JP2001326543A - 広帯域化増幅器 - Google Patents
広帯域化増幅器Info
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- JP2001326543A JP2001326543A JP2000183729A JP2000183729A JP2001326543A JP 2001326543 A JP2001326543 A JP 2001326543A JP 2000183729 A JP2000183729 A JP 2000183729A JP 2000183729 A JP2000183729 A JP 2000183729A JP 2001326543 A JP2001326543 A JP 2001326543A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 今後の情報化社会の充全な発達を可能とする
ために従来にない格段の高速ディジタルパルスの伝送を
可能とする広帯域化増幅器を提供する。 【解決手段】 広帯域化増幅器を提供するために,該広
帯域化増幅器を構成する複数の順方向増幅部のひとつあ
るいはこれ以上の順方向増幅部に,例えばPNP型バイ
ポーラトランジスタを用い,そのコレクタには抵抗とイ
ンダクタンスの直列接続回路を接続し,ベースには抵抗
とインダクタンスの直列接続回路を接続してベースのバ
イアス回路を構成し,該順方向増幅回路の高周波部分の
利得を大とするように増幅特性に非直線性を持たせて従
来にない格段の広帯域化を図る。
ために従来にない格段の高速ディジタルパルスの伝送を
可能とする広帯域化増幅器を提供する。 【解決手段】 広帯域化増幅器を提供するために,該広
帯域化増幅器を構成する複数の順方向増幅部のひとつあ
るいはこれ以上の順方向増幅部に,例えばPNP型バイ
ポーラトランジスタを用い,そのコレクタには抵抗とイ
ンダクタンスの直列接続回路を接続し,ベースには抵抗
とインダクタンスの直列接続回路を接続してベースのバ
イアス回路を構成し,該順方向増幅回路の高周波部分の
利得を大とするように増幅特性に非直線性を持たせて従
来にない格段の広帯域化を図る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,高周波信号を受信
して,この電気信号を増幅して広帯域信号を出力させる
増幅器に関するものである。
して,この電気信号を増幅して広帯域信号を出力させる
増幅器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来,広帯域増幅回路の研究例は数多く
ある。しかしその帯域幅は10GHz程度である。これ
は増幅回路に含まれる各種のキャパシタンスによって帯
域幅が制約されてしまうためである。今後はこの帯域幅
の制約を突破して広帯域性を実現し,高速ディジタルパ
ルスの伝送を可能にし情報化社会の充全な発達を可能と
しなければならない。
ある。しかしその帯域幅は10GHz程度である。これ
は増幅回路に含まれる各種のキャパシタンスによって帯
域幅が制約されてしまうためである。今後はこの帯域幅
の制約を突破して広帯域性を実現し,高速ディジタルパ
ルスの伝送を可能にし情報化社会の充全な発達を可能と
しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の増幅器の帯域幅
は10GHz程度であるので,更に帯域幅を拡大し,高
速ディジタルパルスの伝送を可能として,今後の情報化
社会の充全な発達を可能とする必要がある。本発明の課
題はこのための広帯域増幅器の実現を可能とすることで
ある。
は10GHz程度であるので,更に帯域幅を拡大し,高
速ディジタルパルスの伝送を可能として,今後の情報化
社会の充全な発達を可能とする必要がある。本発明の課
題はこのための広帯域増幅器の実現を可能とすることで
ある。
【0004】
【本発明の説明】本発明の増幅器は複数の順方向増幅部
を用いて構成し,該順方向増幅部の第1入力段は信号入
力段のキャパシタンスのために広帯域性が得られないの
でひとつあるいはそれ以上の該順方向増幅部の増幅特性
の高周波部分の利得を大として第1入力段の周波数特性
を等化して,従来にない格段の広帯域化,即ち30GH
zの広帯域化を達成したものである。
を用いて構成し,該順方向増幅部の第1入力段は信号入
力段のキャパシタンスのために広帯域性が得られないの
でひとつあるいはそれ以上の該順方向増幅部の増幅特性
の高周波部分の利得を大として第1入力段の周波数特性
を等化して,従来にない格段の広帯域化,即ち30GH
zの広帯域化を達成したものである。
