JP2001330027A - モータ回転軸の支持構造 - Google Patents

モータ回転軸の支持構造

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JP2001330027A
JP2001330027A JP2000148324A JP2000148324A JP2001330027A JP 2001330027 A JP2001330027 A JP 2001330027A JP 2000148324 A JP2000148324 A JP 2000148324A JP 2000148324 A JP2000148324 A JP 2000148324A JP 2001330027 A JP2001330027 A JP 2001330027A
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rotating shaft
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resin cap
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/021Shaft support structures, e.g. partition walls, bearing eyes, casing walls or covers with bearings
    • F16H2057/0213Support of worm gear shafts

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  • Support Of The Bearing (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Sliding-Contact Bearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータ回転軸のスラスト調整を任意の時期に
容易に実施することができ、作業性が向上するモータ回
転軸の支持構造を得る。 【解決手段】 ギヤードモータ10のアーマチャーシャ
フト16は、その先端に連結されたウォームギヤ20の
先端部20Aにおいて樹脂キャップ30によりスラスト
荷重を支持されている。樹脂キャップ30は、モータハ
ウジング18の軸孔28内面に形成されためねじ28A
と嵌合したスラスト調整ねじ32に係合されることで軸
孔28内で位置決めされている。また、モータハウジン
グ18外面には目盛36が設けられている。これによ
り、目盛36を目視しながらスラスト調整ねじ32を回
転させ樹脂キャップ30をウォームギヤ20設置方向へ
移動させることで容易に、かつ任意の時期に、スラスト
調整を実施できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモータの回転軸を支
持するためのモータ回転軸の支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】モータの回転子(アーマチャー)はハウ
ジング内に収容されており、その回転軸(アーマチャー
シヤフト)はハウジングに回転可能に支持されている。
この場合、簡単な構造で回転軸のスラスト調整を実施可
能な構造として、回転軸の先端部にポリアセタール等の
樹脂を充填する方法が知られている。この種の支持構造
では、部品個々の寸法精度のばらつきを吸収することが
でき、簡単な構造で回転軸のスラスト力に対応した状態
で回転軸を支持することができるが、反面、例えば、樹
脂の成形不良や耐久動作に伴う樹脂の磨耗等に起因して
スラスト方向のガタが発生した場合においては、スラス
ト調整が実施不可能であった。すなわち、初期組付け時
以外には、スラスト調整が実施不可能であるという問題
があった。
【0003】そこで、初期組付け後においてもスラスト
調整を実施できる支持構造として、スラスト軸受の回転
軸との当接側とは反対の端部にハウジングに嵌合された
スラスト調整ねじを係合させた構造が知られている。こ
の種の支持構造では、スラスト調整ねじを回転させ回転
軸の軸方向へ移動させることにより任意の時期にスラス
ト調整を実施可能であり、例えば、スラスト軸受として
の樹脂キャップが耐久動作に伴い磨耗しガタが発生した
際には、スラスト調整ねじを回転させ回転軸の軸方向へ
