JP2001325346A - Web展示会及びそれを開催するためのコンピュータ - Google Patents

Web展示会及びそれを開催するためのコンピュータ

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JP2001325346A
JP2001325346A JP2000143962A JP2000143962A JP2001325346A JP 2001325346 A JP2001325346 A JP 2001325346A JP 2000143962 A JP2000143962 A JP 2000143962A JP 2000143962 A JP2000143962 A JP 2000143962A JP 2001325346 A JP2001325346 A JP 2001325346A
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exhibition
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JP2000143962A
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Osamu Inukai
修 犬飼
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KOGEISHA CO Ltd
Original Assignee
KOGEISHA CO Ltd
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Publication date
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 臨場感にあふれ、実際の展示会に参加できな
い人であっても、展示会に展示された展示物を見ること
ができ、情報収集が容易にできるWEB展示会を提供す
ること 【解決手段】 インターネット4を介してアクセス可能
にWEB上で開催されるWEB展示会であり、サーバ2
は、実際に開催された展示会の会場内を撮影して得られ
た画像データに基づいて生成されたウォークスルー用デ
ータを用い、受け取った移動指示に従い移動方向の画面
を、端末7のモニタ上に出力することにより、WEB展
示会の会場内を移動可能とし、WEB展示会に設置され
たブースでは、展示会の対応するブースで展示された展
示物に関する情報が提供されるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WEB展示会及び
それを開催するためのコンピュータに関するものであ
る。
【0002】
【発明の背景】良く知られているように、各種展示会
が、全国の展示会場で開催されている。当然のことなが
ら、各展示会の開催場所や、開催期間は決まっており、
出展された物品等を見たい人は、期間内に展示会の会場
まで出向き、所望のブースに立ち寄る必要がある。
【0003】しかしながら、会場までが遠かったり、開
催期間中都合が悪かったりする等の地理的時間的理由等
から展示会に行くことができないことが多々ある。ま
た、展示会が開催されていることを知らなかったり、忘
れたりして参加できない場合もある。
【0004】また、せっかく展示会に行ったとしても、
所定の展示品を見落とす場合がある。更には、当初興味
がなかったものの、入場者の好評などからいけば良かっ
た等後悔する場合もある。上記したいずれの場合も、展
示会の開催が終了した後は、展示品を見ることができな
いので、不便である。
【0005】また、最近では、展示会場や展示会自体の
関連サイトに展示会に関する情報がアップされているも
のもあるが、もっぱらパンフレットに掲載するような、
出展者リストや、ブース内の地図並びに出展品のリスト
等が表示されるにすぎず、出展品の具体的な内容を知る
ことはできない。
【0006】本発明は、上記した背景に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、上記した問題を解決
し、臨場感にあふれ、実際の展示会に参加できない人で
あっても、展示会に展示された展示物を見ることがで
き、情報収集が容易にできるWEB展示会及びそれを開
催するためのコンピュータを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ため、本発明に係るWEB展示会は、インターネットに
接続可能なコンピュータに格納された情報に基づき、イ
ンターネットを介して前記コンピュータにアクセスし前
記情報を読み出すことによってWEB上で開催されるW
EB展示会である。そして、実際に開催された展示会の
会場内を撮影して得られた画像データに基づいて生成さ
れたウォークスルー用データを用い、前記WEB展示会
の会場内の所定位置を表現する画面を出力し、受け取っ
