JP2001330214A - 輻射間接加熱バーナ - Google Patents

輻射間接加熱バーナ

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JP2001330214A
JP2001330214A JP2000154647A JP2000154647A JP2001330214A JP 2001330214 A JP2001330214 A JP 2001330214A JP 2000154647 A JP2000154647 A JP 2000154647A JP 2000154647 A JP2000154647 A JP 2000154647A JP 2001330214 A JP2001330214 A JP 2001330214A
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radiant
burner
combustion
plate
indirect heating
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JP2000154647A
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Inventor
Hirokazu Noda
博和 野田
Jiro Takebe
二朗 建部
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Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 輻射放熱板の加熱が均一に行われて、熱応力
の発生による変形や亀裂が生じる虞がなく、さらに、火
炎形状の変化や失火などの燃焼の不具合が発生する虞が
ない輻射間接加熱バーナを提供する。 【解決手段】 輻射放熱板の内側に形成された燃焼室内
に燃料ガスと酸化剤が供給されてその燃焼によって加熱
された輻射放熱板からの輻射熱により間接加熱を行う輻
射間接加熱バーナにおいて、輻射放熱板11の内側のこ
の輻射放熱板11と所要の間隔を開けて対向する位置
に、表面燃焼を行う表面燃焼バーナ22が取り付けられ
て、この表面燃焼バーナ22の輻射放熱板11と反対側
に形成される空間内に燃料ガスと酸化剤が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、燃焼によって発
生する熱が輻射放熱面に伝えられてこの輻射放熱面から
の輻射熱によって間接的に加熱を行う輻射間接加熱バー
ナに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】図5は、特公昭47−
38495号公報に記載されている球面状の輻射放熱面
を有する従来の輻射間接加熱バーナを示す概略断面図で
あり、図6は、実公昭54−16827号公報に記載さ
れた平面状の輻射放熱面を有する従来の輻射間接加熱バ
ーナを示す概略断面図である。
【0003】この図5および6の輻射間接加熱バーナ
は、何れも、排熱回収式のバーナであって高い熱効率を
備えているものであり、そして、これらは、ガス燃焼方
式による間接加熱装置であるラジアントチューブの設置
スペースが大きく設置箇所が限定されるといった問題
や、マッフルカバーを使用するマッフル炉や管状のレト
ルトを使用するレトルト炉のマッフルや管状のレトルト
を形成するために炉体が大きくなってしまうといった問
題を解決するために開発されたものである。
【0004】すなわち、図5の輻射間接加熱バーナは、
燃焼室1が半球状に成形された耐熱鋼製の輻射放熱板2
によって密閉されていて、燃焼室1内に、空気供給管3
から燃焼用空気が供給されるとともに、この空気供給管
3内に挿通されているガス供給管4から燃料ガスが供給
されることにより、燃焼室1内において燃焼が行われる
ようになっている。
【0005】そして、この燃焼室1内における燃焼によ
って輻射放熱板2が加熱されて赤熱し、その輻射熱によ
って被加熱物の加熱が行われるようになっている。
【0006】なお、燃焼室1内における燃焼によって発
生した排気ガスは、空気供給管3に外嵌された状態で取
り付けられている排気管5を通って排気され、このと
き、空気供給管3内を流れる燃焼用空気との間で熱交換
が行われて、燃焼用空気が予熱されるようになってい
る。
【0007】また、図6の輻射間接加熱バーナは、燃焼
