JP2001332200A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001332200A
JP2001332200A JP2000153619A JP2000153619A JP2001332200A JP 2001332200 A JP2001332200 A JP 2001332200A JP 2000153619 A JP2000153619 A JP 2000153619A JP 2000153619 A JP2000153619 A JP 2000153619A JP 2001332200 A JP2001332200 A JP 2001332200A
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voltage
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wiring
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Kazuhiko Murayama
和彦 村山
Tadashi Aoki
正 青木
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Canon Inc
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  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線抵抗に起因する各素子への印加電圧の電
位分布により生じる輝度分布の偏りを低減する。 【解決手段】 複数の行及び列配線6,5により複数の
電子放出素子2をマトリクス状に配列した電子源基板7
と、この電子源基板7に対向して配置された複数の蛍光
体を有する画像形成部材と、この電子源から放出された
電子を画像形成部材方向に加速するための加速電極8を
有する画像形成装置であって、加速電極8は、各行の電
子放出素子2の配列に対応して複数のストライプ状の電
極を有し、これら複数のストライプ形状の電極は、行配
線の給電側とは反対側で互いに接続されており、また加
速電圧源13から加速電極8への加速電圧Vaは、行配
線に給電している選択回路4側とは反対側で、かつ列配
線5に給電している変調回路3側の反対側より印加され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の行及び列配
線により複数の電子放出素子をマトリクス状に配列した
電子源を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、電子放出素子として熱陰極素
子と冷陰極素子の2種類が知られている。このうち冷陰
極素子では、例えば、電界放出型素子(以下FE型と記
す)や、金属/絶縁層/金属型放出素子(以下MIM型
と記す)や、表面伝導型放出素子などが知られている。
【0003】FE型の例としては、例えば、W. P. Dyke
& W. W. Dolan, "Field emission", Advance in Elect
ron Physics, 8,89(1956)や、或は、C. A. Spindt, "Ph
ysical Properties of thin-film field emission cath
odes with molybdenum cones", J. Appl. Phys., 47,52
48(1976)などが知られている。図12は、C. A. Spindt
らによる素子の断面図である。同図において、3010
は基板で、3011は導電材料よりなるエミッタ配線、
3012はエミッタコーン、3013は絶縁層、301
4はゲート電極である。本素子はエミッタコーン301
2とゲート電極3014の間に適宜の電圧を印加するこ
とにより、エミッタコーン3012の先端部より電界を
放出させるものである。
【0004】またMIM型素子の例としては、例えば、
C. A. Mead, "Operation of tunnel-emission Devices,
J. Appl. Phys., 32,646(1961)などが知られている。
図13は、MIM型素子の断面図であり、図において、
3020は基板で、3021は金属よりなる下電極、3
022は厚さ、100オングストローム程度の薄い絶縁
層、3023は厚さ80〜300オングストローム程度
の金属よりなる上電極である。MIM型は、上電極30
23と下電極3021の間に適宜の電圧を印加すること
により、上電極3023の表面より電子を放出させるも
のである。
【0005】また、表面伝導型放出素子としては、例え
ば、M. I. Elinson, Radio Eng. Electron Phys., 10,1
290,(1965)や、後述する他の例が知られている。表面伝
導型放出素子は、基板上に形成された小面積の薄膜に、
膜面に平行に電流を流すことにより電子放出が生ずる現
象を利用するものである。この表面伝導型放出素子とし
