JP2001319067A - 金融処理システム、金融処理システムのシステム処理方法、及び、そのためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

金融処理システム、金融処理システムのシステム処理方法、及び、そのためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2001319067A
JP2001319067A JP2000134982A JP2000134982A JP2001319067A JP 2001319067 A JP2001319067 A JP 2001319067A JP 2000134982 A JP2000134982 A JP 2000134982A JP 2000134982 A JP2000134982 A JP 2000134982A JP 2001319067 A JP2001319067 A JP 2001319067A
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financial
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Susumu Fukushima
島 進 福
Yukio Ashida
田 行 雄 芦
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Asahi Bank Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 金融に関する取引を行う場合のユーザの入力
負担を軽減する。 【解決手段】 ユーザが情報処理端末10を用いて振込
を行った場合に、その振込先口座を過去5回分、ユーザ
毎に過去振込先口座テーブルとして顧客情報データベー
ス44に保持しておく。次にユーザが振込を行おうとす
る場合には、この過去5回の振込先口座の一覧を情報処
理端末10に表示し、その中に今回ユーザが振込を行お
うとしている振込先口座が含まれている場合には、その
中から振込先口座を選択し、振込金額を入力するだけで
振込指定できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融処理システ
ム、金融処理システムのシステム処理方法、及び、その
ためのプログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、振込依頼人がATM等を用いて振
込をする場合には、振込先口座をその都度指定するか、
又は、事前にいくつかの振込先口座を登録しておき、そ
の登録してある振込先口座の中から振込先を選択するよ
うになっていた。
【0003】図21は、この従来のATM等から振込依
頼を行った場合に、金融機関のシステムで行われる振込
依頼処理を説明するフローチャートを示す図である。
【0004】この図21に示すように、従来の振込依頼
処理においては、振込先が、事前に振込先口座として登
録されている振込先口座であるかどうかを、振込依頼人
に選択させる(ステップS10)。振込依頼人が事前に
振込先口座として登録する場合とは、例えば、その振込
先口座に今後何回も振込を行うことが予想される場合
に、事前にATM等からその振込先口座を金融機関のシ
ステムに登録しておく場合などが考えられる。
【0005】事前に登録していない方を振込依頼人が選
択した場合(ステップS10:No)には、振込先の金
融機関名を検索し、その一覧をATM等の画面に表示す
る(ステップS11)。そして、振込依頼人はこの金融
機関名を検索する画面を用いて、振込先の金融機関名を
検索して、振込先口座の金融機関名を入力する(ステッ
プS12)。
【0006】次に、振込先口座の支店名を検索し、その
一覧をATM等の画面に表示する(ステップS13)。
振込依頼人はこの支店名を検索する画面を用いて、振込
先の支店名を検索して、振込先の支店名を入力する(ス
テップS14)。次に、振込依頼人は振込先の科目と口
座番号を入力する(ステップS15)。
【0007】一方、上述したステップS10において、
登録されている振込先口座の方を振込依頼人が選択した
場合(ステップS10:Yes)には、事前に金融機関
のシステムに登録されている振込先口座の中から、1つ
の振込先口座を振込依頼人に選択させる(ステップS1
6)。
【0008】このステップS16における振込先口座の
選択が終了した後、又は、上述したステップS15にお
ける科目及び口座番号の入力が終了した後に、振込依頼
人はATM等に振込金額を入力する(ステップS1
7)。これにより振込指示入力が完了したことになるの
で、金融機関側のシステムは振込処理を実行する(ステ
ップS18)。
【0009】続いて、振込依頼人に対して、今回振り込
んだ振込先口座を金融機関のシステムに登録する必要が
あるかどうかを確認する(ステップS19)。振込先口
座をシステムに登録する必要がないと入力した場合(ス
テップS19:No)には、この振込依頼処理を終了す
る。
【0010】一方、金融機関のシステムに登録する必要
があると入力した場合(ステップS19:Yes)に
は、今回振込を行った振込先口座を金融機関のシステム
に登録して(ステップS20)、この振込依頼処理を終
了する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述したところからわ
かるように、振込依頼人がATM等を用いて振込を行お
うとする場合、振込を行おうとする振込先口座が、事前
に金融機関のシステムに登録していない場合は、以前振
込を行った振込先口座であっても、再度、振込先口座の
ある金融機関名、支店名、科目、口座番号を入力しなけ
ればならなかった。このため、振込依頼人の振込作業が
煩雑になるという問題があった。
【0012】このことは、他の金融に関する取引でも同
じであり、例えば、以前預入した外貨定期預金に再び預
入しようとする場合でも、預入依頼人に再度、商品名、
預入期間、満期時の取扱区分等を入力させる必要があっ
た。
【0013】本発明は、前記課題に鑑みてなされたもの
であり、情報処理端末を用いてユーザが金融に関する取
引をする際における、入力作業を軽減する金融処理シス
テムを提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る金融処理システムは、複数のユーザと
金融機関との間でネットワークを介して金融に関する取
引を行う金融処理システムであって、ユーザが金融に関
する取引を行った場合に、その金融に関する取引の内容
を各ユーザ毎に保持する、保持手段と、ユーザが金融に
関する取引を行おうとする場合に、前記保持手段を検索
