JP2001321437A - 自動注射器 - Google Patents

自動注射器

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JP2001321437A
JP2001321437A JP2000144759A JP2000144759A JP2001321437A JP 2001321437 A JP2001321437 A JP 2001321437A JP 2000144759 A JP2000144759 A JP 2000144759A JP 2000144759 A JP2000144759 A JP 2000144759A JP 2001321437 A JP2001321437 A JP 2001321437A
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喜章 平柄
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Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明の目的は、小型・軽量化を図って操
作性を向上し、消耗品を低減させることにある。 【構成】 このため、この発明は、薬液が封入される第
1シリンダを設け、この第1シリンダの先端側に針を設
け、前記第1シリンダの薬液を前記針から押し出すよう
に前記第1シリンダ内を後端側から先端側に向かって押
進動作されるピストンを設け、前記第1シリンダの後端
側に第2シリンダを同軸に設け、この第2シリンダ内に
第2シリンダ室を区画して設け、この第2シリンダ室に
供給される作動流体の圧力により直線運動されて前記ピ
ストンを押進動作させる作動ロッドを設け、前記第2シ
リンダ室に作動流体を供給する流体供給部を設け、この
流体供給部と前記第2シリンダとを作動流体の流通する
流体チューブにより連結して設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動注射器に係
り、特に、小型・軽量化を図って操作性を向上し、消耗
品を低減できる自動注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、病院等で、術者が患者を治療する
場合に、例えば、術者が麻酔の注射をして患者の歯を治
療する場合に、歯科用の注射器を利用している。この注
射器は、薬液が封入されるカートリッジを設け、このカ
ートリッジの先端側に針を設け、カートリッジの薬液を
針から押し出すようにカートリッジ内を後端側から先端
側に向かって押進動作されるピストンを設けて構成され
ている。しかし、この歯科用の注射器の針は、上腕用の
注射器の針とは異なり、非常に細い径のものである。
【0003】このため、術者には、麻酔の注射器を使用
する場合に、大きな力が必要とされる。例えば、1分間
に0.25ml程度の薬液(麻酔薬)をゆっくり注入す
る場合に、ピストンを押す力は、12kgf以上を必要
としている。よって、その注射の作業が、術者に多大な
労力とストレスとを与えていた。また、術者が多大な労
力とストレスの下で作業しているので、患者にとっても
苦痛を伴うものであった。
【0004】この不具合を解消するために、歯科用の注
射器として、電動モータやギヤ機構等を組み合わせた自
動注射器が利用されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来、歯科
用の自動注射器にあっては、電動モータやギヤ機構等を
組み合わせて構成されているので、全体的に重量が大き
くなって術者に大きな負担を与えて、針先を微妙にコン
トロールすることが困難となり、よって、薬液を安定し
て注入することができなくなるとともに、術者にも、注
射器を一定時間保持する必要があり、その負担がさらに
大きくなり、且つ、患者に手動注射器の場合よりも大き
な苦痛を与えてしまうという不都合があった。
【0006】また、本体内部に従来の薬液カートリッジ
をシリンダとして構成した注射器においては、本体内部
の薬液カートリッジに一端側を連結したチューブの他端
側に針を連結し、薬液カートリッジ内のピストンを先端
側に向かって押進動作させ、薬液をチューブに圧送して
針から押し出しているため、針及び針と本体とを連結す
るチューブを感染防護の観点から使い捨てにしなければ
ならず、この費用は術者にとって大きな負担となる問題
がある。
【0007】この発明は、上記事情に鑑みてなされたも
