JP2001319391A - スイッチングポイント調整装置および基準テープ - Google Patents

スイッチングポイント調整装置および基準テープ

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JP2001319391A
JP2001319391A JP2000135344A JP2000135344A JP2001319391A JP 2001319391 A JP2001319391 A JP 2001319391A JP 2000135344 A JP2000135344 A JP 2000135344A JP 2000135344 A JP2000135344 A JP 2000135344A JP 2001319391 A JP2001319391 A JP 2001319391A
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switching point
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switching
recorded
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Yukikazu Nohata
之一 農端
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Funai Electric Co Ltd
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Funai Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スイッチングポイントの値が異なる複数種の基
準テープのうちのいずれかを調整に用いるときにも、調
整工程を簡単化する。 【解決手段】基準テープに記録された目標値を読み取る
目標値読取手段S5と、スイッチングポイントを、目標
値読取手段S5によって読み取られた目標値に設定する
スイッチングポイント設定手段S6とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドの切り換え
タイミングを示すスイッチングポイントを調整するスイ
ッチングポイント調整装置、および、記録された基準信
号のスイッチングポイントを示すデータが記録された基
準テープに関するものである。
【0002】
【従来の技術】回転ヘッドの切り換えのタイミングを示
すスイッチングポイントを調整する従来技術に、特開平
6−36393号として提案された技術がある。すなわ
ち、この技術では、スイッチングパルスと垂直同期信号
との時間差を検出する検出手段と、D/A変換器の出力
によって遅延モノマルチバイブレータの遅延時間を変化
させることにより、スイッチングポイントを変化させる
手段とを備えている。そして、検出手段によって検出さ
れた時間差が、水平走査期間の6.5倍の期間(以下で
は6.5Hと称する)となるように、D/A変換器の出
力値を制御している。このため、自動的にスイッチング
ポイントが6.5Hとなるように調整される。また、上
記した調整を開始するときには、自動ヘッドスイッチン
グポイント調整であることを表示し、調整が終了したと
きには、自動ヘッドスイッチングポイント調整であるこ
との表示を停止している(第1の従来技術とする)。
【0003】また、特開平7−296453号として提
案された従来技術では、スイッチングパルスと垂直同期
信号との時間差を複数回検出した後、その平均値を、補
正前のスイッチングポイント値として取り出している。
次いで、取り出した補正前のスイッチングポイントの値
に基づき、スイッチングポイントが6.5Hとなるよう
に設定を行っている。そして、これら一連の手順を、予
め設定された回数分だけ繰り返すことによって、スイッ
チングポイントの調整精度を高めている(第2の従来技
術とする)。
【0004】しかしながら、第1および第2の従来技術
を用いてスイッチングポイントの調整を行うときには、
記録された基準信号のスイッチングポイント値が6.5
Hである基準テープを使用しなければならない。このた
め、スイッチングポイントの値が6.5Hである基準テ
ープの他に、スイッチングポイントの値が5.5Hであ
る基準テープや6Hである基準テープ、あるいは7Hで
ある基準テープを、スイッチングポイントの調整に用い
ることがあるような環境下では、適用することが困難に
