JP2001330723A - カラーフィルターアレイ - Google Patents

カラーフィルターアレイ

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JP2001330723A
JP2001330723A JP2001077559A JP2001077559A JP2001330723A JP 2001330723 A JP2001330723 A JP 2001330723A JP 2001077559 A JP2001077559 A JP 2001077559A JP 2001077559 A JP2001077559 A JP 2001077559A JP 2001330723 A JP2001330723 A JP 2001330723A
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Japan
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color
water
pigment
color filter
layer
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Application number
JP2001077559A
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English (en)
Inventor
Michael John Simons
ジョン サイモンズ マイケル
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/04Additive processes using colour screens; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/06Manufacture of colour screens
    • G03C7/08Manufacture of colour screens from diversely-coloured grains irregularly distributed

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optical Filters (AREA)
  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Color Television Image Signal Generators (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 複雑な操作を必要としない、比較的低コスト
の方法で作成したカラーフィルターアレイを提供する。 【解決手段】 水溶性又は水分散性バインダーと、少な
くとも2つの色種の水不混和性着色フィルター要素と平
均直径が前記少なくとも2つの色種の要素の平均直径よ
りも小さい追加の色種の水不混和性着色フィルター要素
とを含んでなるカラーフィルターアレイ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はデジタルカメラ、ス
キャナー及び写真フィルムのような画像キャプチュア装
置において用いるカラーフィルターアレイに関する。
【0002】
【従来の技術】今日のカラー写真の大多数は、発色性カ
ラーフィルムを用いて撮影され、そのフィルム中又は処
理液中に存在することができるカラー生成カプラーが、
ハロゲン化銀が像様に現像される場合に形成される酸化
された現像主薬と反応することによって、シアン、マゼ
ンタ及びイエロー色素を形成する。そのようなフィルム
は、時間と温度に関して注意深くコントロールされる現
像処理を必要として、通常、その後、銀漂白そして定着
工程が続き、全体処理は一般的に数分かかり、複雑な装
置を必要とする。
【0003】写真乳剤がコートされているフィルム又は
プレートの一体部分であるカラーフィルターアレイを通
して黒白写真乳剤を露光することによるカラー写真術
は、カラー写真術に、一定の簡便性の利点を提供するこ
とが知られている。Lumiere 兄弟によって、1906年に開
示(米国特許第特許第822,532号明細書)されたオート
クローム法は、ランダムに配置された、赤、緑及び青着
