリールと、前記リール
    から送り出される電池外装チューブを走行させる摺動型
    ローラと、前記摺動型ローラを回転駆動するサーボモー
    タもしくはパルスモータと、前記摺動型ローラによる電
    池外装チューブの走行をガイドする複数のガイドローラ
    と、前記電池外装チューブの位置決めマークおよび製造
    ロットが異なる複数種のデータを記憶し、位置決めマー
    クに対応するデータおよび製造ロットデータを選択的に
    出力するメモリー部と、前記摺動型ローラの上流側に配
    置され、走行する電池外装チューブの位置決めマークに
    対応するメモリー部の出力に連動する位置決めマークを
    検出するマークセンサと、前記位置決めマークを検出し
    た電池外装チューブの非マーク付け領域面に、対応する
    製造ロットを印字する印字手段と、前記印字手段の印字
    動作を制御する印字制御機構と、前記マークセンサの位
    置決めマーク検出に応答するメモリー部の出力で、前記
    モータの回転駆動を制御し、電池外装チューブの切断位
    置マークを所定位置まで送り走行させる走行制御機構
    と、前記所定位置に配置され、走行されてきた電池外装
    チューブの切断位置マークに沿って電池外装チューブを
    切断する切断手段と、を具備していることを特徴とする
    電池外装チューブの加工装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101587554B1 (ko) * 2015-02-23 2016-01-25 (주)유진테크놀로지 이차전지용 파우치 성형장치 및 그 성형방법

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KR101587554B1 (ko) * 2015-02-23 2016-01-25 (주)유진테크놀로지 이차전지용 파우치 성형장치 및 그 성형방법

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