JP2001331892A - 画像認識処理方式 - Google Patents
画像認識処理方式Info
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- JP2001331892A JP2001331892A JP2000146861A JP2000146861A JP2001331892A JP 2001331892 A JP2001331892 A JP 2001331892A JP 2000146861 A JP2000146861 A JP 2000146861A JP 2000146861 A JP2000146861 A JP 2000146861A JP 2001331892 A JP2001331892 A JP 2001331892A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被監視車両のロスト、誤認識をなくし、車両
認識および事象判定精度の向上を図るとともに、センサ
による車両認識情報をもとに画像認識処理に関わる各種
パラメータの補正機能を実現することで画像認識処理精
度の向上を図る。 【解決手段】 監視カメラ装置1の視野内にセンサ7を
等間隔に設置し、画像認識処理と並行してセンサ6によ
る車両認識および各センサ7間の車両通過時間を計測
し、相互の車両認識情報を組み合わせその結果を、画像
処理アルゴリズムへ反映させることで、画像処理アルゴ
リズムの補正機能をもたせた。
認識および事象判定精度の向上を図るとともに、センサ
による車両認識情報をもとに画像認識処理に関わる各種
パラメータの補正機能を実現することで画像認識処理精
度の向上を図る。 【解決手段】 監視カメラ装置1の視野内にセンサ7を
等間隔に設置し、画像認識処理と並行してセンサ6によ
る車両認識および各センサ7間の車両通過時間を計測
し、相互の車両認識情報を組み合わせその結果を、画像
処理アルゴリズムへ反映させることで、画像処理アルゴ
リズムの補正機能をもたせた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、監視カメラ装置
から入力される車両等の各種画像の状況判別および認識
対象の変化等を検出する画像処理アルゴリズムを搭載し
た画像処理装置における画像認識処理方式に関するもの
である。
から入力される車両等の各種画像の状況判別および認識
対象の変化等を検出する画像処理アルゴリズムを搭載し
た画像処理装置における画像認識処理方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の画像認識処理方式を示す図
であり、図において、1は画像を入力するための監視カ
メラ装置、2は監視対象となる被監視車両、3は監視カ
メラ装置1から入力された画像データをもとに画像認識
処理を行ない、車両速度、渋滞状況、異常走行、停止車
両、障害物等の検出を行なう画像処理装置、4は画像処
理装置3からの処理結果を転送するための通信回線、5
は各画像処理装置3から通信回線4を経由して送信され
る画像処理結果をもとに各監視区域への警報処置(掲示
板、ハイウェイラジオによる警報通知等)を行なう中央
計算機装置である。
であり、図において、1は画像を入力するための監視カ
メラ装置、2は監視対象となる被監視車両、3は監視カ
メラ装置1から入力された画像データをもとに画像認識
処理を行ない、車両速度、渋滞状況、異常走行、停止車
両、障害物等の検出を行なう画像処理装置、4は画像処
理装置3からの処理結果を転送するための通信回線、5
は各画像処理装置3から通信回線4を経由して送信され
る画像処理結果をもとに各監視区域への警報処置(掲示
板、ハイウェイラジオによる警報通知等)を行なう中央
計算機装置である。
【0003】上記画像処理装置3は以下に説明する3a
乃至3eで構成されている。3aは画像処理装置3内の
各監視カメラ装置1から入力されるアナログ画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部、3bは各A/
D変換部3aで変換された画像デジタルデータを格納す
る画像メモリ部、3cは各監視カメラ装置に対応した画
像処理アルゴリズムに従って各画像メモリ部3bに蓄積
された画像データをもとに画像認識処理を行ない、車両
認識を行なう画像アルゴリズム処理部、3dは画像アル
ゴリズム処理部3cで認識された車両情報をもとに車両
速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽出
を行なう車両認識処理部、3eは車両認識処理部3dで
抽出された車両認識情報を通信回線4へ送信するための
通信制御部である。
乃至3eで構成されている。3aは画像処理装置3内の
各監視カメラ装置1から入力されるアナログ画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部、3bは各A/
D変換部3aで変換された画像デジタルデータを格納す
る画像メモリ部、3cは各監視カメラ装置に対応した画
像処理アルゴリズムに従って各画像メモリ部3bに蓄積
された画像データをもとに画像認識処理を行ない、車両
認識を行なう画像アルゴリズム処理部、3dは画像アル
ゴリズム処理部3cで認識された車両情報をもとに車両
速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽出
を行なう車両認識処理部、3eは車両認識処理部3dで
抽出された車両認識情報を通信回線4へ送信するための
通信制御部である。
【0004】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら車両認識対象となる候補の決定や追跡、事象判定を行
なうための原画像を入力する。監視カメラ装置1から入
力したアナログ画像信号の輝度信号と色信号は、画像処
理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビットのデジタ
ル信号に変換される。A/D変換部3aで変換された輝
度/色デジタル信号データは、画像認識処理に必要なフ
レーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納される。
ら車両認識対象となる候補の決定や追跡、事象判定を行
なうための原画像を入力する。監視カメラ装置1から入
力したアナログ画像信号の輝度信号と色信号は、画像処
理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビットのデジタ
ル信号に変換される。A/D変換部3aで変換された輝
度/色デジタル信号データは、画像認識処理に必要なフ
レーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納される。
【0005】画像メモリ部3bに格納された複数フレー
ムの輝度/色信号データをもとに、画像アルゴリズム処
理部3cによって各監視カメラ装置1に対応した、あら
かじめ決められた一定の画像アルゴリズム処理を実施
し、入力した各フレーム画像の変化をもとに画像上の移
動物体や停止物体等画像認識の対象となる物体候補を選
択し、選択した候補物体の画像上の位置、大きさ、形状
等の各種パラメータを抽出する。画像アルゴリズム処理
部3cで抽出した各種パラメータをもとに、車両認識処
理部3dで車両速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、
障害物等抽出と画像上の各種事象判定を行ない、通信制
御部3eにて、車両認識処理部3dで抽出した車両認識
情報を通信回線4へ送信し、中央計算機装置5へ転送す
る。中央計算機装置5では、各画像処理装置3から送信
されてくる車両認識、事象判定情報等を一括処理し、各
監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイラジオによ
る警報通知等)や、道路規制情報の通達等を行なうもの
である。
ムの輝度/色信号データをもとに、画像アルゴリズム処
理部3cによって各監視カメラ装置1に対応した、あら
かじめ決められた一定の画像アルゴリズム処理を実施
し、入力した各フレーム画像の変化をもとに画像上の移
動物体や停止物体等画像認識の対象となる物体候補を選
択し、選択した候補物体の画像上の位置、大きさ、形状
等の各種パラメータを抽出する。画像アルゴリズム処理
部3cで抽出した各種パラメータをもとに、車両認識処
理部3dで車両速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、
障害物等抽出と画像上の各種事象判定を行ない、通信制
御部3eにて、車両認識処理部3dで抽出した車両認識
情報を通信回線4へ送信し、中央計算機装置5へ転送す
る。中央計算機装置5では、各画像処理装置3から送信
されてくる車両認識、事象判定情報等を一括処理し、各
監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイラジオによ
る警報通知等)や、道路規制情報の通達等を行なうもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の画像データ処理
方式は前述のように構成されており、車両認識、事象判
定を行なうための情報が、監視カメラ装置からの画像デ
ータのみに限られているため、カメラ画像へ悪影響を与
える外的要因、例えば太陽光、対向車両のヘッドライ
ト、悪天候等によって画像処理精度が著しく低下すると
ともに、誤検出、検出もれを自動的に検出できる手段が
なく、画像処理アルゴリズム、カメラパラメータ、監視
カメラ画角、位置等の補正によって画像処理精度の向上
を図ることが出来ないという問題点があった。
方式は前述のように構成されており、車両認識、事象判
定を行なうための情報が、監視カメラ装置からの画像デ
ータのみに限られているため、カメラ画像へ悪影響を与
える外的要因、例えば太陽光、対向車両のヘッドライ
ト、悪天候等によって画像処理精度が著しく低下すると
ともに、誤検出、検出もれを自動的に検出できる手段が
なく、画像処理アルゴリズム、カメラパラメータ、監視
カメラ画角、位置等の補正によって画像処理精度の向上
を図ることが出来ないという問題点があった。
【0007】この発明は上記のような問題を解決するた
めになされたもので、監視カメラ装置からの画像データ
をもとにした画像認識に加え、超音波センサ、光センサ
等のセンサ装置を設け、これらセンサ装置による車両認
