JP2001330494A - ガス遮断装置 - Google Patents

ガス遮断装置

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JP2001330494A JP2000153997A JP2000153997A JP2001330494A JP 2001330494 A JP2001330494 A JP 2001330494A JP 2000153997 A JP2000153997 A JP 2000153997A JP 2000153997 A JP2000153997 A JP 2000153997A JP 2001330494 A JP2001330494 A JP 2001330494A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガス器具使用開始時、再液化による急激な圧
力変動が発生しても流速変化より再液化状態を検出しガ
ス供給設備の異常を正確に監視するガス遮断装置を提供
する。 【解決手段】 流速検出手段18がガス流速を計測し、
流量演算手段24が流量に換算し、流量変化演算手段2
7が流量変化率を求め、求めた流量変化率を変化率設定
手段28での設定値と比較して再液化判定手段29が再
液化と判定した時、圧力低下判定手段30が圧力検出手
段8で検出した供給圧力が所定圧力以下と判定しても、
前記再液化と判定されている間は、圧力判定遅延手段3
1が供給圧力判定信号を報知手段33に出力停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス器具の使用時
にLPガス供給設備である圧力調整器の異常を検出し、
ガス供給設備の安全監視を行うガス遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のガス遮断装置は、例えば
特公平7−43124号公報に示されるようなものが知
られている。図3はこのガス遮断装置のブロック図であ
る。
【0003】図3において、1はLPガスボンベ、2は
LPガスボンベの元栓、3は圧力調整器、4はガスメー
タ、5はガス器具、8は圧力検出手段である圧力セン
サ、9は流量検出手段である流量センサ、10は判定手
段、11は出力手段、12はコンパレータ、13はコン
パレータ、14はゲート回路、15はタイマ回路であ
る。判定手段10は、構成の仕方により最高圧力異常(
330mmH2Oを超える場合) 、最低圧力異常( 23
0mmH2O以下の場合) の2つに対応する。
【0004】次に従来例の構成の動作を説明する。まず
最高圧力異常検出の場合を説明する。圧力調整器3の圧
力調整機能が正常に動作している場合には、ガス器具使
用状態ではガス供給設備内のガス圧は230〜330m
mH2Oの間に保たれている。コンパレータ12は流量
センサ9の出力があるレベル以上になったとき出力する
様に設定されている。コンパレータ13は圧力センサ8
の出力が330mmH 2O以上になった時に出力するよ
うに設定されている。ゲート回路14はコンパレータ1
2からの信号がある時のみコンパレータ13の出力をタ
イマ回路15に伝える。従って、流量センサ9にあるレ
ベル以上の信号がある時のみ圧力センサ8の信号がタイ
マ回路15に伝わり、もし圧力が330mmH2O以上
であれば、タイマ回路15が動作する。タイマ回路15
はある時間以上信号がある時出力手段11に信号出力す
る。異常が知らされた出力手段11ではLEDを点灯或
いは点滅させて異常を通知する。
【0005】次に最低圧力異常の場合について説明す
る。圧力センサ8の情報と流量センサ9の情報とを利用
する。コンパレータ12は流量センサ9の出力があるレ
ベル以上になった時出力する。コンパレータ12は圧力
センサ8の出力が230mmH 2O以上になった時出力
する。ゲート回路14はコンパレータ12からの信号が
あるときのみコンパレータ13の出力をタイマ回路15
に伝える。流量センサ9にあるレベル以上の信号があ
り、圧力が230mmH2O以下であればタイマ回路1
5が動作する。タイマ回路15はある時間以上信号があ
る時出力手段11に信号出力する。異常が知らされた出
力手段11ではLEDを点灯或いは点滅させて異常を通
