JP2001326085A - 音声光変換装置 - Google Patents

音声光変換装置

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JP2001326085A
JP2001326085A JP2000143812A JP2000143812A JP2001326085A JP 2001326085 A JP2001326085 A JP 2001326085A JP 2000143812 A JP2000143812 A JP 2000143812A JP 2000143812 A JP2000143812 A JP 2000143812A JP 2001326085 A JP2001326085 A JP 2001326085A
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frequency
audio signal
amplitude
circuit
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Tetsuo Tanabe
哲夫 田部
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音楽等の音と発光光との同期感を向上させた
こと。 【解決手段】 低帯域フィルタ14によって可変増幅回
路12の音声信号出力から、周波数80Hzを中心に±
40Hzの周波数の信号出力のみを通過させ、低帯域振
幅検出回路15でその周波数帯域の音声信号入力の振幅
を抽出し、それを赤色、緑色、青色の発光ダイオード列
R−LED、G−LED、B−LEDを発光させる輝度
に対応させる。また、中帯域フィルタ16によって可変
増幅回路12の音声信号出力から、周波数800Hzを
中心に±400Hzの周波数の信号出力のみを通過さ
せ、中帯域振幅検出回路17でその周波数帯域の音声信
号入力の振幅を抽出し、それで任意の色を発光させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音楽信号等の音声
信号を光信号に変換させて、臨場感及びムードの変化を
創出する音声光変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声光変換装置として、特開平7
−107592号公報に掲載の技術がある。
【0003】上記公報に掲載の従来の音声光変換装置
は、透光性の圧電スピーカの背面に異なる発光色を発生
可能な同心円状のEL素子を有する発光部を設け、ま
た、音源の出力を受け所定の周波数帯域の音源出力に対
して出力を生ずる帯域フィルタを設け、帯域フィルタの
出力に応じてEL素子を選択的に駆動する駆動回路を介
して、圧点スピーカの発生する音響の周波数に応じてE
L発光素子を選択的に発光させるものである。
【0004】他の従来の音声光変換装置として、特開2
000−43497号公報に掲載の技術がある。
【0005】この技術は、音声信号のレベルや音質に応
じて発光状態や発色状態を変化させることで、変化に富
む装飾効果を得るものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の音声光変換
装置は、音源からの音声出力に依存していたから、音声
出力が小さい場合には、光の変化が乏しくなり、音声出
力が大きい場合には、音声信号が飽和し、光信号は特定
の色彩となり変化しなくなる。
【0007】即ち、音声信号を直接光信号に変換して
も、多くの場合、ちらつきが多く、音と光とが同期して
いるという印象が少なく、人の感性に釈然としない割り
切れなさを与えていた。
【0008】そこで、本発明は、音楽等の音と発光光と
の同期感を向上させた音声光変換装置の提供を課題とす
るものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1にかかる音声光
変換装置は、音源の音声信号から、その振幅情報を検出
する音源振幅検出回路と、前記音源振幅検出回路による
検出で音源の音声信号の振幅が小さいとき、増幅率を大
きくし、前記音源の音声信号の振幅が大きいとき、増幅
率を小さくする可変増幅回路と、前記可変増幅回路の音
声信号を200Hz以下の周波数を通過させる低帯域フ
ィルタと、前記可変増幅回路の音声信号の300乃至2
000Hzの範囲の周波数を通過させる中帯域フィルタ
