JP2001325666A - レシート発行システム - Google Patents

レシート発行システム

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JP2001325666A
JP2001325666A JP2000141276A JP2000141276A JP2001325666A JP 2001325666 A JP2001325666 A JP 2001325666A JP 2000141276 A JP2000141276 A JP 2000141276A JP 2000141276 A JP2000141276 A JP 2000141276A JP 2001325666 A JP2001325666 A JP 2001325666A
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message
receipt
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data
customer
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Tetsuro Yoshioka
哲朗 吉岡
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TAMARU KK
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TAMARU KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 商品の購入代金の受け取り時に発行するレシ
ートに、その顧客向けに選定されたメッセージを印字可
能とするシステムを実現する。 【解決手段】 購入者に関連するデータと購入商品に関
連するデータとを含む売り上げデータを蓄積する売り上
げデータベースと、メッセージデータ記録用フィールド
を備えた会員毎の個人データを登録する会員マスター
と、所定の出来事の発生時にその出来事に対応させて作
成したメッセージを記憶するメッセージテーブルとを備
え、上記出来事の発生時に、それに関連する商品の購入
者を上記データベースからサーチすると共に、サーチさ
れた顧客の会員マスターのメッセージデータ記録用フィ
ールドに、上記メッセージテーブルのメッセージデータ
を登録する。そして、レシート発行時に当該顧客の会員
マスターからメッセージデータを読み出し、メッセージ
をレシートに印字して発行するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばレコードシ
ョップ等で販売促進と顧客に対するサービス向上とを目
的として採用されるレシート発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】各種の店舗においては、売上代金の受け
取り時等に、店員がその購入者に対し、他の商品の購入
を促すためのセールストークを行ったり、商品の販売に
つながるイベント企画を案内したりすることが日常的に
行われているところである。
【0003】また、この種の店頭におけるセールストー
ク等とは別に、大規模な販売促進活動として、新製品の
発売時やイベント企画時等に、予め所持してる顧客リス
トに基づいて、その商品の購入やイベントへの参加を呼
びかけるためのダイレクトメールを発送することが行わ
れている。
【0004】その場合に、例えば特開平9−7065号
公報によれば、各顧客についての住所、氏名、年齢、性
別等の個人データを予め登録しておくと共に、商品の販
売時には売り上げデータを作成してこれを顧客毎に蓄積
し、この売り上げデータと上記個人データとに基づい
て、効率よくダイレクトメールを発行するようにしたシ
ステムが提案されている。
【0005】そして、特にこのシステムによれば、店頭
における代金受け取り時に、レシートの発行と同時に上
記ダイレクトメールを発行して顧客に直接手渡し可能と
することにより、その販売促進効果を向上させることが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な店頭における一般的なセールストーク等による場合、
店員の経験等によってその効果に大きな差が生じること
になる。例えば、ベテランの店員であって、応対してい
る顧客の過去の購入歴を記憶している場合にあっては、
その購入歴からその顧客の好みや購入傾向を判断して、
