JP2001328486A - 車両用照明装置 - Google Patents

車両用照明装置

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JP2001328486A JP2000152925A JP2000152925A JP2001328486A JP 2001328486 A JP2001328486 A JP 2001328486A JP 2000152925 A JP2000152925 A JP 2000152925A JP 2000152925 A JP2000152925 A JP 2000152925A JP 2001328486 A JP2001328486 A JP 2001328486A
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Hiroshi Sugihara
洋 杉原
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    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q3/00Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
    • B60Q3/20Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for lighting specific fittings of passenger or driving compartments; mounted on specific fittings of passenger or driving compartments

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements Of Lighting Devices For Vehicle Interiors, Mounting And Supporting Thereof, Circuits Therefore (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 運転者の運転に影響を与えない照明を行うと
共に、空調機の運転に合致した照明を行うこと。 【解決手段】 車室内に空気を吹出す車両用空調機のダ
クト1と、ダクト1の吹出口に配設されるレジスタ2
と、レジスタ2の内側のダクト1内で、光がレジスタ2
の開口から車室内を照明可能な位置に配設された発光源
10と、発光源10の発光色を切替える切替回路とを具
備し、暖房運転の際、レジスタ2から暖色による室内照
明がなされ、冷房運転の際、レジスタ2から冷色による
室内照明がなされ、室内照明と空調の出力の相乗効果に
よって車内の空調の効果を上げる。また、レジスタ2の
内側のダクト1から暖色または冷色による室内照明がな
され、運転者に邪魔にならない指向性の室内照明となり
乗員のみの利便となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用照明装置に
関するもので、特に、車両用空調機の空気吹出口に配設
する車両用照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】空気清浄機に関する従来技術としては、
特開平11−211210号公報に掲載の技術がある。
【0003】当該公報に掲載の空気調和機は、室内の空
気を屋外へ排気しつつ、屋外の空気を室内に給気する換
気機能を有するものである。特に、当該空気調和機で
は、室内から排気される空気と、屋外から給気される空
気との間で熱交換し、その後に、空気を吹出口から室内
へ送り出すようにしている。しかしながら、換気の際
に、屋外の空気中の臭い成分等の異物が、空気調和機本
体に設けられたフィルタで除去されずに室内に入ること
がある。このため、光触媒を用いて空気中の汚染物質を
浄化する浄化機能を空気調和機に持たせ、吹出口を有す
る空気調和機本体に、熱交換器と光触媒エレメントとを
内蔵する内蔵型としたものである。そして、当該内蔵型
の空気調和装置に設置する部屋に求められる清浄レベル
に応じて、光触媒による浄化機能を選択的に付加するこ
とができるようにしたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機は、
光触媒を用いて空気中の汚染物質を浄化する浄化機能を
持たせ、吹出口付近に熱交換器と光触媒エレメントとを
内蔵させたものであるから、吹出口付近に光触媒エレメ
ントを活性化させる光源を有することになる。
【0005】しかし、当該光源は光触媒エレメントを活