識情報を組み合せることで、被監視車両のロスト、誤認
識をなくし、車両認識および事象判定精度の向上を図る
とともに、センサ装置による車両認識情報をもとに画像
認識処理に関わる各種パラメータの補正機能を働かせる
ことにより画像認識処理精度の向上を図ることを目的と
する。
めになされたもので、監視カメラ装置からの画像データ
をもとにした画像認識に加え、超音波センサ、光センサ
等のセンサ装置を設け、これらセンサ装置による車両認
識情報を組み合せることで、被監視車両のロスト、誤認
識をなくし、車両認識および事象判定精度の向上を図る
とともに、センサ装置による車両認識情報をもとに画像
認識処理に関わる各種パラメータの補正機能を働かせる
ことにより画像認識処理精度の向上を図ることを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像認識
処理方式は、監視カメラ装置から逐次入力される画像デ
ータをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を行
なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カメラ装
置の上流側に被監視車両を検出するセンサ装置を設置
し、このセンサ装置によって事前に検出した車両検出信
号をトリガとして、監視カメラ装置からの入力画像認識
処理を行なうようにしたものである。
処理方式は、監視カメラ装置から逐次入力される画像デ
ータをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を行
なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カメラ装
置の上流側に被監視車両を検出するセンサ装置を設置
し、このセンサ装置によって事前に検出した車両検出信
号をトリガとして、監視カメラ装置からの入力画像認識
処理を行なうようにしたものである。
【0009】また、監視カメラ装置から逐次入力される
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出した車両検出
情報をもとに、監視カメラ装置からの入力画像認識処理
アルゴリズムの補正を行なうようにしたものである。
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出した車両検出
情報をもとに、監視カメラ装置からの入力画像認識処理
アルゴリズムの補正を行なうようにしたものである。
【0010】また、監視カメラ装置から逐次入力される
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出した車両検出
情報と、監視カメラ装置からの入力画像認識処理結果と
の差異をもとに、監視カメラ装置の位置、画角、カメラ
パラメータ等の自動調整を行うようにしたものである。
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出した車両検出
情報と、監視カメラ装置からの入力画像認識処理結果と
の差異をもとに、監視カメラ装置の位置、画角、カメラ
パラメータ等の自動調整を行うようにしたものである。
【0011】また、監視カメラ装置から逐次入力される
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、被監視
車両に搭載した車載端末と通信可能な通信センサ装置を
監視カメラ装置の上流側に設置し、この通信センサ装置
によって検出した被監視車両の車両情報をもとに、監視
カメラ装置からの入力画像認識処理を行なうようにした
ものである。
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、被監視
車両に搭載した車載端末と通信可能な通信センサ装置を
監視カメラ装置の上流側に設置し、この通信センサ装置
によって検出した被監視車両の車両情報をもとに、監視
カメラ装置からの入力画像認識処理を行なうようにした
ものである。
【0012】また、監視カメラ装置から逐次入力される
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両に搭載した車載端末と通
信可能な通信センサ装置を等間隔に設置し、これらセン
サ装置で検出した車両検出情報と、監視カメラ装置から
の入力画像認識処理結果との差異をもとに、監視カメラ
装置の位置、画角、カメラパラメータ等の自動調整を行
うようにしたものである。
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の視野内に被監視車両に搭載した車載端末と通
信可能な通信センサ装置を等間隔に設置し、これらセン
サ装置で検出した車両検出情報と、監視カメラ装置から
の入力画像認識処理結果との差異をもとに、監視カメラ
装置の位置、画角、カメラパラメータ等の自動調整を行
うようにしたものである。
【0013】また、監視カメラ装置から逐次入力される
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の上流側に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に複数個設置し、これらセンサ装置によって検出
した車両情報をもとに、監視カメラ装置からの入力画像
認識処理結果の補正を行なうようにしたものである。
画像データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処
理を行なう画像処理装置を有するものにおいて、監視カ
メラ装置の上流側に被監視車両を検出するセンサ装置を
等間隔に複数個設置し、これらセンサ装置によって検出
した車両情報をもとに、監視カメラ装置からの入力画像
認識処理結果の補正を行なうようにしたものである。
【0014】また、監視カメラ装置の外的条件(太陽
光、対向車ヘッドライト等)による画像処理かく乱要因
を判別する監視センサ装置を設置し、この監視センサ装
置から得られる監視カメラ装置への外的条件により、他
の監視カメラ装置への切換えを行なうようにしたもので
ある。
光、対向車ヘッドライト等)による画像処理かく乱要因
を判別する監視センサ装置を設置し、この監視センサ装
置から得られる監視カメラ装置への外的条件により、他
の監視カメラ装置への切換えを行なうようにしたもので
ある。
【0015】また、センサ装置として、路面に設置さ
れ、車両通過時に光が遮断されて点滅する発光センサ装
置を用いたものである。
れ、車両通過時に光が遮断されて点滅する発光センサ装
置を用いたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る画像認識処理方式を示すブロック
構成図であり、図において、1は道路に沿って複数個設
けられた監視カメラ装置、2は監視対象となる被監視車
両、3は監視カメラ装置1から入力された画像データを
もとに画像認識処理を行ない、車両速度、渋滞状況、異
常走行、停止車両、障害物等の検出を行なう画像処理装
置、4は画像処理装置3からの処理結果を転送するため
の通信回線、5は各画像処理装置3から通信回線4を経
由して送信される画像処理結果をもとに各監視区域への
警報処置(掲示板、ハイウェイラジオによる警報通知
等)を行なう中央計算機装置、6は監視カメラ装置1で
監視する車両を前もって検出するための超音波センサ装
置で、監視カメラ装置1の上流側に設置されている。
の実施の形態1に係る画像認識処理方式を示すブロック
構成図であり、図において、1は道路に沿って複数個設
けられた監視カメラ装置、2は監視対象となる被監視車
両、3は監視カメラ装置1から入力された画像データを
もとに画像認識処理を行ない、車両速度、渋滞状況、異
常走行、停止車両、障害物等の検出を行なう画像処理装
置、4は画像処理装置3からの処理結果を転送するため
の通信回線、5は各画像処理装置3から通信回線4を経
由して送信される画像処理結果をもとに各監視区域への
警報処置(掲示板、ハイウェイラジオによる警報通知
等)を行なう中央計算機装置、6は監視カメラ装置1で
監視する車両を前もって検出するための超音波センサ装
置で、監視カメラ装置1の上流側に設置されている。
【0017】上記画像処理装置3は以下に説明する3a
乃至3fで構成されている。3aは画像処理装置3内の
各監視カメラ装置1から入力されるアナログ画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部、3bは各A/
D変換部3aで変換された画像デジタルデータを格納す
る画像メモリ部、3cは各監視カメラ装置に対応した画
像処理アルゴリズムに従って各画像メモリ部3bに蓄積
された画像データをもとに画像認識処理を行ない、車両
認識を行なう画像アルゴリズム処理部、3dは画像アル
ゴリズム処理部3cで認識された車両情報をもとに、車
両速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽
出を行なう車両認識処理部、3eは車両認識処理部3d
で抽出された車両認識情報を通信回線4へ送信するため
の通信制御部、3fは超音波センサ装置6で検出した車
両情報を初段の監視カメラ装置1に対応する画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する車両検出通知部である。
乃至3fで構成されている。3aは画像処理装置3内の
各監視カメラ装置1から入力されるアナログ画像信号を
デジタルデータに変換するA/D変換部、3bは各A/
D変換部3aで変換された画像デジタルデータを格納す
る画像メモリ部、3cは各監視カメラ装置に対応した画
像処理アルゴリズムに従って各画像メモリ部3bに蓄積
された画像データをもとに画像認識処理を行ない、車両
認識を行なう画像アルゴリズム処理部、3dは画像アル
ゴリズム処理部3cで認識された車両情報をもとに、車
両速度、渋滞状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽
出を行なう車両認識処理部、3eは車両認識処理部3d
で抽出された車両認識情報を通信回線4へ送信するため
の通信制御部、3fは超音波センサ装置6で検出した車
両情報を初段の監視カメラ装置1に対応する画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する車両検出通知部である。
【0018】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号の輝度信号と色信
