JP2001322610A - 袋包装体のテープ結束方法及びその装置 - Google Patents

袋包装体のテープ結束方法及びその装置

Info

Publication number
JP2001322610A
JP2001322610A JP2000142122A JP2000142122A JP2001322610A JP 2001322610 A JP2001322610 A JP 2001322610A JP 2000142122 A JP2000142122 A JP 2000142122A JP 2000142122 A JP2000142122 A JP 2000142122A JP 2001322610 A JP2001322610 A JP 2001322610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
bag package
tape
package
squeezing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000142122A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4472113B2 (ja
JP2001322610A5 (ja
Inventor
Tsugi Ihayazaka
嗣 伊早坂
Shikinori Saito
式範 斉藤
Hirohisa Yamamoto
博久 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawashima Packaging Machinery Ltd
Original Assignee
Kawashima Packaging Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawashima Packaging Machinery Ltd filed Critical Kawashima Packaging Machinery Ltd
Priority to JP2000142122A priority Critical patent/JP4472113B2/ja
Publication of JP2001322610A publication Critical patent/JP2001322610A/ja
Publication of JP2001322610A5 publication Critical patent/JP2001322610A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4472113B2 publication Critical patent/JP4472113B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Package Closures (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、袋包装体の搬送作業と絞り作
業とをそれぞれ分担して一対の手段にて行い、機構を簡
単化し、且つ袋首部の絞りとテープ結束を高速で処理す
ることができる袋包装体のテープ結束方法及びその装置
を提供する。 【解決手段】 袋包装体Pの搬送方向Aの各側において
配設された一対の把持手段としての吸着手段10が、そ
れぞれ、一つ置きの袋包装体Pを交互に吸着して把持
し、各袋包装体Pは把持された状態で搬送終了位置S2
まで搬送される。各袋包装体Pに対して、吸着手段10
が吸着する側と反対側において絞り手段20が作動し、
搬送された袋包装体Pの袋首部P3 を絞りアーム21に
よって絞る。絞り手段20は、受け取った袋包装体Pを
袋首部P3 の絞り状態でテープ結束器30に送り込み、
袋包装体Pの袋首部P3 にテープを巻き付けて結束す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、テープ結束方法
及びその装置、特に、包装物を袋内に包装した袋包装体
の絞り成形された袋首部に結束用テープを巻き付けて結
束する袋包装体のテープ結束方法及びその装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、棒状の食品、野菜等の複数の棒状
物品を包装した袋包装体は、袋首部を絞り成形し、その
袋首部をテープで結束することにより、包装物の袋内で
の自由な移動をある程度制限して、一つの纏まりのある
取扱いが容易で比較的タイトな包装体として流通され、
販売に供されることがある。
【0003】そのような、袋包装体の袋口を片面粘着テ
ープで結束する方法又は装置の例として、例えば、実開
昭58−139409号公報、実開昭58−13940
3号公報、又は実開昭58−139410号公報に示す
ような、袋包装体の袋首部に絞りを成形しておき、定位
置に置かれたテープ結束器に形成された直線状のスリッ
トに対して、袋首部を通過させることで袋首部にテープ
巻き付けるリニア作動型のテープ結束機がある。
【0004】実開昭58−139409号公報に開示さ
れているリニア作動型のテープ結束装置は、V字形状の
切欠き部を有する一対の絞り板を往復動させることで袋
の首部を切欠き部間で絞り込み、首部を絞った袋をテー
プ結束器に送り込むことによって、袋の首部にテープが
巻き付けられる。実開昭58−139403号公報に開
示されているテープ結束装置は、縦型製袋充填装置と組
み合わされており、縦型製袋充填装置で製作された袋包
装体の袋首部を絞る一対の絞り板と、絞られた袋首部が
通されたときに袋首部にテープを巻き付けるテープ結束
器とを備えている。実開昭58−139410号公報に
開示されているテープ結束装置は、袋首部の絞りを予備
的に絞る絞り部と予備的に絞られた袋首部を最終的に絞
る絞り部とを有する絞り板を備えており、絞り板をテー