なっている。このため、上記した環境下では、例えば、
基準信号のスイッチングポイントの値が6Hである基準
テープを用いて、ビデオカセットレコーダのスイッチン
グポイントを調整する場合、調整の目標値が6Hである
ことを、リモートコントローラを用いてビデオカセット
レコーダに入力していた(第3の従来技術とする)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、リモー
トコントローラを用いて、調整の目標値が6Hであるこ
とを、ビデオカセットレコーダに入力する場合には、誤
った目標値が入力される場合がある。また、目標値を入
力する作業が煩雑となるため、調整工程に手間を要する
という問題が生じていた。また、第3の従来技術が使用
される環境下では、第1の従来技術における表示、すな
わち、スイッチングポイントの調整であることを示す表
示を行ったときにも、調整されたスイッチングポイント
値が、挿入した基準テープのスイッチングポイント値に
一致しているかどうかを確認できないという問題を生じ
ていた。
【0006】本発明は上記課題を解決するため創案され
たものであって、その目的は、調整の目標値がデータと
して記録された基準テープから目標値を読み取ると共
に、読み取った目標値にスイッチングポイントを設定す
ることにより、スイッチングポイントの値が異なる複数
種の基準テープのうちのいずれかを調整に用いるときに
も、調整工程を簡単化することのできるスイッチングポ
イント調整装置を提供することにある。
【0007】また、上記目的に加え、スイッチングポイ
ントを6.5Hの近傍値に設定した後、スイッチングポ
イントの目標値を示すデータの読み取りを行うことによ
り、目標値を示すデータの読み取りエラーの発生を防止
することのできるスイッチングポイント調整装置を提供
することにある。
【0008】また、上記目的に加え、スイッチングポイ
ントの設定が終了したときには、設定したスイッチング
ポイントの値に対応したデータを表示することにより、
使用した基準テープの値にスイッチングポイントが設定
されたことを確認することのできるスイッチングポイン
ト調整装置を提供することにある。
【0009】また、上記目的に加え、スイッチングポイ
ントの設定が終了したときには、ビデオカセットの排出
を行うことにより、スイッチングポイントの調整工程を
簡単化することのできるスイッチングポイント調整装置
を提供することにある。
【0010】また、本発明の目的は、記録された基準信
号のスイッチングポイントを示すデータを記録しておく
ことにより、記録された基準信号のスイッチングポイン
トを示すことのできる基準テープを提供することにあ
る。
【0011】また、スイッチングポイントを示すデータ
の形式を、キャプション情報のデータ形式とすることに
より、スイッチングポイントを示すデータの読取手段
を、キャプション情報の読取手段と共用することのでき
る基準テープを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明に係るスイッチングポイント調整装置は、回転ヘ
ッドの再生信号における垂直同期信号に対して、前記回
転ヘッドの切り換えのタイミングを調整するスイッチン
グポイント調整装置に適用し、基準テープに記録された
目標値を読み取る目標値読取手段と、スイッチングポイ
ントを、目標値読取手段によって読み取られた目標値に
設定するスイッチングポイント設定手段とを備えてい
る。
【0013】すなわち、スイッチングポイント設定手段
は、スイッチングポイントを、基準テープから読み取ら
れた目標値に設定する。従って、スイッチングポイント
の設定の目標値を入力する操作が不要になる。
【0014】また、上記構成に加え、スイッチングポイ
ントの調整を開始するときには、スイッチングポイント
を、水平走査期間の6.5倍の近傍値に設定する予備設
定手段を備え、前記目標値読取手段は、予備設定手段に
よるスイッチングポイントの設定が終了した後、基準テ
ープに記録された目標値を読み取る。
【0015】すなわち、目標値読取手段は、スイッチン
グポイントが6.5Hの近傍値に設定された後、目標値
を読み取るので、支障なく目標値の読み取りを行うこと
ができる。
【0016】また、上記構成に加え、スイッチングポイ
ントの調整が終了したときには、調整されたスイッチン
グポイントの値に対応したデータを表示する表示手段を
備えている。
【0017】すなわち、スイッチングポイントの調整が