性化させるのに使用されても、室内照明を行うという概
念は開示されていない。
【0006】一方、車両においては、夜間の走行時に車
室灯を点灯させると運転者に迷惑になる可能性がある。
【0007】そこで、本発明は、運転者の運転に影響を
与えない照明を行うと共に、空調機の運転に合致した照
明を行う車両用照明装置の提供を課題とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる車両用
照明装置は、車室内に空気を吹出す車両用空調機のダク
トと、前記ダクトの吹出口に配設されるレジスタと、前
記レジスタの内側のダクト内で、かつ、光が前記レジス
タの開口から車室内を照明可能な位置に配設された発光
ダイオードからなる発光源と、前記発光ダイオードの発
光源の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場合には
冷色系に切替える切替回路とを具備するものである。
【0009】したがって、発光ダイオードからなる発光
源は、特に、ダクトが発光源からの光が拡散しないよう
に作用するから、光が前記レジスタの開口から車室内を
照明可能な位置であれば、前記レジスタの開口付近であ
っても、または、前記レジスタの奥部であってもよい。
【0010】ここで、前記レジスタの開口とは、フィン
を有する吹出口及びメッシュ等を有する吹出口の開口と
することができる。何れにせよ、空気流及び光が通過で
きるものであればよい。
【0011】また、車室内を照明可能な位置に配設され
た発光ダイオードの発光源とは、少なくとも、暖色系及
び冷色系を出力することを前提とするが、喚気のみに使
用する機能も存在することから、暖色系及び冷色系及び
その混色を表現できることが望ましい。しかし、赤色系
の暖色系及び青色系の冷色系を表現するために三原色を
発光できる赤色、緑色、青色発光ダイオードを使用し、
任意の色彩を発光させるようにすることができる。
【0012】そして、発光ダイオードからなる発光源
は、導光体に埋設し、その発光光をレジスタの開口方向
のみの指向性を持たせることができる。
【0013】請求項2にかかる車両用照明装置の前記発
光源の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場合には
冷色系に切替える切替回路は、室内に配設した温度セン
サまたは車両用空調機の空調の切替スイッチとしたもの
である。
【0014】ここで、温度センサによる切替えは、室内
温度を所定の温度に設定し、自動運転している場合、暖
房と冷房の切替えがレジスタの開口の色の変化によって
判断できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0016】図1は本発明の実施の形態1における車両
用照明装置の配設位置を示す車室内の説明図である。ま
た、図2は本発明の実施の形態1における車両用照明装
置のセンタダクトの長さ方向の断面を用いた説明図で、
図3は図2の実施の形態1における車両用照明装置の発
光源の斜視図、図4は本発明の実施の形態1における車
両用照明装置のサイドダクトの長さ方向の断面を用いた
説明図である。
【0017】図1において、図示しない熱交換器を通過
してきた空気を車室内に吹出す車両用空調機のダクト1
は、図示しないシロッコファンによってセンタレジスタ
2、サイドレジスタ3等のレジスタ(Register)から空
気が吹出すように構成されている。センタレジスタ2に
は図2に示すように、吹出方向を変更できるフィン2a
を有している。また、ダクト1のセンタレジスタ2付近
には、ダクト1の長さ方向に対して略90度にその長さ
方向を合せて配設した発光源10を有している。
【0018】そして、図4に示すように、サイドレジス
タ3側の熱交換器を通過してきた空気を車室内に吹出す
車両用空調機のダクト21は、正面ダクト21A及び上
部ダクト21Bに分岐されており、正面ダクト21Aに
はサイドレジスタ3Aが、また、上部ダクト21Bには
サイドレジスタ3Bが各々配設され、サイドレジスタ3
A、サイドレジスタ3Bから空気が吹出すように構成さ
れている。サイドレジスタ3A側にはフィン3aが配設
されている。サイドレジスタ3B側にはメッシュが配設
されている。また、バタフライバルブからなるダンパー
24は、車両用空調機のダクト21から正面ダクト21
Aまたは上部ダクト21Bに空気流を切替えるものであ
る。そして、上部ダクト21Bのサイドレジスタ3Bの
下部には、上部ダクト21Bの長さ方向に対して略90
度にその長さ方向を合せて配設した発光源10が配設さ
れ、正面ダクト21Aのサイドレジスタ3Aの内側に
も、正面ダクト21Aの長さ方向に対して略90度にそ
の長さ方向を合せて配設した発光源10が配設されてい
る。
