JP2001320533A - ファクシミリ装置およびリング型同報送信方法 - Google Patents

ファクシミリ装置およびリング型同報送信方法

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JP2001320533A
JP2001320533A JP2000138825A JP2000138825A JP2001320533A JP 2001320533 A JP2001320533 A JP 2001320533A JP 2000138825 A JP2000138825 A JP 2000138825A JP 2000138825 A JP2000138825 A JP 2000138825A JP 2001320533 A JP2001320533 A JP 2001320533A
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ring
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Takehiro Yoshida
武弘 吉田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リング型同報送信が終了するまでの時間を無
駄に長くなることを未然に防止することができるファク
シミリ装置を提供する。 【解決手段】 ファクシミリ装置は、リング型同報送信
により送信された情報の受信終了後からの所定期間内に
転送指示の入力があるか否かを検出する。所定期間内に
転送指示の入力があると、受信した情報を登録された次
宛先へ転送し、所定期間内に転送指示の入力がないと、
所定期間の経過後に受信した情報を自動的に登録された
次宛先へ転送する。ここで、所定期間は、リング型同報
送信の転送経路上にある宛先の数に応じて変更される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リング型同報送信
を実行可能なファクシミリ装置およびリング型同報送信
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置の中には、同報
送信可能なものがある。この同報送信は、1つの送信元
から複数の宛先にそれぞれ発呼し、各宛先に同一情報を
送信するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の同報送
信方法では、選択した複数の宛先に確実に同一情報を送
信することができ、非常に便利であるが、送信元が同報
送信に掛る通信費を全て負担しなければならない。よっ
て、一般の地域の活動グループなどにおいてそれに属す
るメンバーにファクシミリの同報送信を用いて連絡を行
う場合には、送信元の通信費負担の点からこの同報送信
が適していないといえる。
【0004】このような場合には、リング型同報送信を
使用することが好ましいと考えられる。このリング型同
報送信は、送信元から同一送信情報を複数の宛先に対し
てそれぞれを順に経由しながら転送する送信方法であ
る。例えば、複数のファクシミリ装置A〜Eの中で装置
Aを送信元とすると、装置Aから装置B、装置Bから装
置C、装置Cから装置D、装置Dから装置E、そして装
置Eから装置Aというループ型の経路を経て同一の送信
情報が転送される。これにより、各装置のユーザが負担
する通信費をほぼ同じにようにすることができる。
【0005】このリング型同報送信においては、ある宛
先でリング型同報送信により送信された情報を受信し、
この受信終了後に受信した情報を次宛先に転送される。
この次宛先への転送は、ユーザが転送指示を入力するこ
とによって行われる。しかし、受信終了後から転送指示
の入力が行われるまでの期間が長くなると、リング型同
報送信が終了するまでの時間が長くなる。さらに、宛先
の数が増すほど、リング型同報送信が終了するまでの時
間がさらに長くなる傾向がある。
【0006】本発明の目的は、リング型同報送信が終了
するまでの時間を無駄に長くなることを未然に防止する
ことができるファクシミリ装置およびリング型同報送信
方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
送信元から同一の情報を複数の宛先がある転送経路に沿
って該宛先のそれぞれを順に経由しながら転送するリン
グ型同報送信を実行可能なファクシミリ装置において、
前記リング型同報送信を実行する際の設定情報として少
なくとも次宛先を含む情報を登録する登録手段と、前記
リング型同報送信により送信された情報を受信する受信
