JP2001320762A - 無線通信装置 - Google Patents

無線通信装置

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JP2001320762A
JP2001320762A JP2000140469A JP2000140469A JP2001320762A JP 2001320762 A JP2001320762 A JP 2001320762A JP 2000140469 A JP2000140469 A JP 2000140469A JP 2000140469 A JP2000140469 A JP 2000140469A JP 2001320762 A JP2001320762 A JP 2001320762A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来通信網に関する情報を直接認識できない
無線通信装置においても該制御情報を直接認識でき、該
制御情報に基づき無線通信に利用している無線チャネル
数の変更や通信を行っている無線リンクの切断、接続な
どの制御を行うことができる無線通信装置を提供する。 【解決手段】 通信網に接続されている無線通信装置1
bが該無線通信装置1bと通信を行っている無線通信装
置1aに対して、通信網から受信した通信網に関する情
報を送信すると、無線通信装置1aは、通信網に関する
情報を受信し、当該情報に基づき無線通信に利用してい
る無線チャネル数を変更することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無線を利用して通
信を行う無線通信装置に関し、更に詳しくは、通信網に
接続可能な無線通信装置および当該無線通信装置と通信
可能な無線通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、無線通信装置11aが無線通信
装置11bを介して通信網3に接続されている一般的な
構成を示すものである。また、図4において、無線通信
装置11cも無線通信装置11bを介して通信網3に接
続可能である。各無線通信装置11a,11b,11c
は、それぞれアンテナ7a,7b,7cを有し、このア
ンテナを用いて無線通信を行うようになっている。無線
通信装置11aには外部機器5が接続されているが、無
線通信装置11cにも外部機器を接続することが可能で
ある。
【0003】図5は、図4に示す無線通信装置の従来の
構成を示すブロック図である。同図に示すように、無線
通信装置11aは、制御回路41、無線送受信機27、
無線インタフェース回路25、無線データ処理回路2
3、外部機器インタフェース回路29、外部機器5に接
続される外部機器接続端子35、アンテナ7a、および
全体の動作を制御する制御回路41から構成されてい
る。また、無線通信装置11bは、通信網3に接続され
る通信網接続端子21、通信網インタフェース回路2
2、無線データ処理回路23、無線インタフェース回路
25、無線送受信機27、アンテナ7b、および全体の
動作を制御する制御回路47から構成されている。
【0004】このように構成される無線通信装置におい
て、通信網接続端子21を介して通信網3に接続されて
いる無線通信装置11bにおいて、通信網3から通信網
接続端子21を介して入力されたデータは、無線通信装
置11b内の通信網インタフェース回路22において通
信速度の整合等が行われた後、無線データ処理回路23
において無線通信に必要な誤り制御符号化等が行われ、
無線インタフェース回路25において無線送信に必要な
タイミング処理等が行われた後、無線送受信機27にお
いて変調され、送信周波数にアップコンバートされた
後、アンテナ7bより送信される。制御回路47は接続
される各回路および無線送受信機に対する動作制御を行
う。当該動作制御は通信網3に関する制御情報に基づい
て行われる場合もある。通信網3に関する制御情報は通
信網接続端子21から通信網インタフェース回路22へ
入力された後、制御回路47に伝送されるが、当該制御
情報が直接無線伝送されることはない。通信網3に対し
て制御情報を出力する場合は、当該制御回路47から通
信網インタフェース回路22を介して通信網接続端子2
1へ出力される。
【0005】また、無線通信装置11aにおいて、アン
テナ7aで受信した信号は無線通信装置11a内の無線
送受信機27において受信周波数からダウンコンバート