と、前記低帯域フィルタを通過させた音声信号の変化を
輝度情報に変換し、かつ、前記中帯域フィルタを通過さ
せた音声信号の周波数変化を色情報に変換する音声解析
回路とを具備するものである。
【0010】ここで、音源の音声信号から、その振幅情
報を検出する音源振幅検出回路と、その音源振幅検出回
路による検出で音源の音声信号の振幅が小さいとき、増
幅率を大きくし、前記音源の音声信号の振幅が大きいと
き、増幅率を小さくする可変増幅回路は、単一回路と
し、音声入力の変化にかかわらず、常に同一音声出力と
する回路であればよく、また、音源振幅検出回路の出力
は直接可変増幅回路に入力し、音声信号の振幅が小さい
とき、増幅率を大きくし、前記音源の音声信号の振幅が
大きいとき、増幅率を小さく制御してもよい。また、こ
れらの回路は、ディジタル的に処理を行ってもよい。
【0011】また、200Hz以下の周波数を通過させ
る低帯域フィルタと、300乃至2000Hzの範囲の
周波数を通過させる中帯域フィルタは、ディジタル処理
を行うフィルタとすることができる。
【0012】そして、低帯域フィルタを通過させた音声
信号の変化を輝度情報に変換し、かつ、中帯域フィルタ
を通過させた音声信号の周波数変化を色情報に変換する
音声解析回路は、マイクロコンピュータで一括処理する
ものであるが、本発明を実施する場合には、低帯域フィ
ルタを通過させた音声信号の変化を輝度情報に変換する
回路と、中帯域フィルタを通過させた音声信号の周波数
変化を色情報に変換する回路を、各々独立回路とするこ
ともできる。
【0013】請求項2にかかる音声光変換装置の前記低
帯域フィルタは、周波数80Hzを中心に±40Hzの
周波数の音声信号を通過させるものである。ここで、周
波数80Hzを中心に±40Hzの周波数の音声信号を
通過させるものでは、音の大きさと輝度との関係が人の
感覚に合致する。
【0014】請求項3にかかる音声光変換装置の前記中
帯域フィルタは、周波数800Hzを中心に±400H
zの周波数の音声信号を通過させるものである。ここ
で、周波数800Hzを中心に±400Hzの周波数の
音声信号を通過させるものでは、周波数の変化と色の変
化の関係が人の感覚に合致する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0016】図1は本発明の実施の形態の音声光変換装
置の全体構成図、図2は本発明の実施の形態の音声光変
換装置の増幅率制御を行うフローチャート、図3は本発
明の実施の形態の音声光変換装置の音声解析回路が行う
処理のフローチャートである。
【0017】図に示すように、音源はマイクロホンの信
号を増幅器を介した信号または直接信号出力、カラオケ
信号出力、ラジオ或いはテレビの音声信号出力等であ
る。音源振幅検出回路11は、A−D変換回路からな
り、入力の音声信号の振幅をディジタル信号に変換す
る。可変増幅回路12は、本実施の形態ではアナログ増
幅回路の増幅率を可変する増幅回路である。増幅率出力
回路13はD−A変換回路からなり、音声解析回路10
の出力によって調整する増幅率を出力している。
【0018】即ち、可変増幅回路12、増幅率出力回路
13、音声解析回路10は、音源の音声信号を常に監視
し、その出力の振幅に応じて増幅率を制御し、例えば、
音源の音声信号出力が小さいとき、増幅率を上げてその
音声信号の解析に適した信号レベルまで増幅し、逆に、
音源の音声信号出力が大きいとき、その増幅率を下げて
音声信号が飽和しないように音声信号の増幅率を上げ
て、解析に適した信号レベルに増幅するものである。
【0019】低帯域フィルタ14は、可変増幅回路12
の音声信号出力から、周波数80Hzを中心に±40H
zの周波数の信号出力のみを通過させる。低帯域振幅検
出回路15は、A−D変換回路からなり、低帯域フィル
タ14を通過した音声信号入力の振幅をディジタル信号
に変換する。また、中帯域フィルタ16は、可変増幅回
路12の音声信号出力から、周波数800Hzを中心に
±400Hzの周波数の信号出力のみを通過させる。中
帯域振幅検出回路17は、A−D変換回路からなり、中
帯域フィルタ16を通過した音声信号入力の振幅をディ
ジタル信号に変換する。音声解析回路10はマイクロコ
ンピュータからなり、音源振幅検出回路11の出力、低
帯域フィルタ14を介した低帯域振幅検出回路15の出
力、中帯域フィルタ16を介した中帯域振幅検出回路1
7の出力を入力し、可変増幅回路12の増幅率を決定す