ては、前記エリンソン等によるSnO2薄膜を用いたも
のの他に、Au薄膜によるもの[G. Dittmer: "Thin So
lid Films", 9,317(1972)]や、In2O3//SnO2薄
膜によるもの[M. Hartwell and C. G. Fonstad: "IEEE
Trans. ED Conf.", 519(1975)や、カーボン薄膜による
もの[荒木久 他:真空、第26巻、第1号、22(1
983)]等が報告されている。
【0006】これらの表面伝導型放出素子の素子構成の
典型的な例として、図14に前述のM. Hartwellらによ
る素子の平面図を示す。同図において、3001は基板
で、3004はスパッタで形成された金属酸化物よりな
る導電性薄膜である。導電性薄膜3004は図示のよう
にH字形の平面形状に形成されている。該導電性薄膜3
004に通電フォーミングと呼ばれる通電処理を施すこ
とにより、電子放出部3005が形成される。図中の間
隔Lは、0.5〜1[mm]、Wは、0.1[mm]で設定され
ている。尚、図示の便宜から、電子放出部3005は導
電性薄膜3004の中央に矩形の形状で示したが、これ
は模式的なものであり、実際の電子放出部の位置や形状
を忠実に表現しているわけではない。
【0007】M. Hartwellらによる素子をはじめとして
上述の表面伝導型放出素子においては、電子放出を行う
前に導電性薄膜3004に通電フォーミングと呼ばれる
通電処理を施すことにより電子放出部3005を形成す
るのが一般的であった。即ち、通電フォーミングとは、
前記導電性薄膜3004の両端に一定の直流電圧、もし
くは、例えば1[V/分]程度の非常にゆっくりとした
レートで昇圧する直流電圧を印加して通電し、導電性薄
膜3004を局所的に破壊もしくは変形もしくは変質せ
しめ、電気的に高抵抗な状態の電子放出部3005を形
成することである。尚、局所的に破壊もしくは変形もし
くは変質した導電性薄膜3004の一部には、亀裂が発
生する。通電フォーミング後に導電性薄膜3004に適
宜の電圧を印加した場合には、前記亀裂付近において電
子放出が行われる。
【0008】上述の表面伝導型放出素子は、構造が単純
で製造も容易であることから、大面積に亙り多数の素子
を形成できる利点がある。そこで、例えば特開昭64−
31332号公報において開示されるように、多数の素
子を配列して駆動するための方法が研究されている。ま
た、表面伝導型放出素子の応用については、例えば、画
像表示装置、画像記録装置などの画像形成装置や、荷電
ビーム源等が研究されている。
【0009】特に、画像表示装置への応用としては、例
えばによる米国特許第5,066,883や特開平2−
257551号公報において開示されているように、表
面伝導型放出素子と電子の照射により発光する蛍光体と
を組み合わせて用いた画像表示装置が研究されている。
表面伝導型放出素子と蛍光体とを組み合わせて用いた画
像表示装置は、従来の他の方式の画像表示装置よりも優
れた特性が期待されている。例えば、近年普及してきた
液晶表示装置と比較しても、自発光型であるためバック
ライトを必要としない点や、視野角が広い点が優れてい
るといえる。
【0010】図15に電気的な配線方法によるマルチ電
子源を示す。即ち、表面伝導型放出素子を2次元的に多
数個配列し、これらの素子を図示のようにマトリックス
状に配線したマルチ電子源である。図中、4001は表
面伝導型放出素子を模式的に示したもの、1003は行
配線、1004は列配線である。行配線1003および
列配線1004は、実際には有限の電気抵抗を有するも
のであるが、図においては配線抵抗4004および40
05として示されている。上述のような配線方法を、単
純マトリックス配線と呼ぶ。
【0011】なお、図示の便宜上、6×6のマトリック
スで示しているが、マトリックスの規模はむろんこれに
眼ったわけではなく、例えば画像表示装置用のマルチ電
子源の場合には、所望の画像表示を行うのに足りるだけ
の素子を配列し配線するものである。表面伝導型放出素
子を単純マトリックス配線したマルチ電子源において
は、所望の電子ビームを出力させるため、行配線100
3および列配線1004に適宜の電気信号を印加する。
例えば、マトリックスの中の表面伝導型放出素子を駆動
するための駆動波形例を図16に示す。
【0012】図16において、(a)は選択電極に印加
する電圧波形、(b)は情報電極に印加する電圧波形、
(c)は選択素子に印加される電圧波形、(d)は非選
択素子に印加される電圧波形を示している。図15にお
いて、選択する行の行配線1003には選択電圧Vsを
印加し、同時に非選択の行の行配線1003には非選択
電圧Vnsを印加する。これと同期して列配線1004に
電子を放射させるための駆動電圧Veを印加する。この
方法によれば、配線抵抗4004および4005による
電圧降下を無視すれば、選択する行の表面伝導型放出素
子には(Ve−Vs)の電圧が印加され、また非選択行の
表面伝導型放出素子には(Ve−Vns)の電圧が印加さ
れる。これらVe,Vs,Vnsの電圧値を適宜の大きさの
