JP2001324921A - 点字銘板の点検用ボード - Google Patents

点字銘板の点検用ボード

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JP2001324921A
JP2001324921A JP2000143834A JP2000143834A JP2001324921A JP 2001324921 A JP2001324921 A JP 2001324921A JP 2000143834 A JP2000143834 A JP 2000143834A JP 2000143834 A JP2000143834 A JP 2000143834A JP 2001324921 A JP2001324921 A JP 2001324921A
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JP2000143834A
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English (en)
Inventor
Naoyuki Hayashi
直幸 林
Masaki Nakamura
正喜 中村
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Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的簡単な構成により点字銘板を容易に点
検できる点字銘板の点検用ボードの提供。 【解決手段】 複数枚のボード体9〜11と、これらの
ボード体9〜11を束ねるリング体12とから構成し、
ボード体9は、保守員が把持し点字銘板の表面近傍に配
置される透明板9Aを有し、この透明板9Aの表面に、
点字銘板の点字用突起にそれぞれ対向する確認目印9B
と、確認目印9Bの近傍に配置される解読文字9Cとを
シルク印刷するとともに、確認目印9Bおよび解読文字
9Cを透明テープ13でマスキングし、他のボード体1
0、11も同様に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば視覚障害者
仕様のエレベータなどに用いられる点字銘板の点検用ボ
ードに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、視覚障害者のため点字用突起が表
面に設けられる点字銘板を備える構造物が増大してお
り、例えばエレベータにあっては、エレベータ乗場にエ
レベータ使用時の注意事項を示す点字銘板を設けたり、
乗かご内操作盤に各操作釦の種類を示す点字銘板を設け
たものが増大している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の点字銘板では、エレベータホールなどに点字銘板が
上下逆さに取付けられることがあり、このように点字銘
板が上下逆さであることを視覚障害者ではない保守員が
確認できないという問題があった。また、点字銘板の表
面に設けられる点字用突起の一部がいたずらや長年の使
用により欠損していても、この点字用突起の欠損を保守
員が確認できないという問題もあった。
【0004】本発明は、このような従来技術における実
状に鑑みてなされたもので、その目的は、比較的簡単な
構成により点字銘板を容易に点検することのできる点字
銘板の点検用ボードを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、点字用突起が表面に設けられる点字銘板の点
検用ボードにおいて、前記点字銘板の表面の近傍に配置
可能な透明板を有し、この透明板に、前記点字用突起に
対向する確認目印と、この確認目印の近傍に配置され、
前記点字用突起を解読する解読文字とを印刷した構成に
した。
【0006】このように構成した本発明では、点字銘板
の表面近傍に透明板を配置し、点字銘板の表面に設けら
れた点字用突起に透明板の確認目印を重ね合わせた状態
で、これらの点字用突起および確認目印を保守員が目視
して比較するとともに、必要に応じて解読文字で点字用
突起の内容を確認することにより、点字用突起の有無お
よび配列を点検する。これによって、比較的簡単な構成
により点字銘板を容易に点検できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の点字銘板の点検用
ボードの実施の形態を図に基づき説明する。
【0008】図1は本発明の一実施形態に係る点字銘板
の点検用ボードを示す説明図、図2は本実施形態に設け
られる第1のボード体の正面図、図3は本実施形態に設