【0019】本実施の形態の発光源10は、図3に示す
ように、透明合成樹脂の導光体からなり、プリズム状に
三角柱以上の多角柱または円柱、半円柱に形成した本体
11と、本体11の一方の面、即ち、配設された状態で
ダクト1のセンタレジスタ2またはサイドレジスタ3の
反対側の面に形成し、本体11内の光の導出を阻止する
反射膜12と、本体11の下方の面に形成された長さ方
向に形成された溝13には、基板に赤色、緑色、青色、
赤色、緑色、青色・・・の繰返しによって3個づつ計9
個の発光ダイオードチップを列状に配設した発光ダイオ
ードアレイ15が挿着され、透明合成樹脂系の接着剤に
よって固着されている。発光ダイオードアレイ15には
4本のリード線が接続されている。
【0020】本実施の形態の発光源10の本体11は、
透明合成樹脂の導光体で形成しているが、本発明を実施
する場合には、ガラス製とすることもできる。また、本
体11内の光の導出を阻止する反射膜12は、その表面
に凹凸を形成することにより乱反射面とし、その透過率
を低減させたものでもよい。或いは、ダクト1の内面で
反射させることにより、指向性をダクト1の開口に対し
て垂直方向の平行光とすることもできる。そして、発光
ダイオードアレイ15は、赤色または橙色の発光ダイオ
ードと青色または青緑色の2種類の発光ダイオードチッ
プまたは発光ダイオードランプとすることができる。本
体11の形状についても、三角柱以上の多角柱または円
柱、半円柱に形成することを前提に説明したが、四角柱
等によっても実施できる。
【0021】このような発光源10は、センタレジスタ
2またはサイドレジスタ3の裏側から、ダクト1の内側
方向に5cm乃至20cmの位置に配設される。通常、
ダクト1の裏側から内側方向に20cm以上入り込むと
彎曲しているから、ダクト1の端部の直線部分に発光源
10を配設することになる。
【0022】図5は本発明の実施の形態1における車両
用照明装置の制御を行う制御回路構成図であり、図6は
本発明の実施の形態1における車両用照明装置の制御回
路が実行するフローチャートである。
【0023】図5において、制御回路CONは他の制御
を行うマイクロコンピュータからなり、その入力に各種
スイッチ及びセンサが接続されている。具体的には、制
御回路CONの入力として、車室内の喚気のみを行う喚
気スイッチ、冷房運転のみをオン・オフ制御する冷房ス
イッチ、暖房運転のみをオン・オフ制御する暖房スイッ
チ、車室内を所定の温度範囲内に設定する自動スイッ
チ、それらの温度制御の設定をキャンセルするキャンセ
ルスイッチ、また、車室内の温度を検出する温度センサ
が接続されている。
【0024】基板に赤色、緑色、青色、赤色、緑色、青
色・・・の繰返しによって3個づつ計9個の発光ダイオ
ードチップを列状に配設した発光ダイオードアレイ15
の各赤色発光ダイオードチップR−LED、緑色発光ダ
イオードチップG−LED、青色発光ダイオードチップ
B−LEDは、抵抗rに直列に各発光ダイオードが接続
されている。
【0025】このように構成された本実施の形態の車両
用照明装置は、次のように制御される。
【0026】制御回路CONでは、常に他の制御を行っ
ており、所定のタイミングでこのルーチンがコールされ
る。
【0027】ステップS1で空調の自動運転を行う自動
スイッチのオンを判断し、空調の自動運転でないとき、
ステップS2で暖房運転を行う暖房スイッチのオンを判
断する。ステップS2で暖房運転を行う暖房スイッチの
オンを判断すると、ステップS3で暖色として赤色系発
光を行う。この赤色系発光には、赤色発光ダイオードチ
ップR−LED及び緑色発光ダイオードチップG−LE
D、青色発光ダイオードチップB−LEDにより、比較
的白色に近い橙色を発光させている。即ち、直接、赤色
のみを発光させると、フィン2aまたはフィン3aの向
きによっては、夜間の信号待の際の通行人、通行車両か
ら非常信号との誤解が生ずる可能性があるので、暖色と
して、比較的白色に近い橙色を発光させている。当然、
このとき、センタレジスタ2、サイドレジスタ3から暖
められた空気が室内に供給される。
【0028】ステップS2で暖房運転を行う暖房スイッ
チのオンが判断されないと、ステップS4で冷房運転を
行う冷房スイッチのオンが判断され、ステップS4で冷
房運転を行う冷房スイッチのオンを判断すると、ステッ
プS5で冷色として青色系発光を行う。このとき、セン
タレジスタ2、サイドレジスタ3から冷された空気が室
内に供給される。そして、ステップS4で冷房運転を行
う冷房スイッチのオンが判断されないとき、ステップS
6で単なる照明を意味する白色系発光を行う。
【0029】また、ステップS1で空調の自動運転を行
う自動スイッチのオンを判断し、自動スイッチのオンに
