JP2001328912A - 衣料の防虫方法 - Google Patents
衣料の防虫方法Info
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- JP2001328912A JP2001328912A JP2000147614A JP2000147614A JP2001328912A JP 2001328912 A JP2001328912 A JP 2001328912A JP 2000147614 A JP2000147614 A JP 2000147614A JP 2000147614 A JP2000147614 A JP 2000147614A JP 2001328912 A JP2001328912 A JP 2001328912A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 衣装箱や箪笥等の衣料の小空間における保存
時はもちろん、比較的大空間設備における保存時や、開
放系における保存時においても、衣料の防虫を効率的に
行うことが可能な方法を提供する。 【解決手段】 4−メトキシメチル−2,3,5,6−
テトラフルオロベンジル3−(2−メチル−1−プロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ート及び噴射剤を含有するエアゾール剤を衣料または衣
料の収納場所に噴霧することを特徴とする衣料の防虫方
法。
時はもちろん、比較的大空間設備における保存時や、開
放系における保存時においても、衣料の防虫を効率的に
行うことが可能な方法を提供する。 【解決手段】 4−メトキシメチル−2,3,5,6−
テトラフルオロベンジル3−(2−メチル−1−プロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ート及び噴射剤を含有するエアゾール剤を衣料または衣
料の収納場所に噴霧することを特徴とする衣料の防虫方
法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】衣料の防虫方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】エア
ゾール剤は、その処理の簡便さと噴射対象物への局所処
理が比較的可能である点等により家庭用殺虫剤分野で広
く使用されている。衣料防虫分野においてエアゾール剤
を用いる方法としては、エンペントリンなどの常温揮散
性の防殺虫剤、1気圧下で沸点が30℃以上100℃以
下の揮散性溶剤及び噴射剤からなるエアゾール剤を用い
る方法(特開昭63−188602号公報)が知られて
いる。しかしながら、該方法は、衣装箱や箪笥等の比較
的小さな衣料の保管容器中に収納された衣料の防虫にお
いてはその効果を発揮するものの、生活様式の多様化に
より近年普及しつつある、ウォークインクローゼットを
はじめとする衣服の大空間収納設備による保管や、ハン
ガー等に掛けた衣服を直接部屋に吊るす、いわゆる開放
系での保管等においては充分な防虫効果が得られないと
いう問題があった。本発明の課題は、衣装箱や箪笥等の
衣料の小空間における保存時はもちろん、比較的大空間
設備における保存時や、開放系における保存時において
も、衣料の防虫を効率的に行うことが可能な方法を提供
することにある。
ゾール剤は、その処理の簡便さと噴射対象物への局所処
理が比較的可能である点等により家庭用殺虫剤分野で広
く使用されている。衣料防虫分野においてエアゾール剤
を用いる方法としては、エンペントリンなどの常温揮散
性の防殺虫剤、1気圧下で沸点が30℃以上100℃以
下の揮散性溶剤及び噴射剤からなるエアゾール剤を用い
る方法(特開昭63−188602号公報)が知られて
いる。しかしながら、該方法は、衣装箱や箪笥等の比較
的小さな衣料の保管容器中に収納された衣料の防虫にお
いてはその効果を発揮するものの、生活様式の多様化に
より近年普及しつつある、ウォークインクローゼットを
はじめとする衣服の大空間収納設備による保管や、ハン
ガー等に掛けた衣服を直接部屋に吊るす、いわゆる開放
系での保管等においては充分な防虫効果が得られないと
いう問題があった。本発明の課題は、衣装箱や箪笥等の
衣料の小空間における保存時はもちろん、比較的大空間
設備における保存時や、開放系における保存時において
も、衣料の防虫を効率的に行うことが可能な方法を提供
することにある。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる状
況下に鋭意検討を重ねた結果、特定の化合物及び噴射剤
を含有するエアゾール剤を衣料または衣料の収納場所に
処理する方法により上記の課題が解決されることを見出
し、本発明に至った。すなわち本発明は、4−メトキシ
メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル 3
−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物と記
す)及び噴射剤を含有するエアゾール剤(以下、本エア
ゾール剤と記す)を衣料または衣料の収納場所に噴霧す
ることを特徴とする衣料の害虫防除方法(以下、本発明
方法と記す)を提供する。
況下に鋭意検討を重ねた結果、特定の化合物及び噴射剤
を含有するエアゾール剤を衣料または衣料の収納場所に
処理する方法により上記の課題が解決されることを見出
し、本発明に至った。すなわち本発明は、4−メトキシ
メチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジル 3
−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボキシレート(以下、本化合物と記
す)及び噴射剤を含有するエアゾール剤(以下、本エア
ゾール剤と記す)を衣料または衣料の収納場所に噴霧す
ることを特徴とする衣料の害虫防除方法(以下、本発明
方法と記す)を提供する。
【0004】
【発明の実施の形態】本化合物は例えば以下の方法によ
り製造することができる。 式(1) で示されるカルボン酸化合物またはその酸ハライドと式
(2) で示されるアルコール化合物とを反応させることにより
製造する方法。
り製造することができる。 式(1) で示されるカルボン酸化合物またはその酸ハライドと式
(2) で示されるアルコール化合物とを反応させることにより
製造する方法。
【0005】該反応は、通常有機溶媒中で、必要に応じ
て反応助剤の存在下に行われる。反応時間の範囲は通
常、5分間〜72時間程度であり、反応温度は通常、−
80℃〜200℃であるが、有機溶媒の沸点が200℃
未満の場合には沸点以下で、有機溶媒の凝固点が−80
℃以上の場合には凝固点を超える温度である。式(1)
で示されるカルボン酸化合物またはその酸ハライドと式
(2)で示されるアルコール化合物とのモル比は適宜決
めることができるが、1:1またはそれに近い比率で行
うのが好ましい。
て反応助剤の存在下に行われる。反応時間の範囲は通
常、5分間〜72時間程度であり、反応温度は通常、−
80℃〜200℃であるが、有機溶媒の沸点が200℃
未満の場合には沸点以下で、有機溶媒の凝固点が−80
℃以上の場合には凝固点を超える温度である。式(1)
で示されるカルボン酸化合物またはその酸ハライドと式
(2)で示されるアルコール化合物とのモル比は適宜決
めることができるが、1:1またはそれに近い比率で行
うのが好ましい。
【0006】反応助剤としては、式(1)で示されるカ
ルボン酸化合物を用いる場合には、例えばジシクロヘキ
シルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミドハイドロクロリド、ジ
エチルアゾジカルボキシラートまたはジイソプロピルア
ゾジカルボキシラートとトリフェニルホスフィンとの試
剤等を挙げることができ、式(1)で示されるカルボン
酸化合物の酸ハライドを用いる場合には、例えばトリエ
チルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の3級アミンを挙げることができ
る。
ルボン酸化合物を用いる場合には、例えばジシクロヘキ
シルカルボジイミド、1−エチル−3−(3−ジメチル
アミノプロピル)カルボジイミドハイドロクロリド、ジ
エチルアゾジカルボキシラートまたはジイソプロピルア
ゾジカルボキシラートとトリフェニルホスフィンとの試
剤等を挙げることができ、式(1)で示されるカルボン
酸化合物の酸ハライドを用いる場合には、例えばトリエ
チルアミン、4−ジメチルアミノピリジン、ジイソプロ
ピルエチルアミン等の3級アミンを挙げることができ
る。
【0007】溶媒としては、例えばトルエン、ヘキサン
等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロ
エタン等のハロゲン化炭化水素類等を挙げることがで
き、これらは単独で、あるいは混合して使用することが
できる。反応液をガスクロマトグラフィー、液体クロマ
トグラフィー等により分析することにより反応の進行及
び終了をチェックすることができ、反応終了後、反応液
に洗浄、抽出、濃縮等の通常の後処理操作を付すことに
より本化合物を得ることができる。必要によりカラムク
ロマトグラフィー、蒸留等により精製することもでき
る。式(2)で示されるアルコール化合物は、特開平4
−6694号公報に記載の方法に準じて製造することが
できる。
等の炭化水素類、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラ
ン等のエーテル類、ジクロロメタン、1,2−ジクロロ
エタン等のハロゲン化炭化水素類等を挙げることがで
き、これらは単独で、あるいは混合して使用することが
できる。反応液をガスクロマトグラフィー、液体クロマ
トグラフィー等により分析することにより反応の進行及
び終了をチェックすることができ、反応終了後、反応液
に洗浄、抽出、濃縮等の通常の後処理操作を付すことに
より本化合物を得ることができる。必要によりカラムク
ロマトグラフィー、蒸留等により精製することもでき
る。式(2)で示されるアルコール化合物は、特開平4
−6694号公報に記載の方法に準じて製造することが
できる。
【0008】本化合物には不斉炭素に基づく光学異性体
やシクロプロパン環に基づく幾何異性体等の立体異性体
が存在する。害虫防除活性を有する全ての光学異性体や
その混合物、害虫防除活性を有する全ての幾何異性体や
その混合物が本化合物には含まれる。
やシクロプロパン環に基づく幾何異性体等の立体異性体
が存在する。害虫防除活性を有する全ての光学異性体や
その混合物、害虫防除活性を有する全ての幾何異性体や
その混合物が本化合物には含まれる。
【0009】本エアゾール剤中の本化合物の含有量は、
通常0.001〜20重量%程度である
通常0.001〜20重量%程度である
【0010】本エアゾール剤における噴射剤としては、
本エアゾール剤中の液体部分と均一に混じりうる、沸点
25℃以下の化合物、例えば、ジメチルエーテル(沸点
−24.8℃)、プロパン(沸点−42.1℃)、n−