【0005】
【図1】は本発明の増幅回路の一実施例を示す。
【図1】においてOSCは信号入力の発振器を示す。i
sはこの発振器の信号電流である。1,2,3は増幅用
アクティブ素子であるNPN型バイポーラトランジスタ
である。+VC1,+VC2,+VC3はそれぞれ1,
2,3のコレクタのバイアス電圧,+VB1,+
VB2,+VB3はそれぞれのベースのバイアス電圧で
ある。CCは直流電流と交流電流を分離し,交流電流を
結合させるためのカップリングコンデンサである。R
inはOSCとのインピーダンス整合を達成するための
抵抗,RB1は+VB1よりのベースバイアス電流を提
供するための抵抗,LC1,RC1は信号電流あるいは
信号電圧を増幅するための信号増幅用インダクタンスと
抵抗,RB2とLB2はそれぞれ+VB2からトランジ
スタ2のベースへバイアス電流を供給するためおよび信
号電流を増幅するための抵抗とインダクタンス,CSは
交流電流をショートしてアースするためのコンデンサ,
RC2,RC3は抵抗,RE1はトランジスタ1の直列
帰還用抵抗,RE2,RE3は出力の信号電圧voを得
るための抵抗である。
sはこの発振器の信号電流である。1,2,3は増幅用
アクティブ素子であるNPN型バイポーラトランジスタ
である。+VC1,+VC2,+VC3はそれぞれ1,
2,3のコレクタのバイアス電圧,+VB1,+
VB2,+VB3はそれぞれのベースのバイアス電圧で
ある。CCは直流電流と交流電流を分離し,交流電流を
結合させるためのカップリングコンデンサである。R
inはOSCとのインピーダンス整合を達成するための
抵抗,RB1は+VB1よりのベースバイアス電流を提
供するための抵抗,LC1,RC1は信号電流あるいは
信号電圧を増幅するための信号増幅用インダクタンスと
抵抗,RB2とLB2はそれぞれ+VB2からトランジ
スタ2のベースへバイアス電流を供給するためおよび信
号電流を増幅するための抵抗とインダクタンス,CSは
交流電流をショートしてアースするためのコンデンサ,
RC2,RC3は抵抗,RE1はトランジスタ1の直列
帰還用抵抗,RE2,RE3は出力の信号電圧voを得
るための抵抗である。
【図2】は
【図1】の発振器OSCからトランジスタ1のベース回
路に至る信号の等価回路である。vb1はトランジスタ
1のベースの端子電圧,Caはトランジスタ1のベース
とエミッタ間のキャパシタンス(このCaはトランジス
タ1のベースとコレクタ間の帰還容量,ストレイキャパ
シタンス,トランジスタ1のベース−エミッタ間のキャ
パシタンスの和である),reはトランジスタのショッ
クレイのエミッタ抵抗,βは小信号電流増幅率,ib1
はトランジスタ1の内部ベース電流である。その他の記
号は図1と同じである。この
路に至る信号の等価回路である。vb1はトランジスタ
1のベースの端子電圧,Caはトランジスタ1のベース
とエミッタ間のキャパシタンス(このCaはトランジス
タ1のベースとコレクタ間の帰還容量,ストレイキャパ
シタンス,トランジスタ1のベース−エミッタ間のキャ
パシタンスの和である),reはトランジスタのショッ
クレイのエミッタ抵抗,βは小信号電流増幅率,ib1
はトランジスタ1の内部ベース電流である。その他の記
号は図1と同じである。この
【図2】により,信号電流isからib1への伝達特性
を求めることができる。
を求めることができる。
【図3】はこのisに対するib1の比Kit0の絶対
値|Kit0|を求めたものである。
値|Kit0|を求めたものである。
【図3】の横軸は周波数である。|Kit0|を求める
ためには
ためには
【図3】の右に示す諸定数を設定している。ib1とi
sの関係式を
sの関係式を
【数1】 に示す。10GHz以上ではこの伝達特性|Kit0|
が下降しているが,これはキャパシタンスCaの効果に
よるものである。即ち帯域が伸びず制約される。
が下降しているが,これはキャパシタンスCaの効果に
よるものである。即ち帯域が伸びず制約される。
【0006】
【図4】は
【図1】のトランジスタ1のコレクタ電流ic1からト
ランジスタ2のベースに至る第1段順方向増幅部の信号
に関する等価回路である。
ランジスタ2のベースに至る第1段順方向増幅部の信号
に関する等価回路である。
【図4】でvb2はトランジスタ2のベースの端子電
圧,ib2はトランジスタ2のベースの内部電流,C
CEはトランジスタのコレクタ−エミッタ間のキャパシ
タンス,rCEはトランジスタのコレクタ−エミッタ間
の抵抗,その他の記号は
圧,ib2はトランジスタ2のベースの内部電流,C
CEはトランジスタのコレクタ−エミッタ間のキャパシ
タンス,rCEはトランジスタのコレクタ−エミッタ間
