JP2001320691A - 映像視聴装置、映像ファイル提供装置及びこれらからなるインターネット放送システム - Google Patents

映像視聴装置、映像ファイル提供装置及びこれらからなるインターネット放送システム

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JP2001320691A
JP2001320691A JP2000140822A JP2000140822A JP2001320691A JP 2001320691 A JP2001320691 A JP 2001320691A JP 2000140822 A JP2000140822 A JP 2000140822A JP 2000140822 A JP2000140822 A JP 2000140822A JP 2001320691 A JP2001320691 A JP 2001320691A
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video
video data
configuration table
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internet
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Application number
JP2000140822A
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English (en)
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Yoichi Tokuda
洋一 徳田
Kazuo Kajimoto
一夫 梶本
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像ファイル提供装置と映像視聴装置とがイ
ンターネットを介して接続されたインターネット放送シ
ステムの映像ファイルの記憶容量を増やすことなく複数
の再生手法で視聴する。 【解決手段】 映像視聴装置102は、番組の映像デー
タの再生順序を記載した再生映像構成表を記憶してい
る。視聴者から番組と再生手法との指定を受けると、番
組の再生映像構成表を読み出す。再生映像構成表再構築
部115は、再生映像構成表の映像データの再生属性と
再生手法とを比較して、再生手法に合致した映像データ
を選択し、再生映像構成表を再構築する。映像転送命令
送信部120は、選択された映像データの転送命令をイ
ンターネットを介して映像ファイル提供装置101に送
信する。映像ファイル提供装置101は、映像データを
要求元の映像視聴装置102に送信する。映像データ再
生部118は、受信された映像データを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット放
送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図21にインターネットを介して映像を
再生する従来のインターネット放送システムの構成図を
示す。映像視聴装置2101と映像ファイル提供装置2
102とがインターネット2103を介して接続されて
いる。この映像ファイル提供装置2102中には、映像
ファイル2104を記憶する映像ファイル記憶部210
5がある。
【0003】視聴者が映像を視聴する手順を、この構成
図を参照して説明する。まず視聴者は、映像ファイル提
供装置2102のどの映像ファイルを見たいかを決める
と、映像ファイル提供装置2102に当該映像ファイル
を転送するよう指示する映像転送命令を、映像転送命令
作成部2106により作成させる。作成された映像転送
命令は、映像転送命令送信部2107により、インター
ネット2103を介して指定された映像ファイル提供装
置2102に転送される。
【0004】映像ファイル提供装置2102では、映像
転送命令受信部2108で映像転送命令を受信し、映像
転送命令を映像データ読み出し部2109に渡す。映像
データ読み出し部2109は、映像転送命令中にある映
像ファイルを映像ファイル記憶部2105から検索して
読み出す。読み出された映像ファイル全体は映像データ
として映像データ送信部2110により映像視聴装置2
101に送信される。
【0005】映像視聴装置2101では、送られてきた
映像データを映像データ受信部2111で受信し、受信
した映像データを映像データ再生部2112で再生す
る。このようにして、視聴者は映像ファイル提供装置2
102中の映像ファイル全体を映像として視聴すること
ができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来例において、映像
ファイル2104が10個の映像「映像1」から「映像
10」を経時的に接続したものであったとする。この場
合、視聴者は映像データ再生部2112において「映像
1」から「映像10」まで移り変わる映像を視聴する。
【0007】もし、視聴者がこの一連の映像のダイジェ
スト版を見たいと思うと、映像データ再生部2112で
再生した映像を一旦録画して、自分の手元でダイジェス
ト版を編集し直すか、映像ファイル提供装置2102側
でダイジェスト版を表す別の映像ファイルを用意しなけ
ればならない。しかし、視聴者が再度編集しなおすの
は、編集機を要したり時間がかかったりして現実的では
ない。また、映像ファイル提供装置2102側で映像フ
ァイルを別に用意するのは、1つでも大容量のメモリを
要する映像ファイルをいくつも用意することになり、映
像ファイル記憶部2105に膨大な容量の映像ファイル
を用意する必要が生じ、現実的ではない。
【0008】本発明は、かかる点に鑑み、視聴者が手元
で映像データを再編集したり、映像ファイル提供装置1
902で膨大な映像データを用意したりすることなく、
視聴者の要望に応じた様々な再生順序の映像を視聴でき
るインターネット放送システムを提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため、webサーバを構成し、サイト名で識別さ
れる映像ファイル提供装置と複数の映像視聴装置とがイ
ンターネットで接続されたインターネット放送システム
であって、映像ファイル提供装置は、小区間の映像デー
タを接続してなる映像ファイルを記憶する映像ファイル
記憶手段と、前記映像視聴装置から映像ファイルの小区
間の映像データを特定した送信要求を受け付ける受付手
段と、要求された映像データを前記映像ファイル記憶手
段から読み出す読出手段と、読み出された映像データを
要求元の映像視聴装置にインターネットを介して送信す
る送信手段とを備え、各映像視聴装置は、前記映像ファ
イルの小区間の映像データごとにサイト名と前記映像フ
ァイル記憶手段における記憶領域の所在と属性とを再生
順に記録した映像データ構成表を記憶する構成表記憶手
段と、視聴者から映像データを選択するための再生手法
の指定を受け付ける受付手段と、受け付けた再生手法に
従い前記映像データ構成表の属性を参照して再生順に映
像ファイルの映像データを選択する映像データ選択手段
と、選択された映像データを再生順にサイト名で識別さ
れる前記映像ファイル提供装置にインターネットを介し
て要求する要求手段と、要求先の映像ファイル提供装置
から要求に応じた映像データを受信する受信手段と、受
信した映像データを再生する再生手段とを備えることと
している。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るインターネッ
ト放送システムの実施の形態について図面を用いて説明
する。 (実施の形態1)図1は、本発明に係るインターネット
放送システムの実施の形態1の構成図である。
【0011】インターネット放送システムは、webサ
ーバを構成し、サイト名で識別される映像ファイル提供
装置101と、複数の映像視聴装置102とがインター
ネット103を介して接続される。映像ファイル提供装
置101は、映像ファイルを記憶する映像ファイル記憶
部105と、映像視聴装置102から映像ファイル転送
命令を受信する映像転送命令受信部106と、転送命令
に従い映像ファイルの特定された映像データを読み出す
映像データ読出部107と、読み出された映像データを
インターネット103を介して映像視聴装置102に送
信する映像データ送信部108とを備える。
【0012】映像ファイル記憶部105は、1以上の映
像ファイル104を記憶している。映像ファイル104
は、小区間の映像データが接続されてなる。なお、映像
ファイル104の読み出しは、小区間の映像データ単位
で読み出される。映像転送命令受信部106は、映像視
聴装置102からインターネット103を介して映像デ
ータを特定した転送命令を受信すると、映像データ読出
部107にその特定された映像データの読み出しを指示
する。なお、映像データの特定は、映像データの記憶さ
れている映像ファイルの読み出し開始フレーム番号と、
読み出しフレーム数とで行われる。
【0013】映像データ読出部107は、映像転送命令
受信部106から特定された映像データの読み出し指示
を受けると、映像ファイル記憶部105の指定された映
像ファイルから映像データを読み出し、映像データ送信
部108に通知する。映像データ送信部108は、映像
データ読出部107から映像データを通知されると、イ
ンターネットを介して、要求元の映像視聴装置102に
通知された映像データを送信する。
【0014】映像視聴装置102は、再生映像構成表フ
ァイル111を記憶している再生映像構成表ファイル記
憶部112と、再生映像構成表ファイル指定部113
と、再生映像構成表ファイル読出部114と、再生映像
構成表再構築部115と、再生映像情報処理部117
と、映像データ再生部118とを備えている。再生映像
情報処理部117は、映像転送命令作成部119と、映
像転送命令送信部120と、映像データ受信部121と
を備えている。
【0015】再生映像構成表ファイル記憶部112は、
映像ファイル提供装置に記憶されている映像ファイル1
04の各映像ファイルを構成する小区間の映像データの
再生順序と、属性等との情報を記載した再生映像構成表
ファイル111を記憶している。図2は、再生映像構成
表ファイル記憶部112に記憶されている再生映像構成
表の一例を示すものである。
【0016】再生映像構成表201には、再生順序欄2
02,サイト名欄203、ファイル名欄204、読み出
し開始フレーム番号欄205、読み出しフレーム数欄2
06と再生属性欄207とが設けられている。再生映像
構成表201は、番組、例えば映画の各シーンの再生順
序を示したものであり、各シーンに相当する映像データ
の情報が各行に記載されている。再生順序欄202に
は、1〜10の再生順序が記載されており、この番組を
そのまま再生すると10個のシーンを接続することを示
している。サイト名欄203には、この映像データが記
憶されている映像ファイル提供装置101のサイト名が
記憶されている。ファイル名欄204には、この映像デ