手段と、ユーザ操作により前記受信した情報の前記登録
された次宛先への転送を指示するための転送指示を入力
する入力手段と、前記リング型同報送信により送信され
た情報の受信終了後からの所定期間内に前記転送指示の
入力があるか否かを検出する検出手段と、前記所定期間
内に前記転送指示の入力があると、前記受信した情報を
前記登録された次宛先へ転送する第1の転送手段と、前
記所定期間内に前記転送指示の入力がないと、前記所定
期間の経過後に前記受信した情報を自動的に前記登録さ
れた次宛先へ転送する第2の転送手段とを備えることを
特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載のフ
ァクシミリ装置において、前記リング型同報送信を実行
する際の条件に応じて前記所定期間を変更する所定期間
変更手段を備えることを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載のフ
ァクシミリ装置において、前記リング型同報送信を実行
する際の条件は、前記リング型同報送信の転送経路上に
ある宛先の数であり、該宛先の数は前記設定情報として
前記登録手段に登録されていることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載のフ
ァクシミリ装置において、前記所定期間変更手段は、前
記宛先の数が増すに従い前記所定期間を短くするように
変更することを特徴とする。
【0011】請求項5記載の発明は、送信元から同一の
情報を複数の宛先がある転送経路に沿って該宛先のそれ
ぞれを順に経由しながら転送するリング型同報送信を実
行するためのリング型同報送信方法において、前記リン
グ型同報送信により送信された情報を受信する工程と、
ユーザ操作により前記受信した情報を予め登録された次
宛先へ転送することを指示するための転送指示を入力す
る工程と、前記リング型同報送信により送信された情報
の受信終了後からの所定期間内に前記転送指示の入力が
あるか否かを検出する工程と、前記所定期間内に前記転
送指示の入力があると、前記受信した情報を前記登録さ
れた次宛先へ転送する工程と、前記所定期間内に前記転
送指示の入力がないと、前記所定期間の経過後に前記受
信した情報を自動的に前記登録された次宛先へ転送する
工程とを有することを特徴とする。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項5記載のリ
ング型同報送信方法において、前記リング型同報送信を
実行する際の条件に応じて前記所定期間を変更する工程
を有することを特徴とする。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項6記載のリ
ング型同報送信方法において、前記リング型同報送信を
実行する際の条件は、前記リング型同報送信の転送経路
上にある宛先の数であり、該宛先の数は予め登録されて
いることを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明は、請求項7記載のリ
ング型同報送信方法において、前記所定期間は、前記宛
先の数が増すに従い短くなるように変更されることを特
徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】図1は本発明の実施の一形態に係るファク
シミリ装置の構成を示すブロック図、図2は図1のファ
クシミリ装置が適用されたリング型同報送信の情報の転
送経路を模式的に示す図である。
【0017】まず、本実施の形態におけるリング型同報
送信について図2を参照しながら簡単に説明する。ここ
では、互いに公衆回線を介して接続されている複数のフ
ァクシミリ装置A〜E(以下、FAXA〜Eと略す)に
おいてFAXAをリング型同報送信の送信元とし、リン
グ型同報送信をFAXAからFAXB〜Eに対して順に
行う場合について説明する。
【0018】具体的には、FAXA(電話番号「03−
3111−1111」)は、リング型同報送信を管理す
るためのリング型同報送信ナンバーと、該リング型同報
送信ナンバーに対応付けたニックネーム、装置A〜E間
で共通使用可能なサブアドレス信号および次宛先(この
FAXAにおいてはFAXBが次宛先となる)と、自機
電話番号とを登録する。同様に、FAXB〜Eにおいて
も、同様の情報が登録されている。また、FAXB〜E
に関する自機の電話番号に関しては、FAXBの電話番
号は「03−3111−2222」、FAXCの電話番
号は「03−3111−3333」、FAXDの電話番
号は「03−3111−4444」、FAXEの電話番
号は「03−3111−5555」である。