し、過去にそのユーザが行った金融に関する取引の内容
を調べ、その一覧を出力する、出力手段と、前記出力手
段で出力された過去に行った金融に関する取引の一覧の
中から、ユーザに今回行おうとしている金融に関する取
引を選択させる、選択手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0015】本発明に係るシステム処理方法は、複数の
ユーザと金融機関との間でネットワークを介して金融に
関する取引を行う金融処理システムのシステム処理方法
であって、ユーザが金融に関する取引を行った場合に、
その金融に関する取引の内容を顧客情報として各ユーザ
毎に保持する、保持工程と、ユーザが金融に関する取引
を行おうとする場合に、前記顧客情報を検索し、過去に
そのユーザが行った金融に関する取引の内容を調べ、そ
の一覧を出力する、出力工程と、前記出力工程で出力さ
れた過去に行った金融に関する取引の一覧の中から、ユ
ーザに今回行おうとしている金融に関する取引を選択さ
せる、選択工程と、を備えることを特徴とする。
【0016】本発明に係る記録媒体は、複数のユーザと
金融機関との間でネットワークを介して金融に関する取
引を行う金融処理システムのシステム処理に関するプロ
グラムを記録した記録媒体であって、ユーザが金融に関
する取引を行った場合に、その金融に関する取引の内容
を顧客情報として各ユーザ毎に保持する、保持ステップ
と、ユーザが金融に関する取引を行おうとする場合に、
前記顧客情報を検索し、過去にそのユーザが行った金融
に関する取引の内容を調べ、その一覧を出力する、出力
ステップと、前記出力ステップで出力された過去に行っ
た金融に関する取引の一覧の中から、ユーザに今回行お
うとしている金融に関する取引を選択させる、選択ステ
ップと、を備えるプログラムを記録したことを特徴とす
る。
【0017】
【発明の実施の形態】〔第1実施形態〕本発明の第1実
施形態は、一定回数分の過去の振込履歴をユーザ毎に金
融機関側のシステムで保持し、ユーザが振込指示をする
際に、この過去の振込履歴に含まれている振込先口座に
振込を行う場合には、この振込履歴の中から選択すれば
足りるようにしたものである。そしてこれにより、ユー
ザが振込指示をするのに必要な労力の軽減を図ったもの
である。より詳しくを、以下に説明する。
【0018】まず、図1に基づいて、本発明の第1実施
形態に係るネットワークバンキングの全体構成を説明す
る。図1は、本実施形態が適用されるネットワークバン
キングの全体構成をブロックで示す図である。
【0019】この図1に示すように、ユーザである振込
依頼人は、振込指示をするにあたり、パソコン12や携
帯電話14やテレビジョンセット16等を操作するもの
とする。パソコン12はモデム等を介して電話回線等に
接続され、この電話回線を通じて外部の公衆ネットワー
ク20に接続される。この公衆ネットワーク20は、例
えば、インターネット等である。携帯電話14も適宜操
作を行うことにより公衆ネットワークに接続される。こ
の携帯電話14の場合は、株式会社エヌ・ティ・ティ・
ドコモが提供するサービスの1つであるiモード(株式
会社エヌ・ティ・ティ・ドコモの登録商標)を介して、
公衆ネットワーク20に接続される。テレビジョンセッ
ト16は、電話回線等への接続機能を有しており、この
電話回線等を通じて公衆ネットワーク20に接続され
る。本実施形態においては、これらパソコン12や携帯
電話14やテレビジョンセット16等の情報処理を行え
るユーザ端末のことを情報処理端末10と総称すること
とする。
【0020】金融機関側には、公衆ネットワーク20に
接続された受付サーバ30が設けられている。この受付
サーバ30には、複数のユーザの情報処理端末10から
公衆ネットワーク20を介して各種の金融取引に関する
指示が入力される。また、受付サーバは公衆ネットワー
ク20を介して各ユーザの情報処理端末10に各種の応
答を送信する。
【0021】この受付サーバ30は、同じく金融機関に
ある業務処理システム40に接続されており、この業務
処理システム40も同じく金融機関にある取引処理シス
テム50に接続されている。
【0022】詳しくは後述するが、業務処理システム4
0には、金融機関情報データベース42と顧客情報デー
タベース44と受付データベース46と金融商品データ
ベース48とが設けられている。取引処理システム50
には、勘定系データベース52が設けられている。この
勘定系データベース52は、各口座毎の預金残高や入出
金履歴が記録されている。
【0023】取引処理システム50はこの金融機関外部
への回線を通じて、全銀システム60に接続されてい
る。そして、この全銀システム60を介して他の金融機
関のシステムと接続されている。例えば、この金融機関
に他の金融機関への振込指示があった場合には、この全
銀システム60を介してその処理が実行される。
【0024】上述した受付サーバ30と業務処理システ
ム40と取引処理システム50とにより、本実施形態に
おける金融処理システム70が構成されている。本実施
形態においては、これら受付サーバ30と業務処理シス
テム40と取引処理システム50とからなる3つのコン
ピュータにより金融処理システム70を実現したが、こ
の形態に限られるものではない。例えば、これら3つの
コンピュータを統合して1つのコンピュータで金融処理
システム70を実現してもよいし、さらに多くのコンピ
ュータで実現してもよい。
【0025】また、受付サーバ30と業務処理システム
40と取引処理システム50が備える各種のデータベー
スの区分は上述の例に限られるものではない。例えば、
上述した各種のデータベースを1つに統合してもよい
し、さらに多くのデータベースに区分してもよい。ま
た、これら受付サーバ30と業務処理システム40と取
引処理システム50が備えるデータベースは、これ以外
のものがあってもよい。
【0026】次に図2に基づいて、本実施形態に係る金
融処理システム70の振込依頼処理を説明する。この図
2は、ユーザである振込依頼人が情報処理端末10を用
いて振込処理を要求をしてきた場合における金融処理シ
ステム70の処理を説明するフローチャートである。
【0027】図2に示すように、金融処理システム70
は、情報処理端末10から振込処理の要求を受け付けた
場合には、振込先が、事前に登録されている振込先口座
であるかどうかを、振込依頼人に選択させる(ステップ
S30)。具体的には、金融処理システム70の業務処
理システム40が顧客情報データベース44の登録振込
先口座テーブルを検索して、登録さている振込先口座を
調べ、その一覧を受付サーバ30を介して、情報処理端
末10に送信して、選択させる。
【0028】振込依頼人が事前に登録していない方を選