室1’が平面状に成形された耐熱鋼製の輻射放熱板2’
によって密閉されていて、燃焼室1’内に、予混合気供
給管6から燃焼用空気と燃料ガスとが混合された予混合
気が供給されることにより、燃焼室1’内において燃焼
が行われるようになっている。
【0008】そして、この燃焼室1’内における燃焼に
よって輻射放熱板2’が加熱されて赤熱し、その輻射熱
によって被加熱物の加熱が行われるようになっている。
【0009】なお、燃焼室1’内における燃焼によって
発生した排気ガスは、予混合気供給管6に外嵌された状
態で取り付けられている排気管5’を通って排気され、
このとき、予混合気供給管6の途中に設けられている熱
交換部7において予混合気供給管6内を流れる予混合気
との間で熱交換が行われて、予混合気が予熱されるよう
になっている。
【0010】しかしながら、上記従来の輻射間接加熱バ
ーナは、何れも、燃焼室内における燃焼によって発生す
る火炎および燃焼ガスが輻射放熱板に均一に当たらない
ために、輻射放熱板に局所的な高温部が生じるという問
題がある。
【0011】このために、輻射放熱板の温度勾配が大き
く、温度分布が不均一になり、輻射放熱板に発生する熱
応力によって輻射放熱板が変形したり、さらには、亀裂
が生じて使用が出来なくなるといった虞が生じる。
【0012】さらに、上記従来の輻射間接加熱バーナ
は、何れも、バーナの保炎部分が輻射放熱板に直接対向
しているために、この保炎部分を形成する部材が輻射放
熱板からの輻射熱によって変形して、火炎形状の変化や
失火などの燃焼における不具合を発生させる虞がある。
【0013】この発明は、上記のような従来の輻射間接
加熱バーナが有している問題点を解決するために為され
たものである。すなわち、この発明は、輻射放熱板の加
熱が均一に行われて、熱応力の発生による変形や亀裂が
生じる虞がなく、さらに、火炎形状の変化や失火などの
燃焼の不具合が発生する虞がない輻射間接加熱バーナを
提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明による輻射間
接加熱バーナは、上記目的を達成するために、輻射放熱
板の内側に形成された燃焼室内に燃料ガスと酸化剤が供
給されてその燃焼によって加熱された輻射放熱板からの
輻射熱により間接加熱を行う輻射間接加熱バーナにおい
て、前記輻射放熱板の内側の輻射放熱板と所要の間隔を
開けて対向する位置に、表面燃焼を行う表面燃焼バーナ
部材が取り付けられて、この表面燃焼バーナ部材の輻射
放熱板と反対側に形成される空間内に燃料ガスと酸化剤
が供給されることを特徴としている。
【0015】この第1の発明による輻射間接加熱バーナ
は、炉壁に形成されたバーナ取付孔等に取り付けられて
使用される。
【0016】そして、この輻射間接加熱バーナの表面燃
焼バーナ部材の内側に空気等の酸化剤と燃料ガスが供給
されて着火されることにより、表面燃焼バーナ部材にお
いて表面燃焼が行われ、このときの表面燃焼バーナ部材
における表面燃焼による輻射熱と表面燃焼バーナ部材か
ら輻射放熱板との間の空間内に吹き出される高温の燃焼
ガスとによって、この表面燃焼バーナ部材に対向する輻
射放熱板が加熱されて、この輻射放熱板からの輻射熱に
より、炉内の加熱を行う。
【0017】以上のように、上記第1の発明によれば、
燃焼が表面燃焼バーナ部材における均一な表面燃焼によ
って行われてその輻射熱と燃焼ガスの熱により輻射放熱
板の加熱が行われるので、輻射放熱板の加熱が均一に行
われ、これによって輻射放熱板における熱応力の発生が
抑えられて輻射放熱板の変形や亀裂の発生が防止される
とともに、輻射放熱板における加熱面の温度勾配が小さ
くなるので、均一な温度場を形成することが出来るよう
になる。
【0018】第2の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、略半球状の前記輻射放
熱板に対して前記表面燃焼バーナ部材が、輻射放熱板よ
りも小さい径を有する略半球状に形成されていることを
特徴としており、略半球状の輻射放熱板と略半球状の表
面燃焼バーナ部材との間の隙間がほぼ均一に保たれるこ
とによって、表面燃焼バーナ部材における表面燃焼とそ
の燃焼ガスの熱によって、輻射放熱板に対する加熱を均
一に行うことが出来るようになる。
【0019】第3の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、略平板状の前記輻射放
熱板に対して前記表面燃焼バーナ部材が、略平板状に形