のであり、大幅な術者の負担が軽減され、患者の苦痛も
大幅に低減することができ、また、消耗品であったチュ
ーブが不要となり、麻酔液を安定的に注入するととも
に、針先の微妙なコントロールが可能なように注射器全
体が軽く小さい自動注射器であり、なおかつ、消耗品も
低減できる自動注射器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、薬液が封入される第1シリンダを設
け、この第1シリンダの先端側に針を設け、前記第1シ
リンダの薬液を前記針から押し出すように前記第1シリ
ンダ内を後端側から先端側に向かって押進動作されるピ
ストンを設け、前記第1シリンダの後端側に第2シリン
ダを同軸に設け、この第2シリンダ内に第2シリンダ室
を区画して設け、この第2シリンダ室に供給される作動
流体の圧力により直線運動されて前記ピストンを押進動
作させる作動ロッドを設け、前記第2シリンダ室に作動
流体を供給する流体供給部を設け、この流体供給部と前
記第2シリンダとを作動流体の流通する流体チューブに
より連結して設けたことを特徴とする。
【0009】また、この発明は、薬液が封入される第1
シリンダを設け、この第1シリンダの先端側に針を設
け、前記第1シリンダの薬液を前記針から押し出すよう
に前記第1シリンダ内を後端側から先端側に向かって押
進動作されるピストンを設け、前記第1シリンダの後端
側に第2シリンダを同軸に設け、この第2シリンダ内に
作動用ピストンにより押進用第2シリンダ室及び引退用
第2シリンダ室を区画して設け、これら押進用第2シリ
ンダ室及び引退用第2シリンダ室に供給される作動流体
の圧力により前記作動用ピストンを介して直線往復運動
されて前記ピストンを押進動作及び引退動作させる作動
ロッドを設け、前記押進用第2シリンダ室及び引退用第
2シリンダ室に夫々作動流体を供給する流体供給部を設
け、この流体供給部と前記第2シリンダとを夫々押進用
作動流体の流通する押進用流体チューブ及び引退用作動
流体の流通する引退用流体チューブにより連結して設け
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明の自動注射器は、薬液が
封入される第1シリンダの後端側に第2シリンダを同軸
に設けており、第2シリンダ内の第2シリンダ室に流体
供給部から作動流体を流体チューブによって供給する
と、作動ロッドが作動流体の圧力により直線運動され、
第1シリンダ内を後端側から先端側に向かってピストン
を押進動作させ、第1シリンダの薬液を針から押し出
し、薬液を組織に注入させることができる。
【0011】また、この発明の自動注射器は、薬液が封
入される第1シリンダの後端側に第2シリンダを同軸に
設けており、第2シリンダ内の押進用第2シリンダ室に
流体供給部から作動流体を押進用流体チューブによって
供給すると、作動ロッドが作動流体の圧力により直線押
進運動され、第1シリンダ内を後端側から先端側に向か
ってピストンが押進動作され、第1シリンダの薬液を針
から押し出し、薬液を組織に注入させることができ、第
2シリンダ内の引退用第2シリンダ室に流体供給部から
作動流体を引退用流体チューブによって供給すると、作
動ロッドが作動流体の圧力により直線引退運動され、第
1シリンダ内を前端側から後端側に向かってピストンが
押進動作され、ピストンを元の位置に戻すことができ
る。
【0012】このように、この発明の自動注射器は、薬
液を注入するための動力源として作動流体の圧力を使用
するので、モータ等の電磁力を使用しないことから、コ
イル、磁石、電磁鋼板等の重量の大きな部品を不要とす
ることができ、全体的に小型・軽量となり、操作性を向
上することができる。また、この発明の自動注射器は、
第1シリンダの先端側に針を設け、流体供給部から作動
流体を流体チューブにより第2シリンダの第2シリンダ
室に供給し、作動ロッドにより第1シリンダ内のピスト
ンを押進移動させて薬液を注入しているため、チューブ
を使い捨てすることがなく、使い捨てを不要とすること
ができる。
【0013】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1・図2は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図1において、2は薬剤(例えば、歯科用の
麻酔薬)を注入する自動注射器である。この自動注射器
2は、薬液が封入される第1シリンダ4を設けている。