色されたジャガイモデンプン粒子の層を通して乳剤を露
光し、その乳剤を反転処理してそのプレートを透過した
光で見ると着色されて見える、シーンのポジ像を提供す
る。この写真法は、後の写真術の化学的複雑さ無しに、
カラー写真を作製することができる。
【0004】デュフェイカラー法(最初は、ジオプチク
ロムプレート、L. Dufay, 1909年)は、反転処理される
黒白乳剤系と共に、ゼラチン層上に印刷された赤、緑及
び青着色されたパッチの規則的なアレイとラインを用
い、同じように、透過光で見るとシーンの着色画像を提
供した。
【0005】ポラビジョン(Edwin Land and the Polar
oid Corporation、1977年)は、赤、緑及び青ストライ
プ上にコートした黒白乳剤系に、迅速且つ便利な反転処
理法を用いるカラー映画システムであり、着色された投
影像を提供した。これは、1983年にポラクロームと呼ば
れる静止カラートランスパレンシーシステムとして市場
に出回った。
【0006】これらの方法はいくつかの不利益な点を有
する。画像は処理されたフィルム又はプレートに光を通
すことによって最良に見られ、オートクロム及びデュフ
ェイフィルターアレイの粗い特性、そしてポラビジョン
及びポラクロームシステムのポジ銀像の粗い特性のため
に、その画質はそれらから調製されるプリントを高品質
にするには不十分である。規則的なアレイパターンは複
雑であり製造するには高価である。さらに、規則的もし
くは反復するフィルターアレイを用いたフィルムは、幾
何学的に反復する特徴を有するシーンの撮影に用いる
と、カラーエイリアシングを受けやすかった。
【0007】米国特許第特許第4,971,869号明細書に
は、エイリアシング問題に対する感受性を小さくすると
主張する規則的に反復するフィルターアレイを備えたフ
ィルムが記載されている。このフィルムは、パンクロマ
チック写真乳剤と、少なくとも一つのセルが減法三原色
(例えば、イエロー、マゼンタ又はシアン)からなるか
又はパステルカラーからなる隣接する着色セルのユニッ
トの反復パターンとを有する。光−電子走査法によって
現像されたフィルムから、シーン情報を抽出することが
できる。
【0008】欧州特許第935168号明細書は、ハロゲン化
銀乳剤層と、着色樹脂粒子を含むランダム配列カラーフ
ィルター層とを有する透明支持体を含んでなる感光性材
料を開示する。この明細書には、露光し、処理しそして
フィルム等に生じた画像を電子光学的に走査して、デジ
タル画像処理によってその画像を再構築することも記載
されている。
【0009】カラーフィルターアレイと単一画像記録層
又は層パックとを有するカラー写真フィルムは、処理中
に小さな変動が生じた場合の異なる色記録のミスマッチ
ングの問題無しに、単一画像記録層又は層パックを迅速
に処理できるので、迅速で便利な写真処理の利点を有す
る。例えば、現像範囲の小さな変動は全ての色記録に等
しく影響する。簡単なネガ黒白現像を用いて、非常に迅
速な処理が可能であり、好適な現像主薬をコーティング
中に含ませると、意図的でない処理時間又は温度の変動
に対して、写真レスポンスを著しく堅牢又は寛容にする
ことができる。コーティング中に含ませるのに好適な現
像主薬、及び好適な導入方法は、米国特許第特許第5,80
4,359号明細書に記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】カラーフィルターアレ
イの製造方法は比較的低コストであるのが望ましい。例
えば、デュフェイカラーフィルム又はポラクロームフィ
ルムに用いられるような規則的なフィルターアレイを作
製する既知の方法は、複雑であり、コストがかかり、フ
ィルムに材料を何回か順次適用することを要する。オー
トクロームフィルム及び欧州特許第935168号明細書に記
載されるものに用いられるもののようなランダムフィル
ターアレイを作製する既知の方法も、デンプン又は樹脂
の着色粒子をそれぞれ分離し、グレージング(gradin
g)又は分粒(sizing)し、それらをコーティング媒体
中に分散させ、コーティングし、乾燥し、そしてコート
した層をカレンダー掛けして粒子を平らにすることを含
む、複雑な操作を必要とする。
【0011】ランダムカラーフィルターアレイを製造す
る経済的な方法が、本願と同日に出願した本出願人によ
る同時出願(発明の名称:カラーフィルターアレイの製