成されていることを特徴としており、略平板状の輻射放
熱板と略平板状の表面燃焼バーナ部材との間の隙間がほ
ぼ均一に保たれることによって、表面燃焼バーナ部材に
おける表面燃焼とその燃焼ガスの熱により、輻射放熱板
に対する加熱を均一に行うことが出来るようになる。
【0020】第4の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バーナ部
材が、耐熱金属繊維が板状に成形されることによって構
成されていることを特徴としており、耐熱金属繊維素材
によって形成された表面燃焼バーナ部材は、それが如何
なる方向に設置されても火炎形成には影響をほとんど受
けないので、輻射間接加熱バーナを設置する際の設置方
向に関する制約が少なくなる。
【0021】また、保炎性能に優れた耐熱金属繊維を表
面素材とする表面燃焼バーナ部材が用いられることによ
って、燃焼の安定性が向上する。
【0022】第5の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バーナ部
材における表面燃焼によって発生する燃焼ガスが、表面
燃焼バーナ部材と前記輻射放熱板との間の空間を通って
排気されることを特徴としており、これによって、高温
の燃焼ガスによる輻射放熱板の均一な加熱が行われる。
【0023】第6の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バーナ部
材における表面燃焼によって発生する燃焼ガスの排気流
路と酸化剤の供給流路とが隣接して配置され、燃焼ガス
の排気流路と酸化剤の供給流路との間に熱交換部材が配
置されていることを特徴としており、これによって、排
気される燃焼ガスによって酸化剤が予熱されるので、排
熱回収による熱効率の向上が図られる。
【0024】なお、予熱が酸化剤にのみ行われることに
よって、逆火が発生する虞がなく、酸化剤を高い温度ま
で予熱することが出来るので、酸化剤と燃料ガスの予混
合気を予熱する場合に比べて、燃焼効率を上昇させるこ
とができるようになる。
【0025】第7の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第1の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バーナ部
材の輻射放熱板と反対側に形成される空間内に、この空
間内に供給される燃料ガスと酸化剤をそれぞれ分散させ
て互いに混合させる分散部材が取り付けられていること
を特徴としており、この分散部材によって、輻射間接加
熱バーナに供給された燃料ガスと酸化剤がそれぞれ分散
されて均一に混合されるので、均一な燃焼が行われるよ
うになる。
【0026】第8の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第7の発明の構成に加えて、前記分散部材が、燃料
ガスと酸化剤のそれぞれの供給管の軸線方向と直交する
向きに配置された板材であることを特徴としており、こ
の板材にそれぞれの供給管から供給された燃料ガスと酸
化剤がぶつかって、それぞれ四方に分散されて互いに混
合される。
【0027】第9の発明による輻射間接加熱バーナは、
前記第7の発明の構成に加えて、前記燃料ガスまたは酸
化剤の分散部材が、燃料ガスまたは酸化剤の供給管の噴
射口に設けられたパンチングメタルであることを特徴と
しており、輻射間接加熱バーナに供給された燃料ガスま
たは酸化剤がパンチングメタルを通過することによって
分散される。
【0028】第10の発明による輻射間接加熱バーナ
は、前記第3の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バー
ナ部材の隅部に、この表面燃焼バーナ部材と前記輻射放
熱板との間の空間内から燃焼ガスを排気するための排気
孔が形成されていることを特徴としており、これによっ
て、表面燃焼バーナ部材の燃焼部分の面積を大きく設定
することができるので、燃焼効率の向上を図ることが出
来る。
【0029】第11の発明による輻射間接加熱バーナ
は、前記第3の発明の構成に加えて、前記表面燃焼バー
ナ部材の隅部に、スパークロッドが挿通される貫通孔が
形成されていることを特徴としており、これによって、
表面燃焼バーナ部材の燃焼部分の面積を大きく設定する
ことができるので、燃焼効率の向上を図ることが出来