た移動指示に従い、移動方向の画面を出力することによ
り、前記WEB展示会の会場内を移動可能とした。さら
に、前記WEB展示会に設置されたブースでは、前記展
示会の対応するブースで展示された展示物に関する情報
が提供される(アクセスした端末のモニタに向けて)よ
うにした。
【0008】そして、コンピュータグラフィックによっ
て作成されたCGウォークスルー用データを備え、前記
WEB展示会の会場内の移動は、前記ウォークスルー用
データと前記CGウォークスルー用データに基づいて行
うようにしてもよい。つまり、ウォークスルーするため
の画面は、少なくとも実際の展示会の会場内を撮像して
得られた画像データに基づくものがあれば良く、それの
みで構成しても良いし、CG(コンピュータグラフィッ
ク)その他の手法,アプリケーションにより生成した画
面を含んでも良い。さらには、1枚の表示画面を異なる
手法により生成した画像を合成した合成画像でもよい。
そして、WEB展示会の開催期間は任意であるが、少な
くとも実際の展示会が終了後、一定期間開催されるよう
にするとよい。
【0009】一方、本発明に係るコンピュータは、イン
ターネットを介してアクセス可能なWEB展示会を開催
するためのコンピュータである。そして、実際に開催さ
れた展示会の会場内を撮影して得られた画像データに基
づいて生成されたウォークスルー用データを記憶するウ
ォークスルー用記憶部と、前記展示会における各ブース
に関する情報を記憶するブース情報記憶部と、受け取っ
た指示に従い、前記各記憶部をアクセスして必要なデー
タを読み出すとともに、所定のモニタに表示可能に出力
する機能を備えて構成した。
【0010】そして、コンピュータグラフィックによっ
て作成されたCGウォークスルー用データを記憶するC
Gウォークスルー用記憶部を備え、前記機能は、前記C
Gウォークスルー用記憶部にもアクセスして必要なデー
タを読み出すとともに、所定のモニタに表示可能に出力
するようにしてもよい。さらに、前記ブースに関する情
報は、例えば出展物に関する情報,出展者に関する情報
の少なくとも一方とすることができる。もちろんそれ以
外のものでも良い。
【0011】本発明では、ウォークスルー機能を採用
し、しかも、ウォークスルーにより動き回る3次元デー
タは、少なくとも実際の展示会の会場を撮像して得られ
た画像に基づいて生成したものを含んでいるので、イン
ターネットを利用できる環境にあるユーザは、端末から
WEB展示会にアクセスし、自己の端末のモニタ上にW
EB展示会の会場を表示できる。そして、実際の展示会
の画像に基づく3次元空間内をウォークスルーで移動で
きるので、臨場感があるし、目的の場所に到達しやす
い。また、コンピュータグラフィックで作成した画面
も、実際の展示会の会場に似せて作ることにより、上記
臨場感を発揮させることができる。
【0012】よって、地理的,時間的その他の理由から
実際の展示会に行けなかった人は、ネット上で参加する
ことができ、必要な情報収集が行える。そして、展示品
なども実際に展示したものを撮像した画像データなどを
あわせてWEB展示会に出展するようにすれば、内容理
解が深まる。また、実際の展示会に行った人にとって
は、会場内の地図が3次元的に記憶・理解しているの
で、違和感無くスムーズにWEB展示会の会場内を移動
でき、目的のブースに容易に到達できる。しかも、その
ように実際に見てきた場所を移動するので、記憶が鮮明
になり、そのときの状況その他の細かなことも思い出す
ことができるので好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の概要を示してい
る。まず、本発明は実際に各種展示場などにおいて展示
会が開催されることを前提とする。そして展示会終了後
に、ホストコンピュータ(サーバ)上にその終了した展
示会と同一内容のWEB上での展示会(WEB展示会)
を一定期間開催する。この一定期間は、例えば、同一の
実際の展示会が次に行われるまでの期間とすることがで
きる。
【0014】このようにすると、実際或いはWEB上の
いずれかで、同一内容の展示会が開催されるので、一年
中切れ目なく展示会を開催することができる。よって、
展示会の展示物を見に行く一般の人は、展示会開催期間
中は、実際の展示会場に足を運び、実物を直接見ること
ができ、肌で感じることができる。また、何らかの理由
で展示会場に行くことができなかったり、後でもう一度
見たいものがあったときは、インターネットを介してW
EB展示会にアクセスし、そのWEB展示会の中を見て
回り、必要なブースにて展示物を見ることができる。当
然、インターネットを利用したWEB展示会であるの
で、各ユーザは、自宅,会社等から簡単にアクセスで
き、利便性が向上する。
【0015】また、実際の展示場での展示会と同様な臨
場感を持ったWEB展示会とするため、従来ある単に平
面図(各ブースのコマ番号付き)と、出展者リストを掲
