JP2001327515A - 歯科サンドブラスト用ハンドピース - Google Patents

歯科サンドブラスト用ハンドピース

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JP2001327515A
JP2001327515A JP2000153143A JP2000153143A JP2001327515A JP 2001327515 A JP2001327515 A JP 2001327515A JP 2000153143 A JP2000153143 A JP 2000153143A JP 2000153143 A JP2000153143 A JP 2000153143A JP 2001327515 A JP2001327515 A JP 2001327515A
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JP
Japan
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compressed air
handpiece
dental
powder
powder container
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Pending
Application number
JP2000153143A
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English (en)
Inventor
Mitsutoshi Yatsuno
光俊 八野
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Micron Co Ltd
Original Assignee
Micron Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 研削性粉体の消費量を抑えながら、十分な研
磨力又は切削力を確保する。 【解決手段】 バイパス管路と、バイパス管路経由の圧
縮空気と混合気が合流する混合室を設ける。歯科用ホー
スから供給された圧縮空気はバイパス管路にもまわるの
で、圧縮空気全量が粉体容器に入らず混合気量が抑えら
れる。よって研削性粉体の消費量を抑えられる。バイパ
ス管路にまわった圧縮空気は、研削性粉体を撹拌したり
断面積の小さい孔を通ることもなく圧力損失の少ない状
態で混合室にて混合気と合流するので、混合気は高い圧
力で噴射される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、重曹粉末やアルミ
ナ粉末のような研削性粉体を歯牙に吹き付けることによ
り歯牙を研磨又は切削する歯科サンドブラスト用ハンド
ピースに関する。
【0002】
【従来の技術】重曹粉末やアルミナ粉末のような研削性
粉体を、圧縮空気を用いて歯牙に吹き付けることにより
歯牙を研磨又は切削する歯科サンドブラスト用ハンドピ
ースは知られている。例えば、特開平10−28626
8号には、研削性粉体を貯蔵するための粉体容器と、粉
体容器に圧縮空気を供給する圧縮空気供給管路と、圧縮
空気と研削性粉体との混合気を噴射するための噴射ノズ
ルとを備えた歯科サンドブラスト用ハンドピースが開示
されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の歯科サンドブ
ラスト用ハンドピースにおいて研磨力又は切削力を上げ
るには、ハンドピース内の管路を広げるなど歯科用ユニ
ットから供給される圧縮空気の圧力損失を抑えることが
必要である。しかし従来は、ハンドピースに供給された
圧縮空気は研削性粉体を撹拌するために全量が粉体容器
内に入り、混合気となって射出されるため圧縮空気の管
路を広げると、圧縮空気の流量が増えると同時に研削性
粉体の射出量が増加する。ある程度の研削性粉体の射出
量増加は研磨力又は切削力向上に寄与するが、一定以上
増えると研磨力又は切削力は変わらなくなる。また粉体
容器の容量には限界があり、一度の補給で患者一人分持
たなければ使用勝手が悪いので研削性粉体の消費量は抑
えなければならない。本発明の目的は、研磨力又は切削
力があり、かつ研削性粉体の消費量が少ない歯科サンド
ブラスト用ハンドピースを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、研削性粉体を
貯蔵するための粉体容器と、前記粉体容器に圧縮空気を
供給するべく粉体容器に開口した圧縮空気供給管路と、
前記圧縮空気供給管路の上流端を歯科用ユニットから延
長する歯科用ホースに歯科用タービンハンドピースと互
換的に接続するためのホース継手と、圧縮空気と粉体容
器内の研削性粉体との混合気を噴射するための噴射ノズ
ルとを備えた歯科サンドブラスト用ハンドピースにおい
て、圧縮空気供給管路とは別に圧縮空気が通るバイパス
管路と、バイパス管路を通る圧縮空気が前記混合気と合
流する混合室を設けたことを特徴とするものである。
【0005】歯科用ユニットから延長する歯科用ホース
によって供給される圧縮空気は、圧縮空気供給管路を通
って粉体容器に入り、研削性粉体を撹拌して混合気とな
って噴射ノズルから射出される。しかし供給された圧縮
空気は、バイパス管路にもまわり、粉体容器に入る圧縮
空気は全量ではなく一部となるので混合気量は少なく、
よって研削性粉体の消費量は少なくできる。またバイパ
ス管路は管路を広げられるので、供給された大部分の圧
縮空気は圧力損失の少ない状態でバイパス管路を通って
混合室にて混合気と合流し、高い圧力のまま混合気とな
って噴射されるので、十分な研磨力又は切削力を確保す
ることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1及び図2を参照するに、歯科
サンドブラスト用ハンドピース10は手で把持すること
ができる細長いハンドピース本体12を有する。ハンド