された後、復調され、無線インタフェース回路25にお
いて無線受信に必要なタイミング処理等が行われた後、
無線データ処理回路23において、無線通信に必要な誤
り制御復号化等が行われ、外部機器インタフェース回路
29において通信速度の整合等が行われた後、外部機器
接続端子35より出力される。制御回路41は接続され
る各回路および無線送受信機に対する動作制御を行う。
【0006】上記構成において、通信網3に直接接続さ
れている無線通信装置11bは通信網3に関する制御情
報を認識することができ、当該制御情報に基づき何らか
の動作を行うことができるが、無線通信装置11aは通
信網に関する制御情報が直接伝送されないため、通信網
3に関する制御情報を直接認識することはできない。
【0007】図6に示すシーケンス図を参照して、通信
網3に直接接続された無線通信装置11bに通信網3か
ら着呼情報が伝送された場合の動作について説明する。
この説明では、無線通信装置11a、無線通信装置11
b、無線通信装置11cは2つの無線チャネルを利用し
て通信することが可能であるとする。無線通信装置11
aが2つの無線チャネルを利用して、通信網3と接続し
て通信を行っている場合に(2−1,2−2)、通信網
3から無線通信装置11cへの着呼制御情報が伝送され
た場合(2−3)、無線通信装置11bは当該着呼制御
情報を認識することができるが、無線通信装置11aお
よび無線通信装置11cは無線通信装置11bから当該
着呼制御情報が直接伝送されないため、当該着呼制御情
報を直接認識することができない。無線通信装置11b
は無線通信装置11aに対し、無線通信に利用している
2つの無線チャネルのうち、1つの無線チャネルの切断
を指示し(2−4)、無線通信装置11aはこの指示に
従い1つの無線チャネルを切断完了し(2−5)、残る
1つの無線チャネルを利用して通信網3と接続して通信
を行う(2−6,2−7)。
【0008】無線通信装置11bは無線通信装置11c
に対して着呼制御情報を送信し(2−8)、無線通信装
置11cは当該制御情報に応答し、無線通信装置11b
との間で無線リンクの確立を行い(2−9,2−1
0)、1つの無線チャネルを利用して通信網と接続し、
通信を行う(2−11,2−12)。
【0009】図6に示すシーケンス図のように、無線通
信装置11bは通信網3に関する制御情報に基づき、無
線通信装置11aおよび無線通信装置11bに対し、何
らかの制御を行うことができるが、無線通信装置11a
および無線通信装置11cは通信網3と無線通信装置1
1b間で伝送される制御情報を直接認識できないため、
当該制御情報に基づく制御を直接行うことはできない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来技術においては通
信網に関する制御情報を直接認識できる無線通信装置は
限られており、通信網に関する制御情報に基づいて動作
を行うことができるのは通信網に直接接続されている無
線通信装置だけであった。そのため、通信網に直接接続
されていない無線通信装置は通信網に関する制御情報を
直接認識できず、通信網に関する制御情報に基づいた動
作を直接行うことができないという問題がある。
【0011】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、従来通信網に関する情報を直
接認識できない無線通信装置においても該制御情報を直
接認識でき、該制御情報に基づき無線通信に利用してい
る無線チャネル数の変更や通信を行っている無線リンク
の切断、接続などの制御を行うことができる無線通信装
置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、通信網に接続されている
無線通信装置および該無線通信装置と通信を行っている
無線通信装置であって、前記通信網に接続されている無
線通信装置は、該無線通信装置と通信を行っている無線
通信装置に対して、前記通信網から受信した通信網に関
する情報を送信する送信手段を有し、前記通信網に接続
されている無線通信装置と通信を行っている無線通信装
置は、通信網に接続されている無線通信装置から通信網
に関する情報を受信する受信手段と、該受信手段で受信
した通信網に関する情報に基づいた動作を行う手段とを
有することを要旨とする。
【0013】請求項1記載の本発明にあっては、通信網
に接続されている無線通信装置が該無線通信装置と通信