る。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、この発明の最も好適と思わ
れる実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説
明を行う。
【0031】図1は、この発明による輻射間接加熱バー
ナの実施形態における一例を示す側断面図である。この
図1の輻射間接加熱バーナ10は、耐熱鋼またはSiC
等のセラミックスによって成形された半球状の輻射放熱
板11の外フランジ部11Aに、円形の基盤12の外縁
部がボルト締めによって固定されている。
【0032】このとき、輻射放熱板11の外フランジ部
11Aと基盤12の外縁部との間に耐熱性のパッキン1
3が挟持されることによって、輻射放熱板11の内部が
密閉されている。
【0033】基盤12の中央部には、排気管14が基盤
12の中心線と同軸方向に延びるように一体的に形成さ
れていて、この排気管14の端部に排気孔14aが形成
されている。
【0034】この排気管14の中心には、酸化剤供給管
15が同軸状に挿通されており、さらに、この酸化剤供
給管15の中心に燃料供給管16が挿通されている。
【0035】酸化剤供給管15の輻射放熱板11の内側
に突出している端部には、後述する表面燃焼バーナを支
持するためのフランジ状の支持盤15Aが形成されてお
り、この支持盤15Aと基盤12との間に、排気管14
内に連通される所要の幅の隙間が形成されている。
【0036】酸化剤供給管15の支持盤15Aと反対側
の排気管14よりも外側に位置している端部には、酸化
剤供給孔15aが形成されている。
【0037】そして、酸化剤供給管15の外壁面に、こ
の酸化剤供給管15の外壁面と排気管14の内壁面との
間に形成される排気流路内に位置するように、熱交換用
フィン17が取り付けられている。
【0038】輻射放熱板11の内側において、燃料供給
管16の端部は、酸化剤供給管15の端部よりも輻射放
熱板11側に突出しており、この燃料供給管16の酸化
剤供給管15の端部よりも突出している端部に、支持盤
15Aに対して平行に配置されるフランジ状の空気分散
板18が取り付けられている。
【0039】そして、この空気分散板18は、支持盤1
5Aとの間に介装されたスペーサ19によって、支持盤
15Aに対して酸化剤供給管15内に連通された所要の
幅の隙間を形成するように保持されている。
【0040】燃料供給管16の空気分散板18と反対側
の端部には、燃料供給孔16aが形成されている。
【0041】空気分散板18の支持盤15Aと反対側に
は、円盤状のガス分散板20が空気分散板18に対して
平行に配置されており、このガス分散板20は、空気分
散板18との間に介装されたスペーサ21によって、空
気分散板18に対して燃料供給管16内に連通された所
要の幅の隙間を形成するように保持されている。
【0042】支持盤15Aには、半球状の表面燃焼バー
ナ22が、その内側に空気分散板18およびガス分散板
20を収容するように、その端縁部が支持盤15Aの外
周部に固定されることによって輻射放熱板11と同心状
に取り付けられている。
【0043】この表面燃焼バーナ22は、その表面素材
が特殊耐熱金属繊維を半球状に加工したものや、特殊耐
熱金属繊維をニット状に編んで半球状にしたものが使用
され、後述するように、燃料供給管16から供給される
燃料ガスを酸化剤供給管15から供給される空気等の酸
化剤によってその金属繊維面で燃焼させるものである。
【0044】表面燃焼バーナ22と輻射放熱板11との
間には、この表面燃焼バーナ22と輻射放熱板11とが
同心状に配置されていることによって、均一な幅を有す
るボウル状の燃焼ガス流通部23が形成され、この燃焼
ガス流通部23内に発火部が位置するように、スパーク
ロッド24が基盤12上に立設されている。
【0045】同様に、この燃焼ガス流通部23内に火炎
検出部が位置するように、フレームロッド26が基盤1
2上に立設されている。
【0046】次に、この輻射間接加熱バーナ10の燃焼
動作について説明を行う。
【0047】この輻射間接加熱バーナ10は、炉壁Hの
円形のバーナ取付孔Ha内に、輻射放熱板11が外側か
ら炉内(図において上方側)に突出するように嵌合され
て、その外フランジ部11Aが基盤12の外縁部ととも
にボルト締めされることにより、炉壁Hに固定される。
【0048】このとき、輻射放熱板11の外フランジ部
11Aと炉壁Hとの間に耐熱性を有するパッキン25が