の抵抗,その他の記号は
【図1】
【図2】と同様である。
【図5】は電流ic1に対するib2の比Kit10の
絶対値の周波数特性を示したものである。ib2とi
c1の関係を
絶対値の周波数特性を示したものである。ib2とi
c1の関係を
【数2】 に示す。この電流ic1からib2に至る伝達特性|K
it10|を求めるために使用した諸数値を図5の右に
記載してある。この伝達特性は約10GHz以上の高波
数部で大とすることができている。
it10|を求めるために使用した諸数値を図5の右に
記載してある。この伝達特性は約10GHz以上の高波
数部で大とすることができている。
【図3】の伝達特性とは逆の特性を示している。これが
本発明の基本的原理であり,
本発明の基本的原理であり,
【図4】に示す回路で
【図3】の伝達特性を等化して10GHz以上の広帯域
化を達成している。この等化の原理を
化を達成している。この等化の原理を
【数3】 に示す。この入力信号電流に対するib2の比の絶対値
|Kit1|の周波数特性を
|Kit1|の周波数特性を
【図6】に示す。isからib2に至る伝達特性|Ki
t1|は,
t1|は,
【図5】の高周波部での拡大増幅により,広帯域性が実
現され,30GHzまでの広帯域化が達成できている。
現され,30GHzまでの広帯域化が達成できている。
【図6】を得るために用いた諸定数は
【図3】,
【図5】の右に記載したものと同一である。
【0007】
【図7】は
【図1】のトランジスタ2のコレクタ電流iC2から出
力電圧voに至る第2順方向増幅部の信号の伝達を示す
等価回路である。vb3はトランジスタ3のベースの端
子電圧,ib30はトランジスタ3のベースの端子電圧
に流入する電流である。voは出力電圧,その他の記号
は
力電圧voに至る第2順方向増幅部の信号の伝達を示す
等価回路である。vb3はトランジスタ3のベースの端
子電圧,ib30はトランジスタ3のベースの端子電圧
に流入する電流である。voは出力電圧,その他の記号
は
【図1】,
【図2】,
【図4】で説明したものと同一である。この
【図7】からib30とic2の関係を求めることがで
きる。この関係を
きる。この関係を
【数4】 に示す。
【図8】は電流ic2に対する電流ib30の比の絶対
値|Kit30|の周波数特性を示したものである。こ
の|Kit30|を求めたときに使用した諸定数をその
右に示してある。ほぼ平坦な周波数特性が得られてい
る。端子voとアース間の2つの枝で構成される合成の
インピーダンスをZ2とすると,出力電圧voは
値|Kit30|の周波数特性を示したものである。こ
の|Kit30|を求めたときに使用した諸定数をその
右に示してある。ほぼ平坦な周波数特性が得られてい
る。端子voとアース間の2つの枝で構成される合成の
インピーダンスをZ2とすると,出力電圧voは
【数5】 で表される。
【0008】
【図9】は
【数5】で表される信号入力電流isに対する出力電圧
voの比の絶対値|ZT3|の周波数特性を示すもので
ある。信号入力電流isから出力電圧voに至る伝達特
性は30GHzまでの広帯域化を達成できている。なお
voの比の絶対値|ZT3|の周波数特性を示すもので
ある。信号入力電流isから出力電圧voに至る伝達特
性は30GHzまでの広帯域化を達成できている。なお
【図1】の実施例では増幅用アクティブ素子としてNP
N型のバイポーラトランジスタで説明したが,この増幅
用アクティブ素子は容易にPNP型バイポーラトランジ
スタや電気効果トランジスタに置き換えることができ
る。また
N型のバイポーラトランジスタで説明したが,この増幅
用アクティブ素子は容易にPNP型バイポーラトランジ
スタや電気効果トランジスタに置き換えることができ
る。また
【図1】についてフィードバックループを構成して増幅
回路を構成することも従来技術を用いて容易に可能であ
る。
回路を構成することも従来技術を用いて容易に可能であ
る。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は従来の増幅
器の上限周波数10GHzを突破して30GHzまでの
広帯域化を達成したものであり,従来に較べて格段の高
速ディジタルパルスの伝送を可能としたものであり,今
後の情報化社会の充全な発達を可能としたものであり,
その効果は非常に大きい。
器の上限周波数10GHzを突破して30GHzまでの
広帯域化を達成したものであり,従来に較べて格段の高
速ディジタルパルスの伝送を可能としたものであり,今
後の情報化社会の充全な発達を可能としたものであり,
その効果は非常に大きい。
【0010】
【発明実施の形態】高周波信号を受信して,この電気信