次に購入する可能性の高い商品を、今回購入した商品の
ジャンルに限らず、広範囲のジャンルから的確に案内す
ることができるが、経験の浅い店員の場合は、せいぜい
今回購入した商品に関連する商品を案内するのが限度で
あって、効率のよい販売促進が難しい。
【0007】また、上記のダイレクトメール発行システ
ムにおいて、店頭でレシートと共にダイレクトメールを
手渡す場合においても、そのダイレクトメールの発行条
件は累積購入金額が設定値以上であることなど、各顧客
ごとの好みや過去の購入歴等に即したものではなく、し
たがって、ダイレクトメールの内容も不特定の顧客を対
象にしたものとならざるを得ず、顧客の関心を引いて次
回の購入を促すものとしては不十分である。
【0008】そこで、本発明は、店頭における販売促進
用システムとして、特に店員の経験を必要とすることが
なく、しかも安価に、各顧客ごとに木目細かな情報の提
供を可能とするシステムを実現することを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係わるシステムは次のように構成したこと
を特徴とする。
【0010】まず、本願の請求項1の発明(以下、第1
発明という)に係るレシート発行システムは、商品代金
支払い時に発行するレシートに当該顧客向けメッセージ
を印字して発行するようにしたものであって、購入者に
関連するデータと購入商品に関連するデータとを含む売
り上げデータを蓄積する売り上げデータ記憶手段と、メ
ッセージもしくはその識別コード登録用のメッセージフ
ィールドを備えた顧客毎の個人データ記憶手段と、商品
の販売に関連する出来事の発生時にその出来事に対応さ
せて作成したメッセージを記憶するメッセージ記憶手段
と、この出来事に関連する商品の購入者を上記売り上げ
データからサーチする関連商品購入者サーチ手段と、こ
のサーチ手段によってサーチされた顧客の上記個人デー
タ記憶手段におけるメッセージフィールドに、上記メッ
セージ記憶手段に記憶されているメッセージもしくはそ
の識別コードを登録するメッセージデータ登録手段と、
レシート発行時に、当該顧客の上記個人データ記憶手段
におけるメッセージフィールドからメッセージデータを
読み出し、当該メッセージをレシートに印字して発行す
るレシート発行手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係るレシート発行システムは、上記第1
発明において、メッセージデータ登録手段は、サーチさ
れた顧客の個人データ記憶手段におけるメッセージフィ
ールドにメッセージデータを登録するときに当該メッセ
ージの有効期限を併せて登録し、レシート発行手段は、
当該顧客にレシートを発行するときに、有効期限内のメ
ッセージのみを印字して発行するように構成したことを
特徴とする。
【0012】また、本願の請求項3の発明(以下、第3
発明という)に係るレシート発行システムは、同じく第
1発明において、メッセージ記憶手段は、作成したメッ
セージとその識別コードとを記憶すると共に、メッセー
ジデータ登録手段は、サーチされた顧客の個人データ記
憶手段におけるメッセージフィールドにメッセージデー
タを登録するときに上記メッセージ識別コードのみを登
録し、レシート発行手段は、当該顧客にレシートを発行
するときに、上記個人データ記憶手段のメッセージフィ
ールドに記憶されているメッセージ識別コードに基づい
て上記メッセージ記憶手段から対応するメッセージを読
み出し、これをレシートに印字して発行するように構成
したことを特徴とする。
【0013】さらに、本願の請求項4の発明(以下、第
4発明という)に係るレシート発行システムは、同じく
第1発明において、レシート発行手段によりレシートを
発行するときに、該レシートに印字するメッセージを表
示する表示手段を備えたことを特徴とする。
【0014】そして、本願の請求項5の発明(以下、第
5発明という)に係るレシート発行システムは、上記第
1〜第4発明のいずれかにおいて、取り扱う商品は楽曲
を記憶させた記憶媒体であり、商品の販売に関連する出
来事は、新譜の発売、発売予定の発生、もしくは音楽関
連イベントの開催予定の発生の少なくとも1つであり、
関連商品購入者サーチ手段は、発生した出来事に関連す
る商品の購入者を売り上げデータ記憶手段に蓄積されて
いる売り上げデータからサーチすることを特徴とする。
【0015】上記のように構成することにより、本願各
発明のレシート発行システムによれば、次のような作用