知する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、長時間ガス器具の使用を停止した場合、ガ
スメータ4を設置した上流側つまりガス供給設備である
圧力調整器3とLPガスボンベ1との間で、LPガスが
液化状態になっている場合があり、再びガス器具を使用
する際に液化したLPガスが圧力調整器3の下流側で漏
れて圧力変動することがある。しかしながら上記従来の
構成では、判定手段10が再液化による瞬時的な圧力変
動を誤判定し、間違って警告報知してしまうおそれがあ
った。
【0007】そこで本発明は上記問題点を解消し、長期
間のLPガス器具使用停止後にガス使用を再開する際、
流速変化の計測により、ガス供給設備が本当の異常か、
再液化等による変動圧力異常かを識別して供給設備監視
を行うガス遮断装置を提供することを目的としたもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は上記目的
を達成するために、ガス供給設備である圧力調整器の下
流側の圧力を検出する圧力検出手段と、媒体内の信号伝
搬時間を計測して流速を検出する流速検出手段と、この
流速検出手段で検出した流速より流量に換算する流量演
算手段と、この流量演算手段の出力信号より流量変化率
を求める流量変化演算手段と、流量変化が再液化による
ものか否かを判定するための流量変化率を設定する変化
率設定手段と、前記流量変化演算手段で検出した流量変
化率と前記変化率設定手段での設定値と比較し、再液化
判定を行う再液化判定手段と、前記流量演算手段からの
流量が所定流量以上の時に前記圧力検出手段の検出圧力
を判定し、検出圧力が所定圧力以下と判定された時に供
給圧低下信号を出力する圧力低下判定手段と、前記再液
化判定手段で再液化と判定されている間は前記圧力低下
判定手段からの供給圧力判定信号を出力停止する圧力判
定遅延手段と、この圧力判定遅延手段より出力された供
給圧低下信号を入力した時に警告報知を行う報知手段と
を備えたことを特徴とする。
【0009】本願第1発明によれば、ガス器具が長時間
停止され、ガス配管の上流に取り付けられた圧力調整器
とLPガス容器との間でLPガスが液化したような状態
で、再びガス器具を使用する場合、液化ガスがガス化し
圧力変動が生じ連動して流速が変化するが、流速検出手
段で流速を検出しその流速より流量を換算し、次に流量
の変化率を求め予め設定した再液化判定のための流量変
化率と比較し、変化率が所定値より大きい場合に再液化
状態と判定する。一方流量演算手段で求めた器具の使用
流量が所定流量以上の時に圧力検出手段により検出した
供給圧の異常かどうかを圧力低下判定手段で判定し、ガ
ス供給設備が異常かどうかを判定する。再液化状態と判
定された時には、圧力検出手段が本来の圧力調整器での
調整圧力ではなく液化ガスによる圧力変動による異常に
低い供給圧力を検出しても、圧力判定遅延手段により圧
力低下判定を遅延させるので、供給圧力低下と誤判定と
する不具合になることがなく、正確にガス供給設備の監
視を行える。
【0010】本願第2発明は上記目的を達成するため
に、ガス供給設備である圧力調整器の下流側の圧力を検
出する圧力検出手段と、媒体内の信号伝搬時間を計測し
て流速を検出する流速検出手段と、この流速検出手段で
検出した流速より流量に換算する流量演算手段と、この
流量演算手段の出力信号より流量変化率を求める流量変
化演算手段と、流量変化が再液化によるものか否かを判
定するための流量変化率を設定する変化率設定手段と、
前記流量変化演算手段で検出した流量変化率と前記変化
率設定手段での設定値と比較し、再液化判定を行う再液
化判定手段と、前記流量演算手段からの流量が所定流量
以上の時に前記圧力検出手段の検出圧力を判定し、検出
圧力が所定圧力以上と判定された時に供給圧異常信号を
出力する圧力異常判定手段と、前記再液化判定手段で再
液化と判定されている間は前記圧力異常判定手段からの
供給圧力判定信号を出力停止する圧力判定遅延手段と、
この圧力判定遅延手段より出力された供給圧異常信号を
入力した時に警告報知を行う報知手段とを備えたことを
特徴とする。
【0011】本願第2発明によれば、ガス器具が長時間
停止され、ガス配管の上流に取り付けられた圧力調整器
とLPガス容器との間でLPガスが液化したような状態
で、再びガス器具を使用する場合、液化ガスがガス化し