号は、画像処理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタル信号データは、画像認識処
理に必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納
される。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号の輝度信号と色信
号は、画像処理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタル信号データは、画像認識処
理に必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納
される。
【0019】画像メモリ部3bに格納された複数フレー
ムの輝度/色デジタル信号データをもとに画像アルゴリ
ズム処理部3cによって、あらかじめ用意された画像処
理アルゴリズムに従って画像認識処理を実施する。この
際、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された超音波センサ装置6で監視領域へ入る各被監視車
両2を順に検知し、その情報を画像処理装置3内の車両
検出通知部3fを介して監視領域最前段の監視カメラ装
置に対応した画像アルゴリズム処理部3cへ通知する。
ムの輝度/色デジタル信号データをもとに画像アルゴリ
ズム処理部3cによって、あらかじめ用意された画像処
理アルゴリズムに従って画像認識処理を実施する。この
際、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された超音波センサ装置6で監視領域へ入る各被監視車
両2を順に検知し、その情報を画像処理装置3内の車両
検出通知部3fを介して監視領域最前段の監視カメラ装
置に対応した画像アルゴリズム処理部3cへ通知する。
【0020】通知を受けた画像アルゴリズム処理部3c
は、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入ってく
ることを前提に、すなわち、超音波センサ装置6の出力
をトリガとして、入力画像データから車両抽出処理を重
点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなくす処
理を行う。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認
識処理は以下の通りである。
は、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入ってく
ることを前提に、すなわち、超音波センサ装置6の出力
をトリガとして、入力画像データから車両抽出処理を重
点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなくす処
理を行う。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認
識処理は以下の通りである。
【0021】画像認識処理は、まず入力した各フレーム
画像間の差分により画像上の変化を抽出し、この変化領
域を、前もって用意された各種車両、落下物モデルとの
モデルマッチングによって最適なモデルに割り当てる
(モデル化)。このモデル化された変化領域を画面上の
移動物体や停止物体とみなし、モデル化された各種物体
の位置(座標)、モデル種別(車種、車色、大きさ、形
状)等の各種パラメータを抽出する。
画像間の差分により画像上の変化を抽出し、この変化領
域を、前もって用意された各種車両、落下物モデルとの
モデルマッチングによって最適なモデルに割り当てる
(モデル化)。このモデル化された変化領域を画面上の
移動物体や停止物体とみなし、モデル化された各種物体
の位置(座標)、モデル種別(車種、車色、大きさ、形
状)等の各種パラメータを抽出する。
【0022】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
【0023】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された超音波センサ装置6で、監視領域へ入る各被監視
車両2を前もって順に検知し、その情報をトリガとして
画像アルゴリズム処理部3cへ通知することができるた
め、高速で監視領域へ突入してくる車両や悪天候等で車
両認識が困難な場合に被監視車両のロストや誤認識をな
くし、画像認識精度の向上を図ることができる。
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された超音波センサ装置6で、監視領域へ入る各被監視
車両2を前もって順に検知し、その情報をトリガとして
画像アルゴリズム処理部3cへ通知することができるた
め、高速で監視領域へ突入してくる車両や悪天候等で車
両認識が困難な場合に被監視車両のロストや誤認識をな
くし、画像認識精度の向上を図ることができる。
【0024】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至6は図1と同様のものであ
る。7は監視カメラ装置1の画像認識処理範囲内で車両
認識を行なう等間隔に配置された複数個の超音波センサ
装置である。
形態2に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至6は図1と同様のものであ
る。7は監視カメラ装置1の画像認識処理範囲内で車両
認識を行なう等間隔に配置された複数個の超音波センサ
装置である。
【0025】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3fは図1と同様である。3gは各超音波センサ装置7
から送信される車両検知情報から被監視車両の車速、サ
イズ等の被監視車両情報を生成する車両情報生成部、3
hは画像アルゴリズム処理部3cの画像認識処理結果と
車両情報生成部3gの被監視車両情報との差分を抽出
し、その差分情報を画像アルゴリズム処理部3cへフィ
ードバックする画像認識処理補正情報生成部である。
3fは図1と同様である。3gは各超音波センサ装置7
から送信される車両検知情報から被監視車両の車速、サ
イズ等の被監視車両情報を生成する車両情報生成部、3
hは画像アルゴリズム処理部3cの画像認識処理結果と
車両情報生成部3gの被監視車両情報との差分を抽出
し、その差分情報を画像アルゴリズム処理部3cへフィ
ードバックする画像認識処理補正情報生成部である。
【0026】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号の輝度信号と色信
号は、画像処理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタル信号データは、画像認識処
理に必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納
される。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの
輝度/色デジタル信号データをもとに画像アルゴリズム
処理部3cによって、あらかじめ用意された画像処理ア
ルゴリズムに従って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号の輝度信号と色信
号は、画像処理装置3内のA/D変換部3aで各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタル信号データは、画像認識処
理に必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bに逐次格納
される。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの
輝度/色デジタル信号データをもとに画像アルゴリズム
処理部3cによって、あらかじめ用意された画像処理ア
ルゴリズムに従って画像認識処理を実施する。
【0027】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に入力画像データから車両抽出処理を
重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなくす
処理を行う。
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に入力画像データから車両抽出処理を
重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなくす
処理を行う。
【0028】また、監視カメラ装置1の画像認識処理範
囲内で等間隔に設置された各超音波センサ装置7間の車
両通過時間を計測して得た車両検出情報から車両情報生
成部3gで被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情
報を生成し、この被監視車両情報と画像アルゴリズム処
理部3cでの画像認識処理結果の差分情報を画像認識処
理補正情報生成部3hにて抽出し、画像アルゴリズム処
理部3cへフィードバックする。画像アルゴリズム処理
部3cは、フィードバックされた差分情報から、補正す
べき処理部分を解析しアルゴリズムの矯正を行う。この
処理を繰り返し実施することで、その都度、状況に応じ
た画像処理アルゴリズムの最適化を図る。画像アルゴリ
ズム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1
と同様のため説明を省略する。
囲内で等間隔に設置された各超音波センサ装置7間の車
両通過時間を計測して得た車両検出情報から車両情報生
成部3gで被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情
報を生成し、この被監視車両情報と画像アルゴリズム処
理部3cでの画像認識処理結果の差分情報を画像認識処
理補正情報生成部3hにて抽出し、画像アルゴリズム処
理部3cへフィードバックする。画像アルゴリズム処理
部3cは、フィードバックされた差分情報から、補正す
べき処理部分を解析しアルゴリズムの矯正を行う。この
処理を繰り返し実施することで、その都度、状況に応じ
た画像処理アルゴリズムの最適化を図る。画像アルゴリ
ズム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1
と同様のため説明を省略する。