択した場合(ステップS30:No)には、今回振込を
しようとしている振込先口座が、過去5回以内に振込を
行った振込先口座に含まれているかどうかを、振込依頼
人に選択させる(ステップS31)。具体的には、金融
処理システム70の業務処理システム40が顧客情報デ
ータベース44の過去振込先口座テーブルを検索し、過
去5回以内にその振込依頼人が振込を行った振込先口座
を調べ、その一覧を受付サーバ30を介して、情報処理
端末10に送信して、選択させる。
【0029】図2において振込依頼人が過去5回以内に
振込を行った振込先口座ではない方を選択した場合(ス
テップS31:No)には、金融処理システム70にお
ける業務処理システム40は、金融機関情報データベー
ス42を検索し、振込処理可能な金融機関名の一覧を受
付サーバ30を介して、情報処理端末10に送信する
(ステップS32)。
【0030】振込依頼人は、情報処理端末10に表示さ
れた金融機関名の一覧から振込先の金融機関名を選択し
て入力する(ステップS33)。振込先の金融機関名が
入力された場合には、その振込先の金融機関名が受付サ
ーバ30を介して業務処理システム40に送信される。
金融処理システム70における業務処理システム40
は、入力された金融機関が有する支店名を金融機関情報
データベース42に基づいて検索し、その一覧を受付サ
ーバ30を介して情報処理端末10に送信する(ステッ
プS34)。振込依頼人はこの支店名の一覧の中から、
振込先の支店名を選択して入力する(ステップS3
5)。次に、振込依頼人は振込先口座の科目と口座番号
を入力する(ステップS36)。
【0031】一方、上述したステップS30において、
振込依頼人が登録されている振込先口座の方を選択した
場合(ステップS30:Yes)には、情報処理端末1
0に送信された登録されている振込先口座の一覧の中か
ら、1つの振込先口座を振込依頼人に選択させる(ステ
ップS37)。
【0032】また、上述したステップS31において、
振込依頼人が過去5回以内の振込先口座に含まれている
振込先口座の方を選択した場合(ステップS31:Ye
s)には、情報処理端末10に送信された過去5回の振
込先口座の一覧の中から振込依頼人に振込先口座を選択
させる(ステップS38)。
【0033】上述したステップS36における科目及び
口座番号の入力が終了した後、又は、上述したステップ
S37における登録されている中から振込先口座を選択
した後、又は、上述したステップS38における過去5
回の振込履歴の中から振込先口座を選択した後には、振
込依頼人に情報処理端末10から振込金額を入力させる
(ステップS39)。
【0034】次に、金融処理システム70は、振込依頼
人に確認用パスワードを入力させる(ステップS4
0)。この確認用パスワードはネットワークバンキング
にアクセスするために金融機関からユーザに与えられる
パスワードとは別のものであり、金融取引に関する処理
を情報処理端末10から入力する際に、入力者の意思確
認をするために設けられているパスワードである。この
確認用パスワードが入力された場合は、これが受付サー
バ30を介して業務処理システム40に送信される。業
務処理システム40は、送信されてきた確認用パスワー
ドと、ユーザである振込依頼人が事前に届け出ている確
認用パスワードとが一致するかどうかを、判断する。具
体的には、業務処理システム40は、顧客情報データベ
ース44における確認用パスワードテーブルを検索し、
予め登録してある振込依頼人の確認用パスワードと、今
回送信されてきた確認用パスワードとが一致するかを、
判断する。両者が一致する場合には、振込指示入力が完
了したことになるので、この振込依頼を受付データベー
ス46に登録する。
【0035】本実施形態においては、金融処理システム
70における取引処理システム50は、30分に1回の
割合でこの受付データベース46を検索し、この受付デ
ータベース46に登録されている振込依頼をまとめて処
理する(ステップS41)。具体的には、取引処理シス
テム50は、受付データベース46に登録されている振
込依頼に基づいて、同一の金融機関が振込先である場合
には勘定系データベース52における振込依頼人の出金
選択口座から振込に必要な出金を行い、振込先口座に対
して振込金額を振り込む処理を行う。一方、異なる金融
機関が振込先である場合には勘定系データベース52に
おける振込依頼人の出金選択口座から振込に必要な出金
を行い、全銀システム60を介して他の金融機関に振込
依頼を行う。なお、振込依頼人の出金選択口座から出金
される金額は、振込依頼人が入力した振込金額に、振込
手数料等を加えた額になる。
【0036】続いて、今回振込を行った振込先口座を振
込履歴として、顧客情報データベース44の過去振込先
口座テーブルに登録する(ステップS42)。本実施形
態においては、顧客情報データベース44の過去振込先
テーブルに登録する振込先口座を過去5回分に限ってい
るので、5個の振込先口座が過去振込先口座テーブルに
存在する場合は、日時の古い振込順に消去される。
【0037】次に、金融処理システム70は、振込依頼
人に対して、今回振り込んだ振込先口座を登録振込先口
座テーブルの中に登録する必要があるかどうかを確認す
る(ステップS43)。振込依頼人が、今回の振込先口
座を登録振込先口座テーブルに登録する必要がないと入
力した場合(ステップS43:No)には、この振込依
頼処理を終了する。
【0038】一方、振込先口座を登録振込先口座テーブ
ルに登録する必要があると入力した場合(ステップS4
3:Yes)には、今回振込を行った振込先口座を顧客
情報データベース44の登録振込先口座テーブルに登録
して(ステップS44)、この振込依頼処理を終了す
る。
【0039】次に、図3乃至図12に基づいて、上述し
た振込依頼処理に際して振込依頼人の情報処理端末10
に表示される画面フローについて説明する。なお、これ
ら図3乃至図12に示す各画面フローにおいては、ユー
ザインターフェースを向上させるために、図2に示すフ
ローチャートにモディファイを加えている。
【0040】図3は、振込依頼人の情報処理端末10に
表示される初期画面W1を示す図である。本実施形態に
おいては、図2に示した振込依頼処理は、図3に示す初
期画面W1における「振込」ボタンB11をクリックす
ることにより起動される。
【0041】これにより図4に示す振込先選択画面W2
が表示される。この図4に示す振込先選択画面W2にお
いては、上述したステップS30及びステップS31に
おける選択を、振込依頼人が行う。すなわち、この振込
先選択画面W2には、振込を行う際に出金がなされる出
金選択口座表示欄T21と、過去5回の振込先口座の一
覧が表示される過去振込先口座表示欄T22と、登録さ