載するカタログ形式のみではなく、それに加えてウォー
クスルー形式により会場内を自由に移動して目的とする
ブースに到達したり、さらにブース内を移動し、ブース
に展示された展示物を見ることができるようになる。
【0016】もちろん、WEB展示会であるメリットと
して、上記のようにウォークスルー機能によりWEB展
示会のゲートから目的のブースまでを移動すること以外
に、平面図或いは出展者リストから、直接目的のブース
に飛び、展示物等を見ることもできる。さらに、予め適
宜リンクを張ることにより、その出展者の会社のホーム
ページや、展示物の商品案内をしたWEBに飛ぶことも
できる。
【0017】そして、臨場感があるWEB展示会にする
ため、本形態では、実際に展示会場で開催されている展
示会の会場内を撮影して得られた画像データ(静止画)
に基づいて生成されたウォークスルー用の3次元データ
を用いる。具体的には、以下のようになる。
【0018】まず、対象となる展示会の開催期間中に、
展示会場内等を撮影して画像データの収集をする(ST
1)。また、展示会に出展した会社等(以下、単に「出
展者」と称する)から、テキストデータやイメージデー
タその他の各種の情報を取得する(ST2)。なお、出
展者からの情報習得は、展示会の開催期間に限らず、開
催前に予め取得しても良い。
【0019】次いで、収集したデータ,情報に基づき、
WEB展示会用のデータを作成する(ST3)。この作
成するデータは、WEB展示会の展示場平面図,出展者
一覧データ,ウォークスルー用の3次元データ,各ブー
スを紹介するブース情報(データ),その他、展示会に
関する各種のデータがある。各データの具体的な内容に
ついては後述する。
【0020】そして、そのようにして作成した各種デー
タをサーバに登録し(ST4)、所定の期日にきたなら
ば外部からアクセス可能としWEB展示会を開催する。
なお、この所定の期日は、例えば実際の展示会の閉会の
翌日としているが、これに上ることはなく、一定期日経
過後、或いは、実際の展示会の開催期間からWEB上で
も開催するようにしても良い。
【0021】図2は、本発明に係るWEB展示会を含む
ネットワークシステムの一例を示している。同図に示す
ように、WEB展示会1は、サーバ(ホストコンピュー
タ)2と、WEB展示会用のデータを格納したWEB展
示会用データベース3a,3b,3c(以下、区別する
必要が無い場合には、代表して符号「3」と示す)を含
んで構成される。なお、図示の例では、WEB展示会用
データベースが3個設定されているが、個々のデータベ
ースが実際の展示会に対応する。つまり、この例では、
1つのサーバ2が、実際にあった3つの展示会に対応す
る3つのWEB展示会を管理・運営するようになってい
る。従って、WEB展示会を開催するための最小構成単
位は、1つのサーバと1つのWEB展示会用データベー
スとなる。なお、1つのWEB展示会用データベースを
記憶する記憶装置が、物理的に複数に分割されて実現さ
れるのはかまわない。
【0022】サーバ2は、通信部2aを持ち、インター
ネット4に接続可能であって、図示のようにインターネ
ット4に接続された状態では、インターネット4を介し
て他のコンピュータと通信し、データの送受を行えるよ
うになっている。さらに、サーバ2は、インターネット
4を介して受け取った命令に従って所定のデータベース
をアクセスし、必要な情報を抽出するとともに、通信部
2aを介して出力可能とする検索部2bを有している。
【0023】さらにまた、サーバ2は、WEB展示会用
データベースの所定の記憶エリアに、データを登録した
り、既に登録されたデータの削除,更新をするデータ管
理部2cも有している。このデータの登録,削除,更新
は、サーバ2に接続された入力装置(キーボード,マウ
ス等)5からサーバ管理者が指示を与えることにより行
ったり、出展者端末6から出展者に関する情報をインタ
ーネットを介して受け取ることにより行うこともでき
る。
【0024】これにより、一般の人は、インターネット
4に接続された端末7を操作し、サーバ2にアクセスす
ることにより、必要なWEB展示会用データベース3の
情報を取得することができる。
【0025】WEB展示会用データベース3は、図3に
示すようなデータ構造となっている。図3に示すよう
に、展示場平面図を描画するために平面図データベース
と、ウォークスルー用の地図データベースと、出展者一
覧データベースと、主催者行事,セミナー情報データベ
ースと、出展者データベースを有する。
【0026】平面図データベースは、例えば図4に示す
ように、展示場(ホール)T内に各ブースBを配置した
配置レイアウトをモニタ(端末7)上に表示可能なデー
タを格納する。この平面図データは、「平面図データ格
納領域」に格納される。
【0027】さらに、本形態では、平面図は、単なるイ
メージ情報ではなく、JAVA(登録商標)スクリプト
オーバーを使用したインタラクティブな平面図となって