を行っている無線通信装置に対して、通信網から受信し
た通信網に関する情報を受信すると、通信網に接続され
ている無線通信装置と通信を行っている無線通信装置
は、通信網に関する情報を受信し、この受信した通信網
に関する情報に基づいた動作を行うため、通信網に直接
接続されていない無線通信装置でも、通信網に関する情
報を直接利用することができ、該情報に基づいた動作を
行うことができる。
【0014】また、請求項2記載の本発明は、通信網に
接続されている無線通信装置および該無線通信装置と通
信を行っている無線通信装置であって、前記通信網に接
続されている無線通信装置は、該無線通信装置と通信を
行っている無線通信装置に対して、前記通信網から受信
した通信網に関する情報を送信する送信手段を有し、前
記通信網に接続されている無線通信装置と通信を行って
いる無線通信装置は、通信網に接続されている無線通信
装置から通信網に関する情報を受信する受信手段と、該
受信手段で通信網に関する情報を受信した場合におい
て、複数の無線チャネルを利用して無線通信を行うこと
ができる状況にあるときには、当該情報に基づき無線通
信に利用している無線チャネル数を変更するか否かを判
定する判定手段と、該判定手段で無線チャネル数を変更
すると判定した場合、無線通信に利用している無線チャ
ネル数を変更する無線チャネル数変更手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0015】請求項2記載の本発明にあっては、通信網
に接続されている無線通信装置が該無線通信装置と通信
を行っている無線通信装置に対して、通信網から受信し
た通信網に関する情報を送信すると、通信網に接続され
ている無線通信装置と通信を行っている無線通信装置
は、通信網に関する情報を受信し、複数の無線チャネル
を利用して無線通信を行うことができる状況にあるとき
には、当該情報に基づき無線通信に利用している無線チ
ャネル数を変更すると判定した場合には、無線通信に利
用している無線チャネル数を変更するため、通信網に直
接接続されていない無線通信装置でも、通信網に関する
情報を直接利用することができ、当該情報に基づき無線
通信に利用している無線チャネル数を変更することがで
きる。
【0016】更に、請求項3記載の本発明は、請求項2
記載の発明において、前記無線チャネル数変更手段が、
通信を行っている無線リンクを切断し、利用する無線チ
ャネル数を変更して再度無線リンクを接続することによ
り無線通信に利用している無線チャネル数を変更するリ
ンク接離による無線チャネル数変更手段を有することを
要旨とする。
【0017】請求項3記載の本発明にあっては、通信を
行っている無線リンクを切断し、利用する無線チャネル
数を変更して再度無線リンクを接続することにより無線
通信に利用している無線チャネル数を変更することがで
きる。
【0018】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、リンク接離による無線チャネル数変更手
段が、無線通信装置に接続されている機器および通信を
行っている無線通信装置に接続されている通信網に対し
て、通信を行っている無線リンクを切断し、利用する無
線チャネル数を変更して再度無線リンクを接続すること
により無線通信に利用している無線チャネル数を変更す
ることを伝達しない手段を有することを要旨とする。
【0019】請求項4記載の本発明にあっては、無線通
信装置に接続されている機器および通信網に対して、無
線リンクで利用している無線チャネル数の変更を認識さ
せずに、無線チャネル数を変更することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
無線通信装置の構成を示すブロック図である。同図に示
すように、無線通信装置1aおよび1bは、それぞれ図
4に示した無線通信装置11aおよび11bに相当する
ものであり、無線通信装置1bは通信網接続端子21を
介して通信網3に直接接続され、また無線通信装置1a
は無線通信装置1bを介して通信網3に接続されるとと
もに、外部機器接続端子35を介して外部機器5にも接
続されているものであるが、両無線通信装置1a,1b
は、その機能が図4,図5に示した無線通信装置11
a,11bと異なるものであるため、別の符号1a,1
bを付されている。なお、図1では図示しないが、図4
に示した無線通信装置11cに対応する無線通信装置1
