JP2001323788A - セグメントの継手装置 - Google Patents
セグメントの継手装置Info
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- JP2001323788A JP2001323788A JP2000141820A JP2000141820A JP2001323788A JP 2001323788 A JP2001323788 A JP 2001323788A JP 2000141820 A JP2000141820 A JP 2000141820A JP 2000141820 A JP2000141820 A JP 2000141820A JP 2001323788 A JP2001323788 A JP 2001323788A
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- JP
- Japan
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- joint
- male joint
- worm wheel
- head
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
出来るセグメントの継手装置を提供すること。 【解決手段】 セグメント(1)の接続面(11)にボ
ルト状の雄継手(2)を摺動自在にウオームホイルナッ
ト(8)で取り付け、その雄継手の頭部が係合する雌継
手(15)を接続するセグメント(20)の接続面(2
2)に設け、そのウオームホイルナット(8)を駆動す
るウオーム(16)を挿入する駆動穴(3)がセグメン
ト内側に設けられている。
Description
グメントの接続面に雌継手を有するセグメントの接続面
をつき合わせてセグメントを接続するセグメントの継手
装置に関する。
ート製セグメント、鋼製セグメントを問わず、鋼板で構
成された接続部をボルト・ナットで接続する鋼板短ボル
ト方式の技術は知られている。
なりの実績が積み上げられているが、一方で以下に示す
ような問題点がある。
所作業となることが多く、ボルト・ナット・ワッシャ等
の部品、手動或いは電動のレンチ等の工具や締結冶具等
を現場に搬入する手間及び締結作業は多くの労力を要す
ると共に危険作業となる可能性がある。
品管理等の問題があり、それらが工期短縮やコスト低減
を困難にする要因の一部になっていることも事実であ
る。
セグメント同士の継手面を押し付けるだけでセグメント
の接続が可能なワンタッチ式セグメント継手が開発さ
れ、それなりの成果を上げていることも知られている。
手は締結部分の増締めが出来ないものが多く、リング継
手に用いた場合はシールド機のジャッキ推力により止水
シールの潰しが可能であるが、ピース継手に用いた場合
は圧縮方向が異なるのでジャッキを用いた作業は出来な
い。
み、構造簡単であり、締結作業が容易でかつ安全であ
り、増締めが可能で耐久性に優れたセグメントの継手装
置を提供することを目的としている。
を有するセグメントの接続面に雌継手を有するセグメン
トの接続面をつき合わせてセグメントを接続するセグメ
ントの継手装置において、雄継手はボルト状に形成され
ており、その雄継手の頭部はセグメント接続面の外方に
くるようその接続面を貫通して摺動自在に挿入され、そ
の雄継手ねじ部には外周にウオームホイルが形成された
ウオームホイルナットが螺合されており、雌継手は前記
雄継手の頭部と係合する係止部とその頭部をその係止部
にガイドするガイド部とで構成されており、前記ウオー
ムホイルナットと係合するウオームを挿入する駆動孔が
セグメント内周から半径方向外方に設けられている。
グメントのピースを接続してリングを形成するピース継
手である。
セグメントのリングを接続するリング継手であってもよ
い。
ース継手として用いた一実施形態を示す第1のセグメン
ト1の雄継手側を示す斜視図であり、第1のセグメント
1の一端を構成する接続面11には複数( 図示の例は2
個) の雄継手2、2が接続面に設けられた雄継手取付孔
13( 図4参照) に摺動自在に取り付けられ、その雄継
手2はボルト状に形成され頭部4を有している。
る接続面12には後述する図3に示す雌継手が形成され
ており、符号5はリング継手を示している。
される第2のセグメント20の接続面22に設けられた
雌継手側を示す斜視図であり、図の左側の接続面21に
は、図1と同様な雄継手が設けられ、その雌継手15は
雄継手2の頭部4が挿入されるガイド部16と係止部1
7とから構成されている。
メント20とが接続された態様を示す断面図であり、第
1及び第2のセグメントはそれぞれ鉄筋コンクリート製
のセグメントで、鋼材で構成され雄継手2に螺合するウ
オームホイルナット8を予め収納したハウジング10と
雌継手15とが両端の接続面11・12及び21・22
にそれぞれ埋め込まれている。
が摺動自在に挿入される雄継手取付孔13と、雄継手ね
じ部6に螺合される雌ねじ8a)図4参照)を有するウ
−ムホイルナット8が収納されるウオームホイル収納部
14とで構成されており、図4を参照して、そのウオー
ムホイル収納部14にはウオームホイルナット8のウオ
ームホイル部8bと係合するウオームWが挿入されるウ
オーム部Waが設けられ、その両端にはウオームWを支
持する孔17a、17bが形成されている。
内週方向(図における上方)にはウオームWが挿入され
る段付に形成された駆動穴3が成形され、ウオームWを
挿入しないときは、図5に示すラバーで構成されたプラ
グ18が駆動孔3の大径部3aに挿入されるよう構成さ
れている。
面を示し、図2におけるガイド部16から挿入された雄
継手2の頭部4が、図における手前方向に移動されて係
止部17の顎部17aと係合し、6角形状或いは2面取
り形状に形成された頭部が係止部17の上下の面17
b、17cと係合して回り止めされるよう構成されてい
る。なお、符号15aは雌継手15のアンカー部を示し
ている。
ントの接続に際し、まず第1のセグメント1のウオーム
ホイルナット8が収納されたハウジング10の雄継手取
付孔13から雄継手2を挿入し、雌ねじ8aと螺合させ
て雄継手2の頭部4と接続面との間隔を所定寸法にして
おく。
了したら、第1のセグメント1の雄継手が取り付けられ
た接続面11と雌継手15が組みこまれている第2のセ
グメント20の接続面22とを、ガイド部16に雄継手