ータの属する映像ファイルのファイル名が記載されてい
る。読み出し開始フレーム番号欄205には、この映像
データが記憶されている映像ファイルの最初のフレーム
番号が記載され、読み出しフレーム数欄206には、こ
の映像データの継続するフレーム数が記載されている。
【0017】再生属性欄207には、この映像データの
再生の際に、再生手法の指定によって、この映像データ
(シーン)を選択するか、又は選択しないかを決める再
生属性が記載されている。再生属性には、例えば、再生
順序「1」等の映像データの「Digest」と再生順
序「5」等の映像データの「年齢制限」と等がある。こ
の「Digest」は、この番組をダイジェスト版とし
て視聴しようとするとき、この映像データが選択される
ことを示している。また、「年齢制限」は、この番組を
子供が視聴しようとするとき、この映像データが選択さ
れないことを示している。
【0018】視聴者は、再生映像構成表ファイル指定部
113から再生映像構成表、即ち、番組を指定する。再
生映像構成表ファイル指定部113は、視聴者の番組指
定を受けると、指定された再生映像構成表を読み出すよ
う再生映像構成表ファイル読出部114に指示する。再
生映像構成読出部114は、再生映像構成表ファイル指
定部113からの指示により、指定された再生映像構成
表を再生映像構成表ファイル記憶部112から読み出
し、再生映像構成表再構築部115に通知する。
【0019】再生手法指定部116は、視聴者から再生
手法、即ち番組の視聴態様を受け付ける。例えば、通常
の番組の視聴であるか、ダイジェスト版の視聴である
か、又は子供が番組を視聴するか等を指定する。再生手
法指定部116は、指定された再生手法を再生映像構成
表再構築部115に通知する。再生映像構成表再構築部
115は、再生映像構成表ファイル読出部114から通
知された再生映像構成表を基に、再生手法指定部116
から指定された再生手法に従い、再生映像構成表を再構
築する。
【0020】再生映像構成表再構築部115は、通常の
再生が指定されたときには、通知された再生映像構成表
201を再生映像情報処理部117と映像データ再生部
118とに通知する。ダイジェスト版での再生が指定さ
れているときには、再生映像構成表201の再生属性欄
207に「Digest」と記載された映像データだけ
を選択して、元の再生順序の順に並べる。図2に示した
再生映像構成表201から図3に示す再生映像構成表が
再構築される。再生映像構成表301では、再生属性欄
302には、全て「Digest」が記載されている。
【0021】再生映像構成表再構築部115は、子供が
番組を視聴するとの指定を受けたときには、再生映像構
成表201の再生属性欄207に「年齢制限」と記載さ
れた映像データを除外して再生映像構成表を再構築す
る。図4に子供向けの番組とした再生映像構成表を示
す。この再生映像構成表401では、「年齢制限」の再
生属性を持つ映像データが除外されている。
【0022】再生映像構成表再構築部115は、再構築
した再生映像構成表301又は401を再生映像情報処
理部117と映像データ再生部118とに通知する。再
生映像情報処理部117では、映像転送命令作成部11
9が再生映像構成表再構築部115から通知された再生
映像構成表301又は402を基に映像データの転送命
令を作成する。
【0023】例えば、再生映像構成表301が通知され
ているときには、再生順序「1」の行のサイト1で識別
される映像ファイル提供装置101宛に、ファイル名
「ファイル5」と読み出し開始フレーム番号「180
0」と読み出しフレーム数「300」とを記載した映像
データの転送命令を作成し、映像転送命令送信部120
に通知する。次に、再生順序「2」の行のサイト3で識
別される映像ファイル提供装置101宛に、ファイル名
「ファイル7」と読み出し開始フレーム番号「200」
と読み出しフレーム数「600」とを記載した映像デー
タの転送命令を作成し、映像命令送信部120に通知す
る。同様に、再生順序の「3」、「4」の行についても
行う。
【0024】映像転送命令送信部120は、映像転送命
令作成部119から通知された転送命令を各サイト名の
映像ファイル提供装置101宛にインターネット103
を介して送信する。映像データ受信部121は、映像転
送命令送信部120からの転送命令を受信した映像ファ
イル提供装置101から映像データを受信すると、映像
データ再生部118に通知する。
【0025】映像データ再生部118は、再生映像構成
表再構築部115から通知された再生映像構成表301
に記載された再生順序に従い、映像データ受信部121
から通知された映像データ受信部121から通知された
映像データを再生し、モニタに映像を出力する。次に、
本実施の形態の動作を図5、図6のフローチャートを用
いて説明する。
【0026】図5は、映像ファイル提供装置101の動
作を説明するフローチャートである。映像転送命令受信
部106は、映像データの転送命令を受信するのを待っ
て(S502)、映像データ読出部107に映像ファイ
ル記憶部104のファイル名と開始フレーム番号とフレ
ーム数とを通知する(S504)。
【0027】映像データ読出部107は、通知された映
像データのフレームを映像ファイル記憶部105から読
み出し、読み出した映像データを映像データ送信部10
8に通知する(S506)。映像データ送信部108
は、要求元の映像視聴装置に通知された映像データを送
信し(S508)、S502に戻る。
【0028】図6は、映像視聴装置102の動作を説明
するフローチャートである。再生映像構成表ファイル指
定部113は、番組(再生映像構成表)の指定を視聴者
から受けるのを待って(S602)、再生映像構成表フ
ァイル読出部114に読み出しを指示する。再生映像構
成表ファイル読出部114は、指定された再生映像構成
表201を再生映像構成表ファイル記憶部112から読
み出し、再生映像構成表再構築部115に通知する(S
604)。
【0029】再生手法指定部116は、視聴者から再生
手法の指定を受け付けると、再生映像構成表再構築部1
15に再生手法を通知する(S606)。再生映像構成
表再構築部115は、再生映像構成表201の再生属性
と再生手法とから映像データを選択して再生映像構成表
301又は401を再構築し、映像転送命令作成部11
9に通知する(S608)。
【0030】映像転送命令作成部119は、再生映像構
成表301又は401の再生順序の上位から映像データ
が記憶されているサイト名で識別される映像ファイル提
供装置宛に映像データの転送命令を作成する(S61
0)。映像転送命令送信部120は、作成された映像デ
ータの転送命令をサイト名で識別される映像ファイル提
供装置101に送信する(S612)。
【0031】映像データ受信部121には、要求した映
像データを受信すると、映像データ再生部118に映像
データを通知する(S614)。映像データ再生部11
8は、映像データを再生し、モニタに出力する(S61
6)。 映像転送命令作成部119は、再生順序の下位
にまだ映像データの転送命令の作成が未処理のものがあ
るか否かを判断し(S618)、なければ処理を終了
し、あればS610に戻る。
【0032】(実施の形態2)図7は、本発明に係るイ
ンターネット放送システムの実施の形態2の構成図であ
る。このインターネット放送システムは、映像ファイル
提供装置701と、複数の映像視聴装置702とがイン
ターネット703を介して接続されている。
【0033】映像ファイル提供装置701は、映像ファ
イル保管部704と再生映像構成表ファイル保管部70
5とからなる。映像ファイル保管部704と再生映像構
成表ファイル保管部705とは、ともにWebサーバを
構成し、サイト名で識別される。本実施の形態2の映像
ファイル保管部704は、上記実施の形態1の映像ファ
イル提供装置101と同様の構成であるので、同一の符
号を付し、その説明を省略する。
【0034】再生映像構成表ファイル保管部705の再
生映像構成表ファイル記憶部712は上記実施の形態1
の映像視聴装置102の再生映像構成表ファイル記憶部
112と同様のものである。上記実施の形態1では、再
生映像構成表ファイルをCD−ROM等の記録媒体に記
録しておき、これを映像視聴装置102に備えることと
したけれども、本実施の形態では、映像ファイル提供装
置701に備えることとし、映像視聴装置702からの
転送命令によって、再生映像構成表を送信するようにし
ている。
【0035】本実施の形態と上記実施の形態1との構成
の相違は、この再生映像構成表ファイル記憶部712を
再生映像構成表ファイル保管部705に備えることによ
るものである。再生映像構成表保管部705は、再生映
像構成表ファイル記憶部712と、再生映像構成表転送
命令受信部713と、再生映像構成表読出部714と、
再生映像構成表送信部715とを備えている。
【0036】再生映像構成表転送命令受信部713は、
映像視聴装置702から再生映像構成表の転送命令を受
信すると、再生映像構成表読出部714に再生構成表を
読み出すよう指示する。再生映像構成表読出部714
は、再生映像構成表転送命令受信部713からの指示に
よって、再生映像構成表ファイル記憶部712から指示
された再生映像構成表を読み出し、再生映像構成表送信
部715に通知する。
【0037】再生映像構成表送信部715は、通知され
た再生映像構成表を要求元の映像視聴装置702に送信
する。映像視聴装置702は、再生映像構成表転送命令
作成部716と、再生映像構成表転送命令送信部717
と、再生映像構成表受信部718と、再生映像構成表再
構築部115と、再生手法指定部116と、映像転送命
令作成部119と映像転送命令送信部120と映像デー
タ受信部211とを含む再生映像情報処理部117と、
映像データ再生部118とを備えている。
【0038】上記実施の形態1と同様の構成部分には、
同一の符号を付し説明を省略し、本実施の形態固有の構
成部分についてのみ説明する。再生映像構成表転送命令
作成部717は、視聴者から番組の指定を受けると、当
該番組の再生映像構成表を映像ファイル提供装置701
の再生映像構成表ファイル保管部705のサイト宛に要
求する転送命令を作成する。
【0039】再生映像構成表転送命令送信部717は、
作成された再生映像構成表の転送命令を映像ファイル提
供装置701のサイト名で識別される再生映像構成表フ
ァイル保管部705にインターネット703を介して送
信する。再生映像構成表受信部718は、映像ファイル
提供装置701の再生映像構成表ファイル保管部705
から要求した再生映像構成表をインターネットを介して
受信すると、再生映像構成表再構築部115に通知す
る。
【0040】映像視聴装置702の他の構成は、上記実
施の形態1の構成とほぼ同様であるので説明を省略し、
以下、本実施の形態の動作を図8、図9に示すフローチ
ャートを用いて説明する。図8は、本実施の形態の映像
ファイル提供装置701の再生映像構成表ファイル保管
部705の動作を説明するフローチャートである。
【0041】再生映像構成表ファイル保管部705の再
生映像構成表転送命令受信部713は、映像視聴装置7
02からインターネット703を介して、再生映像構成
