JP2001329219A - 難燃性被覆剤 - Google Patents

難燃性被覆剤

Info

Publication number
JP2001329219A
JP2001329219A JP2001095649A JP2001095649A JP2001329219A JP 2001329219 A JP2001329219 A JP 2001329219A JP 2001095649 A JP2001095649 A JP 2001095649A JP 2001095649 A JP2001095649 A JP 2001095649A JP 2001329219 A JP2001329219 A JP 2001329219A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flame
retardant coating
weight
parts
melamine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001095649A
Other languages
English (en)
Inventor
Volker Thewes
フオルケル・テーヴエス
Wolf-Dieter Pirig
ヴオルフ−デイーター・ピリッヒ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Clariant Produkte Deutschland GmbH
Original Assignee
Clariant GmbH
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clariant GmbH filed Critical Clariant GmbH
Publication of JP2001329219A publication Critical patent/JP2001329219A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/18—Fireproof paints including high temperature resistant paints
    • C—CHEMISTRY; METALLURGY
    • C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
    • C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
    • C09D5/18—Fireproof paints including high temperature resistant paints
    • C09D5/185—Intumescent paints

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Fireproofing Substances (AREA)
  • Building Environments (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)
  • Inorganic Insulating Materials (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 断熱層を形成しそしてメラミンまたはアンモ
ニウムポリホスフェートを使用しなくとも乾燥後に耐水
性でありそして高湿度および高温において極めて少量の
ＮＨ3 しか放出しない難燃性被覆剤の提供。 【解決手段】 火災の際でも発泡体層を形成する炭化性
物質、造膜性バインダー、発泡剤および通例の助剤およ
び添加剤をベースとする断熱層形成性の難燃性被覆剤に
おいて、発泡剤としておよび発泡体層形成物質としてメ
ラミンポリホスフェートを含むことを特徴とする、上記
断熱層形成性の難燃性被覆剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、火災の際でも発泡
体層を形成する炭化性物質、造膜性バインダー、発泡剤
および慣用の助剤および添加剤をベースとする断熱層形
成性の難燃性被覆剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】断熱層を形成する難燃性被覆剤（発泡性
防炎塗料とも言う）は、火災の際に支配的な温度に曝さ
れた時に発泡するという特徴があり、そして上述の難燃
性被覆剤のこの発泡体が鋼鉄製構造物、天井、壁、ケー
ブル、パイプ等の熱移動を妨害するかまたは少なくとも
阻止する。
【０００３】米国特許（Ａ１）第４，９６５，２９６号
明細書には難燃性被覆材料および導電性材料で構成され
る難燃性材料が開示さている。この難燃性被覆材料は炭