第1シリンダ4は、前端側に密封部材6を固着して設
け、密封部材6に針8を挿通して固定して設けている。
また、第1シリンダ4は、後端側にシール部材9を摺動
可能に内蔵して設け、このシール部材9に当接されるピ
ストン10を摺動可能に内蔵して設け、このピストン1
0の外周面に第1シリンダ4の内周面との間をシールす
るOリング12を設けている。
【0014】第1シリンダ4は、密封部材6とシール部
材9とにより内部に第1シリンダ室14を区画して設け
ている。シール部材9に当接されるピストン10は、第
1シリンダ室14の薬液を針8から押し出すように、第
1シリンダ室14内を後端側から先端側に向かって押進
動作される。
【0015】この自動注射器2は、第1シリンダ4の後
端側に第2シリンダ16を同軸に設けている。第2シリ
ンダ16は、前端側に仕切部材18を設け、仕切部材1
8の挿通孔20に作動ロッド22を摺動可能に挿通して
設け、仕切部材18の挿通孔20の内周面に作動ロッド
22の外周面との間をシールするOリング24を設けて
いる。作動ロッド22は、前端を第1シリンダ4のピス
トン10の後端側に連絡し、後端側の外周面に第2シリ
ンダ16の内周との間をシールするOリング26を設け
ている。
【0016】第2シリンダ16は、後端側に閉塞部28
を設け、作動流体の流通する連絡孔30を設けている。
第2シリンダ16は、作動ロッド22と閉塞部28とに
より内部に第2シリンダ室32を区画して設けている。
作動ロッド22は、第2シリンダ室32に供給される作
動流体の圧力により直線運動されて、第1シリンダ4の
ピストン10を押進動作させる。
【0017】自動注射器2は、第2シリンダ室32に作
動流体を供給する流体供給部34を設けている。流体供
給部34は、作動流体を封入した第3シリンダ36を設
けている。第3シリンダ36は、一端側に一側壁部38
を設け、一側壁部38に作動流体の流通する供給孔40
を設けている。また、第3シリンダ36は、中間部位に
供給用ピストン42を摺動可能に内蔵して設け、供給用
ピストン42の外周面に第3シリンダ36の内周面との
間をシールするOリング44を設けている。
【0018】さらに、第3シリンダ36は、他端側に他
側壁部46を設け、他側壁部46の挿通孔48に供給用
ロッド50を摺動可能に挿通して設け、他側壁部46の
挿通孔48の内周面に供給用ロッド50の外周面との間
をシールするOリング52を設けている。供給用ロッド
50は、内端を供給用ピストン42の他側に連絡し、外
端を図示しないモータ等の駆動源に連絡して設けてい
る。供給用ロッド50は、駆動源(図示せず)により駆
動され、供給用ピストン42を直線往復動作させる。
【0019】第3シリンダ36は、一側壁部38と供給
用ピストン42とにより内部に流体室54を区画して設
け、作動流体を封入して設けている。第3シリンダ36
は、一側壁部38の供給孔40を流体チューブ56によ
り第2シリンダ16の閉塞部28の連絡孔30に連結し
て設けている。これにより、自動注射器2は、流体供給
部34と第2シリンダ16とを作動流体の流通する流体
チューブ56により連結して設けている。なお、流体チ
ューブ56は、ホース58に内蔵して設けている。
【0020】また、この自動注射器2は、図2に示す如
く、第1シリンダ4と第2シリンダ16とを、本体ケー
ス60とシリンダカバー62と針ホルダ64とにより被
覆して、ハンドピース66を構成している。
【0021】前記本体ケース60は、円筒形状に形成さ
れ、内部に前記第2シリンダ16及び仕切部材18を取
付ける取付孔68を設けている。本体ケース60は、取
付孔68の先端側に前記第2シリンダ16及び仕切部材
18を配設して取付けて設け、後端側を開放して流体チ
ューブ56を挿通している。本体ケース60は、先端側
に径大円筒形状のケース側連結部70を設け、ケース側
連結部70内に前記第1シリンダ4の後端側を配設する
空間72を形成し、ケース側連結部70外周にケース側
雄ねじ部74を設けている。
【0022】前記シリンダカバー62は、円筒形状に形
成され、内部に前記第1シリンダ4を収納する収納孔7
6を設けている。シリンダカバー62は、収納孔76の
後端側に前記ケース側連結部70に外装されるカバー側
連結部78を設け、カバー側連結部78内周にケース側
雄ねじ部74に螺着されるカバー側雌ねじ部80を設け
ている。シリンダカバー62は、先端側に小径円柱形状
のホルダ用連結部82を設け、このホルダ用連結部82
に針8を挿通するカバー側針挿通孔84を形成するとと