表の転送命令を受信すると(S802)、指定された再
生映像構成表の読み出しを再生映像構成表読出部714
に指示する(S804)。再生映像構成表読出部714
は、再生映像構成表ファイル記憶部712から指定され
た再生映像構成表を読み出し、再生映像構成表送信部7
15に通知する(S806)。
【0042】再生映像構成表送信部715は、通知され
た再生映像構成表を要求元の映像視聴装置702にイン
ターネット703を介して送信し(S808)、S80
2に戻る。なお、映像ファイル保管部704の動作は、
実施の形態1の映像ファイル提供装置101の動作とほ
ぼ同様であるので説明を省略する。
【0043】図9は、映像視聴装置702の動作を説明
するフローチャートである。先ず、再生映像構成表転送
命令作成部716は、視聴者から番組の指定を受けるの
を待って(S902)、指定された番組の再生映像構成
表の転送命令を作成する(S904)。再生映像構成表
転送命令送信部717は、作成された再生映像構成表の
転送命令をサイト名で識別される再生映像構成表ファイ
ル保管部705にインターネット703を介して送信す
る(S906)。
【0044】再生映像構成表受信部718は、再生映像
構成表ファイル保管部705から要求した再生映像構成
表の受信を待ち(S908)、受信した再生映像構成表
を再生映像構成表再構築部115に通知する(S91
0)。再生手法指定部116は、視聴者から再生手法の
指定を受けるのを待って、再生映像構成表再構築部11
5に通知する(S912)。
【0045】再生映像構成表再構築部115は、再生映
像構成表の再生属性と再生手法とから映像データを選択
して再生映像構成表を再構築し、映像転送命令作成部1
19に通知する(S914)。映像転送命令作成部11
9は、再生映像構成表の再生順序の上位の映像データか
ら映像データが記憶されている映像ファイル保管部70
5宛に映像データの転送命令を作成する(S916)。
【0046】映像転送命令送信部120は、作成された
映像データの転送命令をサイト名で識別される映像ファ
イル保管部705にインターネット703を介して送信
する(S918)。映像データ受信部121は、要求し
た映像データの受信を待ち、受信した映像データを映像
データ再生部118に通知する(S920)。
【0047】映像データ再生部118は、通知された映
像データを再生してモニタに出力する(S922)。映
像転送命令作成部119は、再生映像構成表の再生順序
の下位の映像データに転送命令の未処理のものがあるか
否かを判断し(S924)、なければ処理を終了し、あ
ればS916に戻る。
【0048】以上のように、本実施の形態では、映像視
聴装置702に予め再生映像構成表ファイルを記憶して
おく必要がなく、映像データと同様、インターネット7
03を介して再生映像構成表を取得することができる。
このため、映像視聴装置702の構成が簡略化される。
なお、本実施の形態では、映像ファイル提供装置701
の再生映尾図構成表ファイル保管部705は、映像視聴
装置702から再生映像構成表の転送命令を受信して要
求元の映像視聴装置702に再生映像構成表送信部71
5が再生映像構成表を送信するようにしていたけれど
も、再生映像構成表を送信すべき映像視聴装置を予め登
録しておき、再生映像構成表送信部715は、登録され
た映像視聴装置宛に再生映像構成表を送信するようにし
てもよい。
【0049】(実施の形態3)図10は、本発明に係る
インターネット放送システムの実施の形態3の構成図で
ある。このインターネット放送システムは、映像ファイ
ル提供装置1001と、映像視聴装置1002とがイン
ターネット1003を介して接続されている。映像ファ
イル提供装置1001は、webサーバを構成してい
る。映像ファイル提供装置1001は、混合ファイル記
憶部1012と、転送命令判定部1013と、再生映像
構成表転送命令受信部1014と、再生映像構成表読出
部1015と、混合ファイル解析部1016と、再生映
像構成表再構築部1017と、再生映像構成表送信部1
018と、映像転送命令受信部1020と、映像データ
送信部1021とを備えている。混合ファイル記憶部1
012は、上記実施の形態1及び実施の形態2の映像フ
ァイル記憶部105に記憶されている映像ファイル10
4と、実施の形態2の再生映像構成表ファイル記憶部7
12に記憶されている再生映像構成表ファイル711と
を記憶しており、更に、再生映像構成表と映像データと
を混合した混合ファイル1011を記憶している。な
お、混合ファイル1011中では、映像データという語
を小区間の映像データを接続したものについても用いて
いる。
【0050】なお、以下には、混合ファイル記憶部10
12に混合ファイル1011が記憶されている場合につ
いて説明する。図11は、混合ファイル記憶部1012
に記憶されている混合ファイルの一例を示す図である。
混合ファイル1011は、マークアップ言語の一種であ
るXML(eXtensible Markup La
nguage)を一部拡張した形式で記載されている。
なお、XMLについては、「標準XML完全解説」(株
式会社技術評論社発行、ISBN4−7741−058
4−8C3055)に詳述されている。
【0051】以下、混合ファイル1011の内容を説明
する。第1行1101は、マークアップ言語の名称とバ
ージョンを表している。ここでは映像を扱えるXMLと
いう意味で、AVXMLと名付けられており、そのバー
ジョンが1.0であることを示している。このことか
ら、この形式の混合ファイル1101を以降AVXML
ファイルと呼ぶ。
【0052】“[>”1102と“]>”1107とに
囲まれた範囲には、AVXML上でのドキュメントタイ
プが定義されている。ドキュメントタイプとは、マーク
アップ言語におけるデータのフォーマットを表現する用
語である。ここでは、videoprogramという
タグを持つドキュメントで用いられる用語を規定してい
る。
【0053】第3行、第4行1103には、VIDEO
1という用語がVIDEOCUTLISTという識別子
により映像データを表していることを定義している。具
体的には、externalという識別子により、他の
映像ファイル提供装置にある映像データを表している。
続く「avxml://.www.x.com/キャスタ映像」により、A
VXML形式のファイルで「www.x.com」というサイト
名の中の「キャスタ映像」というファイルを表してい
る。VIDEO1は、「キャスタ映像」ファイルのタイ
ムコード00:00:30:00から00:01:3
0:00まで、つまり30秒目から1分30秒目までの
1分間の映像データであることを定義している。
【0054】同様に第5行目、第6行1104には、V
IDEO2という用語が映像データを表していることを
定義している。具体的には、selfという識別子によ
りこのAVXMLファイル1011自身が持つ映像デー
タを表し、「今日のニュース項目」という映像データの
タイムコードが00:00:00:00から00:0
1:00:00まで、つまり0秒目から1分目までの1
分間の映像データであることを定義している。
【0055】同様に第7行、第8行1105には、VI
DEO3という用語が映像データを表していることを定
義している。具体的には、externalという識別
子により、他の映像ファイル提供装置にある映像データ
を表している。続く「avxml://www.x.com/コメント映
像」により、AVXML形式のファイルで「www.x.co
m」というサイト名の中の「コメント映像」というファ
イルを表している。VIDEO3は、この「コメント映
像」ファイルのタイムコード00:01:00:00か
ら00:02:00:00まで、つまり1分目から2分
目までの1分間の映像データであることを定義してい
る。
【0056】第9行目1106は、ATTLISTとい
う識別子により要素「videocut」が属性pri
orityを持ち、「low(低優先度)」と「hig
h(高優先度)」の2つの値を取り、デフォルトは“l
ow”であることを定義している。第11行1108か
ら第35行1132までが、「videoprogra
m」というタグで、再生映像構成表ならびに自身が保持
する映像データを表現している。再生映像構成表の名前
は第12行1109で「今日のニュース」、この映像番
組の全部の時間長は第13行1110でタイムコード0
0:03:00:00、つまり3分間の映像であること
を表している。
【0057】第14行1111から第24行1121ま
でが「再生映像構成表」というタグで、様々な映像デー
タをどのように組み合わせて映像番組を構成しているか
を表している。第15行1112から第17行111
4、第18行1115から第20行1117、第21行
1118から第23行1120は、それぞれ「vide
ocut」というタグで表される映像データを表してい
る部分で、第16行1113では先にVIDEO1とい
う識別子で定義した映像データを引用し、第19行11
16ではVIDEO2という識別子で定義した映像デー
タを引用し、第22行1119ではVIDEO3という
識別子で定義した映像データを引用することを表してい
る。
【0058】第18行1115ではVIDEO2で定義
された映像データが属性priority“high”
を持つことを表す。この第24行1121までの記述で
このAVXMLファイル1101は、「今日のニュー
ス」という番組が通常再生時には、www.x.comというサ
イトの「キャスタ映像」という映像ファイルの30秒目
から1分間を再生し、次に本AVXMLファイル101
1中の「今日のニュース項目」という映像ファイルの0
秒目から1分目を再生し、最後にwww.x.comというサイ
トの「コメント映像」という映像ファイルの1分目から
1分間を再生する合計3分間の映像であり、ダイジェス
ト再生時には、本AVXMLファイル1011中の「今
日のニュース項目」という映像データの0秒目から1分
目のみを再生する映像であることが表されている。
【0059】第25行1122から第34行1131ま
では映像データの記述である。第26行1123でこの
映像データは「今日のニュース項目」というタイトルで
あることを表し、第27行1124でその全時間長はタ
イムコードで00:05:00:00つまり5分間であ
ること、第28行1125でその開始フレームのタイム
コードは00:00:00:00、第29行1126で
終了フレームのタイムコードは00:05:00:00
であることが記述され、第30行1127で各フレーム
は「JPEG Interchange Forma
t」という名前の符号化方式で符号化されていることが
表されている。
【0060】第31行1128から第33行1130は
「videocontents」というタグで、実際の
映像データそのものが表されている。ここでは映像デー
タはバイナリデータとして第32行1129の位置に格
納されている。なお、このバイナリデータは、これをA
SCIIテキストで表現するようなものであっても構わ
ない。
【0061】転送命令判定部1013は、映像視聴装置