【0019】ここで、例えば、FAXAを送信元として
リング型同報送信を行う場合、FAXAは、指定された
ニックネームに対応する宛先(ここではFAXB)に発
呼し、同報送信すべき画信号およびサブアドレス信号、
自機電話番号を示すSID信号をFAXBへ送信する。
FAXBにおいては、FAXAからの発呼に応じてサブ
アドレス信号に対応付けて受信した画信号とともにサブ
アドレス信号および受信したSID信号をFAXCへ転
送する。同様に、FAXC〜Eにおいても、サブアドレ
ス信号に対応付けて受信した画信号とともにサブアドレ
ス信号およびSID信号を次宛先へ転送する。
【0020】本実施の形態では、リング型同報送信によ
り送信された情報の受信終了後からの所定期間内に転送
指示の入力があるか否かを検出する。所定期間内に転送
指示の入力があると、受信した情報を登録された次宛先
へ転送し、所定期間内に転送指示の入力がないと、所定
期間の経過後に受信した情報を自動的に登録された次宛
先へ転送する。ここで、所定期間は、リング型同報送信
の転送経路上にある宛先の数に応じて変更される。具体
的には、所定期間は、宛先の数が増すに従い短くなるよ
うに変更される。
【0021】次に、上記FAXA〜Eを構成するファク
シミリ装置の構成について図1を参照しながら説明す
る。
【0022】ファクシミリ装置は、図1に示すように、
電話回線2aに接続されている網制御装置(以下、NC
Uという)2を備える。NCU2は、電話網とのデータ
通信などに使用するためにその回線端末へ接続するなど
の電話交換網の接続制御、データ通信路への切換を行
い、電話回線2aと電話機4との接続(CMLオフ)、
および電話回線2aとハイブリット回路6との接続(C
MLオン)を選択的に切り換える。NCU2と電話機4
とは信号線2bで接続され、NCU2とハイブリット回
路6とは信号線2cで接続される。NCU2の切換動作
は後述するCPU22で制御され、通常状態では、電話
回線2aと電話機4との接続が選択されている。
【0023】ハイブリット回路6は、電話回線2aを介
して送信されるファクシミリ送信系からの送信信号と、
電話回線2aを介して受信されるファクシミリ受信系へ
の受信信号とを分離する。
【0024】ファクシミリ送信系は、読取回路14を有
し、読取回路14は、原稿情報を読み取り、その読取り
データをバス26に出力する。この読取りデータはRA
M18に一旦格納された後にCPU22により読み出さ
れて符号化され、該符号化されたデータはバス26を介
して変復調器8に出力される。
【0025】変復調器8は、バス26を介して入力され
た符号化データに対し変調処理を施して変調信号を生成
し、またハイブリット回路6から信号線6aを介して取
り込まれた受信信号に対し復調処理を施して復調データ
を生成する。この変調処理および復調処理は、ITU−
T勧告V.8,V.21,V.27ter,V.29,
V.17,V.34に基づき行われる。変復調器8によ
る変調、復調処理の内容はCPU22からバス26を介
して与えられる信号によって指示され、この指示された
変調、復調処理によって伝送モードが決定される。CP
U22からバス26を介して変復調器8に与えられる指
示は、送信モード、受信モード、伝送速度などの指示で
ある。
【0026】変復調器8で生成された変調信号は、加算
回路12に信号線8aを介して出力され、加算回路12
は、変復調器8からの変調信号と発呼回路10から信号
線10aを介して入力した信号とを加算してハイブリッ
ト回路6に信号線12aを介して出力する。発呼回路1
0は、CPU22からバス26を介して入力された電話
番号情報に応じてDTMFの選択信号を出力する。ハイ
ブリット回路6は加算回路12からの加算された信号を
送信信号としてNCU2経由で電話回線2aに送出す
る。
【0027】これに対し、ファクシミリ受信系では、相
手装置からNCU2経由で受信した信号がハイブリット
回路6から信号線6aを介して変復調器8に出力され
る。変復調器8は、上述したように、信号線6aを介し
て取り込まれた受信信号に対し復調処理を施し、復調デ
ータを生成する。変復調器8で生成された復調データ
は、バス26を介してCPU22に与えられる。CPU
22は、復調データに対し復号化などの処理を施し、そ
の復号化されたデータをRAM18にバス26を介して
格納し、またはバス26を介して記録回路16に出力す
る。記録回路16は、バス26を介して取り込んだデー
タを順次1ライン毎に記録紙に記録する。
【0028】CPU22は、ROM24に格納されてい
るプログラムに従い装置全体の制御を行うとともに、伝
送制御手順を実行する。このCPU22による制御の作