cも同様に存在し、この無線通信装置1cも無線通信装
置1aを介して通信網3に接続されるようになっている
ものである。
【0021】無線通信装置1bは、従来の無線通信装置
11bに対して通信網制御情報無線伝送制御回路39を
新たに有するとともに、該通信網制御情報無線伝送制御
回路39の制御を新たに含む制御回路37が無線通信装
置11bと異なるものであり、その他の構成および作用
は同じである。すなわち、無線通信装置1bが有してい
る制御回路37、通信網制御情報無線伝送制御回路39
以外の通信網インタフェース回路22、無線データ処理
回路23、無線インタフェース回路25、無線送受信機
27は、図5に示した無線通信装置11bのものと同じ
構成および作用である。なお、制御回路37は接続され
る各回路および無線送受信機27に対する動作制御を行
うが、この動作制御は通信網に関する制御情報に基づい
て行われる場合もある。
【0022】具体的には、無線通信装置1bにおいて、
通信網接続端子21を介して通信網3から入力されたデ
ータは、通信網インタフェース回路22において通信速
度の整合等が行われた後、無線データ処理回路23にお
いて無線通信に必要な誤り制御符号化等が行われ、無線
インタフェース回路25において無線送信に必要なタイ
ミング処理等が行われ、それから無線送受信機27にお
いて変調され、送信周波数にアップコンバートされ、ア
ンテナ7bから送信される。
【0023】また、無線通信装置1bの新たに設けられ
た通信網制御情報無線伝送制御回路39においては、通
信網接続端子21から受信した通信網に関する制御情報
が通信網インタフェース回路22を介して制御回路37
に伝送され、制御回路37から通信網制御情報無線伝送
制御回路39に供給される。通信網制御情報無線伝送制
御回路39は、この通信網に関する制御情報を無線伝送
するか否かの判定を行い、無線伝送する場合には、当該
制御情報を無線伝送する指示を制御回路37に送る。制
御回路37は、各回路および無線送受信機27に対して
当該制御情報を無線伝送する動作制御を行う。各回路お
よび無線送受信機27は、この動作制御指示に従い、当
該制御情報を無線伝送する。この無線伝送の方法は利用
している無線通信方式に適した方式で行われる。
【0024】一方、無線通信装置1aは、従来の無線通
信装置11aに対して通信網制御情報認識回路33を新
たに有するとともに、該通信網制御情報認識回路33の
制御を新たに含む制御回路31が無線通信装置11aと
異なるものであり、その他の構成および作用は同じであ
る。すなわち、無線通信装置1aが有している制御回路
31、通信網制御情報認識回路33以外の無線送受信機
27、無線インタフェース回路25、無線データ処理回
路23、外部機器インタフェース回路29は、図5に示
した無線通信装置11aのものと同じ構成および作用で
ある。制御回路31は接続される各回路および無線送受
信機27に対して動作制御を行う。
【0025】具体的には、無線通信装置1aにおいて、
アンテナ7aで受信した無線通信装置1bからの信号
は、無線送受信機27において受信周波数からダウンコ
ンバートされた後、復調され、無線インタフェース回路
25において無線受信に必要なタイミング処理等が行わ
れ、無線データ処理回路23において無線通信に必要な
誤り制御復号化等が行われ、外部機器インタフェース回
路29において通信速度の整合等が行われ、それから外
部機器接続端子35から外部機器5に出力される。
【0026】また、無線通信装置1aの新たに設けられ
た通信網制御情報認識回路33は、無線データ処理回路
23で処理されたデータのうち、通信網に関する制御情
報を制御回路31を介して供給される。通信網制御情報
認識回路33は、この制御回路31から供給される通信
網に関する制御情報を認識し、この認識結果から無線通
信装置1aが何らかの動作を行うか否かを判定し、動作
を行う場合には、制御回路31に対して動作指示を送
る。制御回路31は、通信網制御情報認識回路33から
の動作指示に基づき、無線インタフェース回路25、無
線データ処理回路23、外部機器インタフェース回路2
9などの各回路および無線送受信機27に対して動作制
御を行う。
【0027】次に、図2に示すシーケンス図を参照し
て、図1に示す無線通信装置の動作、特に通信網3から
着呼制御情報が伝送された場合に、通信網3に直接接続
されていない無線通信装置1aが無線チャネル数を減ら
す制御動作について説明する。なお、無線通信装置1