1002から転送命令を受信し、その転送命令が再生映
像構成表の転送命令か映像データの転送命令かを判断
し、再生映像構成表の転送命令であれば、再生映像構成
表転送命令受信部1014に転送命令と要求元の映像視
聴装置1002とを通知する。また、映像データの転送
命令であれば、映像転送命令受信部1019に転送命令
と要求元の映像視聴装置1002とを通知する。
【0062】再生映像構成表転送命令受信部1014
は、再生映像構成表の転送命令を通知されると再生映像
構成表読出部1015と再生映像構成表再構築部101
7に転送命令を通知する。再生映像構成表読出部101
5は、通知された転送命令から番組の再生映像構成表が
記載されているファイル名を取得し、混合ファイル解析
部1016に当該ファイルを読み出して解析し、再生映
像構成表を通知するよう指示する。
【0063】また、再生映像構成表読出部1015は、
混合ファイル解析部1016から再生映像構成表の通知
を受けると、再生映像構成表を再生映像構成表再構築部
1017に通知する。混合ファイル解析部1016は、
再生映像構成表読出部1015から通知されたファイル
名の混合ファイル例えば、AVXMLファイル1011
を混合ファイル記憶部1012から読み出す。混合ファ
イル解析部1016は、AVXMLファイル1011に
記載されている内容を解析する。AVXMLファイル1
011に記載されている映像番組の再生映像構成表に記
載された映像データごとにその映像データを含む映像フ
ァイルが記憶されている映像ファイル提供装置のサイト
名と、映像ファイル名と、その映像ファイルの読み出し
開始時刻と終了時刻と、再生属性とを再生映像構成表読
出部1015に通知する。
【0064】また、混合ファイル解析部1016は、映
像データ読出部1020から映像データの読み出し指示
を通知されると、混合ファイル記憶部1012に記憶さ
れているAVXMLファイル1011中の映像データの
指定された読み出し開始時刻から終了時刻までを読み出
し、映像データ読出部1020に映像データを通知す
る。
【0065】なお、混合ファイル解析部1016は、映
像ファイルが記憶されている映像ファイル提供装置のサ
イト名に“self”が記載されているときには、自身
のサイト名例えば、“www.z.com”を再生映像構成表読
出部1015に通知する。再生映像構成表再構築部10
17は、再生映像構成表転送命令受信部1014から通
知された転送命令から再生手法を取得する。また、再生
映像構成表読出部1015から通知された再生映像構成
表の再生属性と再生手法とを比較し、再生手法に合致す
る再生属性を有する再生映像構成表中の映像データを選
択し、再生映像構成表を再構築する。再構築した再生映
像構成表を再生映像構成表送信部1018に通知する。
【0066】再生映像構成表送信部1018は、再生映
像構成表再構築部1017で再構築された再生映像構成
表を要求元の映像視聴装置1002宛にインターネット
1003を介して送信する。映像転送命令受信部101
8は、転送命令判定部1013から映像データの転送命
令の通知を受けると、映像データ読出部1020に転送
命令に記載された映像データの読み出し開始時刻と終了
時刻とを通知する。
【0067】映像データ読出部1020は、混合ファイ
ル解析部1016に映像データの読み出し開始時刻と終
了時刻とを通知し、AVXMLファイル1011中の映
像データから指定の開始時刻から終了時刻までの映像デ
ータを読み出すように指示する。混合ファイル解析部1
016から映像データを通知されると、映像データ送信
部1021に映像データを通知する。
【0068】映像データ送信部1021は、映像データ
読出部1020から通知された映像データを要求元の映
像視聴装置1002にインターネット1003を介して
送信する。次に、映像視聴装置1002は、再生映像構
成表転送命令作成部1031と、再生映像構成表転送命
令送信部1032と、再生映像構成表受信部1033
と、再生映像情報処理部117と、映像データ再生部1
18とを備えている。再生映像処理部117は、映像転
送命令作成部119と映像転送命令送信部120と、映
像受信部121とを含んでいる。なお、上記実施の形態
1と同様の構成部分には同一の符号を付し、説明を省略
し、本実施の形態固有の部分についてのみ説明する。
【0069】再生映像構成表転送命令作成部1031
は、視聴者から映像番組とその再生手法との指定を受け
付ける。再生映像構成表転送命令作成部1013は、受
け付けた映像番組の再生映像構成表を有する映像ファイ
ル提供装置1001のサイト名宛に再生映像構成表の転
送命令を作成する。この転送命令には、再生映像構成表
の記載されたファイル名と視聴者の指定した再生手法と
が含まれている。
【0070】再生映像構成表転送命令送信部1032
は、再生映像構成表転送命令作成部1031で作成され
た転送命令をインターネット1003を介してサイト名
で識別される映像ファイル提供装置1001宛送信す
る。なお、要求元の映像視聴装置1002であることを
識別する識別子も転送命令と共に送信する。再生映像構
成表受信部1033は、映像ファイル提供装置1001
からインターネット1003を介して再生映像構成表を
受信すると、再生映像情報処理部117の映像転送命令
作成部119と映像データ再生部118とに通知する。
【0071】なお、再生映像情報処理部117と映像デ
ータ再生部118の構成は、上記実施の形態1のそれと
同様である。次に、本実施の形態の映像ファイル提供装
置1001の動作を図12〜図15のフローチャートを
用いて説明する。図12は、映像ファイル提供装置10
01全体の動作を説明するフローチャートである。
【0072】先ず、転送命令判定部1013は、映像視
聴装置1002からの転送命令の受信を待ち(S120
2)、再生映像構成表の転送命令か否かを判定する(S
1204)。再生映像構成表の転送命令のときには、再
生映像構成表転送命令受信部1014に転送命令を通知
する。再生映像構成表転送命令受信部1014は、転送
命令からファイル名と再生手法とを取得し、混合ファイ
ル解析部1016にファイル名を通知して、再生映像構
成表を通知するよう指示し、再生映像構成表再構築部1
017に再生手法を通知する(S1206)。
【0073】混合ファイル解析部1016は、混合ファ
イル記憶部1012に記憶されているファイル名で指定
されたAVXMLファイル1101を読み出し(S12
08)、解析する(S1210)。解析結果から再生映
像構成表を作成し、再生映像構成表読出部1015に通
知する。再生映像構成表再構築部1017は、再生映像
構成表読出部1015から再生映像構成表の通知を受け
る(S1212)。
【0074】再生映像構成表再構築部1017は、再生
映像構成表に含まれる映像データ数nを取得し(S12
14)、カウンタiを「1」に設定する(S121
6)。次に、再生映像構成表再構築部1017は、カウ
ンタiの値が映像データ数n以下であるか否かを判定し
(S1218)、以下であれば、再生順序i番目の映像
データの再生属性が再生手法に合致するか否かを判定す
る(S1220)。合致しないときには、i番目の映像
データを再生映像構成表から削除し(S1222)、カ
ウンタiに「1」を加えて(S1224)、S1218
に戻る。合致するときには、その映像データを再生映像
構成表にそのまま残し、S1224に移る。
【0075】S1218で、カウンタiの値が映像デー
タ数nを越えたときには、再構築した再生映像構成表を
再生映像構成表送信部1018に通知する。再生映像構
成表送信部1018は、再生映像構成表をインターネッ
ト1003を介して、要求元の映像視聴装置1002に
送信し(S1226)、処理を終了する。S1204に
おいて、再生映像構成表の転送命令でないときには、転
送命令判定部1013は、映像データの転送命令である
か否かを判定し(S1228)、映像データの転送命令
でなければ、処理を終了し、映像データの転送命令であ
れば、転送命令を映像転送命令受信部1019に通知す
る。
【0076】映像転送命令受信部1019は、転送命令
からファイル名と映像データの読み出し開始時刻と終了
時刻とを取得し(S1230)、映像データ読出部10
20に通知する。映像データ読出部1020は、混合フ
ァイル解析部1016に映像データの読み出しの指示を
ファイル名と読み出し区間とを通知して行う。
【0077】混合ファイル解析部1016は、混合ファ
イル記憶部1012に記憶されている指示されたファイ
ル名のAVXMLファイル1011を読み出して(S1
232)、解析し(S1234)、指定区間の映像デー
タを取得し、映像データ読出部1020に通知する(S
1236)。映像データ送信部1021は、映像データ
読出部1020から通知された映像データを要求元の映
像視聴装置1002にインターネット1003を介して
送信し(S1238)、処理を終了する。
【0078】次に、混合ファイル解析部1016の動作
を図13〜図15のフローチャートを用いて説明する。
先ず、混合ファイル解析部1016は、指定されたファ
イル名を読み出し、AVXMLファイルか否かを判定し
(S1302)、否であれば、処理を終了し、AVXM
Lファイルであれば、videoprogram文書型
宣言はあるか否かを判定する(S1304)。肯定のと
きはvideoprogramタグがあるか否かを判定
する(S1308)。なければ処理を終了し、あればv
ideoprogramタグ内の情報を取得して(S1
310)、処理を終了する。
【0079】次に、図14のフローチャートを用いて説
明する。混合ファイル解析部1016は、videop
rogram文書型宣言の内にVIDEOCUTLIS
T宣言があるか否かを判定し(S1402)、あるとき
は、映像データの識別子、格納場所(サイト名)、ファ
イル名、開始点、終了点(読み出し開始時刻、終了時
刻)とを取得し(S1404)、S1402に戻る。
【0080】次に、VIDEOCUTLIST宣言を全
て読み出した後に、ATTLIST宣言はあるか否かを
判定し(S1406)、なければ終了し、あるときに
は、videocutに対する属性か否かを判定する
(S1408)。肯定のときには、属性名、属性が取り
得る値、デフォルト値を取得し(S1410)、S14
06に戻る。
【0081】次に、図15のフローチャートを用いて説
明する。混合ファイル解析部1016は、先ず、tit
leタグを見つけて(S1502)、ビデオプログラム
(映像番組)のタイトルを取得する(S1504)。次
に、durationタグを見つけて(S1506)、
ビデオプログラムの長さ(再生時間)を取得する(S1
508)。
【0082】混合ファイル解析部1016は、再生映像
構成表タグがあるか否かを判断し(S1510)、ある
ときは、videocutタグがあるか否かを判断する
(S1512)。videocutタグがあれば映像デ
ータの識別子と属性とを取得し(S1514)、S15
12に戻る。videocutタグがないとき、S15
10において再生映像構成表タグがないときには、映像
ファイルタグはあるか否かを判断する(S1516)。
なければ、処理を終了し、あるときには、videot