プ結束器に沿って往復動することにより、袋包装体の袋
首部に次々とテープを巻き付ける。これらのテープ結束
装置においては、袋首部を絞る一対の絞り板は、袋首部
を絞ったままの状態でテープ結束器上を移動すること
で、袋首部をテープ結束器に形成された直線状の結束用
溝内で通過させ、通過中に袋首部にテープを巻き付ける
構造を有している。
【0005】袋包装体の袋口を片面粘着テープで結束す
る方法又は装置の別の例として、例えば、実開昭59−
30802号公報、特開昭62−182017号公報、
又は特公平5−7257号公報に示すような、袋包装体
を円弧軌道に沿って走行させている間に、袋首部の絞り
成形と絞り成形された袋首部へのテープの結束とを行う
ロータリ作動型のテープ結束機が提案されている。
【0006】上記各公報に掲載されているロータリ作動
型のテープ結束機は、連続回転する駆動軸に袋首部を絞
る一対の集束アームを複数組備えており、袋包装体を駆
動軸の周りに走行するときに、固定の集束ガイドに沿っ
て袋包装体の袋首部を径方向に絞ると共に、集束アーム
によって袋首部を周方向にも絞り、絞った袋首部をテー
プ結束器によって結束するものである。テープ結束器
は、絞られた袋首部が通過可能な周方向の溝を備えた本
体プレートと、その溝の近傍に配置されて結束用テープ
を受け入れるポケット付きのホイールとを備えている。
【0007】従来のテープ結束装置は、上部横シール部
の下側に位置する袋首部で一連の絞り・結束動作を行っ
ているのであるが、直線作動式の結束装置では、テープ
結束器の入口において、切欠きが形成された一対の絞り
板によって袋包装体の袋首部の絞りを行い、絞られた袋
首部をテープ結束器内に通過させることでテープによる
結束を行うものであるので、一対の絞り板の往復動作の
うち往動作のみを利用しているので、時間的なロスが生
じる。
【0008】また、ロータリ式の結束装置では、結束処
理速度を向上するため、連続回転する駆動軸の周りに少
なくとも4つの絞り機構を配設して各絞り機構が次々に
袋包装体の袋首部を絞る構造となっている。そのため、
装置が大がかりになると共に、袋包装体の結束装置への
受渡しに時間がかかると共に、テープ結束器での袋包装
体の移動速度に限界があるので、定位置に配設されたテ
ープ結束器への袋包装体の送り込み速度を加減する必要
がある。従って、袋包装体の絞りと結束処理速度を向上
しようとしても限度があり、非効率的となる構造となっ
ている。
【0009】
【発明が解決しょうとする課題】そこで、包装物を収容
し袋包装体の袋開口部における横シールまでの包装作業
は包装機で行われるのであるが、包装機による横シール
部から出た袋を直ちに搬送する袋包装体の搬送作業と、
搬送された袋包装体の袋首部の絞り作業を分担すると共
に、搬送作業と絞り作業とをそれぞれ一対の手段にて、
一つ置きの袋包装体に対して処理することにより、袋包
装体の袋首部の絞りと袋首部のテープ結束との連続的な
処理を可能にする点で解決すべき課題がある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、上記
の課題を解決することであり、製袋充填機のような包装
機に直結して接続可能であり、搬送作業と絞り作業とを
それぞれ一対の手段にて行い、多数の絞り搬送手段を設
けることをなくして機構を簡単化し、連続的に供給され
る個々の袋包装体を、次々に搬送し且つ絞りとテープ結
束を施すことを可能にする、結束処理速度が高い袋包装
体のテープ結束方法及びその装置を提供することであ
る。
【0011】この発明は、袋包装体の搬送方向の各側に
おいてそれぞれ配設されて対をなす把持手段の各把持手
段によって、前記袋包装体を一つ置きに交互に把持した
把持状態で搬送し、前記把持手段によって搬送された前
記袋包装体の袋首部を前記把持手段が把持する側と反対
側において作動する絞り手段によって絞ると共に前記把
持手段に代わって前記袋包装体を受け取り、前記袋首部
が絞られた状態の前記袋包装体を前記絞り手段によって
テープ結束器に送り込むことにより前記袋包装体の前記
袋首部をテープ結束することから成る袋包装体のテープ
結束方法に関する。
【0012】また、この発明は、袋包装体の搬送方向の
各側においてそれぞれ配設されて対をなし且つ一つ置き
の前記袋包装体に対して交互に把持して前記袋包装体を
把持状態で搬送する一対の把持手段、前記把持手段が把
持する側と反対側において作動し前記把持手段によって
搬送された前記袋包装体の袋首部を絞ると共に前記把持
手段に代わって前記袋包装体を受け取る絞り手段、及び
前記袋首部が絞り状態で前記絞り手段によって送り込ま
れる前記袋包装体の前記袋首部にテープを結束するテー
プ結束器から成る袋包装体のテープ結束装置に関する。
【0013】この袋包装体のテープ結束方法及びその装
置によれば、袋包装体を搬送する搬送方向の各側におい
て配設された一対の把持手段のそれぞれが、一つ置きの
袋包装体を交互に把持し、各把持手段は各袋包装体を把
持状態で搬送する。各袋包装体に対して、把持手段が把
持する側と反対側において作動する絞り手段が、把持手
段によって搬送された袋包装体の袋首部を絞る。絞り手
段は、把持手段に代わって受け取った袋包装体を、袋首
部の絞り状態でテープ結束器に送り込み、テープ結束器
は、袋包装体の袋首部にテープを巻き付けて結束する。
【0014】前記袋包装体は、袋開口部をシールする横
シール部が前記搬送方向に沿う姿勢で搬送される。袋包
装体の向きと搬送方向とを関連付けることにより、把持
手段による把持が袋包装体の側方から可能になると共
に、袋首部の絞りが搬送方向前後から行われる。
【0015】前記袋包装体は袋開口部をシールする横シ
ール部が前記搬送方向に沿う姿勢で搬送され、前記把持
手段は、前記搬送方向の側方に面する前記袋首部の平坦
な上側部分を吸着する上側吸着部と、前記搬送方向の側
方に面し且つ前記上側部分から離間した前記袋包装体の