終了したときには、スイッチングポイントの値に対応し
たデータが表示されるので、設定されたスイッチングポ
イントの値を確認することができる。
【0018】また、上記構成に加え、ビデオカセットを
再生するビデオカセット再生装置のスイッチングポイン
ト調整装置に適用し、スイッチングポイントの調整が終
了したときには、ビデオカセットの排出を行うカセット
排出手段を備えている。
【0019】すなわち、ビデオカセットを排出させるた
めの操作を行わなくても、ビデオカセットを取り出すこ
とができる。
【0020】また、本発明に係る基準テープは、スイッ
チングポイントの調整に使用される基準信号が記録され
た基準テープに適用し、記録された基準信号のスイッチ
ングポイントを示すデータが記録された構成としてい
る。
【0021】すなわち、記録されたデータでもって、記
録された基準信号のスイッチングポイントを示すことが
できる。
【0022】また、上記構成に加え、前記データはキャ
プション情報のデータ形式に基づいて記録されている。
【0023】すなわち、キャプション情報を読み取るデ
コーダを用いて、スイッチングポイントを示すデータを
読み取ることができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施例の形態を、
図面を参照しつつ説明する。図2は、本発明をビデオカ
セットレコーダに適用した場合のスイッチングポイント
調整装置の一実施形態の電気的構成を示すブロック線図
である。
【0025】図において、ヘッド切換スイッチ3を介
し、回転ヘッド1,2の出力が導かれた信号処理回路4
は、回転ヘッド1,2の出力に対して所定処理を行うこ
とにより、回転ヘッド1,2の再生信号における垂直同
期信号と輝度信号とを取り出すブロックとなっている。
そして、取り出した垂直同期信号23を制御部7に送出
し、輝度信号をキャプション情報デコーダ5に送出す
る。
【0026】キャプション情報デコーダ5は、輝度信号
における21番目の走査線に重畳されたキャプション情
報を取り出すブロックとなっており、取り出したキャプ
ション情報を制御部7に送出する。
【0027】スイッチングパルス発生回路6は、回転ヘ
ッド1,2が取り付けられた回転ドラム(図示を省略)
の回転の基準位置を示すDPG信号21に基づき、ヘッ
ド切換スイッチ3の接続を切り換えるためのヘッド切換
信号22を生成する。そして、生成したヘッド切換信号
22を、ヘッド切換スイッチ3と制御部7とに送出す
る。また、生成するヘッド切換信号22については、制
御部7からの出力に対応して、DPG信号21に対する
位相の関係を、変化させることが可能になっている。
【0028】表示器8は、前面パネルに設けられたブロ
ックとなっており、制御部7から送出される数値等のデ
ータが表示される。従って、スイッチングポイントの調
整が終了したときには、設定されたスイッチングポイン
トの値に対応したデータが表示される。入力部9は、前
面パネルに設けられたキースイッチや、リモートコント
ローラ11からの赤外線を受光するユニット等からなる
ブロックとなっている。リモートコントローラ11は、
ビデオカセットレコーダの生産ラインにおいて使用され
る専用のコントローラとなっており、各種の調整を行う
とき使用される。
【0029】制御部7は、ビデオカセットレコーダとし
ての主要動作を制御すると共に、スイッチングポイント
調整装置としての主要動作を制御するブロックとなって
いる。このため、入力部9を介して導かれたリモートコ
ントローラ11からの指示が調整を示すときには、調整
モードに移行する。そして、調整モードにおいて、リモ
ートコントローラ11からスイッチングポイントの設定
の指示が与えらると、スイッチングポイントの調整に必
要となる制御を行う。
【0030】すなわち、スイッチングポイントの調整を
開始するときには、スイッチングポイントを、水平走査
期間の6.5倍の近傍値に設定する予備設定手段を実行
する。また、基準テープに記録された目標値を読み取る
目標値読取手段を実行する。また、スイッチングポイン
トを、目標値読取手段によって読み取られた目標値に設
定するスイッチングポイント設定手段を実行する。ま
た、スイッチングポイントの調整が終了したときには、
調整されたスイッチングポイントの値に対応したデータ
を表示する表示手段を実行する。また、スイッチングポ
イントの調整が終了したときには、ビデオカセットの排
出を行うカセット排出手段を実行する。
【0031】以下に、本実施形態において使用される基