itleタグを見つけて(S1518)、映像ファイル
のタイトルを取得する(S1520)。
【0083】混合ファイル解析部1016は、vide
odurationタグを見つけて(S1522)、映
像ファイルの長さ(再生時間)を取得する(S152
4)。次に、videoinタグを見つけて(S152
6)、映像ファイルの参照開始点(読み出し開始時刻)
を取得し(S1528)、videooutタグを見つ
けて(S1530)、映像ファイルの参照終了点(読み
出し終了時刻)を取得する(S1532)。
【0084】次に、videoformatタグを見つ
けて(S1534)、映像フォーマットを取得し(S1
536)、videocontentsタグを見つけて
(S1538)、映像ファイルを取得し(S154
0)、処理を終了する。上述した処理によって、図11
に示したAVXMLファイル1011の解析結果から再
生映像構成表は、再生手法が通常の視聴場合、図16に
示すようなものが得られる。
【0085】なお、この映像番組「今日のニュース」の
再生映像構成表1601には、映像データの識別子に替
えて、再生順序欄1602にその番号を示している。ま
た、再生属性欄1603には、属性priorityの
値が記載されているが、デフォルトで与えられるlow
は省略されている。この属性のhighは、上記実施の
形態1で述べたDigestに相当するものである。
【0086】映像視聴装置1002から再生手法がDi
gestを指定する再生映像構成表の転送命令によっ
て、再生映像構成表1601が再構築されると、図17
に示すようになる。再生映像構成表1701は、再生映
像構成表1601のうち、再生手法のDigestに合
致する再生属性highの映像データだけが選択された
ものである。
【0087】なお、上記実施の形態1では、映像データ
を特定するのに読み出し開始フレーム番号と読み出しフ
レーム数とを用いたけれども、本実施の形態では、読み
出し開始時刻1604と読み出し終了時刻1605とで
映像データを特定している。次に、本実施の形態の映像
視聴装置1002での動作を図18〜図20のフローチ
ャートを用いて説明する。
【0088】先ず、再生映像構成表転送命令作成部10
31は、視聴者から番組の再生要求と、再生手法との指
定を受ける(S1802)。指定された番組の再生映像
構成表を有する映像ファイル提供装置1001のサイト
宛に、映像番組名と指定された再生手法とを記載した再
生映像構成表の転送命令を作成する(S1804)。再
生映像構成表転送命令送信部1032は、作成された転
送命令に自身の映像視聴装置1002を識別する識別子
を付してインターネット1003を介して映像ファイル
提供装置1001に送信する(S1806)。
【0089】再生映像構成表受信部1033は、再生映
像構成表を映像ファイル提供装置1001から受信する
のを待って(S1808)、再生映像情報処理部117
の映像転送命令作成部119に再生映像構成表を通知す
る。映像転送命令作成部119は、再生映像構成表の再
生順序の最終の順位から映像データ数nを取得する(S
1810)。カウンタiに「1」を設定し(S181
6)、カウンタiの値が映像データ数n以下であるか否
かを判定し(S1814)、否であれば処理を終了す
る。
【0090】肯定であれば、再生順序のi番目の映像デ
ータを保有する情報提供装置のサイト名等の情報を取得
する(S1816)。取得したサイト名で識別される映
像提供装置1001宛に、i番目の映像データが記録さ
れている映像ファイルの読み出し開始時刻、終了時刻等
を含む映像データの転送命令を作成する(S181
8)。
【0091】映像転送命令送信部120は、映像提供装
置1001にインターネット1003を介して作成され
た映像データの転送命令を送信する(S1820)。映
像転送命令作成部119は、カウンタiに「1」を加え
て(S1822)、S1814に戻る。次に、図19に
示すフローチャートに移り、映像データ受信部121
は、映像データの受信を待ち(S1902)、受信した
映像データを受信バッファへ格納する(S1904)。
【0092】図20は、視聴者からの映像再生要求に対
する映像データ再生部118の動作を説明するフローチ
ャートである。映像データ再生部118は、再生映像構
成表受信部1033が受信した再生映像構成表を再生映
像情報処理部117を介して取得し、その映像データ数
nを取得する(S2002)。
【0093】カウンタiに「1」を設定し(S200
4)、i≦nか否かを判定し(S2006)、肯定であ
れば、再生順序のi番目の映像データを映像データ受信
部121の受信バッファから取得し(S2008)、映
像データを再生し、再生バッファへ格納する(S201
0)。再生バッファに格納された映像は、外部のモニタ
で再生される。カウンタiに「1」を加えて(S201
2)、S2006に戻る。
【0094】AVXMLファイル1011が映像ファイ
ル提供装置1001に記憶されている場合に、再生映像
構成表転送命令作成部1031において、再生手法が通
常の視聴であるとの指定を視聴者から受けているときに
は、図16に示した再生映像構成表1601が受信され
る。また、再生手法がDigestであるとの指定を受
けているときには、図17に示した再生映像構成表17
01が受信される。
【0095】なお、上記各実施の形態では、映像ファイ
ル提供装置と映像視聴装置とはインターネットで接続さ
れていたけれども、イントラネット等の回線網で接続さ
れていてもよい。また、上記各実施の形態では、図1、
図7、図10にその構成図を記載したけれども、各構成
要素の機能をコンピュータに発揮させるプログラムをコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録しておき、再
生映像構成表の再構築機能を有さない映像ファイル提供
装置又は映像視聴装置に適用するようにしてもよい。
【0096】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、web
サーバを構成し、サイト名で識別され、小区間の映像デ
ータを接続してなる映像ファイルを記憶し、要求された
映像データを読み出し、読み出された映像データをイン
ターネットを介して送信する映像ファイル提供装置とイ
ンターネットで接続された映像視聴装置であって、前記
映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名と前
記映像ファイル提供装置における記憶領域の所在と属性
とを、再生順に記録した映像データ構成表を記憶する構
成表記憶手段と、視聴者から映像データを選択するため
の再生手法の指定を受け付ける受付手段と、受け付けた
再生手法に従い前記映像データ構成表の属性を参照して
再生順に映像ファイルの映像データを選択する映像デー
タ選択手段と、選択された映像データを再生順にサイト
名で識別される前記映像ファイル提供装置にインターネ
ットを介して要求する要求手段と、要求先の映像ファイ
ル提供装置から要求に応じた映像データを受信する受信
手段と、受信した映像データを再生する再生手段とを備
えることとしている。このような構成によって、映像フ
ァイル提供装置に再生手法ごとに映像番組を構成する映
像データが記憶されていなくとも、映像視聴装置におい
て、視聴者の指定する再生手法に従って、映像データを
順に受信して再生することができる。 また、前記映像
視聴装置の構成表記憶手段に記憶された映像データ構成
表に記録された記憶領域の所在は、映像ファイル名と、
映像ファイルの開始フレーム番号と、映像ファイルのフ
レーム数とで示され、前記要求手段は、映像ファイル名
と開始フレーム番号とフレーム数とを前記映像ファイル
提供装置に送信して前記映像データを要求することとし
ている。このような構成によって、映像ファイルに含ま
れる映像データが映像ファイル記憶手段のどこに記憶さ
れているかを容易に特定することができる。
【0097】また、前記映像視聴装置の構成表記憶手段
に記憶された映像データ構成表の属性は、各映像データ
が再生手法の指定によって選択されるべきか否かを示す
情報であり、前記映像データ選択手段は、前記再生手法
の指定により各映像データを選択するか否かを前記属性
により判定することとしている。このような構成によっ
て、視聴者の再生手法の指定によって映像データの属性
により、各映像データを選択するか否かを判定すること
ができる。
【0098】また、前記属性は、映像データの再生時に
ダイジェスト版として再生されるべき情報であるダイジ
ェストを示し、前記映像データ選択手段は、再生手法が
ダイジェスト版のとき、前記属性の映像データを選択す
ることとしている。このような構成によって、通常の再
生による映像ファイルからダイジェスト版だけの映像デ
ータを選択して再生することができる。
【0099】また、前記属性は、映像データを年少者の
視聴時に再生させない情報である年齢制限を示し、前記
映像データ選択手段は、再生手法として年少者の視聴が
指定されたとき、前記属性の映像データを選択しないこ
ととしている。このような構成によって、通常の再生に
よる映像ファイルから年齢制限のある映像データを除外
して再生することができる。
【0100】また、本発明は、webサーバを構成し、
サイト名で識別される映像ファイル提供装置と複数の映
像視聴装置とがインターネットで接続されたインターネ
ット放送システムであって、映像ファイル提供装置は、
小区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶
する映像ファイル記憶手段と、前記映像視聴装置から映
像ファイルの小区間の映像データを特定した送信要求を
受け付ける受付手段と、要求された映像データを前記映
像ファイル記憶手段から読み出す読出手段と、読み出さ
れた映像データを要求元の映像視聴装置にインターネッ
トを介して送信する送信手段とを備え、各映像視聴装置
は、前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイ
ト名と前記映像ファイル記憶手段における記憶領域の所
在と属性とを再生順に記録した映像データ構成表を記憶
する構成表記憶手段と、視聴者から映像データを選択す
るための再生手法の指定を受け付ける受付手段と、受け
付けた再生手法に従い前記映像データ構成表の属性を参
照して再生順に映像ファイルの映像データを選択する映
像データ選択手段と、選択された映像データを再生順に
サイト名で識別される前記映像ファイル提供装置にイン
ターネットを介して要求する要求手段と、要求先の映像
ファイル提供装置から要求に応じた映像データを受信す
る受信手段と、受信した映像データを再生する再生手段
とを備えることとしている。このような構成によって、
映像ファイル提供装置は、映像視聴装置における再生手
法ごとに異なる映像ファイルを全てその再生順に記憶し
ておく必要はなく、映像ファイル記憶手段の記憶容量を
増加させることなく、映像視聴装置において、簡単な操
作で視聴者の所望の映像データをその再生手法に従い再
生することができる。
【0101】また、本発明は、複数の映像視聴装置とが
