JP2001331424A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2001331424A
JP2001331424A JP2000152063A JP2000152063A JP2001331424A JP 2001331424 A JP2001331424 A JP 2001331424A JP 2000152063 A JP2000152063 A JP 2000152063A JP 2000152063 A JP2000152063 A JP 2000152063A JP 2001331424 A JP2001331424 A JP 2001331424A
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Hidefumi Kondo
英文 近藤
Eiichiro Ito
英一郎 伊藤
Jyoji Kamimura
城慈 上村
Takahiro Yanagihara
隆洋 柳原
Takeo Yamamoto
武雄 山本
Yasuhiro Tsuchiya
康弘 土屋
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Fujitsu Ltd
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    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/10Office automation; Time management
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
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    • H04L51/063Content adaptation, e.g. replacement of unsuitable content
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Abstract

(57)【要約】 【課題】メールの伝送帯域や記憶領域の圧迫を抑え且つ
送信者から送信されたメールの内容を全てを受信者に伝
達可能な電子メールシステムを提供する。 【解決手段】電子メールシステムは、送信装置1と受信
装置2とを備える。送信装置1は、シグネチャ(署名)が
付加されたメールAを送信する場合に、シグネチャをシ
グネチャIDに変換することによりサイズが小さくされ
たメールA’を送信する。メールA’はメールサーバ3
を経由してメールサーバ4に保管される。受信装置2
は、メールA’をメールサーバ4から受信すると、メー
ルA’中のシグネチャIDをシグネチャに変換すること
によってメールAを復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子メールシステ
ムに関し、特に電子メールの送受信を行うシステムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネットの急速な普及によ
り、電子メールの利用者が拡大している。図12は、電
子メール(以下、単に「メール」という)の一般的な構造
を示す説明図である。図12において、メールは、大き
く分けて、電子メールのプロトコル(SMTP)によって
付与されたメールヘッダと、当事者同士の用件を記載し
たメール本文と、送信元の氏名や連絡先などを記載した
署名(「シグネチャ(signiture)」)とからなる。署名
は、一般的に、メール本文の文末に記載される。図13
は、メール情報の重複(冗長部分)の例を示す説明図で
ある。図13に示すように、同一の発信者からのメール
を3通受信した場合、メールヘッダ及びメール本文につ
いてはそれぞれ異なる内容であるが、署名は全く差分が
ない場合が殆どである。これは、言換えれば「データの
重複・冗長」である。元来、署名は、個人の識別をする
ための情報を書き並べるものであり、電子メールを出す
度に変更される性質のものではない。署名のような内容
が殆ど変更されないデータを各メールに付与して伝送す
ることは、伝送帯域の圧迫や、ハードディスク等の記憶
装置の記憶領域を圧迫する一因になっている。
【0003】昨今では、インターネットの浸透によって
会社での業務利用だけでなく、個人が自宅などからメー
ルを活用するケースが増加している。このため、署名に
「個性」を表現しようとする傾向が見られる。例えば、
署名に趣味仲間の募集・家族の近況報告等を記載した
り、特に視覚的に目立つことから、署名を文字コードを
用いて飾り付けたりするケースが多い。図14は、文字
を利用して描いた絵をシグネチャ部分に付け加えている
例を示す図である。また、図15は、署名に企業名の
「アニメーションロゴ」や、GIF,JPEG等の画像
が付与された例を示す図である。このように、署名のデ