【0029】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
【0030】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、監視領域内に等間隔に設置された各超音波センサ装
置7からの車両検知情報によって生成される被監視車両
の車速、サイズ等の被監視車両情報により画像処理アル
ゴリズムが補正され、最適化を図ることができるため、
天候や時間(朝、昼、夜等)等の外的要因に常に追従で
きる画像認識処理を実現することができる。
ば、監視領域内に等間隔に設置された各超音波センサ装
置7からの車両検知情報によって生成される被監視車両
の車速、サイズ等の被監視車両情報により画像処理アル
ゴリズムが補正され、最適化を図ることができるため、
天候や時間(朝、昼、夜等)等の外的要因に常に追従で
きる画像認識処理を実現することができる。
【0031】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至7は図2と同様である。8
は、画像処理装置3から送信される監視カメラ制御情報
をもとに監視カメラ装置の位置、画角等を制御する監視
カメラ自動制御装置で、全ての監視カメラ装置1に設け
られている。
形態3に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至7は図2と同様である。8
は、画像処理装置3から送信される監視カメラ制御情報
をもとに監視カメラ装置の位置、画角等を制御する監視
カメラ自動制御装置で、全ての監視カメラ装置1に設け
られている。
【0032】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3gは図1と同様である。3iは画像処理アルゴリズム
処理部3cの画像認識処理結果と車両情報生成部3gの
被監視車両情報の差分を抽出し、その差分情報から監視
カメラ装置1の位置、画角補正データを生成し、監視カ
メラ自動制御装置8へ送信する監視カメラ位置補正情報
生成部である。
3gは図1と同様である。3iは画像処理アルゴリズム
処理部3cの画像認識処理結果と車両情報生成部3gの
被監視車両情報の差分を抽出し、その差分情報から監視
カメラ装置1の位置、画角補正データを生成し、監視カ
メラ自動制御装置8へ送信する監視カメラ位置補正情報
生成部である。
【0033】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに画像アルゴリズム処理部3cによっ
て、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従っ
て画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに画像アルゴリズム処理部3cによっ
て、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従っ
て画像認識処理を実施する。
【0034】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に、入力画像データから車両抽出処理
を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなく
す処理を行う。
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に、入力画像データから車両抽出処理
を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなく
す処理を行う。
【0035】また、監視カメラ装置1の画像認識処理範
囲内で等間隔に設置された各超音波センサ装置7間の車
両通過時間を計測して得た車両検出情報から車両情報生
成部3gで被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情
報を生成し、この被監視車両情報と画像アルゴリズム処
理部3cで得た画像認識処理結果の差分情報を監視カメ
ラ位置補正情報生成部3iにて抽出し、この差分情報を
監視カメラ自動制御装置8へ送信する。監視カメラ自動
制御装置8は、送信されてくる差分情報から、補正すべ
き監視カメラ装置の位置、画角等を解析し、監視カメラ
装置1の自動調整を行う。この処理を繰り返し実施する
ことで、その都度、状況に応じたカメラ調整の最適化を
図る。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認識処
理は、実施の形態1と同様のため説明を省略する。
囲内で等間隔に設置された各超音波センサ装置7間の車
両通過時間を計測して得た車両検出情報から車両情報生
成部3gで被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情
報を生成し、この被監視車両情報と画像アルゴリズム処
理部3cで得た画像認識処理結果の差分情報を監視カメ
ラ位置補正情報生成部3iにて抽出し、この差分情報を
監視カメラ自動制御装置8へ送信する。監視カメラ自動
制御装置8は、送信されてくる差分情報から、補正すべ
き監視カメラ装置の位置、画角等を解析し、監視カメラ
装置1の自動調整を行う。この処理を繰り返し実施する
ことで、その都度、状況に応じたカメラ調整の最適化を
図る。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認識処
理は、実施の形態1と同様のため説明を省略する。
【0036】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
【0037】以上のように、この実施の形態3よれば、
監視領域内に等間隔に設置された各超音波センサ装置7
からの車両検知情報によって生成される被監視車両の車
速、サイズ等の被監視車両情報により、監視カメラ装置
の位置、画角等が補正され、最適化を図ることができる
ため、天候や時間(朝、昼、夜等)、逆光(太陽、対向
車等)等の外的要因に常に追従できる画像認識処理を実
現することができる。
監視領域内に等間隔に設置された各超音波センサ装置7
からの車両検知情報によって生成される被監視車両の車
速、サイズ等の被監視車両情報により、監視カメラ装置
の位置、画角等が補正され、最適化を図ることができる
ため、天候や時間(朝、昼、夜等)、逆光(太陽、対向
車等)等の外的要因に常に追従できる画像認識処理を実
現することができる。
【0038】実施の形態4.図4は、この発明の実施の
形態4に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は図1と同様である。9は
監視カメラ装置1で監視する各被監視車両との通信機能
を持ち、各種車両情報(車種、車速等)を前もって検出
する車両通信センサ装置である。
形態4に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は図1と同様である。9は
監視カメラ装置1で監視する各被監視車両との通信機能
を持ち、各種車両情報(車種、車速等)を前もって検出
する車両通信センサ装置である。
【0039】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3eは図1と同様である。3jは車両通信センサ装置9
で検出した車両情報を初段の監視カメラ装置1に対応す
る画像アルゴリズム処理部3cと車両認識処理部3dへ
通知する車両通信情報通知部である。
3eは図1と同様である。3jは車両通信センサ装置9
で検出した車両情報を初段の監視カメラ装置1に対応す
る画像アルゴリズム処理部3cと車両認識処理部3dへ
通知する車両通信情報通知部である。
【0040】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに、画像アルゴリズム処理部3cによ
って、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従
って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに、画像アルゴリズム処理部3cによ
って、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従
って画像認識処理を実施する。
【0041】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された車両通信センサ装置9で、監視
領域へ入る各被監視車両2の車載端末と通信することで
各種車両情報(車種、車速等)を順に検知し、その情報
を画像処理装置3内の車両通信情報通知部3jを介して
監視領域最前段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴ
リズム処理部3cは、監視領域へ監視対象となる通信情
報に合致した車両がまもなく入ってくることを前提に、
入力画像データから車両認識モデルをあらかじめ準備
し、車両抽出処理を重点的に実施することで被監視車両
のロストや誤認識をなくす処理を行う。画像アルゴリズ
ム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と
同様のため説明を省略する。
1の上流側に設置された車両通信センサ装置9で、監視
領域へ入る各被監視車両2の車載端末と通信することで
各種車両情報(車種、車速等)を順に検知し、その情報
を画像処理装置3内の車両通信情報通知部3jを介して
監視領域最前段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴ
リズム処理部3cは、監視領域へ監視対象となる通信情
報に合致した車両がまもなく入ってくることを前提に、
入力画像データから車両認識モデルをあらかじめ準備
し、車両抽出処理を重点的に実施することで被監視車両
のロストや誤認識をなくす処理を行う。画像アルゴリズ
ム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と
同様のため説明を省略する。
【0042】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに車
両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走行、
停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御部3
eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認識車
両の監視データを送信し、これらデータを総合的に判断
した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイ
ラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに車
両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走行、
停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御部3
eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認識車
両の監視データを送信し、これらデータを総合的に判断
した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイ
ラジオによる警報通知等)を行なう。
【0043】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された車両通信センサ装置9で、監視領域へ入る各被監
視車両2の詳細情報を前もって順に検知し、その情報を
画像アルゴリズム処理部3cへ通知することができるた
め、高速に監視領域へ突入してくる車両や悪天候、逆光
(太陽、対向車)等で車両認識が困難な場合に被監視車
両のロストや誤認識をなくし、画像認識精度の向上を図
ることができる。
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に設置
された車両通信センサ装置9で、監視領域へ入る各被監
視車両2の詳細情報を前もって順に検知し、その情報を
画像アルゴリズム処理部3cへ通知することができるた
め、高速に監視領域へ突入してくる車両や悪天候、逆光
(太陽、対向車)等で車両認識が困難な場合に被監視車
両のロストや誤認識をなくし、画像認識精度の向上を図
ることができる。
【0044】実施の形態5.図5は、この発明の実施の
形態5に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至9は図1乃至図4に示すもの
と同様である。10は各被監視車両との通信機能を持
ち、監視カメラ装置1の画像認識処理範囲内で各種車両
情報(車種、車速等)を認識する車両通信センサ装置
で、各監視カメラ装置1の間に複数個等間隔に設けられ
ている。
形態5に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至9は図1乃至図4に示すもの
と同様である。10は各被監視車両との通信機能を持
ち、監視カメラ装置1の画像認識処理範囲内で各種車両
情報(車種、車速等)を認識する車両通信センサ装置
で、各監視カメラ装置1の間に複数個等間隔に設けられ
ている。
【0045】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3eおよび3jは図4のものと同様である。3kは各車
両通信センサ装置10から送信される車両情報を統轄し
て被監視車両情報を生成する車両通信情報生成部、3l
は画像アルゴリズム処理部3cの画像認識処理結果と車
両通信情報生成部3kの被監視車両情報の差分を抽出
し、その差分情報から監視カメラ装置1の位置、画角補
正データを生成し、監視カメラ自動制御装置8へ送信す
る監視カメラ位置補正情報生成部である。
3eおよび3jは図4のものと同様である。3kは各車
両通信センサ装置10から送信される車両情報を統轄し
て被監視車両情報を生成する車両通信情報生成部、3l
は画像アルゴリズム処理部3cの画像認識処理結果と車
両通信情報生成部3kの被監視車両情報の差分を抽出
し、その差分情報から監視カメラ装置1の位置、画角補
正データを生成し、監視カメラ自動制御装置8へ送信す
る監視カメラ位置補正情報生成部である。
【0046】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ、画像メモリ部3bへ逐次格納さ
れる。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝
度/色デジタルデータをもとに、画像アルゴリズム処理
部3cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴ
リズムに従って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ、画像メモリ部3bへ逐次格納さ
れる。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝
度/色デジタルデータをもとに、画像アルゴリズム処理
部3cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴ
リズムに従って画像認識処理を実施する。
【0047】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された車両通信センサ装置9により、
監視領域へ入る各被監視車両2の車載端末と通信するこ
とで各種車両情報(車種、車速等)を順に検知し、その
情報を画像処理装置3内の車両通信情報通知部3jを介
して監視領域最前段の監視カメラに対応した画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴ
リズム処理部3cは、監視領域へ監視対象となる通信情
報に合致した車両がまもなく入ってくることを前提に、
入力画像データから車両認識モデルをあらかじめ準備
し、車両抽出処理を重点的に実施することで被監視車両
のロストや誤認識をなくす処理を行う。
1の上流側に設置された車両通信センサ装置9により、
監視領域へ入る各被監視車両2の車載端末と通信するこ
とで各種車両情報(車種、車速等)を順に検知し、その
情報を画像処理装置3内の車両通信情報通知部3jを介
して監視領域最前段の監視カメラに対応した画像アルゴ
リズム処理部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴ
リズム処理部3cは、監視領域へ監視対象となる通信情
報に合致した車両がまもなく入ってくることを前提に、
入力画像データから車両認識モデルをあらかじめ準備
し、車両抽出処理を重点的に実施することで被監視車両
のロストや誤認識をなくす処理を行う。
【0048】また、監視カメラ装置1の画像認識処理範
囲内で等間隔に設置された車両通信センサ装置10の車
両検出情報から車両通信情報生成部3kで被監視車両の
車種、車速等の被監視車両情報を生成し、この被監視車
両情報と画像アルゴリズム処理部3cでの画像認識処理
結果の差分情報を監視カメラ位置補正情報生成部3lに
て抽出し、この差分情報を監視カメラ自動制御装置8へ
送信する。監視カメラ自動制御装置8は、送信されてく
る差分情報から、補正すべき監視カメラ装置1の位置、
画角等を解析し監視カメラ装置1の自動調整を行う。こ
の処理を繰り返し実施することで、その都度、状況に応
じたカメラ調整の最適化を図る。画像アルゴリズム処理
部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と同様の
ため説明を省略する。
囲内で等間隔に設置された車両通信センサ装置10の車
両検出情報から車両通信情報生成部3kで被監視車両の
車種、車速等の被監視車両情報を生成し、この被監視車
両情報と画像アルゴリズム処理部3cでの画像認識処理
結果の差分情報を監視カメラ位置補正情報生成部3lに
て抽出し、この差分情報を監視カメラ自動制御装置8へ
送信する。監視カメラ自動制御装置8は、送信されてく
る差分情報から、補正すべき監視カメラ装置1の位置、
画角等を解析し監視カメラ装置1の自動調整を行う。こ
の処理を繰り返し実施することで、その都度、状況に応
じたカメラ調整の最適化を図る。画像アルゴリズム処理
部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と同様の
ため説明を省略する。
【0049】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに、
車両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走
行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御
部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認
識車両の監視データを送信し、これらデータを総合的に
判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウ
ェイラジオによる警報通知等)を行なう。
【0050】以上のように、この実施の形態5よれば、
監視領域内に等間隔に設置された車両通信センサ装置1
0から送信される被監視車両の車種、車速等の詳細な被
監視車両情報によって、監視カメラ装置が補正され最適
化を図ることができるため、天候や時間(朝、昼、夜
等)、逆光(太陽、対向車等)等の外的要因に常に追従
できる画像認識処理を実現することができる。
監視領域内に等間隔に設置された車両通信センサ装置1
0から送信される被監視車両の車種、車速等の詳細な被
監視車両情報によって、監視カメラ装置が補正され最適
化を図ることができるため、天候や時間(朝、昼、夜
等)、逆光(太陽、対向車等)等の外的要因に常に追従
できる画像認識処理を実現することができる。
【0051】実施の形態6.図6は、この発明の実施の
形態6に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至6は図1と同様である。11
は各監視カメラ装置1のレンズへの逆光等を監視するた
めの逆光監視センサ装置、12は監視カメラ装置1が逆
光等の外的要因で画像認識処理に必要な画像データを送
信できなくなった場合に代替として画像データを送信す
る代替監視カメラ装置である。
形態6に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至6は図1と同様である。11
は各監視カメラ装置1のレンズへの逆光等を監視するた
めの逆光監視センサ装置、12は監視カメラ装置1が逆
光等の外的要因で画像認識処理に必要な画像データを送
