JP2001321928A - 鋳物用仕上時点情報管理システム及び鋳物を仕上時点で生産管理する方法 - Google Patents

鋳物用仕上時点情報管理システム及び鋳物を仕上時点で生産管理する方法

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JP2001321928A
JP2001321928A JP2000145642A JP2000145642A JP2001321928A JP 2001321928 A JP2001321928 A JP 2001321928A JP 2000145642 A JP2000145642 A JP 2000145642A JP 2000145642 A JP2000145642 A JP 2000145642A JP 2001321928 A JP2001321928 A JP 2001321928A
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Osamu Nishida
理 西田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 鋳造ラインと仕上機とストックエリアの関
連性をつけた鋳物用仕上時点情報管理システム及び鋳物
を仕上時点で生産管理する方法を提供する。 【構成】 バラシショップから搬送される複数の製品
を所定個数毎にケ−スに分ける分別手段と、前記保管シ
ョップのストックエリアを介して又は直接に、前記仕上
ショップに設置される仕上機に前記ケ−スを搬送すると
共に前記仕上ショップにおいて製品毎の仕上をしたのち
の製品を前記ケ−スで搬送するケ−ス搬送手段と、を備
え、前記分別手段と、前記ケ−ス搬送手段と、前記仕上
機とが通信手段により接続され、さらに、これらが上位
コンピュ−タに通信手段により接続されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鋳物における仕上
時点情報管理システム及び鋳物を仕上時点で生産管理す
る方法に関する。
【0002】
【従来の技術】生産時点情報管理では通常、生産設備か
ら生産実績を自動収集するため、生産設備制御装置の信
号の中から、例えば、処理完了信号を生産時点情報管理
システムに入力することにより、生産個数を自動収集す
る。現在、鋳造工場においても、生産実績を即時に収集
するための生産時点情報管理システムが望まれるように
なってきている。
【0003】しかしながら、鋳造工場では次のような問
題点があり、その活用が不十分であった。すなわち、鋳
造工場では、造型ショップ、注湯ショップ、バラシショ
ップ、仕上ショップ、保管ショップの順で生産が進んで
いくが、このうち、バラシショップ、仕上ショップにお
いて、先入れ先出し順の製造が出来ていない場合が多
く、その製造順の管理も出来ていない。
【0004】たとえば、バラシショップでは、造型まで
はシ−ケンスで順次制御されていても、その後、大きな
バラシ装置に入れられて鋳物砂を除去し、その後、振動
コンベアにより運ばれる。このため、鋳物の生産順序が
崩れてしまっていた。
【0005】また、湯口系の切断・除去においても、コ
ンベア上の鋳物素材を作業者が堰破断装置を使用して堰
折りしたり、ハンマーなどで堰をたたき破断したりして
いた。ここでも鋳物の生産順序は崩れていた。
【0006】さらに、仕上ショップでも同様であり、バ
ラシショップで鋳物の生産順序が崩れ、作業者による場
合には、仕上処理の時間が製品毎に異なり、製品の山が
できてしまっていた。加えて、造型不良、注湯不良及び
仕上げ不良を考慮する必要がある。このように鋳物工場
の仕上ショップではでは生産個数の管理が困難であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこれらの問題
に鑑みなされものであり、鋳造ラインと仕上機とストッ
クエリアの関連性をつけた鋳物用仕上時点情報管理シス
テム及び鋳物を仕上時点で生産管理する方法を提供す
る。また、造型不良、注湯不良及び仕上げ不良の原因を
追跡することが容易な、鋳物用仕上時点情報管理システ
ム及び鋳物を仕上時点で生産管理する方法を提供する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を解決するた
めに本発明における鋳物用仕上時点情報管理システム
は、鋳造工場における、造型ショップ、注湯ショップ、
バラシショップ、仕上ショップ、保管ショップの順で生
産出荷が進んでいく鋳物用仕上時点情報管理システムで
あって、バラシショップからの搬送される複数の製品を
所定個数毎にケ−スに分ける分別手段と、前記保管ショ
ップのストックエリアを介して又は直接に、前記仕上シ
ョップに設置される仕上機に前記ケ−スを搬送すると共
に前記仕上ショップにおいて製品毎の仕上をしたのちの
製品を前記ケ−スで搬送するケ−ス搬送手段と、を備
え、前記分別手段と、前記ケ−ス搬送手段と、前記仕上
機とが通信手段により接続され、さらに、これらが上位
コンピュ−タに通信手段により接続されていることを特
徴とする。
【0009】つまり、本発明における鋳物用仕上時点情
報管理システムにおいては、仕上ショップの受付(入
口)における情報管理が重要であることに鑑みなされて
ものであり、そのために、受付若しくは仕上機から保管
ショップのストックエリアへ搬送する際に用いられる、
ケ−ス及びケ−ス搬送手段に着目した。本発明によれ
ば、仕上ショップの前工程で崩れた鋳物の生産順序にも
かかわらず、鋳造ラインと仕上機とストックエリアの関
連性をつけた管理ができ、鋳物用仕上時点情報管理シス
テムが実現できる。
【0010】上記の目的を解決するために請求項2にお
ける鋳物を仕上時点で生産管理する方法は、鋳造工場に
おける、造型ショップ、注湯ショップ、バラシショッ
プ、仕上ショップ、保管ショップの順で生産出荷が進ん
でいく鋳造ラインにおいてコンピュ−タにより鋳物を仕
上時点で生産管理する方法であって、仕上ショップの受
付で製品判別手段により製品の種類などを判別し、製品
番号を入手する段階と、ケ−ス番号を入手する段階と、
分別手段により前記ケ−ス搬送手段のケ−スに所望の個
数の製品個数を分別する段階と、前記保管ショップのス
トックエリアにある空き場所を読み出して製品を分別し
た前記ケ−ス搬送手段のケ−スを該空き場所を介して又
は直接に、前記仕上ショップに設置される仕上機に搬送
する段階と、前記仕上ショップにおいて製品毎の仕上を
したのち仕上後製品のケ−スをケ−ス搬送手段により、
搬送する段階と、を備えることを特徴とする。
【0011】本発明によれば、仕上ショップの受付で製
品判別手段により製品の種類などを判別し、製品番号を
入手するため、ケ−ス番号を入手する段階との組み合わ
せにより、鋳造ラインと仕上機とストックエリアの関連
性をつけ、造型不良、注湯不良及び仕上げ不良の原因を
追跡することが容易な、管理が可能になる。
【0012】上記の目的を解決するために請求項3にお
ける鋳物を仕上時点で生産管理する方法は、鋳造工場に
おける、造型ショップ、注湯ショップ、バラシショッ
プ、仕上ショップ、保管ショップの順で生産出荷が進ん
でいく鋳造ラインにおいてコンピュ−タにより鋳物を仕
上時点で生産管理する方法であって、仕上ショップの受
付で製品の種類などがわかる製品番号を仕上ショップよ
り前工程から入手する段階と、ケ−ス番号を入手する段
階と、前記保管ショップのストックエリアにある空き場
所を読み出して製品を分別した前記ケ−ス搬送手段のケ
−スを該空き場所を介して又は直接に、前記仕上ショッ
プに設置される仕上機に搬送する段階と、前記仕上ショ
ップにおいて製品毎の仕上をしたのちの仕上後製品のケ
−スをケ−ス搬送手段により搬送する段階と、を備える
ことを特徴とする。
【0013】本発明によれば、ケ−ス搬送手段自体は製
品判別手段としてのセンサは有していなくても、ケ−ス
番号を入手する段階との組み合わせにより、鋳造ライン
と仕上機とストックエリアの関連性をつけ、造型不良、
注湯不良及び仕上げ不良の原因を追跡することが容易
な、管理が可能になる。
【0014】上記の目的を解決するために請求項4にお
ける製品を仕上時点で生産管理する方法は、請求項2若
しくは請求項3に記載の製品を仕上時点で生産管理する
方法において、前記ケ−ス搬送手段のケ−スを仕上機に
搬送する段階が、出荷計画を画面を読みだす段階と、仕
上完了及び仕上作業中のものを除いて出荷計画から優先
製品番号を入手する段階と、前記保管ショップのストッ
クエリアの画面を読みだして、優先製品番号のストック
エリア番号を選択する段階と、該ストックエリアに対応
する前記ケ−ス搬送手段のケ−スを仕上機に搬送する段
階と、を備えたことを特徴とする。
【0015】本発明によれば、鋳造ラインと仕上機とス
トックエリアの関連性をつけ、仕上げ順序の変更にも対
応が可能になる。
【0016】上記の目的を解決するために請求項5にお
ける製品を仕上時点で生産管理する方法は、前記仕上機
による仕上げが、仕上開始画面を読みだす段階と、仕上
機において仕上される製品の特徴を把握する段階と、仕
上作業画面を読みだして段取り開始を入力する段階と、
を更に備えたことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、段取りや仕上げの注意を
作業者に知らせることができる。
【0018】上記の目的を解決するために請求項6にお
ける鋳物を仕上時点で生産管理する方法は、前記仕上機
による仕上げが、仕上作業画面を読みだす段階と、良品
及び不良個数の入力をする段階と、仕上完了を入力する
段階と、仕上機基準で仕上DBに対象製品のデ−タを収
納する段階と、を更に備えたことを特徴とする。
【0019】本発明によれば、仕上げ完了の個数及び仕
上げ不良を入力して対象製品のデ−タを収納することが
できる。
【0020】上記の目的を解決するために請求項6乃至
請求項8における鋳物を仕上時点で生産管理する方法
は、前記ケ−ス搬送手段のケ−スが、造型ショップでの
造型鋳枠の管理と、鋳枠に付けた番号、造型不良、注湯
不良により結びつけられたことを特徴とする。
【0021】請求項6の発明によれば、鋳枠に付けた番
号により、製品番号(製品のデ−タ)が結びつけられる
ため、造型時の問題との対応が可能になる。請求項7の
発明によれば、前記造型ショップでの造型不良デ−タを
仕上時点情報管理システムに組み入れられるため、造型
不良と製品の関係も分析可能になる。請求項8の発明に
よれば、前記注湯ショップでの注湯不良デ−タを仕上時
点情報管理システムに組み入れられるため、注湯不良と
製品の関係も分析可能になる。
【0022】本発明において造型ショップとは、主型鋳
型の製造を中心とした作業場所をいう。本発明において
注湯ショップとは、造型ショップで製造された鋳型に溶
融金属を注湯する作業場所をいう。本発明においてバラ
シショップとは、注湯され冷却した鋳物素材を鋳型から
取り出し、仕上げをする前にショットブラストをかけて
砂落としをするまでの作業場所をいう。
【0023】本発明において、仕上ショップとは、ショ
ットブラストから出された鋳物を出荷できるようにバリ
などを除去する作業場所をいう。場合によっては機械加
工も含む。本発明において保管ショップとは、バラシシ
ョップ若しくは仕上ショップから運ばれて製品が保管さ
れるショップを言う。ストックエリアを含むものであ
る。
【0024】ケ−ス搬送手段とは、1個又は複数個の製
品をケ−スに入れて搬送する手段をいう。たとえば、ロ
ット毎の製品を搬送する手段をいう。具体的には、コン
ベア、フォ−クリフトでのケ−ス搬送、無人搬送車を含
む。
【0025】本発明に用いる通信手段には、様々なタイ
プの通信ネットワークを利用することができ、それに
は、専用電話線、専用通信回線、呼出電話線、移動電話
システム、無線ネットワークシステム、インターネット
アクセスシステム、および、遠隔地との間でデータを送
信するための他のタイプのプロトコル等をふくむもので
ある。特に、インタ−ネットアクセスシステムを使用す
れば遠隔地でも明瞭な画面を見ることができる。
【0026】鋳枠に付けた番号は、バ−コ−ドのような
ID番号でも良い。このID番号は、たとえば、製品番
号を介して製品のデ−タ(製品名、鋳物材質、生産予定
個数及び、これらの実績データ)と、対応が可能になっ
ている。造型不良とは、鋳型の崩壊などをいう。注湯不
良とは、注湯をはじめからしないこと、注湯を途中で中
止することなどがある。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明のシステム構成図の
一例を示す。図2は、本発明の仕上時点生産管理方法の
受付部のフロ−チャ−トを示す一例である。図3は、本
発明の仕上時点生産管理方法の受付部のフロ−チャ−ト
を示す別例である。図4は、本発明の仕上製品を選択す
るフロ−チャ−トを示す図である。図5は、本発明の仕
上げ工程のフロ−チャ−トを示す図である。図6は、本
発明の仕上げ完了工程のフロ−チャ−トを示す図であ
る。
【0028】図1は本発明のシステム構成図の一例を示
す。図1においてサ−バ−1は変換器2を介してLAN
に接続されている。サ−バ−1は、上位コンピュ−タ4
の一部に含まれる場合もある。そして、サ−バ−1に
は、製品DB、仕上げ前製品ケ−スDB、ストックエリ
アDBを持ち、検索が可能になっている。また、上位コ
ンピュ−タ4は、変換器2を介してLANに接続されて
いる。
【0029】また、バラシ工程の最終段階において鋳物
を砂落としするショットブラスト5がバラシショップに
ある。ショットブラスト5に隣接されて、分別手段とし
ての重量計量機6が設けられている。重量計量機6に
は、製品ケ−ス7,7を設けたストックエリア8の一部
から搬入可能に構成されている。また、重量計量機6の
出口側には、受付端末9が変換器2を介してLANと接
続され、ケ−ス搬送手段のケ−ス7のケ−ス番号及び製
品番号を、バ−コ−ドリ−ダ10で入手できるようにな
っている。
【0030】そして、仕上ショップには複数の仕上機1
1,11が並べられており、これらの仕上機には、仕上
機端末12,12及び仕上げ前の製品ケ−ス13,13
と仕上げ後の製品ケ−ス14,14が、置かれており、
ケ−ス搬送手段としてのコンベアで、重量計量機6、ス
トックエリア8に移動可能に構成されている。さらに、
各々の仕上機端末12,12は、バ−コ−ドリ−ダ10
を付帯し、ハブ16及び変換器を介してLANに接続さ
れている。
【0031】以下、これらの構成の動きについて説明す
る。図1において、ショットブラスト5から複数の鋳物
が排出されると、仕上ショップでの受付端末処理が始ま
る。図2にそのフロ−チャ−トを示す。受付は、前工程
から製品種類が自動把握できる場合と、できない場合で
は、その処理が異なる。
【0032】ここでは、自動把握でない場合をまず説明
する。製品が仕上ショップに搬送されると、受付処理が
行われる。製品判別手段(図示せず)に備えられたセン
サ(例えば画像センサ)により製品の画像を入手し、製
品DBを検索して製品群別、形状別などで画面図、写真
などから製品を判別する。製品を把握して、受付端末に
入力すると、製品の1個の重量(単重)がわかるように
なっている。また、仕上前の製品ケ−ス7の計量がおこ
なわる。続いてバ−コ−ドリ−ダ10により仕上げ前の
製品ケ−スのタグを読みとり、ケ−ス番号を入手する。
次いで、仕上げ前製品ケ−スDBより、ケ−ス番号基準
で風袋重量を読みだし、製品番号基準で単重を製品DB
から読みだす。そして、仕上げ前製品ケ−ス重量、風袋
重量及び単重から個数を計算する。尚、この個数の計算
はカウンタでも可能である。ケ−ス番号基準で仕上げ前
製品ケ−スDBに製品番号、個数、製品有りの情報を登
録する。空き場所をストッックエリアDBから読み出
し、ストックエリア8に送出し、ストックエリアDBに
ストックエリア番号基準でケ−ス番号を登録をする。
【0033】図3は、前工程から製品種類が自動把握で
きる場合のフロ−チャ−トを示す。受付が開始される
と、前工程(例えば造型工程、バラシ工程)、通信など
で製品種類のわかる製品番号を入手する。また、仕上前
の製品ケ−ス7の計量がおこなわる。続いてバ−コ−ド
リ−ダ10により仕上げ前の製品前ケ−スのタグを読み
とり、ケ−ス番号を入手する。後の段階は、図2の場合
と同様にして、最終的には、空き場所をストッックエリ
アDBから読み出し、ストックエリア8に送出し、スト
ックエリアDBにストックエリア番号基準でケ−ス番号
を登録をする。このようにして受付端末処理を終了す
る。
【0034】次に、仕上端末処理における仕上製品の選
択を説明する。仕上端末では、出荷計画画面(図10)
を選択する。次いで、完了又は作業中のものを除いて優
先製品番号を入手する。これは、出荷日などから計算で
きる。そして、仕上端末でストックエリア画面(図7)
を選択し、優先製品番号のストックエリア番号を選択す
る。その後、仕上前製品ケ−スが、呼びだされた仕上機
に移動する。
【0035】次に、仕上端末処理における仕上げ開始処
理について説明する。仕上端末処理において仕上開始画
面(図8)を選択する。次いで、仕上機基準で仕上げD
Bより対象製品を写真などで確認して作業上のチェック
内容、注意点を把握する。その後、仕上作業画面を選択
し段取り開始を入力し段取り開始を入力する。段取りが
作業が終わると、段取り完了を入力し、仕上げ開始を入
力する。
【0036】次に、仕上端末処理における製品ケ−ス単
位の仕上げ完了処理について説明する。仕上端末処理に
おいて仕上作業画面(図9)を選択する。次いで、良
品、不良品の個数を入力し、仕上げ完了を入力する。仕
上機基準で仕上げDBに対象製品のデ−タを収納する。
【0037】その後、製品は、出荷の指示に従い、直接
又はストックエリア8を介して出荷される。
【0038】なお、上記発明の実施の形態では、ケ−ス
搬送手段としてコンベアを利用したが、無人搬送車、フ
ォ−クリフトなどを利用しても良い。また、携帯電話を
仕上端末、受付端末などの端末として利用しても良い。
この場合、全ての機能ではなく一部の機能のみを携帯電
話に代行させても良い。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、鋳造工
場における、造型ショップ、注湯ショップ、バラシショ
ップ、仕上ショップ、保管ショップの順で生産出荷が進
んでいく鋳物用仕上時点情報管理システムであって、バ
ラシショップからの搬送される複数の製品を所定個数毎
に分ける分別手段と、前記保管ショップのストックエリ
アを介して又は直接に、前記仕上ショップに設置される
仕上機前記ケ−スをに搬送すると共に前記仕上ショップ
において製品毎の仕上をしたのちの製品を前記ケ−スで
搬送するケ−ス搬送手段と、を備え、前記分別手段と、
前記ケ−ス搬送手段と、前記仕上機とが通信手段により
接続され、さらに、これらが上位コンピュ−タに通信手
段により接続されていることから、鋳造ラインと仕上機
とストックエリアの関連性をつけ、また、造型不良、注
湯不良及び仕上げ不良の原因を追跡することが容易なと
なる等、鋳造業界にあたえる効果は著大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を実施するためのシステム構成
図の一例である。
【図2】 本発明の仕上時点生産管理方法の受付部のフ
ロ−チャ−トを示す一例である。
【図3】 本発明の仕上時点生産管理方法の受付部のフ
ロ−チャ−トを示す別例である。
【図4】 本発明の仕上製品を選択するフロ−チャ−ト
を示す図である。
【図5】 本発明の仕上げ工程のフロ−チャ−トを示す
図である。
【図6】 本発明の仕上げ完了工程のフロ−チャ−トを
示す図である。
【図7】 本発明のストックエリア画面を示す図であ
る。
【図8】 本発明の仕上開始画面を示す図である。
【図9】 本発明の仕上作業画面を示す図である。
【図10】出荷計画画面を示す図である。
【符号の説明】
4 上位コンピュ−タ 5 重量計量機 7 ケ−ス 8 ストックエリア 11 仕上機 13 14 ケ−ス

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鋳造工場における、造型ショップ、注湯シ
    ョップ、バラシショップ、仕上ショップ、保管ショップ
    の順で生産出荷が進んでいく鋳物用仕上時点情報管理シ
    ステムであって、バラシショップから搬送される複数の
    製品を所定個数毎にケ−スに分ける分別手段と、前記保
    管ショップのストックエリア8を介して又は直接に、前
    記仕上ショップに設置される仕上機に前記ケ−スを搬送
    すると共に前記仕上ショップにおいて製品毎の仕上をし
    たのちの製品を前記ケ−スで搬送するケ−ス搬送手段
    と、を備え、前記分別手段と、前記ケ−ス搬送手段と、
    前記仕上機とが通信手段により接続され、さらに、これ