値にすれば、選択する行の表面伝導型放出素子だけから
所望の強度の電子ビームが放出されるはずであり、また
列配線の各々に異なる駆動電圧Veを印加すれば、選択
する行の素子の各々から異なる強度の電子ビームが放出
されるはずである。また、表面伝導型放出素子の応答速
度は高速であるため、駆動電圧Veを印加する時間の長
さを変えれば、電子ビームが出力される時間の長さも変
えることができるはずである。
【0013】従って、表面伝導型放出素子を単純マトリ
ックス配線したマルチ電子源にはいろいろな用途が考え
られており、例えば、画像情報に応じた電圧信号を適宜
印加すれば、画像表示装置用の電子源として応用できる
ものと期待される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た表面伝導型放出素子を多数個、電気的に並列に配線し
たマルチ電子源において、その配線の抵抗分の影響によ
って生じる電圧降下のために、各素子に印加される電圧
は、その給電端から遠い素子ほど低くなり、その結果、
各素子から放出される電子の電流量の分布が一様になら
ないという問題がある。そして、このマルチ電子源を画
像表示装置に応用した場合は、配線抵抗によって生じる
電圧降下のために、各素子毎に印加される電圧が走査信
号(駆動信号)の給電端から遠い素子ほど低くなり、そ
の結果、各素子から放出される電子の電流量分布が一様
にならず、表示される画像に輝度分布が生じるという問
題がある。
【0015】図17を用いて説明する。図中、102は
電子放出素子、103は変調回路、104は行選択回
路、105は列配線、106は行配線、107は電子源
基板を表している。
【0016】また図18は図17の構成の斜視図であ
る。図中、108はメタルバック、109は蛍光面、1
10はフェースプレートを表している。
【0017】上述したように、列配線105には画像信
号に応じた電圧Veを、選択された行配線106には選
択電圧Vsを印加することにより、その行配線に接続さ
れた電子放出素子102から電子が放出される。また電
子放出素子102の上方に配されたメタルバック108
には加速電圧Vaが印加されており、その電子放出素子
102から放出された電子の一部は、この加速電圧Va
により加速されて蛍光面109に達する。これによって
蛍光面109が発光して、所望の画像を表示することが
できる。
【0018】いま、ある行配線106が選択され、この
選択された行配線106に接続されている全ての素子1
02から電子が放出されて、その行の画素の全てが点灯
したとする。この時の等価回路を図19(A)に示す。
【0019】図中、111は、変調回路103から電子
放出素子102を通して選択された行配線106に流れ
る電流成分を示し、112は選択された行配線106の
抵抗成分を表している。ここで選択された行配線106
に接続された各素子102に流れ込む電流は、各素子と
も同一の値Ifとし、一画素当りの選択された行配線1
06の抵抗値をrfと仮定する。この時、選択された行
配線106での電圧を計算する。
【0020】ここで、抵抗Rf5に流れる電流はIfであ
り、抵抗Rf5による電圧降下分は、 If・Rf5=If・rf である。
【0021】又抵抗Rf4を流れる電流は2・Ifである
ため、抵抗Rf4による電圧降下分は、 2・If・Rf4=2If・rf である。以下同様に、各抵抗成分での電圧降下分を計算
し、選択された行配線106の各部の電圧を計算した結
果を図19(B)に示す。尚、ここでは、Ve>Vsとし
た場合について示した。
【0022】ここで注目すべき点は、給電点である選択
回路104から電圧Vsを印加した時、選択された行配
線106に電流が流れ込み、行配線106の給電点から
離れるにつれて行配線106上の電圧が上昇し、最遠方
端では(1+2+3+4+5=15)より15・If×rf[V]も電圧
が上昇している点である。
【0023】このときの最遠方端の画素に印加される駆
動波形を図20に示す。図20において、(a)は選択
された行配線に印加される電圧波形を示し、(b)は列
配線に印加される電圧波形を示し、(c)は選択された
電子放出素子に印加される電圧波形を示している。この
ような行配線106における電圧上昇によって、選択電
圧がVsからVs'となることにより、その選択された素
子に印加される電圧が(Ve−Vs')に低下することが
わかる。
【0024】この電圧変化は、選択された行配線の配線
抵抗成分が極めて小さい場合にはさほど問題とならない
が、例えば、画像表示装置の大画面化等により、選択さ
れた行配線の抵抗成分が上昇した場合、その電圧変化分
は無視できないものとなる。また、表示される画素数が
増大し、選択された行配線に流れ込む電流が増大した場
合も、その電圧変化は大きくなる。
【0025】このような電圧変化が生じることによっ
て、電子放出素子に印加される電圧が各素子位置に応じ
て異なることになり、とりわけ、給電点に近い電子放出
素子と給電点から離れた電子放出素子では同じ電圧が印
加されず、電子の放出量に差異が生じる。この結果、表