ータ量は拡大の方向にあり、「メール本文のデータ量
<< シグネチャ部分のデータ量」となるケースが多く
なっている。仮に、少なく見積もって「メール本文のデ
ータ量:シグネチャ部分のデータ量 =7:1」であっ
たとしても、単純計算で伝送帯域の12.5%、メール
サーバ等のハードディスクの12.5%が、署名のデー
タの伝送及び記憶に浪費されている計算となる。しか
し、署名の存在意義も大きくなってきているため、安易
に簡素化することができない。
【0004】電子メールのサイズを減少させる手段の1
つとして、例えば、特願平8−173544号公報に開
示された方式がある。この方式は、データを無線などの
帯域が狭い利用形態を想定して、電子メールの内容を一
部省略する。しかし、この方式は、電子メール中の一部
を削除するため、メールの受信者に送信者からの情報の
全てが到達しない。従って、送信者から受信者への確実
な情報伝達にはならない。
【0005】また、電子メールのファイルから文字列の
シグネチャ部分を自動抽出する方式として、例えば、特
開平10−171827公報に開示された住所録更新支
援方法及び装置がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題に
鑑みなされたものであり、メールの伝送帯域や記憶領域
の圧迫を抑え、且つ送信者から送信されたメールの内容
を全てを受信者に伝達可能な電子メールシステムを提供
することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した課題
を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明
は、送信装置と受信装置とを備えた電子メールシステム
である。送信装置は、電子メールの署名を識別情報に対
応づけて保持する第1記憶手段;送信すべき電子メール
に含まれた署名に対応する識別情報を第1記憶手段から
読み出す識別情報読出手段;電子メールの署名を識別情
報読出手段によって読み出された識別情報に変換する変
換手段;及び変換手段によって署名部分が識別情報に変
換された電子メールをその宛先へ向けて送信する送信手
段を含む。受信装置は、電子メールの署名を識別情報に
対応づけて保持する第2記憶手段;送信装置から送信さ
れた電子メールを受信する受信手段;受信手段によって
受信された電子メールに含まれた識別情報に対応する署
名を第2記憶手段から読み出す署名読出手段;及び電子
メールに含まれた識別情報を署名読出手段によって読み
出された署名に変換する復元手段を含む。
【0008】本発明によれば、送信装置にてメール中の
署名が識別情報に変換され、受信装置へ送信される。識
別情報は署名自体よりもデータサイズが小さくなるよう
に構成される。このため、送信装置から受信装置へメー
ルが伝送される際において、メールの伝送帯域やメール
を中継するメールサーバの記憶装置の記憶領域を圧迫す
ることが抑えられる。その後、メールが受信装置に受信
されると、識別情報が署名に変換される。これによっ
て、メールが元の署名を含む状態に復元される。従っ
て、受信者に対し、送信者から送信された全ての情報を
含むメールを与えることができる。
【0009】本発明は、第1記憶手段及び第2記憶手段
が、電子メールの送信元メールアドレスと関連づけて、
署名とこの署名に対応する識別情報とを保持する構成と
することができる。
【0010】また、本発明は、送信装置が前記第1記憶
手段の保持内容が更新された場合に、この更新に関する
情報を更新情報として抽出する抽出手段をさらに含み、
送信手段は、更新情報を送信し、受信装置は、受信手段
が前記更新情報を受信した場合に、この更新情報に従っ
て第2記憶手段の保持内容を更新する更新手段をさらに
含む構成とすることができる。この構成によって、第1
記憶手段と第2記憶手段との記憶内容の同期化が図ら
れ、受信装置において識別情報を署名に変換することが
可能になる。
【0011】本発明は、送信手段が第1記憶手段に新規
に登録された署名とこの署名に割り当てられた識別情報
とを含む更新情報が含まれた電子メールを送信し、更新
手段が受信手段によって受信された電子メールに含まれ
た更新情報に従って第2記憶手段の保持内容を更新する
ように構成しても良い。この場合の電子メールは、前記
第2記憶手段の更新用の電子メールであっても良く、受
信装置へ送信すべき電子メールに、第1記憶手段に新規
に登録された署名とこの署名に対応する識別情報とが付
加されてなるものであっても良い。
【0012】また、本発明は、電子メールの署名を識別
情報に対応づけて保持する記憶手段;送信すべき電子メ
ールに含まれた署名に対応する識別情報を記憶手段から
読み出す識別情報読出手段;電子メールの署名を識別情
報読出手段によって読み出された識別情報に変換する変
換手段;及び変換手段によって署名部分が識別情報に変
換された電子メールをその宛先へ向けて送信する送信手
段を備えた電子メールの送信装置として特定することも
