JP2001330713A - フィルター、および、電子機器 - Google Patents

フィルター、および、電子機器

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JP2001330713A
JP2001330713A JP2000150684A JP2000150684A JP2001330713A JP 2001330713 A JP2001330713 A JP 2001330713A JP 2000150684 A JP2000150684 A JP 2000150684A JP 2000150684 A JP2000150684 A JP 2000150684A JP 2001330713 A JP2001330713 A JP 2001330713A
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image
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stereoscopic display
stereoscopic
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JP2000150684A
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Atsushi Miyazawa
篤 宮澤
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Namco Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N13/00Stereoscopic video systems; Multi-view video systems; Details thereof
    • H04N13/30Image reproducers
    • H04N13/356Image reproducers having separate monoscopic and stereoscopic modes
    • H04N13/359Switching between monoscopic and stereoscopic modes

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Optical Elements Other Than Lenses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、立体視表示装置において、
最小限の手間で、見た目に何らの違和感を与えることな
く平面画像を表示することである。 【解決手段】 入射光を拡散して透過させるフィルター
10をレンチキュラレンズ40の外側に装着する。した
がって、バックライト20から出射した光は、液晶パネ
ル30の各画素を通過すると、レンチキュラレンズ40
により右目あるいは左目の位置方向に屈折するが、フィ
ルター10によりその指向性が失われる。したがって、
各画素を通過した光は、両目に入射することとなり、平
面表示装置(通常の表示装置)から出射される光と同等
の光路をたどることとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体視表示装置に
装着することで平面表示を可能とするフィルター等に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年では、画面から映像が浮き出て見え
る立体視表示装置の開発が進んでいる。この立体視映像
は、右目と左目との間隔によって生じる両眼視差を意図
的に生成することで実現される。すなわち、映像を見る
人の左右の眼に異なる画像を与えることで映像が浮き出
て見えるような立体感を表現している。両眼視差を与え
る方法としては、レンチキュラ方式やインテグラル方式
等のレンズ板を利用した方式が大掛かりな装置を必要と
しないことや、画像作成が比較的容易なことから注目を
浴びている。
【0003】レンチキュラ方式では、まず、右目用と左
目用の画像をそれぞれ用意し、用意した画像を縦(ある
いは横)のストライプ状に分割して、交互に並べる等し
て合成する。そして、合成した画像を表示する各画素か
ら出射される光をレンチキュラレンズにより屈折させる
ことで、右目用の画像が右目の位置に収束し、左眼用の
画像が左目に収束するように工夫されている。ここに、
レンチキュラレンズとは、微細な半円筒形、あるいはこ
れと光学的に等価なレンズアレイの意である。
【0004】また、インテグラル方式では、物体を撮影
する際に複眼レンズを利用する。この複眼レンズに入り
込む光のベクトルをカメラによって記憶する。そして、
表示する際には、各画素から出射される光を再び複眼レ
ンズに通すことで、撮影時に複眼レンズに入射した瞬間
の光のベクトルと同等の光のベクトルを実現する。従っ
て、ディスプレイを見る人は、撮影時と同じ光の進行を
見ることとなるため、日常で感じる立体感と同様の表示
を見ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、立体視表
示装置の開発では、立体的な情報を忠実に再現すること
に重点が置かれており、同一の表示装置で立体的な情報
と平面的な情報とを表示する手法に関する研究はなおざ
りにされてきた。しかしながら、実用的な表示装置とし