業領域としては、RAM18が用いられる。このCPU
22に対する指示入力は操作部20を介して行われる。
この操作部20は、機能設定キー、ワンタッチキー、短
縮ダイヤルキー、テンキー、スタートーキー、ストップ
キー、リング型同報送信スタートキー、ニックネーム選
択キー、転送キー、各種情報登録キーなどを有し、これ
らのキー操作が行われると、対応する情報がバス26を
介してCPU22に入力される。また、操作部20に
は、装置状態、宛先およびその電話番号情報、警告メッ
セージなどを表示する表示部が設けられている。
【0029】本実施の形態では、リング型同報送信を実
行する際に用いる設定情報として、ニックネーム、サブ
アドレス信号、次宛先(電話番号)、自機の電話番号、
リング型同報送信の転送経路上にあるファクシミリ台数
(n)があり、これらの情報はリング型同報送信ナンバ
ーに対応付けてRAM18に登録される。この登録され
たニックネームに対応付けて設けられたスイッチ操作に
より、対応するニックネームが選択されると、選択され
たニックネームに対応付けられたリング型同報送信ナン
バーが指定され、この指定されたリング型同報送信ナン
バーに対応するリング型同報送信が実行される。また、
RAM18には、メモリ受信する情報を格納する領域が
設けられている。
【0030】次に、CPU22による制御について図3
ないし図8を参照しながら説明する。図3ないし図8は
図1のファクシミリ装置のCPU22による制御手順を
示すフローチャートである。このCPU22による制御
は、ROM24に格納されている制御プログラムに従い
実行される。ここでは、図2に示すFAXBを例にその
制御手順について説明する。
【0031】図3を参照するに、まずステップS2にお
いて、バス26を介してRAM18をイニシャライズ
し、続くステップS4で、バス26を介して操作部20
の表示部をクリアする。そして、ステップS6で、バス
26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0032】次いで、ステップS8に進み、操作部20
からバス26を介して入力された情報に基づきリング型
同報送信ナンバーに対応付ける情報の登録が選択された
か否かを判定し、リング型同報送信ナンバーに対応付け
る情報の登録が選択されたときには、ステップS10に
進み、RAM18にリング型同報送信ナンバーに対応付
けて情報を登録する。例えば、リング型同報送信ナンバ
ー「01」に対応付けて、ニックネームとして「幼稚園
回覧」、サブアドレス信号として「1234」、次宛先
(FAXC)として「03−3111−3333」、当
該グループに含まれるファクシミリ台数(n)を登録す
る。そして、ステップS12に進む。これに対し、リン
グ型同報送信ナンバーに対応付ける情報の登録が選択さ
れないときには、上記ステップS10をスキップしてス
テップS12に進む。
【0033】ステップS12では、操作部20からバス
26を介して入力された情報に基づきリング型同報受信
情報(メモリ受信されたリング型同報送信による情報)
の次宛先への転送が選択されたか否かを判定する。リン
グ型同報受信情報の次宛先への転送が選択されたときに
は、ステップS14に進み、RAM18内にリング型同
報受信情報があるか否かを判定し、リング型同報受信情
報がないときには、上記ステップS6に戻り、リング型
同報受信情報があれば、ステップS16に進む。ステッ
プS16では、バス26を介してNCU2のCMLをオ
ンする。次いで、図4に示すステップS18に進み、次
宛先であるFAXC「03−3111−3333」へ発
呼し、続くステップS20で、前手順を実行する。この
前手順においては、サブアドレス信号(SUB信号)と
して「1234」、SID信号としてリング型同報受信
時に受信したSID信号を送信する。そして、ステップ
S22に進み、リング型同報受信情報を送信する。次い
で、ステップS24に進み、後手順を実行し、続くステ
ップS26で、バス26を介してNCU2のCMLをオ
ンし、そしてステップS28において、今回送信した情
報をRAM18から消去する。次いで、ステップS30
に進み、RAM18内にリング型同報受信情報があるか
否かを判定し、あれば、上記ステップS6に戻る。これ
に対し、RAM18内にリング型同報受信情報がないと
きには、ステップS32に進み、操作部20の表示部を
クリアし、そして上記ステップS6に戻る。
【0034】上記ステップS12においてリング型同報
受信情報の次宛先への転送が選択されたいないと判定さ
れると、図5に示すステップS34に進み、操作部20
からバス26を介して入力された情報に基づき自機の電