化しそして泡を生成する物質、気体を発生する化合物、
造膜性バインダーおよび適当な溶剤で構成されている。
慣用の他の成分も場合によっては存在していてもよい。
【０００４】米国特許第４，８７９，３２０号明細書に
は同様な難燃性組成物が開示されているが、導電性材料
の代わりにセラミック繊維材料が添加されている。
【０００５】米国特許第５，２２５，４６４号明細書に
は燐酸、メラミンと、ペンタエリスリトール、塩素化炭
水化物および他の化合物、特にポリ塩化ビニルと改善さ
れた発泡性防炎塗料をもたらすモノアンモニウムホスフ
ェートとの反応生成物をベースとする水性発泡防炎性調
製物が開示されている。
【０００６】ドイツ特許出願公開（Ａ１）第４，２１
８，１８４号明細書には、ａ）ウレタン基およびブロッ
クドイソシアネート基を持ちそして成分ｂ）の存在下に
水に溶解および／または分散する少なくとも１種類のＮ
ＣＯプレポリマーおよびｂ）少なくとも２つの第一およ
び／または第二アミノ基を持つ少なくとも１種類の（環
状）脂肪族ポリアミンより成るポリアミン成分とより成
る水性バインダー混合物が開示されている。
【０００７】更にドイツ特許第４，３４３，６６８号明
細書には、少なくとも４〜２５重量％の造膜性バインダ
ー、１０〜４ 重量％のアンモニウムポリホスフェー
ト、８〜４０重量％の熱に曝された時に炭化する少なく
とも１種類の物質、６〜２５重量％の発泡剤、０〜５
重量％の分散剤、および０〜２５重量％のフィラーを含
有する発泡性の難燃性被覆剤が開示されている。
【０００８】上記の各難燃性被覆剤の全体的な欠点はそ
れらがハロゲンを含有していることおよび／または乾燥
後の耐水性が不十分であることである。
【０００９】発泡剤としてメラミンを用いることは、そ
れが水性スラリー中で塩基として作用するので特に不利
であると見なされることである。それ故に断熱層を生成
する防炎性被覆剤が水溶液中で酸として作用する成分を
含有する場合には、メラミンがこの成分の反応相手とし
て使用できる。メラミンとアンモニウムポリホスフェー
トとが水溶液中でアンモニア（ＮＨ3 ）を放出しながら
反応することは公知である。高温および高湿度ではこの
反応が、断熱層を形成する乾燥した難燃性被覆物中でも
生じ得るので、被覆物の難燃性が低下する。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】それ故に本発明の課題
は、断熱層を形成しそしてメラミンまたはアンモニウム
ポリホスフェートを使用しなくとも乾燥後に耐水性であ
りそして高湿度および高温において極めて少量のＮＨ3
しか放出しない難燃性被覆剤を提供することであった。
【００１１】
【課題を解決するための手段】この課題は断熱層を形成
し、発泡剤としておよび発泡体層を生成する物質として
メラミンポリホスフェートを含有する冒頭に記載の種類
の難燃性被覆剤によって達成される。
【００１２】メラミンポリホスフェートは好ましくは式
（ＮＭＰＯ3 ) n で表され、ただし、Ｍはメラミンであ
り、そしてｎは２以上、特に２〜１０，０００である。
【００１３】メラミンポリホスフェートは結合して比較
的に短いまたは比較的に長い鎖をもたらすメラミン単位
およびホスフェート単位を生成するポリマーである。メ
ラミン単位およびホスフェート単位の分布は規則的でも
不規則でもよく、場合によってはそれら自身の中に重合
組み入れられていてもよい。メラミンの誘導体、例えば
メレム、メラム等も存在していてもよい。
【００１４】メラミンポリホスフェートの性質は、その
鎖長並びにメラミン単位およびホスフェート単位の分布
および／または数の変化により、一定の範囲で変えるこ
とができる。
【００１５】メラミンポリホスフェートは、例えば国際
特許出願公開第９８／４５３６４号明細書に更に詳細に
説明されている。この公開明細書中ではこのメラミンポ
リホスフェートは、ポリリン酸のメラミン塩とも称され
ている。そのポリマー鎖は、（ＨＭＰＯ3 ) n 単位［Ｍ
はメラミンである］で構成されており、ｎは２以上、特
に５〜１０, ０００である。
【００１６】メラミンポリホスフェートは、通常は、メ
ラミンピロホスフェートを２９０℃以上の温度で窒素下
に一定重量となるまで加熱することによって得られる
（国際特許出願公開第９８／０８８９８号）。
【００１７】断熱層を形成する新規の難燃性被覆剤は好
ましくはアンモニウムポリホスフェートを含まない。
【００１８】断熱層を形成する新規の難燃性被覆剤は好
ましくはメラミンおよび／またはジシアンジアミド類を
含まない。
【００１９】断熱層を形成する難燃性被覆剤は好ましく
は５〜３０重量部の造膜性バインダー、５〜２５重量部
の炭化性物質、３０〜７０重量部のメラミンポリホスフ
ェートおよび１０〜５０重量部の慣用の助剤および添加
物を含有する。
【００２０】断熱層を形成する難燃性被覆剤は特に好ま