a、無線通信装置1b、無線通信装置1cは2つの無線
チャネルを利用して通信することが可能であるとする。
【0028】同図において無線通信装置1aが2つの無
線チャネルを利用して、通信網3と接続して通信を行っ
ている場合に(2−1,2−2)、通信網3から無線通
信装置1cへの着呼制御情報が伝送され場合(2−
3)、無線通信装置1bでは当該着呼制御情報を認識す
ることができるが、無線通信装置1aおよび無線通信装
置1cでは当該着呼情報を直接認識することができな
い。
【0029】そこで、通信網3に接続されている無線通
信装置1bは通信を行っている無線通信装置1aに対
し、無線通信装置1cへの着呼制御情報を伝送する(3
−1)。無線通信装置1aは当該制御情報に基づき、通
信に利用している2つの無線チャネル数を減らすか否か
の判定を行い、無線チャネル数を減らすと判定した場合
には無線通信装置1bに対して1つの無線チャネルを切
断し、利用する無線チャネル数を減らす情報を送信し
(3−2)、残る1つの無線チャネルを利用して通信網
3と通信を行う(2−6,2−7)。
【0030】本発明を用いることにより通信網3に直接
接続されていない無線通信装置1aが通信網の制御情報
に基づく判断を行い、無線通信装置1bとの無線通信に
利用する通信チャネル数を変更することが可能となる。
【0031】無線通信装置1bは無線通信装置1cに対
して着呼制御情報を送信し(2−8)、無線通信装置1
cは当該着呼制御情報に応答し、無線通信装置1bとの
間で無線リンクの確立作業を行い(2−9,2−1
0)、通信可能な1つの無線チャネルを利用して通信網
3との通信を行う(2−11,2−12)。
【0032】次に、図3に示すシーケンス図を参照し
て、無線通信装置が通信に利用している無線チャネル数
を動的に変更できない場合に、通信中の無線リンクを一
度切断し、無線チャネル数を変更して再度無線リンクを
接続する動作について説明する。なお、無線通信装置1
a、無線通信装置1b、無線通信装置1cは2つの無線
チャネルを利用して通信することが可能であるとする。
【0033】同図において、無線通信装置1aが2つの
無線チャネルを利用して、通信網3と接続して通信を行
っている場合に(2−1,2−2)、通信網3から無線
通信装置1cへの着呼制御情報が伝送された場合(2−
3)、無線通信装置1bでは当該着呼制御情報を直接認
識することができるが、無線通信装置1aおよび無線通
信装置1cでは当該着呼制御情報を直接認識することが
できない。
【0034】そこで、通信網3に接続されている無線通
信装置1bは通信を行っている無線通信装置1aに対
し、無線通信装置1cへの着呼制御情報を伝送する(3
−1)。無線通信装置1aは当該制御情報に基づき、通
信に利用している2つの無線チャネル数を減らすか否か
の判定を行い、無線チャネル数を減らすと判定した場合
には無線通信装置1bに対して通信中の無線リンクを切
断する情報を送信し(4−1)、無線通信装置1bは当
該情報を認識し、無線通信装置1aとの無線リンクの切
断を行う(4−2)。無線通信装置1aは無線通信装置
1bに対して利用する無線チャネル数を減らして無線リ
ンクの確立要求を送信し(4−3)、無線通信装置1b
では当該確立要求を認識し、無線通信装置1aとの間で
1つのチャネルを用いた無線リンクの確立を行い(4−
4)、無線通信装置1aは1つの無線チャネルを利用し
て通信網3と通信を行う(2−6,2−7)。
【0035】本発明を用いることにより通信網3に直接
接続されていない無線通信装置1aが通信網3の制御情
報に基づく判断を行い、無線通信装置1bとの通信に利
用する通信チャネル数を変更することが可能となる。
【0036】通信網3に直接接続されていない無線通信
装置1aに図4で示したような外部機器5が接続されて
いる場合、当該外部機器5に対し無線リンクの切断およ
び接続により利用する無線チャネル数を変更することを
無線通信装置が通知しないことにより、当該外部機器5
は無線リンクが切断および接続したことを認識せずに動
作することが可能である。同様に通信網3に直接接続さ
れている無線通信装置1bが通信網3に対し、当該制御
動作を行うことを通知しないことにより、通信網3は無
線リンクが切断および接続したことを認識せずに通信を
行うことが可能である。
【0037】無線通信装置1bは無線通信装置1cに対
して着呼制御情報を送信し(2−8)、無線通信装置1
cは当該着呼制御情報に応答し、無線通信装置1bとの