号を増幅して広帯域信号を出力させる増幅器において,
この電気信号を増幅するために複数の順方向増幅部を用
いて増幅器を構成し,ひとつあるいは複数の該順方向増
幅部には増幅用アクティブ素子を用い,該増幅用アクテ
ィブ素子にNPN型バイポーラトランジスタを用いる場
合には,そのコレクタには抵抗とインダクタンスの直列
接続回路を接続し,そのベースには抵抗とインダクタン
スの直列接続回路を接続してベースへのバイアス回路を
構成し,そしてそのひとつあるいは2つのエミッタには
抵抗を接続して,順方向増幅部を構成して,該順方向増
幅部の増幅特性の非直線性により,該増幅器の第1入力
段の伝達特性を等化して広帯域化を達成したことを特徴
とする広帯域化増幅器。
号を増幅して広帯域信号を出力させる増幅器において,
この電気信号を増幅するために複数の順方向増幅部を用
いて増幅器を構成し,ひとつあるいは複数の該順方向増
幅部には増幅用アクティブ素子を用い,該増幅用アクテ
ィブ素子にNPN型バイポーラトランジスタを用いる場
合には,そのコレクタには抵抗とインダクタンスの直列
接続回路を接続し,そのベースには抵抗とインダクタン
スの直列接続回路を接続してベースへのバイアス回路を
構成し,そしてそのひとつあるいは2つのエミッタには
抵抗を接続して,順方向増幅部を構成して,該順方向増
幅部の増幅特性の非直線性により,該増幅器の第1入力
段の伝達特性を等化して広帯域化を達成したことを特徴
とする広帯域化増幅器。
【0011】
【図1】 本発明の広帯域化増幅回路の一実施例であ
る。
る。
【図2】
【図1】の第1入力段の小信号の等価回路である。
【図3】 信号入力電流isに対するトランジスタ1の
内部ベース電流の比の絶対値であり該伝達特性である。
内部ベース電流の比の絶対値であり該伝達特性である。
【図4】
【図1】の第1順方向増幅部のトランジスタ1のコレク
タ電流ic1からトランジスタ2の内部ベース電流i
b2に至る小信号の等価回路である。
タ電流ic1からトランジスタ2の内部ベース電流i
b2に至る小信号の等価回路である。
【図5】
【図4】のコレクタ電流ic1に対する内部ベース電流
ib2の比の絶対値であり,該伝達特性である。
ib2の比の絶対値であり,該伝達特性である。
【図6】 信号入力電流isに対する内部ベース電流i
b2の比の絶対値であり,該伝達特性である。
b2の比の絶対値であり,該伝達特性である。
【図7】
【図1】の第2順方向増幅部のトランジスタ2のコレク
タ電流ic2からトランジスタ3のベースの端子に流入
する電流ib30に至る小信号等価回路である。
タ電流ic2からトランジスタ3のベースの端子に流入
する電流ib30に至る小信号等価回路である。
【図8】
【図7】のコレクタ電流ic2に対する電流ib30の
比の絶対値であり,該伝達特性である。
比の絶対値であり,該伝達特性である。
【図9】
【図1】の信号入力電流isに対する
【図7】の出力電圧voの比の絶対値であり,該伝達特
性である。
性である。
【0012】
1,2,3,はそれぞれバイポーラトランジスタ。+V
c1,+Vc2,+Vc3,+VB1,+VB2,+V
B3は正のバイアス電圧。OSCは発振器。isは発振
器からの信号入力電流。CCはカップリングコンデン
サ。CSは信号短絡用コンデンサ。RB1,RE1,R
C1,RC2,RC3,RB2,RE2,RB3,R
E3,Rinは抵抗。LC1,LB2はインダクタン
ス。voは出力電圧。Caは各トランジスタのベース−
エミッタ間キャパシタンス。reは各トランジスタのシ
ョックレイの抵抗,βは小信号の電流増幅率。ib1,
ib2はそれぞれトランジスタ1およびトランジスタ2
の内部ベース電流。ib30はトランジスタ3のベース
端子に流入する電流。vb1,vb2,vb3はそれぞ
れトランジスタ1,トランジスタ2,トランジスタ3の
ベース電圧。CCEは各トランジスタのコレクタ−エミ
ッタ間キャパシタンス。rCEは各トランジスタのコレ
クタ−エミッタ間の抵抗。|Kit0|は電流isに対
する電流ib1の比の絶対値。|Kit10|は電流i
c1に対する電流ib2の比の絶対値,|Kit1|は
電流isに対する電流ib2の比の絶対値。|Kit3
0|は電流ic2に対する電流ib30の比の絶対値。
|ZT3|は電流isに対する出力電圧voの比の絶対
値である。
c1,+Vc2,+Vc3,+VB1,+VB2,+V
B3は正のバイアス電圧。OSCは発振器。isは発振
器からの信号入力電流。CCはカップリングコンデン
サ。CSは信号短絡用コンデンサ。RB1,RE1,R
C1,RC2,RC3,RB2,RE2,RB3,R
E3,Rinは抵抗。LC1,LB2はインダクタン