示される画素間の輝度差となって表れてしまい、画像表
示装置としての表示品位が低下してしまうことになる。
【0026】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、配線抵抗に起因する各素子への印加電圧の電位分布
により生じる輝度分布の偏りを低減する画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像形成装置は以下のような構成を備える。
即ち、複数の行及び列配線により複数の電子放出素子を
マトリクス状に配列した電子源と、前記電子源に対向し
て配置された複数の蛍光体を有する画像形成部材と、前
記電子源から放出された電子を前記画像形成部材方向に
加速するための加速電極を有する画像形成装置であっ
て、前記行配線の一方より電圧を印加する行配線駆動手
段と、前記列配線の一方より電圧を印加する列配線駆動
手段と、前記加速電極は、各行の電子放出素子に対応し
て配置され、かつ前記各行の電子放出素子の配列方向に
伸長した複数のストライプ形状の電極を有し、前記複数
のストライプ形状の電極は前記行配線の一方の反対側で
互いに接続されており、前記加速電極への加速電圧は、
前記行配線の一方の反対側より印加されていることを特
徴とする。
【0028】上記目的を達成するために本発明の画像形
成装置は以下のような構成を備える。即ち、複数の行及
び列配線により複数の電子放出素子をマトリクス状に配
列した電子源と、前記電子源に対向して配置された複数
の蛍光体を有する画像形成部材と、前記電子源から放出
された電子を前記画像形成部材方向に加速するための加
速電極を有する画像形成装置であって、前記行配線の両
側から電圧を印加する行配線駆動手段と、前記列配線の
少なくとも一方より電圧を印加する列配線駆動手段と、
前記加速電極は、各行の電子放出素子に対応して配置さ
れ、かつ前記各行の電子放出素子の配列方向に伸長した
複数のストライプ形状の電極を有し、前記複数のストラ
イプ形状の電極は前記行配線の両側の給電部の中間点の
近傍で、該中間点を中心として前記行配線の左右方向に
所定長の領域で接続されており、前記加速電極への加速
電圧は、前記行配線の前記所定長の領域内で印加されて
いることを特徴とする。
【0029】上記目的を達成するために本発明の画像形
成装置は以下のような構成を備える。即ち、複数の行及
び列配線により複数の電子放出素子をマトリクス状に配
列した電子源と、前記電子源に対向して配置された複数
の蛍光体を有する画像形成部材と、前記電子源に対向し
て、少なくとも前記複数の電子放出素子の上部に一様に
配置され、前記電子源から放出された電子を前記画像形
成部材方向に加速するための加速電極と、画像信号に応
じて前記複数の列配線の一方の側より電圧を印加する列
駆動手段と、前記画像信号に応じて前記複数の行配線を
順次選択して、選択した行配線と非選択の行配線にそれ
ぞれ異なる電圧を、前記行配線の一方端より印加する行
駆動手段と、前記列駆動手段及び前記行駆動手段による
給電側から最も離れた位置より前記加速電極に加速電圧
を印加する加速電圧印加手段と、を有することを特徴と
する。
【0030】また、前記行駆動手段は、前記画像信号に
応じて前記複数の行配線を順次選択して、選択した行配
線と非選択の行配線にそれぞれ異なる電圧を、前記行配
線の両端より印加するものであっても良い。
【0031】又、前記電子放出素子の印加電圧は、前記
電子放出素子に接続された行配線と列配線に印加される
電圧の差に基づいて決定される。
【0032】更に、前記電子放出素子は表面伝導型放出
素子であるのが好ましい。また、前記行配線の両側の給
電部の中間点の近傍で、該中間点を中心として前記行配
線の左右方向への所定長の領域の長さは、その給電部の
間隔の約15%であるのが望ましい。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0034】[実施の形態1]図1は、本発明の実施の
形態1に係る表示パネルの構成を示す図である。
【0035】図中、1は複数の電子放出素子2をマトリ
クス状に配設した電子源基板7を有する表示パネル全体
を示し、この電子源基板7に対向する位置には、前述の
図18で示したような位置にメタルバック8,蛍光面9
及びフェースプレート10を備える表示面が設けられて
いる。5は列配線を示し、画像信号に応じて変調回路3
から印加される変調信号が入力される。6は行配線で、
上述したように選択回路4により順次、画像表示タイミ
ングに同期して行配線が選択され、その選択された行配
線に選択電圧(Vs)が印加される。13は加速電圧源
で、メタルバック8に高電圧を印加し、電子放出素子2
から放出される電子をフェースプレート方向に加速して
いる。
【0036】ここでメタルバック8は、電子放出素子2
に対向して設けられ、かつ図示のように、行配線6の方
向に沿ったストライプ状の電極で形成され、それぞれの
ストライプ電極を行配線6の給電側と反対側で接続す
る。そして加速電圧源13からの加速電圧Vaの給電
は、変調回路3からの給電側から最も遠く、かつ選択回