けられる第2のボード体の正面図、図4は本実施形態に
設けられる第3のボード体の正面図、図5はエレベータ
乗場を示す説明図、図6はエレベータかごを示す説明図
である。
【0009】図5に示すエレベータ1は、乗場ドア2、
三方枠3、乗場側操作盤4、およびエレベータ使用時の
注意事項を示す点字銘板5を有しており、この点字銘板
5の表面には多数の点字用突起5Aが設けられている。
また、図6に示す乗かご6には、かごドア7および乗か
ご内操作盤8が設けられている。この乗かご内操作盤8
には、図示しない階床釦、開閉釦、非常呼び釦およびハ
ッチ釦等が設けられており、これらの釦の近傍に、各釦
の種類を示す図示しない点字銘板が配置されている。
【0010】そして、本実施形態の点検用ボードは、図
1に示すように第1のボード体9、第2のボード体1
0、第3のボード体11、およびこれらのボード体9〜
11を束ねるリング体12からなっている。
【0011】図2に示す第1のボード体9は、図5の点
字銘板5の表面の近傍に配置可能なアクリル製の透明板
9Aを有し、この透明板9Aの表面に、点字銘板5に施
した点字用突起5Aにそれぞれ対向する多数の確認目印
9Bと、これらの確認目印9Bの近傍に配置される解読
文字9Cとをシルク印刷するとともに、これらの確認目
印9Bおよび解読文字9Cが透明テープ13でマスキン
グされている。
【0012】同様に図3に示す第2のボード体10も、
乗かご内操作盤8の点字銘板の表面近傍に配置可能なア
クリル製の透明板10Aを有し、この透明板10Aの表
面に、上記の点字銘板に施した図示しない点字用突起に
それぞれ対向する多数の確認目印10Bと、これらの確
認目印10Bの近傍に配置される解読文字10Cとをシ
ルク印刷するとともに、これらの確認目印10Bおよび
解読文字10Cが透明テープ14でマスキングされてい
る。
【0013】同様に図3に示す第3のボード体11も、
乗かご内操作盤8の点字銘板の表面近傍に配置可能なア
クリル製の透明板11Aを有し、この透明板11Aの表
面に、上記の点字銘板に施した図示しない点字用突起に
それぞれ対向する多数の確認目印11Bと、これらの確
認目印11Bの近傍に配置される解読文字11Cとをシ
ルク印刷するとともに、これらの確認目印11Bおよび
解読文字11Cが透明テープ15でマスキングされてい
る。
【0014】透明板9A〜11Aの厚さはそれぞれ約1
mmに設定されている。この透明板9Aの横幅L1、縦
幅L2はそれぞれ約147.5mm、約85mmに設定
され、この透明板9Aの四隅の一つに、リング体12が
係合する径4mmの穴9Dが設けられており、この穴9
Dの中心から透明板9Aの端部までの距離L3、L4が
それぞれ7mmに設定されている。また、透明板10A
の横幅L5、縦幅L6はそれぞれ約63.5mm、約1
00mmに設定され、この透明板10Aの四隅の一つ
に、リング体12が係合する径4mmの穴10Dが設け
られ、この穴10Dの中心から透明板10Aの端部まで
の距離L7、L8がそれぞれ7mmに設定されている。
同様に、透明板11Aの横幅L9、縦幅L10もそれぞ
れ約63.5mm、約100mmに設定され、この透明
板11Aの四隅の一つに、リング体12が係合する径4
mmの穴11Dが設けられており、この穴11Dの中心
から透明板11Aの端部までの距離L11、L12が7
mmに設定されている。
【0015】また、確認目印9B〜11Bはそれぞれ直
径1.4mmの赤丸からなり、解読文字9C〜11Cは
1文字当たり5mm×5mmに設定される黒色文字から
なっている。例えば、第1のボード体9の解読文字9C
は、「おねがい、エレベーターにのられるときわできる
だけつりそいのかたといっしょにごりよーください、の
りおりのさいわかごとのりばのすきまだんさにちゅーい
してください」という文字によりそれぞれ対応する点字
用突起5Aを解読している。第2のボード体10の解読
文字10Cは、「1階、2階、3階、4階、5階、6
階、7階、8階、9階、10階」という文字によりそれ
ぞれ対応する点字用突起を解読している。第3のボード
体11の解読文字11Cは、「11階、12階、13
階、14階、15階、ヒジョーヨビ、あけ、しめ、う
え、した」という文字によりそれぞれ対応する点字用突
起を解読しているこの実施形態の点検用ボードにあって
は、保守員が第1のボード体9を把持して点字銘板5の
表面近傍に配置し、この点字銘板5に施した点字用突起
5Aに対向するよう透明板9Aの確認目印9Bを重ね合
わせて、この状態でそれぞれの確認目印9Bの位置に点
字用突起5Aが対応しているかどうかを目で確認すると
ともに、必要に応じて解読文字9Cで点字用突起5Aの
内容を確認することによって、点字用突起5Aがあるか