圧力変動が生じ連動して流速が変化するが、流速検出手
段で流速を検出しその流速より流量を換算し、次に流量
の変化率を求め予め設定した再液化判定のための流量変
化率と比較し、変化率が所定値より大きい場合に再液化
状態と判定する。一方流量演算手段で求めた器具の使用
流量が所定流量以上の時に圧力検出手段により検出した
供給圧の異常かどうかを圧力異常判定手段で判定し、ガ
ス供給設備が異常かどうかを判定する。再液化状態と判
定された時には、圧力検出手段が本来の圧力調整器での
調整圧力ではなく液化ガスによる圧力変動による異常に
高い供給圧力を検出しても、圧力判定遅延手段により圧
力異常判定を遅延させるので、供給圧力異常と誤判定と
する不具合になることがなく、正確にガス供給設備の監
視を行える。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のガス遮断装置の実
施形態を、図1と図2を参照して説明する。
【0013】(第1実施形態)図1は本発明の第1実施
形態のガス遮断装置の概略構成を示すブロック図であ
る。18は流速検出手段で、LPガス等のガス(媒体)
の流路1に対向設置された上流側振動子16、下流側振
動子17間で超音波信号を一方から他方に発信し、その
伝搬時間より使用ガスの流速を検出する。流速検出手段
18の1例として次の様な構成のものを採用している。
この流速検出手段18は、切替手段19と、送信手段2
0と、受信手段21と、繰返手段22と、伝搬時間計測
手段23とからなる。送信手段20と受信手段21とは
切替手段19に接続され、切替手段19はまず送信手段
20を上流側振動子16に、受信手段21を下流側振動
子17に接続し、次は送信手段20を下流側振動子17
に、受信手段21を上流側振動子16に接続するという
ように交互に送信手段20と受信手段21の接続先を切
り替える。繰返手段22は、切替手段19により上流側
振動子16に受信手段21を、下流側振動子17に送信
手段20をそれぞれ接続し、送信手段20から発信され
た超音波信号を下流側振動子17より流路1を経て上流
側振動子16から受信手段21で受信する超音波信号の
送信から受信迄を繰り返し行い、伝搬時間計測手段23
でその間の超音波信号の伝搬時間を計測する動作を繰り
返し行う。伝搬時間計測手段23は超音波信号の送信か
ら受信までの時間を計測し累積する。
【0014】次に切替手段19により下流側振動子17
に受信手段21を、上流側振動子16に送信手段20を
接続し、前述の動作を繰り返し行う。伝搬時間計測手段
23は最初に計測した伝搬時間と、次に切替手段19に
より切り替えた後に計測した信号伝搬時間とから伝搬時
間差を求める。
【0015】24は流量演算手段で、流速検出手段18
で求めた流速値より使用しているガス流量を換算し求め
る。25は異常判定手段で、流量演算手段24で求めた
ガス使用量から異常な使用状態かどうかを判定する。例
えばストーブ等の使用器具へガスを供給するホースが何
らかの原因で外れた時、発生する異常な大流量を監視す
るための合計流量遮断値や、器具の通常使用する最大使
用時間よりはるかに長く使用された場合に対応した使用
時間の制限時間を規定した使用時間遮断テーブル等が格
納されており、それに該当する異常がないかを監視す
る。26は遮断手段で、異常判定手段25から異常と判
定された時に遮断信号が出力されガスの流路1を遮断す
る。27は流量変化演算手段で、流量演算手段24で求
めた流量値より前回流量値を記憶しておき流量変化率を
求める。
【0016】28は変化率設定手段で、流量変化が再液
化によるものか或いは通常にガス器具を使用する際のガ
ス燃焼に伴うものなのかを識別する値が設定される。2
9は再液化判定手段で、流量変化演算手段27で求めた
流量変化率と変化率設定手段28で設定された再液化識
別値とを比較し、再液化識別値を超えている場合再液化
状態と判定し、超えていない場合には再液化状態ではな
いと判定する。
【0017】8は圧力検出手段で、LP容器(図示して
いない)より供給されるガス圧力を検出する。30は圧
力低下判定手段で、流量演算手段24より出力される流
量値が所定流量以上ならばガス器具の使用有りとして、
圧力検出手段8の信号を基にして供給ガス圧力が正常範
囲かどうかを判定する。正常時は230〜330mmH