造方法)(参照番号015415)明細書に記載されて
いる。この方法は、水中油適分散物及び写真コーティン
グ等の現行の写真製造法を用いるため、新しい装置は必
要としない。色要素を分離又は単離する必要が無く、揮
発性の有機溶媒を蒸発させるか回収する必要がほとんど
無いか全く無く、唯一の乾燥工程は塗布された写真フィ
ルムの通常の乾燥である。その出願の図1及び2に記載
されているように、コーティングが乾燥する際に流体フ
ィルター要素が平らになるので、カレンダー掛け工程は
不必要である。これによって、オートクローム法又は欧
州特許第935168号明細書に記載される方法と比較する
と、簡単で経済的な製造方法を提供する。
【0012】同時出願(参照番号015415)の明細
書及び欧州特許第935168号明細書に記載されたカラーフ
ィルターアレイ(これらは、ランダムに配置された着色
粒子又は小滴を含有する)の場合、アレイの平面に対し
て垂直の方向から見るとき、ランダムに配置された着色
粒子又は小滴の間の空間がさらに色で満たされているな
らば、改良された色情報を記録できることが分かった。
例えば、赤及び青ランダム配置着色粒子又は小滴がある
場合、それらの間の空間を緑に着色することができる。
このことは本願の図1に具体的に図示されており、着色
された樹脂粒子間のゼラチンバインダーが追加のイエロ
ー色素(図1の色3に相当する)で着色されている例
(例2)を示す。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に従うと、水溶性
又は水分散性バインダーと、少なくとも2つの色種の水
不混和性着色フィルター要素と平均直径が前記少なくと
も2つの色種の要素の平均直径よりも小さい追加の色種
の水不混和性着色フィルター要素とを含んでなるカラー
フィルターアレイが提供される。
【0014】好ましくは、より大きな色種の要素は2〜
20μmの平均直径を有し、追加の色種の要素は0.3
μm未満の平均直径を有する。
【0015】
【発明の実施の形態】関連する同時出願、発明の名称
「カラーフィルターアレイの製造方法」(参照番号01
5415)、及び発明の名称「カラーフィルム」(参照
番号015416)を参照し、それらの内容は全て本発
明の内容とする。
【0016】図1は従来技術に由来する既知のフィルタ
ー層1を図式化したものである。この層は3種類の色を
有する。2種類の色からなる着色粒子2がバインダー3
の中にランダムに配置されている。第三の色はバインダ
ー内に可溶性の色素である。図2は本発明に従うフィル
ター層を図式化したものである。フィルター層4は第三
の色種の複数のより小さな着色要素6の中にランダムに
配置されている2種類の色種からなる複数のより大きな
着色要素を含んでなる。
【0017】このフィルターアレイのより大きな着色要
素5は、ポリマー類又は樹脂類のビーズもしくは粒子、
水不混和性有機溶媒の小滴を含む種々の物質を含んでな
ることができる。これらの溶媒は、写真業界で使用され
るような、色素又は顔料が混入されるいわゆるカプラー
溶媒となることができる。
【0018】好適な水不混和性有機溶媒は、一般的に、
低揮発性のものであり、例えば、トリクレジルホスフェ
ート、ジ−n−ブチルフタレート、ジウンデシルフタレ
ート、N,N−ジエチルラウラミド、N,N−ジ−n−
ブチルラウラミド、トリエチルシトレート、及びトリヘ
キシルシトレートが含まれる。部分的に水溶性であっっ
てもよい他の溶媒、例えば、酢酸エチル及びシクロヘキ
サノンを、分散物の調製時に追加して用いてもよく、そ
れらは最終分散物又はコーティングから洗浄又は蒸発さ
せることによって除去することができる。
【0019】好適な色素は油溶性となることができ、例
えば、Color Index、第3版(Society of Dyers and Co
lorists, Bradford, Englandから出版)に記載されてい
る溶剤色素及び分散色素の種類から選定することができ
る。具体例には、それらのカラーインデックス(CI)
名の下にリストアップされており、CIソルベントブル
ー14、CIソルベントブルー35、CIソルベントブ
ルー63、CIソルベントブルー79、CIソルベント
イエロー174、CIソルベントオレンジ1、CIソル
ベントレッド19、CIソルベントレッド24、CI分
散イエロー3、及び4−フェニルアゾジフェニルアミン
が含まれる。