しくは１０〜２０重量部の造膜性バインダー、７〜１５
重量部の炭化性物質、４０〜６０重量部のメラミンポリ
ホスフェートおよび２０〜４０重量部の慣用の助剤およ
び添加物を含有する。
【００２１】断熱層を形成する難燃性被覆剤は、好まし
くは造膜性バインダーとして酢酸ビニルをベースとする
ホモポリマー、酢酸ビニル、エチレンおよび塩化ビニル
をベースとするコポリマー、酢酸ビニルおよび分枝した
長鎖のカルボン酸のビニルエステルをベースとするコポ
リマー、酢酸ビニルおよびジ-n- ブチルマレエートをベ
ースとするコポリマー、酢酸ビニルおよびアクリレート
をベースとするコポリマー、スチレンおよびアクリレー
トをベースとするコポリマー、および／またはアクリレ
ートをベースとするコポリマー、ビニルトルエン−アク
リレートコポリマー、スチレン−アクリレートコポリマ
ー、ビニル−アクリレートコポリマー、自己架橋性ポリ
ウレタン分散物を含有する。
【００２２】断熱層を形成する難燃性被覆剤中に存在す
る炭化性物質は好ましくは炭水化物を含有する。
【００２３】有利に使用される炭水化物は好ましくはペ
ンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、トリペ
ンタエリスリトールおよび／またはペンタエリスリトー
ルの重縮合体を含有する。
【００２４】断熱層を形成する難燃性被覆剤中に存在す
る助剤および添加物は好ましくはガラスファイバー、鉱
物繊維、カオリン、タルク、酸化アルミニウム、水酸化
アルミニウム、水酸化マグネシウム、沈降シリカ、珪酸
塩および／または粉末セルロースを含有する。
【００２５】断熱層を形成する新規の難燃性被覆剤は好
ましくはハロゲンを含有していない。
【００２６】断熱層を形成する新規の難燃性被覆剤は
（１００％までの相対湿度の）高湿度および高温（約７
５℃）の条件のもとで保存した時に１００ｐｐｍより少
ないＮＨ3 しか放出しない。
【００２７】刷毛塗りでき、噴霧塗装できまたはロール
掛け塗装できる被覆剤の状態の新規の難燃性被覆剤（発
泡性防炎塗料）は非常に広範な種々の基体、好ましくは
鋼鉄、木材、電気ケーブルまたはパイプの保護に使用さ
れる。
【００２８】以下の各々の実施例では、発泡性防炎塗料
を調製し、そしてこれを規格の鋼鉄製板に塗布し、その
効果を測定した。断熱性はＤＩＮ４１０２、第８章（１
９８６）に従って試験した。耐水性は塗装した規格の鋼
鉄製板を状態調節室中で４０℃、９５％の湿度で、断熱
性試験の前４週間貯蔵することによって測定した。
【００２９】ＮＨ3 の放出を測定するために、乾燥した
サンプルのシート状物を５００ｍＬのガラス製ビンと２
つのコックを持つガラス製ふたより成る密封されたガラ
ス製系中に置く。湿度（約１００％の相対湿度）の模擬
実験を行なうためにこのガラス製系に１０ｍＬの水道水
を入れたコップを置く。このガラス製系を、一つのコッ
クを閉じて７５℃の空気循環式乾燥室に置く。乾燥室中
で二つ目のコックも１０分後に同様に閉じる。乾燥室中
のビンのそれからの滞留時間は１２０分である。次いで
ビンを乾燥室から取り出しそしてドレーガー(Draeger）
管をアダプターによって一方のコックに取り付ける。窒
素ガスを１時間当り５Ｌの速度で二つ目のコックに供給
する。ビンを３０分の間フラッシュ洗浄しそして放出さ
れたアンモニアの量をドレーガー管から直接的に読み取
る。
【００３０】各実施例で使用した生成物は次の通りであ
る：(R)Pliolite（固体：Goodyear社、フランス) ：こ
れはビニルトルエン−アクリレートコポリマーをベース
とするニュートン熱可塑性樹脂(newtonian thermoplast
ic) である。
【００３１】(R)Exolit AP 462(Clariant GmbH, Frankf
urt am Main、ドイツ) ：これは、ヨーロッパ特許
（Ｂ）第１８０，７９５号明細書の方法によって製造さ
れ、硬化したメラミンホルムアルデヒド樹脂より成る約
１０重量％のカプセル材料を含む(R ) Exolit AP 422 を
ベースとする微小カプセル化アンモニウム−ホスフェー
トである。
【００３２】(R)Exolit AP 422(Clariant GmbH, Frankf
urt am Main、ドイツ) ：これは、ｎ＝２０〜１００
０、好ましくは５００〜１０００の式（ＮＨ4 ＰＯ3 ）
n n で表される自由流動性で粉末状の低水溶性アンモニ
ウム−ホスフェートである。４５μｍより小さい粒度の
粒子の割合が９９％よりも多い。
【００３３】
【実施例】例１（比較例）：以下の物質を順次混合し、
次いで試験用シートに適当に塗布する：３８重量部の
(R)Hostaflam AP 462、１０重量部の (R)Pliolite（固
体）、８重量部のメラミン、８重量部のジペンタエリス
リトール、８重量部の二酸化チタンおよび全部で１００