信できなくなった場合に代替として画像データを送信す
る代替監視カメラ装置である。
【0052】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3fは図1のものと同様である。3mは逆光監視センサ
装置11からの逆光認識信号をもとに、監視カメラ装置
1からの画像信号と代替監視カメラ装置12からの画像
入力信号の切換えを行なう監視カメラ切換制御部であ
る。
3fは図1のものと同様である。3mは逆光監視センサ
装置11からの逆光認識信号をもとに、監視カメラ装置
1からの画像信号と代替監視カメラ装置12からの画像
入力信号の切換えを行なう監視カメラ切換制御部であ
る。
【0053】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ、画像メモリ部3bへ逐次格納さ
れる。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝
度/色デジタルデータをもとに画像アルゴリズム処理部
3cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴリ
ズムに従って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ、画像メモリ部3bへ逐次格納さ
れる。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝
度/色デジタルデータをもとに画像アルゴリズム処理部
3cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴリ
ズムに従って画像認識処理を実施する。
【0054】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して、監視領域最
前段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理
部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理
部3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入
ってくることを前提に、入力画像データから車両抽出処
理を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をな
くす処理を行う。
1の上流側に設置された超音波センサ装置6で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3fを介して、監視領域最
前段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理
部3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理
部3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入
ってくることを前提に、入力画像データから車両抽出処
理を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をな
くす処理を行う。
【0055】また、対向車線側に設置された逆光監視セ
ンサ装置11によって、各監視カメラ装置1のレンズ反
射光を検出し、各監視カメラ装置1が外的要因(太陽光
の逆光、対向車ヘッドライト等)によって、車両の候補
の決定や追跡、事象判定を行なうための原画像を入力可
能な状態であるかを常時確認する。ここで監視カメラ装
置1が外的要因で正常な原画像を入力できないことを検
知した場合、監視カメラセンサ装置11から反射光検出
の信号が送信され画像処理装置3内の監視カメラ切換制
御部3mにて、代替監視カメラ装置12からの画像入力
に切換えて、画像認識処理を継続する。画像アルゴリズ
ム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と
同様のため説明を省略する。
ンサ装置11によって、各監視カメラ装置1のレンズ反
射光を検出し、各監視カメラ装置1が外的要因(太陽光
の逆光、対向車ヘッドライト等)によって、車両の候補
の決定や追跡、事象判定を行なうための原画像を入力可
能な状態であるかを常時確認する。ここで監視カメラ装
置1が外的要因で正常な原画像を入力できないことを検
知した場合、監視カメラセンサ装置11から反射光検出
の信号が送信され画像処理装置3内の監視カメラ切換制
御部3mにて、代替監視カメラ装置12からの画像入力
に切換えて、画像認識処理を継続する。画像アルゴリズ
ム処理部3cの具体的画像認識処理は、実施の形態1と
同様のため説明を省略する。
【0056】以上のように、この実施の形態6によれ
ば、逆光監視センサ装置11によって各監視カメラ装置
1が外的要因(太陽光の逆光、対向車ヘッドライト等)
で正常な原画像を入力できるか否かを常に監視し、正常
な画像を入力できない場合は代替監視カメラ装置12へ
の切換えを行なうことができるので、太陽光の逆光や対
向車のヘッドライトによる影響等で車両認識が困難な場
合に被監視車両のロストや誤認識をなくし、画像認識精
度の向上を図ることができる。
ば、逆光監視センサ装置11によって各監視カメラ装置
1が外的要因(太陽光の逆光、対向車ヘッドライト等)
で正常な原画像を入力できるか否かを常に監視し、正常
な画像を入力できない場合は代替監視カメラ装置12へ
の切換えを行なうことができるので、太陽光の逆光や対
向車のヘッドライトによる影響等で車両認識が困難な場
合に被監視車両のロストや誤認識をなくし、画像認識精
度の向上を図ることができる。
【0057】実施の形態7.図7は、この発明の実施の
形態7に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は例えば図1と同様であ
る。6は監視カメラ装置1で監視する車両を前もって検
出するため、監視カメラ装置1の上流側に等間隔に設置
された各超音波センサ装置である。
形態7に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は例えば図1と同様であ
る。6は監視カメラ装置1で監視する車両を前もって検
出するため、監視カメラ装置1の上流側に等間隔に設置
された各超音波センサ装置である。
【0058】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3eは図1のものと同様である。3nは各超音波センサ
装置6間の車両通過時間を計測して得た車両検知情報か
ら被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情報を生成
する事前車両情報生成部、3oは画像処理アルゴリズム
処理部3cの画像認識処理結果に事前車両情報生成部3
nの被監視車両情報をマージして補正し、車両認識処理
部3dへ補正後の画像認識処理情報を送信する画像認識
処理補正部である。
3eは図1のものと同様である。3nは各超音波センサ
装置6間の車両通過時間を計測して得た車両検知情報か
ら被監視車両の車速、サイズ等の被監視車両情報を生成
する事前車両情報生成部、3oは画像処理アルゴリズム
処理部3cの画像認識処理結果に事前車両情報生成部3
nの被監視車両情報をマージして補正し、車両認識処理
部3dへ補正後の画像認識処理情報を送信する画像認識
処理補正部である。
【0059】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色デジタルデータをもとに画像アルゴリズム処理部3
cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズ
ムに従って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色デジタルデータをもとに画像アルゴリズム処理部3
cによって、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズ
ムに従って画像認識処理を実施する。
【0060】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に等間隔に設置された各超音波センサ装置6
で、監視領域へ入る各被監視車両2の車速、サイズを順
に検出し、その情報を画像処理装置3内の事前車両情報
生成部3nにて被監視車両情報として生成した後、車両
認識処理部3dへこの情報を送信する。車両認識処理部
3dでは別途画像アルゴリズム処理部3cで処理された
画像認識処理データと合わせて、車両速度、渋滞状況、
異常走行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通
信制御部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置
5へ認識車両の監視データを送信し、これらデータを総
合的に判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、
ハイウェイラジオによる警報通知等)を行なう。
1の上流側に等間隔に設置された各超音波センサ装置6
で、監視領域へ入る各被監視車両2の車速、サイズを順
に検出し、その情報を画像処理装置3内の事前車両情報
生成部3nにて被監視車両情報として生成した後、車両
認識処理部3dへこの情報を送信する。車両認識処理部
3dでは別途画像アルゴリズム処理部3cで処理された
画像認識処理データと合わせて、車両速度、渋滞状況、
異常走行、停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通
信制御部3eから通信回線4を経由して中央計算機装置
5へ認識車両の監視データを送信し、これらデータを総
合的に判断した後、各監視区域への警報処置(掲示板、
ハイウェイラジオによる警報通知等)を行なう。
【0061】以上のように、この実施の形態7によれ
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に等間
隔に設置された各超音波センサ装置6で監視領域へ入る
各被監視車両2の車速、サイズを前もって順に検知し、
その情報をもとに車両認識処理部3dで車両速度、渋滞
状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽出を行なうこ
とができるため、画像認識だけでは検出しきれない確度