ピース本体12は、ハンドピース本体前部14とハンド
ピース本体後部16からなる。ハンドピース本体前部1
4とハンドピース本体後部16は、ハンドピース本体後
部16を挟むようにハンドピース本体前部14と螺合し
た接続ネジ18によりハンドピース本体前部14がハン
ドピース本体後部16と回転可能な状態で接合されてい
る。ハンドピース本体12の下部には斜め後方に向け
て、ホース継手の雄部材20を受け入れるようになった
雌部材22が形成されている。雄部材20は歯科用ホー
ス24の端部に周知の態様で装着されている。雄部材2
0と雌部材22とでホース継手が形成される。周知のよ
うに、この雄部材20には、本発明の歯科サンドブラス
ト用ハンドピース10や従来型のタービンハンドピース
その他の圧縮空気動式歯科用ハンドピースを交換可能に
ワンタッチで接続することができる。歯科用ホース24
は歯科用ユニット(図示せず)から延長している。ハン
ドピース本体12の後端には粉体容器26が螺合されて
おり、これを緩めて取り外すことにより重曹粉末やアル
ミナ粉末のような研削性粉体27を粉体容器26内に充
填することができる。雌部材22内に設けられた雌部材
内室29は、供給管28によってハンドピース本体12
内の供給室30に連通されている。ハンドピース本体1
2内後端側に設けた圧縮空気供給管路32と、圧縮空気
供給管路32の一部であって粉体容器26内に突出させ
るように設けた給気管34により、供給室30は粉体容
器26に連通させてある。供給室30は他方で、ハンド
ピース本体12内の空隙からなるバイパス管路36によ
りハンドピース本体12先端側にある混合室40に連通
させてある。粉体容器26と混合室40は、混合気管4
2によって連通させてある。混合気管42は給気管3
4、圧縮空気供給管路32,供給室30、バイパス管路
36を貫通するように設けてある。ハンドピース本体1
2先端には噴射ノズル44が装着されており、噴射ノズ
ル44内に設けられたノズル管46により、混合室40
はノズル先端開口部48と連通させてある。
【0007】歯科用ホース24の雄部材20を雌部材2
2に接続して歯科サンドブラスト用ハンドピース10に
圧縮空気を供給すると、雌部材内室29から供給管28
を通って供給室30に供給される。供給室30内の圧縮
空気は、一部は圧縮空気供給管路32へ、その他はバイ
パス管路36へと分かれる。圧縮空気供給管路32へと
まわった圧縮空気は給気管34を通って粉体容器26内
に供給される。図3を参照するに、給気管34を通って
きた圧縮空気は、給気管34先端近傍で円周方向に開口
する給気孔50から粉体容器26内へと噴射される。圧
縮空気によって研削性粉体27は粉体容器26内で撹拌
され、圧縮空気との混合気となる。混合気管42は給気
管34と2重管構造となっており、内管となる混合気管
42は給気管34端部の吸入孔52より粉体容器26と
連通されている。混合気はこの吸入孔52より混合気管
42に入り、混合室40へと供給される。給気孔50や
吸入孔52の断面積はバイパス管路36のそれよりも十
分小さいので、供給室30内の圧縮空気のうち粉体容器
26へとまわる圧縮空気量は、バイパス管路36へとま
わる量に比べ少ない。よって混合気量は抑えられ、研削
性粉体27の消費量が抑えられる。図2及び図4を参照
するに、バイパス管路36へまわってきた圧縮空気は、
バイパス管路36内をハンドピース本体12先端方向に
進み、混合室40内へと供給される。混合気管42を通
ってきた混合気は、バイパス管路36を通ってきた圧縮
空気と紡錘形状の混合室40において合流し、ノズル管
46を通ってノズル先端開口部48より噴射される。
【0008】
【発明の効果】本発明によれば、歯科用ホース24から
供給される圧縮空気は、圧縮空気供給管路32とバイパ
ス管路36に分かれ、かつ給気孔50と吸入孔52の断
面積はバイパス管路36のそれよりも十分小さいので、
大半の圧縮空気はバイパス管路36にまわり、粉体容器
26に入る圧縮空気量が少なくなる。よって混合気量は
抑えられ、研削性粉体27の消費量も抑えられる。バイ
パス管路36にまわった圧縮空気は、圧力損失の少ない
状態で混合室40にて混合気と合流するので、結果高い
圧力で混合気は噴射ノズル44より噴射され、十分な研
磨または切削力を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科サンドブラスト用ハンドピースの
側面図で、ハンドピースからホース継手を分離したとこ
ろを示す。
【図2】図1に示したハンドピースの断面図である。
【図3】図2に示した粉体容器の拡大断面図である。
【図4】図2に示した混合室の拡大断面図である。
【符号の説明】
10: 歯科サンドブラスト用ハンドピース 12: ハンドピース本体 24: 歯科用ホース 36: バイパス管路 40: 混合室

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】研削性粉体を貯蔵するための粉体容器と、
    前記粉体容器に圧縮空気を供給するべく粉体容器に開口
    した圧縮空気供給管路と、前記圧縮空気供給管路の上流
    端を歯科用ユニットから延長する歯科用ホースに歯科用
    タービンハンドピースと互換的に接続するためのホース
    継手と、圧縮空気と粉体容器内の研削性粉体との混合気
    を噴射するための噴射ノズルとを備えた歯科サンドブラ
    スト用ハンドピースにおいて、圧縮空気供給管路とは別
    に圧縮空気が通るバイパス管路と、バイパス管路を通る
    圧縮空気が前記混合気と合流する混合室を設けたことを
    特徴とする歯科サンドブラスト用ハンドピース。
JP2000153143A 2000-05-24 2000-05-24 歯科サンドブラスト用ハンドピース Pending JP2001327515A (ja)

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