JP2001321270A - 自動煮物機器 - Google Patents
自動煮物機器Info
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- JP2001321270A JP2001321270A JP2000145684A JP2000145684A JP2001321270A JP 2001321270 A JP2001321270 A JP 2001321270A JP 2000145684 A JP2000145684 A JP 2000145684A JP 2000145684 A JP2000145684 A JP 2000145684A JP 2001321270 A JP2001321270 A JP 2001321270A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 誰にでも容易に煮物が作れ、しかも、煮物を
作っている間も束縛されず、煮物を焦げつかさせないよ
うにした自動煮物機器を提供すること。 【解決手段】 具と煮汁12を入れて炊く釜2の外側の
下部に煮汁12の水位を検知する水位センサー10を配
設する。バーナー部3のガスで釜2を炊き、釜2内の煮
汁12の水位が、例えば底から2mmとなった時に水位
センサー10がそれを検知する。水位センサー10から
の検知信号が制御部11に入力され、制御部11がバー
ナーバルブ5を遮断して釜2の加熱を停止する。これに
より、残った煮汁12が余熱を吸収し、具が焦げ付くこ
とがなく、煮物を容易に焦げ付かせることなく煮物を作
ることができる。
作っている間も束縛されず、煮物を焦げつかさせないよ
うにした自動煮物機器を提供すること。 【解決手段】 具と煮汁12を入れて炊く釜2の外側の
下部に煮汁12の水位を検知する水位センサー10を配
設する。バーナー部3のガスで釜2を炊き、釜2内の煮
汁12の水位が、例えば底から2mmとなった時に水位
センサー10がそれを検知する。水位センサー10から
の検知信号が制御部11に入力され、制御部11がバー
ナーバルブ5を遮断して釜2の加熱を停止する。これに
より、残った煮汁12が余熱を吸収し、具が焦げ付くこ
とがなく、煮物を容易に焦げ付かせることなく煮物を作
ることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釜に張った出し汁
内に具を入れて煮物を作る自動煮物機器に関するもので
ある。
内に具を入れて煮物を作る自動煮物機器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】煮物を作る場合、従来より炊飯器やナベ
などを用いるのが一般的であり、例えば、具として水で
戻した角切りコンブ、ジャコ、山椒の実、ゴマを、出し
汁を張った炊飯器の中に入れて作る。この炊飯器で、何
分かして(例えば、20分弱)スイッチが切れ、炊飯器
の釜から出来上がった煮物を取り出す。また、同様にナ
ベで煮物を作る場合には、具の状態を常に見ておき、出
来上がりそうな状態で、ガスまたは電気を停止して加熱
するのをやめることになる。
などを用いるのが一般的であり、例えば、具として水で
戻した角切りコンブ、ジャコ、山椒の実、ゴマを、出し
汁を張った炊飯器の中に入れて作る。この炊飯器で、何
分かして(例えば、20分弱)スイッチが切れ、炊飯器
の釜から出来上がった煮物を取り出す。また、同様にナ
ベで煮物を作る場合には、具の状態を常に見ておき、出
来上がりそうな状態で、ガスまたは電気を停止して加熱
するのをやめることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のようにナベで煮
物を作る場合には、具が焦げつかないように人が常にナ
ベの横にいて見ておく必要がある。しかし、炊飯器の場
合は、通常は自動的に電気またはガスを遮断できるよう
になっているので、煮物を自動的に作ることができるよ
うにはなっている。そのため、炊飯器を利用した場合に
は、材料を釜の中に入れてスイッチをオンした後は、ほ
ったらかしにできるし、その上、出来ばえは初心者でも
何とかできるものである。
物を作る場合には、具が焦げつかないように人が常にナ
ベの横にいて見ておく必要がある。しかし、炊飯器の場
合は、通常は自動的に電気またはガスを遮断できるよう
になっているので、煮物を自動的に作ることができるよ
うにはなっている。そのため、炊飯器を利用した場合に
は、材料を釜の中に入れてスイッチをオンした後は、ほ
ったらかしにできるし、その上、出来ばえは初心者でも
何とかできるものである。
【0004】しかしながら、炊飯器を利用した場合には
以下に示す問題がある。すなわち、調味料を加えた汁で
炊く場合、スイッチが切れると同時に具を取り出さなけ
れば具が焦げついてしまう。また、スイッチが切れた直
後は具と釜が非常に熱くなっているので、取り出す際に
手を火傷する恐れがある。しかし、スイッチが切れた後
は釜内には水分(出し汁)がほとんど残っていないの
で、上述したように余熱で具が焦げついてしまうことに
なる。
以下に示す問題がある。すなわち、調味料を加えた汁で