の高い車両情報を前もって得ることができ、高速に監視
領域へ突入してくる車両や悪天候等で車両認識が困難な
場合に被監視車両のロストや誤認識をなくし、画像認識
精度の向上を図ることができる。
ば、監視領域最前段の監視カメラ装置1の上流側に等間
隔に設置された各超音波センサ装置6で監視領域へ入る
各被監視車両2の車速、サイズを前もって順に検知し、
その情報をもとに車両認識処理部3dで車両速度、渋滞
状況、異常走行、停止車両、障害物等の抽出を行なうこ
とができるため、画像認識だけでは検出しきれない確度
の高い車両情報を前もって得ることができ、高速に監視
領域へ突入してくる車両や悪天候等で車両認識が困難な
場合に被監視車両のロストや誤認識をなくし、画像認識
精度の向上を図ることができる。
【0062】実施の形態8.図8は、この発明の実施の
形態8に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は図1と同様である。13
は監視カメラ装置1で監視する車両を前もって検出する
ために、監視カメラ装置1の上流側の道路に埋め込まれ
た発光センサ装置、14は監視カメラ装置1の画像認識
処理範囲内で車両認識を行なうために等間隔に道路に埋
め込まれた発光センサ装置である。
形態8に係る画像認識処理方式を示すブロック構成図で
あり、図において、1乃至5は図1と同様である。13
は監視カメラ装置1で監視する車両を前もって検出する
ために、監視カメラ装置1の上流側の道路に埋め込まれ
た発光センサ装置、14は監視カメラ装置1の画像認識
処理範囲内で車両認識を行なうために等間隔に道路に埋
め込まれた発光センサ装置である。
【0063】画像処理装置3の構成において、3a乃至
3eは図1のものと同様である。3pは発光センサ装置
13で検出した車両情報を初段の監視カメラ装置1に対
応する画像アルゴリズム処理部3cへ通知する車両検出
通知部、3qは各発光センサ装置14から送信される車
両検知情報から被監視車両の車速、サイズ等の被監視車
両情報を生成する車両情報生成部、3rは画像アルゴリ
ズム処理部3cの画像認識処理結果と車両情報生成部3
qの被監視車両情報の差分を抽出し、その差分情報を画
像アルゴリズム処理部3cへフィードバックする画像認
識処理補正情報生成部である。
3eは図1のものと同様である。3pは発光センサ装置
13で検出した車両情報を初段の監視カメラ装置1に対
応する画像アルゴリズム処理部3cへ通知する車両検出
通知部、3qは各発光センサ装置14から送信される車
両検知情報から被監視車両の車速、サイズ等の被監視車
両情報を生成する車両情報生成部、3rは画像アルゴリ
ズム処理部3cの画像認識処理結果と車両情報生成部3
qの被監視車両情報の差分を抽出し、その差分情報を画
像アルゴリズム処理部3cへフィードバックする画像認
識処理補正情報生成部である。
【0064】次に動作を説明する。監視カメラ装置1か
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに、画像アルゴリズム処理部3cによ
って、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従
って画像認識処理を実施する。
ら認識対象となる各被監視車両2の候補の決定や追跡、
事象判定を行なうための原画像を入力する。監視カメラ
装置1から入力したアナログ画像信号は、画像処理装置
3内のA/D変換部3aで輝度信号と色信号の各々8ビ
ットのデジタル信号に変換される。A/D変換部3aで
変換された輝度/色デジタルデータは、画像認識処理に
必要なフレーム数だけ画像メモリ部3bへ逐次格納され
る。画像メモリ部3bに格納された複数フレームの輝度
/色データをもとに、画像アルゴリズム処理部3cによ
って、あらかじめ用意された画像処理アルゴリズムに従
って画像認識処理を実施する。
【0065】この際、監視領域最前段の監視カメラ装置
1の上流側に設置された発光センサ装置13で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3pを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に、入力画像データから車両抽出処理
を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなく
す処理を行う。
1の上流側に設置された発光センサ装置13で監視領域
へ入る各被監視車両2を順に検知し、その情報を画像処
理装置3内の車両検出通知部3pを介して監視領域最前
段の監視カメラ装置に対応した画像アルゴリズム処理部
3cへ通知する。通知を受けた画像アルゴリズム処理部
3cは、監視領域へ監視対象となる車両がまもなく入っ
てくることを前提に、入力画像データから車両抽出処理
を重点的に実施し、被監視車両のロストや誤認識をなく
す処理を行う。
【0066】また、監視カメラ装置1の画像認識処理範
囲内で等間隔に設置された各発光センサ装置14の車両
検出情報から車両情報生成部3qで被監視車両の車速、
サイズ等の被監視車両情報を生成する。さらに、画像ア
ルゴリズム処理部3cでの画像認識処理では、各発光セ
ンサ装置14の発光部が車両によって見え隠れする情報
と、従来のモデルマツチングによる車両検出とを組み合
わせて画像認識処理を行なう。画像認識処理補正情報生
成部3rでは、車両情報生成部3q、画像アルゴリズム
処理部3cの各情報をもとに、差分情報を抽出し、画像
アルゴリズム処理部3cへフィードバックする。画像ア
ルゴリズム処理部3cは、フィードバックされた差分情
報から、補正すべき処理部分を解析しアルゴリズムの矯
正を行う。この処理を繰り返し実施することで、その都
度、状況に応じた画像処理アルゴリズムの最適化を図
る。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認識処理
は、実施の形態1と同様のため説明を省略する。
囲内で等間隔に設置された各発光センサ装置14の車両
検出情報から車両情報生成部3qで被監視車両の車速、
サイズ等の被監視車両情報を生成する。さらに、画像ア
ルゴリズム処理部3cでの画像認識処理では、各発光セ
ンサ装置14の発光部が車両によって見え隠れする情報
と、従来のモデルマツチングによる車両検出とを組み合
わせて画像認識処理を行なう。画像認識処理補正情報生
成部3rでは、車両情報生成部3q、画像アルゴリズム
処理部3cの各情報をもとに、差分情報を抽出し、画像
アルゴリズム処理部3cへフィードバックする。画像ア
ルゴリズム処理部3cは、フィードバックされた差分情
報から、補正すべき処理部分を解析しアルゴリズムの矯
正を行う。この処理を繰り返し実施することで、その都
度、状況に応じた画像処理アルゴリズムの最適化を図
る。画像アルゴリズム処理部3cの具体的画像認識処理
は、実施の形態1と同様のため説明を省略する。
【0067】画像アルゴリズム処理部3cで抽出した画
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに車
両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走行、
停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御部3
eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認識車
両の監視データを送信し、これらデータを総合的に判断
した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイ
ラジオによる警報通知等)を行なう。
像認識対象となる物体候補の各種パラメータをもとに車
両認識処理部3dにて車両速度、渋滞状況、異常走行、
停止車両、障害物等の抽出を行なった後、通信制御部3
eから通信回線4を経由して中央計算機装置5へ認識車
両の監視データを送信し、これらデータを総合的に判断
した後、各監視区域への警報処置(掲示板、ハイウェイ
ラジオによる警報通知等)を行なう。
【0068】以上のように、この実施の形態8によれ
ば、監視領域内に等間隔に設置された発光センサ装置1
4からの車両検知情報によって生成される被監視車両の
車速、サイズ等の被監視車両情報と、車両通過時の発光
点滅情報によって、画像処理アルゴリズムが補正され最
適化を図ることができるため、天候、時間的変化、設置
場所等外的変化要因に確実に追従した最適な画像処理を
実現でき、画像認識精度の向上を図ることができる。
ば、監視領域内に等間隔に設置された発光センサ装置1
4からの車両検知情報によって生成される被監視車両の
車速、サイズ等の被監視車両情報と、車両通過時の発光
点滅情報によって、画像処理アルゴリズムが補正され最
適化を図ることができるため、天候、時間的変化、設置
場所等外的変化要因に確実に追従した最適な画像処理を
実現でき、画像認識精度の向上を図ることができる。
【0069】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、センサ
の車両検出情報を事前に伝えることで、カメラ画像へ悪
影響を与える外的要因(太陽光、対向車両のヘッドライ
ト、悪天候等)によって発生する被監視車両のロスト、
誤認識をなくし、車両認識率および事象判定精度の向上
を図ることができる。
の車両検出情報を事前に伝えることで、カメラ画像へ悪
影響を与える外的要因(太陽光、対向車両のヘッドライ
ト、悪天候等)によって発生する被監視車両のロスト、
誤認識をなくし、車両認識率および事象判定精度の向上
を図ることができる。
【0070】また、各種センサの車両認識情報をもと
に、現画像処理アルゴリズムによる画像処理精度を測定
することが出来るとともに、この精度補正を行ない、画
像処理アルゴリズムへ反映させることが出来るため、画
像認識処理精度の向上を図ることができる。
に、現画像処理アルゴリズムによる画像処理精度を測定
することが出来るとともに、この精度補正を行ない、画
像処理アルゴリズムへ反映させることが出来るため、画
像認識処理精度の向上を図ることができる。
【0071】また、各種センサの車両認識情報をもと
に、監視カメラ位置、画角、カメラパラメータ等の自動
調整を行ない、最適化を図ることが出来るため画像認識
処理精度の向上を図ることができる。
に、監視カメラ位置、画角、カメラパラメータ等の自動
調整を行ない、最適化を図ることが出来るため画像認識
処理精度の向上を図ることができる。
【0072】また、センサから送信される被監視車両の