ス。voは出力電圧。Caは各トランジスタのベース−
エミッタ間キャパシタンス。reは各トランジスタのシ
ョックレイの抵抗,βは小信号の電流増幅率。ib1,
ib2はそれぞれトランジスタ1およびトランジスタ2
の内部ベース電流。ib30はトランジスタ3のベース
端子に流入する電流。vb1,vb2,vb3はそれぞ
れトランジスタ1,トランジスタ2,トランジスタ3の
ベース電圧。CCEは各トランジスタのコレクタ−エミ
ッタ間キャパシタンス。rCEは各トランジスタのコレ
クタ−エミッタ間の抵抗。|Kit0|は電流isに対
する電流ib1の比の絶対値。|Kit10|は電流i
c1に対する電流ib2の比の絶対値,|Kit1|は
電流isに対する電流ib2の比の絶対値。|Kit3
0|は電流ic2に対する電流ib30の比の絶対値。
|ZT3|は電流isに対する出力電圧voの比の絶対
値である。
Claims (2)
- 【請求項1】高周波信号を受信してこの電気信号を増幅
して広帯域信号を出力させる増幅器において,この電気
信号を増幅するために複数の順方向増幅部を用いて増幅
器を構成し,該順方向増幅部には増幅用アクティブ素子
を用い,該増幅用アクティブ素子にNPN型バイポーラ
トランジスタを用い,そのコレクタには抵抗とインダク
タンスの直列接続回路を接続し,そのベースのバイアス
回路は抵抗とインダクタンスの直列接続回路を用いて構
成し,そして該ひとつあるいは2つのバイポーラトラン
ジスタのエミッタには抵抗を接続し,このように構成し
た順方向増幅部をひとつあるいはそれ以上の順方向増幅
部を用いて増幅器を構成し,該増幅器の第一入力段の伝
達特性を等化して広帯域化を達成したことを特徴とする
広帯域化増幅器。 - 【請求項2】請求項1の増幅用アクティブ素子のNPN
型バイポーラトランジスタをPNP型バイポーラトラン
ジスタあるいは電界効果トランジスタに置き換えて構成
した広帯域化増幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183729A JP2001326543A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 広帯域化増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000183729A JP2001326543A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 広帯域化増幅器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001326543A true JP2001326543A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18684265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000183729A Pending JP2001326543A (ja) | 2000-05-16 | 2000-05-16 | 広帯域化増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001326543A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003198280A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-11 | Agilent Technol Inc | 側路スイッチ回路付き増幅器 |
JP2004040795A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Motorola Inc | Hbtパワーアンプのためのバイアス制御 |
-
2000
- 2000-05-16 JP JP2000183729A patent/JP2001326543A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003198280A (ja) * | 2001-12-13 | 2003-07-11 | Agilent Technol Inc | 側路スイッチ回路付き増幅器 |
JP2004040795A (ja) * | 2002-06-28 | 2004-02-05 | Motorola Inc | Hbtパワーアンプのためのバイアス制御 |
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