できる。
【0013】また、本発明は、電子メールの署名を識別
情報に対応づけて保持する記憶手段;送信装置から送信
された電子メールを受信する受信手段;受信手段によっ
て受信された電子メールに署名の識別情報が含まれてい
る場合に、その識別情報に対応する署名を前記記憶手段
から読み出す署名読出手段;及び電子メールに含まれた
識別情報を署名読出手段によって読み出された署名に変
換する復元手段を備えた電子メールの受信装置として特
定することもできる。
【0014】送信装置は、例えば、メールクライアント
として機能するコンピュータ、或いはメールサーバとし
て機能するコンピュータである。受信装置は、例えば、
メールクライアントとして機能するコンピュータ、或い
はメールサーバとして機能するコンピュータである。
【0015】送信装置及び受信装置の双方がメールクラ
イアント又はメールサーバであっても良い。また、送信
装置がメールを送信するメールクライアントであり受信
装置がメールサーバであっても良い。また、送信装置が
メールを中継するメールサーバであり受信装置がメール
を受信するメールクライアントであっても良い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。 〈構成〉図1は、本発明の実施形態による電子メールシ
ステムの構成例を示す図である。図1において、電子メ
ールシステムは、メールクライアント1と、メールクラ
イアント2とを有している。メールクライアント1はメ
ールサーバ3に接続され、メールクライアント2はメー
ルサーバ4に接続され、メールサーバ3とメールサーバ
4は、ネットワーク5を通じて接続されている。
【0017】各メールクライアント1,2は、同じ構成
を有しており、CPU等のプロセッサ装置,メインメモ
リ,ハードディスク等の記録媒体,通信インターフェイ
ス等を備えるとともに、キーボードやポインティングデ
バイス等の入力装置,ディスプレイ装置やプリンタ等の
出力装置が接続されたコンピュータを用いて構成され
る。コンピュータは、例えば、パソコン,ワークステー
ション,携帯情報端末(PDA)である。
【0018】各メールクライアント1,2は、プロセッ
サ装置が記録媒体に保持された各種のプログラムをメイ
ンメモリにロードして実行する。これによって、図1に
示すように、メールクライアント1は、シグネチャデー
タベース(以下、「DB」という)7,シグネチャデータ
ベース入出力制御部(以下、「入出力制御部」という)8
及びシグネチャ制御部(以下、「制御部」という)9を備
えた装置として機能し、メールクライアント2は、DB
7A,入出力制御部8A及び制御部9を備えた装置とし
て機能する。
【0019】各DB7,7Aは、メールのシグネチャ(署
名)に関する情報を蓄積するデータベースである。本実
施形態では、図3に示すように、シグネチャに関する情
報の管理テーブルがデータベース形式で蓄積されてい
る。即ち、各DB7,7Aは、メールの送信元の電子メ
ールアドレス(以下、「送信元アドレス」という)と、メ
ール中のシグネチャ部分のデータ(シグネチャデータ),
及びシグネチャの識別情報としてのシグネチャID(S
IGID)とを含むレコードを管理テーブルに蓄積して
いる。
【0020】シグネチャIDは、所定の文字列(この例
では半角4文字)で構成されたシグネチャの特定コード
であり、送信元アドレス及びシグネチャデータに対して
ユニークなコードである。シグネチャIDは、シグネチ
ャ自体よりもデータサイズが小さくなるように構成され
ている。
【0021】各入出力制御部8,8Aは、DB7又はD
B7Aに対してアクセスし、DB7又はDB7Aからの
データの読出処理,及びDB7へのデータの書込処理デ
ータを司る。各制御部9,9Aは、作成された電子メー
ルをメールサーバへ送信する前に、その電子メールの内
容確認を実行する。このとき、各制御部9,9Aは、シ
グネチャIDの監視処理や、DB7とDB7Aとの同期
化のための電子メールの自動生成処理等を実行する。
【0022】〈動作例〉以下、図1に示した電子メール
システムにおける動作例を説明する。ここでは、メール
クライアント1が送信装置として機能し、メールクライ
アント2が受信装置として機能することによって、メー
ルがメールクライアント1からメールクライアント2へ
送信される場合について説明する。
【0023】(送信側の手順)送信側の手順を図2及び図
3を用いて説明する。図2は、送信側(この例ではメー
ルクライアント1)の動作を説明するフローチャートで
あり、図3は、送信側の動作の説明図である。
【0024】最初に、メールクライアント1の利用者
(メールの送信者)が送信すべきメールAを作成する(S
11)。即ち、利用者が、シグネチャが付加されたメー
ル本文を作成し、メールの送信先の電子メールアドレス
(以下、「送信先アドレス」という)を指定する。ここで
は、メールクライアント2の利用者(受信者)のメールア
ドレスが指定される。その後、メールAの作成が終了す
