JP2001325350A - 電子メールの公衆表示サービスビジネス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、主にスポーツ選手やタレントな
どを応援するファンが、携帯通信端末等の電子メール機
能を用いて、スポーツ競技場にある大型表示画面やテレ
ビ画面へ、選手への応援メッセージを表示するなどの、
電子メールの公衆表示画面への表示サービスビジネスモ
デルに関するものである。 【構成】 公衆表示電子メールサーバーを競技場の大型
表示画面制御設備と接続する。表示させたい競技場の電
子メールアドレスに、表示させたいメッセージを携帯通
信端末などから電子メールにて送信し、競技場の得点電
光掲示板などにリアルタイムに表示させ、選手を応援す
る。また、表示の実行により電子メール発行者に対して
課金する。以上の様に構成された電子メールの公衆表示
サービス。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、主にスポーツ選手や
タレントなどを応援するファンが、携帯通信端末等の電
子メール機能を用いて、スポーツ競技場にある大型表示
画面やテレビ画面へ、選手への応援メッセージを表示す
るなどの、電子メールの公衆表示画面への表示サービス
ビジネスモデルに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、プロ野球や、プロサッカーなどの
ファンのが多いスポーツにおいて、ファンが直接選手に
声援を伝えることは困難であった。まして、海外で活躍
している選手に対しての応援メッセージは、ファンレタ
ーでさえ送るのが大変であった。また、テレビ番組など
では、ＦＡＸや電子メールによる視聴者からの情報収集
例はあるが、番組内で一度意見をまとめたものの抜粋紹
介であり、紹介数も少なく、リアルタイムの表示では無
い。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題点】本発明は、 （イ） ファンが競技中の選手や選手の応援団にリアル
タイムに応援メッセージを伝えたい。 （ロ） ファンがテレビ出演中のタレントや、テレビ視
聴者にメッセージをリアルタイムに伝えたい。 （ハ） 繁華街の多数の通行人に、リアルタイムに情報
を伝えたい。 （ニ） 自由な場所から上記（イ）（ロ）（ハ）の情報
を伝えたい。 （ホ） 遠方や、海外で活躍している選手へもリアルタ
イムに応援メッセージを伝えたい。 （ヘ） テレビ番組の運営広告料として、スポンサー企
業以外からも、運営収益を確保したい。以上を実現する
ものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

【０００５】

【電子メールの公衆表示サービスの構築】（イ） 電子
メールの公衆表示用の電子メールサーバー用コンピュー
ターを準備する。以降この電子メールサーバーを公衆表
示電子メールサーバーと称す。 （ロ） ファンの応援メッセージを表示する場所毎に、
公衆表示専用電子メールアドレスを設ける。 （ハ） 公衆表示電子メールサーバーには、許可したド
メイン以外からの電子メールは自動破棄する機能を設け
る。これは、不特定送信者の利用は、反社会な情報表示
や犯罪利用、及び課金回収困難の可能性等の問題がある
ためである。 （ニ） 公衆表示電子メールサーバーは、出来るだけ多
くの人が利用でるように表示するメッセージ長に制限を
設ける。長いメッセージの場合は制限文字数以降の文字
を省略する。 （ホ） 公衆表示電子メールサーバーは、自動又は目視
で単語・文節の審査をし、反社会的なメッセージ、不快
感を与えるメッセージ、宗教的なメッセージ、誹謗中傷
的なメッセージ、電話番号などは表示する前に削除す
る。 （ヘ） 公衆表示電子メールサーバーは、電子メール１
件を１回の表示とし、着信順に、流れ文字表示などで電
光掲示板や大画面ディスプレーの下部へ、順次読みやす
い大きさや速度で表示する。但し、競技最中で選手の集
中力を妨げる場合等は、ハーフタイム休憩、攻守交代な
どの邪魔にならない場面で表示する。 （ト） 電子メールの公衆表示サービスの課金は、公衆
表示電子メールサーバーへ発行された電子メールで、か
つ、試合・競技大会中、又はテレビ放送時間時間内に表
示処理実行された件数に対して、容量でなく件数で課金
する。請求は発行元が携帯通信端末の場合は、通話料請
求時に同時に携帯通信会社経由で請求し、発行元がイン
ターネットプロバイダの電子メールの場合は、インタネ
ットプロバイダの使用料請求時にインターネットプロバ
イダ経由で請求する。 （チ） 表示完了した電子メールに対しては、表示完了
報告を電子メールで返信する。また、時間内に表示でき
なかった公衆表示電子メールサーバ内滞留電子メール、
及び削除された電子メールに関しては、未処理のお詫び
電子メールを送信元へ返信する。以上の機能を持った電
子メールの公衆表示サービスを構築する。