インターネットで接続されたwebサーバを構成し、サ
イト名で識別される映像ファイル提供装置であって、小
区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶す
る映像ファイル記憶手段と、前記映像視聴装置から映像
ファイルの小区間の映像データを特定した送信要求を受
け付ける受付手段と、要求された映像データを前記映像
ファイル記憶手段から読み出す読出手段と、読み出され
た映像データを要求元の映像視聴装置にインターネット
を介して送信する送信手段とを有する映像ファイル保管
手段と、前記映像ファイルの小区間の映像データごとに
サイト名と前記映像ファイル記憶手段における記憶領域
の所在と属性とを、再生順に記録した映像データ構成表
を記憶する構成表記憶手段と、前記映像視聴装置から映
像データ構成表の送信要求を受け付ける受付手段と、要
求された映像データ構成表を前記映像構成表記憶手段か
ら読み出す読出手段と、読み出された映像データ構成表
を要求元の映像視聴装置にインターネットを介して送信
する送信手段とを有する映像構成表保管手段とを備える
こととしている。このような構成によって、映像番組を
構成する映像データを再生手法ごとに記憶していなくて
も、映像データ構成表を記憶しておき、映像視聴装置か
らの送信要求に応じて映像データ構成表を送信すること
によって、映像視聴装置に映像番組の再生手法に応じた
映像データを送信することができる。
【0102】また、映像ファイル提供装置の映像構成表
保管手段は、更に、予め映像データ構成表を送信する映
像視聴装置を登録する登録手段を備え、前記映像構成表
保管手段の送信手段は、登録手段に登録された映像視聴
装置宛に映像データ構成表を送信することとしている。
このような構成によって、予め登録された映像視聴装置
には、映像データ構成表をその送信要求を待つことな
く、送信することができる。
【0103】また、本発明は、請求項7記載の映像ファ
イル提供装置とインターネットで接続された映像視聴装
置であって、前記映像構成表保管手段に所望の映像デー
タ構成表を視聴者からの指示を受けて送信要求する送信
要求手段と、前記映像構成表保管手段から映像データ構
成表をインターネットを介して受信して記憶する受信記
憶手段と、視聴者から映像データを選択するための再生
手法の指定を受け付ける受付手段と、受け付けた再生手
法に従い記憶された映像データ構成表の属性を参照して
再生順に映像ファイルの映像データを選択する映像デー
タ選択手段と、選択された映像データを再生順にサイト
名で識別される前記映像ファイル保管手段にインターネ
ットを介して要求する要求手段と、要求先の映像ファイ
ル保管手段から要求に応じた映像データを受信する受信
手段と、受信した映像データを再生する再生手段とを備
えることとしている。このような構成によって、映像視
聴装置は、予め映像データ構成表を持つことなく、映像
ファイル提供装置に映像データ構成表の送信要求をし
て、映像データ構成表を得ることができる。これによっ
て、再生手法に応じた映像データを取得し、再生でき
る。
【0104】また、本発明は、webサーバを構成し、
サイト名で識別される映像ファイル提供装置と複数の映
像視聴装置とがインターネットで接続されたインターネ
ット放送システムであって、映像ファイル提供装置は、
小区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶
する映像ファイル記憶手段と、前記映像視聴装置から映
像ファイルの小区間の映像データを特定した送信要求を
受け付ける受付手段と、要求された映像データを前記映
像ファイル記憶手段から読み出す読出手段と、読み出さ
れた映像データを要求元の映像視聴装置にインターネッ
トを介して送信する送信手段とを有する映像ファイル保
管手段と、前記映像ファイルの小区間の映像データごと
にサイト名と前記映像ファイル記憶手段における記憶領
域と属性とを、再生順に記録した映像データ構成表を記
憶する構成表記憶手段と、前記映像視聴装置から映像デ
ータ構成表の送信要求を受け付ける受付手段と、要求さ
れた映像データ構成表を前記映像構成表記憶手段から読
み出す読出手段と、読み出された映像データ構成表を要
求元の映像視聴装置にインターネットを介して送信する
送信手段とを有する映像構成表保管手段とを備え、各映
像視聴装置は、前記映像構成表保管手段に所望の映像デ
ータ構成表を視聴者からの指示を受けて送信要求する送
信要求手段と、前記映像構成表保管手段から映像データ
構成表をインターネットを介して受信して記憶する受信
記憶手段と、視聴者から映像データを選択するための再
生手法の指定を受け付ける受付手段と、受け付けた再生
手法に従い記憶された映像データ構成表の属性を参照し
て再生順に映像ファイルの映像データを選択する映像デ
ータ選択手段と、選択された映像データを再生順にサイ
ト名で識別される前記映像ファイル保管手段にインター
ネットを介して要求する要求手段と、要求先の映像ファ
イル保管手段から要求に応じた映像データを受信する受
信手段と、受信した映像データを再生する再生手段とを
備えることとしている。このような構成によって、イン
ターネット放送システムの映像ファイル提供装置に再生
手法ごとに映像番組の映像データ構成表を取得して、再
生手法に応じた映像データを順に取得して再生すること
ができる。
【0105】また、本発明は、複数の映像視聴装置とイ
ンターネットで接続され、webサーバを構成し、サイ
ト名で識別される映像ファイル提供装置であって、小区
間の映像データを接続してなる映像データ列と、前記映
像データ列の小区間の映像データごとにサイト名と前記
映像データ列における記憶領域の所在と属性とを再生順
に記録した映像データ構成表とを混合ファイルとして記
憶する混合ファイル記憶手段と、前記映像視聴装置から
映像データ構成表の送信要求を受け付ける受付手段と、
要求された映像データ構成表を前記混合ファイルから読
み出す第1読出手段と、再生手法に従い読み出された映
像データ構成表の属性を参照して再生順に映像データを
選択して、映像データ構成表を再構築する再構築手段
と、再構築された映像データ構成表を要求元の映像視聴
装置にインターネットを介して送信する送信手段と、前
記映像視聴装置から映像データ列の小区間の映像データ
を特定した第1送信要求を受け付ける受付手段と、要求
された映像データを前記混合ファイルから読み出す第2
読出手段と、読み出された映像データを要求元の映像視
聴装置にインターネットを介して送信する第2送信手段
とを備えることとしている。このような構成によって、
映像データ構成表と映像ファイルとを1つの混合ファイ
ルとして記憶しておくことができる。従って、2つの保
管手段を要求することがない。映像視聴装置から映像デ
ータ構成表の送信要求を受けると、再生手法に従った映
像データ構成表を再構築して送信するので、映像視聴装
置では、受信した映像データ構成表に従い、映像データ
を要求できる。
【0106】また、前記混合ファイルは、XML(eX
tensible MarkupLanguage)で
記載され、混合ファイルを解析する混合ファイル解析手
段を更に備え、前記第1読出手段又は第2読出手段は、
前記混合ファイル解析手段の解析に基づいて映像データ
構成表又は映像データを読み出すことこととしている。
このような構成によって、混合ファイルは映像ファイル
と映像データ構成表とを容易に解析して取り出すことが
できる。
【0107】また、本発明は、請求項11記載の映像フ
ァイル提供装置とインターネットで接続された映像視聴
装置であって、前記映像ファイル提供装置に視聴者から
の指示を受けて再生手法を記載して所望の映像データ構
成表の送信要求をする送信要求手段と、前記映像ファイ
ル提供装置から映像データ構成表をインターネットを介
して受信する映像データ構成表受信手段と、前記映像デ
ータ構成表受信手段で受信された映像データ構成表に記
載された再生順にサイト名で識別される映像ファイル提
供装置に映像データをインターネットを介して要求する
要求手段と、映像ファイル提供装置から要求に応じた映
像データをインターネットを介して受信する受信手段
と、受信した映像データを再生する再生手段とを備える
こととしている。このような構成によって、映像視聴装
置は、再生手法を記載した映像データ構成表の送信要求
をするだけで、再構築された映像データ構成表を取得す
ることができ、その映像データ構成表を用いて、映像デ
ータを送信要求することができる。
【0108】また、本発明は、webサーバを構成し、
サイト名で識別される映像ファイル提供装置と複数の映
像視聴装置とがインターネットで接続されたインターネ
ット放送システムであって、映像ファイル提供装置は、
小区間の映像データを接続してなる映像データ列と、前
記映像データ列の小区間の映像データごとにサイト名と
前記映像データ列における記憶領域の所在と属性とを再
生順に記録した映像データ構成表とを混合ファイルとし
て記憶する混合ファイル記憶手段と、前記映像視聴装置
から映像データ構成表の送信要求を受け付ける受付手段
と、要求された映像データ構成表を前記混合ファイルか
ら読み出す第1読出手段と、再生手法に従い読み出され
た映像データ構成表の属性を参照して再生順に映像デー
タを選択して、映像データ構成表を再構築する再構築手
段と、再構築された映像データ構成表を要求元の映像視
聴装置にインターネットを介して送信する第1送信手段
と、前記映像視聴装置から映像データ列の小区間の映像
データを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、要
求された映像データを前記混合ファイルから読み出す第
2読出手段と、読み出された映像データを要求元の映像
視聴装置にインターネットを介して送信する第2送信手
段とを備え、各映像視聴装置は、前記映像ファイル提供
装置に視聴者からの指示を受けて再生手法を記載して所
望の映像データ構成表の送信要求をする送信要求手段
と、前記映像ファイル提供装置から映像データ構成表を
インターネットを介して受信する映像データ構成表受信
手段と、前記映像データ構成表受信手段で受信された映
像データ構成表に記載された再生順にサイト名で識別さ
れる映像ファイル提供装置に映像データをインターネッ
トを介して要求する要求手段と、映像ファイル提供装置
から要求に応じた映像データをインターネットを介して
受信する受信手段と、受信した映像データを再生する再
生手段とを備えることとしている。このような構成によ
って、インターネット放送システムは、映像ファイル提
供装置に混合ファイルを記憶させることによって、映像
ファイル提供装置に再生手法ごとの重複した映像データ
を記憶する必要がなく、また、映像視聴装置は、再生手
法を記載した映像データ構成表の要求を映像ファイル提
供装置にすることで、再生手法に応じた映像データ構成
表を取得でき、映像データの再生が可能となる。
【0109】また、本発明は、webサーバを構成し、
サイト名で識別され、小区間の映像データを接続してな
る映像ファイルを記憶し、要求された映像データを読み
出し、読み出された映像データをインターネットを介し