おり、例えば、ブースBの領域と、そのブースに出展し
た出展者情報が関連付けられ、端末7のモニタ上に表示
された各ブースBの領域内に、マウスその他のポインテ
ィングデバイスを操作してポインタを位置させると、そ
の出展者情報の一部が、吹き出しFを用いて拡大して表
示されるようになっている。本例では、ブース番号と、
出展者名を吹き出しF内に表示するようにしたが、これ
に限る必要はなく、出展物の商品名などを表示するよう
にしても良い。さらに、図では記載していないが、平面
図上における各ブースB内に、ブース番号や出展者名を
記載しておいても良い。
【0028】また、吹き出しを用いた表示内容は、WE
B展示会全体で統一を図っても良いし、各出展者に任せ
ても良い。さらには、必ずしも全てのブースに行う必要
もなく、一定の条件に合致したもののみについて行って
も良い。一定の条件とは、例えばブースBのこま(面
積)が小さく、平面図のままでは見難いものに対して拡
大表示するようにしても良いし、逆に、有料企業(WE
B展示会への参加を申し込んだ会社,参加料を多く払っ
た企業など)のみ行うようにするなど各種のものが適用
できる。
【0029】さらに、モニタに表示されたブースBの領
域を選択(ポインタを置く)した状態でポインティング
デバイスをクリックしたり、ダブルクリックしたりする
ことにより、そのブースの出展者に関連する他のデータ
ベースをモニタ上に表示できる機能を持たせている。そ
して、それらを呼び出すためのデータが格納されたアド
レス(ポインタ)や、上記した吹き出しで表示する表示
内容等が、平面図データベースの「ブース情報」の記憶
領域に格納される。
【0030】なお、リンク先のデータとしては、後述す
る出展者一覧を読み出すとともに、該当する部分を表示
するものであったり、ウォークスルー機能を立ち上げる
とともに、そのブース内をウォークスルーするための3
次元データを読み出すようにする等、各種のものが適用
できる。
【0031】出展者一覧データベースは、ブース番号と
出展者情報を関連付けて格納されている。出展者情報と
しては、少なくとも出展者名を含み、さらに出展者(会
社)所在地の住所,電話番号,FAX番号,Eメールア
ドレスや、会社ホームページアドレスなどがある。ホー
ムページアドレスは、URLをハイパーテキストで作成
し、表示画面をクリックすることにより、直接ホームペ
ージに飛ぶことができるようにすると良い。
【0032】なお、モニタ画面に表示する際には、出展
者一覧データベースに格納された全てのデータを出力す
るようにしても良いし、そのうちの一部を表示するよう
にしても良い。また、表示レイアウトも、例えば初期画
面としては図5に示すように、ブース番号をキーにソー
トした状態で、出展者名を表示するようにしたが、最初
から出展者名と住所等を表示しても良い。また、画面上
にインデックスを表示するようにし、出展者名をキーに
ソートした一覧画面を表示したり、初期画面はブース番
号と出展者名のみのように簡単な情報のみ表示し、画面
上でブース番号或いは会社名をクリックすることによ
り、上記した会社の住所等を読み出して表示するように
することもできる。さらには、上記した会社名等に対す
るクリックにより、後述する出展者データベースに格納
された会社情報を読み出し、その一部を表示するように
設定しても良い。
【0033】出展者データベースは、個々の出展者ごと
に作成され、具体的な記憶内容としては、例えば図6に
示すように、ブース番号,出展者名,会社ホームペー
ジ,商品紹介,インフォメーション,アンケートなどが
ある。もちろん、会社一覧表の際に登録した住所,電話
番号等の連絡先に関する情報を登録しても良い。そし
て、商品紹介は、少なくとも出展物に関する情報(要求
に応じて、会社の取扱商品などを併せて格納しても良
い)を格納するもので、出展物を撮像したイメージデー
タ、商品名やスペックその他の説明文などのテキストデ
ータなどである。イメージデータは、静止画,動画の何
れでもよい。
【0034】アンケートは、WEB展示会に訪れた人
が、直接或いはサーバの管理者宛てに送ったアンケート
結果を保存する。このアンケート結果は、パスワードそ
の他のセキュリティシステムを用い、出展者のみアクセ
スして見ることができるようにする。なお、商品紹介,
アンケートなどの記憶領域についても、その領域に実際
のデータを保存してもよいし、別の場所に保存してお
き、そこにアクセス可能なポインタなどを格納するよう
にしていても良い。
【0035】なお、重複するデータに付いては、データ
更新時に一方のみ更新し、記憶内容の不一致を防止する
ため、マスターデータをいずれか1つに登録し、他は、
そのマスターデータを参照するようにリンクを張るよう
にしても良い。
【0036】ウォークスルー用地図データベースは、W
EB展示会の会場内をあたかも実際の展示会場を移動し
ているようにWEB上で移動する機能を実現するための
会場内の3次元データを保有するものである。実際のも
