JP2001320824A - 光海底中継器 - Google Patents

光海底中継器

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JP2001320824A
JP2001320824A JP2000135458A JP2000135458A JP2001320824A JP 2001320824 A JP2001320824 A JP 2001320824A JP 2000135458 A JP2000135458 A JP 2000135458A JP 2000135458 A JP2000135458 A JP 2000135458A JP 2001320824 A JP2001320824 A JP 2001320824A
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JP
Japan
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submarine repeater
optical submarine
optical
end side
optical fiber
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Pending
Application number
JP2000135458A
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English (en)
Inventor
Koji Kawamura
浩司 川村
Shoichiro Hara
正一郎 原
Takao Masuko
孝夫 増子
Akihiro Koda
彰博 好田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大型化することなく伝送信号の劣化を防止す
ることが可能な光海底中継器を提供する。 【解決手段】 回路ユニットが円筒状のシャーシ14内
に収納された複数のサブユニット15を、圧力筐体内に
積層して配置した光海底中継器において、各サブユニッ
ト15に出入する光ファイバ18および給電線19を、
各サブユニット15の外周面に沿わせて螺旋状に配線し
て、圧力筐体内の一端側に形成され光ファイバ18およ
び給電線19の接続余長を収容する余長収容部20へ導
く。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回路ユニットが
収納された円筒状の複数のサブユニットを、圧力筐体内
に積層して配置した光海底中継器に係り、特に各サブユ
ニットに出入する光ファイバおよび給電線の配置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送容量の大きい光ファイバケ
ーブルを採用した光海底ケーブル伝送方式においては、
減衰した光信号を増幅し伝送信号の劣化を防止するため
に、例えば50Kmというような所定の間隔毎に光海底
中継器が設けられている。
【0003】そして、この種の従来の光海底中継器は、
例えば特開平8−205375号公報等に開示され、図
6に示すように構成されている。図において、1は圧力
筐体で、シリンダ2内部に放熱・緩衝体構造3を介して
中継器回路4が収納され、シリンダ2の両端部に端面板
5がはめ込まれ、はめ込み部の全周が溶接され密閉構造
とされている。6は端面板5を気密に貫通するフィード
スルー、7はカプラ部8とフィードスルー6との間を接
続するテールケーブルであり、テールケーブル7は複数
の光ファイバを給電線を兼ねる耐水圧パイプに収容した
もので、パイプの外面はポリエチレン等の絶縁材で被覆
されている。テールケーブル7は、フィードスルー6内
に気密に導入され、中継器回路4側で中継器回路4の給
電線と光ファイバに接続されている。
【0004】そして、中継器回路4は図7に示すよう
に、複数のサブユニット10を積層して構成されてお
り、各サブユニット10の側面に形成された取り出し口
10aおよび引き込み口10bを介して各サブユニット
10へ出入する光ファイバ11および給電線12は、各
サブユニット10の一側で纏められて積層方向に配線さ
れ、圧力筐体1内の一端側に形成され、光ファイバ11
および給電線12の接続余長を収容する余長収容部13
へ導かれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の光海底中継器は
以上のように構成され、各サブユニット10に出入する
光ファイバ11および給電線12は、各サブユニット1
0の一側に纏められて積層方向に配線され、余長収容部
13へ導かれているため、図7中に示すA部、すなわち
余長収容部13への導入部において光ファイバ11に曲
げが発生し、伝送信号が劣化するという問題点があり、
又、ファイバ11の曲げを防止するために、A部におけ
るファイバ11の曲率半径を十分に大きくしようとすれ
ば、曲げるためのスペースが必要となり大型化するとい
う問題点があった
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、大型化することなく伝送信号の
劣化を防止することが可能な光海底中継器を提供するこ
とを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る光海底中継器は、回路ユニットが円筒状のシャーシ内
に収納された複数のサブユニットを、圧力筐体内に積層
して配置した光海底中継器において、各サブユニットに
出入する光ファイバおよび給電線を、各サブユニットの
外周面に沿わせて螺旋状に配線して、圧力筐体内の一端
側に形成され光ファイバおよび給電線の接続余長を収容
する余長収容部へ導くようにしたものである。
【0008】又、この発明の請求項2に係る光海底中継
器は、請求項1において、各サブユニットの外周面には
積層方向一端側から他端側に向けて螺旋状に沿った溝が
それぞれ形成され、各サブユニットを周方向に順次ずら
してそれぞれ相隣なるサブユニット同士の溝の他端側と
一端側を一致させることにより一本の螺旋状溝を形成す
るようにしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下、この発明の
実施の形態を図に基づいて説明する。図1はこの発明の
実施の形態1における光海底中継器の要部の構成を示す
斜視図、図2は図1における光海底中継器の概念を示す
図、図3は図1における光海底中継器の要部の構成を示
す断面図、図4は図1におけるサブユニットの要部の構
成を示す斜視図、図5は図4におけるサブユニットの組