準テープ(ビデオカセットテープ)について説明する
と、基準テープには、スイッチングポイントの調整に使
用される基準信号が記録されている。また、記録された
基準信号のスイッチングポイントを示すデータが記録さ
れている。また、上記したデータは、キャプション情報
のデータ形式に基づいて記録されている。
【0032】すなわち、スイッチングポイントを示すデ
ータは、21番目の走査線に重畳されたデータ(7周期
のクロック・ライ・イン信号に続く16ビットのデータ
により示される2つのキャラクタ)を用いて記録されて
いる。詳細には、データは、スイッチングポイントの値
であることを示す『SWPV』の4文字と、スイッチン
グポイントの値を示す2桁の数字とにより構成されてい
る。従って、記録された基準信号のスイッチングポイン
トが、例えば、6H(水平走査期間の6倍の期間である
ことを示す)である場合、記録されるデータは『SWP
V60』の文字列(6.5Hであるときには『SWPV
65』の文字列)であり、この文字列が繰り返して記録
されている。
【0033】なお、スイッチングポイントの目標値を示
すデータについては、使用する基準テープのスイッチン
グポイントの値がいくらであるのかを識別することが可
能である限りでは、任意のデータ形式とすることができ
る。
【0034】図1は、実施形態の主要動作を示すフロー
チャートである。必要に応じて同図を参照しつつ、実施
形態の動作を説明する。
【0035】スイッチングポイントの調整を開始すると
きには、基準テープを挿入口に挿入する(ステップS
1)。そして、リモートコントローラ11を操作するこ
とによって、動作モードを調整モードに設定する(ステ
ップS2)。次いで、調整項目のうちから、スイッチン
グポイントの調整を選択する(ステップS3)。
【0036】スイッチングポイントの調整が選択される
と、制御部7は、基準テープの再生を開始する。そし
て、スイッチングパルス発生回路6から送出されるヘッ
ド切換信号22の切り換えのタイミングと、信号処理回
路4から垂直同期信号が送出されるタイミングとの差異
t1(図3参照)を検出する。この値が6.5Hより大
きい場合、制御部7は、スイッチングパルス発生回路6
を制御することによって、ヘッド切換信号22の切り換
えタイミングを遅くする。また、差異t1が6.5Hよ
り小さい場合、制御部7は、スイッチングパルス発生回
路6を制御することによって、ヘッド切換信号22の切
り換えタイミングを早くする。この制御を、差異t1が
6.5Hの近傍値となるまで繰り返す。従って、この制
御が終了したときには、スイッチングポイントは6.5
Hの近傍値に設定されることになる(ステップS4)。
【0037】なお、上記制御は、スイッチングポイント
を6.5Hの近傍値に設定する予備的な制御となってい
る。また、この予備的な制御を行う目的は、スイッチン
グポイントが異なる複数種の基準テープのうち、どの基
準テープを使用するときにも、キャプション情報のデー
タ形式に基づくデータの読み取りを可能にすることを目
的としている。従って、用意された基準テープのスイッ
チングポイントの値が、例えば、5H、5.5H、6
H、6.5H、7H、7.5Hの6種類であるとする
と、制御部7は、差異t1が、例えば、3H〜10Hの
範囲となるときには、スイッチングポイントは6.5H
の近傍値に設定されたと判定し、上記制御を終了する。
このため、予備的な制御は短時間で終了する。
【0038】スイッチングポイントを6.5Hの近傍値
に設定する制御が終了すると、制御部7は、キャプショ
ン情報デコーダ5から送出されるデータを読み込む。そ
して、読み込んだデータから、スイッチングポイントの
目標値を読み取る。従って、例えば、読み込んだデータ
が『SWPV55』の文字列である場合、制御部7は、
5.5Hを、スイッチングポイントの設定の目標値とし
て読み取る(ステップS5)。
【0039】目標値の読み取りを終了すると、制御部7
は、スイッチングパルス発生回路6から送出されるヘッ
ド切換信号22の切り換えのタイミングと、信号処理回
路4から垂直同期信号が送出されるタイミングとの差異
t1を検出する。この値が5.5Hより大きい場合、制
御部7は、スイッチングパルス発生回路6を制御するこ
とによって、ヘッド切換信号22の切り換えタイミング
を遅くする。また、差異t1が5.5Hより小さい場
合、制御部7は、スイッチングパルス発生回路6を制御
することによって、ヘッド切換信号22の切り換えタイ
ミングを早くする。この一連の制御を、差異t1が5.