【0020】好適な顔料は、その色相特性、堅牢度、及
び分散性で選択され、CIピグメントグリーン7、CI
ピグメントグリーン36、CIピグメントブルー15:
3、CIピグメントブルー60、CIピグメントバイオ
レット23、CIピグメントレッド122、CIピグメ
ントレッド177、CIピグメントレッド194、CI
ピグメントオレンジ36、CIピグメントオレンジ4
3、CIピグメントイエロー74、CIピグメントイエ
ロー93、CIピグメントイエロー110、及びCIピ
グメントイエロー139が含まれる。
【0021】顔料粒子を着色要素に導入する場合は、そ
れらは微小粒子サイズであるのがよく、好ましくは、実
質的に1μm未満である。ポリマー物質及び粒状物質を
含めた他の種々の物質を、着色小滴又は粒子に内に導入
することができ、例えば、顔料及びペイント工業に用い
られる分散剤のような分散剤が含まれる。
【0022】分散剤の例には、Avecia Limitedから販売
されているSolsperseTMの範囲の分散剤、例えば、Solsp
erse 5000、Solsperse 17,000、Solsperse22,000及びSo
lsperse 24,000が含まれる。追加のSolsperse分散剤の
番号は、13650、13940、及び34750である。別の好適な
分散剤は、AAA(Applied Analytics and Automation、
M.H.Mathews Additive & Messgerate, Bad Nauheim, Ge
rmany)から販売されているCarbam 111TMである。
【0023】流体小滴のレオロジー又は他の特性を改良
するポリマー添加物には、ポリビニルブチラール、スチ
レンポリマー及びコポリマー、ビニルポリマー及びコポ
リマー、並びにアクリル酸ポリマー及びコポリマー等の
油溶性ポリマーが含まれる。
【0024】個々の着色要素は形状が球形となることが
できる。あるいは、平らにしてほぼ円盤形状となること
ができ、また他の形状であってもよい。アレイの平面に
対して垂直方向から見たときのそれらの直径、又は等価
円直径は、2〜20μmの範囲である。
【0025】着色剤が色素の場合、コートした場合に色
要素5において必要な色深みを与えるのに必要とされる
量で水不混和性有機溶媒に溶解することができる。色素
を組み合わせたものを用いて所望の分光特性を与えても
よい。
【0026】着色剤が顔料の場合、適当量の顔料又は複
数の顔料を水不混和性有機溶媒、必要ならば分散剤と一
緒に混合する。この混合物を粉砕して、一般的に長さ又
は直径が0.5μm未満、好ましくは0.3μm未満で
あるのがよい好適な大きさに顔料粒子を小さくする。従
来技術の既知の種々の粉砕法及び粉砕装置を用いること
ができる。これらには、ボールミル、媒体ミル及びサン
ドミルが含まれる。
【0027】得られた着色水不混和性有機溶媒又はオイ
ルを、その後、所望の大きさの着色小滴を形成するよう
に水性媒体に分散することができる。写真の技術分野で
公知の分散法を用いることができ、これらにはオリフィ
ス又はチャンネルに高剪断で押し通す流体ローター−ス
テーター装置、ホモジナイザー及び乳化機が含まれる。
ホーン及びプローブ等の超音波装置も用いることができ
る。水性相に界面活性剤、ポリマー(ゼラチン等の天然
ポリマーを含む)及び粒状種(コロイドシリカ等)を加
えて、油/水界面を安定化させてもよい。得られる着色
小滴の粒径分布を狭くでき、使用する粒状種の濃度によ
って小滴の大きさをコントロールすることができる場合
があるので、コロイドシリカ等の粒状種による界面安定
化が特に好ましい。
【0028】参照番号015415を有する同時出願に
記載されているように、分散された小滴は依然として流
体又は液体である。あるいは、ポリマー又は樹脂が溶解
されている揮発性水不溶性有機溶媒を使用し、その後揮
発性水不溶性有機溶媒を蒸発させて色素分子又は顔料粒
子が溶解又は分散されているポリマー又は樹脂粒子が残
る場合は、小滴は固体となることができる。
【0029】より小さいサイズの水混和性フィルター要
素6は、より大きなサイズのものと組成が同じとなるこ
とができる。しかし、好ましい態様では、それらは水溶
性又は水分散性ポリマーバインダーに分散された顔料粒
子を含むことができる。アレイの平面に対して垂直方向
から見た場合のそれらの直径又は等価円直径は、図2に