る増幅率出力回路13に出力する。また、必要に応じて
直並列接続された赤色の発光ダイオード列R−LED、
緑色の発光ダイオード列G−LED、青色の発光ダイオ
ード列B−LEDを点灯する出力回路18R,18G,
18Bに接続され、音声解析回路10での処理結果を出
力するようになっている。
【0020】音声解析回路10は、基本的に次のように
解析を行っている。
【0021】低帯域フィルタ14によって可変増幅回路
12の音声信号出力から、周波数80Hzを中心に±4
0Hzの周波数の信号出力のみを通過させており、低帯
域振幅検出回路15でその周波数帯域の音声信号入力の
振幅を抽出し、それをディジタル信号に変換し、ディジ
タル信号化された振幅の大きさの変化を、赤色の発光ダ
イオード列R−LED、緑色の発光ダイオード列G−L
ED、青色の発光ダイオード列B−LEDを発光させる
輝度に対応させる。
【0022】中帯域フィルタ16によって可変増幅回路
12の音声信号出力から、周波数800Hzを中心に±
400Hzの周波数の信号出力のみを通過させており、
中帯域振幅検出回路17でその周波数帯域の音声信号入
力の振幅を抽出し、それをディジタル信号に変換し、デ
ィジタル信号化された振幅の大きさを、赤色の発光ダイ
オード列R−LED、緑色の発光ダイオード列G−LE
D、青色の発光ダイオード列B−LEDを各々PWM制
御し、任意の色を発光させる。
【0023】更に、具体的に音声解析回路10について
説明する。図2及び図3に示すフローチャートは、音声
解析回路10のメインプログラムの実行の際にコールさ
れるルーチンである。
【0024】まず、ステップS1で音源の音声信号Ax
を入力し、ステップS2で音声信号Axが可変増幅回路
12で増幅率を調整する上限の閾値Htを超えている
か、増幅率を調整する下限の閾値Lt未満であるかを判
断し、音声信号Axが可変増幅回路12で増幅率を調整
する上限の閾値Htを超えているとき、ステップS4で
増幅率を変化させる音声解析回路10の内蔵のカウンタ
Cxをデクリメントし、増幅率を調整する下限の閾値L
t未満であるとき、ステップS5で増幅率を変化させる
音声解析回路10の内蔵のカウンタCxをインクリメン
トする。そして、ステップS6でカウンタCxの値を出
力し、可変増幅回路12の増幅率を決定する増幅率出力
回路13にそれを出力する。
【0025】また、ステップS11で低帯域フィルタ1
4及び低帯域振幅検出回路15を介して、周波数80H
zを中心に±40Hzの周波数の信号出力のみを通過さ
せた可変増幅回路12の音声信号Bxを入力し、ステッ
プS12で前回入力した音声信号Bxとの比較によっ
て、音声信号Bxの変化Δdxを算出し、ステップS13
で音声信号Bxの変化Δdxが、本実施の形態において設
定した10段階に設定した領域の何れに該当するかを判
定し、ステップS14乃至ステップS23でその段階に
応じて輝度E1から輝度E10の10段階に設定する赤色
の発光ダイオード列R−LED、緑色の発光ダイオード
列G−LED、青色の発光ダイオード列B−LEDの輝
度出力を決定する。
【0026】また、ステップS24で中帯域フィルタ1
6及び中帯域振幅検出回路17を介して、周波数800
Hzを中心に±400Hzの周波数の信号出力のみを通
過させた可変増幅回路12の音声信号Fxを入力し、ス
テップS25で音声信号Fxが、本実施の形態において
設定した10段階に設定した色領域の何れに該当するか
を判定し、ステップS26乃至ステップS45でその段
階に応じて赤色から青色を20段階に設定する赤色の発
光ダイオード列R−LED、緑色の発光ダイオード列G
−LED、青色の発光ダイオード列B−LEDの色出力
を決定する。ステップS46でステップS11からステ
ップS45で決定した色及び輝度を出力する。ステップ
S46による色及び輝度の出力は、出力回路18R,1
8G,18Bを介して、赤色の発光ダイオード列R−L
ED、緑色の発光ダイオード列G−LED、青色の発光
ダイオード列B−LEDを点灯するPWM信号が出力さ
れる。
【0027】このように、音楽等の音源、特に、ドラム
音等の低音楽器では、曲の旋律となる音の周波数成分
は、数10Hzから数100Hz前後の低音域に集まる
場合が多い。この実施の形態では、その周波数成分を取
出して光信号変換のためのパラメータの一つにすること
により、音声信号そのものを、そのまま光信号に変換し
たものよりも、音と光の同期感が増し、楽しさを高める