移動させ、これに係合している樹脂キャップをその磨耗
分だけ回転軸側に移動させることでスラスト調整がなさ
れる。
【0004】しかしながら、このような従来の支持構造
では、スラスト調整ねじを回転させてスラスト調整を実
施する際に、スラスト調整ねじの回転量と、これに伴う
スラスト軸受(樹脂キャップ)の移動量との関係が不明
確であった。このため、スラスト調整を実施する際に
は、例えば、モータの電力入力部へ電流計等の計器を接
続し、この指示値を読みながら所定の電流値となるまで
スラスト調整ねじを回転させて調整を行わねばならなか
った。
【0005】したがって、スラスト調整にあたって、電
流計等の計器の手配や配線等の準備作業が必要であり、
スラスト調整作業が煩雑であるという問題があった。
【0006】また、計器の設置位置と作業位置(スラス
ト調整ねじ設置位置)とが離れておりこれらを同時に目
視することが困難であるため、スラスト調整の作業性が
悪いという問題があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、モータ回転軸のスラスト調整を任意の時期に容易
に実施することができ、作業性が向上するモータ回転軸
の支持構造を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明のモ
ータ回転軸の支持構造は、回転子に連結されると共にモ
ータハウジング内に回転可能に軸支され、被駆動部へ回
転を伝達する回転伝達部が設けられた回転軸と、前記回
転軸の先端に対応して形成され、前記回転軸の先端に当
接して前記回転軸のスラスト荷重を受けるスラスト軸受
と、前記モータハウジングの外側から操作可能に配置さ
れ、前記スラスト軸受と係合して前記スラスト軸受の位
置決めをすると共に、回転され前記回転軸の軸方向へ移
動されることで前記スラスト軸受を前記回転軸へ押圧さ
せるスラスト調整ねじと、前記スラスト調整ねじの前記
回転軸の軸方向への移動量を表示する表示手段と、を備
えたことを特徴としている。
【0009】請求項1記載のモータ回転軸の支持構造で
は、スラスト軸受がモータハウジング内に回転可能に軸
支された回転軸の先端に当接可能に配置されている。ま
た、このスラスト軸受の回転軸との当接側とは反対の端
部には、スラスト調整ねじが係合されている。このスラ
スト調整ねじを回転させ回転軸の軸方向へ移動させるこ
とにより、スラスト調整ねじと係合されているスラスト
軸受が回転軸の先端に当接、押圧され、この状態で位置
決めされる。これにより、回転軸はスラスト軸受によっ
てスラスト荷重を支持され、初期組付けが完了される。
【0010】ここで、スラスト調整ねじの回転軸の軸方
向への移動量を表示する表示手段が設けられているた
め、スラスト調整にあたっては、この表示手段によりス
ラスト調整ねじの移動量を確認しながら作業を行えば良
い。このため、スラスト調整ねじの移動量やモータ負荷
(電流値)を観察するための計器類及びその準備作業が
不要となり、容易にスラスト調整を実施することができ
る。
【0011】一方、例えば、耐久動作に伴ってスラスト
軸受を構成する樹脂キャップ等が磨耗し、または、樹脂
キャップ等の成形不良があり、ガタが発生した場合に
は、スラスト調整ねじをさらに回転させ回転軸の軸方向
へ移動させることによって、スラスト調整ねじと係合さ
れているスラスト軸受(樹脂キャップ等)が回転軸の先
端に再度押圧され、この状態で位置決めされる。これに
より、回転軸はスラスト軸受によってスラスト荷重を再
度支持され、ガタが解消される。すなわち、初期組付け
後においてもスラスト調整がなされる。
【0012】ここでも、初期組付け時と同様に、表示手
段によりスラスト調整ねじの移動量を確認しながら作業
を行うことにより、容易にスラスト調整を実施すること
ができる。
【0013】このように、請求項1記載のモータ回転軸
の支持構造では、モータ回転軸のスラスト調整を任意の
時期に容易に実施することができ、作業性が向上する。
【0014】請求項2に係る発明のモータ回転軸の支持
構造は、請求項1記載のモータ回転軸の支持構造におい
て、前記表示手段は、前記モータハウジング外面の前記
スラスト調整ねじ設置位置廻りに設けられ、1目盛が前
記回転軸の軸方向側への前記スラスト調整ねじの単位移
動量に対応して付された目盛である、ことを特徴として
いる。
【0015】請求項2記載のモータ回転軸の支持構造で