挟持されることによって、輻射放熱板11と炉壁Hとの
間が密閉される。
【0049】このようにして、炉壁Hに取り付けられた
輻射間接加熱バーナ10は、酸化剤供給孔15aから酸
化剤供給管15内に空気等の酸化剤が供給され、燃料供
給孔16aから燃料供給管16内に燃料ガスが供給され
ることによって、表面燃焼バーナ22における表面燃焼
を行う。
【0050】すなわち、酸化剤供給孔15aから酸化剤
供給管15内に供給される酸化剤は、支持盤15Aと空
気分散板18との間の隙間から表面燃焼バーナ22の内
側に噴射され、また、燃料供給孔16aから燃料供給管
16内に供給される燃料ガスは、空気分散板18とガス
分散板20との間の隙間から表面燃焼バーナ22の内側
に噴射される。
【0051】このとき、酸化剤が空気分散板18によっ
て、また、燃料ガスがガス分散板20によってそれぞれ
分散されることにより、酸化剤と燃料ガスが表面燃焼バ
ーナ22内において均一に混合される。そして、この混
合ガスが、スパークロッド24による着火によって表面
燃焼バーナ22の表面において燃焼される。
【0052】このようにして表面燃焼バーナ22におい
て表面燃焼が行われ、このとき発生する輻射熱と、表面
燃焼バーナ22から輻射放熱板11との間の燃焼ガス流
通部23に吹き出される高温の燃焼ガスとによって、こ
の表面燃焼バーナ22に対向する輻射放熱板11が加熱
されて、この輻射放熱板11からの輻射熱により、炉内
の加熱が行われる。このとき、フレームロッド26によ
る火炎検出も行われる。
【0053】なお、燃焼ガス流通部23内に吹き出され
た燃焼ガスは、燃焼ガス流通部23から支持盤15Aと
基盤12との間の隙間を通って排気管14内に流れ出
し、排気孔14aから排気ガスとして排気される。
【0054】このとき、燃焼ガス(排気ガス)が酸化剤
供給管15の外壁面と排気管14の内壁面との間の排気
流路内を通過する際に、熱交換用フィン17によって、
燃焼ガス(排気ガス)と酸化剤供給管15内を通過する
酸化剤との間で熱交換が行われて、酸化剤が予熱される
とともに、燃焼ガス(排気ガス)の温度が低下される。
【0055】以上のように、上記輻射間接加熱バーナ1
0は、燃焼が表面燃焼バーナ22における均一な表面燃
焼によって行われて、その輻射熱と燃焼ガスの熱により
輻射放熱板11の加熱が行われるので、輻射放熱板11
の加熱が均一に行われ、これによって輻射放熱板11に
おける熱応力の発生が抑えられて輻射放熱板11の変形
や亀裂の発生が防止されるとともに、輻射放熱板11に
おける加熱面の温度勾配が小さくなるので、均一な温度
場を形成することが出来る。
【0056】さらに、耐熱金属繊維素材によって形成さ
れた表面燃焼バーナ22は、如何なる方向に設置されて
も火炎形成にはほとんど影響を受けないので、輻射間接
加熱バーナ10を設置する際の設置方向に関する制約が
少なくなる。
【0057】また、保炎性能に優れた耐熱金属繊維を表
面素材とする表面燃焼バーナ22が用いられていること
によって、安定した燃焼が行われる。さらにまた、排気
ガスによって酸化剤が予熱されることによって、排熱回
収による熱効率の向上が図られる。
【0058】なお、このとき、予熱が酸化剤にのみ行わ
れるので、逆火が発生する虞がなく、酸化剤を高い温度
まで予熱することが出来るので、酸化剤と燃料ガスの予
混合気を予熱する場合に比べて、燃焼効率を上昇させる
ことができる。
【0059】図2は、図1の例の変形例を示す側断面図
である。この図2の輻射間接加熱バーナは、燃料供給管
16の表面燃焼バーナ22内に突出する側の端部に、図
1の空気分散板18の代わりに、支持盤15Aに対して
平行に配置された円盤状のパンチングメタル18’が固
定されている。
【0060】そして、このパンチングメタル18’は、
支持盤15Aとの間に介装されたスペーサ19’によっ
て支持盤15Aに対して酸化剤供給管15内に連通され
た所要の幅の隙間を形成するように保持されており、酸
化剤供給管15から供給される酸化剤が支持盤15Aと
の間の隙間からパンチングメタル18’を通して表面燃
焼バーナ22内に噴出されるようになっている。
【0061】このパンチングメタル18’上には、燃料
供給管16の開口部に対向する位置にガス分散板20’
が、スペーサ21’によってパンチングメタル18’に
対して所定の隙間を空けて平行に取り付けられており、
このガス分散板20’によって、燃料供給管16から供
給される燃料ガスがパンチングメタル18’の表面と平