より空調の自動運転が設定されているとき、ステップS
10で現在暖房運転中であるかを判断し、暖房運転中で
あるとき、ステップS11で暖色系発光を行う。このと
き、センタレジスタ2、サイドレジスタ3から暖められ
た空気が室内に供給されている。
【0030】自動スイッチのオンにより空調の自動運転
が設定されているときに、ステップS10で現在暖房運
転中と判断されず、ステップS12で冷房運転中である
と判断されたとき、ステップS13で冷色系発光を行
う。このとき、センタレジスタ2、サイドレジスタ3か
ら冷された空気が室内に供給されている。
【0031】そして、自動スイッチのオンにより空調の
自動運転が設定されているときに、ステップS10で現
在暖房運転中と判断されず、かつ、ステップS12で冷
房運転中であるとも判断されなかったとき、ステップS
14で喚気及び循環運転中を確認し、ステップS15で
単なる照明効果のみを得るべく白色系発光を行う。な
お、ステップS14で喚気及び循環運転中が確認できな
いとき、このルーチンを脱する。
【0032】このように、本実施の形態の車両用照明装
置は、空調機の暖房運転の際には、センタレジスタ2、
サイドレジスタ3から暖色による室内照明がなされ、ま
た、冷房運転の際には、センタレジスタ2、サイドレジ
スタ3から冷色による室内照明がなされ、室内照明と空
調の出力の相乗効果によって、車内の空調の効果を上げ
ることができる。
【0033】また、センタレジスタ2の内側のダクト
1、サイドレジスタ3の内側の正面ダクト21A及び上
部ダクト21Bから暖色または冷色による室内照明及び
白色系による室内照明がなされ、運転者に邪魔にならな
い指向性の室内照明となり、室内の乗員のみの利便とな
る。
【0034】このように、本実施の形態の車両用照明装
置は、車室内に空気を吹出す車両用空調機のダクト1、
正面ダクト21A、上部ダクト21B等のダクトと、ダ
クト1、正面ダクト21A、上部ダクト21B等のダク
トの吹出口に配設されるセンタレジスタ2、サイドレジ
スタ3からなるレジスタと、センタレジスタ2、サイド
レジスタ3からなるレジスタの内側のダクト1、正面ダ
クト21A、上部ダクト21B等のダクト内で、かつ、
光がセンタレジスタ2、サイドレジスタ3からなるレジ
スタの開口から車室内を照明可能な位置に配設された発
光ダイオードからなる発光源10と、発光ダイオードの
発光源10の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場
合には冷色系に切替える制御回路CONからなる切替回
路とを具備するものである。
【0035】したがって、空調機の暖房運転の際には、
センタレジスタ2、サイドレジスタ3から暖色による室
内照明がなされ、また、冷房運転の際には、センタレジ
スタ2、サイドレジスタ3から冷色による室内照明がな
され、室内照明と空調の出力の相乗効果によって、車内
の空調の効果を上げることができる。また、センタレジ
スタ2の内側のダクト1、サイドレジスタ3の内側の正
面ダクト21A及び上部ダクト21Bから暖色または冷
色による室内照明及び白色系による室内照明がなされ、
運転者に邪魔にならない指向性の室内照明となり、室内
の乗員のみの利便となる。
【0036】ところで、本実施の形態の車両用照明装置
は、発光源10の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房
の場合には冷色系に切替える切替回路を、温度センサか
らの入力と設定温度との比較によって駆動される空調の
暖房運転または冷房運転の判断を行っているが、特に、
本発明を実施する場合には、暖房運転または冷房運転の
切替スイッチからの信号を、発光源10の発光色を暖房
の際には暖色系に、冷房の場合には冷色系に切替える切
替回路に直接使用することもできる。また、本実施例で
は、暖房運転または冷房運転の判断によって、発光源1
0の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場合には冷
色系に切替えているが、本発明を実施する場合には、温
度センサからの入力と設定温度との比較結果によって、
発光源10の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場
合には冷色系に切替えることもできる。
【0037】また、本実施の形態の発光源10は、透明
合成樹脂の導光体からなる本体11に発光ダイオードチ
ップを列状に埋設したものであり、センタレジスタ2の
内側のダクト1、サイドレジスタ3の内側の正面ダクト
21A及び上部ダクト21Bからなるダクトからの光の
指向性を任意に設定することができる。
【0038】そして、本実施の形態の発光源10は、基