ことができる。発明者等の実験によれば、特に、周波数
80Hzを中心に±40Hzの周波数の音声信号が、多
くの人にとって振幅(音の大きさ)と輝度との関係が人
の感覚に合致することが確認された。しかし、可変増幅
回路12の音声信号は、200Hz以下の周波数で、振
幅(音の大きさ)と輝度との関係が人の感覚に概略合致
することが確認された。
【0028】また、歌手の声等の音楽を音源とする周波
数成分は、人の耳の特性(1000Hzが最高)に合致
した約300Hzから1200Hz程度の中音域に集ま
る場合が多い。特に、本実施の形態では、低周波成分を
除去し、中音域の周波数成分を取出して発色信号として
いるから、低音域と中音域とを分離しないで、そのまま
光信号に変換したものよりも、音と光の同期感が増し、
楽しさを高めることができる。
【0029】発明者等の実験によれば、特に、中音域
は、周波数800Hzを中心に±400Hzの周波数の
音声信号が、多くの人にとって音楽、音として聞くこと
ができる振幅(音の大きさ)と色との関係が人の感覚に
合致することが確認された。しかし、可変増幅回路12
の音声信号は、300乃至2000Hzの範囲の周波数
で、聞いている音の振幅(音の大きさ)と色との関係が
人の感覚に概略合致することが確認された。
【0030】本実施の形態の音声光変換装置は、音源の
音声信号から、その振幅情報を検出する音源振幅検出回
路11と、音源振幅検出回路11による検出で音源の音
声信号の振幅が小さいとき、増幅率を大きくし、前記音
源の音声信号の振幅が大きいとき、増幅率を小さくする
可変増幅回路12と、可変増幅回路12の音声信号を2
00Hz以下の周波数を通過させる低帯域フィルタ14
と、可変増幅回路12の音声信号の300乃至2000
Hzの範囲の周波数を通過させる中帯域フィルタ16
と、低帯域フィルタ14を通過させた音声信号の変化を
輝度情報に変換し、かつ、中帯域フィルタ16を通過さ
せた音声信号の周波数変化を色情報に変換する音声解析
回路10とを具備するものである。
【0031】本実施の形態の音声光変換装置は、低帯域
フィルタ14によって可変増幅回路12の音声信号出力
から、200Hz以下の周波数の信号出力のみを通過さ
せており、低帯域振幅検出回路15でその周波数帯域の
音声信号入力の振幅を抽出し、それをディジタル信号に
変換し、ディジタル信号化された振幅の大きさの変化
を、赤色の発光ダイオード列R−LED、緑色の発光ダ
イオード列G−LED、青色の発光ダイオード列B−L
EDを発光させる輝度に対応させる。更に、中帯域フィ
ルタ16によって可変増幅回路12の音声信号出力か
ら、300乃至2000Hzの範囲の周波数の信号出力
のみを通過させており、中帯域振幅検出回路17でその
周波数帯域の音声信号入力の振幅を抽出し、それをディ
ジタル信号に変換し、ディジタル信号化された振幅の大
きさを、赤色の発光ダイオード列R−LED、緑色の発
光ダイオード列G−LED、青色の発光ダイオード列B
−LEDを各々PWM制御し、任意の色を発光させる。
【0032】したがって、曲の旋律を取る音楽等の音源
は、旋律を担当する音の周波数成分が数10Hzから数
100Hz前後の低音域に集まるから、音声信号そのも
のをそのまま光信号に変換したものよりも、音と光の同
期感が増し、楽しさを高めることができる。また、多く
の楽器、歌手の声等の音楽を音源とする周波数成分は、
約300Hzから1200Hz程度の中音域に集まる場
合が多く、その中音域の周波数成分のみを取出して発色
信号としているから、低音域と中音域とを分離しない
で、そのまま光信号に変換したものよりも、音と光の同
期感が増し、楽しさを高めることができる。
【0033】ところで、上記実施の形態では、赤色の発
光ダイオード列R−LED、緑色の発光ダイオード列G
−LED、青色の発光ダイオード列B−LEDを各々P
WM制御し、任意の色を発光させる事例で説明したが、
本発明を実施する場合には発光ダイオードに限定される
ものではなく、EL素子等他の素子にも使用できる。
【0034】また、上記実施の形態では、ディジタル動
作で説明したが、本発明を実施する場合にはアナログ回
路とすることができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、請求項1の音声光変換装
置は、音源の音声信号から、その振幅情報を検出する音
源振幅検出回路と、前記音源振幅検出回路による検出で