炊く場合、スイッチが切れると同時に具を取り出さなけ
れば具が焦げついてしまう。また、スイッチが切れた直
後は具と釜が非常に熱くなっているので、取り出す際に
手を火傷する恐れがある。しかし、スイッチが切れた後
は釜内には水分(出し汁)がほとんど残っていないの
で、上述したように余熱で具が焦げついてしまうことに
なる。
【0005】また、圧力鍋で煮物を作ることもできる
が、圧力鍋では炊いている途中で蓋をあけて、加えたい
食材(すぐ煮えるもの)を入れて、再び煮るということ
ができない。圧力鍋は一旦仕掛けると、内部の蒸気が抜
けるまでは絶対に蓋を開けることができない構造(使い
方)となっている。また、途中で蓋を開けると非常に危
険である。ゆえに、途中での蓋あけは絶対にしてはなら
ないことである。
が、圧力鍋では炊いている途中で蓋をあけて、加えたい
食材(すぐ煮えるもの)を入れて、再び煮るということ
ができない。圧力鍋は一旦仕掛けると、内部の蒸気が抜
けるまでは絶対に蓋を開けることができない構造(使い
方)となっている。また、途中で蓋を開けると非常に危
険である。ゆえに、途中での蓋あけは絶対にしてはなら
ないことである。
【0006】さらに、ナベや炊飯器とは異なり、コンロ
側でナベの焦げつきを防止するようにしたのも既に提供
されている。しかし、かかる機能は、コンロ側に配設し
たセンサーにより、煮物の調理時に、焦げつきを感知し
た時に、ガスあるいは電気を自動的に停止させるように
しているものであり、具が焦げつく前にガスなどを停止
させるようにしているのではない。そのため、ガスなど
を停止させた後の余熱により具がさらに焦げつく恐れが
ある。
側でナベの焦げつきを防止するようにしたのも既に提供
されている。しかし、かかる機能は、コンロ側に配設し
たセンサーにより、煮物の調理時に、焦げつきを感知し
た時に、ガスあるいは電気を自動的に停止させるように
しているものであり、具が焦げつく前にガスなどを停止
させるようにしているのではない。そのため、ガスなど
を停止させた後の余熱により具がさらに焦げつく恐れが
ある。
【0007】このように、忙しい主婦が煮物を作ろうと
すると、時間がかかる上に、焦げつかないようにしよう
とすると、傍にいなくてはならず、その間束縛されるこ
とになる。しかも、ナベなどの傍にいても、ちょっと気
を許すと焦げつかせてしまうという問題があった。
すると、時間がかかる上に、焦げつかないようにしよう
とすると、傍にいなくてはならず、その間束縛されるこ
とになる。しかも、ナベなどの傍にいても、ちょっと気
を許すと焦げつかせてしまうという問題があった。
【0008】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、誰にでも容易に煮物が作れ、しかも、煮物を作
っている間も束縛されず、煮物を焦げつかさせないよう
にした自動煮物機器を提供することを目的としているも
のである。
あって、誰にでも容易に煮物が作れ、しかも、煮物を作
っている間も束縛されず、煮物を焦げつかさせないよう
にした自動煮物機器を提供することを目的としているも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の自動煮物機器では、具と煮汁12を予め入れて
炊く釜2と、この釜2の下面側から釜2を加熱するため
にガスあるいは電気からなる加熱手段3と、釜2内の煮
汁12が残っている状態で煮汁12の水位を検知する水
位センサー10と、水位センサー10からの検知信号に
より上記加熱手段3による加熱を停止させる制御部11
とで構成されていることを特徴としている。
1記載の自動煮物機器では、具と煮汁12を予め入れて
炊く釜2と、この釜2の下面側から釜2を加熱するため
にガスあるいは電気からなる加熱手段3と、釜2内の煮
汁12が残っている状態で煮汁12の水位を検知する水
位センサー10と、水位センサー10からの検知信号に
より上記加熱手段3による加熱を停止させる制御部11
とで構成されていることを特徴としている。
【0010】かかる構成により、釜2への加熱が停止し
た状態においては、釜2内にはまだ煮汁12が残ってい
るので、加熱停止後の余熱は残っている煮汁12にて吸
収されることになる。これにより、従来のように余熱に
より具が焦げ付くことがなくなり、簡単に誰にでも煮物
を作ることができる。
た状態においては、釜2内にはまだ煮汁12が残ってい
るので、加熱停止後の余熱は残っている煮汁12にて吸
収されることになる。これにより、従来のように余熱に
より具が焦げ付くことがなくなり、簡単に誰にでも煮物
を作ることができる。
【0011】請求項2記載の自動煮物機器では、上記水
位センサー10による検知は、少なくとも釜2の底から
2mmとしていることを特徴としている。
位センサー10による検知は、少なくとも釜2の底から
2mmとしていることを特徴としている。
【0012】これにより、残っている煮汁12は、余熱
で飛ぶ煮汁12の分量とほぼ対応することになり、煮物
が焦げ付くことはない。
で飛ぶ煮汁12の分量とほぼ対応することになり、煮物
が焦げ付くことはない。
【0013】また、請求項3記載の自動煮物機器では、
上記水位センサー10を複数個配設し、煮汁12の検知