れている振込先口座の一覧が表示される登録振込先口座
表示欄T23とが、表示される。
【0042】本実施形態において、上述したステップS
30がYesであるというのは、振込依頼人が登録振込
先口座表示欄T23から1つの振込先口座を選択して、
「振込先決定」ボタンB21をクリックした場合であ
る。上述したステップS31がYesであるというの
は、過去振込先口座表示欄T22から1つの振込先口座
を選択して、「振込先決定」ボタンB21をクリックし
た場合である。上述したステップS30及びステップS
31がともにNoである場合というのは、この振込先選
択画面W2において、振込依頼人が「個別入力」ボタン
B22をクリックした場合である。
【0043】これら3つの場合分けについて順番に説明
すると、振込依頼人が振込先選択画面W2において「個
別入力」ボタンB22をクリックした場合には、情報処
理端末10には、図5に示す振込先選択画面W3が表示
される。
【0044】この図5の例では、都市銀行については都
市銀行一覧表示欄T31に各都市銀行の銀行名が表示さ
れる。振込先が都市銀行である場合には、振込依頼人
は、都市銀行一覧表示欄T31から振込先の銀行名をク
リックする。
【0045】なお、図5において振込先の金融機関が都
市銀行以外である場合には、フィールドT32に振込先
の金融機関の種類、例えば「信用組合」等を表示させて
選択し、「検索」ボタンB31をクリックする。これに
より再び検索要求が情報処理端末10から受付サーバ3
0を介して業務処理システム40に送信される。業務処
理システム40は、該当する種類の金融機関について、
金融機関情報データベース42を検索して、その検索結
果である金融機関名の一覧を、受付サーバ30を介し
て、情報処理端末10に送信する。
【0046】また、この検索は、フィールドT33に振
込先の金融機関名の最初の3文字以内を入力することに
よっても、行うことができる。この場合、フィールドT
33に入力された文字が、受付サーバ30を介して、業
務処理システム40に送信される。業務処理システム4
0では、この入力された文字に基づいて、金融機関情報
データベース42を検索し、振込依頼人が指定した金融
機関の種類のうち、フィールドT33に入力された文字
と一致する金融機関名の一覧を生成し、受付サーバ30
を介して、情報処理端末10に送信する。
【0047】図6は、この際に情報処理端末10に表示
される振込先選択画面W4を示す図である。この図6に
おけるフィールドT41の矢印ボタンをクリックするこ
とにより、業務処理システム40から送信されてきた金
融機関名の一覧が表示される。振込依頼人は、この一覧
の中から振込先の金融機関名を選択し、「次へ」ボタン
B41をクリックすることにより、金融機関名の入力を
行うこともできる。
【0048】振込先の金融機関名の入力が完了すると、
情報処理端末10には図7に示す振込先選択画面W5が
表示される。振込依頼人は振込先選択画面W5における
フィールドT51に、振込先の支店名の最初の文字を3
文字以内で入力する。そして、「次へ」ボタンB51を
クリックすることにより、フィールドT51に入力され
た文字が受付サーバ30を介して、業務処理システム4
0に送信される。業務処理システム40では、この入力
された文字に基づいて、金融機関情報データベース42
を検索し、振込依頼人が指定した金融機関の各支店名の
うち、フィールドT51に入力された文字と一致する支
店名の一覧を生成し、受付サーバ30を介して、情報処
理端末10に送信する。
【0049】図8は、この際に情報処理端末10に表示
される振込先選択画面W6を示す図である。この図8に
示すように、振込先選択画面W6におけるフィールドT
61の矢印ボタンB61をクリックすることにより、業
務処理システム40から送信されてきた支店名の一覧が
表示される。振込依頼人はこの一覧の中から振込先の支
店名を選択し、「次へ」ボタンB62をクリックするこ
とにより、支店名の入力を行う。
【0050】この支店名の入力が完了すると、振込依頼
人の情報処理端末10には、図9に示す振込先選択画面
W7が表示される。振込依頼人は、振込先選択画面W7
のフィールドT71に普通/当座/貯蓄の種類を表示さ
せて選択する。つまり、フィールドT71に科目を入力
する。また、フィールドT72に口座番号を入力する。
フィールドT73に振込先の受取人名を入力する。そし
て、「次へ」ボタンB71を入力することにより、これ
らフィールドT71〜T73に入力された項目が、受付
サーバ30を介して、業務処理システム40に送信され
る。
【0051】図10は、続いて情報処理端末10に表示
される金額入力画面W8を示す図である。振込依頼人
は、この金額入力画面W8におけるフィールドT81に
振込金額を入力する。
【0052】一方、上述した図4において、振込依頼人
が振込選択画面W2の登録振込先口座表示欄T23か
ら、1つの振込先口座を選択し、「振込先決定」ボタン
B21をクリックした場合は、これにより1つの振込先
口座が決定する。これは、上述した図2のフローチャー
トにおけるステップS30でYesを選択し、ステップ
S37で登録されている振込先口座の中から1つの振込
先口座を選択したことに相当する。例えば、この登録振
込先口座表示欄T23の1番上の項目である登録番号
「001」の振込先口座を振込依頼人が選択したとす
る。そして、「振込先決定」ボタンB21をクリックす
ることにより、図10に示す金額入力画面W8が表示さ
れる。振込依頼人は、この金額入力画面W8のフィール
ドT81に、振込金額を入力する。
【0053】また、上述した図4において、振込依頼人
が振込選択画面W2の過去振込先口座表示欄T22か
ら、1つの振込先口座を選択し、「振込先決定」ボタン
B21をクリックした場合は、これにより1つの振込先
口座が決定する。これは、上述した図2のフローチャー
トにおけるステップS31でYesを選択し、ステップ
S38で過去の振込先口座の中から1つの振込先口座を
選択したことに相当する。例えば、この過去振込先口座
表示欄T22の1番上の項目である依頼受付日「199
9/08/14」の振込先口座を振込依頼人が選択した
とする。そして、「振込先決定」ボタンB21をクリッ
クすることにより、図10に示す金額入力画面W8が表
示される。振込依頼人は、この金額入力画面W8のフィ
ールドT81に、振込金額を入力する。この図10に示
す金額入力画面W8のデータ内容は、図4において過去
振込先口座表示欄T22の1番上の項目である依頼受付
日「1999/08/14」の振込先口座を振込依頼人
が選択した場合を示している。
【0054】個別に振込先口座を入力した場合でも、登
録されている中から1つの振込先口座を選択した場合で
も、過去の振込先口座の中から1つの振込先口座を選択