5Hとなるまで繰り返す。従って、この制御が終了した
ときには、スイッチングポイントは5.5Hに設定され
ることになる(ステップS6)。
【0040】スイッチングポイントを目標値に設定する
制御を終了すると、制御部7は、表示器8に、設定した
スイッチングポイントの値に対応したデータ(例えば、
『5.5』あるいは『55』、等)を表示させる(ステ
ップS7)。また、図示されない機構部を制御すること
により、基準テープ(ビデオカセットテープ)の排出を
行う(ステップS8)。そして後、制御部7は調整モー
ドを解除する(ステップS9)。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るスイ
ッチングポイント調整装置は、基準テープに記録された
目標値を読み取る目標値読取手段と、スイッチングポイ
ントを、目標値読取手段によって読み取られた目標値に
設定するスイッチングポイント設定手段とを備えてい
る。このため、スイッチングポイントの設定の目標値を
入力する操作が不要になるので、スイッチングポイント
の値が異なる複数種の基準テープのうちのいずれかを調
整に用いるときにも、調整工程を簡単化することができ
る。
【0042】また、さらに、スイッチングポイントの調
整を開始するときには、スイッチングポイントを、水平
走査期間の6.5倍の近傍値に設定する予備設定手段を
備え、前記目標値読取手段は、予備設定手段によるスイ
ッチングポイントの設定が終了した後、基準テープに記
録された目標値を読み取る構成としている。従って、目
標値読取手段は、スイッチングポイントが6.5Hの近
傍値に設定された後、目標値を読み取るので、目標値を
示すデータの読み取りエラーの発生を防止することがで
きる。
【0043】また、さらに、スイッチングポイントの調
整が終了したときには、調整されたスイッチングポイン
トの値に対応したデータを表示する表示手段を備えてい
る。従って、スイッチングポイントの調整が終了したと
きには、スイッチングポイントの値に対応したデータが
表示されるので、使用した基準テープの値にスイッチン
グポイントが設定されたことを確認することができる。
【0044】また、さらに、スイッチングポイントの調
整が終了したときには、ビデオカセットの排出を行うカ
セット排出手段を備えている。従って、ビデオカセット
を排出させるための操作を行わなくても、ビデオカセッ
トを取り出すことができるので、スイッチングポイント
の調整工程を簡単化することができる。
【0045】また、本発明に係る基準テープは、スイッ
チングポイントの調整に使用される基準信号が記録され
た基準テープに適用し、記録された基準信号のスイッチ
ングポイントを示すデータが記録された構成としてい
る。従って、記録されたデータでもって、記録された基
準信号のスイッチングポイントを示すことができる。
【0046】また、さらに、前記データはキャプション
情報のデータ形式に基づいて記録されている。従って、
キャプション情報を読み取るデコーダを用いて、スイッ
チングポイントを示すデータを読み取ることができるの
で、スイッチングポイントを示すデータの読取手段を、
キャプション情報の読取手段と共用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をビデオカセットレコーダに適用した場
合のスイッチングポイント調整装置の一実施形態の主要
動作を示すフローチャートである。
【図2】実施形態の電気的構成を示すブロック線図であ
る。
【図3】ヘッド切換信号と垂直同期信号とのタイミング
の関係を示す説明図である。
【符号の説明】
1,2 回転ヘッド S4 予備設定手段 S5 目標値読取手段 S6 スイッチングポイント設定手段 S7 表示手段 S8 カセット排出手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ヘッドの再生信号における垂直同期
    信号に対して、前記回転ヘッドの切り換えのタイミング
    を調整するスイッチングポイント調整装置において、 基準テープに記録された目標値を読み取る目標値読取手
    段と、 スイッチングポイントを、目標値読取手段によって読み
    取られた目標値に設定するスイッチングポイント設定手
    段とを備えたことを特徴とするスイッチングポイント調
    整装置。
  2. 【請求項2】 スイッチングポイントの調整を開始する
    ときには、スイッチングポイントを、水平走査期間の
    6.5倍の近傍値に設定する予備設定手段を備え、 前記目標値読取手段は、予備設定手段によるスイッチン
    グポイントの設定が終了した後、基準テープに記録され
    た目標値を読み取ることを特徴とする請求項1記載のス
    イッチングポイント調整装置。
  3. 【請求項3】 スイッチングポイントの調整が終了した
    ときには、調整されたスイッチングポイントの値に対応
    したデータを表示する表示手段を備えたことを特徴とす
    る請求項1または請求項2記載のスイッチングポイント
    調整装置。
  4. 【請求項4】 ビデオカセットを再生するビデオカセッ
    ト再生装置のスイッチングポイント調整装置において、 スイッチングポイントの調整が終了したときには、ビデ
    オカセットの排出を行うカセット排出手段を備えたこと
    を特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記
    載のスイッチングポイント調整装置。
  5. 【請求項5】 スイッチングポイントの調整に使用され
    る基準信号が記録された基準テープにおいて、 記録された基準信号のスイッチングポイントを示すデー
    タが記録されていることを特徴とする基準テープ。
  6. 【請求項6】 前記データはキャプション情報のデータ
    形式に基づいて記録されていることを特徴とする請求項
    5記載の基準テープ。
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