図式化されているように、より大きなサイズの水不溶性
フィルター要素5の間の間をこれらの種で満たすよう
に、十分に小さい。
【0030】直径は1μm未満、好ましくは0.1μm
未満であり、且つ10nmより大きい。より小さいサイ
ズクラスの水不混和性フィルター要素6は、より大きな
サイズクラス5の2種以上の色種から遠いフィルター色
種を構成する。小フィルター要素の色種は2種以上の色
の粒子混合物を含んでもよい。例えば、小フィルター要
素が緑色種を表す場合、この色は微小粉砕されたシアン
及びイエロー顔料粒子を含んでなっていてもよい。色種
が赤の場合、微小粉砕されたマゼンタ及びイエロー顔料
粒子を含んでなっていてもよい。色種が青の場合、微小
粉砕されたシアン及びマゼンタ顔料粒子を含んでなって
いてもよい。
【0031】好適な顔料には、上掲の顔料、並びにEast
man Kodak Co.の合成化学事業部から入手される架橋ア
ルミニウムフタロシアニン(ビス(ブタロシアニルアル
ミノ)テトラフェニルジシロキサン)が含まれる。顔料
分散物は顔料調製の技術分野で公知の粉砕法と装置(ボ
ールミル、媒体ミル及びサンドミルを含む)を用いて調
製することができる。界面活性剤(オレイルメチルタウ
リンを含めたアルキル及びアリールスルフェート並びに
スルホネート等)のような分散剤、及び/又は水溶性ポ
リマー(ポリビニルピロリドン及びゼラチン等)を含ん
でいてもよい水性組成物中で顔料を粉砕することができ
る。
【0032】通常は、少なくとも3つの色種のフィルタ
ー要素を必要とし、種々の組み合わせが可能である。例
えば、赤、緑及び青;シアン、マゼンタ及びイエロー;
シアン、イエロー、及び緑;そしてシアン、マゼンタ、
イエロー及び緑等である。
【0033】より大きなサイズクラスのフィルター要素
の2種以上の色種の分散物と、より小さなサイズクラス
のフィルター要素の別の色種の分散物を一緒に混合し、
そしてそれらを好適な支持体上にコートして、カラーフ
ィルターアレイを調製することができる。基体は透明フ
ィルムベースであってもよく、既に上にコートされた写
真乳剤を含む層を有していてもよい。小滴が過剰にオー
バーラップすることなく乾燥層に好ましい詰まり具合の
充填を提供するように、より大きなサイズクラスのフィ
ルター要素のコートレイダウンを調節するのがよい。水
溶性バインダーのコートレイダウンを調節して、図2に
図式化したように、より小さなサイズのフィルター要素
を含有するバインダー層の乾燥厚が、より大きなサイズ
の乾燥して落としたフィルター要素の厚みと同じか又は
小さくなるようにするのが好ましい。
【0034】通常、フィルムのバインダー(複数でもよ
い)(フィルター層の水溶性バインダーを含む)が硬化
するか架橋して物理的に堅牢なアレイを形成するよう
に、フィルムの1種以上の層に硬膜剤を加える。写真用
フィルムの場合、これによって、フィルムが現像液及び
他の処理液中に膨潤するけれども溶解しないようにす
る。
【0035】本発明のアレイを写真フィルムに用いる場
合、好適なフィルム構造を例として図3に表す。このフ
ィルムは支持体層7、ハレーション防止層8、少なくと
も1層の写真乳剤層9、カラーフィルターアレイ層4及
びスーパーコート10を含んでなる。そのようなフィル
ムを、シーンからの光がカラーフィルターアレイ4を通
過しその後写真乳剤層9に当たるように、カメラで露光
させる。このフィルムを現像し、必要に応じて定着させ
る。そして透過モードでフィルムスキャナーで走査し、
捕捉したデジタル画像データを画像処理してこのシーン
の着色画像を作製することができる。
【0036】また、本発明のカラーフィルターアレイを
デジタルカメラ及びスキャナー等のデジタル画像キャプ
チュア装置に用いることもできる。その光検知素子がカ
ラーフィルターアレイによって透過された種々の波長の
光に感受性を有するイメージセンサー上にこのフィルタ
ーアレイを固定する。
【0037】
【実施例】以下の例は本発明のカラーフィルターアレイ
を有する写真カラーフィルムの調製と使用を説明する。写真感光性層の調製 実験用スライドホッパー塗工機を用いて、写真フィルム
ベースを以下の層でコートした。
【0038】層1:水性ゼラチン溶液及び現像液中で抜
染可能な色を有するハレーション防止色素の粒状分散物
をコートした。コートレイダウンはそれぞれ1.2g/
2及び0.1g/m2であった。層2及び3は、種々の