どうか、また点字用突起5Aの配列が正常かどうか点検
する。また同様に、保守員が第2のボード体10、第3
のボード体11を用いて乗かご内操作盤8の点字銘板に
施された点字用突起を点検するようになっている。
【0016】このように構成した実施形態の点検用ボー
ドでは、エレベータ乗場の点字銘板5上に第1のボード
体9を重ね合わせた状態で点字用突起5Aの有無、およ
び点字用突起5Aの配列を確認でき、他のボード体1
0、11も同様であるので、これらのボード体9〜11
およびリング体12からなる比較的簡単な構成により点
字銘板5および他の点字銘板を容易に点検することがで
きる。
【0017】また、この実施形態の点検用ボードでは、
確認目印9Bを透明板9Aに赤色でシルク印刷したの
で、点字銘板5上に透明板9Aを重ね合わせても、点字
銘板5に施した点字用突起5Aを透明板9Aを通して明
瞭に目視できる。同様に、確認目印10B、11Bをそ
れぞれ透明板10A、11Aに赤色でシルク印刷したの
で、乗かご内操作盤8の点字銘板上に透明板10A、1
1Aを重ね合わせても、この点字銘板に施した点字用突
起を透明板10A、11Aを通して明瞭に目視できる。
【0018】また、この実施形態の点検用ボードでは、
透明板9A上に印刷した確認目印9Bおよび解読文字9
Cが透明テープ13でマスキングされているので、この
透明テープ13により確認目印9Bおよび解読文字9C
を保護することができ、こすれて消えてしまうことなく
て済むので、第1のボード体9を長い時間にわたって使
用でき、他のボード体10,11も同様である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の点字銘板
の点検用ボードは、点字銘板の表面に設けられる点字用
突起に透明板の確認目印を重ね合わせた状態で点字用突
起があるかどうか、また点字用突起の配列が正常である
かどうかを目で確認できる。したがって、比較的簡単な
構成により点字銘板を容易に点検できる。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る点字銘板の点検
用ボードを示す説明図である。
【0022】
【図2】本実施形態に設けられる第1のボード体の正面
図である。
【0023】
【図3】本実施形態に設けられる第2のボード体の正面
図である。
【0024】
【図4】本実施形態に設けられる第3のボード体の正面
図である。
【0025】
【図5】エレベータ乗場を示す説明図である。
【0026】
【図6】エレベータかごを示す説明図である。
【0027】
【符号の説明】
5 点字銘板 5A 点字用突起 9 第1のボード体 9A 透明板 9B 確認目印 9C 解読文字 10 第2のボード体 10A 透明板 10B 確認目印 10C 解読文字 11 第3のボード体 11A 透明板 11B 確認目印 11C 解読文字 12 リング体 13〜15 透明テープ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点字用突起が表面に設けられる点字銘板
    の点検用ボードにおいて、 前記点字銘板の表面の近傍に配置可能な透明板を有し、
    この透明板に、前記点字用突起に対向する確認目印と、
    この確認目印の近傍に配置され、前記点字用突起を解読
    する解読文字とを印刷したことを特徴とする点字銘板の
    点検用ボード。
  2. 【請求項2】 前記確認目印を赤色とし、かつ前記解読
    文字を黒色としたことを特徴とする請求項1記載の点字
    銘板の点検用ボード。
  3. 【請求項3】 前記確認目印および解読文字を前記透明
    板の表面に印刷するとともに、これらの確認目印および
    解読文字を透明テープでマスキングしたことを特徴とす
    る請求項1記載の点字銘板の点検用ボード。
JP2000143834A 2000-05-16 2000-05-16 点字銘板の点検用ボード Pending JP2001324921A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208690A (ja) * 2005-01-27 2006-08-10 Takenaka Komuten Co Ltd 携帯用点字検査機及び該検査機を有する点字検査システム
KR100709973B1 (ko) 2004-06-30 2007-04-25 세이코 엡슨 가부시키가이샤 시트 처리 장치 및 시트 처리 장치의 타각 제어 방법

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