2Oである。31は圧力判定遅延手段で、圧力低下判定
手段30で供給圧力が低く低下していると判定されても
再液化判定手段29より再液化状態との判定信号が出力
されていたならば、判定結果を出力しない。再液化状態
が解除された以降の供給圧判定結果のみ出力する。32
は異常タイマ手段で、圧力判定遅延手段31より供給圧
低下信号が出力される時間をカウントし、所定期間が経
過すれば、供給圧低下異常(供給圧下限異常)として出
力する。33は報知手段で、異常タイマ手段32より供
給圧力低下異常と判定された時に、ガス需要家やガス事
業者に供給圧異常として通知するため、例えばLCDや
LED素子等で表示したり、ガスセンタに対し、ガス需
要家宅で供給圧異常が発生したことを通報する。又異常
判定手段25でガスの使用状態が異常と判定され、遮断
手段26を駆動した場合、遮断状態や遮断内容を報知手
段33の液晶表示素子等に表示すると共にガスの安全監
視を行っているセンタに電話回線などで通報する。
【0018】次に上記構成の動作を説明する。ガス遮断
装置は図示していないが、通常上流側のLPガス容器に
高圧ホースに接続された圧力調整器と、下流側のガス器
具との間に設置される。ガス器具を使用した後や夜間等
では使用されない。特に冬季などLPガス容器と圧力調
整器との間にLPガスが液化し高圧ホース中にたまるこ
とがある。このような状態で翌日ガス器具を使用開始し
た場合、高圧ホース中の液化ガスが気化し、圧力調整器
の下流側に漏れて大きな圧力変動が生ずる。この圧力変
動によって流速が大きく変化し、ガス器具の燃焼状態が
不安定な状態となる。そこでこの圧力の異常な変動状況
を流速検出手段18で検出すると、圧力と連動して急激
な流速変化として求めることができ、圧力が高くなると
流速は大きくなり、逆に圧力が低下すると小さい流速と
して求めることができる。即ち液化ガスがガス化( 気
化) する時には圧力調整器は圧力を安定化させようとす
るが、ある期間では圧力の変動を生ずる。ここで流速検
出手段18の一例の動作を具体的に説明する。
【0019】流路( ガス配管) 1内で、斜向設置された
上流側振動子16、および下流側振動子17との間で超
音波信号を送受信する。切替手段19により上流側振動
子16に送信手段20が接続され、一方受信手段21に
下流側振動子17が接続され、送信手段20から発信さ
れた信号を上流側振動子16から下流側振動子17を介
し受信する。この動作を繰返手段22で設定された回数
だけ行う。いわゆるシングアラウンド系を構成する。送
信手段20より発射された超音波信号を受信手段21が
受信する迄の伝搬時間を累積し、その時間を伝搬時間計
測手段23で求める。
【0020】次に、切替手段19は下流側振動子17に
送信手段20を接続する一方、上流側振動子16に受信
手段21を接続する。送信手段20より出力された超音
波信号は、下流側振動子17を介して流路1を経て上流
側振動子16に接続された受信手段21で受信される。
この動作は繰返手段22で設定された回数だけ行う。送
信手段20より送信された超音波信号が受信手段21で
受信される迄の伝搬時間を伝搬時間計測手段23で累積
し求め、更に上流から下流へ超音波信号を送信した時の
伝搬時間と、下流から上流へ送信した時の伝搬時間とか
ら伝搬時間差を求める。流量演算手段24は伝搬時間計
測手段23で求めた伝搬時間を流速値Vに換算し、流速
値Vを流量値Qに換算する。図1でAはガスの流れる方
向を示す。図示していないが、ガス供給設備である圧力
調整器はAの上流方向に設置されている。
【0021】前述の様にして流速を計測すると、流量演
算手段24で流量に換算され流量変化演算手段27で前
回計測した流量との流量変化率が演算される。求めた流
量変化率は再液化判定手段29で変化率設定手段28で
設定した再液化状態と識別するための流量変化率(所定
値)と比較され、所定値より大きい場合再液化状態と判
定する。又再液化状態がなくなると本来のガス供給圧状
態に安定するので、圧力変動が小さくなり再液化判定手
段29より再液化無と判定出力が出される。一方圧力検
出手段8は、LP容器より圧力調整器を介して送られて
くるガスの供給圧力を検出する。供給圧力はガス器具を
使用時の圧力であり、通常230〜330mmH2Oの
範囲である。まずガス器具を使用している場合、流量演