車種、車速データをもとに画像認識処理を行なうことが
できるため、より高い精度の画像認識処理を実現するこ
とができる。
車種、車速データをもとに画像認識処理を行なうことが
できるため、より高い精度の画像認識処理を実現するこ
とができる。
【0073】また、センサから送信される被監視車両の
車種、車速データをもとに、画像認識処理結果と各セン
サからの通信情報から画像処理アルゴリズムの最適化を
図ることができるとともに、監視カメラ位置、画角、カ
メラパラメータ等の最適化を自動的に調整できるため、
画像認識処理精度の向上を図ることができる。
車種、車速データをもとに、画像認識処理結果と各セン
サからの通信情報から画像処理アルゴリズムの最適化を
図ることができるとともに、監視カメラ位置、画角、カ
メラパラメータ等の最適化を自動的に調整できるため、
画像認識処理精度の向上を図ることができる。
【0074】また、監視カメラ装置への外的要因(太陽
光、対向車ヘッドライト等)を検出し、代替の監視カメ
ラ装置での画像認識処理に切り替えることができるの
で、外的要因による被監視車両のロストや誤認識を防
ぎ、画像認識精度の向上を図ることができる。
光、対向車ヘッドライト等)を検出し、代替の監視カメ
ラ装置での画像認識処理に切り替えることができるの
で、外的要因による被監視車両のロストや誤認識を防
ぎ、画像認識精度の向上を図ることができる。
【0075】また、各種センサの車両認識情報から車
速、サイズを事前に伝えることで、カメラ画像へ悪影響
を与える外的要因によって発生する被監視車両のロス
ト、誤認識をなくし、車両認識率および事象判定精度の
向上を図ることができる。
速、サイズを事前に伝えることで、カメラ画像へ悪影響
を与える外的要因によって発生する被監視車両のロス
ト、誤認識をなくし、車両認識率および事象判定精度の
向上を図ることができる。
【0076】また、路面上の発光センサの点滅状況と車
両の認識処理を組み合せて画像認識処理するとともに、
発光センサからの車両通過情報をもとに画像処理アルゴ
リズムの最適化を図ることができるため、画像認識処理
精度の向上を図ることができる。
両の認識処理を組み合せて画像認識処理するとともに、
発光センサからの車両通過情報をもとに画像処理アルゴ
リズムの最適化を図ることができるため、画像認識処理
精度の向上を図ることができる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図3】 この発明の実施の形態3に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図4】 この発明の実施の形態4に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図5】 この発明の実施の形態5に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図6】 この発明の実施の形態6に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図7】 この発明の実施の形態7に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図8】 この発明の実施の形態8に係る画像認識処理
方式を示すブロック構成図である。
方式を示すブロック構成図である。
【図9】 従来の画像認識処理方式を示すブロック構成
図である。
図である。
1 監視カメラ装置、 2 車両、3 画像
処理装置、 3a A/D変換部、3b 画
像メモリ部、 3c 画像アルゴリズム処理
部、3d 車両認識処理部、 3e 通信制御
部、3f 車両検出通知部、 3g 車両情報
生成部、3h 画像認識処理補正情報生成部、3i 監
視カメラ位置補正情報生成部、3j 車両通信情報通知
部、 3k 車両通信情報生成部、3l 監視カメ
ラ位置補正情報生成部、3m 監視カメラ切換制御部、
3n 事前車両情報生成部、3o 画像認識処理補
正部、 3p 車両検出通知部、3q 車両情報生
成部、 3r 画像認識処理補正情報生成部、
4 通信回線、 5 中央計算機装
置、6 超音波センサ装置、 7 超音波セン
サ装置、8 監視カメラ自動制御装置、 9 車両通
信センサ装置、10 車両通信センサ装置、 11
逆光監視センサ装置、12 代替監視カメラ装置、
13 発光センサ装置、14 発光センサ装置。
処理装置、 3a A/D変換部、3b 画
像メモリ部、 3c 画像アルゴリズム処理
部、3d 車両認識処理部、 3e 通信制御
部、3f 車両検出通知部、 3g 車両情報
生成部、3h 画像認識処理補正情報生成部、3i 監
視カメラ位置補正情報生成部、3j 車両通信情報通知
部、 3k 車両通信情報生成部、3l 監視カメ
ラ位置補正情報生成部、3m 監視カメラ切換制御部、
3n 事前車両情報生成部、3o 画像認識処理補
正部、 3p 車両検出通知部、3q 車両情報生
成部、 3r 画像認識処理補正情報生成部、
4 通信回線、 5 中央計算機装
置、6 超音波センサ装置、 7 超音波セン
サ装置、8 監視カメラ自動制御装置、 9 車両通
信センサ装置、10 車両通信センサ装置、 11
逆光監視センサ装置、12 代替監視カメラ装置、
13 発光センサ装置、14 発光センサ装置。
Claims (8)
- 【請求項1】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、監視カメラ装置の上流側に被監視車両を検出するセ
ンサ装置を設置し、このセンサ装置によって事前に検出
した車両検出信号をトリガとして、監視カメラ装置から
の入力画像認識処理を行なうようにしたことを特徴とす
る画像認識処理方式。 - 【請求項2】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、監視カメラ装置の視野内に被監視車両を検出するセ
ンサ装置を等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出し
た車両検出情報をもとに、監視カメラ装置からの入力画
像認識処理アルゴリズムの補正を行なうようにしたこと
を特徴とする画像認識処理方式。 - 【請求項3】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、監視カメラ装置の視野内に被監視車両を検出するセ
ンサ装置を等間隔に設置し、これらセンサ装置で検出し
た車両検出情報と、監視カメラ装置からの入力画像認識
処理結果との差異をもとに、監視カメラ装置の位置、画
角、カメラパラメータ等の自動調整を行うようにしたこ
とを特徴とする画像認識処理方式。 - 【請求項4】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、被監視車両に搭載した車載端末と通信可能な通信セ
ンサ装置を監視カメラ装置の上流側に設置し、この通信
センサ装置によって検出した被監視車両の車両情報をも
とに、監視カメラ装置からの入力画像認識処理を行なう
ようにしたことを特徴とする画像認識処理方式。 - 【請求項5】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、監視カメラ装置の視野内に被監視車両に搭載した車
載端末と通信可能な通信センサ装置を等間隔に設置し、
これらセンサ装置で検出した車両検出情報と、監視カメ
ラ装置からの入力画像認識処理結果との差異をもとに、
監視カメラ装置の位置、画角、カメラパラメータ等の自
動調整を行うようにしたことを特徴とする画像認識処理
方式。 - 【請求項6】 監視カメラ装置から逐次入力される画像
データをもとに、定められたアルゴリズムで画像処理を
行なう画像処理装置を有する画像認識処理方式におい
て、監視カメラ装置の上流側に被監視車両を検出するセ
ンサ装置を等間隔に複数個設置し、これらセンサ装置に
よって検出した車両情報をもとに、監視カメラ装置から
の入力画像認識処理結果の補正を行なうようにしたこと
を特徴とする画像認識処理方式。 - 【請求項7】 監視カメラ装置の外的条件(太陽光、対
向車ヘッドライト等)による画像処理かく乱要因を判別
する監視センサ装置を設置し、この監視センサ装置から
得られる監視カメラ装置への外的条件により、他の監視
カメラ装置への切換えを行なうようにしたことを特徴と
する請求項1乃至請求項6のいずれか一項記載の画像認
識処理方式。 - 【請求項8】 センサ装置として、路面に設置され、車
両通過時に光が遮断されて点滅する発光センサ装置を用
いたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか
一項記載の画像認識処理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000146861A JP2001331892A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 画像認識処理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000146861A JP2001331892A (ja) | 2000-05-18 | 2000-05-18 | 画像認識処理方式 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001331892A true JP2001331892A (ja) | 2001-11-30 |
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ID=18653135
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Country | Link |
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JP (1) | JP2001331892A (ja) |
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---|---|---|---|---|
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- 2000-05-18 JP JP2000146861A patent/JP2001331892A/ja active Pending
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