もにホルダ用連結部82外周にホルダ用雄ねじ部86を
設けている。
【0023】前記針ホルダ64は、後端側にホルダ用連
結部82に外装されるホルダ側連結部88を設け、ホル
ダ側連結部88内周にホルダ用雄ねじ部86に螺着され
るホルダ側雌ねじ部90を設け、シール部材92を収納
するシール部材収納空間94を設けている。針ホルダ6
4は、先端側に針8を保持する針保持部96を設け、針
保持部96に針8を挿通するホルダ側針挿通孔98を形
成して設けている。
【0024】ハンドピース66は、本体ケース60内に
第2シリンダ16及び仕切部材18を配設して取付け、
シリンダカバー62内に第1シリンダ4を収納して針8
をカバー側針挿通孔84とホルダ側針挿通孔98とに挿
通し、針ホルダ64をシール部材92を介してシリンダ
カバー62の先端側に螺着し、シリンダカバー62のカ
バー側連結部78を本体ケース60のケース側連結部7
0に螺着することにより構成される。
【0025】次に、第1実施例の作用を説明する。
【0026】術者が患者の組織に麻酔薬等の薬液を自動
注射器2により注入する際には、ハンドピース66のシ
リンダカバー62内に薬液を封入した第1シリンダ4を
収納して針ホルダ64により針8を固定し、シリンダカ
バー62を本体ケース60に装着する。ハンドピース6
6に第1シリンダ4を装着した自動注射器2は、本体ケ
ース60に取付けられた第2シリンダ16に作動流体を
供給する流体供給部34を流体チューブ56により連結
されている。
【0027】自動注射器2は、針8の針先を患部の組織
に当てた状態で、流体供給部34の供給用ロッド50を
駆動源(図示せず)により直線押進動作させると、流体
室54の作動流体が流体チューブ56に圧送され、第2
シリンダ16の第2シリンダ室32に作動流体が供給さ
れる。
【0028】自動注射器2は、第2シリンダ16内の第
2シリンダ室32に流体供給部34から作動流体を流体
チューブ56によって供給すると、作動ロッド22が作
動流体の圧力により直線運動される。作動ロッド22
は、第1シリンダ4内の第1シリンダ室14のピストン
10を後端側から先端側に向かって押進動作させ、第1
シリンダ4の薬液を針8から押し出す。
【0029】自動注射器2は、針8から薬液を押し出し
ながら、患部の組織に針8を刺し込むことにより、薬液
を組織に注入させることができる。
【0030】このように、この自動注射器2は、薬液を
注入するための動力源として作動流体の圧力を使用する
ので、モータ等の電磁力を使用しないことから、コイ
ル、磁石、電磁鋼板等の重量の大きな部品を不要とする
ことができるので、全体的に小型・軽量となり、操作性
を向上することができる。したがって、この自動注射器
2は、術者が保持するための労力を軽減させ、術者が神
経を針先に集中させて針先を微妙にコントロールするこ
とが容易となり、これにより、針先を薬液の注入状態に
合わせてゆっくりと進めることが可能となり、薬液を患
部の組織に安定して注入させることができる。
【0031】このため、この自動注射器2は、術者の力
みによる針8のぶれを無くすことができ、ぶれにより針
先に横方向からの力が加わることがないので、この方向
にある薬液に浸潤されていない組織に破壊も生ずること
がなく、また、組織への薬液の注入時に、針先は常に薬
液が噴出しているので、針先が神経繊維に到達しても、
神経繊維が針先から逃げてしまい、神経繊維を切り裂く
ことがなく、痛みが発生することがなく、患者の苦痛を
軽減させることができる。
【0032】また、本体内部に従来の薬液カートリッジ
をシリンダとして構成した注射器においては、本体内部
の薬液カートリッジに一端側を連結したチューブの他端
側に針を連結し、薬液カートリッジ内のピストンを先端
側に向かって押進動作させ、薬液をチューブに圧送して
針から押し出しているため、針及び針と本体とを連結す
るチューブを使い捨てにしていた。しかし、この自動注
射器2は、第1シリンダ4の先端側に針8を設け、流体
供給部34から作動流体を流体チューブ56により第2
シリンダ16内の第2シリンダ室32に供給し、作動ロ
ッド22により第1シリンダ4内のピストン10を押進
移動させて薬液を組織に注入しているため、従来のよう
に流体チューブ56を使い捨てすることがなく、使い捨
てを不要とすることができ、消耗品を低減することがで
きる。
【0033】図3・図4は、この発明の第2実施例を示
すものである。この第2実施例の自動注射器102は、
図3に示す如く、薬液が封入される第1シリンダ104