ると、利用者がメールの送信指示を入力する。
【0025】すると、制御部9が起動し、作成されたメ
ールAからメールの送信元アドレス(例えば、“taro@aa
a.bb.fujitsu.co.jp”)を抽出するとともに、シグネチ
ャ(シグネチャデータ)を抽出する(S12)。制御部9
は、抽出した送信元アドレス及びシグネチャデータを入
出力制御部8に渡す。
【0026】すると、入出力制御部8が起動し、送信元
アドレス及びシグネチャデータを用いてDB7〈第1記
憶手段に相当〉を検索する。即ち、入出力制御部8は、
DB7において、送信元アドレスが一致するレコードを
検索し、さらに、シグネチャデータが一致するレコード
を検索する(S13)。
【0027】入出力制御部8は、該当するレコードを見
つけると(S14;Y)、当該レコードに含まれているシ
グネチャIDを取り出す(S15)。このようにして、入
出力制御部8は、シグネチャに対応するシグネチャID
をDB7から読み出す〈識別情報読出手段に相当〉。入
出力制御部8は、読み出したシグネチャIDを、制御部
9に渡す。なお、S14において、該当するレコードが
ない場合には、図6に示すS35へ処理が進む。
【0028】すると、制御部9が、メールMからシグネ
チャを削除し(S16)、シグネチャがあった場所にシグ
ネチャID(SIGID=086C)を付与する(S1
7)。このように、制御部9は、S12,S16及びS1
7の処理によって、メールAのシグネチャがシグネチャ
IDに変換されたメールA’を作成する〈変換手段に相
当〉。シグネチャIDは、シグネチャ自体よりもサイズ
が小さくなるように構成されているので、メールA’の
サイズはメールAのサイズよりも小さくなる。その後、
制御部9は、メールA’をメールサーバ3に送信する
(S18:〈送信手段に相当〉)。
【0029】その後、メールA’は、メールサーバ3及
びネットワーク5を通じてメールサーバ4に受信され
る。メールサーバ4は、図示せぬメールの記憶装置(蓄
積装置)を備えており、記憶装置には、メールクライア
ント2の受信者の電子メールアドレスに対応するメール
ボックスが作成されている。メールA’は、このメール
ボックスに格納される。
【0030】(受信側の手順)次に、受信側の手順を図4
及び図5を用いて説明する。図4は、受信側(この例で
はメールクライアント2)の動作を説明するフローチャ
ートであり、図5は、受信側の動作の説明図である。
【0031】最初に、メールクライアント2がメールを
受信する(S21)。即ち、メールクライアント2の利用
者(メールAの受信者)は、メールAを参照する場合に
は、メールクライアント2を操作し、メールAのダウン
ロード指示を入力する。
【0032】すると、メールクライアント2からメール
Aの受信要求がメールサーバ4に送信される。メールサ
ーバ4は、受信要求を受信すると、メールボックスから
メールA’を取り出してメールクライアント2へ送信す
る。メールクライアント2は、メールサーバ4から送信
されてきたメールA’を受信する〈受信手段に相当〉。
メールA’は、制御部9Aに与えられる。
【0033】制御部9Aは、メールA’を受け取って起
動し、メールA’からシグネチャIDを抽出し、入出力
制御部8Aに与える(S22)。すると、入出力制御部8
Aが起動し、シグネチャIDを用いてDB7A〈第2記
憶手段に相当〉を検索する(S23)。
【0034】入出力制御部8Aは、シグネチャIDに対
応するレコードを見つけると(S24;Y)、そのレコー
ドに含まれたシグネチャデータを取り出す(S25)。こ
のようにして、入出力制御部8Aは、シグネチャIDに
対応するシグネチャデータをDB7Aから読み出す〈署
名読出手段に相当〉。
【0035】読み出されたシグネチャデータは、メール
クライアント1にてメールAから削除されたシグネチャ
と同じシグネチャのデータである。このシグネチャデー
タは、制御部9Aに与えられる。なお、該当するシグネ
チャデータが見つからない場合(S24;N)には、S2
6に処理が進む。
【0036】すると、制御部9Aは、メールA’からシ
グネチャIDを削除する(S26)。続いて、制御部9A
は、シグネチャIDが付与されていた部分に、入出力制
御部8から受け取ったシグネチャデータに基づくシグネ
チャを挿入(付与)する(S27)。このように、制御部9
Aは、S22,S26及びS27の処理によって、メー
ルA’中のシグネチャIDをシグネチャに変換すること
によって、メールAを復元する〈復元手段に相当〉。
【0037】その後、制御部9Aは、メールクライアン
ト2の図示せぬディスプレイ装置に復元されたメールA
を表示する(S28)。このようにして、メールAの送信
者が受信者に伝達しようとしたメールの全ての情報が受
信者に伝達される。
【0038】(シグネチャデータベースの同期化)上述し
たように、本発明による電子メールシステムは、DB7
とDB7Aとの同期化が図られている(DB7とDB7