は、1目盛が回転軸の軸方向側へのスラスト調整ねじの
単位移動量に対応して(例えば、スラスト調整ねじが
0.01[mm]移動される回転角を1目盛として)付
された目盛が、スラスト調整作業の際にスラスト調整ね
じと同時に目視可能なモータハウジング外面のスラスト
調整ねじ設置位置廻りに設けられているため、この目盛
を目視してスラスト調整ねじの移動量を確認しながらス
ラスト調整作業を行うことができる。
【0016】このため、スラスト調整ねじ設置位置と離
反した位置に配置された計器類とスラスト調整ねじとを
交互に見ながらスラスト調整作業を行う場合に対して、
スラスト調整の作業性が改善される。
【0017】このように、請求項2記載のモータ回転軸
の支持構造では、モータ回転軸のスラスト調整を任意の
時期に一層容易に実施することができ、作業性が一層向
上する。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1及び図
2に基づいて説明する。
【0019】図1には、本発明の実施の形態に係るモー
タ回転軸の支持構造が適用されたギヤードモータ10が
一部破断した正面図によって示されている。また、図2
には、ギヤードモータ10のスラスト軸受部が正面断面
図及び側面図によって示されている。
【0020】ギヤードモータ10は、モータ部10Aと
このモータ部10Aに連結するギヤ部10Bとによって
構成されている。モータ部10Aのヨーク12内には、
アーマチャー14のアーマチャーシャフト16の一端部
が軸受部(図示省略)によって支持されている。
【0021】アーマチャーシャフト16の先端部は、ヨ
ーク12に連結されたギヤ部10Bのモータハウジング
18内へ延出されている。
【0022】一方、ギヤ部10Bでは、回転軸としての
ウォームギヤ20がアーマチャーシャフト16に連結さ
れており、このウォームギヤ20の先端部20Aが軸受
部22によってモータハウジング18に支持されてい
る。モータハウジング18は、ウォームギヤ20及びこ
のウォームギヤ20に噛合するホイールギヤ24を収容
する略カップ状を成しており、カップ状の開口部をカバ
ー26にて閉鎖されている。また、ホイールギヤ24の
出力軸には、例えばパワーウインドレギュレータやサン
ルーフ等の被駆動系が連結される。
【0023】ウォームギヤ20の先端部20Aを支持す
る軸受部22では、図2に詳細に示す如く、モータハウ
ジング18に軸孔28がウォームギヤ20の軸方向に設
けられている。軸孔28は、その両端部がモータハウジ
ング18の内外においてそれぞれ開口しており、その内
面にはめねじ28Aが形成されている。
【0024】軸孔28にはモータハウジング18の内側
開口部28Bからウォームギヤ20の先端部20Aが挿
入されており、また、この軸孔28内にはスラスト軸受
としての樹脂キャップ30が配置されている。樹脂キャ
ップ30は、先鋭されたウォームギヤ20の先端部20
Aに対応して、これに対向する側の中央に凹部を有する
円柱状に形成され、この凹部に先鋭されたウォームギヤ
20の先端部20Aが当接するようになっている。
【0025】さらに、軸孔28にはモータハウジング1
8の外側開口部28Cからスラスト調整ねじ32の一部
が入り込んでいる。スラスト調整ねじ32の外面には軸
孔28内面に形成されためねじ28Aに対応したおねじ
32Aが形成され、軸孔28内面のめねじ28Aと嵌合
している。この状態でこのスラスト調整ねじ32は、軸
孔28内において樹脂キャップ30のウォームギヤ20
設置側と反対側(図1の右側)の端面に係合されてい
る。
【0026】また、スラスト調整ねじ32には、モータ
ハウジング18の外側の端部にマイナスドライバに対応
したすりわり32Bが形成されている。これにより、ス
ラスト調整ねじ32をマイナスドライバで回転させるこ
とにより、スラスト調整ねじ32を軸孔28内へ送り込
む(ウォームギヤ20の軸方向へ移動させる)ようにな
っている。
【0027】さらに、スラスト調整ねじ32には、モー
タハウジング18の外側においてナット34が嵌合され
ている。これにより、ナット34を締め付けることでス
ラスト調整ねじ32の回転が制限され、樹脂キャップ3
0が確実に位置決めされる構成となっている。
【0028】軸孔28の他端部28C側のモータハウジ
ング18外面のナット34廻りには、目盛36が設けら
れている。この目盛36は、モータハウジング18を成