話番号の登録が選択されたか否かを判定し、自機の電話
番号の登録が選択されたときには、ステップS36に進
み、RAM18に自機の電話番号を登録する。ここで
は、本装置がFAXBであるから、自機電話番号として
「03−3111−2222」が登録される。そして、
ステップS38に進む。これに対し、自機電話番号の登
録が選択されていないときには、上記ステップS36を
スキップしてステップS38に進む。
【0035】ステップS38では、RAM18内にリン
グ型同報受信情報があるか否かを判定し、リング型同報
受信情報があると、ステップS40に進み、リング型同
報受信情報の受信終了後から所定時間を計時する自動転
送タイマがタイムオーバーしたか否かを判定する。ここ
で、自動転送タイマが計時する所定時間は、RAM18
に登録されているファクシミリ台数(n)に応じて決定
される時間である。具体的には、所定時間は次の(1)
式により算出される。
【0036】 所定時間=60分+120/n分 …(1) 自動転送タイマがタイムオーバーすると、ステップS4
2に進み、操作部20の表示部に「リング型同報受信情
報の転送を行いました」と表示する。この表示は操作部
20のキー操作でクリアされる。そして、上記ステップ
S16に進む。
【0037】上記ステップS38においてリング型同報
受信情報がないと判定されると、または上記ステップS
40において自動転送タイマがタイムオーバーしていな
いと判定されると、ステップS44に進み、ファクシミ
リ受信が選択されたか否かを判定する。ファクシミリ受
信が選択されると、ステップS46に進み、バス26を
介してNCU2のCMLをオンし、続くステップS48
で、前手順を実行する。この前手順においては、サブア
ドレス信号(SUB信号)の受信機能あり、SID信号
の受信機能ありを通知する。そして、図6に示すステッ
プS50に進む。ステップS50では、サブアドレス信
号を受信したか否かを判定し、サブアドレス信号受信し
ていないときには、通常のファクシミリ受信であると判
断してステップS52に進み、画信号の受信/記録を行
い、続くステップS54で、後手順を実行する。そし
て、上記ステップS6に戻る。
【0038】これに対し、サブアドレス信号を受信する
と、ステップS56に進み、受信したサブアドレス信号
が「1234」であるか否かを判定する。受信したサブ
アドレス信号が「1234」でないと、ステップS58
に進み、受信したサブアドレス信号に基づいた受信処理
を行い、そして上記ステップS6に戻る。受信したサブ
アドレス信号が「1234」であるときには、リング型
同報送信の情報の受信であると判断してステップS60
に進み、画信号のメモリ受信を行い、続くステップS6
2で、後手順を実行し、そしてステップS64におい
て、バス26を介してNCU2のCMLをオフする。
【0039】次いで、ステップS66に進み、受信した
SID信号が「03−3111−2222」であるか否
かを判定する。受信したSID信号が「03−3111
−2222」であるときには、本装置(FAXB)を送
信元とするリング型同報送信による送信情報が本装置に
戻されたことによりリング型同報送信が終了したと判断
して、ステップS68に進み、メモリ受信情報の記録/
メモリ受信情報の消去を行い、そして上記ステップS6
に戻る。
【0040】上記ステップS66において受信したSI
D信号が「03−3111−2222」でないと判定さ
れると、図7に示すステップS70に進み、自動転送タ
イマに、RAM18に登録されているファクシミリ台数
(n)に応じた所定時間(上記(1)式を参照)をセッ
トする。ここで、例えば、ファクシミリ台数nが2であ
るときには120分が、ファクシミリ台数nが3である
ときには100分が、自動転送タイマにセットされる。
続いて、ステップS72に進み、操作部20の表示部に
「リング型同報受信がある」と表示する。そして、上記
ステップS6に戻る。
【0041】上記ステップS44においてファクシミリ
受信が選択されたと判定されると、ステップS74に進
み、操作部20からバス26を介して入力された情報に
基づきリング型同報送信スタートが選択されたか否かを
判定し、リング型同報送信スタートが選択されていない
ときには、ステップS76に進み、その他の処理を実行
し、そして上記ステップS6に戻る。これに対し、リン
グ型同報送信スタートが選択されたときには、ステップ
S78に進み、バス26を介してNCU2のCMLをオ
ンし、続くステップS80で、発呼回路10を通して次
宛先であるFAXC「03−3111−3333」へ発
呼する。次いで、ステップS82に進み、前手順を実行