路4による行配線6の給電側から最も遠い点から行う。
【0037】図2(A)は、図1に示した6×6のマト
リクス状に配設された電子源基板7を用いた表示パネル
1において、メタルバック8のある1つのストライプ状
の電極に着目し、その電気的等価回路を示した図であ
る。
【0038】図中、14は、各素子当りのメタルバック
8の抵抗成分raを示し、15は各素子から放出された
電子によるエミッション電流を表している。ここで、各
素子から放出された電子に基づくエミッション電流は、
各素子とも同一の値Ieと仮定する。この時のメタルバ
ック8上での電位分布を計算する。
【0039】図2(A)において、給電側から最も離れ
た素子に対応する抵抗Ra5を流れる電流はIeであるた
め、この抵抗Ra5による電圧降下は、 Ie・ra となる。
【0040】また、それよりも一つだけ給電側に近い素
子に対応する抵抗Ra4を流れる電流は2・Iaであるた
め、この抵抗Ra4による電圧降下分は、 2・Ie・ra となる。以下同様に、メタルバック8における各素子当
りの抵抗成分による電圧降下を計算し、その計算結果を
図2(B)に示す。
【0041】ここで注目すべき点は、加速電圧源13か
らの給電点から離れるにつれてメタルバック8における
電圧が低下し、最遠方端(行配線6の給電側)では、1
5・Ie・raの電圧低下を引き起こしている点である。
【0042】ここで、前述の図19(B)と、この図2
(B)とを比較すると、選択された行配線6上の電位分
布と、メタルバック8上の電位分布の方向が同じになっ
ていることが分かる。このことは、選択された行配線6
上で給電側から遠ざかるほど電圧が上昇することによ
り、その給電側から遠い電子放出素子の両電極に印加さ
れる電圧差が小さくなって、その素子から放出される電
子量が低下しエミッション電流が低下するものの、その
行配線6上で給電側から遠い素子ほど加速電圧が大きめ
に印加されることになる。これにより、行配線6上で給
電側から遠い素子に対応する画素の表示輝度の低下を防
ぐことができ、上記メタルバック8の抵抗値ra、行配
線6の抵抗値rfを適当な値に設定することにより、輝
度分布の補正を行うことができることを意味している。
【0043】行配線6及びメタルバック8の抵抗値の具
体的な制御方法としては、(1)配線材料を適宜選択す
ることで、抵抗率ρを制御する、(2)配線の物理形状
を適宜選択することによって、抵抗値を制御する、など
が考えられる。(1)において、例えば配線材料として
は、Au、Ag、Cu、Al等の金属膜、或は、Snを
添加したIn2O3、Alを添加したZnO等の不純物を
添加した金属酸化物等があり、これらを適宜選択するこ
とによって、ρ=1×10-6〜1×10-2[Ω・cm]の
抵抗率の制御が可能となる。
【0044】又(2)においては、 R=ρ・(L/w・t) R:抵抗値、ρ:抵抗率、W:導体幅、L:導体長、
t:導体厚 に基づいて、所望の抵抗値から物理形状を算出すること
により、抵抗値の制御が可能となる。
【0045】上記実施の形態1で説明した構成は、選択
された行の全ての画素が発光駆動される全点灯時におけ
る電圧降下にのみ効果があるわけでなく、いかなる表示
データの場合にも自動的に輝度補正が行われる点にあ
る。これを以下に説明する。
【0046】図3(A)は、図1に示す6×6のマトリ
クス状に配列された電子放出素子を有する電子源を用い
た表示パネルにおいて、メタルバック8のある一つのラ
インに着目し、その選択された行配線に接続された素子
が一画素毎に駆動されて、画素が一つおきに点灯した際
の等価回路を示したものである。尚、ここでは各素子か
ら放出されたエミッション電流は各素子とも同一の値I
eと仮定する。この時のメタルバック8上での電圧を計
算する。その結果を図3(B)に示す。
【0047】図中、○は、選択された行の全画素が点灯
時の電位分布を示し、△が一画素毎の点灯時の電位分布
を示している。
【0048】ここで注目すべき点は、一画素毎の点灯時
には、全画素の点灯時に比べてメタルバック8上の電圧
降下が少なくなっている点である。
【0049】ここで、点灯駆動される画素数が少ない場
合には、選択された行配線での電圧上昇も小さくなる。
従って、メタルバック8における電位分布も、これに応
じて小さくしなくてはならない。本実施の形態1によれ
ば、このような制御を特別に実施しなくても、図1に示
すような構成により、自動的に達成される点に有用性が
ある。
【0050】なお参考までに、選択された行の1画素だ
けが点灯される場合について、図4(A)にメタルバッ
クの一つのストライプ状電極の等価回路を、そして図4
(B)に、そのストライプ状電極における電位分布を示
す。この図4では、選択された行配線に接続された素子
の内、最も給電側に近い電子放出素子が駆動される場合
を示し、図4(B)では、□印により、1つの素子が駆
動された場合のメタルバック8上の電位分布を示してい
る。
【0051】[実施の形態2]図5は、本発明の実施の
形態2に係る表示パネル1の構成を示す図で、前述の実
施の形態1に係る図1と共通する部分は同じ番号で示