包装物を収容した袋本体部分を吸着する下側吸着部とか
ら構成される吸着手段である。即ち、吸着手段は、搬送
方向に沿う姿勢の袋包装体に対して、搬送方向の側方に
面する幅広い側部に作用し、袋包装体を安定して把持す
る。また、吸着手段は絞り手段が絞る袋首部の上側部分
と前記上側部分から離間した袋本体部分において吸引す
るので、絞り手段は、吸着手段と干渉することなく、吸
着手段の上側吸着部と下側吸着部との間において袋首部
を絞る動作を行う。
【0016】この袋包装体のテープ結束方法及びその装
置において、前記各絞り手段は、前記袋包装体の前記袋
首部を絞るため前記袋包装体の搬送方向前後に開閉動作
をする一対の絞りアームを備える。即ち、各絞り手段に
備わる一対の絞りアームは、搬送方向の送られる袋包装
体の側方に配置され、搬送方向前後に開閉動作をするこ
とにより、袋首部を絞る。
【0017】袋包装体のテープ結束装置において、前記
各絞りアームは回動軸部に歯車を備えており、一方の前
記絞りアームに備わる前記歯車と他方の前記絞りアーム
に備わる前記歯車とが噛み合うことにより、前記各絞り
アームは互いに反対方向に回動する。歯車の噛合いによ
り、一対の絞りアームは、同期して互いに反対方向に回
動して確実な開閉動作する。
【0018】また、前記各絞り手段は、前記把持手段に
よる前記袋包装体の把持及び搬送に同期して、前記袋首
部を絞る絞り位置と前記テープ結束器における結束終了
位置との間で往復動する移動板に配設されている。即
ち、袋包装体を把持して搬送する把持手段の動作に同期
して、各絞り手段を配設した移動板が袋首部を絞る絞り
位置とテープ結束器における結束終了位置との間で往復
動する。従って、把持手段が搬送した袋包装体は、搬送
終了位置において、移動板によって送り戻されてきた絞
り手段によって袋首部が絞られ、移動板の送りによっ
て、袋包装体は絞り手段によって袋首部が絞られた状態
でテープ結束器における結束終了位置まで送られる。そ
の送りの間において、絞られた袋首部にはテープ結束器
によってテープが巻き付けられて結束される。
【0019】袋包装体のテープ結束方法及びその装置に
おいて、一方の前記絞り手段の前記絞りアームが前記袋
包装体の前記袋首部を絞った状態で前記袋包装体を前記
テープ結束器に送り込む送込み行程にあるときには、他
方の前記絞り手段の前記絞りアームは拡開状態で戻り行
程にあり、前記送込み行程にある一方の前記絞り手段と
前記戻り行程にある他方の前記絞り手段とは、互いに非
干渉状態にすれ違う。一対の絞り手段が、交互に袋包装
体に絞り動作を行い且つ袋首部を絞った状態でテープ結
束器への送りと袋包装体の解放後に絞り位置への戻りと
を行うことにより、連続状態に搬送されてくる袋包装体
の袋首部の絞りとテープの結束とが、高速で処理され
る。
【0020】袋包装体のテープ結束方法及びその装置に
おいて、前記テープ結束器は、前記袋首部が絞り保持さ
れた前記袋包装体の送り方向に沿って、前記絞り手段の
送りに同期し且つ前記絞り手段の送り速度より遅い速度
で送られる。テープ結束器を往復動させることにより、
テープ結束行程における袋包装体とテープ結束器との相
対移動速度が低くなり、テープ結束動作における高速動
作に起因した衝撃や破損が防止される。前記絞り手段に
よる前記袋包装体の送り方向及び前記テープ結束器の移
動方向は、前記搬送方向の延長線上に一致している。絞
り手段及びテープ結束器の移動方向を、把持手段による
袋包装体の搬送方向の延長線上に一致させることによ
り、袋包装体を搬送するための把持手段の移動方向と、
絞り手段及びテープ結束器の移動方向とが揃い、搬送方
向及び送り方向の両側に位置する把持手段と絞り手段と
のレイアウトが簡単化され、作動上の両手段の干渉が回
避される。
【0021】前記袋包装体は、製袋充填機によって製袋
されつつ包装物が充填された袋包装体であり、前記製袋
充填機の袋包装体排出口において前記把持手段が前記袋
包装体を把持する。このテープ結束方法及び装置は、製
袋充填機によって製作されて排出される袋包装体に対し
て適用され、包装物と包装フィルムとの一連の包装処理
の一環として用いられる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、この発明
による袋包装体のテープ結束方法及びその装置の実施例
を説明する。図1はこの発明による袋包装体のテープ結
束装置の一実施例の要部を示す斜視図、図2は、図1に
示す袋包装体のテープ結束装置の作動の様子を示す概略
説明図である。また、図3は図1及び図2に示すこの発
明による袋包装体のテープ結束装置の一部を取り除いて
示す平面図、図4は図3に示す袋包装体のテープ結束装
置の一部を取り除いて示す正面図、及び図5は図3に示
す袋包装体のテープ結束装置の一部を取り除いて示す側
面断面図である。
【0023】図1及び図2に示すこの発明による袋包装
体のテープ結束装置1は、縦型製袋充填包装機の後段に
付設して態様で設けられている。縦型製袋充填包装機
は、ウェッブ状の包装フィルムを上方から下方に走行さ
れる縦型の筒状フィルムT(図4及び図5参照)に成形
し、横シール機構50によって、先行して形成された筒
状の袋Pの袋口部P1 を封鎖すると共に次の袋の底部P
2 を形成し、底部P2 が形成された筒状の袋に包装物を
充填し袋口部P1 を封鎖する行程を繰り返して、袋包装
体Pを連続的に製作していく包装機である。縦型製袋充
填包装機は、それ自体、公知のものを用いることができ
るので、次に説明する横シール機構50を除きこれ以上
の詳細な説明を省略する。
【0024】横シール機構50によって内部に包装物を
収容した袋包装体Pの袋口部P1 を封鎖した袋包装体P
に対して、左右の側方から作用する適宜のしごき手段に
よって袋首部P3 が平坦化される。横シール機構50
は、公知の機構であって良く、袋包装体Pの各側におい
て、それぞれ、先行して形成された袋包装体Pの袋口部