形する際に用いる型に目盛型を彫り込むことによりモー
タハウジング18と一体に成形されている。目盛36の
1目盛は、スラスト調整ねじ32の回転に伴い樹脂キャ
ップ30が0.01[mm]移動する時のスラスト調整
ねじ32の回転角α[rad]を示している。これによ
り、目盛36を目視して樹脂キャップ30のスラスト方
向への移動量を確認しながら、スラスト調整ねじ32を
回転させてスラスト調整を実施できる構成となってい
る。
【0029】次に本実施の形態の作用を説明する。
【0030】上記構成のギヤードモータ10では、初期
組付けの際に、スラスト軸受としての樹脂キャップ30
が、軸孔28内において樹脂キャップ30中央の凹部と
ウォームギヤ20の先端部20Aとが当接可能に配置さ
れる。また、この樹脂キャップ30は、ウォームギヤ2
0設置側とは反対側の端面においてスラスト調整ねじ3
2に係合される。
【0031】この状態で、スラスト調整ネジ32に設け
られたすりわり32Bにマイナスドライバを係合させ、
このマイナスドライバを時計方向(右ねじ方向)へ回転
させることにより、スラスト調整ねじ32が時計方向へ
回転される。軸孔28内面に形成されためねじ28Aに
対応するおねじ32Aが外面に形成されたスラスト調整
ねじ32は、時計方向へ回転されるとこれに伴い軸孔2
8内へ送り込まれる(ウォームギヤ20の軸方向へ移動
される)。
【0032】スラスト調整ねじ32が軸孔28内へ送り
込まれると、スラスト調整ねじ32に係合されている樹
脂キャップ30の凹部がウォームギヤ20の先端部20
Aに当接、押圧される。この状態でスラスト調整ねじ3
2と嵌合されているナット34を締め付けることにより
樹脂キャップ30が位置決め、保持される。
【0033】これにより、スラスト調整がなされ、ウォ
ームギヤ20は樹脂キャップ30によってスラスト荷重
を支持される。すなわち、樹脂キャップ30の寸法のば
らつき等がスラスト調整ねじ32の送り込みによって吸
収されることでスラストガタが良好に調整され、初期組
付けが完了される。
【0034】ここで、スラスト調整ねじ32の回転量
(軸孔28内への送り込み量)を表示する目盛36が、
スラスト調整作業中にスラスト調整ねじ32と同時に目
視可能なモータハウジング18外面のナット34廻りに
設けられ、さらに、この目盛36の1目盛が樹脂キャッ
プ30のウォームギヤ20設置側への0.01[mm]
の移動に対応しているため、スラスト調整を行う際にこ
の目盛36を目視することで樹脂キャップ30の移動量
を直接確認しながらスラスト調整ねじ32を回転させ軸
孔28内へ送り込むことができる。
【0035】このため、スラスト調整ねじ32の移動量
やモータ負荷(電流値)を観察するための計器類及びそ
の準備作業が不要となり、マイナスドライバのみで容易
にスラスト調整を実施することができる。また、スラス
ト調整ねじ32設置位置と離反した位置に配置された計
器類とスラスト調整ねじ32とを交互に見ながらスラス
ト調整作業を行う場合に対して、スラスト調整の作業性
が改善される。
【0036】一方、例えば、耐久動作に伴って樹脂キャ
ップ30が磨耗し、または、樹脂キャップ30に成形不
良があり、ガタが発生した際には、ナット34を緩めた
後、初期組付け時と同様にマイナスドライバによりスラ
スト調整ねじ32を時計方向へ回転させる。
【0037】スラスト調整ねじ32は時計方向へ回転さ
れると軸孔28内へ送り込まれ、これに係合された樹脂
キャップ30の凹部はウォームギヤ20の先端部20A
に再度押圧される。この状態でナット34を締め付ける
ことにより樹脂キャップ30は、再度位置決め、保持さ
れる。
【0038】これにより、初期組付け後においてもスラ
スト調整がなされ、ウォームギヤ20は樹脂キャップ3
0によってスラスト荷重を再度好適に支持され、ガタが
解消される。
【0039】ここでも、初期組付け時と同様に、目盛3
6を目視してスラスト調整ねじ32の軸方向の移動量を
確認しながら作業を行うことにより、容易にスラスト調
整を実施することができ、作業性が向上される。
【0040】なお、本実施の形態では、目盛36がモー
タハウジング18と一体に成形される構成としたが、本
発明はこれに限られず、例えば、成形後のモータハウジ
ングに直接彫り込み、描き込み、または、目盛が形成さ
れた部材を貼付した、構成としても良い。また、本実施
の形態では、目盛36の1目盛が樹脂キャップ30の