板に赤色、緑色、青色、赤色、緑色、青色・・・の繰返
しによって複数個の発光ダイオードチップを列状に配設
したものであるから、任意の発光色を得ることができ
る。しかし、本発明を実施する場合には、例えば、暖色
に橙(オレンジ)系の色、冷色に青緑または緑青系の色
の単数または複数の発光ダイオードとすることができ
る。
【0039】更に、本実施の形態の発光源10は、ダク
ト1、正面ダクト21A及び上部ダクト21Bの長さ方
向に対して略90度にその長さ方向を合せて配設したも
のであるが、本発明を実施する場合の発光源10の導光
体からなる本体11の長さ方向は、ダクト1、正面ダク
ト21A及び上部ダクト21Bの長さ方向と発光光の指
向性との関係で所定の角度に設定することができる。
【0040】なお、本実施の形態では、ダクト1、正面
ダクト21A及び上部ダクト21Bに発光源10を配設
する事例で説明したが、本発明を実施する場合には、ダ
クト1、正面ダクト21Aまたは上部ダクト21Bの何
れか1つ以上に発光源10を配設すればよい。
【0041】
【発明の効果】以上のように、請求項1の車両用照明装
置においては、車室内に空気を吹出す車両用空調機のダ
クトと、前記ダクトの吹出口に配設されるレジスタと、
前記レジスタの内側のダクト内で、かつ、光が前記レジ
スタの開口から車室内を照明可能な位置に配設された発
光ダイオードからなる発光源と、前記発光ダイオードの
発光源の発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場合に
は冷色系に切替える切替回路とを具備するものである。
【0042】したがって、空調機の暖房運転の際には、
レジスタから暖色による室内照明がなされ、冷房運転の
際には冷色による室内照明がなされ、室内照明と空調の
出力の相乗効果によって、車内の空調の効果を上げるこ
とができる。また、レジスタの内側のダクトから暖色ま
たは冷色による室内照明がなされ、運転者に邪魔になら
ない指向性の室内照明となり、室内の乗員のみの利便と
なる。
【0043】よって、運転者の運転に影響を与えない照
明を行うと共に、空調機の運転に合致した照明を行うこ
とができる。
【0044】請求項2の車両用照明装置の前記発光源の
発光色を暖房の際には暖色系に、冷房の場合には冷色系
に切替える切替回路は、室内に配設した温度センサまた
は空調の切替スイッチとしたものであるから、請求項1
または請求項2に記載の効果に加えて、発光源の発光色
を暖房の際には暖色系に、冷房の場合には冷色系に正確
に切替えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態1における車両用
照明装置の配設位置を示す車室内の説明図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態1における車両用
照明装置のセンタダクトの長さ方向の断面を用いた説明
図である。
【図3】 図3は図2の実施の形態1における車両用照
明装置の発光源の斜視図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態1における車両用
照明装置のサイドダクトの長さ方向の断面を用いた説明
図である。
【図5】 図5は本発明の実施の形態1における車両用
照明装置の制御を行う制御回路構成図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態1における車両用
照明装置の制御回路が実行するフローチャートである。
【符号の説明】
1 ダクト 2 センタレジスタ 3 サイドレジスタ 10 発光源 21A 正面ダクト 21B 上部ダクト CON 制御回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車室内に空気を吹出す車両用空調機のダ
    クトと、 前記ダクトの吹出口に配設されるレジスタと、 前記レジスタの内側のダクト内で、かつ、光が前記レジ
    スタの開口から車室内を照明可能な位置に配設された発
    光ダイオードからなる発光源と、 前記発光ダイオードの発光源の発光色を暖房の際には暖
    色系に、冷房の場合には冷色系に切替える切替回路とを
    具備することを特徴とする車両用照明装置。
  2. 【請求項2】 前記発光源の発光色を暖房の際には暖色
    系に、冷房の場合には冷色系に切替える切替回路は、室
    内に配設した温度センサまたは車両用空調機の切替スイ
    ッチとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の車両用照明装置。
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