のと違和感をなくすため、並びに製造の容易性から、例
えば、アップル社製のアプリケーションソフトである
「Quick Time VR Authoring
Studio」(商標)を用いて作成する。
【0037】すなわち、このアプリケーションソフト
は、インタラクティブなバーチャルリアリティシーンが
作成でき、レンダリングされたイメージを360度の眺
めに変えることができる。そして、このアプリケーショ
ンソフトの機能の一つとして、「Panorama S
titctier」があり、これは、所定角度(例えば
10数度)間隔でデジタルカメラで1周分撮影して得ら
れたデジタル写真をつなぎ目を合わせて1枚のパノラマ
を作成するものである。さらに、拡大/縮小も自由に行
うことができる。
【0038】従って、実際の展示会場内の至るところを
デジタルカメラで撮像して得られた会場内のばらばらの
写真をつなぎ合わせることにより、実際の展示会場に対
応する3次元データを作成することができ、その3次元
データで再現できる3次元空間内をウォークスルー機能
を用いて自由に移動することができる。
【0039】そして、係る3次元データは、会場内とブ
ース内を分けて格納している。このようにブース内を分
けることにより、例えば、出展者一覧表や平面図から、
ブース内の3次元空間に飛ぶことが容易にできる。
【0040】一例を示すと、まず、通常は図7に示すよ
うに、登録所を含むエントランスホールを端末7のモニ
タに表示するようになる。端末7からの指示に従い、サ
ーバ2の検索部2bは、ウォークスルー用地図データベ
ースをアクセスし必要な3次元データ(会場内)を読み
出すとともに出力する。これにより、このエントランス
ホール内をウォークスルーすることができる。このよう
に、エントランスホールから入場するようにすることに
より、WEB上での使用感を実際のものに近づけ、違和
感無く各ホール(会場)に行くことができる。そして、
行きたいブース,興味のある商品が展示された会場の入
り口内を進むことにより、各ホール内に移動し、その中
を平面図等を参考に更に進むと、目的のブース(図8参
照)の前にたどり着く。そして、ブースの出入り口から
ブース内(図9参照)に進むことができる。このブース
内も、ウォークスルー機能により移動できる。そして、
ブース内では、展示品(図10参照)を見ることができ
る。この展示品も、実際に展示したものを撮像した画像
データであるので、臨場感がある。
【0041】もちろん、入り口からウォークスルーで移
動するのではなく、例えば、エントランスホール内の入
り口をクリックすることにより、瞬時に目的のホール内
に進むことができるようにしても良い。
【0042】さらにまた、ウォークスルーするための画
面を表示するためのデータとして、上記した実際の展示
会の会場を撮影して得られた画像に基づいて生成したも
のに加え、さらに、コンピュータグラフィック(CG)
アプリケーションを用いて作成したCGウォークスルー
用地図データを記憶するようにしてもよい。この場合に
は、ウォークスルーするための画面は、ウォークスルー
用地図データと、CGウォークスルー用地図データを併
せて用い、必要なデータを用いて構成すると良い。
【0043】さらにまた、会場平面図や会社一覧の画面
は、例えば、会場エントランスにバーチャルリアリティ
データのホール入口を作成し、画面に表示されたそのホ
ール入口にカーソルを持って行き、クリックすることに
より、会場平面図等に飛び、画面に表示させることがで
きるようになる。
【0044】また、実際の展示会では、ブースでの出展
のみの場合もあれば、セミナーなどを併設して開催する
こともある。このようなセミナーなどがあった場合に
は、そのセミナーの情報等も、主催者行事,セミナー情
報データベースに格納する。このセミナーの情報は、発
表内容をテキスト化したものを登録していても良いし、
実際に発表しているところを撮像して得られた画像デー
タ(動画)と音声データであってもよい。このセミナー
の情報は、例えば、ウォークスルーによってエントラン
スホールからセミナー会場の入り口を進むことにより、
セミナー会場に到着し、そこに表示された選択画面か
ら、所望の形式でセミナー情報をダウンロードしたり、
表示させたりすることができる。
【0045】さらにまた、例えば実際の展示会場の建築
物を実写或いはCG(図11参照)により作成した画像
データを記憶しておき、WEB展示会のトップページを
当該建築物を含む画像を表示し、「ENTER」アイコ
ンをクリックすることにより、会場エントランスを読み
出すことができるようにしても良い。このように、建築
物のCG画像等を表示することにより、実際の展示会と
の親和性が高くなるので好ましい。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明に係るWEB展示会
及びそれを開催するためのコンピュータでは、実際の展
示会の会場を撮像した画像に基づいて生成された3次元