ブタン(沸点−0.5℃)、イソブタン(沸点−12
℃)等を挙げることができ、これらは単独でまたは2種
以上の混合物で使用することができる。本エアゾール剤
における噴射剤の量は、通常20〜99.9999重量
%である。
本エアゾール剤中の液体部分と均一に混じりうる、沸点
25℃以下の化合物、例えば、ジメチルエーテル(沸点
−24.8℃)、プロパン(沸点−42.1℃)、n−
ブタン(沸点−0.5℃)、イソブタン(沸点−12
℃)等を挙げることができ、これらは単独でまたは2種
以上の混合物で使用することができる。本エアゾール剤
における噴射剤の量は、通常20〜99.9999重量
%である。
【0011】本エアゾール剤には、溶剤を含有すること
ができ、本エアゾール剤の施用におおいては、沸点30
〜210℃の溶剤が好ましく、沸点30〜120℃の溶
剤がより好ましく、沸点30〜100℃の溶剤はさらに
好ましい。実用的には、溶剤として実質的に沸点30〜
210℃の溶剤のみを含む本エアゾール剤が好ましい。
ここで沸点30〜210℃の溶剤とは、溶剤を構成する
全成分の沸点が実質的に30〜210℃の範囲であるこ
とを意味し、具体的には、単独の溶剤の場合にはその溶
剤の沸点が、また、2種以上の混合溶剤の場合には該混
合溶剤の95重量%以上の成分の沸点が30〜210℃
の範囲であることを意味する。沸点30〜120℃の溶
剤及び沸点30〜100℃の溶剤についても同様であ
る。また、特に断りのない限り、溶剤の沸点とは大気圧
における沸点を意味する。
ができ、本エアゾール剤の施用におおいては、沸点30
〜210℃の溶剤が好ましく、沸点30〜120℃の溶
剤がより好ましく、沸点30〜100℃の溶剤はさらに
好ましい。実用的には、溶剤として実質的に沸点30〜
210℃の溶剤のみを含む本エアゾール剤が好ましい。
ここで沸点30〜210℃の溶剤とは、溶剤を構成する
全成分の沸点が実質的に30〜210℃の範囲であるこ
とを意味し、具体的には、単独の溶剤の場合にはその溶
剤の沸点が、また、2種以上の混合溶剤の場合には該混
合溶剤の95重量%以上の成分の沸点が30〜210℃
の範囲であることを意味する。沸点30〜120℃の溶
剤及び沸点30〜100℃の溶剤についても同様であ
る。また、特に断りのない限り、溶剤の沸点とは大気圧
における沸点を意味する。
【0012】また、該溶剤としては、本エアゾール剤全
体を均一に保ち得る溶剤が好ましい。ここで組成物全体
が均一であるとは、水層と油層で分離した状態、結晶が
析出した状態、乳濁状態、懸濁状態等の状態を実質的に
示さず、いわゆる溶液状態であることを意味する。
体を均一に保ち得る溶剤が好ましい。ここで組成物全体
が均一であるとは、水層と油層で分離した状態、結晶が
析出した状態、乳濁状態、懸濁状態等の状態を実質的に
示さず、いわゆる溶液状態であることを意味する。
【0013】かかる溶剤としては、例えば、n−ブチル
アルコール(沸点117.9℃)、sec.−ブチルアルコ
ール(沸点99.5℃)、tert.−ブチルアルコール
(沸点82.3℃)、n−プロピルアルコール(沸点9
7.2℃)、イソプロピルアルコール(沸点82.4
℃)、エチルアルコール(沸点78.3℃)、ヘキサン
(沸点69℃)、ヘプタン(沸点98.4℃)、2−メ
チルペンタン(沸点60℃)、2,2−ジメチルブタン
(沸点50℃)、オクタン(沸点125℃)、ノナン
(沸点149.5℃)、デカン(沸点174℃)、ウン
デカン(沸点195.9℃)、IP1620(出光石油
化学株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点1
66〜202℃)、IP1016(出光石油化学株式会
社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点73〜140
℃)等を挙げることができる。また、水(沸点100
℃)を挙げることもできるが、前記した如く本エアゾー
ル剤全体を均一に保つという点からは、水を用いる場合
には、水と相溶性を有し、かつ本化合物及び噴射剤とも
相溶性を有する、例えばイソプロパノール等のアルコー
ル類との混合溶剤として用いることが好ましい。
アルコール(沸点117.9℃)、sec.−ブチルアルコ
ール(沸点99.5℃)、tert.−ブチルアルコール
(沸点82.3℃)、n−プロピルアルコール(沸点9
7.2℃)、イソプロピルアルコール(沸点82.4
℃)、エチルアルコール(沸点78.3℃)、ヘキサン
(沸点69℃)、ヘプタン(沸点98.4℃)、2−メ
チルペンタン(沸点60℃)、2,2−ジメチルブタン
(沸点50℃)、オクタン(沸点125℃)、ノナン
(沸点149.5℃)、デカン(沸点174℃)、ウン
デカン(沸点195.9℃)、IP1620(出光石油
化学株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点1
66〜202℃)、IP1016(出光石油化学株式会
社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点73〜140
℃)等を挙げることができる。また、水(沸点100
℃)を挙げることもできるが、前記した如く本エアゾー
ル剤全体を均一に保つという点からは、水を用いる場合
には、水と相溶性を有し、かつ本化合物及び噴射剤とも
相溶性を有する、例えばイソプロパノール等のアルコー
ル類との混合溶剤として用いることが好ましい。
【0014】溶剤を用いる場合の本エアゾール剤中の溶
剤の量は79.9999重量%以下であり、好ましくは