て送信する映像ファイル提供装置とインターネットで接
続された映像視聴装置に適用されるコンピュータ読み取
り可能な記録媒体であって、前記映像ファイルの小区間
の映像データごとにサイト名と前記映像ファイル提供装
置における記憶領域の所在と属性とを、再生順に記録し
た映像データ構成表を記憶する構成表記憶手段と、視聴
者から映像データを選択するための再生手法の指定を受
け付ける受付手段と、受け付けた再生手法に従い前記映
像データ構成表の属性を参照して再生順に映像ファイル
の映像データを選択する映像データ選択手段と、選択さ
れた映像データを再生順にサイト名で識別される前記映
像ファイル提供装置にインターネットを介して要求する
要求手段と、要求先の映像ファイル提供装置から要求に
応じた映像データを受信する受信手段と、受信した映像
データを再生する再生手段との各手段の機能をコンピュ
ータに発揮させるプログラムを記録した記録媒体として
いる。このような構成によって、再生手法に応じた映像
データの送信要求をする機能のない映像視聴装置で再生
手法に応じた映像データを取得し、再生することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインターネット放送システムの実
施の形態1の構成図である。
【図2】上記実施の形態の再生映像構成表ファイル記憶
部に記憶されている再生映像構成表の一例を示す図であ
る。
【図3】上記実施の形態の再生映像構成表再構築部で再
構築された再生映像構成表の一例を示す図である。
【図4】上記実施の形態の再生映像構成表再構築部で再
構築された再生映像構成表の一例を示す図である。
【図5】上記実施の形態の映像ファイル提供装置の動作
を説明するフローチャートである。
【図6】上記実施の形態の映像視聴装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図7】本発明に係るインターネット放送システムの実
施の形態2の構成図である。
【図8】上記実施の形態の再生映像構成表ファイル保管
部の動作を説明するフローチャートである。
【図9】上記実施の形態の映像視聴装置の動作を説明す
るフローチャートである。
【図10】本発明に係るインターネット放送システムの
実施の形態3の構成図である。
【図11】上記実施の形態の混合ファイル記憶部に記憶
されている混合ファイルの一例を示す図である。
【図12】上記実施の形態の映像ファイル提供装置の動
作を説明するフローチャートである。
【図13】上記実施の形態の混合ファイル解析部の動作
を説明するフローチャートである。
【図14】上記実施の形態の混合ファイル解析部の動作
を説明するフローチャートである。
【図15】上記実施の形態の混合ファイル解析部の動作
を説明するフローチャートである。
【図16】図11に示した混合ファイルから作成される
再生映像構成表の一例を示す図である。
【図17】図11に示した混合ファイルから作成される
再生映像構成表の一例を示す図である。
【図18】上記実施の形態の映像視聴装置における映像
データの転送要求の動作を説明するフローチャートであ
る。
【図19】上記実施の形態の映像視聴装置における映像
データの受信動作を説明するフローチャートである。
【図20】上記実施の形態の映像視聴装置における映像
データの再生動作を説明するフローチャートである。
【図21】従来のインターネット放送システムの構成図
である。
【符号の説明】
101,701,1001 映像ファイル提供装置 102,702,1002 映像視聴装置 103,703,1003 インターネット 105 映像ファイル記憶部 106,1019 映像転送命令受信部 107,1020 映像データ読出部 108,1021 映像データ送信部 112 再生映像構成表ファイル記憶部 113 再生映像構成表ファイル指定部 114 再生映像構成表ファイル読出部 115 再生映像構成表再構築部 116 再生手法指定部 117 再生映像情報処理部 118 映像データ再生部 119 映像転送命令作成部 120 映像転送命令送信部 121 映像データ受信部 704 映像ファイル保管部 705 再生映像構成表ファイル保管部 712 再生映像構成表ファイル記憶部 713,1014 再生映像構成表転送命令受信部 714,1015 再生映像構成表読出部 715,1018 再生映像構成表送信部 716,1031 再生映像構成表転送命令作成部 717,1032 再生映像構成表転送命令送信部 718,1033 再生映像構成表受信部 1012 混合ファイル記憶部 1016 混合ファイル解析部 1017 再生映像構成表再構築部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C053 FA28 GB06 GB09 HA21 JA16 JA24 JA30 LA14 5C064 BA01 BB05 BC06 BC10 BC18 BC20 BC23 BD02 BD08

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 webサーバを構成し、サイト名で識別
    され、小区間の映像データを接続してなる映像ファイル
    を記憶し、要求された映像データを読み出し、読み出さ
    れた映像データをインターネットを介して送信する映像
    ファイル提供装置とインターネットで接続された映像視
    聴装置であって、 前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名
    と前記映像ファイル提供装置における記憶領域の所在と
    属性とを、再生順に記録した映像データ構成表を記憶す
    る構成表記憶手段と、 視聴者から映像データを選択するための再生手法の指定
    を受け付ける受付手段と、 受け付けた再生手法に従い前記映像データ構成表の属性
    を参照して再生順に映像ファイルの映像データを選択す
    る映像データ選択手段と、 選択された映像データを再生順にサイト名で識別される
    前記映像ファイル提供装置にインターネットを介して要
    求する要求手段と、 要求先の映像ファイル提供装置から要求に応じた映像デ
    ータを受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とする映像視聴装置。
  2. 【請求項2】 前記映像視聴装置の構成表記憶手段に記
    憶された映像データ構成表に記録された記憶領域の所在
    は、映像ファイル名と、映像ファイルの開始フレーム番
    号と、映像ファイルのフレーム数とで示され、 前記要求手段は、映像ファイル名と、開始フレーム番号
    とフレーム数とを前記映像ファイル提供装置に送信して
    前記映像データを要求することを特徴とする請求項1記
    載の映像視聴装置。
  3. 【請求項3】 前記映像視聴装置の構成表記憶手段に記
    憶された映像データ構成表の属性は、各映像データが再
    生手法の指定によって選択されるべきか否かを示す情報
    であり、 前記映像データ選択手段は、 前記再生手法の指定により各映像データを選択するか否
    かを前記属性により判定することを特徴とする請求項2
    記載の映像視聴装置。
  4. 【請求項4】 前記属性は、映像データの再生時にダイ
    ジェスト版として再生されるべき情報であるダイジェス
    トを示し、 前記映像データ選択手段は、再生手法がダイジェスト版
    のとき、前記属性の映像データを選択することを特徴と
    する請求項3記載の映像視聴装置。
  5. 【請求項5】 前記属性は、映像データを年少者の視聴
    時に再生させない情報である年齢制限を示し、 前記映像データ選択手段は、再生手法として年少者の視
    聴が指定されたとき、前記属性の映像データを選択しな
    いことを特徴とする請求項3記載の映像視聴装置。
  6. 【請求項6】 webサーバを構成し、サイト名で識別
    される映像ファイル提供装置と複数の映像視聴装置とが
    インターネットで接続されたインターネット放送システ
    ムであって、 映像ファイル提供装置は、 小区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶
    する映像ファイル記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像ファイルの小区間の映像デー
    タを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、 要求された映像データを前記映像ファイル記憶手段から
    読み出す読出手段と、 読み出された映像データを要求元の映像視聴装置にイン
    ターネットを介して送信する送信手段とを備え、 各映像視聴装置は、 前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名
    と前記映像ファイル記憶手段における記憶領域の所在と
    属性とを再生順に記録した映像データ構成表を記憶する
    構成表記憶手段と、 視聴者から映像データを選択するための再生手法の指定
    を受け付ける受付手段と、 受け付けた再生手法に従い前記映像データ構成表の属性
    を参照して再生順に映像ファイルの映像データを選択す
    る映像データ選択手段と、 選択された映像データを再生順にサイト名で識別される
    前記映像ファイル提供装置にインターネットを介して要
    求する要求手段と、 要求先の映像ファイル提供装置から要求に応じた映像デ
    ータを受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とするインターネット放送システム。
  7. 【請求項7】 複数の映像視聴装置とがインターネット
    で接続されたwebサーバを構成し、サイト名で識別さ
    れる映像ファイル提供装置であって、 小区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶
    する映像ファイル記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像ファイルの小区間の映像デー
    タを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、 要求された映像データを前記映像ファイル記憶手段から
    読み出す読出手段と、 読み出された映像データを要求元の映像視聴装置にイン
    ターネットを介して送信する送信手段とを有する映像フ
    ァイル保管手段と、 前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名
    と前記映像ファイル記憶手段における記憶領域の所在と
    属性とを、再生順に記録した映像データ構成表を記憶す
    る構成表記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像データ構成表の送信要求を受