行な方向に噴出されるようになっている。
【0062】この図2の例においては、酸化剤供給管1
5から供給されてパンチングメタル18’から表面燃焼
バーナ22内に噴出される酸化剤と、燃料供給管16か
ら供給されてガス分散板20’によってパンチングメタ
ル18’に対して平行な方向に噴出される燃料ガスとが
ほぼ直角向きにぶつかって、均一に混合される。
【0063】図3は、この発明による輻射間接加熱バー
ナの実施形態における他の例を示す側断面図である。
【0064】この図3の輻射間接加熱バーナ30は、図
1の輻射放熱板が半球状の形状を有していたのに対し、
輻射放熱板31が、耐熱鋼またはSiC等のセラミック
スによって加熱面(図3において上側の面)が平面にな
っている方形の箱状に成形されている。
【0065】基盤12および排気管14,酸化剤供給管
15,燃料供給管16,熱交換用フィン17の構成につ
いては図1の例とほぼ同様であり、同一の符号が付され
ている。
【0066】すなわち、輻射放熱板31の外フランジ部
31Aに方形の基盤12の外縁部が耐熱性のパッキン1
3を挟持した状態でボルト締めによって固定されること
により、輻射放熱板31の内部が密閉されている。
【0067】酸化剤供給管15の輻射放熱板31の内側
に突出している端部には、輻射放熱板31の内壁面の横
断面形状とほぼ同じ外形を有する方形の支持盤15A’
が形成されており、この支持盤15A’と基盤12との
間に、排気管14内に連通される所要の幅の隙間が形成
されている。
【0068】輻射放熱板31の内側において、燃料供給
管16の端部には、図1の例と同様に、空気分散板18
とガス分散板20が固定されており、支持盤15A’と
空気分散板18,ガス分散板20が、それぞれスペーサ
19と21とによって、互いに平行にかつ所要の幅の隙
間を形成するように保持されている。
【0069】支持盤15A’上には、断熱材によって輻
射放熱板31の内壁面の横断面形状とほぼ同じ外形を有
する方形の枠状に成形された断熱壁32が固定され、さ
らに、この断熱壁32上に、輻射放熱板31の内壁面の
横断面形状とほぼ同じ外形を有する方形の表面燃焼バー
ナ33が固定されて、空気分散板18とガス分散板20
とを支持盤15A’と断熱壁32,表面燃焼バーナ33
によって囲まれた空間内に収容している。
【0070】この表面燃焼バーナ33には、その表面素
材が特殊耐熱金属繊維を平板状に加工したものや、特殊
耐熱金属繊維をニット状に編んで平板状にしたものが用
いられ、後述するように、燃料供給管16から供給され
る燃料ガスを酸化剤供給管15から供給される空気等の
酸化剤によってその金属繊維面で燃焼させるものであ
る。
【0071】この表面燃焼バーナ33は、輻射放熱板3
1に対して所要の間隔を開けて平行に保持されている。
【0072】図4は、支持盤15A’および断熱壁3
2,表面燃焼バーナ33の構成を示す斜視図である。な
お、図3には、この図4のIII−III線において断面した
状態が示されている。
【0073】この図4において、支持盤15A’および
断熱壁32,表面燃焼バーナ33の四つの隅部のうち、
三カ所に表面燃焼バーナ33の表面側から支持盤15
A’の背面側に貫通する排気孔h1が形成されており、
図3から分かるように、この排気孔h1を介して、表面
燃焼バーナ33と輻射放熱板31間の隙間と支持盤15
A’と基盤12間の隙間とが連通されている。
【0074】さらに、支持盤15A’および断熱壁3
2,表面燃焼バーナ33の残りの隅部に、スパークロッ
ドを挿通させるための貫通孔h2が形成されており、図
3に示されるように、この貫通孔h2に基盤12上に立
設されたフレームロッドを兼用するスパークロッド34
が挿通されることによって、スパークロッド34が、そ
の先端の発火部を表面燃焼バーナ33と輻射放熱板31
の間の隙間内に位置させた状態で支持されている。
【0075】なお、図4中、Bは、表面燃焼バーナ33
を断熱壁32に固定するためのボルトである。
【0076】この輻射間接加熱バーナ30は、図1の輻
射間接加熱バーナと同様に、炉壁H’に形成された方形
のバーナ取付孔Ha’内に嵌合されて、その輻射放熱板
31の加熱面が炉壁H’の内壁面とほぼ面一になるよう
に位置決めされた状態で、その外フランジ部31Aが基
盤12の外縁部とともにボルト締めされることによっ
て、炉壁H’に固定される。
【0077】このとき、輻射放熱板31の外フランジ部