し、それらの説明を省略している。
【0052】この実施の形態2では、選択回路4を行配
線6の両側に接続して、行配線6の両側から給電してい
る。従って、行配線6の略中央部での電圧降下が一番大
きくなる。またメタルバック8aは、電子放出素子2に
対向して配置され、かつ行配線方向にストライプ状の電
極で形成されている。そして各ストライプ状の電極を、
各ストライプ状の電極の略中央部で接続している。ま
た、加速電圧源13からのメタルバック8aへの加速電
圧の給電は、ストライプ状の電極同士を接続している電
極(ストライプ状の電極の略中央部)上で、かつ列配線
5への給電点から最も遠い点(変調回路3と反対側)か
ら行っている。
【0053】図6は、この実施の形態2の構成における
メタルバック8aのある一つのラインに着目し、その電
気的等価回路(A)と、加速電圧の分布を示す図(B)
である。尚、ここでは選択された行配線に接続された電
子放出素子が全て駆動されて、その行の画素が全て発光
する場合で示している。
【0054】その選択された行の電子放出素子から放出
されたエミッション電流は、各素子とも同一の値Ieと
仮定する。この時、メタルバック8a上での電圧を計算
する。
【0055】図6(A)において、配線抵抗Ra5を流れ
る電流はIeであり、この抵抗Ra5による電圧降下分
は、 Ie・ra である。
【0056】又、配線抵抗Ra4を流れる電流は2・Ia
であり、この抵抗Ra4による電圧降下分は、 2・Ie・ra である。以下同様に、各抵抗成分での電圧降下分を計算
してメタルバック8a上の各部の電圧を計算した結果を
図6(B)に示す。
【0057】また、この時の、選択された行配線におけ
る等価回路を図7(A)に示し、この行配線の各部の電
圧を計算した結果を図7(B)に示す。
【0058】ここで、図6(B)と図7(B)とを比べ
ると、選択された行配線上の電位分布と、メタルバック
8aの電位分布の方向が同じになっている。このこと
は、選択された行配線6上の電圧上昇によって、行配線
6の給電側から離れた電子放出素子からのエミッション
電流が低下するものの、それら素子に対応するメタルバ
ック8aには大きめの加速電圧が印加されるため、それ
らの素子に対応する蛍光面に衝突する電子数を増やして
輝度の低下を防ぐことができることを意味している。
【0059】また、この実施の形態2は、前述の実施の
形態1と同様に、選択された行における全画素の点灯時
の電圧降下にのみ効果があるわけでなく、いかなる表示
データの場合であっても、その行における輝度分布を自
動的に補正できる。その一例として、選択された行の両
端に位置している電子放出素子が駆動されて、それらに
対応する2つの画素が点灯したときの例を図8(A)
(B)に示す。
【0060】図8(B)において、○は選択された行の
画素が全て点灯される時の電位分布を示し、△が2画素
点灯時の電位分布を示している。
【0061】前述の実施の形態1の場合と同様に、点灯
駆動される画素数が少ない場合には、選択された行配線
での電圧上昇も小さくなる。従って、メタルバック8a
における電位分布も、これに応じて小さくしなくてはな
らない。しかし本実施の形態2によれば、このような制
御を外的に行うことなく、図5に示す構成により自動的
に達成される点に有用性がある。
【0062】[実施の形態3]図9は、本発明の実施の
形態3に係る表示パネルの構成を示す図で、前述の図1
及び図5と共通する部分は同じ番号で示し、それらの説
明を省略する。
【0063】この実施の形態3では、前述の実施の形態
2と同様に、選択回路4を行配線6の両側に接続してい
る。また変調回路3を列配線5の両側に接続している。
更に、加速電圧Vaの給電は、ストライプ状のメタルバ
ック電極同士を接続している部分(ストライプ状の電極
の略中央部)の両端から給電している。
【0064】この実施の形態3における効果は、上述し
た実施の形態2の効果と同様である。
【0065】更に、図10及び図11に示すように、前
述のメタルバック8或は8aのようにストライプ状に形
成されておらず、電子源基板7の略全面に亙って一様な
メタルバック8bを用いても、加速電圧Vaの給電点を
図10、図11のように、列配線5の給電側から離れた
位置に配置することによっても、前述の実施の形態と同
様の効果が期待できる。
【0066】なお本発明は、複数の機器(例えばホスト
コンピュータ、インターフェース機器、リーダ、プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0067】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体(または記録媒体)を、システム或は装
置に供給し、そのシステム或は装置のコンピュータ(ま
たはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読み出し実行することによっても達成される。
【0068】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。また、コンピュータが