    け付ける受付手段と、 要求された映像データ構成表を前記映像構成表記憶手段
    から読み出す読出手段と、 読み出された映像データ構成表を要求元の映像視聴装置
    にインターネットを介して送信する送信手段とを有する
    映像構成表保管手段とを備えることを特徴とする映像フ
    ァイル提供装置。
  8. 【請求項8】 映像ファイル提供装置の映像構成表保管
    手段は、更に、 予め映像データ構成表を送信する映像視聴装置を登録す
    る登録手段を備え、 前記映像構成表保管手段の送信手段は、登録手段に登録
    された映像視聴装置宛に映像データ構成表を送信するこ
    とを特徴とする請求項7記載の映像ファイル提供装置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の映像ファイル提供装置と
    インターネットで接続された映像視聴装置であって、 前記映像構成表保管手段に所望の映像データ構成表を視
    聴者からの指示を受けて送信要求する送信要求手段と、 前記映像構成表保管手段から映像データ構成表をインタ
    ーネットを介して受信して記憶する受信記憶手段と、 視聴者から映像データを選択するための再生手法の指定
    を受け付ける受付手段と、 受け付けた再生手法に従い記憶された映像データ構成表
    の属性を参照して再生順に映像ファイルの映像データを
    選択する映像データ選択手段と、 選択された映像データを再生順にサイト名で識別される
    前記映像ファイル保管手段にインターネットを介して要
    求する要求手段と、 要求先の映像ファイル保管手段から要求に応じた映像デ
    ータを受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とする映像視聴装置。
  10. 【請求項10】 webサーバを構成し、サイト名で識
    別される映像ファイル提供装置と複数の映像視聴装置と
    がインターネットで接続されたインターネット放送シス
    テムであって、 映像ファイル提供装置は、 小区間の映像データを接続してなる映像ファイルを記憶
    する映像ファイル記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像ファイルの小区間の映像デー
    タを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、 要求された映像データを前記映像ファイル記憶手段から
    読み出す読出手段と、 読み出された映像データを要求元の映像視聴装置にイン
    ターネットを介して送信する送信手段とを有する映像フ
    ァイル保管手段と、 前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名
    と前記映像ファイル記憶手段における記憶領域と属性と
    を、再生順に記録した映像データ構成表を記憶する構成
    表記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像データ構成表の送信要求を受
    け付ける受付手段と、 要求された映像データ構成表を前記映像構成表記憶手段
    から読み出す読出手段と、 読み出された映像データ構成表を要求元の映像視聴装置
    にインターネットを介して送信する送信手段とを有する
    映像構成表保管手段とを備え、 各映像視聴装置は、 前記映像構成表保管手段に所望の映像データ構成表を視
    聴者からの指示を受けて送信要求する送信要求手段と、 前記映像構成表保管手段から映像データ構成表をインタ
    ーネットを介して受信して記憶する受信記憶手段と、 視聴者から映像データを選択するための再生手法の指定
    を受け付ける受付手段と、 受け付けた再生手法に従い記憶された映像データ構成表
    の属性を参照して再生順に映像ファイルの映像データを
    選択する映像データ選択手段と、 選択された映像データを再生順にサイト名で識別される
    前記映像ファイル保管手段にインターネットを介して要
    求する要求手段と、 要求先の映像ファイル保管手段から要求に応じた映像デ
    ータを受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とするインターネット放送システム。
  11. 【請求項11】 複数の映像視聴装置とインターネット
    で接続され、webサーバを構成し、サイト名で識別さ
    れる映像ファイル提供装置であって、 小区間の映像データを接続してなる映像データ列と、前
    記映像データ列の小区間の映像データごとにサイト名と
    前記映像データ列における記憶領域の所在と属性とを再
    生順に記録した映像データ構成表とを混合ファイルとし
    て記憶する混合ファイル記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像データ構成表の送信要求を受
    け付ける受付手段と、 要求された映像データ構成表を前記混合ファイルから読
    み出す第1読出手段と、 再生手法に従い読み出された映像データ構成表の属性を
    参照して再生順に映像データを選択して、映像データ構
    成表を再構築する再構築手段と、 再構築された映像データ構成表を要求元の映像視聴装置
    にインターネットを介して送信する第1送信手段と、 前記映像視聴装置から映像データ列の小区間の映像デー
    タを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、 要求された映像データを前記混合ファイルから読み出す
    第2読出手段と、 読み出された映像データを要求元の映像視聴装置にイン
    ターネットを介して送信する第2送信手段とを備えるこ
    とを特徴とする映像ファイル提供装置。
  12. 【請求項12】 前記混合ファイルは、XML(eXt
    ensible Markup Language)で
    記載され、 混合ファイルを解析する混合ファイル解析手段を更に備
    え、 前記第1読出手段又は第2読出手段は、前記混合ファイ
    ル解析手段の解析に基づいて映像データ構成表又は映像
    データを読み出すことを特徴とする請求項11記載の映
    像ファイル提供装置。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の映像ファイル提供装
    置とインターネットで接続された映像視聴装置であっ
    て、 前記映像ファイル提供装置に視聴者からの指示を受けて
    再生手法を記載して所望の映像データ構成表の送信要求
    をする送信要求手段と、 前記映像ファイル提供装置から映像データ構成表をイン
    ターネットを介して受信する映像データ構成表受信手段
    と、 前記映像データ構成表受信手段で受信された映像データ
    構成表に記載された再生順にサイト名で識別される映像
    ファイル提供装置に映像データをインターネットを介し
    て要求する要求手段と、 映像ファイル提供装置から要求に応じた映像データをイ
    ンターネットを介して受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とする映像視聴装置。
  14. 【請求項14】 webサーバを構成し、サイト名で識
    別される映像ファイル提供装置と複数の映像視聴装置と
    がインターネットで接続されたインターネット放送シス
    テムであって、 映像ファイル提供装置は、 小区間の映像データを接続してなる映像データ列と、前
    記映像データ列の小区間の映像データごとにサイト名と
    前記映像データ列における記憶領域の所在と属性とを再
    生順に記録した映像データ構成表とを混合ファイルとし
    て記憶する混合ファイル記憶手段と、 前記映像視聴装置から映像データ構成表の送信要求を受
    け付ける受付手段と、 要求された映像データ構成表を前記混合ファイルから読
    み出す第1読出手段と、 再生手法に従い読み出された映像データ構成表の属性を
    参照して再生順に映像データを選択して、映像データ構
    成表を再構築する再構築手段と、 再構築された映像データ構成表を要求元の映像視聴装置
    にインターネットを介して送信する第1送信手段と、 前記映像視聴装置から映像データ列の小区間の映像デー
    タを特定した送信要求を受け付ける受付手段と、 要求された映像データを前記混合ファイルから読み出す
    第2読出手段と、 読み出された映像データを要求元の映像視聴装置にイン
    ターネットを介して送信する第2送信手段とを備え、 各映像視聴装置は、 前記映像ファイル提供装置に視聴者からの指示を受けて
    再生手法を記載して所望の映像データ構成表の送信要求
    をする送信要求手段と、 前記映像ファイル提供装置から映像データ構成表をイン
    ターネットを介して受信する映像データ構成表受信手段
    と、 前記映像データ構成表受信手段で受信された映像データ
    構成表に記載された再生順にサイト名で識別される映像
    ファイル提供装置に映像データをインターネットを介し
    て要求する要求手段と、 映像ファイル提供装置から要求に応じた映像データをイ
    ンターネットを介して受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段とを備えること
    を特徴とするインターネット放送システム。
  15. 【請求項15】 webサーバを構成し、サイト名で識
    別され、小区間の映像データを接続してなる映像ファイ
    ルを記憶し、要求された映像データを読み出し、読み出
    された映像データをインターネットを介して送信する映
    像ファイル提供装置とインターネットで接続された映像
    視聴装置に適用されるコンピュータ読み取り可能な記録
    媒体であって、 前記映像ファイルの小区間の映像データごとにサイト名
    と前記映像ファイル提供装置における記憶領域の所在と
    属性とを、再生順に記録した映像データ構成表を記憶す
    る構成表記憶手段と、 視聴者から映像データを選択するための再生手法の指定
    を受け付ける受付手段と、 受け付けた再生手法に従い前記映像データ構成表の属性
    を参照して再生順に映像ファイルの映像データを選択す
    る映像データ選択手段と、 選択された映像データを再生順にサイト名で識別される
    前記映像ファイル提供装置にインターネットを介して要
    求する要求手段と、 要求先の映像ファイル提供装置から要求に応じた映像デ
    ータを受信する受信手段と、 受信した映像データを再生する再生手段との各手段の機
    能をコンピュータに発揮させるプログラムを記録した記
    録媒体。
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