31Aと炉壁H’との間に耐熱性を有するパッキン25
が挟持されることにより、輻射放熱板31と炉壁H’と
の間が密閉される。
【0078】この輻射間接加熱バーナ30の燃焼動作
は、図1の輻射間接加熱バーナ10の場合とほぼ同様で
あり、酸化剤供給孔15aから酸化剤供給管15内に空
気等の酸化剤が供給され、燃料供給孔16aから燃料供
給管16内に燃料ガスが供給されることによって、表面
燃焼バーナ33における表面燃焼が行われる。
【0079】すなわち、酸化剤供給孔15aから酸化剤
供給管15内に供給される酸化剤は、支持盤15Aと空
気分散板18との間の隙間から表面燃焼バーナ33の内
側に噴射され、燃料供給孔16aから燃料供給管16内
に供給される燃料ガスは、空気分散板18とガス分散板
20との間の隙間から表面燃焼バーナ33の内側に噴射
される。
【0080】このとき、酸化剤が空気分散板18によっ
て、また、燃料ガスがガス分散板20によってそれぞれ
分散されることにより、酸化剤と燃料ガスが表面燃焼バ
ーナ33内において均一に混合される。
【0081】そして、この混合ガスが、スパークロッド
34による着火によって表面燃焼バーナ33の表面で燃
焼される。
【0082】このようにして表面燃焼バーナ33におい
て表面燃焼が行われ、このとき発生する輻射熱と表面燃
焼バーナ33から輻射放熱板31との間の隙間(燃焼ガ
ス流通部)に吹き出される高温の燃焼ガスとによって、
この表面燃焼バーナ33に平行に対向する輻射放熱板3
1が加熱されて、この輻射放熱板31からの輻射熱によ
り、炉内の加熱が行われる。
【0083】なお、表面燃焼バーナ33から輻射放熱板
31との間の隙間(燃焼ガス流通部)内に吹き出された
燃焼ガスは、表面燃焼バーナ33および断熱壁32,支
持盤15A’の隅部に形成された各排気孔h1から支持
盤15A’と基盤12との間の隙間を通って排気管14
内に流れ出し、排気孔14aから排気ガスとして排気さ
れる。
【0084】このとき、燃焼ガス(排気ガス)が酸化剤
供給管15の外壁面と排気管14の内壁面との間の排気
流路内を通過する際に、熱交換用フィン17によって、
燃焼ガス(排気ガス)と酸化剤供給管15内を通過する
酸化剤との間で熱交換が行われて、酸化剤が予熱される
とともに、燃焼ガス(排気ガス)の温度が低下される。
【0085】以上のように、上記輻射間接加熱バーナ3
0は、燃焼が表面燃焼バーナ33における均一な表面燃
焼によって行われてその輻射熱と燃焼ガスの熱により輻
射放熱板31の加熱が行われるので、輻射放熱板31の
加熱が均一に行われ、これによって輻射放熱板31にお
ける熱応力の発生が抑えられて輻射放熱板31の変形や
亀裂の発生が防止されるとともに、輻射放熱板31にお
ける加熱面の温度勾配が小さくなるので、均一な温度場
を形成することが出来る。
【0086】さらに、耐熱金属繊維素材によって形成さ
れた表面燃焼バーナ32は、如何なる方向に設置されて
も火炎形成にはほとんど影響を受けないために、輻射間
接加熱バーナ30を設置する際の設置方向に関する制約
が少なくなる。
【0087】また、保炎性能に優れた耐熱金属繊維を表
面素材とする表面燃焼バーナ33が用いられることによ
って、燃焼の安定性が向上する。さらにまた、排気ガス
によって酸化剤が予熱されることによって、排熱回収に
よる熱効率の向上が図られる。
【0088】なお、このとき、予熱が酸化剤にのみ行わ
れるので、逆火が発生する虞がなく、酸化剤を高い温度
まで予熱することが出来るので、酸化剤と燃料ガスの予
混合気を予熱する場合に比べて、燃焼効率を上昇させる
ことができる。
【0089】さらにまた、排気ガスを排出するための排
気孔h1とスパークロッド34を取り付けるための貫通
孔h2が、それぞれ、支持盤15A’および断熱壁3
2,表面燃焼バーナ33の四隅部に配置されて形成され
ているので、表面燃焼バーナ33の燃焼部分の面積を大
きく設定することができ、これによって、燃焼効率の向
上が図られる。
【0090】なお、この図3の例においても、図2の例
の場合と同様に、空気分散板18の代わりにパンチング
メタルを用いて、供給される酸化剤の分散を行うように
することも出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における一例を示す側断面図
である。
【図2】同例の変形例を示す側断面図である。
【図3】本発明の実施形態における他の例を示す側断面
図である。
【図4】同例における表面燃焼バーナの形態を示す斜視