を設けている。第1シリンダ104は、前端側に密封部
材106を固着して設け、密封部材106に針108を
挿通して固定して設けている。また、第1シリンダ10
4は、後端側にシール部材109を摺動可能に内臓して
設け、このシール部材109に当接されるピストン11
0を摺動可能に内蔵して設け、このピストン110の外
周面に第1シリンダ104の内周面との間をシールする
Oリング112を設けている。
【0034】第1シリンダ104は、密封部材106と
シール部材109とにより内部に第1シリンダ室114
を区画して設けている。シール部材109に当接される
ピストン110は、第1シリンダ室114の薬液を針1
08から押し出すように、第1シリンダ室114内を後
端側から先端側に向かって押進動作される。
【0035】この自動注射器102は、第1シリンダ1
04の後端側に第2シリンダ116を同軸に設けてい
る。第2シリンダ116は、前端側に仕切部材118を
設け、仕切部材118の挿通孔120に作動ロッド12
2を摺動可能に挿通して設け、仕切部材118の挿通孔
120の内周面に作動ロッド122の外周面との間をシ
ールするOリング124を設けている。作動ロッド12
2は、前端を第1シリンダ104のピストン110の後
側に連絡し、後端に作動ピストン126を連絡し、作動
ピストン126の外周面に第2シリンダ116の内周と
の間をシールするOリング128を設けている。
【0036】第2シリンダ116は、後端側に閉塞部1
30を設け、作動流体の流通する押進用連絡孔132を
設けている。また、第2シリンダ116は、前端側近傍
に作動流体の流通する引退用連絡孔134を設けてい
る。
【0037】第2シリンダ116は、仕切部材118と
閉塞部130との間に作動ピストン126により内部に
押進用第2シリンダ室136及び引退用第2シリンダ室
138を区画して設けている。作動ピストン126は、
押進用第2シリンダ室136及び引退用第2シリンダ室
138に供給される作動流体の圧力により直線往復運動
される。前記作動ロッド122は、作動ピストン126
を介して第1シリンダ104のピストン110を押進動
作及び引退動作させる。
【0038】自動注射器102は、押進用第2シリンダ
室136及び引退用第2シリンダ室138に夫々作動流
体を供給する流体供給部140を設けている。流体供給
部140は、作動流体を封入した第3シリンダ142を
設けている。第3シリンダ142は、一端側に一側壁部
144を設け、一側壁部144に押進用作動流体の流通
する押進用供給孔146を設けている。第3シリンダ1
42は、他端側近傍に引退用供給孔148を設けてい
る。
【0039】また、第3シリンダ142は、中間部位に
供給用ピストン150を摺動可能に内蔵して設け、供給
用ピストン150の外周面に第3シリンダ142の内周
面との間をシールするOリング152を設けている。さ
らに、第3シリンダ142は、他端側に他側壁部154
を設け、他側壁部154の挿通孔156に供給用ロッド
158を摺動可能に挿通して設け、他側壁部154の挿
通孔156の内周面に供給用ロッド158の外周面との
間をシールするOリング160を設けている。供給用ロ
ッド158は、内端を供給用ピストン150の他側に連
絡し、外端を図示しないモータ等の駆動源に連絡して設
けている。供給用ロッド158は、駆動源(図示せず)
により駆動され、供給用ピストン150を直線往復動作
させる。
【0040】第3シリンダ142は、一側壁部144と
他側壁部154との間に供給用ピストン150により内
部に押進用流体室162及び引退用流体室164を区画
して設け、夫々作動流体を封入して設けている。第3シ
リンダ142は、一側壁部144の押進用供給孔146
を押進用流体チューブ166により第2シリンダ116
の閉塞部130の押進用連絡孔132に連結して設けて
いる。第3シリンダ142は、他側壁部144近傍の引
退用供給孔148を引退用流体チューブ168により第
2シリンダ116の閉塞部材118近傍の引退用連絡孔
134に連結して設けている。
【0041】これにより、自動注射器102は、流体供
給部140と第2シリンダ116とを押進用作動流体の
流通する押進用流体チューブ166及び引退用作動流体
の流通する引退用流体チューブ168により連結して設
けている。なお、押進用流体チューブ166及び引退用
流体チューブ168は、ホース170に内蔵して設けて
いる。
【0042】また、この自動注射器102は、図4に示
す如く、第1シリンダ104と第2シリンダ116と