水位を任意に設定可能としていることを特徴としてい
る。
上記水位センサー10を複数個配設し、煮汁12の検知
水位を任意に設定可能としていることを特徴としてい
る。
【0014】これにより、具の材料により煮汁12が少
ない方が良い場合や、煮汁12が多い方が良い場合で
も、煮物を作るの具の材料に対応させることができ、ど
のような材料の食材でも焦げ付かないように容易に煮物
を作ることができる。
ない方が良い場合や、煮汁12が多い方が良い場合で
も、煮物を作るの具の材料に対応させることができ、ど
のような材料の食材でも焦げ付かないように容易に煮物
を作ることができる。
【0015】請求項4記載の自動煮物機器では、上記釜
2の内部と連通して煮汁12を通す連通管34を釜2の
側面に上下方向に配設し、外部からの操作により上記連
通管34に対して任意の高さ位置に水位センサー10を
設定可能としていることを特徴としている。
2の内部と連通して煮汁12を通す連通管34を釜2の
側面に上下方向に配設し、外部からの操作により上記連
通管34に対して任意の高さ位置に水位センサー10を
設定可能としていることを特徴としている。
【0016】これにより、水位センサー10の高さ位置
を任意に設定できるので、具の種類に応じて残す煮汁1
2の量を任意に調整でき、そのため、どのような具を用
いても容易に煮物を作ることができる。
を任意に設定できるので、具の種類に応じて残す煮汁1
2の量を任意に調整でき、そのため、どのような具を用
いても容易に煮物を作ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。なお、本発明の自動煮物機
器は、専用の自動煮物機器でも良く、炊飯器に自動煮物
機能を付加した自動煮物機器でも良い。また、加熱手段
としては、ガスでも電気でも適用することができるもの
である。
を参照して詳細に説明する。なお、本発明の自動煮物機
器は、専用の自動煮物機器でも良く、炊飯器に自動煮物
機能を付加した自動煮物機器でも良い。また、加熱手段
としては、ガスでも電気でも適用することができるもの
である。
【0018】図1は加熱手段をガスとし、一般的な炊飯
器と同様の構造を持った専用の自動煮物機器1の概略構
成図を示している。釜2の底面側には釜2をガスで加熱
するためのバーナー部3が配設されており、このバーナ
ー部3へは、メインバルブ4、電磁弁で構成したバーナ
ーバルブ5を介してガスが供給されるようになってい
る。また、メインバルブ4から保温バルブ6を介して保
温バーナー7にガスが供給されるようになっている。
器と同様の構造を持った専用の自動煮物機器1の概略構
成図を示している。釜2の底面側には釜2をガスで加熱
するためのバーナー部3が配設されており、このバーナ
ー部3へは、メインバルブ4、電磁弁で構成したバーナ
ーバルブ5を介してガスが供給されるようになってい
る。また、メインバルブ4から保温バルブ6を介して保
温バーナー7にガスが供給されるようになっている。
【0019】なお、バーナー部3、保温バーナー7、メ
インバルブ4、保温バルブ6の構成は、通常の炊飯器に
設けられている物と同じであり、また、バーナー部3の
火力調整用のレバーや、釜2の温度を検知して所定温度
以上の場合にはメインバルブ4を閉とする安全装置など
は一般的に炊飯器に付設されているのと同じなので、そ
の説明は省略する。
インバルブ4、保温バルブ6の構成は、通常の炊飯器に
設けられている物と同じであり、また、バーナー部3の
火力調整用のレバーや、釜2の温度を検知して所定温度
以上の場合にはメインバルブ4を閉とする安全装置など
は一般的に炊飯器に付設されているのと同じなので、そ
の説明は省略する。
【0020】一方、釜2の外側面の下部には、1個ある
いは複数個の水位センサー10が配設されており、この
水位センサー10により釜2内の煮汁12の水位を検知
するようにしている。そして、煮汁12の水位が低くな
って所定の水位になった時に水位センサー10からの検
知信号が出力され、この検知信号が制御部11に入力さ
れる。この検知信号を受けた制御部11によりバーナー
バルブ5を遮断するようにしている。
いは複数個の水位センサー10が配設されており、この
水位センサー10により釜2内の煮汁12の水位を検知
するようにしている。そして、煮汁12の水位が低くな
って所定の水位になった時に水位センサー10からの検
知信号が出力され、この検知信号が制御部11に入力さ
れる。この検知信号を受けた制御部11によりバーナー
バルブ5を遮断するようにしている。
【0021】なお、図1では、水位センサー10は1個
しか図示していないが、もちろん複数個(例えば、2
個、あるいは3個以上)設けている。また、この水位セ
ンサー10としては超音波センサーを用い、この超音波
センサーによる超音波の音響インピーダンスの違いを利
用して煮汁12の水位を検知するようにしている。ま
た、図1では具を図示していないが、具を含んだ煮汁1
2と、煮汁12がない場合の具だけの音響インピーダン
スの変化を利用して煮汁12の水位を検知している。な
お、水位センサー10は1個だけ配設し、水位を1つだ
け検知するようにしても良い。