図である。
【図5】従来例を示す概略側断面図である。
【図6】他の従来例を示す概略側断面図である。
【符号の説明】
10 …輻射間接加熱バーナ 11 …輻射放熱板 11A …外フランジ部 12 …基盤 13 …パッキン 14 …排気管 15 …酸化剤供給管 15A,15A’…支持盤 16 …燃料供給管 17 …熱交換用フィン(熱交換部材) 18 …空気分散板(分散部材) 18’ …パンチングメタル 19 …スペーサ 20 …ガス分散板(分散部材) 21 …スペーサ 22 …表面燃焼バーナ(表面燃焼バーナ部
材) 23 …燃焼ガス流通部 24 …スパークロッド 26 …フレームロッド 30 …輻射間接加熱バーナ 31 …輻射放熱板 32 …断熱壁 33 …表面燃焼バーナ(表面燃焼バーナ部
材) 34 …スパークロッド h1 …排気孔 h2 …貫通孔 H,H’ …炉壁 Ha,Ha’ …バーナ取付孔

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輻射放熱板の内側に形成された燃焼室内
    に燃料ガスと酸化剤が供給されてその燃焼によって加熱
    された輻射放熱板からの輻射熱により間接加熱を行う輻
    射間接加熱バーナにおいて、 前記輻射放熱板の内側のこの輻射放熱板と所要の間隔を
    開けて対向する位置に、表面燃焼を行う表面燃焼バーナ
    部材が取り付けられて、この表面燃焼バーナ部材の輻射
    放熱板と反対側に形成される空間内に燃料ガスと酸化剤
    が供給されることを特徴とする輻射間接加熱バーナ。
  2. 【請求項2】 略半球状の前記輻射放熱板に対して前記
    表面燃焼バーナ部材が、輻射放熱板よりも小さい径を有
    する略半球状に形成されている請求項1に記載の輻射間
    接加熱バーナ。
  3. 【請求項3】 略平板状の前記輻射放熱板に対して前記
    表面燃焼バーナ部材が、略平板状に形成されている請求
    項1に記載の輻射間接加熱バーナ。
  4. 【請求項4】 前記表面燃焼バーナ部材が、耐熱金属繊
    維が板状に成形されることによって構成されている請求
    項1に記載の輻射間接加熱バーナ。
  5. 【請求項5】 前記表面燃焼バーナ部材における表面燃
    焼によって発生する燃焼ガスが、表面燃焼バーナ部材と
    前記輻射放熱板との間の空間を通って排気される請求項
    1に記載の輻射間接加熱バーナ。
  6. 【請求項6】 前記表面燃焼バーナ部材における表面燃
    焼によって発生する燃焼ガスの排気流路と酸化剤の供給
    流路とが隣接して配置され、燃焼ガスの排気流路と酸化
    剤の供給流路との間に熱交換部材が配置されている請求
    項1に記載の輻射間接加熱バーナ。
  7. 【請求項7】 前記表面燃焼バーナ部材の輻射放熱板と
    反対側に形成される空間内に、この空間内に供給される
    燃料ガスと酸化剤をそれぞれ分散させて互いに混合させ
    る分散部材が取り付けられている請求項1に記載の輻射
    間接加熱バーナ。
  8. 【請求項8】 前記分散部材が、燃料ガスと酸化剤のそ
    れぞれの供給管の軸線方向と直交する向きに配置された
    板材である請求項7に記載の輻射間接加熱バーナ。
  9. 【請求項9】 前記燃料ガスまたは酸化剤の分散部材
    が、燃料ガスまたは酸化剤の供給管の噴射口に設けられ
    たパンチングメタルである請求項7に記載の輻射間接加
    熱バーナ。
  10. 【請求項10】 前記表面燃焼バーナ部材の隅部に、こ
    の表面燃焼バーナ部材と前記輻射放熱板との間の空間内
    から燃焼ガスを排気するための排気孔が形成されている
    請求項3に記載の輻射間接加熱バーナ。
  11. 【請求項11】 前記表面燃焼バーナ部材の隅部に、ス
    パークロッドが挿通される貫通孔が形成されている請求
    項3に記載の輻射間接加熱バーナ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015040639A (ja) * 2013-08-20 2015-03-02 株式会社Ihi 燃焼加熱器
KR101835673B1 (ko) 2016-12-23 2018-03-07 정현각 직접착화식 화덕장치용 방열판조립체

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