重量部とする不足量のシックナー、可塑剤および溶剤。
【００３４】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ３０を示した。
【００３５】燃焼分類は状態調整室中での貯蔵期間の後
も同様にＦ３０であった。
【００３６】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ４６２５ｐｐｍと測
定された。
【００３７】例２（実施例）：以下の物質を順次混合
し、次いで試験用シートに適当に塗布する：９重量部の
(R)Pliolite（固体）、５２重量部のメラミン−ポリホ
スフェート、７重量部のジペンタエリスリトール、７重
量部の二酸化チタンおよび全部で１００重量部とする不
足量のシックナー、可塑剤および溶剤。
【００３８】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ３０を示した。
【００３９】燃焼分類は状態調整室中での貯蔵期間の後
でも同様にＦ３０であった。
【００４０】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ３５ｐｐｍと測定さ
れた。
【００４１】例３（比較例）：以下の物質を順次混合
し、次いで試験用シートに適当に塗布する：３０重量部
の (R)Hostaflam AP 422、２２重量部のポリ醋酸ビニル
コポリマー（５０％濃度）、１９重量部のメラミン、１
３重量部のペンタエリスリトール、５重量部の二酸化チ
タンおよび全部で１００重量部とする不足量のシックナ
ー、フィラー、水、分散剤および保存剤。
【００４２】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ３０を示した。
【００４３】状態調整室中での貯蔵期間の後、燃焼分類
Ｆ３０が最早達成されなかった。
【００４４】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ５２００ｐｐｍと測
定された。
【００４５】例４（実施例）：以下の物質を順次混合
し、次いで試験用シートに適当に塗布する：２０重量部
のポリ醋酸ビニルコポリマー（５０％濃度）、５５重量
部のメラミン−ポリホスフェート、１１重量部のペンタ
エリスリトール、４重量部の二酸化チタンおよび全部で
１００重量部とする不足量のシックナー、フィラー、
水、分散剤および保存剤。
【００４６】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ３０を示した。
【００４７】燃焼分類は状態調整室中での貯蔵期間の後
にＦ３０であった。
【００４８】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ５０ｐｐｍと測定さ
れた。
【００４９】例５（比較例）：以下の物質を順次混合
し、次いで試験用シートに適当に塗布する：３０重量部
の(R) Exolit AP 422 、２２重量部の脂肪族ウレタン／
アクリル−ハイブリッド分散物（３０％濃度）１７重量
部のメラミン、１２重量部のジペンタエリスリトール、
５重量部の二酸化チタンおよび全部で１００重量部とす
る不足量のシックナー、フィラー、水、分散剤および保
存剤。
【００５０】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ６０を示した。
【００５１】状態調整室中での貯蔵期間の後、燃焼分類
は未だＦ３０であった。
【００５２】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ４８５０ｐｐｍと測
定された。
【００５３】例６（実施例）：以下の物質を順次混合
し、次いで試験用シートに適当に塗布する：１９重量部
の脂肪族ウレタン／アクリル−ハイブリッド分散物（３
０％濃度）５３重量部のメラミン−ポリホスフェート、
１０重量部のジペンタエリスリトール、４重量部の二酸
化チタンおよび全部で１００重量部とする不足量のシッ
クナー、フィラー、水、分散剤および保存剤。
【００５４】被覆されたシートのＤＩＮ４１０２に従う
燃焼試験は燃焼分類Ｆ６０を示した。
【００５５】燃焼分類は状態調整室中での貯蔵期間の
後、Ｆ３０であった。
【００５６】ＮＨ3 の放出はＮＨ3 ４０ｐｐｍと測定さ
れた。
【００５７】これらの例から明らかな通り、メラミン−
ポリホスフェートの使用がメラミンを使用する場合に比
較した時、ＮＨ3 の放出が少なくとも１００倍減少す
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０９Ｄ 201/00 Ｃ０９Ｄ 201/00 Ｃ０９Ｋ 21/12 Ｃ０９Ｋ 21/12 21/14 21/14 // Ｃ０８Ｌ 101:00 Ｃ０８Ｌ 101:00