しか図示していないが、もちろん複数個(例えば、2
個、あるいは3個以上)設けている。また、この水位セ
ンサー10としては超音波センサーを用い、この超音波
センサーによる超音波の音響インピーダンスの違いを利
用して煮汁12の水位を検知するようにしている。ま
た、図1では具を図示していないが、具を含んだ煮汁1
2と、煮汁12がない場合の具だけの音響インピーダン
スの変化を利用して煮汁12の水位を検知している。な
お、水位センサー10は1個だけ配設し、水位を1つだ
け検知するようにしても良い。
【0022】ここで、釜2の底から予め設定する水位と
しては、一番下が2mmとし、水位が上方に向かって1
mmづつ検知できるようにし、一番上の水位を10mm
としている。もちろん、煮汁12の水位を2mmと、4
mmなどの2つとして、これらの水位を検知するように
しても良い。なお、一番下の水位を2mmとしたのは、
通常の家庭で使用されている炊飯器の大きさとした場合
であり、これは家庭の主婦が実験できる大きさの炊飯器
だからである。そのため、釜2の大きさは業務用などの
ひとかかえもあるような釜2の場合は、検知する水位は
それに比例して高くなる。さらに、検知する煮汁12の
高さを10mmとして説明したが、これに限らず、煮汁
12の検知高さを釜2の高さの3/4くらいとしても良
い。この場合、検知の水位ピッチは1mmづつ、あるい
は2mmなど任意のピッチで良い。
しては、一番下が2mmとし、水位が上方に向かって1
mmづつ検知できるようにし、一番上の水位を10mm
としている。もちろん、煮汁12の水位を2mmと、4
mmなどの2つとして、これらの水位を検知するように
しても良い。なお、一番下の水位を2mmとしたのは、
通常の家庭で使用されている炊飯器の大きさとした場合
であり、これは家庭の主婦が実験できる大きさの炊飯器
だからである。そのため、釜2の大きさは業務用などの
ひとかかえもあるような釜2の場合は、検知する水位は
それに比例して高くなる。さらに、検知する煮汁12の
高さを10mmとして説明したが、これに限らず、煮汁
12の検知高さを釜2の高さの3/4くらいとしても良
い。この場合、検知の水位ピッチは1mmづつ、あるい
は2mmなど任意のピッチで良い。
【0023】このように、本発明の自動煮物機器1で
は、釜2に煮汁12と具を入れてバーナー部3で加熱
し、釜2内の煮汁12の水位が少なく底から2mmとな
った時に水位センサー10が煮汁12の水位を検知し、
制御部11を介してバーナーバルブ5を閉じて加熱をス
トップさせている。つまり、釜2内の煮汁12が無くな
ってからガスを遮断するのではなく、釜2内にある程度
煮汁12が残っている時にガスを遮断するようにしてい
るものである。そのため、ガスを遮断しても煮汁12が
残っているので、この残っている煮汁12により余熱を
吸収することになり、そのため、従来のように余熱によ
り具が焦げつくということがない。なお、図1の場合で
は、バーナー部3へガスを供給するバーナーバルブ5を
遮断し、保温バーナー7へのガスは供給されているが、
これは保温させるためであって煮物が焦げつくような火
力はない。しかし、水位センサー10が低下した煮汁1
2の水位を検知した場合に、メインバルブ4を遮断する
ようにしても良い。
は、釜2に煮汁12と具を入れてバーナー部3で加熱
し、釜2内の煮汁12の水位が少なく底から2mmとな
った時に水位センサー10が煮汁12の水位を検知し、
制御部11を介してバーナーバルブ5を閉じて加熱をス
トップさせている。つまり、釜2内の煮汁12が無くな
ってからガスを遮断するのではなく、釜2内にある程度
煮汁12が残っている時にガスを遮断するようにしてい
るものである。そのため、ガスを遮断しても煮汁12が
残っているので、この残っている煮汁12により余熱を
吸収することになり、そのため、従来のように余熱によ
り具が焦げつくということがない。なお、図1の場合で
は、バーナー部3へガスを供給するバーナーバルブ5を
遮断し、保温バーナー7へのガスは供給されているが、
これは保温させるためであって煮物が焦げつくような火
力はない。しかし、水位センサー10が低下した煮汁1
2の水位を検知した場合に、メインバルブ4を遮断する
ようにしても良い。
【0024】したがって、煮汁12が残っている時に自
動的にガスが遮断されるので、忙しい主婦が台所に束縛
されず、焦げつくことなく煮物を作ることができる。ま
た、煮物が焦げつく前にガス、あるいは電気がストップ
するので火事の防止にもなり、忙しい主婦はもとより、
高齢者で煮物をするのが好きな人、単身赴任者、小学生
などでも使いやすい自動煮物機器1を提供することがで
きる。また、最初から煮汁12の中に食材(具)を入れ
て炊いている時の温度(強火、弱火)、時間、煮汁12
の量、具の量、具の性質には関係なく、釜2の底より予
め設定した水位(一番下が2mm)でガス、あるいは電
気が遮断されるので、焦げつかすことなくその煮物に応
じた必要な煮汁12を残して煮物を作ることができる。
動的にガスが遮断されるので、忙しい主婦が台所に束縛
されず、焦げつくことなく煮物を作ることができる。ま
た、煮物が焦げつく前にガス、あるいは電気がストップ