した場合でも、図10に示す金額入力画面W8のフィー
ルドT81に振込金額を入力した後、「次へ」ボタンB
81をクリックすることにより、図11に示す確認用パ
スワード入力画面W9が表示される。
【0055】振込依頼人は、この確認用パスワード入力
画面W9に表示される振込依頼内容を確認した後、フィ
ールドT91に事前に登録した確認用パスワードを入力
する。そして、「振込実行」ボタンB91をクリックす
る。これにより、図2に示したフローチャートにおける
ステップS41の振込処理が実行されるとともに、自動
的に振込履歴に登録される。すなわち、業務処理システ
ム40が備える受付データベース46に振込依頼を登録
するとともに、顧客情報データベース44の過去振込先
口座テーブルを更新する。
【0056】次に、図12に示すように、情報処理端末
10には振込受付確認画面W10が表示される。さら
に、振込依頼人は、この振込受付確認画面W10のフィ
ールドT101に、今回の振込先口座を登録振込先口座
テーブルに登録するか否かを入力する。このフィールド
T101の入力が、図2に示すステップS43の選択処
理に相当する。そして、「初期画面へ」ボタンB101
をクリックする。これにより、情報処理端末10の画面
表示は、図3に示す初期画面W1に戻る。
【0057】以上のように、本実施形態に係る金融処理
システム70によれば、顧客情報データベース44に過
去振込先口座テーブルを用意し、過去5回分の振込先口
座をユーザ毎に保持しておくこととした。そして、ユー
ザが情報処理端末10を用いて振込処理をしようとする
場合に、この過去5回分の振込先口座の一覧を情報処理
端末10に表示し、この中から振込先口座を選択できる
ようにした。このため、ユーザが今回振込をしようとし
ている振込先口座が、過去5回の振込先口座に含まれる
場合には、この過去5回の振込先口座の一覧の中から1
つの振込先口座を選択するだけで足りるので、ユーザの
操作負担を軽減することができる。つまり、この場合
は、ユーザは振込金額の入力をするだけで、振込処理を
することができる。
【0058】また、過去の振込先口座については自動的
に顧客情報データベース44の過去振込先口座テーブル
に登録されるので、事前に登録しておく等の作業も不要
になり、ユーザに対して余計な操作負担をかけないよう
にすることができる。
【0059】さらに、過去の振込先口座から振込先を選
択した場合には、振込先の口座番号等を入力する必要が
無くなるので、ユーザの入力ミスも防止することができ
る。
【0060】〔第2実施形態〕上述した第1実施形態に
おいては、ユーザが振込を依頼する振込依頼人である場
合を説明したが、第2実施形態においては、ユーザが外
貨定期預金に預入をする預入依頼人である場合を説明す
る。
【0061】第2実施形態に係るネットワークバンキン
グの全体構成は図1に説明したものと同様である。
【0062】まず図13に基づいて、本実施形態に係る
金融処理システム70の外貨定期預金の取引依頼処理を
説明する。この図13は、ユーザである預入依頼人が情
報処理端末10を用いて外貨定期預金の預入を希望して
きた場合における金融処理システム70の処理を説明す
るフローチャートである。
【0063】図13に示すように、金融処理システム7
0は、情報処理端末10から外貨定期預金の預入要求を
受け付けた場合には、今回、預入をしようとしている外
貨定期預金が、過去に預入をした外貨定期預金と同じ商
品であるかどうかを、預入依頼人に選択させる(ステッ
プS50)。具体的には、業務処理システム40が顧客
情報データベース44の過去外貨定期預金テーブルを検
索し、過去にその預入依頼人が預入をした外貨定期預金
の商品を調べ、その一覧を受付サーバ30を介して、情
報処理端末10に送信して、選択させる。
【0064】なお、本実施形態においては、預入依頼人
が過去に預入をした外貨定期預金の商品は、すべて一覧
表示することにしている。これは、預入をした外貨定期
預金の商品については、そのデータは金融処理システム
70として保持しておくべきものだからである。
【0065】図13において預入依頼人が過去に預入を
した外貨定期預金ではない方を選択した場合(ステップ
50:No)には、金融処理システム70における業務
処理システム40は、金融商品データベース48を検索
し、外貨定期預金に関する商品を調べ、その一覧を受付
サーバ30を介して、情報処理端末10に送信する。そ
して、預入依頼人は、情報処理端末10に表示された外
貨定期預金の商品の一覧の中から、預入を希望する金融
商品を選択して入力する(ステップS51)。
【0066】預入希望の外貨定期預金の商品名が入力さ
れた場合には、その商品名が受付サーバ30を介して業
務処理システム40に送信される。金融処理システム7
0における業務処理システム40は、入力された外貨定
期預金の商品について用意している預入期間を、金融商
品データベース48に基づいて検索し、預入期間の一覧
を受付サーバ30を介して情報処理端末10に送信す
る。預入依頼人はこの預入期間の一覧の中から、希望す
る預入期間を選択して入力する(ステップS52)。
【0067】この預入期間が入力された場合には、その
期間が受付サーバ30を介して業務処理システム40に
送信される。業務処理システム40は、この外貨定期預
金の商品について用意している満期時の取扱区分を検索
し、その一覧を受付サーバ30を介して情報処理端末1
0に送信する。預入依頼人はこの満期時の取扱区分の一
覧の中から、希望する取扱を選択して入力する(ステッ
プS53)。
【0068】一方、上述したステップS50において、
預入依頼人が過去に預入をした外貨定期預金に含まれて
いる商品の方を選択した場合(ステップS50:Ye
s)には、情報処理端末10に送信された過去に預入を
した外貨定期預金の一覧の中から預入をする商品を選択
させる(ステップS54)。
【0069】上述したステップS53における満期時の
取扱区分の入力が終了した後、又は、上述したステップ
S54における過去に預入をした外貨定期預金の中から
預入をする商品を選択した後には、預入依頼人に情報処
理端末10から預入金額を入力させる(ステップS5
5)。
【0070】次に、金融処理システム70は、預入依頼
人に確認用パスワードを入力させる(ステップS5
6)。この確認用パスワードはネットワークバンキング
にアクセスするために金融機関からユーザに与えられる
パスワードとは別のものであり、金融取引に関する処理
を情報処理端末10から入力する際に、入力者の意思確
認をするために設けられているパスワードである。この
確認用パスワードが入力された場合は、これが業務処理
システム40に受付サーバ30を介して送信される。業