1 を熱溶着して封鎖するための下側ヒートシーラ部5
2と次に形成される袋包装体Pの袋底部P2 を熱溶着し
て封鎖するための上側ヒートシーラ部53とを有する一
対の横ヒートシーラ51が配置されている。一方の横ヒ
ートシーラ51bには、上側ヒートシーラ部53と下側
ヒートシーラ部52との間において、先行して形成され
た袋包装体次に形成される袋と区切って切断するための
カッタ54が備わっており、他方の横ヒートシーラ51
a(図5参照。図1及び図2では省略)には、カッタ5
4のための逃げ55が形成されている。一対の横ヒート
シーラ51の直ぐ上方には、袋首部P3 に包装物が存在
しているか否かを検出する検出板63が設けられてい
る。検出板63は横ヒートシーラ51と略同期して作動
するので、結束すべき袋首部P3 に包装物が存在してい
るときには、検出板63の正常時と異なる動きをセンサ
64が検出して、異常状態が報知される。
【0025】横シール機構50においては、フレーム4
5に取り付けられたモータ56の回転出力は、第1リン
ク57を介して、フレーム45に回動自在に設けられた
往復回動部材58に伝達される。往復回動部材58は、
第2リンク59aを介して直接に一方の横ヒートシーラ
51aのためのシーラブロック60aに連結されてい
る。横ヒートシーラ51aは、シーラブロック60aが
フレーム45に案内自在に支持されているガイド杆62
に案内されることで、袋包装体Pに対して進退する。往
復回動部材58は、また、第2リンク59b、横ステー
61及びガイド杆62を介して他方の横ヒートシーラ5
1bのためのシーラブロック60bに連結されており、
横ヒートシーラ51bは、一方の横ヒートシーラ51a
と同期して、袋包装体Pに対して進退する。一対の横ヒ
ートシーラ51a,51bは、袋内への包装物の充填に
合わせて同期して筒状チューブTに接近・離反する動作
を繰り返しており、互いに接近したときに、袋に横ヒー
トシールを施し且つカッタ54が完成した袋包装体Pを
筒状チューブTから切り離す。
【0026】横シール機構50には、カッタ54によっ
て切り離された袋包装体Pを吸着して把持する把持手段
としての吸着手段10が袋包装体Pの各側方に設けられ
ている。即ち、横シール機構50の各シーラブロック6
0a,60bには、袋包装体Pの横シール方向と平行な
方向に延びるレール18,18が形成されており、吸着
手段10を構成する一対の吸着具11a,11bが袋包
装体Pの各側において、それぞれレール18に摺動可能
に設けられている。図1においては、吸着手段10につ
いては、手前側の一方の吸着具11aのみ図示されてい
る。袋包装体Pは、吸着手段10によって吸着された状
態で、袋包装体Pの横シール方向である、レール18が
延びる方向(矢印Aで示す)に搬送される。
【0027】各吸着具11は、平坦化された袋首部P3
の上側部分P4 を吸着する上側吸着部12と、袋首部P
3 の上側部分P4 から下方に離間した袋包装体Pの包装
物が収容された袋本体部分P5 を吸着する下側吸着部1
3とから構成されている。各吸着具11において、上側
吸着部12と下側吸着部13とは、一続きの吸引ボック
ス14に構成されており、吸引ボックス14の内部には
吸引エアホース15が接続されている。上側吸着部12
と下側吸着部13とに対応して、吸引ボックス14の吸
着面には多数の吸引孔16(図1及び図5に一部のみ符
号で指し示す)が形成されている。吸引エアホース15
の吸引側には、適宜の制御弁(図示せず)が設けられて
おり、制御弁を制御することによって吸着具11による
袋包装体Pの把持が制御されている。上側吸着部12と
下側吸着部13とは、袋包装体Pの側方から作用して袋
包装体Pの搬送方向Aの側方に面する幅広い面に吸着す
るので、袋包装体Pを安定して把持する。各吸引ボック
ス14は、上側吸着部12と下側吸着部13との間にお
いて、平坦化された袋首部P3 から側方に離間して袋首
部P3 との間に空所17が形成されており、空所17
は、袋首部P3 に結束のための後述する絞り手段20が
吸着具11と干渉することなく入り込むときのスペース
を与えている。
【0028】把持手段である各吸着手段10は、図1で
は一方の吸着具11aのみ図示しているが、袋包装体P
を搬送する搬送方向(A)の各側において配設されてい
るので、一対の吸着具11a,11bが、それぞれ、連
続して製作される袋包装体Pを一つ置きの交互に把持
し、各吸着具11は各袋包装体Pを把持した状態でレー
ル18に沿って搬送する。即ち、図2に示すように、一
方の吸着具11aが製袋充填機から排出される排出位置
である搬送開始位置S1 において袋包装体Pを吸着しよ
うとするときには、他方の吸着具11bが吸着した袋包
装体Pを搬送終了位置S2 まで搬送し終わっている。
【0029】両横ヒートシール部51a,51bが横シ
ール・カットを行うため互いに接近したとき、片方の吸
着具(例えば11a)のみが適当な弁動作に基づいて吸
引ボックス14内を負圧にすることで作動し、袋包装体
Pはその吸着具によって片側で吸着される。両横ヒート
シール部51a,51bが離間するとき袋包装体Pは片
方の吸着具によって吸着把持された状態で後退し、製袋
充填機における次の包装動作の間に、吸着具11aは袋
包装体Pを吸着把持した状態でレール18に沿って移動
し、後述する絞り動作が行われる搬送終了位置(絞り位
置)S2 に対応した控え位置(図3の11aの位置を参
照)まで送る。製袋充填機における次の袋包装体Pのた
めの横シール動作に応じて、吸着した袋包装体Pは、控
え位置から搬送終了位置(絞り位置)S2 に移動され
る。このとき、製袋充填機によって製作される次の袋包
装体Pは、他方の吸着具(11b)によって吸着把持さ
れ、上記と同様の搬送が袋包装体Pの反対側で行われ
る。先の袋包装体Pを搬送した吸着具11aは吸着動作
をオフにした状態で元の搬送開始位置S1 位置に戻り、
更に次の袋包装体Pに対する吸着動作に備える。このよ