0.01[mm]の移動に対応した構成としたが、本発
明はこれに限られず、例えば、1目盛がスラスト軸受の
0.005[mm]や0.02[mm]の移動に対応し
た構成としても良い。
【0041】また、本実施の形態では、目盛36がスラ
スト調整ねじの回転量と軸方向移動量との関係を表示す
る構成としたが、本発明はこれに限られず、例えば、モ
ータハウジング及びカバーまたはその一部を透明な部材
で形成し、スラスト調整ねじの軸方向の移動量を直接表
示する定規状の目盛を表示手段としても良い。
【0042】さらに、本実施の形態では、スラスト軸受
を樹脂キャップ30とした構成としたが、本発明はこれ
に限られず、あらゆる形状、材質のスラスト軸受を適用
可能である。したがって、例えば、金属製のボール及び
円板を備えたスラスト軸受を用いて適用しても良い。ま
た、本実施の形態では、スラスト軸受としての樹脂キャ
ップ30とスラスト調整ねじ32とを別個に設けた構成
としたが、これらが一体に形成され、または、接続され
た構成としても良い。
【0043】さらにまた、本実施の形態では、スラスト
調整ねじ32にマイナスドライバに対応したすりわり3
2Bを設けた構成としたが、本発明はこれに限られず、
例えば、十字ドライバや六角レンチによりスラスト調整
ねじを回転可能な構成としても良い。
【0044】このように、ギヤードモータ10では、目
盛36を目視してスラスト調整ねじ32を回転させ、軸
孔28内のスラスト軸受としての樹脂キャップ30をウ
ォームギヤ20の軸方向に移動させることにより、モー
タ回転軸のスラスト調整を任意の時期に容易に実施する
ことができ、作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るモータ回転軸の支持
構造が適用されたギヤードモータの一部破断した正面図
である。
【図2】(A)は、本発明の実施の形態に係るモータ回
転軸の支持構造が適用されたギヤードモータの軸受部の
構成を示す正面断面図、(B)は、側面図である。
【符号の説明】
10 ギヤードモータ 18 モータハウジング 20 ウォームギヤ(回転軸) 22 軸受部 28 軸孔 30 樹脂キャップ(スラスト軸受) 32 スラスト調整ねじ 36 目盛

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転子に連結されると共にモータハウジ
    ング内に回転可能に軸支され、被駆動部へ回転を伝達す
    る回転伝達部が設けられた回転軸と、 前記回転軸の先端に対応して形成され、前記回転軸の先
    端に当接して前記回転軸のスラスト荷重を受けるスラス
    ト軸受と、 前記モータハウジングの外側から操作可能に配置され、
    前記スラスト軸受と係合して前記スラスト軸受の位置決
    めをすると共に、回転され前記回転軸の軸方向へ移動さ
    れることで前記スラスト軸受を前記回転軸へ押圧させる
    スラスト調整ねじと、 前記スラスト調整ねじの前記回転軸の軸方向への移動量
    を表示する表示手段と、 を備えたモータ回転軸の支持構造。
  2. 【請求項2】 前記表示手段は、前記モータハウジング
    外面の前記スラスト調整ねじ設置位置廻りに設けられ、
    1目盛が前記回転軸の軸方向側への前記スラスト調整ね
    じの単位移動量に対応して付された目盛である、 ことを特徴とする請求項1記載のモータ回転軸の支持構
    造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7486452B2 (en) 2006-12-20 2009-02-03 Hitachi Media Electronics Co., Ltd. Optical pickup for use in optical disk device and method of manufacturing the same
WO2011111970A2 (ko) * 2010-03-11 2011-09-15 Oh Tackchun 백래시 미세조정이 가능한 듀얼리드 웜감속기
US11781636B1 (en) 2022-06-07 2023-10-10 Toyota Boshoku Kabushiki Kaisha Gearbox for vehicle seat

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