務処理システム40は、送信されてきた確認用パスワー
ドと、その預入依頼人が事前に届け出ている確認用パス
ワードとが一致するかどうかを、判断する。具体的に
は、業務処理システム40は、顧客情報データベース4
4における確認用パスワードテーブルを検索し、予め登
録してある預入依頼人の確認用パスワードと、今回送信
されてきた確認用パスワードとが一致するかを、判断す
る。両者が一致する場合には、預入依頼が完了したこと
になるので、この預入依頼を受付データベース46に登
録する。
【0071】本実施形態においては、金融処理システム
70における取引処理システム50は、30分に1回の
割合でこの受付データベース46を検索し、受付データ
ベース46に登録されている預入依頼をまとめて処理す
る(ステップS57)。具体的には、取引処理システム
50は、受付データベース46に登録されている預入依
頼に基づいて、勘定系データベース52における預入依
頼人の出金選択口座から外貨定期預金の預入に必要な出
金を行い、外貨定期預金の預入を実行する。続いて、今
回預入をした外貨定期預金の商品を取引履歴として、顧
客情報データベース44の過去外貨定期預金テーブルに
登録する(ステップS58)。これにより、この外貨定
期預金の取引依頼処理を終了する。
【0072】次に、図14乃至図20に基づいて、上述
した外貨定期預金の取引依頼処理に際して預入依頼人の
情報処理端末10に表示される画面フローについて説明
する。なお、これら図14乃至図20に示す各画面フロ
ーにおいては、ユーザインターフェースを向上させるた
めに、図13に示すフローチャートにモディファイを加
えている。
【0073】図14は、預入依頼人の情報処理端末10
に表示される初期画面W20を示す図である。本実施形
態においては、図13に示した外貨定期預金の取引依頼
処理は、図14に示す初期画面W20における「預入予
約」ボタンB201をクリックすることにより起動され
る。
【0074】これにより図15に示す指定方法選択画面
W21が表示される。この図15に示す指定方法選択画
面W21においては、上述したステップS50における
選択を、預入依頼人が行う。預入依頼人が「個別入力」
ボタンB211をクリックすることにより、上述したス
テップS50でNoを選択したことになり、過去預入商
品表示欄T211、T212、T213から1つの商品
を選択し、「過去の履歴より選択」ボタンB212をク
リックすることにより、ステップS50でYesを選択
したことになる。
【0075】これら2つの場合分けについて順番に説明
すると、預入依頼人が指定方法選択画面W21において
「個別入力」ボタンB211をクリックした場合には、
情報処理端末10には、図16に示す商品選択画面W2
2が表示される。
【0076】この図16の例では、2つの商品名が表示
され、預入依頼人はこの中から1つの商品を選択する。
そして、「次へ」ボタンB211をクリックすることに
より、預入依頼者が預入を希望する外貨定期預金の商品
が1つ選択される。
【0077】この商品名の入力が完了すると、情報処理
端末10には図17に示す設定画面W23が表示され
る。預入依頼人は設定画面W23におけるフィールドT
231に表示される預入期間の一覧の中から、自分が希
望する預入期間を選択する。また、フィールドT232
に表示される満期時の取扱区分の中から、自分が希望す
る満期時の取扱区分を選択する。この満期時の取扱区分
には、例えば、元金に加えて利息もそのまま預入を継続
する「元加継続」や、利息だけを外貨で受け取り元金を
そのまま預入を継続する「利払継続(外貨払い)」や、
利息だけを円貨で受け取り元金をそのまま預入を継続す
る「利払継続(円貨払い)」や、元金も利息も自動的に
解約し、外貨で受け取る「自動解約入金(外貨払い)」
や、元金も利息も自動的に解約し、円貨で受け取る「自
動解約入金(円貨払い)」等がある。
【0078】一方、上述した図15において、預入依頼
人が指定方法画面W21の過去預入商品表示欄T21
1、T212、T213から、過去に預入をした外貨定
期預金の商品の中から1つを選択し、「過去の履歴より
選択」ボタンB212をクリックした場合は、これによ
り商品名、預入期間、満期時の取扱区分が決定する。
【0079】預入をする商品名、預入期間、満期時の取
扱を個別に入力した場合でも、過去の預入商品の中から
1つの商品を選択した場合でも、図18に示す預入金額
入力画面W24が表示される。この預入金額入力画面W
24においては、フィールドT241、T242を用い
て、まず預入依頼人は購入金額を外貨額で指定するの
か、円貨額で指定するのかを、選択する。例えば、預入
依頼人が外貨額での金額指定をフィールドT241で選
択した場合には、預入依頼人はフィールドT243に預
入する金額を外貨で入力する。すると、円貨額に換算し
た金額がフィールドT244に表示される。一方、預入
依頼人が円貨額での金額指定をフィールドT242で選
択した場合には、預入依頼人はフィールドT245に預
入する金額を円貨で入力する。すると、外貨額に換算し
た金額がフィールドT246に表示される。預入金額の
入力が完了した後、「次へ」ボタンB241をクリック
することにより、図19に示す確認用パスワード入力画
面W25が表示される。
【0080】預入依頼人は、この確認用パスワード入力
画面W25に表示される入力結果を確認し、この入力結
果で良いと判断した場合には、フィールドT251に事
前に登録した確認用パスワードを入力する。そして、
「預入実行」ボタンB251をクリックする。これによ
り、図13に示したフローチャートにおけるステップS
57の預入処理が実行されるとともに、自動的に取引履
歴に登録される。すなわち、業務処理システム40が備
える受付データベース46に預入依頼を登録するととも
に、顧客情報データベース44の過去外貨定期預金テー
ブルを更新する。これにより、情報処理端末10には図
20に示す確認画面W26が表示され、この確認画面W
26の「初期画面へ」ボタンB261をクリックするこ
とにより、図14に示す初期画面W20に戻る。
【0081】以上のように、本実施形態に係る金融処理
システム70によれば、顧客情報データベース44に過
去外貨定期預金テーブルを用意し、過去に預入をした外
貨定期預金の商品をユーザ毎に保持しておくこととし
た。そして、ユーザが情報処理端末10を用いて外貨定
期預金の預入をしようとする場合に、過去に預入をした
外貨定期預金の商品名の一覧を情報処理端末10に表示
し、この中から選択することもできるようにした。この
ため、ユーザが預入をしようとしている外貨定期預金
が、過去に預入をした商品である場合には、この一覧の
中から選択するだけで足りるので、ユーザの操作負担を
軽減することができる。つまり、この場合は、ユーザは