うに、次々と製作される袋包装体Pは、待ち時間を経る
ことなく、製作された時に、直ちにいずれか一方の吸着
具11a又は11bによって吸着把持されて搬送され
る。
【0030】吸着手段10によって吸着された状態で搬
送終了位置(絞り位置)S2 にまで搬送された袋包装体
Pは、次の袋包装体Pの横シール動作が行われている
間、後述する絞り手段20の絞り動作で袋首部P3 が絞
られて引き渡される。搬送終了位置(絞り位置)S2
搬送された袋包装体Pに対する絞り及び結束動作につい
ても、袋包装体Pの各側にそれぞれ設けられている一対
の絞り手段20(20a,20b)によって行われる。
各袋包装体Pに対して、絞り手段20は、吸着手段10
が吸着する側と反対側において作動し、吸着手段10に
よって搬送された袋包装体Pの袋首部P3 を絞る。絞り
手段20は、吸着手段10に代わって受け取った袋包装
体Pを、袋首部P3 の絞り状態でテープ結束器30に送
り込み、テープ結束器30は、袋包装体Pの袋首部P3
が通過されるスリット31、テープリール32から供給
される結束用の片面粘着テープ40、内部に結束機構を
備えた基板33、及び基板33に形成され且つスリット
31に接続され且つ結束された袋包装体Pが落下される
孔部34を備えている。袋包装体Pの袋首部P3 がスリ
ット31を通過される間に袋首部P3 には所定長さに切
断された片面粘着テープ40が巻き付けられて結束が行
われる。
【0031】各絞り手段20a、20bは、袋包装体P
の袋首部P3 を絞るため,袋包装体Pの搬送方向Aの前
後に開閉動作をする一対の絞りアーム21,21を備え
ている。絞りアーム21,21は、搬送方向Aに送られ
る袋包装体Pの側方に配置されており、袋首部P3 を絞
るため搬送方向Aの前後に開閉動作をする。各絞りアー
ム21は、上下二枚のアーム部22,22から成り、上
下アーム部22,22間の上下間隔は、後述するテープ
結束器30が通過可能なように、テープ結束器30の厚
さを収容可能な幅に設定されている。
【0032】図1、図2、図3及び図4を参照して絞り
手段20について説明する。各絞りアーム21は基部で
ある回動軸部に歯車23が取り付けられており、一方の
絞りアーム21に備わる歯車23と他方の絞りアーム2
1に備わる歯車23とが噛み合わされている。各絞りア
ーム21の先端には、袋首部P3 と係合する溝24が形
成されている。歯車23,23の歯数は同じであるの
で、歯車の噛合いにより、一対の絞りアーム21,21
は同期して互いに反対方向に同じ回動量で回動する。各
絞り手段20は、袋包装体Pの搬送方向Aの延長線上で
往復動する移動板28に設けられている。各絞りアーム
21,21を開閉駆動するため、移動板28の往復動を
回動運動に変換するカム手段25が配設されている。カ
ム手段25は、一方の歯車23に噛み合う歯車26と、
歯車26に偏心した位置に設けられているカムフォロア
27とから成り、カムフォロア27が図示しないフレー
ムに取り付けられているカム板と係合している。移動板
28が往復動するとき、カムフォロア27がカム板との
カム作用を受けて歯車26を回動させるので、一対の絞
りアーム21,21は、歯車26と噛み合う歯車23を
介して同期して開閉駆動され、袋包装体Pの袋首部P3
を対向する溝24間において搬送方向Aの前後方向から
絞る。
【0033】移動板28は、図4に示すように、モータ
65の回転を往復動に変換するリンク・カム機構のよう
な機構によって駆動され、吸着手段10が袋包装体Pを
搬送する搬送終了位置(絞り位置)S2 と後述する結束
終了位置S3 との間で、吸着手段10の動作と同期して
往復動する。即ち、モータ65の回転は、チェーン66
を介してスプロケット67に伝達され、スプロケット6
7に設けられている同軸のカム68を回転駆動する。カ
ム68の回転に従って、カムフォロワとしての揺動レバ
ー69が支軸70の回りに回動し、揺動レバー69の先
端部にある程度の自由度をもって連結された中間レバー
を介して、移動板28が往復動される。
【0034】テープ結束器30は、好ましくは、本出願
人が既に特許出願(特願平2000−121656号)
において開示している構造のものを用いることができる
が、これに限定されない。テープ結束器30には袋首部
3 が絞られた袋包装体Pが通過されるスリット31が
形成されており、スリット31は、袋包装体Pの搬送方
向Aの延長線に沿って位置している。絞られた袋首部P
3 をスリット31に強制的に通過させることにより、テ
ープリール32からスリット31に供給されている結束
用の片面粘着テープ40を袋首部P3 に巻き付けること
ができる。
【0035】テープ結束器30は、袋包装体Pの送り方
向に沿って、絞り手段20の送りに同期し且つ絞り手段
20の送り速度より遅い速度で送られる。テープ結束器
30を絞り手段20の送りに同期して往復動させるた
め、スプロケット67に同軸に設けられている別のカム
(図示せず)によって揺動レバー75(図4参照)を、
揺動レバー69と同様に、支軸76の回りに揺動させ、
揺動レバー75の先端部77に中間連結部78を介して
テープ結束器30に連結させている。テープ結束器30
を往復動させることにより、絞られた袋首部P3 がスリ
ット31を通過するテープ結束行程における袋包装体P
とテープ結束器30との相対移動速度が低くなる。従っ
て、一つのテープ結束動作が開始してから完了するまで
の周期において、結束動作のための時間が長く取られて
比較的緩やかに結束動作が行われ、高速動作に起因した
袋包装体Pに対する衝撃や袋包装体Pの破損が防止され
る。袋包装体Pを搬送するための把持手段である吸着手
段10の移動方向と、絞り手段20及びテープ結束器3
0の移動方向とが揃えられているので、吸着手段10と
絞り手段20について、レイアウトが簡単化されると共
に、駆動機構が簡素化され、且つ作動上の干渉が回避さ
れる。
【0036】また、各絞り手段20の移動板28による