粒径の写真用臭ヨウ化銀平板状粒子乳剤、並びに導入さ
れる現像主薬DA、N,N’−(4−ヒドロキシ−1,
3−フェニレン)ビス(4−(ドデシルオキシ)−ベン
ゼンスルホンアミド)を含んでなる。現像主薬は従来の
写真分散物に存在するものであり、等量のカプラー溶媒
トリクレジルホスフェートの存在下で分散されていた。
乳剤は全てイオウ及び金、並びに可視スペクトルにわた
って分光感度を与える赤増感色素で増感されていた。次
のレイダウンをコートした、乳剤レイダウンは平方メー
トル当たりの銀のグラム数であって、ハロゲン化銀のグ
ラム数ではない。
【0039】層2: ゼラチン 3.2g/m2 現像主薬DA 1.25g/m2 中−高感度乳剤(等価円直径1.3μm、厚み0.12
μm) 0.8g/m 2 中−低感度乳剤(等価円直径0.66μm、厚み0.1
2μm) 1.2g/m2 低感度乳剤(等価円直径0.55μm、厚み0.08μ
m) 1.2g/m2 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3A,7−テト
ラアザインデン、ナトリウム塩も銀1モル当たり1.5
g存在した。
【0040】層3: ゼラチン 1.4g/m2 現像主薬DA 0.45g/m2 高感度乳剤(等価円直径2.6μm、厚み0.12μ
m) 1.4g/m2 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3,3A,7−テト
ラアザインデン、ナトリウム塩も銀1モル当たり1.5
g存在した。 層4: ゼラチン 0.6g/m2 硬膜剤ビス(ビニルスルホニル)メタン 0.08g/
2
【0041】カラーフィルターアレイ層の調製 このカラーフィルターアレイは、より大きなサイズクラ
スに赤小滴と緑小滴の分散物、並びにより小さなサイズ
クラスに微小粉砕したシアン及びマゼンタ顔料粒子の混
合物からなるコーティングを有してなっていた。希釈ゼ
ラチン溶液中に混ぜ合わせた懸濁物を写真感光性層の上
部にコートした。
【0042】赤分散物 油相中に顔料を分散した。以下のものを、1mm直径ジ
ルコニアビーズ約100mLと一緒にガラスジャーに入
れ、このジャーを3日間ローラーミル上で回転させた。 Irgazine red A2BN* 15g Cromophtal Yellow 3RT* 6 Solsperse 17000** 1.5 −トリクレジルホスフェート50g中に溶解した Solsperse 22000** 0.38 トリクレジルホスフェート 10 N,N−ジ−n−ブチルラウラミド 60 酢酸エチル 37.5 *CIBA Specialty Chemicals plc製の顔料 **Avecia(Pigments and Additives)製の分散剤
【0043】得られた油分散物をその後以下のように水
性相に分散させた。赤油分散物30gに、シリカ分散物
*50g、水70gを加えた。 *シリカ分散物は次のように調製した:水318gに、
Ludox(商標)SM30コロイドシリカ懸濁物12g及びメ
チルアミノエタノールとアジピン酸とのコポリマーから
なる10%w/v水溶液3.6gを加えた。この混合物を撹
拌し、4M硫酸を添加して、そのpH値を初期値4.8
6から4.00に調節した。その後、混ぜ合わせた混合
物を「Soniprobe」超音波プローブ(Lucas Dawe Ultras
onics製)で5分間撹拌して、水中油滴分散物を作製し
た。使用したプローブは1.3cm(0.5インチ)の
チップ径を有し、使用した出力設定は6.5、即ち65
%であった。
【0044】得られた分散物に以下のものを加えた: ゼラチン水溶液、12.5質量% 35g 水 80 ポリ(スチレン−alt−マレイン酸)、ナトリウム塩、 5質量%水溶液 30 ドデシル硫酸ナトリウム、10質量%水溶液 5
【0045】ガラススライド上にコートし、乾燥させる
と、顕微鏡検査で約7μm平均直径のおおよそ円形の赤
要素が見られた。
【0046】緑分散物 油相中に顔料を分散した。以下のものを、1mm直径ジ
ルコニアビーズ約100mLと一緒にガラスジャーに入
れ、このジャーを3日間ローラーミル上で回転させた。 Irgalite Green GFNP* 8g Cromophtal Yellow 3G* 7 Solsperse 5000** 0.5 Solsperse 24000** 3 トリクレジルホスフェート 32 N,N−ジ−n−ブチルラウラミド 32 酢酸エチル 20.5 *CIBA Specialty Chemicals plc製の顔料 **Avecia(Pigments and Additives)製の分散剤