読み出したプログラムコードを実行することにより、前
述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプ
ログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働
しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処
理の一部または全部を行い、その処理によって前述した
実施形態の機能が実現される場合も含まれる。
【0069】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、そ
の処理によって前述した実施形態の機能が実現される場
合も含まれる。
【0070】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、選択された行配線に接続された電子放出素子の駆動
時、その行配線における配線抵抗に起因する電圧降下に
よって電子放出素子からの駆動電圧が低下し放出電流が
低下しても、それを補うように電子を蛍光面方向に加速
するための加速電圧が印加されるため放出電流の分布に
よる輝度分布の発生を防止することができる。
【0071】以上説明したように本発明によれば、配線
抵抗に起因する各素子への印加電圧の電位分布により生
じる輝度分布の偏りを低減できるという効果がある。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、よ
り好適な画像形成装置を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る表示パネルの構成
を示す平面図である。
【図2】本実施の形態1に係る表示パネルにおいて1行
の全画素表示の際の一つのストライプ状のメタルバック
電極の等価回路図(A)と、その電位分布を示す図であ
る。
【図3】本実施の形態1に係る表示パネルにおいて1行
の画素を一つおきに表示する際の一つのストライプ状の
メタルバック電極の等価回路図(A)と、その電位分布
を示す図である。
【図4】本実施の形態1に係る表示パネルにおいて1行
の画素を一つだけ表示する際の一つのストライプ状のメ
タルバック電極の等価回路図(A)と、その電位分布を
示す図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る表示パネルの構成
を示す平面図である。
【図6】本実施の形態2に係る表示パネルにおいて1行
の全画素表示の際の一つのストライプ状のメタルバック
電極の等価回路図(A)と、その電位分布を示す図であ
る。
【図7】本実施の形態6に係る表示パネルにおいて1行
の全画素表示の際における、選択された行配線の等価回
路図(A)と、その電位分布を示す図である。
【図8】本実施の形態2に係る表示パネルにおいて1行
の2つの画素表示の際の一つのストライプ状のメタルバ
ック電極の等価回路図(A)と、その電位分布を示す図
である。
【図9】本発明の実施の形態3に係る表示パネルの構成
を示す平面図である。
【図10】本発明の他の実施の形態に係る表示パネルの
構成を示す平面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態に係る表示パネルの
構成を示す平面図である。
【図12】従来のFE型電子放出素子を説明する図であ
る。
【図13】従来のMIM型電子放出素子を説明する図で
ある。
【図14】従来の表面伝導型放出素子を説明する図であ
る。
【図15】マルチ電子源の素子配列を説明する図であ
る。
【図16】図15の行及び列配線に印加する駆動波形を
説明する図である。
【図17】6×6マトリクス状に配置された電子放出素
子を含む電子源を用いた表示パネルを説明する図であ
る。
【図18】図17の表示パネルの外観斜視図である。
【図19】行配線の等価回路図(A)と、その電位分布
を説明する図(B)である。
【図20】従来の表示パネルにおける駆動波形の変化を
説明する図である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の行及び列配線により複数の電子放
    出素子をマトリクス状に配列した電子源と、前記電子源
    に対向して配置された複数の蛍光体を有する画像形成部
    材と、前記電子源から放出された電子を前記画像形成部
    材方向に加速するための加速電極を有する画像形成装置
    であって、 前記行配線の一方より電圧を印加する行配線駆動手段
    と、 前記列配線の一方より電圧を印加する列配線駆動手段
    と、 前記加速電極は、各行の電子放出素子に対応して配置さ
    れ、かつ前記各行の電子放出素子の配列方向に伸長した
    複数のストライプ形状の電極を有し、前記複数のストラ
    イプ形状の電極は前記行配線の一方の反対側で互いに接
    続されており、 前記加速電極への加速電圧は、前記行配線の一方の反対