ては、表示する情報の内容や用途に応じて立体視表示と
平面表示とを切り替えられることが望ましい。例えば、
ゲーム装置において、立体視表示をするゲームステージ
と平面表示をするゲームステージとを様々に組み合わせ
ることでプレーヤの興味や好奇心を維持させたり、1つ
のゲーム装置で立体視表示用と平面表示用の2種類のソ
フトを楽しむことができるといった効果が期待できる。
【0006】一般的に、レンズ板を用いた立体視表示装
置において、平面的な情報を表示した場合、次のような
問題が生じ得る。各画素から出射される光がレンズ板を
介すことによって、右目あるいは左目へと分離して進行
するため、画像が歪んだりぼやけて見える。あるいは、
カラー液晶パネルを用いた立体視表示装置の場合には、
画素を構成する色がレンズ板によって不自然に分離され
るため、観察に耐えない映像となる。
【0007】そこで、平面的な画像を表示させる度にレ
ンズ板を着脱すれば、平面画像を意図した通りに表示す
ることができる。しかし、レンズ板のレンズ間ピッチは
ミクロンオーダで設計される場合が多く、その都度最適
な位置にレンズ板を設置することは困難であり、現実的
ではない。
【0008】また、レンチキュラ方式の場合にあって
は、光の指向性を考慮して両目に同じ映像を出力する方
法も考えられる。すなわち、右目用の画像と、左眼用の
画像とを同一のものとして表示する方法もある。しか
し、立体視表示装置の構成が多眼式であればあるほど、
画面の解像度が激減するため、見ずらい画像になるとい
う問題があった。
【0009】本発明の課題は、上記問題を解決するため
に成されたものであって、立体視表示装置において、最
小限の手間で、見た目に何らの違和感を与えることなく
平面的な映像を表示することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、メガネなし立体視表示装置
(例えば、図1の立体視表示装置50)に着脱自在に装
着されるフィルターであって、立体視表示装置から出力
される指向性を持った入射光を拡散して透過させること
により、表示される平面画像を平面表示として視認させ
ることを特徴とする。
【0011】またこの場合、請求項2記載の発明のよう
に、前記立体視表示装置を、レンチキュラレンズ(例え
ば、図1のレンチキュラレンズ40)を有する立体視表
示装置としてもよい。
【0012】ここで、立体視表示装置の用途は、PC、
ビデオ装置等に接続される表示装置に限定されるもので
はなく、携帯型のゲーム装置や、電子手帳、カーナビゲ
ーター、医療機器等の電子機器に備えられた立体視表示
装置を含む意である。また、フィルターは、入射した光
の進行方向を拡散して透過させるものであれば、プラス
チックやガラス等、いかなる素材により構成されるもの
であってもかまわない。
【0013】なお、立体視表示装置の表示画面は、平面
であってもよい。例えば、表示画面が凸型の立体視表示
装置に対して製造容易な板状のフィルターを装着した場
合、表示画面と板状のフィルターとの距離が画面中央と
その周辺とで異なる。したがって、中央部分が明瞭に映
し出されるのに対し、周辺部分はぼやけて表示されるこ
ととなる。一方、表示画面が平面的であれば、板状のフ
ィルターは、表示画面と略平行に配置できるため、画像
をむらなく表示することが可能となる。
【0014】この請求項1あるいは2記載の発明によれ
ば、例えば、レンチキュラ方式やインテグラル方式など
のレンズ板を用いた立体視表示装置から出射される光の
指向性を本フィルターにより拡散するため、通常の平面
画像(一眼式の画像)を歪ませることなく表示すること
ができる。すなわち、立体視表示装置の各画素から出射
される光が通常の平面表示装置と同等の光路をたどるこ
ととなるため、全ての画素を利用した高解像度の平面表
示を実現することができる。
【0015】また、本フィルターは、入射光の進行方向
を拡散させることによって平面表示を実現するものであ
るため、表示画面の上下左右に対する設定位置や、フィ
ルター自身の裏表等に制限がない。したがって、本フィ
ルターを装着する際の位置合わせや本フィルターの取り
扱いが簡単であり、立体画像と平面画像との表示の切り
替えに伴う本フィルターの着脱を容易に実行することが
可能となる。
【0016】また、請求項3記載の発明のように、請求
項1または2記載の発明のフィルターは、前記立体視表
示装置により表示される画像の一部を平面表示として視
認させることとしてもよい。
【0017】この請求項3記載の発明によれば、例え
ば、立体画像の一部分に文字や細密な映像を平面的に表
示する場合、該当する部分に本フィルターを装着させる
ことで、該当する部分の画素を全て利用した平面表示が
できるため、高解像度の表示を実現することができる。
また、本フィルターにより、立体視可能な画像と通常の
平面画像とを1つの画面内におりまぜた多彩な表示にも
対応することができる。
【0018】また、請求項4記載の発明のように、請求
項1から3のいずれか記載の発明のフィルターは、可撓
性を有するものとしてもよい。
【0019】この請求項4の記載の発明によれば、フィ
ルターは可撓性を有するため、例えば、不使用時には画
面の側面に捲着し、使用時に引き伸ばして画面に装着す
るといった形態にできる。あるいは、請求項3記載の発
明のように、表示された画像の一部が平面表示であるよ
うな場合に、画面の該当する部分に可撓性のフィルター
を圧着させる形態にもできる。なお、ここでの立体画像