が得られる。
【0016】まず、第1〜第4発明によれば、店頭での
商品代金受け取り時においてレシートを発行するとき
に、レシート発行手段により、該レシートに当該顧客に
対する過去の売り上げデータに基づいて登録されたメッ
セージが印字されることになる。したがって、店員がそ
の顧客の好みや過去の購入傾向等を知らなくても、その
顧客の好みや関心に適合したメッセージを的確に伝達す
ることが可能となる。
【0017】そして、第2発明によれば、上記レシート
に印字されるメッセージとして、有効期限内のものだけ
が印字されることになるので、例えば既に開催済みのイ
ベントの案内等の不適切なメッセージの印字が防止され
る。
【0018】また、第3発明によれば、新譜の発売等の
各出来事に対応するメッセージ自体はメッセージ記憶手
段に登録され、個人データ記憶手段における各顧客の個
人データ登録エリアのメッセージフィールドには該当す
るメッセージの識別コードのみが登録されるので、上記
メッセージフィールドに直接メッセージを書き込む場合
より、個人データ記憶手段の記憶容量を削減することが
可能となり、特に顧客1人当たりに複数のメッセージフ
ィールドを確保する場合には、記憶容量が大幅に削減さ
れることになる。
【0019】さらに、第4発明によれば、レシート発行
手段によりレシートにメッセージを印字して発行すると
きに、そのメッセージが表示手段に表示されるので、店
頭で顧客に応対している店員がその表示を見ることによ
り、顧客の好みや購入傾向等に即したセールストークを
行うことが可能となる。
【0020】そして、第5発明によれば、上記第1〜第
4発明の作用が、レコードショップもしくはCDショッ
プ等における店頭で実現されることになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明のシス
テムをレコードショップに適用した場合のものである。
【0022】図1は、この実施の形態に係るレシート発
行システムのハード構成を示すもので、このシステムは
金銭登録機としてカスタマイズされたパーソナルコンピ
ュータ(以下、PCと記す)1を中核とする。このPC
1には、各種のデータを記憶するRAM2と、プログラ
ム等を書き込んだROM3と、そのプログラムに従って
各種の処理を実行するCPU4と、このCPU4と外部
器機とを接続する入出力インターフェィス5等が備えら
れている。
【0023】そして、上記インターフェィス5には、キ
ャッシュドロア11、ディスプレィ12、レシート発行
用のジャーナルプリンタ13、各種入力操作用のキーボ
ード14、登録された顧客、即ち当該店舗の会員が所持
する会員カードに付されたバーコードを読み込むための
バーコードスキャナ15、及び各種データ出力用のプリ
ンタ16等が接続されている。
【0024】ここで、例えば図2に示すように、上記会
員カード20は、カード本体21の表面に各種の情報と
会員の氏名及び会員番号を印刷し、さらに、PC1によ
って発行されるバーコードシール22を貼り付けた構成
とされている。
【0025】次に、上記PC1のRAM2に記憶された
各種のテーブルやデータベースについて説明する。
【0026】まず、図3に示すテーブル30は、バーコ
ードと各会員のIDコードである会員番号とを対応付け
るIDコードテーブルであり、上記会員カード20に付
されたバーコードが示す数値と、その会員カードを所持
する会員の会員番号とが対応付けられて記憶されてい
る。
【0027】次に、図4に示すテーブル40は、会員に
対して実施されているポイントサービスを管理するため
のポイント管理テーブルであり、会員番号、現時点のポ
イント数、及びその最終更新日等が記憶されており、会
員はこのポイントに応じた値引き等のサービスを受ける
ことができるようになっている。そして、このポイント
管理テーブル40には、レシート発行時に顧客を特定す
るための会員キー(カナ名+枝番)が登録されている。
ここで、この会員キーを構成するカナ名は当該会員の氏
名をカタカナで表示したものであり、枝番は同性同名者
を識別するためのものである。
【0028】また、図5は各会員毎の個人情報を記録す
るための会員マスター50を示すものであり、上記会員
キー(カナ名+枝番)を記録したヘッダー部51、当該
会員の正式な氏名、住所、性別等を記録した個人属性記
録用フィールド52、購入日、購入商品、購入金額のセ
ットでなる購入データを直近のものから所定数記録する
ための購入記録用フィールド53、及び、当該会員にレ