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 火災の際に発泡体層を形成する炭化性物
    質、造膜性バインダー、発泡剤および通例の助剤および
    添加剤をベースとする断熱層形成性の難燃性被覆剤にお
    いて、発泡剤としておよび発泡体層形成物質としてメラ
    ミンポリホスフェートを含むことを特徴とする、上記断
    熱層形成性の難燃性被覆剤。
  2. 【請求項２】 メラミンポリホスフェートが式（ＮＭＰ
    Ｏ3 ) n で表され、ただし、Ｍはメラミンであり、そし
    てｎは２以上、特に２〜１０，０００である、請求項１
    の断熱層形成性の難燃性被覆剤。
  3. 【請求項３】 アンモニウム−ポリホスフェートが存在
    していない請求項１または２に記載の難燃性被覆剤。
  4. 【請求項４】 メラミンおよび／またはジシアンジアミ
    ド類が存在していない請求項１〜３のいずれか一つに記
    載の断熱層形成性の難燃性被覆剤。
  5. 【請求項５】５〜３０重量部の造膜性バインダー、 ５〜２５重量部の炭化性物質、 ３０〜７０重量部のメラミンポリホスフェートおよび１
    ０〜５０重量部の慣用の助剤および添加物を含有する請
    求項１〜４のいずれか一つに記載の断熱層形成性の難燃
    性被覆剤。
  6. 【請求項６】１０〜２０重量部の造膜性バインダー、 ７〜１５重量部の炭化性物質、 ４０〜６０重量部のメラミンポリホスフェートおよび２
    ０〜４０重量部の慣用の助剤および添加物を含有する請
    求項１〜５のいずれか一つに記載の断熱層形成性の難燃
    性被覆剤。
  7. 【請求項７】 造膜性バインダーが酢酸ビニルをベース
    とするホモポリマー、酢酸ビニル、エチレンおよび塩化
    ビニルをベースとするコポリマー、酢酸ビニルおよび長
    鎖の分枝状カルボン酸のビニルエステルをベースとする
    コポリマー、酢酸ビニルおよびジ-n- ブチルマレエート
    をベースとするコポリマー、酢酸ビニルおよびアクリレ
    ートをベースとするコポリマー、スチレンおよびアクリ
    レートをベースとするコポリマー、および／またはアク
    リレートをベースとするコポリマー、ビニルトルエン−
    アクリロールコポリマー、スチレン−アクリレートポリ
    マー、ビニル−アクリレートコポリマー、および／また
    は自己架橋性ポリウレタン分散物を含有する、請求項１
    〜６のいずれか一つに記載の断熱層形成性の難燃性被覆
    剤。
  8. 【請求項８】 炭化性物質として炭水化物を含有する請
    求項１〜７のいずれか一つに記載の断熱層形成性の難燃
    性被覆剤。
  9. 【請求項９】 使用される炭水化物がペンタエリスリト
    ール、ジペンタエリスリトール、トリペンタエリスリト
    ール、および／またはペンタエリスリトールの重縮合体
    である請求項８に記載の断熱層形成性の難燃性被覆剤。
  10. 【請求項１０】 助剤および添加物としてガラスファイ
    バー、鉱物繊維、カオリン、タルク、酸化アルミニウ
    ム、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、沈降シ
    リカ、珪酸塩および／または粉末セルロースを含有する
    請求項１〜９のいずれか一つに記載の断熱層形成性の難
    燃性被覆剤。
  11. 【請求項１１】 ハロゲンを含有していない請求項１〜
    １０のいずれか一つの難燃性被覆剤。
  12. 【請求項１２】 １００％までの相対湿度の高湿度およ
    び高温（約７５℃）の条件のもとで保存した時に１００
    ｐｐｍより少ないＮＨ3 しか放出しない、請求項１〜１
    １のいずれか一つの断熱層形成性の難燃性被覆剤。
JP2001095649A 2000-03-30 2001-03-29 難燃性被覆剤 Withdrawn JP2001329219A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10015889:7 2000-03-30
DE10015889A DE10015889B4 (de) 2000-03-30 2000-03-30 Brandschutzbeschichtung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001329219A true JP2001329219A (ja) 2001-11-27

Family

ID=7637017

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001095649A Withdrawn JP2001329219A (ja) 2000-03-30 2001-03-29 難燃性被覆剤

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6642284B2 (ja)
EP (1) EP1142964B1 (ja)
JP (1) JP2001329219A (ja)
KR (1) KR20010095168A (ja)
AT (1) ATE328040T1 (ja)
DE (2) DE10015889B4 (ja)
ES (1) ES2265369T3 (ja)
TW (1) TW577911B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103275566A (zh) * 2013-05-24 2013-09-04 苏州市德莱尔建材科技有限公司 一种木质材料用苯丙乳液防火涂料
JP2019089996A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社エフコンサルタント 被覆材

Families Citing this family (27)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1386942A1 (en) * 2002-07-25 2004-02-04 Clariant GmbH Flame retardant combination
DE10243231B4 (de) * 2002-09-17 2004-10-28 Clariant Gmbh Brandschutzbeschichtung
DE10247973B4 (de) * 2002-10-15 2005-05-04 Clariant Gmbh Halogenreduzierte Flammschutzmittelmischungen zur Herstellung von emissionsstabilen Polyurethanweichschäumen
DE10247974A1 (de) * 2002-10-15 2004-05-13 Clariant Gmbh Flammwidrige Polyurethanweichschäume mit hoher Alterungsbeständigkeit
US9028633B1 (en) 2003-06-27 2015-05-12 Avtec Industries, Inc. Fire and smoke suppressing surface for substrates
US7820079B2 (en) * 2004-06-14 2010-10-26 Nissin Chemical Industry Co., Ltd. Vehicle interior material coating composition and vehicle interior material
DE102004039758A1 (de) * 2004-08-17 2006-03-02 Clariant Gmbh Brandschutzbeschichtung
CA2655684A1 (en) * 2006-07-07 2008-01-10 Dsm Ip Assets B.V. Flame retardant products
US20080282455A1 (en) * 2007-05-18 2008-11-20 Higher Dimension Materials, Inc. Flame resistant and heat protective flexible material with intumescing guard plates and method of making the same
ES2328000A1 (es) * 2007-09-12 2009-11-05 Nexans Iberia S.L. Cable electrico resistente al fuego.
EP2358812B1 (en) * 2008-11-26 2018-05-02 Avery Dennison Corporation Printable flame retardant polymeric film
FR2979631B1 (fr) * 2011-09-05 2013-10-04 Schneider Electric Ind Sas Pieces en plastique comprenant un revetement ignifuge et leur procede de preparation.
ES2409165B1 (es) * 2011-11-22 2014-04-24 Emensi Chemical, S.L. Producto ignífugo.
US9447523B2 (en) 2011-12-22 2016-09-20 3M Innovative Properties Company Melt blown fiber forming process and method of making fibrous structures
WO2014011303A2 (en) 2012-04-20 2014-01-16 Board Of Regents, The University Of Texas System Thermal barrier mixtures and uses thereof
EP2810970A1 (de) * 2013-06-06 2014-12-10 HILTI Aktiengesellschaft Dämmschichtbildende Zusammensetzung und deren Verwendung
CN103820023B (zh) * 2014-03-19 2015-09-23 河北大学 一种膨胀型水性防火清漆及其制备方法
CN106795354A (zh) 2014-08-14 2017-05-31 Hrl实验室有限责任公司 包括阻燃材料的微晶格结构以及形成微晶格结构的组合物和方法
CN105694543B (zh) * 2014-11-28 2018-03-09 中国科学院金属研究所 一种阻燃涂层及其制备方法
CN105153913A (zh) * 2015-10-08 2015-12-16 国网山东海阳市供电公司 一种电力设施用耐候性阻燃涂料
CN106634530A (zh) * 2016-12-13 2017-05-10 苏州赛斯德工程设备有限公司 一种水性聚氨酯涂料及其制备工艺
CA2992334A1 (en) 2018-01-19 2019-07-19 Canplas Industries Ltd. Fire stop and method of making the same
CN110176740B (zh) * 2019-04-15 2021-04-06 汉腾汽车有限公司 一种新能源汽车高压线防护装置
CN110330821A (zh) * 2019-07-23 2019-10-15 苏州弗美斯环保科技有限公司 无机环保防火矿物涂料及其制备工艺
US11286327B2 (en) 2019-12-05 2022-03-29 The Boeing Company FR composite composition for light-based additive manufacturing
CN114230805A (zh) * 2021-12-23 2022-03-25 河北三棵树涂料有限公司 一种有机聚合物阻燃剂、水性防火阻燃涂料及其制备方法
CN114736567A (zh) * 2022-02-23 2022-07-12 国网安徽省电力有限公司电力科学研究院 一种电力消防设备用丙烯酸阻燃漆及其制备方法与应用

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4965296A (en) 1989-03-15 1990-10-23 No Fire Engineering, Inc. Intumescent fire-retardant and electrically-conductive coating material
US4879320A (en) 1989-03-15 1989-11-07 Hastings Otis Intumescent fire-retardant coating material
US5225464A (en) 1992-04-02 1993-07-06 Material Technologies & Sciences, Inc. Intumescent coating and method of manufacture
DE4218184A1 (de) 1992-06-02 1993-12-09 Bayer Ag Wäßriges Bindemittelgemisch und seine Verwendung
GB2272444B (en) * 1992-11-13 1997-04-02 Minnesota Mining & Mfg Flame retardants
DE4343668A1 (de) 1993-12-21 1995-06-22 Hoechst Ag Aufblähbare, flammhemmende Überzugsmassen
US6015510A (en) 1996-08-29 2000-01-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polymer flame retardant
US6025419A (en) * 1997-04-07 2000-02-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Flame retardant resin compositions
NL1006936C2 (nl) * 1997-09-04 1999-03-05 Dsm Nv Vlamdovende polyestersamenstelling.
DE19835463A1 (de) * 1997-09-11 1999-04-01 Clariant Gmbh Tropenfeste Intumeszenz-Beschichtung
ATE246716T1 (de) 1997-09-11 2003-08-15 Clariant Gmbh Tropenfeste intumeszenz-beschichtung
US6054515A (en) * 1998-03-02 2000-04-25 Blount; David H. Flame retardant compounds and compositions
US6166114A (en) * 1998-08-13 2000-12-26 E. I. Du Pont De Nemours And Company Fire and electrical resistant compositions
DE19909387C2 (de) * 1999-03-04 2001-01-25 Clariant Gmbh Brandschutzbeschichtung
DE19919707A1 (de) * 1999-04-30 2000-11-02 Clariant Gmbh Brandschutzbeschichtung für Fasermaterialien
DE19933901A1 (de) 1999-07-22 2001-02-01 Clariant Gmbh Flammschutzmittel-Kombination

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103275566A (zh) * 2013-05-24 2013-09-04 苏州市德莱尔建材科技有限公司 一种木质材料用苯丙乳液防火涂料
CN103275566B (zh) * 2013-05-24 2016-02-03 苏州市德莱尔建材科技有限公司 一种木质材料用苯丙乳液防火涂料
JP2019089996A (ja) * 2017-11-15 2019-06-13 株式会社エフコンサルタント 被覆材

Also Published As

Publication number Publication date
KR20010095168A (ko) 2001-11-03
EP1142964B1 (de) 2006-05-31
DE10015889B4 (de) 2005-09-08
EP1142964A2 (de) 2001-10-10
ES2265369T3 (es) 2007-02-16
DE50109918D1 (de) 2006-07-06
ATE328040T1 (de) 2006-06-15
TW577911B (en) 2004-03-01
EP1142964A3 (de) 2004-02-11
US20010027226A1 (en) 2001-10-04
DE10015889A1 (de) 2001-10-25
US6642284B2 (en) 2003-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001329219A (ja) 難燃性被覆剤
US6251961B1 (en) Flame-retartant coating
US6054513A (en) Intumescent coating stable under tropical conditions
US3969291A (en) Intumescent fire-retardant coating compositions containing amide-polyphosphates
US3914193A (en) Intumescent coating compositions containing crystalline melamine pyrophosphate
US3635970A (en) Crystalline melamine pyrophosphate
US4145296A (en) Weather-durable aqueous fire retardant stabilized against gelation
JPH08508051A (ja) 膨脹剤組成物
DK149819B (da) Opblaeringsdygtig, brandhaemmende overtraeksmasse indeholdende ammoniumpolyphosphat
JP4579519B2 (ja) 防火性塗料
EP1512727B1 (en) Fire retardant coating compositions
JP6901475B2 (ja) ポリリン酸アンモニウムとスルフェートを含有しおよび／またはスルフェートイオンを放出できる少なくとも１つの可溶性のイオン性化合物の混合物
RU2467041C2 (ru) Способ получения огнезащитной вспучивающейся композиции
KR100571684B1 (ko) 열대조건하에서안정한팽창성방염도료
CN105670362A (zh) 一种清漆
KR0182660B1 (ko) 수성계 포비성 연소방지용 도료 조성물 및 이를 이용하여 제조된 연소 방지재
CN115335474B (zh) 水系阻燃涂料组合物及阻燃热塑性树脂膜
US3102821A (en) Fire retardant composition and method

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080603