2の頭部4が入るように合わせて挿入し、接続面と直交
する端面が面一となるまで第1のセグメント1を移動さ
せる。
5の係止部17と係合しているので、第1のセグメント
1の内周に設けられた駆動孔3からウオームWを挿入し
て、手動、或いは動力によりウオームを回転すれば、ウ
オームホイルナット8が回転し雄継手2が第1のセグメ
ント方向に引き込まれ第1と第2のセグメントは強固に
締結・接続され、以下、同様にして接続すればリングを
形成することが出来る。
メントのピース継手に関して説明しているが、同様の構
造をリング継手についても構成することが出来、また、
鋼製セグメントの場合もハウジング10及び雌継手15
を溶接或いはボルト締結でセグメントに取りつければ、
同様に適用することが可能である。
おり、以下の優れた効果を奏するものである。 (1) セグメントのピース間、リング間の接続がワン
タッチ式に近い態様で実施でき、かつ、セグメント組立
後の増締めが出来る。 (2) 高所作業がウオームを駆動してナットを締結す
るだけであるため、安全であり、短時間に終了する。 (3) したがって、セグメントの接続作業が安全に、
短時間で実施できる。
側を示す斜視図。
Claims (3)
- 【請求項1】 雄継手(2)を有するセグメント(1)
の接続面(11)に雌継手(15)を有するセグメント
(20)の接続面(22)をつき合わせてセグメントを
接続するセグメントの継手装置において、雄継手(2)
はボルト状に形成されており、その雄継手(2)の頭部
(4)はセグメント接続面(11)の外方にくるようそ
の接続面(11)を貫通して摺動自在に挿入され、その
雄継手ねじ部(6)には外周にウオームホイル(8b)
が形成されたウオームホイルナット(8)が螺合されて
おり、雌継手(15)は前記雄継手(2)の頭部(4)
と係合する係止部(17)とその頭部(4)をその係止
部(17)にガイドするガイド部(16)とで構成され
ており、前記ウオームホイルナット(8)と係合するウ
オーム(W)を挿入する駆動孔(3)がセグメント内周
から半径方向外方に設けられている事を特徴とするセグ
メントの継手装置。 - 【請求項2】 前記継手装置がセグメントのピースを接
続してリングを形成するピース継手である請求項1記載
のセグメントの継手装置。 - 【請求項3】 前記継手装置がセグメントのリングを接
続するリング継手である請求項1記載のセグメントの継
手装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141820A JP2001323788A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | セグメントの継手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000141820A JP2001323788A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | セグメントの継手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001323788A true JP2001323788A (ja) | 2001-11-22 |
Family
ID=18648886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000141820A Pending JP2001323788A (ja) | 2000-05-15 | 2000-05-15 | セグメントの継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001323788A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003336495A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | 継 手 |
JP2010236348A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-10-21 | Toda Constr Co Ltd | セグメントの継手構造及びトンネル用セグメント |
CN107700698A (zh) * | 2017-09-27 | 2018-02-16 | 成都中机盈科科技有限公司 | 一种建筑墙体连接装置 |
CN107795321A (zh) * | 2016-08-31 | 2018-03-13 | 江苏银旭隧道机械有限公司 | 一种防腐钢管片及其制作工艺 |
KR101909217B1 (ko) * | 2016-07-19 | 2018-10-17 | 주식회사 케이씨산업 | 터널용 세그먼트 |
CN114541478A (zh) * | 2022-03-29 | 2022-05-27 | 中建丝路建设投资有限公司 | 一种可用于装配式管廊的可调节楔式紧固接头、管廊及其装配方法 |
-
2000
- 2000-05-15 JP JP2000141820A patent/JP2001323788A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2003336495A (ja) * | 2002-05-17 | 2003-11-28 | Ishikawajima Constr Materials Co Ltd | 継 手 |
JP2010236348A (ja) * | 2009-03-12 | 2010-10-21 | Toda Constr Co Ltd | セグメントの継手構造及びトンネル用セグメント |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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A521 | Written amendment |
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A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
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