往復動は、吸着手段10による袋包装体Pの把持及び搬
送に同期して、袋首部P3 を絞る搬送終了位置(絞り位
置)S2 とテープ結束器30における結束終了位置S3
との間で行われる。即ち、袋包装体Pを把持して搬送す
る吸着手段10の動作に同期して、各絞り手段20を配
設した移動板28が絞り位置S2 と結束終了位置S3
の間で往復動する。例えば、吸着具11aが搬送した袋
包装体Pは、搬送終了位置(絞り位置)S2 において、
袋包装体Pについて吸着具11aとは反対の側面側に配
置されている絞り手段20b(このとき、移動板28に
よって絞り位置S2 に送り戻されてきている)によって
袋首部P3 が絞られる。絞り手段20bは吸着具11a
に代わって袋包装体Pを受け取り、袋包装体Pは、移動
板28の送りで絞り手段20bによって袋首部P3 が絞
られた状態で、テープ結束器30における結束終了位置
3 まで送られる。その送りの間において、絞られた袋
首部P3 にはテープ結束器30によって片面粘着テープ
40が巻き付けられて結束される。
【0037】一つの袋包装体Pに対して、移動板28及
び袋首部P3 を絞る絞り手段20が設けられている側
は、その袋包装体を搬送する吸着手段10が設けられて
いる側とは、反対側に位置している。そのため、袋包装
体Pが搬送された搬送終了位置(絞り位置)S2 におい
て、吸着手段10と絞り手段20とが干渉することはな
い。特に、一対の絞りアーム21,21が開閉する範囲
に対応して、吸着具11には空所17が形成されている
ので、絞りアーム21,21が袋首部P3 を絞るときに
吸着具11と衝突することはない。
【0038】一方の絞り手段20の絞りアーム21,2
1が袋包装体Pの袋首部P3 を絞ったときには、他方の
絞り手段20で既にテープ結束器30に送り込まれてい
る袋包装体Pは片面粘着テープ40による結束が終了し
ているので、絞りアーム21,21が開くことにより、
結束済みの袋包装体Pがテープ結束器30から排出され
適宜の手段にて搬出される。一方の絞り手段20によっ
て袋首部P3 を絞った状態で袋包装体Pをテープ結束器
30に送り込む送込み行程にあるときには、他方の絞り
手段20の絞りアーム21,21は拡開状態で戻り行程
にあるので、絞りアーム21,21の先端部は他方の絞
り手段20の先端部より、スリット31から後退してい
る。従って、送込み行程にある一方の絞り手段20と戻
り行程にある他方の絞り手段20とは、互いに非干渉状
態にすれ違うことができる。一対の絞り手段20,20
は、交互に袋包装体Pに絞り動作を行い、且つ袋首部P
3を絞った状態でのテープ結束器30への送りと絞りア
ーム21,21からの袋包装体Pの解放後に搬送終了位
置(絞り位置)S2 への戻りとを行うので、把持手段に
よって次々に搬送されてくる袋包装体Pについて、搬送
速度を維持した状態で、袋首部P3 の絞りとテープ結束
とを高速処理することができる。
【0039】
【発明の効果】この発明は、上記のように構成されてい
るので、次のような効果を奏する。即ち、この袋包装体
のテープ結束方法及びその装置によれば、袋包装体を搬
送する搬送方向の各側において配設された一対の把持手
段のそれぞれが、一つ置きの袋包装体を交互に把持して
搬送し、搬送されてきている各袋包装体に対して、把持
手段が把持する側と反対側において作動する絞り手段が
袋包装体の袋首部を絞り、絞り手段は、袋首部の絞り状
態でテープ結束器に送り込んで袋首部にテープを巻き付
けて結束する。袋包装体の把持手段による搬送作業と搬
送された袋包装体の袋首部の絞り作業とが分担されると
共に、搬送作業と絞り作業とはそれぞれ一対の手段にて
一つ置きの袋包装体に対して処理される。従って、袋包
装体のテープ結束方法及びその装置において、袋包装体
の搬送と袋首部の絞りのための各機構が簡単化されると
共に、袋包装体の袋首部の絞りと袋首部のテープ結束と
の連続的な且つ高速の処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による袋包装体のテープ結束装置の一
実施例の要部を示す斜視図である。
【図2】図1に示す袋包装体のテープ結束装置の作動の
様子を示す概略説明図である。
【図3】図1及び図2に示すこの発明による袋包装体の
テープ結束装置の一部を取り除いて示す平面図である。
【図4】図3に示す袋包装体のテープ結束装置の一部を
取り除いて示す正面図である。
【図5】図3に示す袋包装体のテープ結束装置の一部を
取り除いて示す側面断面図である。
【符号の説明】
1 テープ結束装置 10 吸着手段(把持手段) 12 上側吸着部 13 下側吸着部 20 絞り手段 21 絞りアーム 23 歯車 28 移動板 30 テープ結束器 40 片面粘着テープ 50 横シール機構 P 袋包装体 A 搬送方向 P1 袋口部 P3 袋首部 P4 上側部分 P5 袋本体部分 S1 搬送開始位置(排出口位置) S2 搬送終了位置(絞り位置) S3 結束終了位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 博久 埼玉県草加市谷塚上町434番地 株式会社 川島製作所内 Fターム(参考) 3E094 AA12 BA12 CA33 DA05 FA04 FA26 GA05 GA11 HA03 HA08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 袋包装体の搬送方向の各側においてそれ
    ぞれ配設されて対をなす把持手段の各把持手段によっ
    て、前記袋包装体を一つ置きに交互に把持した把持状態
    で搬送し、前記把持手段によって搬送された前記袋包装
    体の袋首部を前記把持手段が把持する側と反対側におい
    て作動する絞り手段によって絞ると共に前記把持手段に
    代わって前記袋包装体を受け取り、前記袋首部が絞られ