を、本体ケース172とシリンダカバー174と針ホル
ダ176とにより被覆して、ハンドピース178を構成
している。
【0043】前記本体ケース172は、円筒形状に形成
され、内部に前記第2シリンダ116及び仕切部材11
8を取付ける取付孔180を設けている。本体ケース1
72は、取付孔180の先端側に前記第2シリンダ11
6及び仕切部材118を配設して取付けて設け、後端側
を開放して押進用流体チューブ166及び引退用流体チ
ューブ168を挿通している。本体ケース172は、先
端側に径大円筒形状のケース側連結部182を設け、ケ
ース側連結部182内に前記第1シリンダ104の後端
側を配設する空間184を形成し、ケース側連結部18
2外周にケース側雄ねじ部186を設けている。
【0044】前記シリンダカバー174は、円筒形状に
形成され、内部に前記第1シリンダ104を収納する収
納孔188を設けている。シリンダカバー174は、収
納孔188の後端側に前記ケース側連結部182に外装
されるカバー側連結部190を設け、カバー側連結部1
90内周にケース側雄ねじ部186に螺着されるカバー
側雌ねじ部192を設けている。シリンダカバー174
は、先端側に小径円柱形状のホルダ用連結部194を設
け、このホルダ用連結部194に針108を挿通するカ
バー側針挿通孔196を形成するとともにホルダ用連結
部194外周にホルダ用雄ねじ部198を設けている。
【0045】前記針ホルダ176は、後端側にホルダ用
連結部194に外装されるホルダ側連結部200を設
け、ホルダ側連結部200内周にホルダ用雄ねじ部19
8に螺着されるホルダ側雌ねじ部202を設け、シール
部材204を収納するシール部材収納空間206を設け
ている。針ホルダ176は、先端側に針108を保持す
る針保持部208を設け、針保持部208に針108を
挿通するホルダ側針挿通孔210を形成して設けてい
る。
【0046】ハンドピース178は、本体ケース172
内に第2シリンダ116及び仕切部材118を配設して
取付け、シリンダカバー174内に第1シリンダ104
を収納して針108をカバー側針挿通孔196とホルダ
側針挿通孔210とに挿通し、針ホルダ176をシール
部材204を介してシリンダカバー174の先端側に螺
着し、シリンダカバー174のカバー側連結部190を
本体ケース172のケース側連結部182に螺着するこ
とにより構成される。
【0047】次に、第2実施例の作用を説明する。
【0048】術者が患者の組織に麻酔薬等の薬液を自動
注射器102により注入する際には、ハンドピース17
8のシリンダカバー174内に薬液を封入した第1シリ
ンダ104を収納して針ホルダ176により針108を
固定し、シリンダカバー174を本体ケース172に装
着する。ハンドピース178に第1シリンダ104を装
着した自動注射器102は、本体ケース172に取付け
られた第2シリンダ116に作動流体を供給する流体供
給部140を押進用流体チューブ166及び引退用流体
チューブ168により連結されている。
【0049】自動注射器102は、針108の針先を患
部の組織に当てた状態で、流体供給部140の供給用ロ
ッド158を駆動源(図示せず)により直線押進動作さ
せると、押進用流体室162の作動流体が押進用流体チ
ューブ166に圧送され、第2シリンダ116の押進用
第2シリンダ室136に作動流体が供給される。
【0050】自動注射器102は、第2シリンダ116
内の押進用第2シリンダ室136に流体供給部140か
ら作動流体を押進用流体チューブ166によって供給す
ると、作動ロッド122が作動流体の圧力により直線押
進運動される。作動ロッド122は、第1シリンダ10
4内の第1シリンダ室114のピストン110を後端側
から先端側に向かって押進動作させ、第1シリンダ10
4の薬液を針108から押し出す。
【0051】自動注射器102は、針108から薬液を
押し出しながら、患部の組織に針108を刺し込むこと
により、薬液を組織に注入させることができる。
【0052】また、自動注射器102は、薬液の注入が
終了して針108を組織から抜いた後に、流体供給部1
40の供給用ロッド158を駆動源(図示せず)により
直線引退動作させると、引退用流体室164の作動流体
が引退用流体チューブ168に圧送され、第2シリンダ
116の引退用第2シリンダ室138に作動流体が供給
される。
【0053】自動注射器102は、第2シリンダ116
内の引退用第2シリンダ室138に作動流体を供給する