シートを発行するときに印字するメッセージのデータを
所定数記録するためのメッセージデータ記録用フィール
ド54等で構成されている。ここで、各メッセージデー
タは、メッセージ番号とその有効期限とで構成されてい
る。
【0029】また、図6に示すテーブル60は、商品の
販売に関連する各種の出来事の発生時、具体的には、レ
コードやCD等の新譜の発売、その発売予定の公表、或
いは各種音楽関連イベントの開催予定の公表等が発生し
たときに、その情報やそれに関連して会員に伝達したい
メッセージを記録するためのメッセージテーブルであ
り、そのメッセージの内容がメッセージ番号と共に登録
されるようになっている。
【0030】さらに、図7は当該店舗における全売り上
げデータを記録するための売り上げデータベース70を
示すものであって、図1に示すPC1で売上金の受け取
りやレシートの発行等の売り上げ処理を実行したときに
生成される売り上げデータが、このデータベース70に
その都度書き込まれるようになっている。この売り上げ
データは、例えば売り上げ日時、レジNo.、購入者が
会員である場合の会員番号、購入商品のコード、購入金
額等で構成されている。
【0031】なお、当該店舗が例えばフランチャイズシ
ステムを構成するチェーン店である場合には、上記売り
上げデータベースは本部のホストコンピュータに備えら
れることがあり、この場合、各店舗の売り上げデータは
POSシステム等によって本部のホストコンピュータに
送られる。
【0032】次に、以上のようなシステムの具体的な運
用について説明する。
【0033】まず、新譜の発売や、コンサート等の音楽
関係イベントの開催予定の発表等の出来事が発生したと
きの処理を図8のフローチャートに従って説明すると、
まず、ステップS1として、上記出来事の発生時に会員
にその情報を伝え、当該商品の購入や当該イベントへの
参加を促すためのメッセージを作成する。そして、この
メッセージを、メッセージ番号と共に図6に示すメッセ
ージテーブル60に登録する。
【0034】次に、ステップS2として、発生した出来
事に関連する商品を選定する。例えば、あるミュージシ
ャンのCDの新譜が発表された場合には、そのミュージ
シャンの以前に発売されたCDやアルバム等の商品、或
いはそのミュージシャンと同じジャンルに属する他のミ
ュージシャンのCDやアルバム等の商品を選定する。ま
た、コンサートの企画が発表されたときには、その出演
者の既に発売されているCDやアルバム等の商品を選定
する。
【0035】さらに、ステップS3として、図7に示す
売り上げデータベース70をサーチして、上記のステッ
プS2で選定した商品の購入者をピックアップする。
【0036】そして、ステップS4として、ピックアッ
プした会員についての個人データを図5に示す会員マス
ター50から呼び出し、そのデータ登録エリア中のメッ
セージ記録用フィールド54に、上記ステップS1で作
成したメッセージの番号を登録する。その場合、例えば
新譜予約に関する情報の場合における予約期間や、コン
サート情報の場合における開催日等に基づいて当該メッ
セージの有効期限を設定し、この有効期限を上記メッセ
ージ番号と共にメッセージ記録用フィールド54に登録
する。
【0037】なお、このとき、会員マスター50におけ
る当該会員のメッセージ記録用フィールド54に既にメ
ッセージ番号や有効期限等の他のメッセージデータが登
録されているときは、今回登録されるデータを最上位に
登録すると共に、既に登録されているデータを順次繰り
下げる。したがって、例えば、メッセージ記録用フィー
ルド54に10個のメッセージデータの登録領域が確保
されているときには、直近のものから10個のデータが
保存されることになる。
【0038】次に、会員が来店し、購入した商品の代金
を支払う際のレシート発行処理の動作を図9のフローチ
ャートに従って説明する。
【0039】この場合、まず、ステップS11で、図1
に示すバーコードスキャナ15により会員が提示した会
員カード20のバーコードを読み取り、その読み込んだ
バーコードが示す数値と図3に示す会員IDテーブル3
0とから、その会員の会員番号を読み出す。
【0040】次に、ステップS12で、上記会員番号を
キーとして、図4のポイント管理テーブル40からポイ
ントデータを読み出し、ステップS13で、所定のポイ
ント処理、例えば現時点までのポイントに今回の買い上
げに応じたポイントを加算して更新する処理や、ポイン
トに応じた値引き等のサービスを実行してポイントをク