するので火事の防止にもなり、忙しい主婦はもとより、
高齢者で煮物をするのが好きな人、単身赴任者、小学生
などでも使いやすい自動煮物機器1を提供することがで
きる。また、最初から煮汁12の中に食材(具)を入れ
て炊いている時の温度(強火、弱火)、時間、煮汁12
の量、具の量、具の性質には関係なく、釜2の底より予
め設定した水位(一番下が2mm)でガス、あるいは電
気が遮断されるので、焦げつかすことなくその煮物に応
じた必要な煮汁12を残して煮物を作ることができる。
【0025】特に、焦げつきを防止するための最低限の
水位線(釜2の底より2mm)としているのは、スイッ
チが切れてから(ガス、あるいは電気が遮断されてか
ら)放置したとしても、余熱で飛ぶ煮汁12の分量(2
mm分)を見込んであるからであり、これにより、煮物
の焦げ付きを防止しているのである。また、煮汁12が
所定の水位まで下がるまで加熱するので、圧力ナベと違
って、炊いている途中で蓋をあけ、加えたい食材(すぐ
煮えるもの)を入れたり、混ぜ返したり味見をしてか
ら、再び煮ることができる。なお、最初から煮汁12で
炊く場合には、煮くずれを防ぐことができる。なお、煮
汁12と表現しているが、最初に水を入れて炊き、その
後に調味料を加えることが可能なので、特に請求項に記
載している煮汁12は、調味料を最初から加えた出し汁
や、調味料を加える前の水をも含む概念である。
水位線(釜2の底より2mm)としているのは、スイッ
チが切れてから(ガス、あるいは電気が遮断されてか
ら)放置したとしても、余熱で飛ぶ煮汁12の分量(2
mm分)を見込んであるからであり、これにより、煮物
の焦げ付きを防止しているのである。また、煮汁12が
所定の水位まで下がるまで加熱するので、圧力ナベと違
って、炊いている途中で蓋をあけ、加えたい食材(すぐ
煮えるもの)を入れたり、混ぜ返したり味見をしてか
ら、再び煮ることができる。なお、最初から煮汁12で
炊く場合には、煮くずれを防ぐことができる。なお、煮
汁12と表現しているが、最初に水を入れて炊き、その
後に調味料を加えることが可能なので、特に請求項に記
載している煮汁12は、調味料を最初から加えた出し汁
や、調味料を加える前の水をも含む概念である。
【0026】ところで、本自動煮物機器1は、通常の炊
飯器のような構成としているので、フタのない普通のナ
ベで炊くのと比べて、蓋で押さえられているので圧力が
かかっているせいか食材に味がよく染み込み、煮くずれ
を防ぎ照りが出る結果を得た。なお、豆などは一度茹で
ておいて、新たに煮汁12で炊きあげるようにする。こ
の場合、2度炊きすることになるが、この自動煮物機器
1は十分に利用価値はあるものである。また、実験結果
では、釜2の中の温度、圧力が高いのか実証は出来なか
ったが、食材をすっぽりと覆うようにして対流が起こっ
て煮汁12が少なくて済んだ。また、この機能(本発明
の思想)を用いることで、蒸す、茹でる場合にも便利と
なり、また、魚の両面焼きのグリルにも利用すること
で、主婦は便利になる。
飯器のような構成としているので、フタのない普通のナ
ベで炊くのと比べて、蓋で押さえられているので圧力が
かかっているせいか食材に味がよく染み込み、煮くずれ
を防ぎ照りが出る結果を得た。なお、豆などは一度茹で
ておいて、新たに煮汁12で炊きあげるようにする。こ
の場合、2度炊きすることになるが、この自動煮物機器
1は十分に利用価値はあるものである。また、実験結果
では、釜2の中の温度、圧力が高いのか実証は出来なか
ったが、食材をすっぽりと覆うようにして対流が起こっ
て煮汁12が少なくて済んだ。また、この機能(本発明
の思想)を用いることで、蒸す、茹でる場合にも便利と
なり、また、魚の両面焼きのグリルにも利用すること
で、主婦は便利になる。
【0027】図1の説明では、専用の自動煮物機器1と
して説明したが、上述したように通常の炊飯器に自動煮
物機能を備えても良いのはもちろんであり、かかる場合
の操作部20の構成を図2に示す。操作部20の炊飯用
スイッチ21を押せば、通常の炊飯器として機能し、煮
物用スイッチ22を押すと上述の自動煮物機器1として
機能するようになっている。また、煮物用スイッチ22
の横には、釜2内の煮汁12の水位がどの高さになった
時にガスや電気を遮断するかの操作ボタン23、24が
設けてある。例えば、下側の操作ボタン24を押すと、
煮汁12の水位が下から2mmになった時にガス等が遮
断されるようになっており、また、上の操作ボタン23
を押すと、煮汁12の水位が下から例えば、4mm〜5
0mmのいずれかの水位になった時にガス等が遮断され
るようになっている。なお、専用の自動煮物機器1の場
合は、炊飯用スイッチ21がないだけである。
して説明したが、上述したように通常の炊飯器に自動煮
物機能を備えても良いのはもちろんであり、かかる場合
の操作部20の構成を図2に示す。操作部20の炊飯用
スイッチ21を押せば、通常の炊飯器として機能し、煮
物用スイッチ22を押すと上述の自動煮物機器1として
機能するようになっている。また、煮物用スイッチ22
の横には、釜2内の煮汁12の水位がどの高さになった
時にガスや電気を遮断するかの操作ボタン23、24が