音源の音声信号の振幅が小さいとき、増幅率を大きく
し、前記音源の音声信号の振幅が大きいとき、増幅率を
小さくする可変増幅回路と、前記可変増幅回路の音声信
号を200Hz以下の周波数を通過させる低帯域フィル
タと、前記可変増幅回路の音声信号の300乃至200
0Hzの範囲の周波数を通過させる中帯域フィルタと、
前記低帯域フィルタを通過させた音声信号の変化を輝度
情報に変換し、かつ、前記中帯域フィルタを通過させた
音声信号の周波数変化を色情報に変換する音声解析回路
とを具備するものである。
【0036】したがって、低帯域フィルタによって音声
信号出力から、200Hz以下の周波数の信号出力のみ
を通過させ、その周波数帯域の音声信号入力の振幅のみ
を抽出し、その振幅の大きさの変化を、発光ダイオード
を発光させる輝度に対応させ、かつ、中帯域フィルタに
よって音声信号出力から、300乃至2000Hzの範
囲の周波数の信号出力のみを通過させ、その周波数帯域
の音声信号入力の振幅を抽出し、その振幅の大きさを、
発光ダイオードの色を発光色としたものである。
【0037】よって、音楽等の曲の旋律となる音の周波
数成分は、200Hz以下の低音域に集まる場合が多
く、また、300乃至2000Hzの範囲の周波数で、
聞いている音の振幅(音の大きさ)と色との関係が人の
感覚に合致するから、音源の周波数成分をのみを取出し
て音声信号そのものを、そのまま光信号に変換したもの
よりも、音と光の同期感が増し、楽しさを高めることが
できる。
【0038】請求項2の音声光変換装置は前記低帯域フ
ィルタは、周波数80Hzを中心に±40Hzの周波数
の音声信号を通過させるものであるから、請求項1に記
載効果に加えて、音の大きさと輝度との関係が人の感覚
に合致する。
【0039】請求項3の音声光変換装置は前記中帯域フ
ィルタは、周波数800Hzを中心に±400Hzの周
波数の音声信号を通過させるものであるから、請求項1
または請求項2に記載効果に加えて、周波数の変化と色
の変化の関係が人の感覚に合致する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施の形態の音声光変換装置
の全体構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の音声光変換装置
の増幅率制御を行うフローチャートである。
【図3】 図3は本発明の実施の形態の音声光変換装置
の音声解析回路が行う処理のフローチャートである。
【符号の説明】
10 音声解析回路 11 音源振幅検出回路 12 可変増幅回路 13 増幅率出力回路 14 低帯域フィルタ 15 低帯域振幅検出回路 16 中帯域フィルタ 17 中帯域振幅検出回路 R−LED 赤色の発光ダイオード列 G−LED 緑色の発光ダイオード列 B−LED 青色の発光ダイオード列

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音源の音声信号から、その振幅情報を検
    出する音源振幅検出回路と、 前記音源振幅検出回路による検出で音源の音声信号の振
    幅が小さいとき、増幅率を大きくし、前記音源の音声信
    号の振幅が大きいとき、増幅率を小さくする可変増幅回
    路と、 前記可変増幅回路の音声信号を200Hz以下の周波数
    を通過させる低帯域フィルタと、 前記可変増幅回路の音声信号の300乃至2000Hz
    の範囲の周波数を通過させる中帯域フィルタと、 前記低帯域フィルタを通過させた音声信号の変化を輝度
    情報に変換し、かつ、前記中帯域フィルタを通過させた
    音声信号の周波数変化を色情報に変換する音声解析回路
    とを具備することを特徴とする音声光変換装置。
  2. 【請求項2】 前記低帯域フィルタは、周波数80Hz
    を中心に±40Hzの周波数の音声信号を通過させるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の音声光変換装置。
  3. 【請求項3】 前記中帯域フィルタは、周波数800H
    zを中心に±400Hzの周波数の音声信号を通過させ
    ることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の音
    声光変換装置。
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