【0047】得られた油分散物をその後以下のように水
性相に分散させた。緑油分散物22gに、シリカ分散物
*30g、水50gを加えた。*シリカ分散物は上述の
ものと同じである。その後、混ぜ合わせた混合物を「So
niprobe」超音波プローブで4分間撹拌して、水中油滴
分散物を作製した。使用したプローブは1.3cm
(0.5インチ)のチップ径を有し、使用した出力設定
は6.5、即ち65%であった。
【0048】得られた分散物に以下のものを加えた: ゼラチン水溶液、12.5質量% 33.3g 水 43.3 ポリ(スチレン−alt−マレイン酸)、ナトリウム塩、 5質量%水溶液 20 ドデシル硫酸ナトリウム、10質量%水溶液 3.3
【0049】ガラススライド上にコートし、乾燥させる
と、顕微鏡検査で約6μm平均直径のおおよそ円形の緑
要素が見られた。
【0050】マゼンタ水性分散物 油相中に顔料を分散した。以下のものを、1mm直径ジ
ルコニアビーズ約30mLと一緒にガラスジャーに入
れ、このジャーを3日間ボールミルにかけた。 Cromophtal Violet GT* 5.0g ポリビニルピロリドン、分子量 40,000 0.5 水 44.5 *CIBA Specialty Chemicals plc製の顔料 ガラススライド上にコートしたサンプルの顕微鏡検査
は、0.2μm以下のオーダーの顔料粒子サイズを示し
た。
【0051】シアン水性分散物 分散物[架橋アルミニウムフタロシアニン(ビス(フタ
ロシアニルアルミノ)テトラフェニルジシロキサン)、
(Eastman Kodak Co.の合成化学事業部から入手)10
質量%を含む]を、米国特許第特許第5,738,716号明細
書記載の例13の操作に従って調製した。この分散物の
粒子サイズは0.1μm未満であった。
【0052】カラーフィルターアレイのコーティング 赤油分散物、緑油分散物、及び前記2つの顔料水性分散
物の一部を40℃で水とゼラチンと一緒に混合して、実
験用スライドホッパー塗工機で、上述の乳剤コーティン
グの上部にコートした。コーティング溶融物中のゼラチ
ン濃度は1.5質量%であり、この溶融物を40mL/
2の湿潤被覆量で乳剤コーティングに適用すると、次
のコートレイダウンが得られた。
【0053】 赤油分散物* 1.5g/m2 緑油分散物* 1.15 シアン顔料 0.10 バイオレット顔料 0.15 ゼラチン 0.6 *引用したレイダウンは、顔料、安定化剤及び2種類の溶媒トリクレジルホスフ ェート及びN,N−ジ−n−ブチルラウラミドの合計であり、酢酸エチルは除く 。
【0054】さらに、保護層をカラーフィルターアレイ
層上に同時にコートした。この層はゼラチン(7.5質
量%水溶液)及び硬膜剤ビス(ビニルスルホニル)メタ
ンを含んでなり、それぞれ1.5g/m2及び0.08
4g/m2のレイダウンを与えた。写真定着溶液で処理
した後のコーティングの一部の顕微鏡検査は、実質的に
均一な青着色された「海」で囲まれた、ランダムに配列
されたおおよそ円形のそれぞれ直径約7μm及び6μm
の赤要素並びに緑要素示した。
【0055】画像形成 このコーティングを、幅35mmに細長く切り、その縦
を35mmフィルムパーフォレーションの正規パターン
で穴開けし、そして35mmカセットに装填した。この
カセットをNikon 35mmカメラに装填し、カメラのレンズ
を通った光が最初にカラーフィルターアレイを通り、そ
の後乳剤層を通るように、このフィルムを向けた。その
後、カメラの計測システムを使って、このフィルムを約
200 ISOの露光量インデックスのところでアウトドアシ
ーンに対して露光させた。
【0056】このフィルムをpHを12.0に調節した
以下の現像液中で25℃で2分間現像した。 オルト燐酸三ナトリウム十二水和物 80g/L ソルビトール 10 亜硫酸ナトリウム(無水物) 80 臭化ナトリウム 2.0 4−ヒドロキシメチル−4−メチル− 1−フェニル−3−ピラゾリドン 1.0 6−ニトロベンゾイミダゾール 0.02 希硫酸溶液でpHを12.0に調節
【0057】その後、水で1+3に希釈したKodak 3000
定着液中で1分間定着し、3分間洗浄して乾燥させた。
シーンの着色ネガ像が見えるようになった。