設けてある。例えば、下側の操作ボタン24を押すと、
煮汁12の水位が下から2mmになった時にガス等が遮
断されるようになっており、また、上の操作ボタン23
を押すと、煮汁12の水位が下から例えば、4mm〜5
0mmのいずれかの水位になった時にガス等が遮断され
るようになっている。なお、専用の自動煮物機器1の場
合は、炊飯用スイッチ21がないだけである。
【0028】これは、煮物を作る時に、煮汁12はない
方が良いもの(煮汁12が無くなる一歩手前でガス等を
遮断)や、また、煮汁12があった方がよいものがある
からである。煮汁12がない方が良い食材としては、例
えば、佃煮類、ちらし寿司の具(この場合、手を使うこ
となく、釜2から取り出してすぐに寿司飯と混ぜること
ができる)、なめたけ(実験結果では、市販の瓶詰され
ているなめたけと同じようなものができた)等である。
また、煮汁12があった方が良い食材としては、里芋の
煮っころがし、サバの味噌煮、ヒジキの煮物、カレー、
シチューなどのルーを入れる前の具の煮込み、また、い
わゆる「おふくろの味」と言われる煮物などである。
方が良いもの(煮汁12が無くなる一歩手前でガス等を
遮断)や、また、煮汁12があった方がよいものがある
からである。煮汁12がない方が良い食材としては、例
えば、佃煮類、ちらし寿司の具(この場合、手を使うこ
となく、釜2から取り出してすぐに寿司飯と混ぜること
ができる)、なめたけ(実験結果では、市販の瓶詰され
ているなめたけと同じようなものができた)等である。
また、煮汁12があった方が良い食材としては、里芋の
煮っころがし、サバの味噌煮、ヒジキの煮物、カレー、
シチューなどのルーを入れる前の具の煮込み、また、い
わゆる「おふくろの味」と言われる煮物などである。
【0029】また、水位センサー10を複数個配設し、
操作ボタン23、24を押操作することで、ガスあるい
は電気の遮断する時の煮汁12の水位を適宜設定するよ
うにしても良い。この場合、例えば、操作ボタン23を
1回押操作する毎に、検知水位を1mmづつ上げるよう
にし、反対に操作ボタン24を1回押操作する毎に、検
知水位を1mmづつ下げるように設定するものである。
もちろん、最低の検知水位は、釜2の底から2mmとし
ている。
操作ボタン23、24を押操作することで、ガスあるい
は電気の遮断する時の煮汁12の水位を適宜設定するよ
うにしても良い。この場合、例えば、操作ボタン23を
1回押操作する毎に、検知水位を1mmづつ上げるよう
にし、反対に操作ボタン24を1回押操作する毎に、検
知水位を1mmづつ下げるように設定するものである。
もちろん、最低の検知水位は、釜2の底から2mmとし
ている。
【0030】図3は加熱手段を電気とした場合であり、
基本的な構成は先の実施形態と同様である。通常はスイ
ッチ部27を介してヒーター部26に電源が供給され
て、釜2を加熱している。水位センサー10が予め設定
した水位を検知すると、制御部11によりスイッチ部2
7を遮断して、ヒーター部26への電源を遮断するよう
になっている。他の構成は先の実施形態と同様なので、
説明は省略する。
基本的な構成は先の実施形態と同様である。通常はスイ
ッチ部27を介してヒーター部26に電源が供給され
て、釜2を加熱している。水位センサー10が予め設定
した水位を検知すると、制御部11によりスイッチ部2
7を遮断して、ヒーター部26への電源を遮断するよう
になっている。他の構成は先の実施形態と同様なので、
説明は省略する。
【0031】図4は煮汁12の水位を検知するための他
の構成を示し、釜2の側面に上下方向に沿って断面が略
半円状の突部30を一体に突設し、この突部30の開口
面に煮汁12だけを透過させるフィルター32を配設
し、突部30の内面とフィルター32で囲まれる部分を
煮汁12の水位を検知する検知部31としたものであ
る。フィルター32により具は阻止されて検知部31内
には煮汁12のみが通過し、釜2の内部と検知部31の
内部の煮汁12の水位が同じになるので、この突部30
の外側に複数の水位センサー10(先の実施形態と同様
の超音波センサー)を上下方向に配設することで、任意
の水位を設定することができる。また、突部30の部分
だけを耐熱性で透明の部材で構成しても良い。かかる場
合には、フォトカップラーなどの低コストな材料で水位
センサー10を構成することができる。
の構成を示し、釜2の側面に上下方向に沿って断面が略
半円状の突部30を一体に突設し、この突部30の開口
面に煮汁12だけを透過させるフィルター32を配設
し、突部30の内面とフィルター32で囲まれる部分を
煮汁12の水位を検知する検知部31としたものであ
る。フィルター32により具は阻止されて検知部31内
には煮汁12のみが通過し、釜2の内部と検知部31の
内部の煮汁12の水位が同じになるので、この突部30
の外側に複数の水位センサー10(先の実施形態と同様
の超音波センサー)を上下方向に配設することで、任意
の水位を設定することができる。また、突部30の部分
だけを耐熱性で透明の部材で構成しても良い。かかる場
合には、フォトカップラーなどの低コストな材料で水位
センサー10を構成することができる。