と、作動ロッド122が作動流体の圧力により直線引退
運動され、第1シリンダ104内のピストン110を前
端側から後端側に向かって引退動作させ、ピストン11
0を元の後端側の位置に戻すことができる。
【0054】このように、第2実施例の自動注射器10
2は、薬液を注入するための動力源として作動流体の圧
力を使用するので、モータ等の電磁力を使用しないこと
から、コイル、磁石、電磁鋼板等の重量の大きな部品を
不要とすることができるので、全体的に小型・軽量とな
り、操作性を向上することができる。したがって、この
自動注射器102は、術者が保持するための労力を軽減
させ、術者が神経を針先に集中させて針先を微妙にコン
トロールすることが容易となり、これにより、針先を薬
液の注入状態に合わせてゆっくりと進めることが可能と
なり、薬液を患部の組織に安定して注入させることがで
きる。
【0055】このため、この自動注射器102は、術者
の力みによる針108のぶれを無くすことができ、ぶれ
により針先に横方向からの力が加わることがないので、
この方向にある薬液に浸潤されていない組織に破壊も生
ずることがなく、また、組織への薬液の注入時に、針先
は常に薬液が噴出しているので、針先が神経繊維に到達
しても、神経繊維が針先から逃げてしまい、神経繊維を
切り裂くことがなく、痛みが発生することがなく、患者
の苦痛を軽減させることができる。
【0056】また、本体内部に従来の薬液カートリッジ
をシリンダとして構成した注射器においては、本体内部
の薬液カートリッジに一端側を連結したチューブの他端
側に針を連結し、薬液カートリッジ内のピストンを先端
側に向かって押進動作させ、薬液をチューブに圧送して
針から押し出しているため、針及び針と本体とを連結す
るチューブを使い捨てにしていた。しかし、この自動注
射器102は、第1シリンダ104の先端側に針108
を設け、流体供給部140から作動流体を押進用流体チ
ューブ166により第2シリンダ116内の押進用第2
シリンダ室136に供給し、作動ロッド122により第
1シリンダ104内のピストン110を押進移動させて
薬液を組織に注入しているため、従来のように流体チュ
ーブを使い捨てすることがなく、使い捨てを不要とする
ことができ、消耗品を低減することができる。
【0057】さらに、この自動注射器102は、流体供
給部140から作動流体を引退用流体チューブ168に
より第2シリンダ116内の引退用第2シリンダ室13
8に供給し、作動ロッド122によりピストン110を
引退移動させて元の位置に戻すことができるため、次の
薬液注入のための第1シリンダ104の交換を容易にす
ることができる。
【0058】なお、この発明は、上述の実施例に限定さ
れず、種々応用改変が可能であることは勿論である。
【0059】例えば、上述実施例においては、第2シリ
ンダに作動流体を供給して作動ロッドを直線運動させた
が、仕切部材の挿通孔と作動ロッドとをねじ嵌合として
作動ロッドを回転しつつ直線運動させることにより、単
純な直線運転よりも作動ロッドの移動速度を安定させる
ことができ、これにより、第1シリンダのピストンの押
進動作を安定させて薬液の押し出し量を定量とすること
ができる。
【0060】
【発明の効果】このように、この発明の自動注射器は、
薬液を注入するための動力源として作動流体の圧力を使
用するので、モータ等の電磁力を使用しないことから、
コイル、磁石、電磁鋼板等の重量の大きな部品を不要と
するので、全体的に小型・軽量となり、操作性が向上
し、術者が保持するための労力を軽減させ、術者が神経
を針先に集中させて針先を微妙にコントロールすること
が容易となり、これにより、針先を薬液の注入状態に合
わせてゆっくりと進めることが可能となり、薬液を安定
して注入させることができる。
【0061】よって、この発明の自動注射器は、術者の
力みによる針のぶれを無くすことができ、針先に横方向
からの力が加わることがないので、この方向にある薬液
に浸潤されていない組織に破壊も生ずることがなく、ま
た、組織への薬液の注入時に、針先は常に薬液が噴出し
ているので、針先が神経繊維に到達しても、神経繊維が
針先から逃げてしまい、神経繊維を切り裂くことがな
く、痛みが発生することがなく、患者の苦痛を軽減させ
ることができる。
【0062】また、本体内部に従来の薬液カートリッジ
をシリンダとして構成した注射器においては、本体内部
の薬液カートリッジに一端側を連結したチューブの他端
側に針を連結し、薬液カートリッジ内のピストンを先端