み立て手順を示す斜視図である。
【0010】図において、14は図4に示すように一端
側に小径部14aが、又、外周面には螺旋状に沿った溝
14bが、さらに又、この溝14bの両側には図示はし
ないが後述の光ファイバおよび給電線が出入する取り出
し口および引き込み口がそれぞれ形成された複数のシャ
ーシで、内部には図3に示すように回路ユニット15が
それぞれ収納されてサブユニット16を構成しており、
図5に示すように光海底中継器内に各シャーシ14の小
径部14aを相隣なる同士の内周部に嵌合させることに
より積層して組み込まれている。
【0011】そして、各シャーシ14を積層する際に、
小径部14aを嵌合させた状態で周方向に順次ずらすこ
とによって、図5(B)に示すようにそれぞれ相隣なる
同士の溝14bの他端側と一端側を一致させ、一本の螺
旋状溝17が形成される。18、19は取り出し口およ
び引き込み口を介してサブユニット14内に出入する光
ファイバおよび給電線で、それぞれ収束されて螺旋状溝
17内を配線され、両端部に設けられた余長収容部20
に導かれている。
【0012】上記のように構成された実施の形態1にお
ける光海底中継器は、例えば50Kmの間隔毎に海底に
沈められ、図に示すように光ファイバ18を介して出入
する上り、下りの伝送信号を、シャーシ14内に収納さ
れ給電線19によって供給される電力により駆動される
回路ユニット15で増幅することにより伝送信号の劣化
を防止している。
【0013】このように上記実施の形態1によれば、各
サブユニット16に出入する光ファイバ18および給電
線19を、シャーシ14の外周面に沿わせて螺旋状に配
線して、光ファイバ18および給電線19の接続余長を
収容する余長収容部20へ導くようにしたので、余長収
容部20への導入部における光ファイバ18の曲げが発
生するのを阻止し伝送信号の劣化を防止できるととも
に、導入部における光ファイバ18の曲げ角度が小さく
なるため、曲げに必要なスペースが少なくなり大型化す
ることもない。
【0014】又、各シャーシ14の外周面に螺旋状に沿
った溝14bをそれぞれ形成し、各シャーシ14を積層
する際に周方向に順次ずらすことにより、それぞれ相隣
なる同士の溝14bの他端側と、一端側を一致させて一
本の螺旋状溝17を形成し、各サーブユニット16に出
入する光ファイバ18および給電線19をこの螺旋状溝
17内に配線して、余長収容部20へ導くようにしたの
で、螺旋状の配線が容易となり組立作業性の向上を図る
ことが可能になる。
【0015】なお、上記実施の形態1における構成で
は、サブユニット14を4台積層して光海底中継器を構
成する場合について説明したが、これに限定されるもの
ではなく、伝送信号の量に応じて適宜決められることは
言うまでもない。又、上記構成では詳述しなかったが、
シャーシ14の取り出し口および引き込み口から出入す
る光ファイバ18および給電線19は、シャーシ14の
外周面に各溝14bに連通する溝をそれぞれ形成し、こ
の溝を介して配線されている。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明の請求項1によ
れば、回路ユニットが円筒状のシャーシ内に収納された
複数のサブユニットを、圧力筐体内に積層して配置した
光海底中継器において、各サブユニットに出入する光フ
ァイバおよび給電線を、各サブユニットの外周面に沿わ
せて螺旋状に配線して、圧力筐体内の一端側に形成され
光ファイバおよび給電線の接続余長を収容する余長収容
部へ導くようにしたので、大型化することなく伝送信号
の劣化を防止することが可能な光海底中継器を提供する
ことができる。
【0017】又、この発明の請求項2によれば、請求項
1において、各サブユニットの外周面には積層方向一端
側から他端側に向けて螺旋状に沿った溝がそれぞれ形成
され、各サブユニットを周方向に順次ずらしてそれぞれ
相隣なるサブユニット同士の溝の他端側と一端側を一致
させることにより一本の螺旋状溝を形成するようにした
ので、大型化することなく伝送信号の劣化を防止できる
ことは勿論のこと、組立作業性の向上を図ることが可能
な光海底中継器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における光海底中継
器の要部の構成を示す斜視図である。
【図2】 図1における光海底中継器の概念を示す図で
ある。
【図3】 図1における光海底中継器の要部の構成を示
す断面図である。
【図4】 図1におけるサブユニットの要部の構成を示
す斜視図である。
【図5】 図4におけるサブユニットの組み立て手順を
示す斜視図である。
【図6】 従来の光海底中継器の構成を示す断面図であ
る。
【図7】 図6における光海底中継器の要部の構成を示
す斜視図である。
【符号の説明】
14 シャーシ、14a 小径部、14b 溝、15
回路ユニット、16 サブユニット、17 螺旋状溝、
18 光ファイバ、19 給電線、20 余長収容部。
フロントページの続き (72)発明者 増子 孝夫 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 好田 彰博 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 2H038 CA37 CA38 5G375 AA18 CC02 EA08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路ユニットが円筒状のシャーシ内に収
    納された複数のサブユニットを、圧力筐体内に積層して
    配置した光海底中継器において、上記各サブユニットに
    出入する光ファイバおよび給電線を、上記各サブユニッ
    トの外周面に沿わせて螺旋状に配線して、上記圧力筐体
    内の一端側に形成され上記光ファイバおよび給電線の接
    続余長を収容する余長収容部へ導くようにしたことを特
    徴とする光海底中継器。
  2. 【請求項2】 各サブユニットの外周面には積層方向一
    端側から他端側に向けて螺旋状に沿った溝がそれぞれ形
    成され、上記各サブユニットを周方向に順次ずらしてそ
    れぞれ相隣なる上記サブユニット同士の溝の他端側と一
    端側を一致させることにより一本の螺旋状溝を形成する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の光海底中継
    器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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