リアする処理等を行う。なお、このポイント管理テーブ
ル40には会員マスター50にアクセスするための会員
キー(カナ名+枝番)が登録されているので、上記ステ
ップS12でポイントデータを読み出すと同時に、この
会員キーを読み出しておく。
【0041】次に、ステップS14で、上記会員キーに
基づいて会員マスター50にアクセスし、当該会員の個
人データ登録エリアにおけるメッセージ記録用フィール
ド54に、有効期限内のメッセージ番号が存在するか否
かを判定する。そして、有効期限内のメッセージ番号が
存在しないときには、そのままステップS15に進み、
売上代金やポイントデータ等の通常の印字内容のレシー
トを発行する。
【0042】一方、上記メッセージ記録用フィールド5
4に有効期限内のメッセージ番号が存在したときには、
ステップS14からステップS16,S17を実行し、
図6に示すメッセージテーブル60からそのメッセージ
番号に対応するメッセージを読み出すと共に、図1に示
すディスプレィ12にそのメッセージを表示する。そし
て、上記ステップS15を実行し、売り上げデータ等と
共に、読み出したメッセージをレシートに印字する。そ
の場合に、メッセージ記録用フィールド54に有効期限
内のメッセージ番号が複数存在するときには、メッセー
ジテーブルから各番号に対応するメッセージをそれぞれ
読み出し、予め設定された個数(例えば5個)までレシ
ートに印字する。
【0043】以上の処理により、代金を支払った顧客に
は、図10に示すように、メッセージM1,M2,M3
…が印字されたレシート80が発行されることになる
が、そのメッセージM1,M2,M3…は、その顧客が
以前に購入した商品に関連する内容であるから、レシー
トを受け取った顧客が関心を持って読むことができるも
のとなる。また、顧客の購入歴に応じた情報が提示され
ることになるから、店員がその顧客の過去の購入歴を知
らなくても、今回の購入商品と全くジャンルの異なる商
品についても情報を提供することが可能となり、したが
って、次回の購入が効果的に促されることになる。
【0044】さらに、レシートに印字されるメッセージ
はディスプレイ12に表示されるので、店員は当該顧客
の好みや過去の購買傾向等に即したセールストークを行
うことが可能となり、販売促進効果がさらに高まること
になる。
【0045】
【発明の効果】以上のように、本願各発明によれば、店
頭での商品代金受け取り時においてレシートを発行する
ときに、該レシートに当該顧客に対する過去の売り上げ
データに基づいて予め登録されたメッセージが印字され
ることになる。したがって、店員がその顧客の好みや過
去の購入傾向等を知らなくても、その顧客の好み等に適
合したメッセージを確実かつ速やかに、しかもダイレク
トメール発行装置や、その発送費用等を必要とすること
なく、安価に伝達することが可能となり、次の商品の購
入が効果的に促進されることになる。また、顧客にとっ
ても、自分に関心のある情報のみが的確に提供され、こ
れを有効に活用することが可能となる。
【0046】そして、第2発明によれば、上記レシート
に印字されるメッセージとして、有効期限内のものだけ
が印字されることになるので、例えば既に開催済みの音
楽関連企画の開催案内等の不適切なメッセージの印字が
防止され、それだけレシートに印字されたメッセージの
信頼性、有効性が向上する。
【0047】また、第3発明によれば、個人データ記憶
手段における各顧客の個人データ登録エリアのメッセー
ジフィールドには、該当するメッセージの識別コードの
みが登録されるので、この個人データ記憶手段の記憶容
量が削減されることになり、特に顧客1人当たりに複数
のメッセージフィールドを確保する場合には、記憶容量
が大幅に削減されることになる。
【0048】さらに、第4発明によれば、レシート発行
手段によりレシートにメッセージを印字して発行すると
きに、そのメッセージが表示手段に表示されるので、店
頭で顧客に応対している店員がその表示を見ることによ
り、レシートに印字された当該顧客の好みや購入傾向等
に即したセールストークを行うことが可能となり、より
効果的な販売促進が実現されることになる。
【0049】そして、第5発明によれば、上記のような
効果がレコードショップもしくはCDショップ等におけ
る店頭で実現されることになり、この種の店舗の売り上
げの向上に寄与することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るシステムのハード
構成図である。