Aとの蓄積内容が同じである)ことを前提とする。この
ため、以下の処理によって、DB7とDB7Aとの同期
をとる。
【0039】(第1の同期化処理)図6は、送信装置にお
ける第1の同期化処理を示すフローチャートであり、図
7は、受信装置における第1の同期化処理を示すフロー
チャートであり、図8は、第1の同期化処理の動作説明
図である。ここでは、上記と同様に、メールクライアン
ト1が送信側(送信装置)であり、メールクライアント2
が受信側(受信装置)である場合について説明する。
【0040】図6において、S31〜S33の処理は、
図2に示したS11〜S13の処理と同じであるので説
明を省略する。S34では、S33にて実行されたDB
7の検索の結果、送信元アドレス及びシグネチャデータ
に対応するレコードが見つからない場合(S34;N)に
は、S35へ処理が進み、そうでない場合(S34;Y)
には、図2に示したS15へ処理が進む。
【0041】S35では、入出力制御部8が、S32に
て抽出された送信元アドレス及びシグネチャデータに所
定のシグネチャIDを割り当てたレコードを作成し、D
B7に新規登録する。入出力制御部8は、新規登録され
たレコードの内容(送信元メールアドレス,シグネチャ
(シグネチャデータ)及びシグネチャID)を、更新情報
として制御部9に与える〈抽出手段に相当〉。
【0042】すると、制御部9は、シグネチャデータベ
ース同期化メール(同期化メール)Bを自動作成する(S
36)。同期化メールBは、受信装置のDB7の同期化
用(更新用)の電子メールである。
【0043】例えば、制御部9は、同期化メールとして
CSVフォーマット(Comma Separated Value format)に
従って作成された送信元アドレス,シグネチャ及びシグ
ネチャID(シグネチャデータユニット:更新情報)を含
む電子メールを作成する。
【0044】CSVフォーマットは、ファイルにデータ
を記録するときの形式の1つであり、1レコード内のデ
ータがカンマ(,)で区切って1行に並べられる(参考文献
「2000−’01年版 最新パソコン用語事典」 発
行所:株式会社技術評論社発行日:平成12年3月15
日第11版第2刷発行)。CSVフォーマットは、一般
に、構造の異なるデータベース間のデータの受け渡しに
用いられる。
【0045】図9に示す例では、更新情報として、送信
元アドレス,シグネチャ及びシグネチャIDがカンマで
区切って記述されることで、CSVフォーマット変換さ
れたシグネチャデータユニット“taro@aaa.bb.fujitsu.
co.jp(送信元アドレス),富士太郎(シグネチャ),086D(シ
グネチャID)”が示されている。
【0046】その後、制御部9は、作成した同期化メー
ルBを受信装置(メールクライアント2)へ向けて送信す
る(S37)。同期化メールBは、メールサーバ3によっ
て中継され、ネットワーク5を通じてメールサーバ4に
受信され、該当するメールボックスに格納される。
【0047】その後、図7に示すように、メールクライ
アント2がメールサーバ4に対し、同期化メールBの受
信要求を送信することで、メールサーバ4のメールボッ
クスから同期化メールBが取り出され、メールクライア
ント2に与えられる。
【0048】メールクライアント2が同期化メールBを
受信すると(S41)、この同期化メールBは制御部9A
に与えられる。すると、制御部9Aが起動し、同期化メ
ールBからシグネチャデータユニット(更新情報)を抽出
し(S42)、入出力制御部8Aに与える。
【0049】すると、入出力制御部8Aが起動し、シグ
ネチャデータユニットの内容(送信元アドレス,シグネ
チャ,シグネチャID)をDB7Aに新規登録する(S4
3)。このようにして、送信装置(メールクライアント
1)のDB7と、受信装置(メールクライアント2)のD
B7Aとの同期化が図られる。
【0050】その後、図6に示すように、送信装置(メ
ールクライアント1)では、S37の処理後は、図2に
示すS15に処理が戻るので、図2〜図5に示した動作
と同様の動作が行われる。
【0051】(第2の同期化処理)本発明は、上述した第
1の同期化処理に代えて、以下に説明する第2の同期化
処理を適用することもできる。図9は、送信装置におけ
る第2の同期化処理を示すフローチャートであり、図1
0は、受信装置における第2の同期化処理を示すフロー
チャートであり、図11は、第2の同期化処理の動作説
明図である。ここでは、上記と同様に、メールクライア
ント1が送信側(送信装置)であり、メールクライアント
2が受信側(受信装置)である場合について説明する。
【0052】図9において、S51〜S55の処理は、
図6に示したS31〜S35の処理と同じであるので説
明を省略する。S56では、メールクライアント1の入
出力制御部8が、新規にDB7に登録されたレコード中
のシグネチャID(新規シグネチャID)を更新情報とし
て取得し、制御部9に与える〈抽出手段に相当〉。
【0053】すると、制御部9は、送信対象のメールの