する。この前手順においては、サブアドレス信号(SU
B信号)として「1234」、SID信号として「03
−3111−2222」を送信する。続いて、ステップ
S84に進み、画信号を送信し、そして、ステップS8
6で、後手順を実行し、上記ステップS6に戻る。
【0042】このように、本実施の形態では、リング型
同報送信により送信された情報の受信終了後からの所定
時間内に転送指示の入力があるか否かを検出するから、
所定時間内に転送指示の入力があると、受信した情報を
登録された次宛先へ転送し、所定時間内に転送指示の入
力がないと、所定期間の経過後に受信した情報を自動的
に登録された次宛先へ転送するから、リング型同報送信
が終了するまでの時間を無駄に長くなることを未然に防
止することができる。
【0043】また、自動転送タイマにセットされる所定
時間は、転送経路上にある宛先の数(ファクシミリの台
数(n))に応じて決定されるから、リング型同報送信
が終了するまでに要する時間を適切な時間内に制限する
ことが可能になる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のファクシ
ミリ装置によれば、リング型同報送信を実行する際の設
定情報として少なくとも次宛先を含む情報を登録する登
録手段と、リング型同報送信により送信された情報を受
信する受信手段と、ユーザ操作により受信した情報の登
録された次宛先への転送を指示するための転送指示を入
力する入力手段と、リング型同報送信により送信された
情報の受信終了後からの所定期間内に転送指示の入力が
あるか否かを検出する検出手段と、所定期間内に転送指
示の入力があると、受信した情報を前記登録された次宛
先へ転送する第1の転送手段と、所定期間内に転送指示
の入力がないと、所定期間の経過後に受信した情報を自
動的に前記登録された次宛先へ転送する第2の転送手段
とを備えるから、リング型同報送信が終了するまでの時
間を無駄に長くなることを未然に防止することができ
る。
【0045】また、リング型同報送信を実行する際の条
件に応じて所定期間を変更する所定期間変更手段を備
え、リング型同報送信を実行する際の条件を、リング型
同報送信の転送経路上にある宛先の数とし、該宛先の数
を設定情報として登録手段に登録することによって、リ
ング型同報送信が終了するまでに要する時間を適切な時
間内に制限することが可能になる。
【0046】本発明のリング型同報送信方法によれば、
リング型同報送信により送信された情報を受信する工程
と、ユーザ操作により受信した情報を予め登録された次
宛先へ転送することを指示するための転送指示を入力す
る工程と、リング型同報送信により送信された情報の受
信終了後からの所定期間内に転送指示の入力があるか否
かを検出する工程と、所定期間内に転送指示の入力があ
ると、受信した情報を登録された次宛先へ転送する工程
と、所定期間内に転送指示の入力がないと、所定期間の
経過後に受信した情報を自動的に登録された次宛先へ転
送する工程とを有するから、リング型同報送信が終了す
るまでの時間を無駄に長くなることを未然に防止するこ
とができる。
【0047】また、リング型同報送信を実行する際の条
件に応じて所定期間を変更する工程を有し、リング型同
報送信を実行する際の条件を、リング型同報送信の転送
経路上にある宛先の数とし、該宛先の数を設定情報とし
て登録手段に登録することによって、リング型同報送信
が終了するまでに要する時間を適切な時間内に制限する
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るファクシミリ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置が適用されたリング型
同報送信の情報の転送経路を模式的に示す図である。
【図3】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【図4】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【図5】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【図6】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【図7】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【図8】図1のファクシミリ装置のCPU22による制