【図2】 同システムで用いられる会員カードの表面図
である。
【図3】 同じく会員IDテーブルの構成図である。
【図4】 同じくポイント管理テーブルの構成図であ
る。
【図5】 同じく会員マスターの構成図である。
【図6】 同じくメッセージテーブルの構成図である。
【図7】 同じく売り上げデータベースの構成図であ
る。
【図8】 同システムにおけるメッセージ登録時の動作
を示すフローチャートである。
【図9】 同じくレシート発行時の動作を示すフローチ
ャートである。
【図10】 同システムで発行されるレシートの一例の
構成図である。
【符号の説明】
1 メッセージデータ登録手段、関連商品サーチ
手段(PC) 20 会員カード 50 個人データ記憶手段 54 メッセージフィールド 60 メッセージデータ記憶手段 70 売り上げデータ記憶手段 80 レシート

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品代金支払い時に発行するレシートに
    当該顧客向けメッセージを印字して発行するレシート発
    行システムであって、購入者に関連するデータと購入商
    品に関連するデータとを含む売り上げデータを蓄積する
    売り上げデータ記憶手段と、メッセージもしくはその識
    別コード登録用のメッセージフィールドを備えた顧客毎
    の個人データ記憶手段と、商品の販売に関連する出来事
    の発生時にその出来事に対応させて作成したメッセージ
    を記憶するメッセージ記憶手段と、この出来事に関連す
    る商品の購入者を上記売り上げデータからサーチする関
    連商品購入者サーチ手段と、このサーチ手段によってサ
    ーチされた顧客の上記個人データ記憶手段におけるメッ
    セージフィールドに、上記メッセージ記憶手段に記憶さ
    れているメッセージもしくはその識別コードを登録する
    メッセージデータ登録手段と、レシート発行時に、当該
    顧客の上記個人データ記憶手段におけるメッセージフィ
    ールドからメッセージデータを読み出し、当該メッセー
    ジをレシートに印字して発行するレシート発行手段とが
    備えられていることを特徴とするレシート発行システ
    ム。
  2. 【請求項2】 メッセージデータ登録手段は、サーチさ
    れた顧客の個人データ記憶手段におけるメッセージフィ
    ールドにメッセージデータを登録するときに当該メッセ
    ージの有効期限を併せて登録し、レシート発行手段は、
    当該顧客にレシートを発行するときに、有効期限内のメ
    ッセージのみを印字して発行するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のレシート発行システ
    ム。
  3. 【請求項3】 メッセージ記憶手段は、作成したメッセ
    ージとその識別コードとを記憶するように構成されてい
    ると共に、メッセージデータ登録手段は、サーチされた
    顧客の個人データ記憶手段におけるメッセージフィール
    ドにメッセージデータを登録するときに上記メッセージ
    識別コードのみを登録し、レシート発行手段は、当該顧
    客にレシートを発行するときに、上記個人データ記憶手
    段のメッセージフィールドに記憶されているメッセージ
    識別コードに基づいて上記メッセージ記憶手段から対応
    するメッセージを読み出し、これをレシートに印字して
    発行するように構成されていることを特徴とする請求項
    1に記載のレシート発行システム。
  4. 【請求項4】 レシート発行手段によりレシートを発行
    するときに、該レシートに印字するメッセージを表示す
    る表示手段が備えられていることを特徴とする請求項1
    に記載のレシート発行システム。
  5. 【請求項5】 取り扱う商品は楽曲を記憶させた記憶媒
    体であり、商品の販売に関連する出来事は、新譜の発
    売、発売予定の発生、もしくは音楽関連イベントの開催
    予定の発生の少なくとも1つであり、関連商品購入者サ
    ーチ手段は、発生した出来事に関連する商品の購入者を
    売り上げデータ記憶手段に蓄積されている売り上げデー
    タからサーチすることを特徴とする請求項1〜請求項4
    のいずれかに記載のレシート発行システム。
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