【0032】また、図5は煮汁12の水位を検知するた
めの更に他の構成を示し、釜2の側面に金属製あるいは
耐熱性で透明な材料からなる連通管34を配設したもの
である。連通管34の上下を釜2内に貫通させ、その開
口面に煮汁12だけを透過させるフィルター35をそれ
ぞれ配設し、煮汁12を連通管34内に透過させて、煮
汁12の水位を水位センサー10(超音波センサーやフ
ォトカップラーなど)で検知するようにしたものであ
る。
めの更に他の構成を示し、釜2の側面に金属製あるいは
耐熱性で透明な材料からなる連通管34を配設したもの
である。連通管34の上下を釜2内に貫通させ、その開
口面に煮汁12だけを透過させるフィルター35をそれ
ぞれ配設し、煮汁12を連通管34内に透過させて、煮
汁12の水位を水位センサー10(超音波センサーやフ
ォトカップラーなど)で検知するようにしたものであ
る。
【0033】また、図5に示す構成と図2に示す操作部
20の構成とを組み合わせて専用の自動煮物機器1や、
炊飯器に自動煮物機器の機能を加えるようにしても良
い。
20の構成とを組み合わせて専用の自動煮物機器1や、
炊飯器に自動煮物機器の機能を加えるようにしても良
い。
【0034】さらに、図5に示す構成に図6に示す構成
を加えるようにしても良い。すなわち、本体ケース40
の側面に連通管34と対応した窓部41を形成し、この
窓部41を介して連通管34内の煮汁12の水位が見え
るようにしている。また、窓部41の側方にスリット4
2を形成し、このスリット42に沿って操作レバー43
を上下方向にスライド自在に設けている。この操作レバ
ー43の先端には連通管34に近接した水位センサー1
0を設けており、操作レバー43を上下にスライドさせ
ることで、該操作レバー43と共に水位センサー10も
上下にスライドさせることができるようになっている。
操作レバー43を任意の位置に設定することで、水位セ
ンサー10を任意の高さ位置に設定可能としている。
を加えるようにしても良い。すなわち、本体ケース40
の側面に連通管34と対応した窓部41を形成し、この
窓部41を介して連通管34内の煮汁12の水位が見え
るようにしている。また、窓部41の側方にスリット4
2を形成し、このスリット42に沿って操作レバー43
を上下方向にスライド自在に設けている。この操作レバ
ー43の先端には連通管34に近接した水位センサー1
0を設けており、操作レバー43を上下にスライドさせ
ることで、該操作レバー43と共に水位センサー10も
上下にスライドさせることができるようになっている。
操作レバー43を任意の位置に設定することで、水位セ
ンサー10を任意の高さ位置に設定可能としている。
【0035】操作レバー43に設けた水位センサー10
は、釜2の底から2mmの位置から釜2の高さの3/4
くらいまで設定可能としており、煮物の具の種類により
加熱を停止させる煮汁12の水位を任意に設定ないし調
整することができる。また、窓部41を介して釜2内の
煮汁12の水位を見ることができるので、任意ないし所
望の煮汁12の量で強制的に加熱を停止させることもで
きる。
は、釜2の底から2mmの位置から釜2の高さの3/4
くらいまで設定可能としており、煮物の具の種類により
加熱を停止させる煮汁12の水位を任意に設定ないし調
整することができる。また、窓部41を介して釜2内の
煮汁12の水位を見ることができるので、任意ないし所
望の煮汁12の量で強制的に加熱を停止させることもで
きる。
【0036】なお、図6の例では煮汁12の水位を視認
できる窓部41を設けていたが、特に窓部41を設けな
くても良い。また、スリット42の横に釜2の底からの
高さに対応した目盛を記載しておき、この目盛を見なが
ら操作レバー43を上下にスライドさせることで、具の
種類に合わせて加熱を停止させる煮汁12の水位を設定
することができる。これにより、どのような具であって
も、簡単に煮物を作ることができる。
できる窓部41を設けていたが、特に窓部41を設けな
くても良い。また、スリット42の横に釜2の底からの
高さに対応した目盛を記載しておき、この目盛を見なが
ら操作レバー43を上下にスライドさせることで、具の
種類に合わせて加熱を停止させる煮汁12の水位を設定
することができる。これにより、どのような具であって
も、簡単に煮物を作ることができる。
【0037】なお、上記各実施形態では、煮汁12の検
知水位を釜2の底から2mmとして説明したが、これを
底から1mmとしても良い。
知水位を釜2の底から2mmとして説明したが、これを
底から1mmとしても良い。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、誰にでも容易に煮物が
作れ、しかも、煮物を作っている間も束縛されず、煮物
を焦げつかさせないようにした自動煮物機器を提供する
ことができる。
作れ、しかも、煮物を作っている間も束縛されず、煮物
を焦げつかさせないようにした自動煮物機器を提供する
ことができる。
【図1】本発明の実施の形態の自動煮物機器の概略構成
図である。
図である。
【図2】本発明の実施の形態の自動煮物機器の操作部を
示す図である。
示す図である。
【図3】本発明の実施の形態の加熱手段を電気とした場