預入金額の入力をするだけて、外貨定期預金の預入をす
ることができる。
【0082】また、過去に預入をした外貨定期預金につ
いては自動的に顧客情報データベース44の過去外貨定
期預金テーブルに登録されるので、事前に登録しておく
等の作業も不要になり、ユーザに対して余計な操作負担
をかけないようにすることができる。
【0083】さらに、過去に預入をした外貨定期預金の
中から預入をする商品を選択した場合には、預入期間や
満期時の取扱区分等を入力する必要が無くなるので、ユ
ーザの入力ミスも防止することができる。
【0084】なお、本発明は上記実施形態に限定されず
種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態にお
ていは、業務処理システム40は、振込依頼や預入依頼
を受け付けた場合に、これを受付データベース46に登
録し、一定の時間間隔で取引処理システム50がこの受
付データベース46を検索しにいくこととしたが、業務
処理システム40が振込依頼や預入依頼を受け付けた際
に、直接これらを取引処理システム50に送信し、リア
ルタイムで処理するようにしてもよい。
【0085】また、上述した第1実施形態においては、
過去5回分の振込先口座を顧客情報データベース44に
保持することとしたが、保持する振込先口座の数はこれ
に限られるものではない。また、第2実施形態において
は、顧客情報データベース444に保持する過去に預入
をした外貨定期預金の商品の数に制限を設けないことと
したが、この商品の数に制限を設けてもよい。
【0086】さらに、上述した第1実施形態において
は、過去の振込履歴から振込先口座を選択した場合で
も、再度振込金額を入力させるようにしたが、この振込
金額についても前回の振込金額をそのまま使用し、振込
依頼人の入力は省いてもよい。この場合、前回の振込金
額を図10に示す金額入力画面W8のフィールドT81
にデフォルトとして表示し、必要に応じて振込依頼人が
修正を加えるようにしてもよい。この振込金額と同様
に、第2実施形態における預入金額についても、預入依
頼人の入力を省略したり、図18に示す預入金額入力画
面W24のフィールドT243、T245にデフォルト
として表示してもよい。
【0087】上述した各実施形態においては、金融に関
する取引として、振込と外貨定期預金の預入を例に本発
明を説明したが、これらに限らず、投資信託の購入や定
期預金の預入等の他の金融に関する取引に対しても、本
発明を適用することができる。また、本発明を適用し得
る金融機関は広義に解釈されるべきであり、銀行、証券
会社、生命保険会社、損害保険会社、郵便局等のあらゆ
る金融機関が含まれる。
【0088】また、図1のネットワークバンキングの全
体構成において、ATM等の情報処理端末10を用いて
上述した各実施形態と同様の処理をユーザが行えるよう
にしてもよい。
【0089】さらに本発明をインターネット等を用いて
商品を購入するネットワークショッピングに適用しても
よい。この場合、過去にそのユーザが購入した商品を取
引履歴として保持し、同じユーザがネットワークショッ
ピングをしようとする際に、過去の取引履歴の中から商
品を選択した場合には、その購入する商品の個数、色、
サイズ等の商品仕様の入力を、省くようにすることがで
きる。
【0090】上述の実施形態で説明した各処理について
は、これら各処理を実行するためのプログラムをフロッ
ピー(登録商標)ディスク、CD−ROM(Compact Di
sc-Read Only Memory)、ROM、メモリカード等の記
録媒体に記録して、記録媒体の形で頒布することが可能
である。この場合、このプログラムが記録された記録媒
体を金融処理システム70を構成するコンピュータに読
み込ませ、実行させることにより、上述した実施形態を
実現することができる。
【0091】また、金融処理システム70を構成するコ
ンピュータは、オペレーティングシステムや別のアプリ
ケーションプログラム等の他のプログラムを備える場合
がある。この場合、金融処理システム70を構成するコ
ンピュータの備える他のプログラムを活用し、記録媒体
にはそのコンピュータが備えるプログラムの中から、本
実施形態と同等の処理を実現するプログラムを呼び出す
ような命令を記録するようにしてもよい。
【0092】さらに、このようなプログラムは、記録媒
体の形ではなく、ネットワークを通じて搬送波として頒
布することも可能である。ネットワーク上を搬送波の形
で伝送されたプログラムは、金融処理システム70を構
成するコンピュータに取り込まれて、このプログラムを
実行することにより上述した実施形態を実現することが
できる。
【0093】また、記録媒体にプログラムを記録する際
や、ネットワーク上を搬送波として伝送される際に、プ
ログラムの暗号化や圧縮化がなされている場合がある。
この場合には、これら記録媒体や搬送波からプログラム
を読み込んだ金融処理システム70を構成するコンピュ
ータは、そのプログラムの復号化や伸張化を行った上
で、実行する必要がある。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
過去に行った金融に関する取引を金融処理システムが保
持し、ユーザが金融に関する取引をしようとする際に
は、過去に行った金融に関する取引の中から1つを選択
することができるようにしたので、過去に行った金融に
関する取引と、今回ユーザが行おうとしている金融に関
する取引とで共通する項目については、ユーザの入力を
省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の適用されるネットワークバンキングの
全体構成を示す図。
【図2】本発明の第1実施形態に係る振込依頼処理を説
明するフローチャート。
【図3】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される初期画面を示す図。
【図4】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される初期画面を示す図。
【図5】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される振込先選択画面を示す図。
【図6】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される振込先選択画面を示す図。
【図7】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される振込先選択画面を示す図。
【図8】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される振込先選択画面を示す図。