シグネチャの後に、新規シグネチャIDを付与(挿入)す
る(S57:図11参照)。そして、制御部9は、シグネ
チャIDが付与されたメールを送信する(S58)。メー
ルは、メールサーバ3によって中継され、ネットワーク
5を通じてメールサーバ4に受信され、該当するメール
ボックスに格納される。
【0054】その後、図10に示すように、メールクラ
イアント2がメールサーバ4に対し、シグネチャIDが
付与されたメールの受信要求を送信することで、メール
サーバ4のメールボックスから該当するメールが取り出
され、メールクライアント2に与えられる。
【0055】メールクライアント2がメールを受信する
と(S61)、このメールは制御部9Aに与えられる。す
ると、制御部9Aが起動し、メールヘッダから送信元ア
ドレスを抽出するとともに、シグネチャの格納部分から
シグネチャ自体とシグネチャIDとを抽出し(S62)、
入出力制御部8Aに与える。
【0056】すると、入出力制御部8Aが起動し、制御
部9Aから受け取った送信元アドレス,シグネチャ,シ
グネチャIDを用いてDB7Aを検索する(S63)。こ
のとき、当該送信元アドレス,シグネチャ及びシグネチ
ャIDを含むレコードがDB7Aにない場合(S64;
N)には、当該送信元アドレス,シグネチャ及びシグネ
チャIDを含むレコードをDB7Aに新規登録する(S
65)。このようにして、送信装置(メールクライアント
1)のDB7と、受信装置(メールクライアント2)のD
B7Aとの同期化が図られる。これに対し、S64にお
いて、既に該当するレコードがDB7Aに蓄積されてい
る場合(S64;Y)には、処理がS66に進む。
【0057】その後、S66において、制御部9Aが、
メールからシグネチャIDを削除し、シグネチャIDが
削除されたメールをメールクライアント2のディスプレ
イ装置に表示する(S67)。
【0058】なお、DB7とDB7Aとの同期化を図る
手法として、各DB7,7Aに手入力によって新規のレ
コード(送信元アドレス,シグネチャ及びシグネチャI
D)を登録する手法があり、この手法も採用することが
できる。
【0059】なお、メールクライアント1とメールクラ
イアント2とは同じ構成を有しているので、メールクラ
イアント2が送信装置として機能し、メールクライアン
ト1が受信装置として機能することができる。この場合
にも、上述した図2〜図10に示した動作とほぼ同じ動
作が行われる。従って、各メールクライアント1,2の
DB7,DB7Aは、本発明の第1記憶手段及び第2記
憶手段として機能する。
【0060】〈実施形態の作用〉本実施形態によると、
メールAの送信側(メールクライアント1)は、シグネチ
ャを特定コード(シグネチャID)に入れ替えることによ
って、サイズが減少したメールA’を送信する。一方、
メールの受信側(メールクライアント2)は、メールA’
中のシグネチャIDに基づいて、DB7Aの検索を行な
い、該当するシグネチャを取り出し、メールA’のシグ
ネチャ部分に貼り付ける。これによって、メールA’が
本来の形態(メールA)に完全に復元される。
【0061】従って、本実施形態によれば、メールクラ
イアント1とメールクライアント2との間の伝送路の帯
域(伝送帯域)が圧迫されることを低減することができる
とともに、各メールサーバ3,4内の蓄積装置(記憶装
置:例えば、ハードディスク)の使用量の低減(記憶装置
の記憶領域の圧迫抑制)を実現することができる。さら
に、受信者に対して送信者による送信内容の全てを伝達
することができる。
【0062】特に有効な利用分野としては、「メーリン
グリスト」を用いて同じ内容の電子メールを多数の送信
先(宛先)へ送信する場合である。電子メールの宛先は、
全て送信先のメールサーバが異なるとは限らない。従っ
て、同じメールサーバの記憶装置中に、メール本文及び
シグネチャが全く同じ内容の複数のメールが蓄積される
状況が生じることがある。この場合に、本発明が適用さ
れていれば、各メールのシグネチャ部分がシグネチャI
Dに変換されているので、各メールのサイズが小さくな
っており、記憶領域の圧迫を特に抑えることができる。
【0063】〈変形例〉本実施形態による電子メールシ
ステムは、以下の変形が可能である。即ち、上記実施形
態では、各メールクライアント1,2がDB7(7A),
入出力制御部8(8A)及び制御部9(9A)を備える構成
とした。この形態では、ユーザがプロバイダのメールサ
ービスを使用しているために、メールサーバ側に任意の
設定が許されないケースでも適用することができる利点
がある。
【0064】上記構成に代えて、メールサーバ3がDB
7,入出力制御部8及び制御部9を備え、メールサーバ
4がDB7A,入出力制御部8A及び制御部9Aを備え
るる構成としても良い。即ち、メールサーバがシグネチ
ャをシグネチャIDへ変換する処理や、シグネチャID
に基づいてメールを復元する処理を実行するようにして
も良い。具体的には、メールを中継するメールサーバが