【0058】そして、この画像をKodak DLSスキャナー
で走査し、得られた画像ファイルをアドビフォトショッ
TM画像操作ソフトウェアにかけた。「Autolevel」コ
マンドを用いて全体ブライトネス、コントラスト及びカ
ラーバランスを補正し、この画像をL***色空間に
変換した。a及びbチャンネルをブレ(blurring)フィ
ルター(Gaussian Blur、12ピクセル半径)で処理
し、その後80の数値(色飽和度を強増加する)を用い
てこれらのコントラスト高めた。この画像をR、G、B
空間に変換して戻し、色飽和度と色バランスを調節し
て、原シーンの心地良い着色画像を得た。
【0059】要素間に白色領域又は無色領域を有してな
いカラーフィルターアレイは、そこから得られる色情報
のキャプチュアが優れている。また、そのようなカラー
フィルターアレイは、画像処理法と併せて使用すると、
画像情報の優れた再構築を提供する。そのような方法の
1つは同時出願の英国特許出願GB0002481.0号明細書に
記載されている。
【0060】本発明の小サイズ着色要素を、より大きな
着色要素間の隙間を満たすように、お互いが一緒に且つ
重なって有効に密に詰め込むことができる。小さな粒状
の水不混和性要素は、例えば、着色ポリマー又はゼラチ
ンに対して改善された特性を提供する。なぜなら、それ
らは色素よりも移動又は転移する傾向が小さいからであ
る。小粒状水不混和性要素が顔料粒子を含んでなる場
合、色素と比較して安定性の改善が予測される。さらに
結合され、分子分散された色素よりも、コートされたポ
リマー層の所定の厚み内に、高いモル濃度の粒状物質を
導入することができる。これにより、カラーフィルター
アレイの好ましい態様の限定された厚み内で、フィルタ
ー光学濃度を改善することができる。
【0061】本発明のその好ましい特定の態様を引用し
て詳細に説明したが、本発明の精神及び範囲内で種々の
変更及び改造が可能であることは理解されよう。
【0062】
【発明の効果】本発明のカラーフィルターアレイは、ラ
ンダムに配置された着色粒子又は着色小滴の間の空間
が、小さな水不混和性フィルター要素又は粒子の別の色
種で充たされており、ポリマーバインダー中に支持され
ることができ、ポリマーバインダーが可溶性色素で着色
されたアレイよりも改善された特性を提供する。アレイ
の物理的な結着性が改善される。色素はそれらの結合場
所から転移しコーティング内を拡散して、アレイの特性
を低下させる場合がある。本発明の着色粒子又は小滴
は、同じ場所に結合されたままである。
【0063】退色に対する安定性が改善される。顔料粒
子は明所又は暗所での退色に対して特に優れた安定性を
有することができるが、ポリマーマトリックス内の色素
は退色する傾向がある。さらに、結合され、分子分散さ
れた色素よりも、コートされたポリマー層の所定の厚み
内に、高いモル濃度の粒状物質を導入することができ、
これにより、カラーフィルターアレイの好ましい設計の
限定された厚み内で、フィルター光学濃度を改善するこ
とができる。このカラーフィルターアレイは、デジタル
カメラ、スキャナー及び写真フィルムを含めた画像キャ
プチュア装置に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術の既知のフィルター層を示した図であ
る。
【図2】本発明のフィルター層を示した図である。
【図3】本発明のフィルター層を導入したフィルムを示
した図である。
【符号の説明】
1…フィルターアレイ 2…着色粒子 3…バインダー 4…フィルター層 5…着色要素 6…フィルター要素 7…支持体層 8…ハレーション防止層 9…乳剤層 10…スーパーコート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水溶性又は水分散性バインダーと、少な
    くとも2つの色種の水不混和性着色フィルター要素と平
    均直径が前記少なくとも2つの色種の要素の平均直径よ
    りも小さい追加の色種の水不混和性着色フィルター要素
    とを含んでなるカラーフィルターアレイ。
JP2001077559A 2000-03-23 2001-03-19 カラーフィルターアレイ Pending JP2001330723A (ja)

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