    た状態の前記袋包装体を前記絞り手段によってテープ結
    束器に送り込むことにより前記袋包装体の前記袋首部を
    テープ結束することから成る袋包装体のテープ結束方
    法。
  2. 【請求項2】 前記袋包装体は袋開口部をシールする横
    シール部が前記搬送方向に沿う姿勢で搬送され、前記袋
    包装体は、前記搬送方向の側方に面する前記袋首部の平
    坦な上側部分を吸着する上側吸着部と、前記搬送方向の
    側方に面し且つ前記上側部分から離間した前記袋包装体
    の包装物を収容した袋本体部分を吸着する下側吸着部と
    から構成される前記把持手段としての吸着手段によって
    把持されることから成る請求項1に記載の袋包装体のテ
    ープ結束方法。
  3. 【請求項3】 前記各絞り手段は、前記袋包装体の前記
    袋首部を絞るため前記袋包装体の搬送方向前後に開閉動
    作をする一対の絞りアームを備えることから成る請求項
    1又は2に記載の袋包装体のテープ結束方法。
  4. 【請求項4】 一方の前記絞り手段の前記絞りアームが
    前記袋包装体の前記袋首部を絞った状態で前記袋包装体
    を前記テープ結束器に送り込む送込み行程にあるときに
    は、他方の前記絞り手段の前記絞りアームは拡開状態で
    戻り行程にあり、前記送込み行程にある一方の前記絞り
    手段と前記戻り行程にある他方の前記絞り手段とは、互
    いに非干渉状態にすれ違うことから成る請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の袋包装体のテープ結束方法。
  5. 【請求項5】 前記テープ結束器は、前記袋首部が絞り
    保持された前記袋包装体の送り方向に沿って、前記絞り
    手段の送りに同期し且つ前記絞り手段の送り速度より遅
    い速度で送られることから成る請求項1〜4のいずれか
    1項に記載の袋包装体のテープ結束方法。
  6. 【請求項6】 前記袋包装体は、製袋充填機によって製
    袋されつつ包装物が充填された袋包装体であり、前記製
    袋充填機の袋包装体排出口において前記把持手段が前記
    袋包装体を把持することから成る請求項1〜5のいずれ
    か1項に記載の袋包装体のテープ結束方法。
  7. 【請求項7】 袋包装体の搬送方向の各側においてそれ
    ぞれ配設されて対をなし且つ一つ置きの前記袋包装体に
    対して交互に把持して前記袋包装体を把持状態で搬送す
    る一対の把持手段、前記把持手段が把持する側と反対側
    において作動し前記把持手段によって搬送された前記袋
    包装体の袋首部を絞ると共に前記把持手段に代わって前
    記袋包装体を受け取る絞り手段、及び前記袋首部が絞り
    状態で前記絞り手段によって送り込まれる前記袋包装体
    の前記袋首部にテープを結束するテープ結束器から成る
    袋包装体のテープ結束装置。
  8. 【請求項8】 前記袋包装体は袋開口部をシールする横
    シール部が前記搬送方向に沿う姿勢で搬送され、前記把
    持手段は、前記搬送方向の側方に面する前記袋首部の平
    坦な上側部分を吸着する上側吸着部と、前記搬送方向の
    側方に面し且つ前記上側部分から離間した前記袋包装体
    の包装物を収容した袋本体部分を吸着する下側吸着部と
    から構成される吸着手段であることから成る請求項7に
    記載の袋包装体のテープ結束装置。
  9. 【請求項9】 前記各絞り手段は、前記袋包装体の前記
    袋首部を絞るため前記袋包装体の搬送方向前後に開閉動
    作をする一対の絞りアームを備えることから成る請求項
    7又は8に記載の袋包装体のテープ結束装置。
  10. 【請求項10】 前記各絞りアームは回動軸部に歯車を
    備えており、一方の前記絞りアームに備わる前記歯車と
    他方の前記絞りアームに備わる前記歯車とが噛み合うこ
    とにより、前記各絞りアームは互いに反対方向に回動す
    ることから成る請求項9に記載の袋包装体のテープ結束
    装置。
  11. 【請求項11】 前記各絞り手段は、前記把持手段によ
    る前記袋包装体の把持及び搬送に同期して、前記袋首部
    を絞る絞り位置と前記テープ結束器における結束終了位
    置との間で往復動する移動板に配設されていることから
    成る請求項7〜10のいずれか1項に記載の袋包装体の
    テープ結束装置。
  12. 【請求項12】 一方の前記絞り手段の前記絞りアーム
    が前記袋包装体の前記袋首部を絞った状態で前記袋包装
    体を前記テープ結束器に送り込む送込み行程にあるとき
    には、他方の前記絞り手段の前記絞りアームは拡開状態
    で戻り行程にあり、前記送込み行程にある一方の前記絞
    り手段と前記戻り行程にある他方の前記絞り手段とは、
    互いに非干渉状態にすれ違うことから成る請求項11に
    記載の袋包装体のテープ結束装置。
  13. 【請求項13】 前記テープ結束器は、前記袋首部が絞
    り保持された前記袋包装体の送り方向に沿って、前記絞
    り手段の送りに同期し且つ前記絞り手段の送り速度より
    遅い速度で送られることから成る請求項7〜12のいず
    れか1項に記載の袋包装体のテープ結束装置。
  14. 【請求項14】 前記絞り手段による前記袋包装体の送
    り方向及び前記テープ結束器の移動方向は、前記搬送方
    向の延長線上に一致していることから成る請求項13に
    記載の袋包装体のテープ結束装置。
  15. 【請求項15】 前記袋包装体は、製袋充填機によって
    製袋されつつ包装物が充填された袋包装体であり、前記
    製袋充填機の袋包装体排出口において前記把持手段が前
    記袋包装体を把持することから成る請求項7〜14のい