側に向かって押進動作させ、薬液をチューブに圧送して
針から押し出しているため、針及び針と本体とを連結す
るチューブを使い捨てにしていた。しかし、この発明の
自動注射器は、第1シリンダの先端側に針を設け、流体
供給部から作動流体を流体チューブにより第2シリンダ
に供給し、作動ロッドにより第1シリンダ内のピストン
を押進移動させて薬液を注入しているため、流体チュー
ブを使い捨てすることがなく、使い捨てを不要とするこ
とができ、消耗品を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す自動注射器の概略構成図であ
る。
【図2】自動注射器のハンドピースの断面図である。
【図3】第2実施例を示す自動注射器の概略構成図であ
る。
【図4】自動注射器のハンドピースの断面図である。
【符号の説明】
2 自動注射器 4 第1シリンダ 8 針 10 ピストン 14 第1シリンダ室 16 第2シリンダ 22 作動ロッド 32 第2シリンダ室 34 流体供給部 36 第3シリンダ 42 供給用ピストン 50 供給用ロッド 54 流体室 56 流体チューブ 58 ホース 60 本体ケース 62 シリンダカバー 64 針ホルダ 66 ハンドピース

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬液が封入される第1シリンダを設け、
    この第1シリンダの先端側に針を設け、前記第1シリン
    ダの薬液を前記針から押し出すように前記第1シリンダ
    内を後端側から先端側に向かって押進動作されるピスト
    ンを設け、前記第1シリンダの後端側に第2シリンダを
    同軸に設け、この第2シリンダ内に第2シリンダ室を区
    画して設け、この第2シリンダ室に供給される作動流体
    の圧力により直線運動されて前記ピストンを押進動作さ
    せる作動ロッドを設け、前記第2シリンダ室に作動流体
    を供給する流体供給部を設け、この流体供給部と前記第
    2シリンダとを作動流体の流通する流体チューブにより
    連結して設けたことを特徴とする自動注射器。
  2. 【請求項2】 前記流体供給部は、作動流体を封入した
    第3シリンダを設け、この第3シリンダ内に供給用ピス
    トンにより流体室を区画して設け、前記供給用ピストン
    を直線往復動作させる供給用ロッドを設け、前記流体室
    と前記第2シリンダの第2シリンダ室とを作動流体の流
    通する流体チューブにより連結して設けたことを特徴と
    する請求項1に記載の自動注射器。
  3. 【請求項3】 薬液が封入される第1シリンダを設け、
    この第1シリンダの先端側に針を設け、前記第1シリン
    ダの薬液を前記針から押し出すように前記第1シリンダ
    内を後端側から先端側に向かって押進動作されるピスト
    ンを設け、前記第1シリンダの後端側に第2シリンダを
    同軸に設け、この第2シリンダ内に作動用ピストンによ
    り押進用第2シリンダ室及び引退用第2シリンダ室を区
    画して設け、これら押進用第2シリンダ室及び引退用第
    2シリンダ室に供給される作動流体の圧力により前記作
    動用ピストンを介して直線往復運動されて前記ピストン
    を押進動作及び引退動作させる作動ロッドを設け、前記
    押進用第2シリンダ室及び引退用第2シリンダ室に夫々
    作動流体を供給する流体供給部を設け、この流体供給部
    と前記第2シリンダとを夫々押進用作動流体の流通する
    押進用流体チューブ及び引退用作動流体の流通する引退
    用流体チューブにより連結して設けたことを特徴とする
    自動注射器。
  4. 【請求項4】 前記流体供給部は、作動流体を封入した
    第3シリンダを設け、この第3シリンダ内に供給用ピス
    トンにより押進用流体室及び引退用流体室を区画して設
    け、前記供給用ピストンを直線往復動作させる供給用ロ
    ッドを設け、前記押進用流体室と前記第2シリンダの押
    進用第2シリンダ室とを押進用作動流体の流通する押進
    用流体チューブにより連結して設け、前記引退用流体室
    と前記第2シリンダの引退用第2シリンダ室とを引退用
    作動流体の流通する引退用流体チューブにより連結して
    設けたことを特徴とする請求項3に記載の自動注射器。
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