とは、立体視を可能とする画像を意味するものであり、
平面画像とは、通常の一眼式の画像を意味するものであ
る。
【0020】請求項5記載の発明の電子機器は、請求項
1から4のいずれか記載のフィルターと、メガネなし立
体視表示装置とを備え、平面画像と立体画像とを切り替
えて表示することを特徴とする。
【0021】この請求項5記載の発明によれば、立体視
表示装置を備えたゲーム装置や、電子手帳、カーナビゲ
ーター等の電子機器において、フィルターを表示画面上
に装着すれば、平面的な映像を表示することが可能とな
る。すなわち、電子機器が平面画像と立体画像とを切り
替えて表示した場合、この変化に合わせてフィルターを
装着させれば、画像に応じた表示方法を実現することが
できる。また、フィルターの取り外しが簡便であるた
め、例えば、電子機器がゲーム装置であって、比較的早
い展開で立体画像と平面画像とを切り替えて表示する場
合であっても、その展開に追従してフィルターを着脱さ
せることができる。
【0022】また、立体画像と平面画像の切り替えタイ
ミングとしては、プログラムにより設定されることとし
てもよいし、入力指示に応じて切り替えることとしても
よい。あるいは、電子機器が電子手帳や携帯電話である
場合に、受信した電子メールの添付ファイルを開封する
といった、ユーザにとって意図しないタイミングにより
切り替わることとしてもよい。
【0023】また、請求項6記載の発明のように、請求
項5記載の発明の電子機器において、前記フィルターを
格納する格納部を備えることとしてもよい。
【0024】この請求項6記載の発明によれば、例え
ば、電子機器が携帯可能な小型電子機器である場合に
は、フィルターを格納部に格納すれば電子機器と別々に
持ち運ぶ必要がなく、また、無くす心配もない。また、
不使用時にフィルターが邪魔になることがない。
【0025】また、請求項7記載の発明のように、請求
項5または6記載の発明の電子機器は、ゲームの進行に
応じて自動的に、平面画像と立体画像とを切り替えて前
記立体視表示装置に表示する携帯型のゲーム装置である
こととしてもよい。
【0026】この請求項7記載の発明によれば、電子機
器は、携帯型のゲーム装置であるため、平面画像による
ゲームと立体画像によるゲームとを楽しむことができ
る。また、立体視表示と平面表示との切り替えは、ゲー
ムの進行に応じて自動的に成されるため、例えば、ゲー
ムの最終ステージや敵キャラクタとの対決シーンでは立
体視表示をし、それ以外のシーンでは平面表示をすると
いったゲーム状況に応じたより面白みのある、また変化
に富んだ画像を提供することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照して説明する。なお、本実施の形態で
は、レンチキュラレンズおよび液晶パネルを利用した2
眼式の立体視表示装置にフィルターを装着する場合につ
いて説明するが、本発明はこれに限定されるものではな
い。
【0028】まず、本発明の原理を説明する。図1は、
レンズ板を用いたメガネなし立体視表示装置50の断面
を簡略化して表現した図である。同図において、立体視
表示装置50は、レンチキュラレンズ40、液晶パネル
30、バックライト20とから構成されている。バック
ライト20から出射した光は、液晶パネル30を通過
し、レンチキュラレンズ40により屈折することとな
る。また、液晶パネル30には、右目用の画像の一部と
なる画素(R)と左目用の画像の一部となる画素(L)
とが交互に配列される。例えば、右目用の画素を通過し
た光は、レンチキュラレンズ40により、観察者の右目
の位置に収束するように屈折する。同様に、左眼用の画
素を通過した光は、レンチキュラレンズ40により観察
者の左眼の位置に収束するように屈折する。
【0029】図2は、図1に示す立体視表示装置50
に、入射光を拡散して透過させるフィルター10を装着
した一例を示す図である。フィルター10は、同図に示
すように、レンチキュラレンズ40の外側に装着される
ものであり、入射光を拡散させる作用がある。バックラ
イト20から出射した光は、液晶パネル30の各画素を
通過すると、レンチキュラレンズ40により右目あるい
は左目の位置方向に屈折する。しかし、フィルター10
により光の進行方向は拡散されるため、各画素を通過し
た光は、両目に入射することとなる。
【0030】このように、レンチキュラレンズによって
屈折した光は、フィルター10までの間を進行した後に
フィルター10によって拡散されることとなる。このた
め、フィルター10をレンチキュラレンズ40から遠い
位置に装着すると、画像がぼやけて見えるようになる。
したがって、フィルター10は、レンチキュラレンズ4
0のできるだけ近くに装着されることが望ましい。
【0031】次に、板状体のフィルター(以下、板状フ
ィルターという)をデスクトップタイプの立体視表示装
置に装着する例を示す。図3(a)は、デスクトップタ
イプの立体視表示装置120、および、板状体のフィル
ター100の外観斜視図である。同図(a)に示すよう
に、立体視表示装置120は凹型になっており、表示画
面150を含む一部が側部130に対して一段凹んだ位
置に構成されている。板状フィルター100は、立体視
表示装置120の凹段部140とほぼ同形であり、この
凹段部140に嵌合できる。図3(b)は、板状フィル
ター100を立体視表示装置120の凹段部140に嵌
合した状態を示す外観斜視図である。同図(b)に示す
ように、板状フィルター100は、立体視表示装置12