間で無線リンクの確立作業を行い(2−9,2−1
0)、通信可能な1つの無線チャネルを利用して通信網
3との通信を行う(2−11,2−12)。
【0038】上述したように、本実施形態では、通信網
3に直接接続されている無線通信装置1bが認識できる
通信網に関する制御情報を他の無線通信装置1aに伝送
することにより、当該無線通信装置1aにおいて通信網
に関する制御情報を認識でき、当該制御情報に基づいた
動作を行うことができる。
【0039】また、通信網3に直接接続されていない無
線通信装置1aにおいて通信網に関する制御情報を認識
し、当該制御情報に基づき、通信を行っている無線チャ
ネル数を変更するという制御動作を行うことができる。
通信網3に直接接続されていない無線通信装置1aが通
信網3と接続して通信を行っている際に、通信網の通信
容量に余裕がある場合に、当該無線通信装置1aが無線
チャネル数を増やす制御動作を行い、当該無線通信装置
1aと通信網3との間の通信容量を増加させることが可
能である。逆に当該通信容量に余裕がなく、当該通信容
量を減らす必要がある場合には、当該無線通信装置1a
が無線通信に利用している無線チャネル数を減らす制御
動作を行い、当該無線通信装置1aと通信網3との間の
通信容量を減少させることが可能である。
【0040】また、従来通信網3に直接接続されている
無線通信装置1bでしか行うことができなかった通信網
に関する制御情報に基づく動作を通信網に直接接続され
ていない無線通信装置1aにおいて行うことが可能であ
る。
【0041】また、当該制御動作において無線通信に利
用している無線チャネル数を動的に変更できない場合
に、通信網に直接接続されていない無線通信装置1aが
通信を行っている無線リンクを一度切断し、利用する無
線チャネル数を変更して再度無線リンクを接続すること
により、利用する無線チャネル数を変更するという制御
動作を行うことが可能である。当該無線通信装置1aに
外部機器5が接続されている場合には、当該外部機器5
に対し当該制御動作を行うことを通知しないことによ
り、当該外部機器5は無線リンクが切断および接続した
ことを認識せずに動作することが可能である。同様に通
信網3に直接接続されている無線通信装置1bが通信網
3に対し、当該制御動作を行うことを通知しないことに
より、通信網3は無線リンクが切断および接続したこと
を認識せずに通信を行うことが可能である。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
通信網に接続されている無線通信装置が該無線通信装置
と通信を行っている無線通信装置に対して、通信網から
受信した通信網に関する情報を送信すると、通信網に接
続されている無線通信装置と通信を行っている無線通信
装置は、通信網に関する情報を受信し、この情報に基づ
いた動作を行うので、通信網に直接接続されていない無
線通信装置でも、通信網に関する情報を直接利用するこ
とができ、該情報に基づいた動作を行うことができる。
【0043】また、本発明によれば、通信網に接続され
ている無線通信装置が該無線通信装置と通信を行ってい
る無線通信装置に対して、通信網から受信した通信網に
関する情報を送信すると、通信網に接続されている無線
通信装置と通信を行っている無線通信装置は、通信網に
関する情報を受信し、複数の無線チャネルを利用して無
線通信を行うことができる状況にあるときには、当該情
報に基づき無線通信に利用している無線チャネル数を変
更することができるので、通信網に直接接続されていな
い無線通信装置でも、通信網に関する情報を直接利用す
ることができ、当該情報に基づき無線通信に利用してい
る無線チャネル数を変更することができる。
【0044】更に、本発明によれば、通信を行っている
無線リンクを切断し、利用する無線チャネル数を変更し
て再度無線リンクを接続することにより無線通信に利用
している無線チャネル数を変更することができる。
【0045】本発明によれば、無線通信装置に接続され
ている機器および通信網に対して、無線リンクで利用し
ている無線チャネル数の変更を認識させずに、無線チャ
ネル数を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る無線通信装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1に示す無線通信装置の作用、特に通信網か