御手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】 2 NCU 4 電話機 6 ハイブリット回路 8 変復調器 10 発呼回路 12 加算回路 14 読取回路 16 記録回路 18 RAM 20 操作部 22 CPU 24 ROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C062 AA02 AA30 AB20 AB38 AB41 AB43 AC02 AC05 AC22 AC35 AC38 AC43 AE02 AE14 AF00 AF02 AF03 BC01 5C075 BA08 CA14 CD07 CD09 DD03 DD07 5K101 KK01 LL01 NN21 RR18 RR19

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信元から同一の情報を複数の宛先があ
    る転送経路に沿って該宛先のそれぞれを順に経由しなが
    ら転送するリング型同報送信を実行可能なファクシミリ
    装置において、前記リング型同報送信を実行する際の設
    定情報として少なくとも次宛先を含む情報を登録する登
    録手段と、前記リング型同報送信により送信された情報
    を受信する受信手段と、ユーザ操作により前記受信した
    情報の前記登録された次宛先への転送を指示するための
    転送指示を入力する入力手段と、前記リング型同報送信
    により送信された情報の受信終了後からの所定期間内に
    前記転送指示の入力があるか否かを検出する検出手段
    と、前記所定期間内に前記転送指示の入力があると、前
    記受信した情報を前記登録された次宛先へ転送する第1
    の転送手段と、前記所定期間内に前記転送指示の入力が
    ないと、前記所定期間の経過後に前記受信した情報を自
    動的に前記登録された次宛先へ転送する第2の転送手段
    とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記リング型同報送信を実行する際の条
    件に応じて前記所定期間を変更する所定期間変更手段を
    備えることを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 前記リング型同報送信を実行する際の条
    件は、前記リング型同報送信の転送経路上にある宛先の
    数であり、該宛先の数は前記設定情報として前記登録手
    段に登録されていることを特徴とする請求項2記載のフ
    ァクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 前記所定期間変更手段は、前記宛先の数
    が増すに従い前記所定期間を短くするように変更するこ
    とを特徴とする請求項3記載のファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 送信元から同一の情報を複数の宛先があ
    る転送経路に沿って該宛先のそれぞれを順に経由しなが
    ら転送するリング型同報送信を実行するためのリング型
    同報送信方法において、前記リング型同報送信により送
    信された情報を受信する工程と、ユーザ操作により前記
    受信した情報を予め登録された次宛先へ転送することを
    指示するための転送指示を入力する工程と、前記リング
    型同報送信により送信された情報の受信終了後からの所
    定期間内に前記転送指示の入力があるか否かを検出する
    工程と、前記所定期間内に前記転送指示の入力がある
    と、前記受信した情報を前記登録された次宛先へ転送す
    る工程と、前記所定期間内に前記転送指示の入力がない
    と、前記所定期間の経過後に前記受信した情報を自動的
    に前記登録された次宛先へ転送する工程とを有すること
    を特徴とするリング型同報送信方法。
  6. 【請求項6】 前記リング型同報送信を実行する際の条
    件に応じて前記所定期間を変更する工程を有することを
    特徴とする請求項5記載のリング型同報送信方法。
  7. 【請求項7】 前記リング型同報送信を実行する際の条
    件は、前記リング型同報送信の転送経路上にある宛先の
    数であり、該宛先の数は予め登録されていることを特徴
    とする請求項6記載のリング型同報送信方法。
  8. 【請求項8】 前記所定期間は、前記宛先の数が増すに
    従い短くなるように変更されることを特徴とする請求項
    7記載のリング型同報送信方法。
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