【図9】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末に
表示される振込先選択画面を示す図。
【図10】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末
に表示される金額入力画面を示す図。
【図11】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末
に表示される確認用パスワード入力画面を示す図。
【図12】振込依頼処理においてユーザの情報処理端末
に表示される振込受付確認画面を示す図。
【図13】本発明の第2実施形態に係る外貨定期預金の
取引依頼処理を説明するフローチャート。
【図14】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される初期画面を示す図。
【図15】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される指定方法選択画面を示す
図。
【図16】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される商品選択画面を示す図。
【図17】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される設定画面を示す図。
【図18】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される預入金額入力画面を示す
図。
【図19】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される確認用パスワード入力画面
を示す図。
【図20】外貨定期預金の取引依頼処理においてユーザ
の情報処理端末に表示される確認画面を示す図。
【図21】金融機関のシステムにおける従来の振込依頼
処理を説明するフローチャート。
【符号の説明】
10 情報処理端末 12 パソコン 14 携帯電話 16 テレビジョンセット 20 公衆ネットワーク 30 受付サーバ 40 業務処理システム 42 金融機関情報データベース 44 顧客情報データベース 46 受付データベース 48 金融商品データベース 50 取引処理システム 60 全銀システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E040 BA18 CA14 CB04 EA01 FJ06 5B055 BB12 BB16 CB09 EE02 EE12 EE27 FA01 FA06 FA07 FB03 FB04 PA00 9A001 FF03 JJ01 JJ64

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のユーザと金融機関との間でネットワ
    ークを介して金融に関する取引を行う金融処理システム
    であって、 ユーザが金融に関する取引を行った場合に、その金融に
    関する取引の内容を各ユーザ毎に保持する、保持手段
    と、 ユーザが金融に関する取引を行おうとする場合に、前記
    保持手段を検索し、過去にそのユーザが行った金融に関
    する取引の内容を調べ、その一覧を出力する、出力手段
    と、 前記出力手段で出力された過去に行った金融に関する取
    引の一覧の中から、ユーザに今回行おうとしている金融
    に関する取引を選択させる、選択手段と、 を備えることを特徴とする金融処理システム。
  2. 【請求項2】前記選択手段で選択された金融に関する取
    引の内容に基づいて、金融に関する取引を実行する、実
    行手段を、さらに備えることを特徴とする金融処理シス
    テム。
  3. 【請求項3】前記金融に関する取引は、振込に関する取
    引であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の金融処理システム。
  4. 【請求項4】前記選択手段でユーザが過去に振込を行っ
    た振込先口座を選択した場合には、少なくとも、振込先
    の金融機関名と支店名と科目と口座番号については、ユ
    ーザの入力を省略することを特徴とする請求項3に記載
    の金融処理システム。
  5. 【請求項5】前記金融に関する取引は、金融機関が用意
    している金融商品の購入に関する取引であることを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載の金融処理システ
    ム。
  6. 【請求項6】前記選択手段でユーザが過去に購入した金
    融商品を選択した場合には、少なくとも、金融商品の選
    択と預入期間の選択と満期時の取扱区分の選択とについ
    ては、ユーザの入力を省略することを特徴とする請求項
    5に記載の金融処理システム。
  7. 【請求項7】複数のユーザと金融機関との間でネットワ
    ークを介して金融に関する取引を行う金融処理システム
    のシステム処理方法であって、 ユーザが金融に関する取引を行った場合に、その金融に
    関する取引の内容を顧客情報として各ユーザ毎に保持す
    る、保持工程と、 ユーザが金融に関する取引を行おうとする場合に、前記
    顧客情報を検索し、過去にそのユーザが行った金融に関
    する取引の内容を調べ、その一覧を出力する、出力工程
    と、 前記出力工程で出力された過去に行った金融に関する取
    引の一覧の中から、ユーザに今回行おうとしている金融
    に関する取引を選択させる、選択工程と、 を備えることを特徴とする金融処理システムのシステム
    処理方法。
  8. 【請求項8】複数のユーザと金融機関との間でネットワ
    ークを介して金融に関する取引を行う金融処理システム
    のシステム処理に関するプログラムを記録した記録媒体
    であって、 ユーザが金融に関する取引を行った場合に、その金融に
    関する取引の内容を顧客情報として各ユーザ毎に保持す
    る、保持ステップと、 ユーザが金融に関する取引を行おうとする場合に、前記
    顧客情報を検索し、過去にそのユーザが行った金融に関
    する取引の内容を調べ、その一覧を出力する、出力ステ
    ップと、 前記出力ステップで出力された過去に行った金融に関す
    る取引の一覧の中から、ユーザに今回行おうとしている
    金融に関する取引を選択させる、選択ステップと、 を備えるプログラムを記録した記録媒体。
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