算手段24より所定以上の流量がありとして信号出力さ
れる。圧力低下判定手段30では流量演算手段24から
所定流量以上の流量信号があれば、圧力検出手段8で検
出した供給圧の判定を行う。即ちガス切れなどの圧力低
下と区別して例えば23mmH2O等のしきい値以下か
どうかを判定する。
【0022】ところが再液化状態の場合にはかなり大き
い圧力変動があり、ガス器具を使用し所定流量以上あっ
ても変動圧力の低い部分を検出して供給圧低下信号が出
力される場合がある。しかし再液化判定手段29で、再
液化状態との判定信号が圧力判定遅延手段31に出力さ
れていたならば、圧力低下判定手段30は供給圧低下判
定信号を出力しない。再液化状態が無くなった以降で、
供給圧異常が継続した場合、或いは発生した場合異常タ
イマ手段32でカウントし所定回数なり所定期間が経過
すると、供給圧低下異常として報知手段33に表示、通
報する。警告報知信号を報知手段33が入力すると、供
給圧低下異常としてLCDやLED素子等の表示手段で
器具使用注意の警告表示を出力すると共に、通信手段を
介してLPガスの保安センタ等に報知し、需要家のガス
使用状態を監視しているセンタに供給設備の改善注意勧
告を行うことができる。
【0023】このように、ガス器具使用停止中に、ガス
供給設備である圧力調整器とLPガス容器との間でLP
ガスが再液化し、その後ガス器具の使用時に発生する圧
力変動により急激な流速変化を検出し、その流量変化率
より再液化状態と判定すると、圧力低下判定手段30に
よる供給圧低下判定を一時的に遅延させることができる
ので、誤って供給設備異常と判定することなく又ガス事
業者に不要な出動をさせることなく、正確にガス供給圧
の監視を行え安全性や信頼性及び使い勝手が向上する。
【0024】すなわち、ガス器具が長時間停止されガス
遮断装置が設置された配管の上流に取付けられた圧力調
整器とLPガス容器との間にLPガスが液化したような
状態から再びガス器具を使用する場合、液化ガスがガス
化し圧力変動が生じ連動して流速が変化するが、流速検
出手段18で流速を検出しその流速より流量演算手段2
4で流量換算し、次に流量変化演算手段27で流量の変
化率を求め予め設定した再液化識別のための流量変化率
と比較し、変化率が所定値より大きい場合に再液化状態
と判定し、一方流量演算手段24で求めた器具流量が所
定流量以上のとき圧力検出手段8により検出した供給圧
の異常かどうかを圧力低下判定手段30で判定し、ガス
供給設備が異常かどうかを判定するが、再液化時本来の
圧力調整器での調整圧力ではなく液化ガスによる圧力変
動により圧力検出手段8が異常に低い供給圧力を検出し
ても、再液化状態と判定している時は圧力判定遅延手段
31により供給圧力低下判定を遅延させるので、供給圧
力低下と誤判定する不具合を防止でき、正確にガス供給
設備の監視を行える。
【0025】(第2実施形態)図2は本発明の第2実施
形態のガス遮断装置の概略構成を示すブロック図であ
る。図2において、第1実施形態と同一機能を有する構
成要素には同一番号を付しその説明や動作説明は詳述し
ない。
【0026】第2実施形態において、34は圧力異常判
定手段で、LPガス等のガス(媒体)の流路1に設置さ
れ、ガス供給設備である圧力調整器の異常監視を行う
が、まず流速検出手段18で流速を検出して流量演算手
段24でそれを流量に換算し、所定流量以上の時に圧力
検出手段8により検出したガス供給圧力が予め設定され
た圧力値より高いかどうかを判定する。図示していない
が圧力異常判定手段34にはガスストーブやガス給湯器
等の各種ガス器具が正常に燃焼できる上限の圧力値が予
め設定されており、圧力検出手段8の検出圧と比較し異
常に高い圧力かどうかを判定する。
【0027】次に上記構成の動作を第2実施形態の主要
部分を中心に説明する。前述したようにガス遮断装置
は、上流側のLPガス容器に高圧ホースで接続された圧
力調整器と、下流側のガス器具との間に設置されてい
る。
【0028】流速検出手段18により第1実施形態と同
様にしてガス流速を計測すると、流量演算手段24で流
量に換算され流量変化演算手段27で前回計測した流量
との流量変化率が演算される。求めた流量変化率は再液
化判定手段29で変化率設定手段28で設定した再液化
状態と識別するための流量変化率(所定値)と比較さ