0に一体的に固定される。
【0032】また、板状フィルター100の左右の側部
には、取っ手となる凹部160がある。すなわち、板状
フィルター100の左右の側部は、人の指あるいは爪が
入る程度に凹んでおり、板状フィルター100を凹段部
140に嵌合すると、凹段部140の側面と板状フィル
ター100とに隙間が生じることとなる。したがって、
立体視表示装置120から板状フィルター100を取り
外す際には、板状フィルター100の凹部160を持っ
て凹段部140から引き出して外す。
【0033】また、本発明のフィルターとして、次に示
すように、可撓性を有するフィルター(以下、可撓性フ
ィルターという)を適用することも可能である。図4
(a)は、デスクトップタイプの立体視表示装置25
0、および、可撓性フィルター200の巻取りケース2
30を示す斜視図である。同図(a)に示すように、巻
取りケース230は立体視表示装置250の上部に固着
されており、引出部232を引くことで巻き取られてい
た可撓性フィルター200が引き伸ばされる。また、立
体視表示装置250の下部には、可撓性フィルター20
0を表示画面260上に展開し、固定するための固定バ
サミ270が固着されている。
【0034】図4(b)は、可撓性フィルター200を
巻取りケース230から引き出した一例を示す図であ
る。同図(b)に示すように、可撓性フィルター200
の下側部には、可撓性フィルター200が折れ曲がらな
いようにするための張設棒234が備えられている。ま
た、可撓性フィルター200を巻取りケース230から
引き伸ばして表示画面260上に展開する際には、図5
(a)に示すように、張設棒234を立体視表示装置2
50の下部に固着された固定バサミ270で挟持させ
る。図5(b)は、固定バサミ270の側面図であり、
図5(c)は、張設棒234を固定バサミ270に上方
から差し込んだ状態を示す側面図である。張設棒234
を固定バサミ270から取出す場合は、張設棒234を
固定バサミ270の開口部272に向かって引き出す。
【0035】なお、可撓性フィルター200には、常に
巻取りケース230から巻き戻しの力が付勢されてい
る。したがって、張設棒234が固定バサミ270によ
って挟持されることで、可撓性フィルター200は、し
わが寄ることなく表示画面上に展開される。
【0036】次に、本発明のフィルターを携帯型のゲー
ム装置に適用した場合の例を説明する。図6は、携帯型
ゲーム装置350の外観斜視図である。同図において、
携帯型ゲーム装置350は、図1に示す立体視表示装置
と同等にレンチキュラレンズを用いて立体視表示をする
表示画面352と、入力ボタン354と、板状フィルタ
ー300によって主に構成される。また、板状フィルタ
ー300は、軸360により携帯型ゲーム装置350の
表示画面352の上方に軸着されている。
【0037】また、携帯型ゲーム装置350には、立体
画像を表示中に点灯するランプ356と、平面画像を表
示中に点灯するランプ358を有する。プレーヤは、立
体視表示用のランプ356が点灯している際には、表示
画面352を直接見えるように、軸360を中心として
板状フィルタ300を持ち上げて、立体視表示のゲーム
を楽しむ。一方、平面表示用のランプ358が点灯して
いる場合には、板状フィルタ300を下ろして表示画面
352上を覆うことで平面表示のゲームを楽しむ。
【0038】このように、本発明のフィルターを携帯型
ゲーム装置350に適用する場合には、立体視表示用の
画像と平面表示用の画像とを切替えて生成・表示できる
必要がある。例えば、プレーヤの操作指示に応じて、所
与の視点が3次元ゲーム空間上を移動するゲームにあっ
ては、ゲーム装置は、携帯型であるなしにかかわらず、
立体画像と平面画像とをプレーヤの操作指示に応じてリ
アルタイムに生成しなければならない。
【0039】あるいは、ゲームの進行に応じてリアルタ
イムに生成する画像は平面画像のみとし、ストーリー解
説やエンディング等のプレーヤの入力に左右されないビ
デオシーンにおいてのみ、立体画像を表示するものであ
ってもよい。すなわち、ゲームプログラムには、予め右
目用の画像と左目用の画像とが交互に合成された立体視
表示用の合成画像がビデオとして記憶されており、携帯
型ゲーム装置350は、記憶された画像データをそのま
ま出力するものであってもよい。
【0040】以下に、リアルタイムに立体画像と平面画
像とを生成する携帯型ゲーム装置350を実現するため
の構成を説明する。図7は、携帯型ゲーム装置350の
機能ブロックの一例を示す図である。同図において、携
帯型ゲーム装置350は、操作部1000、処理部11
00、表示部1200、情報記憶媒体1300とから構
成される。
【0041】操作部1000は、ゲームにおける自キャ
ラクタの操作や、ゲームの開始/中止の指示、あるい
は、立体視表示と平面表示の切替え指示等を入力するた
めのものである。なお、図6に示す入力ボタン354が
操作部1000に相当する。
【0042】処理部1100は、主に、ゲーム演算部1
110、画像生成部1120、立体画像生成部1130
とから構成され、CISC型やRISC型のCPU、D
SP、画像取込専用のIC等のハードウェアにより実現
できる。
【0043】ゲーム演算部1110は、操作部1000
からの入力指示に応じて情報記憶媒体1300からゲー
ムプログラムを読出し、ゲーム空間を構築する。また、
操作部1000からの操作指示に応じて、構築したゲー