    ずれか1項に記載の袋包装体のテープ結束装置。
JP2000142122A 2000-05-15 2000-05-15 袋包装体のテープ結束方法及びその装置 Expired - Fee Related JP4472113B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142122A JP4472113B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 袋包装体のテープ結束方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000142122A JP4472113B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 袋包装体のテープ結束方法及びその装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2001322610A true JP2001322610A (ja) 2001-11-20
JP2001322610A5 JP2001322610A5 (ja) 2007-06-28
JP4472113B2 JP4472113B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=18649147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000142122A Expired - Fee Related JP4472113B2 (ja) 2000-05-15 2000-05-15 袋包装体のテープ結束方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4472113B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225225A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Furukawa Mfg Co Ltd 結束機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5890630B2 (ja) * 2011-08-05 2016-03-22 株式会社川島製作所 縦型製袋充填包装機に適用される袋包装体のテープ結束装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011225225A (ja) * 2010-04-16 2011-11-10 Furukawa Mfg Co Ltd 結束機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4472113B2 (ja) 2010-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0691916B1 (en) Packaging groups of items in a film
US5269119A (en) Linearly reciprocating conveyor apparatus
US5271210A (en) Packaging machine with reciprocating conveyor
AU2008305799B2 (en) Device and method for filling of a container
US5564252A (en) Dual web intermittent motion packaging machine
JP7059293B2 (ja) 可撓性のあるパウチタイプパッケージの充填のための充填機
EP1394040B1 (en) Bag manufacturing and packaging apparatus
JP4472113B2 (ja) 袋包装体のテープ結束方法及びその装置
JP2712005B2 (ja) 包装機のグリップ装置
CN209410499U (zh) 一种边封机的进料机构
JP5890630B2 (ja) 縦型製袋充填包装機に適用される袋包装体のテープ結束装置
JP2789315B2 (ja) 袋詰め包装方法および装置
JPH05201427A (ja) 二重連続包装方法及びその装置
JPH0630645Y2 (ja) 袋の開口装置を備えた袋詰め装置
JP4438986B2 (ja) テープ結束機
JP6245689B2 (ja) ガゼット形成装置及びエンドシール装置
JP3830437B2 (ja) 製袋包装機
CN113428406B (zh) 一种自动烟包机
EP0629550B1 (en) Packaging machine with reciprocating conveyor
JP2849077B2 (ja) シールバー型竪形自動包装機
JP3742283B2 (ja) 包装体の結束装置
JP2005289501A (ja) テープ結束機
JP3705483B2 (ja) ストレッチ包装機のフィルム折りたたみ装置
CN111169683A (zh) 装袋机的装袋方式及装袋机构
JPH11348913A (ja) 袋群包装方法及びその装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070514

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100303

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4472113

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160312

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees