JP2001321748A - 厨芥処理機 - Google Patents

厨芥処理機

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JP2001321748A
JP2001321748A JP2000145177A JP2000145177A JP2001321748A JP 2001321748 A JP2001321748 A JP 2001321748A JP 2000145177 A JP2000145177 A JP 2000145177A JP 2000145177 A JP2000145177 A JP 2000145177A JP 2001321748 A JP2001321748 A JP 2001321748A
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Tadashi Matsushiro
忠 松代
Seiichi Ueno
聖一 上野
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不揮発性メモリの内容を検証すれば、運転経
過の分析が出来る厨芥処理機を提供することを目的とす
る。 【解決手段】 1は吸引ファン2と吸引ファン2を駆動
するモーター3及び乾燥処理する厨芥を収容する収納部
4、厨芥を乾燥処理する加熱部9、収納部4内の温度を
検出する第1の温度検出手段7、さらに排気中の臭い成
分を分解するための脱臭手段5を内蔵した厨芥処理機本
体であり、前記脱臭手段5は吸引ファン2の吸気側に配
置してある。また厨芥処理機本体1の収納部4の上方に
は外気導入用の吸気口6を設けてある。冷却期間の終了
は、第1の温度検出手段7の出力が正常であれば第1の
温度検出手段7の出力が低下し、不揮発性メモリに乾燥
処理が正常に運転終了したことを記憶して、電源をオフ
する。運転終了後、不揮発性メモリ10の内容を検証す
れば、乾燥処理が正常に運転終了したを確認出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、厨芥を乾燥処理す
る厨芥処理機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の厨芥処理機について図1を用いて
説明する。
【0003】図において、1は吸引ファン2と吸引ファ
ン2を駆動するモーター3及び乾燥処理する厨芥を収容
する収納部4、厨芥を乾燥処理する加熱部9、収納部4
内の温度を検出する第1の温度検出手段7、さらに排気
中の臭い成分を分解するための脱臭手段5を内蔵した厨
芥処理機本体であり、前記脱臭手段5は吸引ファン2の
吸気側に配置してある。また厨芥処理機本体1の収納部
4の上方には外気導入用の吸気口6を設けてある。厨芥
の乾燥処理時は吸引ファン2をモーター3によって回転
させて発生する吸気流によって吸気口6から厨芥処理機
本体1内の収納部4内へ外気を導入し、厨芥と接する空
気中の水蒸気の分圧をできるだけ小さくして厨芥中の水
分がそれと接触する空気中へ蒸発しやすいようにしてい
る。さらに収納部4内を外気圧に対して若干負圧に保っ
て正規の排気経路(脱臭手段5を通過する経路)以外か
らの臭いを含んだ排気の漏れを防止するようにしてい
る。
【0004】また、収納部4内の厨芥が乾燥したことを
検出するために前記収納部4から前記脱臭手段5の間に
第2の温度検出手段8が設けられており、この出力によ
って乾燥状態を判断している。厨芥が未乾燥状態の時に
は蒸気が収納部4内に多く発生しており、この蒸気が前
記脱臭手段5に導かれるため、高い温度の空気が前記第
2の温度検出手段8の位置する経路に流れる。乾燥が進
むと、収納部4内の蒸気量が減少するため脱臭手段5に
流入する空気の温度が低下していく。この変化をとらえ
て乾燥状態を判断し、第2の温度検出手段8の出力が低
下すると、乾燥が終了したと判断し、加熱部9をオフ
し、冷却させる。そして冷却期間の終了は、第1の温度
検出手段7の出力が低下したら終了と判断していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の厨芥処理機にあ
っては、乾燥処理の途中停電や温度検出手段の異常など
により正常に終了されずに未乾燥で終わっている場合が
あり、市場クレームなど不具合の要因を特定することが
困難であった。
【0006】本発明は、以上のような従来の課題を解決
しようというものであって、不揮発性メモリを搭載し、
乾燥処理が正常に運転終了したことを記憶するようにし
たことで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理さ
れていない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メ
モリの内容を検証すれば、停電など途中で何らかの要因
で厨芥処理機が停止したかの分析が出来ることを目的と
している。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、厨芥を収納する収納部と、前記収納部内の
厨芥を加熱する加熱部と、前記収納部内の温度を検知す
る第1の温度検出手段と、加熱した厨芥から発生する臭
いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気装置と、排気
の温度を検知する第2の温度検知手段を備え、第1の温
度検出手段の出力で加熱部の制御を行い、第2の温度検
出手段の出力で乾燥処理の終了時期を判定して厨芥の乾
燥処理運転を行うもので、不揮発性メモリを搭載し、乾
燥処理の運転終了を記憶するようにしたことで、運転終
了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合な
どの市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容を検証
すれば、停電など途中で何らかの要因で乾燥処理の運転
が終了せず厨芥処理機が停止したかの分析が出来る。
【0008】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、厨芥を収
納する収納部と、前記収納部内の厨芥を加熱する加熱部
と、前記収納部内の温度を検知する第1の温度検出手段
と、加熱した厨芥から発生する臭いや水蒸気を前記収納
部外に排出する排気装置と、排気の温度を検知する第2
の温度検知手段を備え、第1の温度検出手段の出力で加
熱部の制御を行い、第2の温度検出手段の出力で乾燥処
理の終了時期を判定して厨芥の乾燥処理運転を行うもの
で、不揮発性メモリを搭載し、乾燥処理の運転終了を記
憶するようにしたことで、運転終了後、厨芥の状態が完
全に乾燥処理されていない場合などの市場クレームに対
し、不揮発性メモリの内容を検証すれば、停電など途中
で何らかの要因で乾燥処理の運転が終了せず厨芥処理機
が停止したかの分析が出来る。
【0009】請求項2記載の発明は、停電を検知して不
揮発性メモリに記憶するようにしたことで、運転終了
後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合など
の市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容を検証す
れば、停電など途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止
したかの分析が出来る。
【0010】請求項3記載の発明は、電源電圧を検知し
て不揮発性メモリに記憶するようにしたことで、運転終
了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合な
どの市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容を検証
すれば、電源電圧が異常になり何らかの要因で厨芥処理
機が停止したかの分析が出来る。
【0011】請求項4記載の発明は、処理工程を不揮発
性メモリに記憶するようにしたことで、運転終了後、厨
芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合などの市場
クレームに対し、不揮発性メモリの内容を検証すれば、
どこの工程まで処理が進行し、どの工程で不具合が生じ
たか、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止したかの
分析が出来る。
【0012】請求項5記載の発明は、第1の温度検出手
段の出力を不揮発性メモリに記憶するようにしたこと
で、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されてい
ない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの
内容を検証すれば、第1の温度検出手段の状況が分か
り、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止したかの分
析が出来る。
【0013】請求項6記載の発明は、第2の温度検出手
段の出力を不揮発性メモリに記憶するようにしたこと
で、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されてい
ない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの
内容を検証すれば、第2の温度検出手段の状況が分か
り、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止したかの分
析が出来る。
【0014】請求項7記載の発明は、乾燥処理運転の処
理時間を不揮発性メモリに記憶するようにしたことで、
運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない
場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容
を検証すれば、どこの工程まで処理が進行し、どの工程
で不具合が生じたか、途中で何らかの要因で厨芥処理機
が停止したかの分析が出来る。
【0015】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例を
図1乃至図3を参照しながら説明する。1は吸引ファン
2と吸引ファン2を駆動するモーター3及び乾燥処理す
る厨芥を収容する収納部4、厨芥を乾燥処理する加熱部
9、収納部4内の温度を検出する第1の温度検出手段
7、さらに排気中の臭い成分を分解するための脱臭手段
5を内蔵した厨芥処理機本体であり、前記脱臭手段5は
吸引ファン2の吸気側に配置してある。また厨芥処理機
本体1の収納部4の上方には外気導入用の吸気口6を設
けてある。厨芥の乾燥処理時は吸引ファン2をモーター
3によって回転させて発生する吸気流によって吸気口6
から厨芥処理機本体1内の収納部4内へ外気を導入し、
厨芥と接する空気中の水蒸気の分圧をできるだけ小さく
して厨芥中の水分がそれと接触する空気中へ蒸発しやす
いようにしている。さらに収納部4内を外気圧に対して
若干負圧に保って正規の排気経路(脱臭手段5を通過す
る経路)以外からの臭いを含んだ排気の漏れを防止する
ようにしている。
【0016】また、回路構成は図3に示すようになって
おり、吸引ファン2を駆動するモーター3や加熱部9や
不揮発性メモリ10等は制御回路11で制御される。制
御回路11は交流電源に同期して動作し、ゼロボルトパ
ルス発生回路12の出力を基準に動作する。
【0017】また、収納部4内の厨芥が乾燥したことを
検出するために前記収納部4から前記脱臭手段5の間に
第2の温度検出手段8が設けられており、この出力によ
って乾燥状態を判断している。厨芥が未乾燥状態の時に
は蒸気が収納部4内に多く発生しており、この蒸気が前
記脱臭手段5に導かれるため、高い温度の空気が前記第
2の温度検出手段8の位置する経路に流れる。乾燥が進
むと、収納部4内の蒸気量が減少するため脱臭手段5に
流入する空気の温度が低下していく。この変化をとらえ
て乾燥状態を判断し、第2の温度検出手段8の出力が低
下すると、点Aで乾燥が終了したと判断し、加熱部9を
オフし、冷却させる。そして冷却期間の終了は、第1の
温度検出手段7の出力が正常であれば第1の温度検出手
段7の出力が低下し、点Bで冷却終了とし、不揮発性メ
モリ10に乾燥処理が正常に運転終了したことを記憶し
て、電源をオフする。このように、乾燥処理が正常に運
転終了したことを記憶するようにしたことで、運転終了
後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合など
の市場クレームに対し、不揮発性メモリ10の内容を検
証すれば、停電など途中で何らかの要因で厨芥処理機が
停止したかの分析が出来る。
【0018】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
を、図3、図4を用いて説明する。なお上記第1の実施
例と同一構成部については同一符号を付して、その説明
を省略する。吸引ファン2を駆動するモーター3や加熱
部9や不揮発性メモリ10等は制御回路11で制御され
る。制御回路11は交流電源に同期して動作し、ゼロボ
ルトパルス発生回路12の出力を基準に動作する。停電
が発生すると、ゼロボルトパルス発生回路12の出力が
無くなるので、常に交流電源の周期以上のタイマーにセ
ットし、ゼロボルトパルス発生回路12の出力が無くな
れば、タイマーが働いて停電を検知する事が出来る。停
電を検知すると不揮発性メモリ10に停電発生を記憶さ
せる。このように、停電の発生を記憶するようにしたこ
とで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されて
いない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリ
10の内容を検証すれば、停電など途中で何らかの要因
で厨芥処理機が停止したかの分析が出来る。
【0019】(実施例3)次に、本発明の第3の実施例
を、図5を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部については同一符号を付して、その説明を省略
する。吸引ファン2を駆動するモーター3や加熱部9や
不揮発性メモリ10等は制御回路11で制御される。制
御回路11は交流電源に同期して動作し、交流電源を制
御回路11にてモニターし、定期的にあるいは交流電源
の電圧値が異常の場合に、交流電源の電圧値を不揮発性
メモリ10に記憶させる。このように、交流電源の電圧
値を記憶するようにしたことで、運転終了後、厨芥の状
態が完全に乾燥処理されていない場合などの市場クレー
ムに対し、不揮発性メモリ10の内容を検証すれば、交
流電源の電圧低下など途中で何らかの要因で厨芥処理機
が停止したかの分析が出来る。
【0020】(実施例4)次に、本発明の第4の実施例
を、図6を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部については同一符号を付して、その説明を省略
する。厨芥を乾燥処理する工程には幾つかのステップに
分かれており、例えば、十分暖まっていない初期、処理
中期、終了近い処理終期、冷却等のステップ情報をを不
揮発性メモリ10に記憶させる。このように、処理工程
を記憶するようにしたことで、運転終了後、厨芥の状態
が完全に乾燥処理されていない場合などの市場クレーム
に対し、不揮発性メモリ10の内容を検証すれば、どこ
の工程まで処理が進行し、どの工程で不具合が生じた
か、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止したかの分
析が出来る。
【0021】(実施例5)次に、本発明の第5の実施例
を、図2を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部については同一符号を付して、その説明を省略
する。厨芥を乾燥処理する主手段は、収納部4内の温度
を検出する第1の温度検出手段7の出力で加熱部9を制
御するもので、第1の温度検出手段7は重要な入力源で
ある。よって、第1の温度検出手段7の出力を定期的に
不揮発性メモリ10に記憶させる。このように、第1の
温度検出手段7の出力を記憶するようにしたことで、運
転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場
合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリ10の内
容を検証すれば、高温温度異常なのか温度が低いまま処
理が進んだなど途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止
したり、処理不完全等の分析が出来る。
【0022】(実施例6)次に、本発明の第6の実施例
を、図2を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部については同一符号を付して、その説明を省略
する。厨芥を乾燥処理の終了を判断する主手段は、第2
の温度検出手段8の出力が低下すると、乾燥が終了した
と判断するもので、第2の温度検出手段8は重要な入力
源である。よって、第2の温度検出手段8の出力を定期
的に不揮発性メモリ10に記憶させる。このように、第
1の温度検出手段7の出力を記憶するようにしたこと
で、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されてい
ない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリ1
0の内容を検証すれば、第2の温度検出手段の状況が分
かり、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停止したり、
処理不完全等の分析が出来る。
【0023】(実施例7)次に、本発明の第7の実施例
を、図2を用いて説明する。なお上記第1の実施例と同
一構成部については同一符号を付して、その説明を省略
する。厨芥を乾燥処理している時間を定期的に不揮発性
メモリ10に記憶させる。このように、処理時間を記憶
するようにしたことで、運転終了後、厨芥の状態が完全
に乾燥処理されていない場合などの市場クレームに対
し、不揮発性メモリ10の内容を検証すれば、何時間処
理が進行し、どの工程で不具合が生じたか、途中で何ら
かの要因で厨芥処理機が停止したかの分析が出来る。
【0024】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明によれば、乾燥
処理が正常に運転終了したことを記憶するようにしたこ
とで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されて
いない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリ
の内容を検証すれば、停電など途中で何らかの要因で厨
芥処理機が停止したかの分析が出来る。
【0025】本発明の請求項2の発明によれば、停電を
検知して不揮発性メモリに記憶するようにしたことで、
運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない
場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容
を検証すれば、停電など途中で何らかの要因で厨芥処理
機が停止したかの分析が出来る。
【0026】本発明の請求項3の発明によれば、電源電
圧を検知して不揮発性メモリに記憶するようにしたこと
で、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されてい
ない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの
内容を検証すれば、電源電圧が異常になり何らかの要因
で厨芥処理機が停止したかの分析が出来る。
【0027】本発明の請求項4の発明によれば、処理工
程を不揮発性メモリに記憶するようにしたことで、運転
終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理されていない場合
などの市場クレームに対し、不揮発性メモリの内容を検
証すれば、どこの工程まで処理が進行し、どの工程で不
具合が生じたか、途中で何らかの要因で厨芥処理機が停
止したかの分析が出来る。
【0028】本発明の請求項5の発明によれば、第1の
温度検出手段の出力を不揮発性メモリに記憶するように
したことで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理
されていない場合などの市場クレームに対し、不揮発性
メモリの内容を検証すれば、第1の温度検出手段の状況
が分かり不具合が生じたか、途中で何らかの要因で厨芥
処理機が停止したかの分析が出来る。
【0029】本発明の請求項6の発明によれば、第2の
温度検出手段の出力を不揮発性メモリに記憶するように
したことで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理
されていない場合などの市場クレームに対し、不揮発性
メモリの内容を検証すれば、第2の温度検出手段の状況
が分かり不具合が生じたか、途中で何らかの要因で厨芥
処理機が停止したかの分析が出来る。
【0030】本発明の請求項7の発明によれば、乾燥処
理運転の処理時間を不揮発性メモリに記憶するようにし
たことで、運転終了後、厨芥の状態が完全に乾燥処理さ
れていない場合などの市場クレームに対し、不揮発性メ
モリの内容を検証すれば、何時間処理が進行し、どの工
程で不具合が生じたか、途中で何らかの要因で厨芥処理
機が停止したかの分析が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】厨芥処理機の一部破断側面図
【図2】本発明の実施例を示す厨芥処理機の第1及び第
2の温度検出手段の温度変化図
【図3】本発明の実施例を示す厨芥処理機の回路ブロッ
ク図
【図4】同厨芥処理機の制御を示すフローチャート
【図5】同厨芥処理機の他の制御を示すフローチャート
【図6】同厨芥処理機の温度変化とステップとを示す図
【符号の説明】
1 厨芥処理機本体 2 吸引ファン 3 モーター 4 収納部 5 脱臭手段 6 吸気口 7 第1の温度検出手段 8 第2の温度検出手段 9 加熱部 10 不揮発性メモリ 11 制御回路 12 ゼロボルトパルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L113 AB01 AC01 AC67 BA01 CA08 CB01 CB37 DA22 DA24 4D004 AA03 CA22 CA32 CA42 CA48 CB04 CB31 CB43 DA01 DA02 DA06 DA16 DA20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 厨芥を収納する収納部と、前記収納部内
    の厨芥を加熱する加熱部と、送風部と、前記収納部内の
    温度を検知する第1の温度検出手段と、加熱した厨芥か
    ら発生する臭いや水蒸気を前記収納部外に排出する排気
    装置と、排気の温度を検知する第2の温度検知手段を備
    え、前記第1の温度検出手段の出力で前記加熱部の制御
    を行い、前記第2の温度検出手段の出力で乾燥処理の終
    了時期を判定して厨芥の乾燥処理運転を行うもので、不
    揮発性メモリを搭載し、乾燥処理の運転終了を記憶する
    ようにした厨芥処理機。
  2. 【請求項2】 停電を検知して不揮発性メモリに記憶す
    る請求項1記載の厨芥処理機。
  3. 【請求項3】 電源電圧を不揮発性メモリに記憶する請
    求項1記載の厨芥処理機。
  4. 【請求項4】 乾燥処理運転の工程を不揮発性メモリに
    記憶する請求項1記載の厨芥処理機。
  5. 【請求項5】 第1の温度検出手段の出力を不揮発性メ
    モリに記憶する請求項1記載の厨芥処理機。
  6. 【請求項6】 第2の温度検出手段の出力を不揮発性メ
    モリに記憶する請求項1記載の厨芥処理機。
  7. 【請求項7】 乾燥処理運転の処理時間を不揮発性メモ
    リに記憶する請求項1記載の厨芥処理機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004141787A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 厨芥処理機
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CN106091614A (zh) * 2016-07-29 2016-11-09 无锡市三峰仪器设备有限公司 一种玻璃实验仪器烘干装置

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