ム空間中の自キャラクタや敵キャラクタの位置、ゲーム
空間における視点位置等を演算し、ゲームを実行する。
そして、ゲーム空間中における各種座標データを画像生
成部1120に出力する。
【0044】例えば、ゲーム演算部1110は、ゲーム
プログラムから平面画像を生成するためのコマンドを読
み出した場合、あるいは、操作部1000から平面画像
を生成するための指示信号が入力された場合には、ゲー
ム空間において1つの視点位置を決定し、決定した視点
の座標データを画像生成部1120に出力する。また、
平面画像を表示していることをプレーヤに知らせるため
のランプ358を点灯させるための指示信号を表示部1
200に出力する。
【0045】一方、ゲームプログラムから立体画像を生
成するためのコマンドを読み出した場合、あるいは、操
作部1000から立体画像を生成するための指示信号が
入力された場合には、ゲーム演算部1110は、右目用
の画像を生成するための視点位置と、左目用の画像を生
成するための視点位置とを計算し、ゲーム空間における
各種座標データとともに画像生成部1120に出力す
る。また、立体視表示用のランプ356を点灯させるた
めの指示信号を表示部1200に出力する。
【0046】画像生成部1120は、ゲーム演算部11
10からゲーム空間における各種座標データが入力され
ると、視点位置に応じた画像を生成する。したがって、
ゲーム演算部1110あるいは操作部1000から立体
画像を生成するための指示信号が入力された場合には、
ゲーム演算部1110から入力される右目用の視点位置
に基づく画像と、左目用の視点位置に基づく画像の2種
類を生成する。そして、生成した2種類の画像を立体画
像生成部1130に出力する。一方、表示する画像が平
面画像である場合には、画像生成部1120は、生成し
た1種類の画像を表示部1200に出力する。
【0047】立体画像生成部1130は、画像生成部1
120から入力された2種類の画像を合成して立体画像
を生成し、表示部1200に出力する。ここに、2種類
の画像の合成とは、右目用の画像と左目用の画像とを1
つあるいは複数の画素毎に交互に配列させることであ
る。
【0048】表示部1200は、液晶パネルをコントロ
ールして、画像生成部1120あるいは立体画像生成部
1130から入力される画像を出力する。また、ゲーム
演算部1110から立体視表示用のランプ356あるい
は平面表示用のランプ358を点灯するための指示信号
が入力されると、該指示信号に応じて指定されたランプ
を点灯させる。
【0049】情報記憶媒体1300は、ゲームプログラ
ム、立体画像用の各視点位置を計算するためのプログラ
ム、平面画像用の視点位置を計算するためのプログラム
等を記憶する。この情報記憶媒体1300の機能は、C
D−ROM、メモリ、ハードディスク等のハードウェア
により実現できる。
【0050】次に、図6に示す携帯型ゲーム装置350
を実現できるハードウェアの構成の一例について、図8
を用いて説明する。同図に示す装置では、CPU150
0、RAM1510、ROM1520、情報記憶媒体1
530、I/Oポート1540、1590、ディスプレ
イコントローラ1560、フレームバッファ1580が
システムバス1610により相互にデータ入出力可能に
接続されている。そして、I/Oポート1540には、
コントロール装置1550が接続され、ディスプレイコ
ントローラ1560には、液晶パネルディスプレイ15
70が接続され、I/Oポート1590には、ランプ1
600が接続されている。
【0051】情報記憶媒体1530は、ゲームプログラ
ム、表示物を表現するための画像データ、立体画像およ
び平面画像を生成するためのプログラム等が主に格納さ
れるものである。情報記憶媒体1530としては、RO
M等のメモリやハードディスクが用いられる。また、R
OM1520には、システムプログラム(装置本体の初
期化情報等)が記憶される。
【0052】コントロール装置1550は、図6に示す
入力ボタン354に相当するものであり、ユーザがゲー
ムの進行に応じて行う判断の結果を装置本体に入力する
ための装置である。
【0053】CPU1500は、情報記憶媒体1530
に記憶されるプログラム、ROM1520に記憶される
システムプログラム、コントロール装置1550によっ
て入力される信号等に従って、装置全体の制御や各種デ
ータ処理を行う。RAM1510は、このCPU150
0の操作領域として用いられる記憶手段であり、情報記
憶媒体1530やROM1520の所与の内容、あるい
はCPU1500の演算結果が格納される。
【0054】また、CPU1500は、図7に示す処理
部1000の処理を実行する。したがって、CPU15
00は、ゲームプログラムに基づいてゲーム演算処理を
実行する他、画像の生成処理を実行する。例えば、ゲー
ムの進行やゲームの種類に応じて平面画像を生成する場
合には、3次元ゲーム空間上の1つの視点に基づく画像
を生成し、画像データとしてフレームバッファ1580
に出力する。また、立体画像を生成する場合には、右目
用と左目用の2つの視点に基づく画像をそれぞれ生成
し、その2つの画像を合成して、画像データとしてフレ
ームバッファ1580に出力する。
【0055】フレームバッファ1580は、CPU15
00によって生成され、液晶パネルディスプレイ157
0に表示される1フレーム分の画像データを一時的に記
憶するための記憶手段であり、所与の出力タイミングに
合わせてディスプレイコントローラ1560に出力す