    側より印加されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記加速電圧は、前記列配線の一方の反
    対側より印加されていることを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 複数の行及び列配線により複数の電子放
    出素子をマトリクス状に配列した電子源と、前記電子源
    に対向して配置された複数の蛍光体を有する画像形成部
    材と、前記電子源から放出された電子を前記画像形成部
    材方向に加速するための加速電極を有する画像形成装置
    であって、 前記行配線の両側から電圧を印加する行配線駆動手段
    と、 前記列配線の少なくとも一方より電圧を印加する列配線
    駆動手段と、 前記加速電極は、各行の電子放出素子に対応して配置さ
    れ、かつ前記各行の電子放出素子の配列方向に伸長した
    複数のストライプ形状の電極を有し、前記複数のストラ
    イプ形状の電極は前記行配線の両側の給電部の中間点の
    近傍で、該中間点を中心として前記行配線の左右方向に
    所定長の領域で接続されており、 前記加速電極への加速電圧は、前記行配線の前記所定長
    の領域内で印加されていることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 前記加速電圧は、前記列配線の一方の反
    対側から印加されていることを特徴とする請求項3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記行配線の前記所定長の領域
    で、かつ前記列配線の一方から前記加速電圧を印加する
    加速電圧印加手段を有することを特徴とする請求項3又
    は4に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記列配線駆動手段は、前記列配線の両
    側から電圧を印加することを特徴とする請求項3乃至5
    のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 複数の行及び列配線により複数の電子放
    出素子をマトリクス状に配列した電子源と、 前記電子源に対向して配置された複数の蛍光体を有する
    画像形成部材と、 前記電子源に対向して、少なくとも前記複数の電子放出
    素子の上部に一様に配置され、前記電子源から放出され
    た電子を前記画像形成部材の方向に加速するための加速
    電極と、 画像信号に応じて前記複数の列配線の一方の側より電圧
    を印加する列駆動手段と、 前記画像信号に応じて前記複数の行配線を順次選択し
    て、選択した行配線と非選択の行配線にそれぞれ異なる
    電圧を、前記行配線の一方端より印加する行駆動手段
    と、 前記列駆動手段及び前記行駆動手段による給電側から最
    も離れた位置より前記加速電極に加速電圧を印加する加
    速電圧印加手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 複数の行及び列配線により複数の電子放
    出素子をマトリクス状に配列した電子源と、 前記電子源に対向して配置された複数の蛍光体を有する
    画像形成部材と、 前記電子源に対向して、少なくとも前記複数の電子放出
    素子の上部に一様に配置され、前記電子源から放出され
    た電子を前記画像形成部材方向に加速するための加速電
    極と、 画像信号に応じて前記複数の列配線の一方の側より電圧
    を印加する列駆動手段と、 前記画像信号に応じて前記複数の行配線を順次選択し
    て、選択した行配線と非選択の行配線にそれぞれ異なる
    電圧を、前記行配線の両側より印加する行駆動手段と、 前記列駆動手段及び前記行駆動手段による給電側から最
    も離れた位置より前記加速電極に加速電圧を印加する加
    速電圧印加手段と、を有することを特徴とする画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 前記電子放出素子の印加電圧は、前記電
    子放出素子に接続された行配線と列配線に印加される電
    圧の差に基づいて決定されることを特徴とする請求項1
    乃至8のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記電子放出素子は表面伝導型放出素
    子であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1
    項に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記表面伝導型放出素子は、印加され
    る電圧に対して素子を流れる電流及び放出する電流が単
    調増加する特性を有する素子であることを特徴とする請
    求項10に記載の画像形成装置。
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