合の自動煮物機器の概略構成図である。
合の自動煮物機器の概略構成図である。
【図4】(a)(b)は本発明の実施の形態の煮汁の水
位を検知するための構成を示す平面図及び要部断面図で
ある。
位を検知するための構成を示す平面図及び要部断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の形態の煮汁の水位を検知するた
めの他の構成を示す要部断面図である。
めの他の構成を示す要部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態の自動煮物機器の正面図で
ある。
ある。
1 自動煮物機器 2 釜 3 バーナー部 4 メインバルブ 5 バーナーバルブ 10 水位センサー 11 制御部 12 煮汁 34 連通管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B055 AA12 AA50 BA69 CA05 CA17 CA85 CD15 DA02 DB01 DB08 GA04 GB15 GC31
Claims (4)
- 【請求項1】具と煮汁(12)を予め入れて炊く釜
(2)と、この釜(2)の下面側から釜(2)を加熱す
るためにガスあるいは電気からなる加熱手段(3)と、
釜(2)内の煮汁(12)が残っている状態で煮汁(1
2)の水位を検知する水位センサー(10)と、水位セ
ンサー(10)からの検知信号により上記加熱手段
(3)による加熱を停止させる制御部(11)とで構成
されていることを特徴とする自動煮物機器。 - 【請求項2】上記水位センサー(10)による検知は、
少なくとも釜(2)の底から2mmとしていることを特
徴とする請求項1記載の自動煮物機器。 - 【請求項3】上記水位センサー(10)を複数個配設
し、煮汁(12)の検知水位を任意に設定可能としてい
ることを特徴とする請求項1または請求項2記載の自動
煮物機器。 - 【請求項4】上記釜(2)の内部と連通して煮汁(1
2)を通す連通管(34)を釜(2)の側面に上下方向
に配設し、外部からの操作により上記連通管(34)に
対して任意の高さ位置に水位センサー(10)を設定可
能としていることを特徴とする請求項1または請求項2
記載の自動煮物機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000145684A JP2001321270A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動煮物機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000145684A JP2001321270A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動煮物機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001321270A true JP2001321270A (ja) | 2001-11-20 |
Family
ID=18652153
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000145684A Pending JP2001321270A (ja) | 2000-05-17 | 2000-05-17 | 自動煮物機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001321270A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100570804B1 (ko) * | 2005-11-21 | 2006-04-17 | 김현우 | 수위변화에 의한 가스 자동 차단장치가 구비된 조리용기 |
JP2008034228A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
CN107736804A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-02-27 | 长沙理工大学 | 炊具盖、锅身及炊具 |
-
2000
- 2000-05-17 JP JP2000145684A patent/JP2001321270A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100570804B1 (ko) * | 2005-11-21 | 2006-04-17 | 김현우 | 수위변화에 의한 가스 자동 차단장치가 구비된 조리용기 |
JP2008034228A (ja) * | 2006-07-28 | 2008-02-14 | Toshiba Corp | 加熱調理器 |
CN107736804A (zh) * | 2017-10-30 | 2018-02-27 | 长沙理工大学 | 炊具盖、锅身及炊具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20030415 |