空間内をウォークスルーするので、臨場感にあふれ、実
際の展示会に参加できない人であっても、展示会に展示
された展示物を見ることができ、情報収集が容易にでき
る。もちろん、実際の展示会に行った人がWEB展示会
を利用すると、記憶が鮮明になり好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明する図である。
【図2】本発明のWEB展示会の一実施の形態を含むネ
ットワークシステムの一例を示す図である。
【図3】WEB展示会用データベースの内部構造の一例
を示す図である。
【図4】平面図の一例を示す図である。
【図5】出展者一覧リストの一例を示す図である。
【図6】出展者情報のデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図7】ウォークスルー機能のための3次元データの一
例を示す図である。
【図8】ウォークスルー機能のための3次元データの一
例を示す図である。
【図9】ウォークスルー機能のための3次元データの一
例を示す図である。
【図10】商品紹介(展示物)を説明するための図であ
る。
【図11】トップページとなる建築物CGの一例を示す
図である。
【符号の説明】
1 インターネット 2 サーバ 2a 通信部 2b 検索部 3a〜3c WEB展示会用データベース 4 インターネット 5 入力装置 6 出展者端末 7 端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B049 BB49 CC02 CC31 DD01 EE03 EE07 EE41 FF03 FF04 GG04 GG07 5B050 AA03 BA07 CA07 GA01 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 ND03 ND08 ND20 ND22 ND34 PQ02 PQ13 PQ60 UU40 5C064 BA07 BB10 BC16 BC20 BC23 BC25 BD02 BD03 BD08 BD16

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットに接続可能なコンピュー
    タに格納された情報に基づき、インターネットを介して
    前記コンピュータにアクセスし前記情報を読み出すこと
    によってWEB上で開催されるWEB展示会であって、 実際に開催された展示会の会場内を撮影して得られた画
    像データに基づいて生成されたウォークスルー用データ
    を用い、前記WEB展示会の会場内の所定位置を表現す
    る画面を出力し、受け取った移動指示に従い、移動方向
    の画面を出力することにより、前記WEB展示会の会場
    内を移動可能とし、 前記WEB展示会に設置されたブースでは、前記展示会
    の対応するブースで展示された展示物に関する情報が提
    供されることを特徴とするWEB展示会。
  2. 【請求項2】 コンピュータグラフィックによって作成
    されたCGウォークスルー用データを備え、 前記WEB展示会の会場内の移動は、前記ウォークスル
    ー用データと前記CGウォークスルー用データに基づい
    て行うようにしたことを特徴とする請求項1に記載のW
    EB展示会。
  3. 【請求項3】 前記WEB展示会は、少なくとも実際の
    展示会が終了後、一定期間開催されるようにしたことを
    特徴とする請求項1または2に記載のWEB展示会。
  4. 【請求項4】 インターネットを介してアクセス可能な
    WEB展示会を開催するためのコンピュータであって、 実際に開催された展示会の会場内を撮影して得られた画
    像データに基づいて生成されたウォークスルー用データ
    を記憶するウォークスルー用記憶部と、 前記展示会における各ブースに関する情報を記憶するブ
    ース情報記憶部と、 受け取った指示に従い、前記各記憶部をアクセスして必
    要なデータを読み出すとともに、所定のモニタに表示可
    能に出力する機能を備えたことを特徴とするコンピュー
    タ。
  5. 【請求項5】 コンピュータグラフィックによって作成
    されたCGウォークスルー用データを記憶するCGウォ
    ークスルー用記憶部を備え、 前記機能は、前記CGウォークスルー用記憶部にもアク
    セスして必要なデータを読み出すとともに、所定のモニ
    タに表示可能に出力するものであることを特徴とする請
    求項4に記載のコンピュータ。
  6. 【請求項6】 前記ブースに関する情報は、出展物に関
    する情報,出展者に関する情報の少なくとも一方を含む
    ものであることを特徴とする請求項4または5に記載の
    コンピュータ。
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