れ、所定値より大きい場合再液化状態と判定する。又再
液化状態がなくなると本来のガス供給圧状態に安定する
ので、圧力変動が小さくなり再液化判定手段29より再
液化無と判定出力が出される。一方圧力検出手段8はL
P容器より圧力調整器を介して送られてくるガス供給圧
力を検出する。供給圧力はガス器具を使用時の圧力であ
り、通常230〜330mmH2Oの範囲である。まず
ガス器具を使用している場合、流量演算手段24より所
定以上の流量がありとして信号出力される。圧力異常判
定手段34では流量演算手段24から所定流量以上の流
量信号があれば、圧力検出手段8で検出した供給圧の判
定を行う( 例えば330mmH2O以上かを判定する)
【0029】ところが再液化状態の場合にはかなり大き
い圧力変動があり、ガス器具を使用し所定流量以上あっ
ても変動圧力の異常に高い圧力値を検出し、供給圧異常
信号が出力される場合がある。しかし再液化判定手段2
9で、再液化状態との判定信号が圧力判定遅延手段31
に出力されていたならば、圧力異常判定手段34は供給
圧異常判定信号を出力しない。再液化状態が無くなった
以降で、供給圧異常が継続した場合、即ち供給圧上限異
常が継続した時、或いは発生した場合異常タイマ手段3
2でカウントし所定回数なり所定期間経過すると、供給
圧異常として報知手段33に表示、通報する。即ち以上
のようにして再液化状態はガス器具使用開始時に生ずる
一時的な圧力変動であり、ガス供給設備の異常により圧
力値が高くなったのと区別する必要がある。警告報知信
号を報知手段33が入力すると、供給圧異常としてLC
DやLED素子等の表示手段で器具使用注意の警告表示
を出力すると共に、通信手段を介してLPガスの保安セ
ンタ等に報知し、需要家のガス使用状態を監視している
センタに供給設備の改善注意勧告を行うことができる。
【0030】このように、ガス器具使用停止中に、ガス
遮断装置が設置された上流でLPガスが再液化し、その
後ガス器具の使用時に発生する圧力変動により急激な流
速変化を検出し、その流量変化率より再液化状態と判定
すると、圧力異常判定手段34による供給圧異常判定を
一時的に遅延させることができるので、誤って供給設備
異常と判定することなく又ガス事業者に不要な出動をさ
せることなく、正確にガス供給圧の監視を行え安全性や
信頼性及び使い勝手が向上する。
【0031】すなわち、ガス器具が長時間停止されガス
遮断装置が設置された配管の上流に取付けられた圧力調
整器とLPガス容器との間にLPガスが液化したような
状態から再びガス器具を使用する場合、液化ガスがガス
化し圧力変動が生じ連動して流速が変化するが、流速検
出手段18で流速を検出しその流速より流量演算手段2
4で流量換算し、次に流量変化演算手段27で流量の変
化率を求め予め設定した再液化識別のための流量変化率
と比較し、変化率が所定値より大きい場合に再液化状態
と判定し、一方流量演算手段24で求めた器具流量が所
定流量以上のとき圧力検出手段8により検出した供給圧
の異常かどうかを圧力低下判定手段30で判定し、ガス
供給設備が異常かどうかを判定するが、再液化時本来の
圧力調整器での調整圧力ではなく液化ガスによる圧力変
動により圧力検出手段8が異常に高い供給圧力を検出し
ても、再液化状態と判定している時は圧力判定遅延手段
31により供給圧力低下判定を遅延させるので、圧力異
常と誤判定する不具合がなく、又そのために早期に圧力
異常警告表示がでることもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、長
い未使用時間をおいてガスを使用再開して再液化が生じ
た場合、その流量変化を検出して再液化時に圧力検出手
段で検出した供給圧力値が異常に低い時には圧力低下判
定手段により、異常に高い時には圧力異常判定手段によ
り、圧力調整器(ガス供給設備)本来の調節圧力ではな
く液化ガスによる圧力変動によるものとそれぞれ判定
し、所定時間は圧力異常判定を遅延させ、供給圧力低下
ないし供給圧力異常と誤判定して間違って警告報知する
ことがないので、正確にガス供給設備の監視を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す制御ブロック図。
【図2】本発明の第2実施形態を示す制御ブロック図。