る。ディスプレイコントローラ1560は、フレームバ
ッファ1580から入力される画像データに基づいて液
晶パネルディスプレイ1570に出力するための画素情
報を生成する集積回路である。なお、液晶パネルディス
プレイ1570は、図1に示すレンチキュラレンズ40
および液晶パネル30を用いた平面ディスプレイであ
る。
【0056】また、ランプ1600は、図6に示すラン
プ356,358に対応するものであり、CPU150
0から入力される指示信号に応じて点灯する。なお、ラ
ンプ1600は、発光ダイオード等の発光機能を有する
ものにより実現される。
【0057】なお、携帯型ゲーム装置の外部構成を図9
に示す形態にしてもよい。すなわち、携帯型ゲーム装置
450の表示画面452が、装置本体から凹んだ構成で
あり、板状フィルター400は、装置本体450の凹段
部458と同形で、凹段部458に嵌合される構成であ
ってもよい。なお、板状フィルター400には取っ手4
02があり、凹段部458に嵌合された板状フィルター
400を取出す際に、取っ手402を持って引き出す構
成とする。あるいは、図4に示すような巻取りケースを
携帯型ゲーム装置の表示画面の一辺に備え、該巻取りケ
ース内に巻き取られた可撓性フィルターを引き出して使
用する構成にしてもよい。
【0058】また、携帯型ゲーム装置450は、同図に
示すように、底面にカートリッジスロット456を備
え、各種ゲームプログラムが格納されたカートリッジを
カートリッジスロット456に装着することで種々のゲ
ームを楽しむ構成であってもよい。したがって、カート
リッジに格納されるソフトに応じて、あらゆる立体視表
示や平面表示のゲームを楽しむことができる。
【0059】以上に、本発明を携帯型ゲーム装置に適用
する場合について説明したが、これに限られるものでは
ない。例えば、図10に示すような電子百科辞典550
に適用することもできる。同図における電子百科辞典5
50は、主に、表示画面552、入力ボタン554、板
状フィルター500により構成されている。板状フィル
ター500は、軸558によって電子百科辞典550に
軸着されている。また、装置本体550の底面にはカー
トリッジスロット556を備えている。なお、表示画面
552は、図1に示すように、液晶パネル、レンチキュ
ラレンズにより構成されている。
【0060】電子百科辞典550のカートリッジスロッ
ト556に装着されるカートリッジ560−1、560
−2、…(以下、総称してカートリッジ560とする)
には、「人体」や「世界の車」等の項目別に整理された
百科辞典の情報が記憶される。そして、カートリッジ5
60を電子百科辞典550にセットすることで各辞典の
情報を閲覧することができる。
【0061】また、各カートリッジ560には、百科辞
典の文字による説明文がテキスト形式で記憶されてお
り、各説明文には、対応する合成画像(立体図)がリン
クして記憶される。なお、合成画像とは、右目用の画像
と左目用の画像とが予め合成されたものであり、電子百
科辞典550本体は、読み出した画像データにしたがっ
て液晶パネルをコントロールし、出力することとする。
【0062】例えば、「胃」について調べる場合、ユー
ザは、「人体」のカートリッジ560をカートリッジス
ロット556にセットする。そして、検索画面により
「胃」を検索することで、図11(a)に示すように文
字による「胃」の解説が表示される。また、表示画面5
52には、文章による解説とともに、「立体図」や、
「メニュー」「戻る」といった選択項目が表示されてお
り、ユーザが入力ボタン554により選択できるように
なっている。この時、板状フィルター500は、図11
(b)に示すように表示画面552上に閉じた状態であ
る。
【0063】そして、ユーザが入力ボタン554により
「立体図」を選択した場合、図11(c)に示すような
胃の立体視映像が表示される。但し、図11(c)に
は、胃が平面的に描いてあるが、実際には表示画面から
胃の映像が浮き出て見えることとなる。立体視表示をす
る場合には、図11(d)に示すように、板状フィルタ
ー500を、軸558を中心に持ち上げることで表示画
面552から外し、レンチキュラレンズによる屈折した
光、すなわち立体視映像を見るようにする。
【0064】このように、百科辞典の図解を立体視映像
によって解説することで、例えば、DNAの2重螺旋構
造のような複雑な図もわかりやすく表現することが可能
となり、より百科辞典としての機能を発揮することがで
きる。また、文章による解説を従来通りに平面的に表示
すれば、読みやすく、ユーザに疲労感を与えることがな
い。
【0065】あるいは、電子機器として、立体視表示装
置を有するカーナビゲーターに本発明のフィルターを適
用することも可能である。例えば、立体視表示において
は、ジオラマのように、橋や立体高速道路、山などを高
度に応じて浮かせて表示したり、海や川を他の領域より
も沈ませて表示する。そして、平面表示においては、表
示画面にフィルターを装着させて、通常通りの地図を表
示する。具体的には、平面表示用と立体視表示用の2種
類の地図データを予め記憶する。そして、当該カーナビ
ゲーターが有するアンテナを介して人工衛星等との通信
を実行し、当該アンテナが存在する位置(上記地図デー
タにおける座標)を解析する。そして、解析した位置近
傍の地図を、ユーザによる入力指示に応じて立体画像あ
るいは平面画像として表示画面に出力する。
【0066】このように、本発明におけるフィルター