    らが上位コンピュ−タに通信手段により接続されている
    ことを特徴とする鋳物用仕上時点情報管理システム。
  2. 【請求項2】鋳造工場における、造型ショップ、注湯シ
    ョップ、バラシショップ、仕上ショップ、保管ショップ
    の順で生産出荷が進んでいく鋳造ラインにおいてコンピ
    ュ−タにより鋳物を仕上時点で生産管理する方法であっ
    て、仕上ショップの受付で製品判別手段により製品の種
    類などを判別し、製品番号を入手する段階と、ケ−ス番
    号を入手する段階と、分別手段により前記ケ−ス搬送手
    段のケ−スに所望の個数の製品個数を分別する段階と、
    前記保管ショップのストックエリア8にある空き場所を
    読み出して製品を分別した前記ケ−ス搬送手段のケ−ス
    を、該空き場所を介して又は直接に、前記仕上ショップ
    に設置される仕上機に搬送する段階と、前記仕上ショッ
    プにおいて製品毎の仕上をしたのち仕上後製品のケ−ス
    をケ−ス搬送手段により搬送する段階と、を備えること
    を特徴とする鋳物を仕上時点で生産管理する方法。
  3. 【請求項3】鋳造工場における、造型ショップ、注湯シ
    ョップ、バラシショップ、仕上ショップ、保管ショップ
    の順で生産出荷が進んでいく鋳造ラインにおいてコンピ
    ュ−タにより鋳物を仕上時点で生産管理する方法であっ
    て、仕上ショップの受付で製品の種類などがわかる製品
    番号を仕上ショップより前工程から入手する段階と、ケ
    −ス番号を入手する段階と、前記保管ショップのストッ
    クエリア8にある空き場所を読み出して製品を分別した
    前記ケ−ス搬送手段のケ−スを該空き場所を介して又は
    直接に、前記仕上ショップに設置される仕上機に搬送す
    る段階と、前記仕上ショップにおいて製品毎の仕上をし
    たのちの仕上後製品のケ−スをケ−ス搬送手段により製
    品を搬送する段階と、を備えることを特徴とする鋳物を
    仕上時点で生産管理する方法。
  4. 【請求項4】前記ケ−ス搬送手段のケ−スを仕上機に搬
    送する段階が、出荷計画を画面を読みだす段階と、仕上
    完了及び仕上作業中のものを除いて出荷計画から優先製
    品番号を入手する段階と、前記保管ショップのストック
    エリア8の画面を読みだして、優先製品番号のストック
    エリア番号を選択する段階と、該ストックエリア8に対
    応する前記ケ−ス搬送手段のケ−スを仕上機に搬送する
    段階と、を備えたことを特徴とする請求項2若しくは請
    求項3に記載の鋳物を仕上時点で生産管理する方法。
  5. 【請求項5】前記仕上機による仕上げが、仕上開始画面
    を読みだす段階と、仕上機において仕上される製品の特
    徴を把握する段階と、仕上作業画面を読みだして段取り
    開始を入力する段階と、を更に備えたことを特徴とする
    請求項4に記載の鋳物を仕上時点で生産管理する方法。
  6. 【請求項6】前記仕上機による仕上げが、仕上作業画面
    を読みだす段階と、良品及び不良個数の入力をする段階
    と、仕上完了を入力する段階と、仕上機基準で仕上DB
    に対象製品のデ−タを収納する段階と、を更に備えたこ
    とを特徴とする請求項3から請求項5に記載の鋳物を仕
    上時点で生産管理する方法。
  7. 【請求項7】前記ケ−ス搬送手段が、造型ショップでの
    造型鋳枠の管理と、鋳枠に付けた番号により結びつけら
    れたことを特徴とする、請求項3から請求項6に記載の
    鋳物を仕上時点で生産管理する方法。
  8. 【請求項8】前記造型ショップでの造型鋳枠の管理に造
    型不良を付け加えたことを特徴とする請求項7に記載の
    鋳物を仕上時点で生産管理する方法。
  9. 【請求項9】 前記造型ショップでの造型鋳枠の管理に
    注湯ショップでの注湯不良を付け加えたことを特徴とす
    る請求項7若しくは請求項8に記載の鋳物を仕上時点で
    生産管理する方法。
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