5〜60重量%である。
剤の量は79.9999重量%以下であり、好ましくは
5〜60重量%である。
【0015】本エアゾール剤には、他の害虫防除活性化
合物や、忌避剤、共力剤、安定剤等を適宜含有すること
ができ、これにより効力をさらに向上させることが期待
できる。他の殺虫活性化合物としては、例えば、アレス
リン、テトラメスリン、プラレトリン、フェノトリン、
レスメトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、シペル
メトリン、デルタメトリン、トラロメトリン、シフルト
リン、フラメトリン、イミプロトリン、エトフェンプロ
ックス、フェンバレレート、フェンプロパスリン、シラ
フルオフェン、トランスフルスリン、ビフェントリン、
エンペントリン、2−メチル−4−オキソ−3−(2−
プロピニル)−シクロペント−2−エニル3−(2,2
−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレート等のピレスロイド化合物、ジクロルボ
ス、フェニトロチオン、テトラクロロビンホス、フェン
チオン、クロルピリホス、ダイアジノン等の有機燐化合
物、プロポキサー、カルバリル、メトキサジアゾン、フ
ェノブカルブ等のカーバメート化合物、ルフェヌロン、
クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、ジフルベンズ
ロン、シロマジン、1−(2,6−ジフルオロベンゾイ
ル)−3−[2−フルオロ−4−(1,1,2,3,
3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]ウレア
等のキチン形成阻害物質、ピリプロキシフェン、メトプ
レン、ハイドロプレン、フェノキシカルブ等の幼若ホル
モン様物質、ネオニコチノイド系化合物、N−フェニル
ピラゾール系化合物等を挙げることができる。
合物や、忌避剤、共力剤、安定剤等を適宜含有すること
ができ、これにより効力をさらに向上させることが期待
できる。他の殺虫活性化合物としては、例えば、アレス
リン、テトラメスリン、プラレトリン、フェノトリン、
レスメトリン、シフェノトリン、ペルメトリン、シペル
メトリン、デルタメトリン、トラロメトリン、シフルト
リン、フラメトリン、イミプロトリン、エトフェンプロ
ックス、フェンバレレート、フェンプロパスリン、シラ
フルオフェン、トランスフルスリン、ビフェントリン、
エンペントリン、2−メチル−4−オキソ−3−(2−
プロピニル)−シクロペント−2−エニル3−(2,2
−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパン
カルボキシレート等のピレスロイド化合物、ジクロルボ
ス、フェニトロチオン、テトラクロロビンホス、フェン
チオン、クロルピリホス、ダイアジノン等の有機燐化合
物、プロポキサー、カルバリル、メトキサジアゾン、フ
ェノブカルブ等のカーバメート化合物、ルフェヌロン、
クロルフルアズロン、ヘキサフルムロン、ジフルベンズ
ロン、シロマジン、1−(2,6−ジフルオロベンゾイ
ル)−3−[2−フルオロ−4−(1,1,2,3,
3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)フェニル]ウレア
等のキチン形成阻害物質、ピリプロキシフェン、メトプ
レン、ハイドロプレン、フェノキシカルブ等の幼若ホル
モン様物質、ネオニコチノイド系化合物、N−フェニル
ピラゾール系化合物等を挙げることができる。
【0016】忌避剤としては、例えば、N,N−ジエチ
ル−m−トルアミド、リモネン、リナロール、シトロネ
ラール、メントール、メントン、ヒノキチオール、ゲラ
ニオール、ユーカリプトール、インドキサカルブ、カラ
ン−3,4−ジオール、MGK−R−326、MGK−
R−874、BAY−KBR−3023等を挙げること
ができる。共力剤としては、例えば、PBO、MGK2
64、S421、IBTA、サイネピリン500等を挙
げることができる。
ル−m−トルアミド、リモネン、リナロール、シトロネ
ラール、メントール、メントン、ヒノキチオール、ゲラ
ニオール、ユーカリプトール、インドキサカルブ、カラ
ン−3,4−ジオール、MGK−R−326、MGK−
R−874、BAY−KBR−3023等を挙げること
ができる。共力剤としては、例えば、PBO、MGK2
64、S421、IBTA、サイネピリン500等を挙
げることができる。
【0017】安定剤としては、例えば、2,6−ジ−t
−ブチル−4−メチルフェノ−ル等のフェノ−ル系酸化
防止剤等が挙げることができる。
−ブチル−4−メチルフェノ−ル等のフェノ−ル系酸化
防止剤等が挙げることができる。
【0018】本エアゾール剤は例えば、以下のようにし
て得ることができる。本化合物、必要により溶剤や他の
害虫防除活性化合物、忌避剤、共力剤、安定剤等をエア
ゾール容器に充填する。該容器にエアゾールバルブを装
着し、噴射剤をステムを通して該容器中に充填し、振と
うした後、アクチュエーターを装着することにより成さ
れる。アクチュエーターとしては、例えば、ボタン式、
トリガー式のものなどが使用できる。
て得ることができる。本化合物、必要により溶剤や他の
害虫防除活性化合物、忌避剤、共力剤、安定剤等をエア
ゾール容器に充填する。該容器にエアゾールバルブを装
着し、噴射剤をステムを通して該容器中に充填し、振と
うした後、アクチュエーターを装着することにより成さ
れる。アクチュエーターとしては、例えば、ボタン式、
トリガー式のものなどが使用できる。
【0019】本発明方法により防除し得る衣料害虫とし
ては、例えばヒメカツオブシムシ(Attagenus unicolor
Brahm)、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineo
la bisselliella)等が挙げられる。
ては、例えばヒメカツオブシムシ(Attagenus unicolor
Brahm)、イガ(Tinea translucens)、コイガ(Tineo
la bisselliella)等が挙げられる。
【0020】本発明方法を実施する具体的な方法として
は、例えば、衣料に本エアゾール製剤を噴霧する方法、
衣料の収納場所に本エアゾール製剤をを噴霧する方法等
が挙げられる。本発明において、衣料の収納場所とは、
ウォークインクロゼット等の衣料を収納するための大空
間収納設備や、衣装箱などの衣料収納容器、洋ダンス、
和ダンス等の家具、衣料を収納できる部屋等を意味し、
衣料の収納場所への噴射とは、該収納場所内の空間部へ
の噴射のみならず、収納場所を構成する内壁部、天井
部、床部等への噴射を意味する。
は、例えば、衣料に本エアゾール製剤を噴霧する方法、
衣料の収納場所に本エアゾール製剤をを噴霧する方法等
が挙げられる。本発明において、衣料の収納場所とは、
ウォークインクロゼット等の衣料を収納するための大空
間収納設備や、衣装箱などの衣料収納容器、洋ダンス、
和ダンス等の家具、衣料を収納できる部屋等を意味し、
衣料の収納場所への噴射とは、該収納場所内の空間部へ
の噴射のみならず、収納場所を構成する内壁部、天井
部、床部等への噴射を意味する。
【0021】本発明方法において衣料としては、衣服、
下着類、織物、靴下、手袋等を挙げることができる。本
発明方法において、本エアゾール剤の衣料への噴霧量は
本化合物量に換算して1m2当たり、通常0.01〜1
000mg、好ましくは0.1〜100mg程度であ
る。また、本エアゾール剤の衣料の収納場所への噴霧量
は本化合物量に換算して、収納場所の空間部へ噴霧する
場合には1m3当たり、通常0.1〜5000mg、好
ましくは1〜1000mg程度であり、天井部、内壁
部、床部等へ噴霧する場合には1m2当たり、通常1〜
5000mg、好ましくは5〜2000mg程度であ
る。
下着類、織物、靴下、手袋等を挙げることができる。本
発明方法において、本エアゾール剤の衣料への噴霧量は
本化合物量に換算して1m2当たり、通常0.01〜1
000mg、好ましくは0.1〜100mg程度であ
る。また、本エアゾール剤の衣料の収納場所への噴霧量
は本化合物量に換算して、収納場所の空間部へ噴霧する
場合には1m3当たり、通常0.1〜5000mg、好
ましくは1〜1000mg程度であり、天井部、内壁
部、床部等へ噴霧する場合には1m2当たり、通常1〜
5000mg、好ましくは5〜2000mg程度であ
る。
【0022】
【実施例】以下、本発明を実施例にてより詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 製造例1 4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロ
ベンジルアルコール1.0g、ピリジン0.42gおよ
びテトラヒドロフラン10mlの混合溶液に、氷冷下3
−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボン酸クロリド{立体異性体の比率
(1R)−トランス体:(1R)−シス体:(1S)−
トランス体:(1S)−シス体=93.9:2.5:
3.5:0.1}0.90gを加えた後、室温まで昇温
し、同温度で8時間攪拌を行った。反応液を氷水約50
ml中に注加し、酢酸エチル80mlで2回抽出した。
酢酸エチル層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−メ
トキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジ
ル 3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、化合物
Aと記す。)1.40g(収率84%)を得た。1H−
NMR(CDCl3,TMS内部標準)δ値(ppm):
1.13(s,3H)、1.26(s,3H)、1.38(d,
1H)、1.69(brs,6H)、2.10(dd,
1H)、3.40(s,3H)、4.59(s,2
H)、4.87(d,1H)、5.24(dd,2H)
るが、本発明はこれに限定されるものではない。 製造例1 4−メトキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロ
ベンジルアルコール1.0g、ピリジン0.42gおよ
びテトラヒドロフラン10mlの混合溶液に、氷冷下3
−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジメチル
シクロプロパンカルボン酸クロリド{立体異性体の比率
(1R)−トランス体:(1R)−シス体:(1S)−
トランス体:(1S)−シス体=93.9:2.5:
3.5:0.1}0.90gを加えた後、室温まで昇温
し、同温度で8時間攪拌を行った。反応液を氷水約50
ml中に注加し、酢酸エチル80mlで2回抽出した。
酢酸エチル層を合わせて飽和食塩水で洗浄、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した後、減圧下に濃縮し、得られた残渣
をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、4−メ
トキシメチル−2,3,5,6−テトラフルオロベンジ
ル 3−(2−メチル−1−プロペニル)−2,2−ジ
メチルシクロプロパンカルボキシレート(以下、化合物
Aと記す。)1.40g(収率84%)を得た。1H−
NMR(CDCl3,TMS内部標準)δ値(ppm):
1.13(s,3H)、1.26(s,3H)、1.38(d,
1H)、1.69(brs,6H)、2.10(dd,
1H)、3.40(s,3H)、4.59(s,2
H)、4.87(d,1H)、5.24(dd,2H)
【0023】製剤例1 化合物A0.025gをエアゾール缶に入れ、エアゾー
ル缶にエアゾールバルブを装着した後、99.975g
のジメチルエーテルを充填し、振とうを加え、アクチュ
エーターを装着することにより本エアゾール製剤1を得
た。
ル缶にエアゾールバルブを装着した後、99.975g
のジメチルエーテルを充填し、振とうを加え、アクチュ
エーターを装着することにより本エアゾール製剤1を得
た。
【0024】製剤例2 化合物Aの量を0.05gとし、ジメチルエーテルの量
を99.95gとした以外は製剤例1と同様の操作を行
うことにより本エアゾール製剤2を得た。
を99.95gとした以外は製剤例1と同様の操作を行
うことにより本エアゾール製剤2を得た。
【0025】製剤例3 化合物Aの量を0.1gとし、ジメチルエーテルの量を
99.9gとした以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤3を得た。
99.9gとした以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤3を得た。
【0026】製剤例4 化合物Aの量を0.2gとし、ジメチルエーテルの量を
99.8gとした以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤4を得た。
99.8gとした以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤4を得た。
【0027】製剤例5 化合物Aの量を0.5gとし、ジメチルエーテルの量を
99.5gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤5を得る。
99.5gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うこ
とにより本エアゾール製剤5を得る。
【0028】製剤例6 化合物Aの量を2gとし、ジメチルエーテルの量を98
gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うことにより
本エアゾール製剤6を得る。
gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うことにより
本エアゾール製剤6を得る。
【0029】製剤例7 化合物Aの量を5gとし、ジメチルエーテルの量を95
gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うことにより
本エアゾール製剤7を得る。
gとする以外は製剤例1と同様の操作を行うことにより
本エアゾール製剤7を得る。
【0030】製剤例8 化合物A0.025g及び水/イソプロパノール混合溶
剤(1/1(wt/wt))49.975gをエアゾー
ル缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、50gの
ジメチルエーテルを充填し、振とうを加え、アクチュエ
ーターを装着することにより本エアゾール製剤8を得
た。
剤(1/1(wt/wt))49.975gをエアゾー
ル缶に入れ、エアゾールバルブを装着した後、50gの
ジメチルエーテルを充填し、振とうを加え、アクチュエ
ーターを装着することにより本エアゾール製剤8を得
た。
【0031】製剤例9 化合物Aの量を0.05gとし、水/イソプロパノール
混合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.95g
とした以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本
エアゾール製剤9を得た。
混合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.95g
とした以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本
エアゾール製剤9を得た。
【0032】製剤例10 化合物Aの量を0.1gとし、水/イソプロパノール混
合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.9gとし
た以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本エア
ゾール製剤10を得た。
合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.9gとし
た以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本エア
ゾール製剤10を得た。
【0033】製剤例11 化合物Aの量を0.2gとし、水/イソプロパノール混
合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.8gとし
た以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本エア
ゾール製剤11を得た。
合溶剤(1/1(wt/wt))の量を49.8gとし
た以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本エア
ゾール製剤11を得た。
【0034】製剤例12〜15 水/イソプロパノール混合溶剤(1/1(wt/w
t))に代えてIP1620(出光石油化学株式会社製
商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166〜202
℃)を用いる以外は製剤例8〜11と同様の操作を行う
ことにより本エアゾール製剤12〜15を得る。
t))に代えてIP1620(出光石油化学株式会社製
商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166〜202
℃)を用いる以外は製剤例8〜11と同様の操作を行う
ことにより本エアゾール製剤12〜15を得る。
【0035】製剤例16 化合物Aの量を0.5gとし、水/イソプロパノール混
合溶剤(1/1(wt/wt))49.975gに代え
てIP1620(出光石油化学株式会社製商品名、イソ
パラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)49.5g
とする以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本
エアゾール製剤16を得る。
合溶剤(1/1(wt/wt))49.975gに代え
てIP1620(出光石油化学株式会社製商品名、イソ
パラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)49.5g
とする以外は製剤例8と同様の操作を行うことにより本
エアゾール製剤16を得る。
【0036】製剤例17 化合物Aの量を1gとし、IP1620(出光石油化学
株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166
〜202℃)の量を49gとする以外は製剤例16と同
様の操作を行うことにより本エアゾール製剤17を得
る。
株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166
〜202℃)の量を49gとする以外は製剤例16と同
様の操作を行うことにより本エアゾール製剤17を得
る。
【0037】製剤例18 化合物Aの量を5gとし、IP1620(出光石油化学
株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166
〜202℃)の量を45gとする以外は製剤例16と同
様の操作を行うことにより本エアゾール製剤18を得
る。
株式会社製商品名、イソパラフィン系溶剤、沸点166
〜202℃)の量を45gとする以外は製剤例16と同
様の操作を行うことにより本エアゾール製剤18を得
る。
【0038】製剤例19〜25 IP1620(出光石油化学株式会社製商品名、イソパ
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてIP
1016(出光石油化学株式会社製商品名、イソパラフ
ィン系溶剤、沸点73〜140℃)を用いる以外は製剤
例12〜18と同様の操作を行うことにより本エアゾー
ル製剤19〜25を得る。
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてIP
1016(出光石油化学株式会社製商品名、イソパラフ
ィン系溶剤、沸点73〜140℃)を用いる以外は製剤
例12〜18と同様の操作を行うことにより本エアゾー
ル製剤19〜25を得る。
【0039】製剤例26〜32 IP1620(出光石油化学株式会社製商品名、イソパ
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてエチ
ルアルコールを用いる以外は製剤例12〜18と同様の
操作を行うことにより本エアゾール製剤26〜32を得
る。
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてエチ
ルアルコールを用いる以外は製剤例12〜18と同様の
操作を行うことにより本エアゾール製剤26〜32を得
る。
【0040】製造例33〜39 IP1620(出光石油化学株式会社製商品名、イソパ
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてヘキ
サンを用いる以外は製剤例12〜18と同様の操作を行
うことにより本エアゾール製剤33〜39を得る。
ラフィン系溶剤、沸点166〜202℃)に代えてヘキ
サンを用いる以外は製剤例12〜18と同様の操作を行
うことにより本エアゾール製剤33〜39を得る。
【0041】製剤例40〜78 アクチュエーターに代えてトータルリリース用アクチュ
エーターを用いる以外は製造例1〜39と同様の操作を
行うことにより本エアゾール製剤39〜78を得る。
エーターを用いる以外は製造例1〜39と同様の操作を
行うことにより本エアゾール製剤39〜78を得る。
【0042】製剤例79〜92 ジメチルエーテルに代えてLPGを用いる以外は製剤例
12〜25と同様の操作を行うことにより本エアゾール
製剤79〜92を得る。
12〜25と同様の操作を行うことにより本エアゾール
製剤79〜92を得る。
【0043】比較製剤例1 エムペンスリン2gをエアゾール缶に入れ、エアゾール
バルブを装着した後、98gのジメチルエーテルを充填
し、振とうを加え、アクチュエーターを装着することに
より比較エアゾール製剤1を得た。
バルブを装着した後、98gのジメチルエーテルを充填
し、振とうを加え、アクチュエーターを装着することに
より比較エアゾール製剤1を得た。
【0044】試験例1 上部が開口したプラスチック製容器(底部の直径10c
m,開口部の直径12.5cm,高さ9.5cm,体積9
50cm3)内の底部に2cm×2cmのウールモスリ
ン布を置き、該布に向けて上方20cmの距離から本エ
アゾール製剤6を0.2秒間噴霧した後、そのままの状
態で温度25±2℃の室内にて放置した。1日後にこの
容器内にコイガ中令幼虫10頭を入れ、該容器の上部開
口部をナイロンネットにて覆った。さらに温度25±2
℃にて1日間放置後、該コイガ幼虫の苦死虫率を求めた
(2反復)。さらに、本エアゾール製剤6に代えて比較
エアゾール製剤1を用いて、同様の試験を行なった。結
果を表1に示す。
m,開口部の直径12.5cm,高さ9.5cm,体積9
50cm3)内の底部に2cm×2cmのウールモスリ
ン布を置き、該布に向けて上方20cmの距離から本エ
アゾール製剤6を0.2秒間噴霧した後、そのままの状
態で温度25±2℃の室内にて放置した。1日後にこの
容器内にコイガ中令幼虫10頭を入れ、該容器の上部開
口部をナイロンネットにて覆った。さらに温度25±2
℃にて1日間放置後、該コイガ幼虫の苦死虫率を求めた
(2反復)。さらに、本エアゾール製剤6に代えて比較
エアゾール製剤1を用いて、同様の試験を行なった。結
果を表1に示す。
【0045】
【表1】
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、衣装箱や箪笥等の衣料
の小空間における保存時はもちろん、比較的大空間設備
における保存時や、開放系における保存時においても、
衣料の防虫を効率的に行うことが可能となる。
の小空間における保存時はもちろん、比較的大空間設備
における保存時や、開放系における保存時においても、
衣料の防虫を効率的に行うことが可能となる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4H006 AA01 AA03 AB02 BJ50 BM30 BN10 BP10 4H011 AC05 BA01 BB15 BC01 BC03 DA21 DD05 DD06
Claims (5)
- 【請求項1】4−メトキシメチル−2,3,5,6−テ
トラフルオロベンジル 3−(2−メチル−1−プロペ
ニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレ
ート及び噴射剤を含有するエアゾール剤を衣料または衣
料の収納場所に噴霧することを特徴とする衣料の防虫方
法。 - 【請求項2】請求項1に記載のエアゾール組成物がさら
に沸点30〜210℃の溶剤を含有するものである請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】溶剤の沸点が30〜120℃である請求項
2に記載の方法。 - 【請求項4】溶剤の沸点が30〜100℃である請求項
2に記載の方法。 - 【請求項5】溶剤がアルコールを含有するものである請
求項4に記載の方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147614A JP2001328912A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 衣料の防虫方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000147614A JP2001328912A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 衣料の防虫方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001328912A true JP2001328912A (ja) | 2001-11-27 |
Family
ID=18653774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000147614A Pending JP2001328912A (ja) | 2000-05-19 | 2000-05-19 | 衣料の防虫方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001328912A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003073203A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Chem Co Ltd | 衣料の防虫方法 |
-
2000
- 2000-05-19 JP JP2000147614A patent/JP2001328912A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003073203A (ja) * | 2001-09-05 | 2003-03-12 | Sumitomo Chem Co Ltd | 衣料の防虫方法 |
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