本発明による送信装置として機能し、メールの宛先に該
当するメールサーバが本発明による受信装置として機能
するようにする。
【0065】勿論、メールサーバは、本発明の送信装置
及び受信装置の双方の機能を有するようにしても良い。
このようにすれば、ユーザ側の端末やアプリケーション
(メールクライアント)で、本発明による処理を意識する
必要がなく、多数のユーザに対してサービスを一元提供
できる利点がある。
【0066】或いは、本発明は、メールの送信装置がメ
ールサーバで、受信装置がメールクライアントという形
態や、メールの送信装置がメールクライアントで、受信
装置がメールサーバという形態も採用することができ
る。
【0067】また、第1の同期化処理又は第2の同期化
処理とほぼ同様の手法によって、送受信装置間で削除に
係るレコードの情報をやりとりし、各DB7,7Aから
不要なレコードを削除することができる。
【0068】また、各DB7,7Aの管理において、各
レコードに対する最終利用日時を記録しておき、一定時
間 (例えば1ヶ月) 利用されなかったシグネチャについ
ては再利用価値なしとして各DB7,7Aから抹消する
ようにしても良い。この場合、レコードの抹消について
の判断は、送信装置及び受信装置の夫々の単独の判断に
より実行される。
【0069】〔付記〕本発明は、以下のように特定する
ことができる。 (付記1)電子メールの署名を識別情報に対応づけて保
持する第1記憶手段;送信すべき電子メールに含まれた
署名に対応する識別情報を前記第1記憶手段から読み出
す識別情報読出手段;前記電子メールの署名を前記識別
情報読出手段によって読み出された識別情報に変換する
変換手段;及び前記変換手段によって署名部分が識別情
報に変換された電子メールをその宛先へ向けて送信する
送信手段を含む送信装置と、電子メールの署名を識別情
報に対応づけて保持する第2記憶手段;前記送信装置か
ら送信された電子メールを受信する受信手段;前記受信
手段によって受信された電子メールに含まれた識別情報
に対応する署名を前記第2記憶手段から読み出す署名読
出手段;及び前記電子メールに含まれた識別情報を前記
署名読出手段によって読み出された署名に変換する復元
手段を含む受信装置とを備えた電子メールシステム。 (付記2)前記第1記憶手段及び前記第2記憶手段は、
電子メールの送信元メールアドレスと関連づけて、署名
とこの署名に対応する識別情報とを保持する付記1記載
の電子メールシステム。 (付記3)前記送信装置は、前記第1記憶手段の保持内
容が更新された場合に、この更新に関する情報を更新情
報として抽出する抽出手段をさらに含み、前記送信手段
は、前記更新情報を送信し、前記受信装置は、前記受信
手段が前記更新情報を受信した場合に、この更新情報に
従って前記第2記憶手段の保持内容を更新する更新手段
をさらに含む付記1又は2記載の電子メールシステム。 (付記4)前記送信手段は、前記第1記憶手段に新規に
登録された署名とこの署名に割り当てられた識別情報と
を含む更新情報が含まれた電子メールを送信し、前記更
新手段は、前記受信手段によって受信された電子メール
に含まれた更新情報に従って前記第2記憶手段の保持内
容を更新する付記3記載の電子メールシステム。 (付記5)前記電子メールは、前記第2記憶手段の更新
用の電子メールである付記4記載の電子メールシステ
ム。 (付記6)前記電子メールは、受信装置へ送信すべき電
子メールに、前記第1記憶手段に新規に登録された署名
とこの署名に対応する識別情報とが付加されてなる付記
4記載の電子メールシステム。 (付記7)電子メールの署名を識別情報に対応づけて保
持する記憶手段;送信すべき電子メールに含まれた署名
に対応する識別情報を前記記憶手段から読み出す識別情
報読出手段;前記電子メールの署名を前記識別情報読出
手段によって読み出された識別情報に変換する変換手
段;及び前記変換手段によって署名部分が識別情報に変
換された電子メールをその宛先へ向けて送信する送信手
段を備えた電子メールの送信装置。 (付記8)電子メールの署名を識別情報に対応づけて保
持する記憶手段;前記送信装置から送信された電子メー
ルを受信する受信手段;前記受信手段によって受信され
た電子メールに署名の識別情報が含まれている場合に、
その識別情報に対応する署名を前記記憶手段から読み出
す署名読出手段;及び前記電子メールに含まれた識別情
報を前記署名読出手段によって読み出された署名に変換
する復元手段を備えた電子メールの受信装置。
【0070】
【発明の効果】本発明による電子メールシステムによる
と、メールの伝送帯域や記憶領域の圧迫を抑え、且つ送
信者から送信されたメールの内容を全てを受信者に伝達
することができる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【0072】
【図1】本発明による電子メールシステムの構成例を示
す図
【0073】
【図2】電子メールの送信側(送信装置)の動作を説明す
るフローチャート
【0074】