は、レンチキュラレンズ等のレンズ板を用いて立体視表
示をする表示装置、あるいは、レンズ板により立体視表
示をする表示画面を有する電子機器に対して有効であ
る。
【0067】なお、本発明は、上記実施の形態で説明し
たものに限らず、種々の変形実施が可能である。例え
ば、上記実施例では、フィルターを立体視表示装置や電
子機器に対して着脱可能な形態について説明したが、立
体視表示装置や電子機器がフィルターを格納する形態で
あってもよい。以下に、フィルターを格納する携帯型ゲ
ーム装置の例について説明する。
【0068】図12(a)は、板状フィルターを格納す
る携帯型ゲーム装置950の外観斜視図であり、(b)
は、(a)に示す携帯型ゲーム装置950のa−a´線
矢視断面図である。図(a),(b)に示すように、表
示画面952と同形の板状フィルター900は、その一
辺(正面から見て上方)に凸型の取っ手902を備え、
表示画面952(液晶パネルおよびレンチキュラレン
ズ)に重ねられる。また、板状フィルター900は、表
示画面952に並行してスライド可能に設計され、携帯
型ゲーム装置950の内部、すなわち、入力ボタン95
4のモジュール956の下層に設けられた格納部904
に格納される。
【0069】したがって、平面表示をする際には、取っ
手902を表示画面952に沿って下から上にスライド
させることによって、モジュール956の下層に格納さ
れていた板状フィルター900を引き出して表示画面9
52を覆う。一方、立体視表示をする場合には、取っ手
902を表示画面952の上から下へ引き下げること
で、板状フィルター900を携帯型ゲーム装置956の
内部に格納する。
【0070】あるいは、格納可能なフィルターとして、
可撓性フィルター910を採用することとしてもよい。
図12(c)は、可撓性フィルター910を採用した携
帯型ゲーム装置960の、図12(b)と同一方向によ
る断面図である。具体的には、携帯型ゲーム装置の筐体
の内側に可撓性フィルター910の格納部兼、可撓性フ
ィルター910の移動を誘導するための溝914を設
け、溝914に沿って撓んだ形状に可撓性フィルター9
10を表示画面962の下層に格納する。可撓性フィル
タ910の一辺には取っ手912が備えられ、取っ手9
12を表示画面962に沿って下方にスライドさせるこ
とで、上記溝914に沿って可撓性フィルター910が
引き出される。
【0071】ただし、この場合における可撓性フィルタ
ー910には、可撓性フィルター910を格納する方向
の張力が働いていない。このため、可撓性フィルター9
10は、円滑に格納させるために、圧力に対する適度な
応力を持つ、すなわち、適度な弾力を持つ素材であるこ
とが望ましい。または、図4に示すような、可撓性フィ
ルターに張力を働かせるための巻取りケースを携帯型ゲ
ーム装置の内部に格納し、可撓性フィルターを引き出し
て使用する形態にしてもよい。
【0072】また、デスクトップタイプの立体視表示装
置にフィルターを装着させる例として、図3、図4に示
す板状フィルター、可撓性フィルターを提案したが、例
えば、図13に示すように手で支持するタイプのもの
(a)や、立体視表示装置に釣支するタイプのもの
(b)であってもよい。あるいは、図12(c)に示す
ように、可撓性フィルターを立体視表示装置の裏側に格
納したり、可撓性フィルターを巻き取った巻取りケース
(図4参照)をデスクトップの一辺に格納させ、可撓性
フィルターを使用時に引き出す形態にしてもよい。ま
た、可撓性フィルターは、図13(c)に示すように、
表示画面の一部を覆うものとして圧着させるタイプのも
のとしてもよい。
【0073】また、立体視表示装置を備える電子機器に
おいて、フィルターの着脱を検知するセンサを設け、該
センサの検知信号に応じて立体画像と平面画像とを切り
替えて表示する構成にしてもよい。したがって、例え
ば、立体視および平面表示が可能なカーナビゲータにお
いて、フィルターを着脱するだけで自動的に表示が切り
替わることとなり、画像の切替ボタン等を探す必要がな
く、より一層便利なものとなる。
【0074】あるいは、上記実施の形態では、立体視表
示装置として、レンチキュラレンズによって光に指向性
を与えるタイプのものを上げたが、水平方向だけでなく
垂直方向の視差を持たせる蝿の目レンズ板を利用したタ
イプの立体視表示装置にも本発明のフィルターを適用す
ることが可能である。
【0075】また、本実施の形態では、2眼式の立体視
表示装置、すなわち、右目用の画像と左目用の画像とを
合成した合成画像を表示する立体視表示装置を例に説明
をしたが、4眼、5眼式等の多眼式立体視表示装置にも
適用可能である。また、本発明のフィルターは、液晶パ
ネルを採用したディスプレイに適用することが最適であ
るが、レンズ板によって光に指向性を与えて立体視表示
を実現するものであれば、プラズマディスプレイ、T
V、プロジェクター等による立体視表示装置にも適用可
能である。
【0076】また、平面画像と立体画像とは切り替えて
表示することとして説明したが、立体画像内の一部に平
面画像を含ませることとしてもよい。例えば、図7にお
いて、画像生成部1120が生成する右目用の画像と左
目用の画像の一部に同一の画像を合成する。そして、立
体画像生成部1130により右目用と左目用の画像を合
成して立体画像を生成する。したがって、当該一部に
は、当該同一の画像が平面画像として表示されることと
なる。そして、当該同一画像が表示される位置に、図1
3(c)に示したようなフィルターを圧着することによ