ら着呼制御情報が伝送された場合に、通信網に直接接続
されていない無線通信装置が無線チャネル数を減らす制
御動作を示すシーケンス図である。
【図3】図1に示す無線通信装置の作用、特に無線通信
装置が通信に利用している無線チャネル数を動的に変更
できない場合に通信中の無線リンクを一度切断し、無線
チャネル数を変更して再度無線リンクを接続する動作を
示すシーケンス図である。
【図4】通信網に接続されていない無線通信装置が無線
通信装置を介して通信網に接続されている一般的な構成
を示す図である。
【図5】図4に示す無線通信装置の従来の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】図5に示す従来の無線通信装置の作用を示すシ
ーケンス図である。
【符号の説明】
1a,1b 無線通信装置 3 通信網 5 外部機器 22 通信網インタフェース回路 23 無線データ処理回路 25 無線インタフェース回路 27 無線送受信機 29 外部機器インタフェース回路 31,37 制御回路 33 通信網制御情報認識回路 39 通信網制御情報無線伝送制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 和夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 東日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA21 BB02 EE02 EE10 HH05

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網に接続されている無線通信装置お
    よび該無線通信装置と通信を行っている無線通信装置で
    あって、 前記通信網に接続されている無線通信装置は、 該無線通信装置と通信を行っている無線通信装置に対し
    て、前記通信網から受信した通信網に関する情報を送信
    する送信手段を有し、 前記通信網に接続されている無線通信装置と通信を行っ
    ている無線通信装置は、 通信網に接続されている無線通信装置から通信網に関す
    る情報を受信する受信手段と、 該受信手段で受信した通信網に関する情報に基づいた動
    作を行う手段とを有することを特徴とする無線通信装
    置。
  2. 【請求項2】 通信網に接続されている無線通信装置お
    よび該無線通信装置と通信を行っている無線通信装置で
    あって、 前記通信網に接続されている無線通信装置は、 該無線通信装置と通信を行っている無線通信装置に対し
    て、前記通信網から受信した通信網に関する情報を送信
    する送信手段を有し、 前記通信網に接続されている無線通信装置と通信を行っ
    ている無線通信装置は、 通信網に接続されている無線通信装置から通信網に関す
    る情報を受信する受信手段と、 該受信手段で通信網に関する情報を受信した場合におい
    て、複数の無線チャネルを利用して無線通信を行うこと
    ができる状況にあるときには、当該情報に基づき無線通
    信に利用している無線チャネル数を変更するか否かを判
    定する判定手段と、 該判定手段で無線チャネル数を変更すると判定した場
    合、無線通信に利用している無線チャネル数を変更する
    無線チャネル数変更手段とを有することを特徴とする無
    線通信装置。
  3. 【請求項3】 前記無線チャネル数変更手段は、通信を
    行っている無線リンクを切断し、利用する無線チャネル
    数を変更して再度無線リンクを接続することにより無線
    通信に利用している無線チャネル数を変更するリンク接
    離による無線チャネル数変更手段を有することを特徴と
    する請求項2記載の無線通信装置。
  4. 【請求項4】 前記リンク接離による無線チャネル数変
    更手段は、無線通信装置に接続されている機器および通
    信を行っている無線通信装置に接続されている通信網に
    対して、通信を行っている無線リンクを切断し、利用す
    る無線チャネル数を変更して再度無線リンクを接続する
    ことにより無線通信に利用している無線チャネル数を変
    更することを伝達しない手段を有することを特徴とする
    請求項3記載の無線通信装置。
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