【図3】従来のガス遮断装置の制御ブロック図。
【符号の説明】
8 圧力検出手段 18 流速検出手段 24 流量演算手段 27 流量変化演算手段 28 変化率設定手段 29 再液化判定手段 30 圧力低下判定手段 31 圧力判定遅延手段 34 圧力異常判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01F 1/00 G01F 1/00 T Y 1/66 102 1/66 102 15/06 15/06 // F17D 5/02 F17D 5/02 (72)発明者 新村 紀夫 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 浅野 一高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 水越 二郎 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 磯野 昇 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 (72)発明者 堀 富士雄 富山県新湊市本江2795番地 東洋ガスメー ター株式会社内 Fターム(参考) 2F030 CA03 CB01 CC13 CE02 CE04 CE09 CE27 CE32 CF05 CF11 CF20 2F031 AA01 AB01 AE07 AF10 2F035 DA16 DA19 3J071 AA02 BB11 CC11 EE07 EE18 EE24 EE25 EE26 EE35 EE37 FF03 3K068 AA02 BB02 BB23 BB24 CB02 DA16 NA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス供給設備である圧力調整器の下流側
    の圧力を検出する圧力検出手段と、媒体内の信号伝搬時
    間を計測して流速を検出する流速検出手段と、この流速
    検出手段で検出した流速より流量に換算する流量演算手
    段と、この流量演算手段の出力信号より流量変化率を求
    める流量変化演算手段と、流量変化が再液化によるもの
    か否かを判定するための流量変化率を設定する変化率設
    定手段と、前記流量変化演算手段で検出した流量変化率
    と前記変化率設定手段での設定値と比較し、再液化判定
    を行う再液化判定手段と、前記流量演算手段からの流量
    が所定流量以上の時に前記圧力検出手段の検出圧力を判
    定し、検出圧力が所定圧力以下と判定された時に供給圧
    低下信号を出力する圧力低下判定手段と、前記再液化判
    定手段で再液化と判定されている間は前記圧力低下判定
    手段からの供給圧力判定信号を出力停止する圧力判定遅
    延手段と、この圧力判定遅延手段より出力された供給圧
    低下信号を入力した時に警告報知を行う報知手段とを備
    えたガス遮断装置。
  2. 【請求項2】 ガス供給設備である圧力調整器の下流側
    の圧力を検出する圧力検出手段と、媒体内の信号伝搬時
    間を計測して流速を検出する流速検出手段と、この流速
    検出手段で検出した流速より流量に換算する流量演算手
    段と、この流量演算手段の出力信号より流量変化率を求
    める流量変化演算手段と、流量変化が再液化によるもの
    か否かを判定するための流量変化率を設定する変化率設
    定手段と、前記流量変化演算手段で検出した流量変化率
    と前記変化率設定手段での設定値と比較し、再液化判定
    を行う再液化判定手段と、前記流量演算手段からの流量
    が所定流量以上の時に前記圧力検出手段の検出圧力を判
    定し、検出圧力が所定圧力以上と判定された時に供給圧
    異常信号を出力する圧力異常判定手段と、前記再液化判
    定手段で再液化と判定されている間は前記圧力異常判定
    手段からの供給圧力判定信号を出力停止する圧力判定遅
    延手段と、この圧力判定遅延手段より出力された供給圧
    異常信号を入力した時に警告報知を行う報知手段とを備
    えたガス遮断装置。
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