り平面表示として視認することができる。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、レンズ板を用いた立体
視表示装置の画面から出射される光の指向性をフィルタ
ーにより拡散し、各画素から出射する光を両眼に与える
ことができる。すなわち、レンズ板を用いた立体視表示
装置において、フィルターを用いることでより簡単に平
面的な画像を表示することが可能となる。したがって、
画像を表示する用途、情報の内容等に応じて、立体画像
と平面画像の2種類を表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】立体視表示装置の簡略断面図。
【図2】立体視表示装置にフィルターを装着した簡略断
面図。
【図3】(a)は、立体視表示装置および板状体フィル
ターの一例を示す図。(b)は、立体視表示装置に板状
体フィルターを装着した例を示す図。
【図4】(a)は、立体視表示装置に可撓性フィルター
の巻取りケースを固着した一例を示す図。(b)は、可
撓性フィルターを巻取りケースから引き出した一例を示
す図。
【図5】(a)は、張設棒を固定バサミに差し込んだ状
態を示す斜視図。(b)は、固定バサミの側面図。
(c)は、張設棒を固定バサミに差し込んだ断面図。
【図6】携帯型ゲーム装置の一例を示す外観斜視図。
【図7】携帯型ゲーム装置の機能ブロックの一例を示す
図。
【図8】携帯型ゲーム装置のハードウェア構成を示す
図。
【図9】携帯型ゲーム装置の板状体フィルターの変形例
を示す図。
【図10】電子百科辞典の一例を示す外観斜視図。
【図11】(a)は、平面表示の一例を示す図。(b)
は、平面表示中の電子百科辞典の外観斜視図。(c)
は、立体視表示の一例を示す図。(d)は、立体視表示
中の電子百科辞典の外観斜視図。
【図12】(a)は、板状フィルターを格納するタイプ
の携帯型ゲーム装置の外観斜視図。(b)は、(a)に
示す携帯型ゲーム装置の断面図。(c)は、可撓性フィ
ルターを格納するタイプの携帯型ゲーム装置の断面図。
【図13】(a)は、手で持つタイプのフィルターを示
す図。(b)は、釣支するタイプのフィルターを示す
図。(c)は、圧着するタイプのフィルターを示す図。
【符号の説明】
50 立体視表示装置 10 フィルター 20 バックライト 30 液晶パネル 40 レンチキュラレンズ 120 立体視表示装置 100 板状フィルター 130 側部 140 凹段部 150 表示画面 160 凹部 250 立体視表示装置 200 可撓性フィルター 230 巻取りケース 232 引出部 234 張設棒 260 表示画面 270 固定バサミ 272 開口部 350 携帯型ゲーム装置 300 フィルター 352 表示画面 354 操作ボタン 356 立体視表示用ランプ 358 平面表示用ランプ 360 軸 1000 操作部 1100 処理部 1110 ゲーム演算部 1120 画像生成部 1130 立体画像生成部 1200 表示部 1300 情報記憶媒体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/00 361 G09F 9/00 361 5G435 H04N 5/64 531 H04N 5/64 531 13/04 13/04 Fターム(参考) 2H042 BA01 BA16 2H059 AB13 2H088 EA06 HA05 HA06 HA10 HA26 MA20 2H091 FA28X FA32X FB02 FD06 FD13 GA11 LA13 MA01 5C061 AA07 AB14 AB17 AB24 5G435 AA01 BB12 BB15 CC11 EE25 GG06 GG11

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メガネなし立体視表示装置に着脱自在に装
    着されるフィルターであって、 立体視表示装置から出力される指向性を持った入射光を
    拡散して透過させることにより、表示される平面画像を
    平面表示として視認させることを特徴とするフィルタ
    ー。
  2. 【請求項2】前記立体視表示装置は、レンチキュラレン
    ズを有する立体視表示装置であることを特徴とする請求
    項1記載のフィルター。
  3. 【請求項3】請求項1または2記載のフィルターであっ
    て、 前記立体視表示装置において表示される画像の一部を平
    面表示として視認させることを特徴とするフィルター。
  4. 【請求項4】可撓性を有することを特徴とする請求項1
    から3のいずれか記載のフィルター。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか記載のフィルタ
    ーと、メガネなし立体視表示装置とを備え、平面画像と
    立体画像とを切り替えて表示することを特徴とする電子
    機器。
  6. 【請求項6】請求項5記載の電子機器であって、 前記フィルターを格納する格納部を備えることを特徴と
    する電子機器。
  7. 【請求項7】ゲームの進行に応じて自動的に、平面画像
    と立体画像とを切り替えて前記立体視表示装置に表示す
    る携帯型のゲーム装置であることを特徴とする請求項5
    または6記載の電子機器。
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