【図3】電子メールの送信側の動作説明図
【0075】
【図4】電子メールの受信側(受信装置)の動作を説明す
るフローチャート
【0076】
【図5】電子メールの受信側の動作説明図
【0077】
【図6】第1の同期化処理における送信側(送信装置)の
動作を説明するフローチャート
【0078】
【図7】第1の同期化処理における受信側(受信装置)の
動作を説明するフローチャート
【0079】
【図8】第1の同期化処理の動作説明図
【0080】
【図9】第2の同期化処理における送信側(送信装置)の
動作を説明するフローチャート
【0081】
【図10】第2の同期化処理における受信側(受信装置)
の動作を説明するフローチャート
【0082】
【図11】第2の同期化処理の動作説明図
【0083】
【図12】従来技術の説明図
【0084】
【図13】従来技術の説明図
【0085】
【図14】従来技術の説明図
【0086】
【図15】従来技術の説明図
【0087】
【符号の説明】
A,A’ メール B 同期化メール 1,2 メールクライアント 3,4 メールサーバ 5 ネットワーク 7,7A シグネチャデータベース(DB) 8,8A シグネチャデータベース入出力制御部 9,9A シグネチャ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上村 城慈 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 柳原 隆洋 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 山本 武雄 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内 (72)発明者 土屋 康弘 愛知県名古屋市東区東桜一丁目13番3号 富士通名古屋通信システム株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子メールの署名を識別情報に対応づけて
    保持する第1記憶手段;送信すべき電子メールに含まれ
    た署名に対応する識別情報を前記第1記憶手段から読み
    出す識別情報読出手段;前記電子メールの署名を前記識
    別情報読出手段によって読み出された識別情報に変換す
    る変換手段;及び前記変換手段によって署名部分が識別
    情報に変換された電子メールをその宛先へ向けて送信す
    る送信手段を含む送信装置と、 電子メールの署名を識別情報に対応づけて保持する第2
    記憶手段;前記送信装置から送信された電子メールを受
    信する受信手段;前記受信手段によって受信された電子
    メールに含まれた識別情報に対応する署名を前記第2記
    憶手段から読み出す署名読出手段;及び前記電子メール
    に含まれた識別情報を前記署名読出手段によって読み出
    された署名に変換する復元手段を含む受信装置とを備え
    た電子メールシステム。
  2. 【請求項2】前記第1記憶手段及び前記第2記憶手段
    は、電子メールの送信元メールアドレスと関連づけて、
    署名とこの署名に対応する識別情報とを保持する請求項
    1記載の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】前記送信装置は、前記第1記憶手段の保持
    内容が更新された場合に、この更新に関する情報を更新
    情報として抽出する抽出手段をさらに含み、 前記送信手段は、前記更新情報を送信し、 前記受信装置は、前記受信手段が前記更新情報を受信し
    た場合に、この更新情報に従って前記第2記憶手段の保
    持内容を更新する更新手段をさらに含む請求項1又は2
    記載の電子メールシステム。
  4. 【請求項4】電子メールの署名を識別情報に対応づけて
    保持する記憶手段;送信すべき電子メールに含まれた署
    名に対応する識別情報を前記記憶手段から読み出す識別
    情報読出手段;前記電子メールの署名を前記識別情報読
    出手段によって読み出された識別情報に変換する変換手
    段;及び前記変換手段によって署名部分が識別情報に変
    換された電子メールをその宛先へ向けて送信する送信手
    段を備えた電子メールの送信装置。
  5. 【請求項5】電子メールの署名を識別情報に対応づけて
    保持する記憶手段;前記送信装置から送信された電子メ
    ールを受信する受信手段;前記受信手段によって受信さ
    れた電子メールに署名の識別情報が含まれている場合
    に、その識別情報に対応する署名を前記記憶手段から読
    み出す署名読出手段;及び前記電子メールに含まれた識
    別情報を前記署名読出手段によって読み出された署名に
    変換する復元手段を備えた電子メールの受信装置。
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