【０００６】

【電子メールの公衆表示サービスの運用手順】（イ）
電子メールの公衆表示サービスの契約されている携帯通
信事業体の携帯通信端末より、表示する場所毎に割り付
けられた公衆表示サービス専用の電子メールアドレスへ
応援メッセージの電子メールを送信する。 （ロ） しばらくすると、競技場の電光掲示板などに、
ファンが送信した応援メッセージが表示される。 （ハ） これにより、スポーツ選手へファンのメッセー
ジを伝える事が出来る。 （ニ） 何度もメッセージを表示したいファンは（イ）
の手順で、表示したい回数分電子メールを発行する。 以上の手順で、メッセージを発行する。

【０００７】

【ホームページを用いた場合のメッセージ公衆表示サー
ビス構築】（イ） ホームページを利用する際は、上記
０００５の公衆表示電子メールサーバーの代わりに、公
衆表示メッセージ受付用Ｗｅｂサーバーを構築する。 （ロ） 応援メッセージを発行する際は、上記０００６
の電子メール機能の代わりに、携帯通信端末等のブラウ
ザ機能で公衆表示メッセージ受付用Ｗｅｂを開き、そこ
からメッセージを発行する。

【０００８】

【実施例】本発明を実現することで、ファンは携帯電話
等の通信端末の電子メール機能やブラウザ機能を用い
て、リアルタイムにかつ容易にスポーツ選手へ応援メッ
セージを伝えたり、テレビ番組へ意見を伝えることが出
来る。また、これら公衆表示サービスを提供すること
で、競技場、テレビ会社、携帯通信事業体は使用料収益
を得ることが出来る。

【０００９】

【発明の効果】なお、本発明にて次の如き効果が実現で
きる。 （イ） ファンが競技中の選手や選手の応援団にリアル
タイムに応援メッセージを伝えることが出来る。さら
に、競技場運営側も入場者以外からの電子メール表示収
益を得ることが出来る。 （ロ） ファンがテレビ出演中のタレントや、テレビを
見ているタレントのファンに応援メッセージをリアルタ
イムに伝えることが出来る。 （ハ） 繁華街の多数の通行人に、大型ディスプレー画
面にリアルタイムに特売や災害などの情報を伝える事が
出来る。また、大型ディスプレー画面管理会社は電子メ
ール表示収益が入る。 （ニ） 携帯通信端末を用いると自由な場所から上記
（イ）（ロ）（ハ）の情報を伝えることが出来る。 （ホ） 遠方や、海外で活躍している選手へもリアルタ
イムに応援メッセージを伝えることが出来る。 （ヘ） テレビ番組の運営広告料として、スポンサー企
業以外からも、運営収益を上げることが出来る。

【図面の簡単な説明】

【図１】電子メール公衆表示サービス概要ブロック図

【図２】野球場での活用概要図

【符号の説明】

１．携帯通信端末 ２．応援電子メール ３．通信事業体電子メールサーバー ４．公衆表示電子メールサーバー ５．単語文節審査処理 ６．メッセージ表示指令 ７．削除電子メール ８．滞留電子メール ９．表示制御設備 １０．競技場電光掲示板 １１．競技場得点、及び企業宣伝表示 １２．応援メッセージ １３．表示完了報告電子メール、及び課金請求 １４．未処理お詫び電子メール １５．野球場得点表示電光掲示板 １６．大型ディスプレー画面 １７．企業広告表示 １８．電子メールの公衆表示 １９．試合得点表示

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 携帯通信端末等の電子メール機能を用い
   て、選手を応援するファンから送信された励ましなどの
   電子メールを、スポーツの競技場の得点電光掲示板など
   の大型ディスプレー画面の一部にリアルタイムに表示し
   て、選手や応援団へ伝える電子メールの公衆表示サービ
   ス。スポーツ競技場の他に、放送中のテレビ画面や繁華
   街の大型ディスプレー画面などの公衆向け表示画面の一
   部へリアルタイムにメッセージを表示する、電子メール
   の公衆表示サービス。
2. 【請求項２】 電子メールで受信した視聴者からのメッ
   セージを、リアルタイムにテレビ画面の一部に表示する
   請求項１の電子メールの公衆表示サービスによる収益
   を、テレビ番組の法人スポンサーの広告料同様の広告収
   入とする請求項１を用いたテレビ番組運営方法。
3. 【請求項３】 電子メールの代わりにインターネットホ
   ームページを用いたメッセージ投稿機能、例えばインタ
   ーネット掲示板やインターネット注文Ｗｅｂなどを用い
   た、請求項１のメッセージ公衆表示サービス。