JP2001318825A - メモリアクセス制御装置及びatm制御装置 - Google Patents
メモリアクセス制御装置及びatm制御装置Info
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Abstract
って、システムのスループットの向上を図る。 【解決手段】 メモリ30は、データを格納する。オペ
レーション生成手段11は、イベント発生時、データに
対するオペレーションの生成を行う。オペレーション送
信手段12は、オペレーションを送信する。オペレーシ
ョン格納手段21は、オペレーションを受信して格納す
る。演算処理手段22は、オペレーションの生成動作と
は独立して、オペレーションにもとづいて、メモリ30
へアクセスし、データの演算処理を行う。演算結果送信
手段23は、演算結果をプロセッサ・ユニット10へ送
信する。
Description
装置及びATM制御装置に関し、特にメモリにアクセス
して演算を行うメモリアクセス制御装置及びATMの通
信管理の制御を行うATM制御装置に関する。
処理を行うCPUと、データを格納する主記憶部として
のメモリとが含まれており、CPUでは、メモリへのア
クセス制御を行って、演算処理を実行している。
示す図である。イベントの発生と、CPUが行う演算処
理との関係を時系列上で表したものである。イベントA
が発生すると、そのイベントAに関する演算処理が開始
される。そして、T時間経過後にイベントBが発生し、
そのイベントBに関する演算処理が開始され、以降同様
に続く。ここで、CPUでの演算処理は、以下のような
順で行われる。 〔S100〕どのデータに対してどのような演算を行う
かの判断や、そのデータが格納されているメモリアドレ
スの認識等を含む前処理を行う。 〔S101〕求めたメモリのアドレスから該当するデー
タを読み出す。 〔S102〕そのデータに対して加算演算などの演算処
理を実行する。 〔S103〕演算結果をメモリへ書き込む。
リからデータをリードして演算し、その演算結果をメモ
リへ書き込むといった、一連の演算処理を順に繰り返す
ことにより、必要な機能を実現していた。
従来のCPUの処理では、ある1つのイベントによる演
算処理が終了しないと、次のイベントによる演算処理が
実行できないといった問題があった。
れを示す図である。イベントの発生と、CPUが行う演
算処理との関係を時系列上で表したもので、2つのデー
タの更新処理を行う場合を示している。
に関するデータ(データd1とデータd2とする)の演
算処理が開始される。演算処理は、以下のような順で行
われる。 〔S110〕どのデータに対してどのような演算を行う
かの判断や、そのデータが格納されているメモリアドレ
スの認識等を含む前処理を行う。 〔S111〕求めたメモリのアドレスからデータd1を
読み出す。 〔S112〕求めたメモリのアドレスからデータd2を
読み出す。 〔S113〕データd1に対して加算演算などの演算処
理を実行する。 〔S114〕データd2に対して加算演算などの演算処
理を実行する。 〔S115〕ステップS113の演算結果をメモリへ書
き込む。 〔S116〕ステップS114の演算結果をメモリへ書
き込む。
数データの演算処理を行って、処理時間がT時間を越え
てしまうと、イベントBがT時間経過後に発生した場
合、イベントAによる演算処理が終了していないため、
イベントBに対する演算処理を実行することができなか
った。このため、処理効率が悪く、また動作品質の低下
を引き起こすといった問題があった。
作の流れを示す図である。イベントの発生と、CPUが
行う演算処理との関係を、パイプラインによる時系列上
で表している。 〔S120〕イベントAの発生時、イベントAに関する
データの前処理を行う。 〔S121〕イベントBの発生時、イベントBに関する
データの前処理を行う。さらに、イベントAに関するデ
ータ読み出しを行う。 〔S122〕イベントBに関するデータ読み出しを行
う。さらに、イベントAに関するデータ更新演算を行う 〔S123〕イベントCの発生時、イベントCに関する
データの前処理を行う。以降、図に示すような順で処理
が行われる。
て更新された更新後のデータを処理する場合、ステップ
S122のように、イベントAによるデータ更新中に、
イベントBによるデータ読み出しが行われる際には、イ
ベントBによる演算結果が正しい値とならず、エラーが
生じてしまう(パイプラインハザードという)。
化させた場合には、全体のスループットは向上できる
が、連続して同一のデータにメモリアクセスすると、パ
イプラインハザードが発生してしまうといった問題があ
った。
からなるマルチメディア通信を、それぞれの速度や品質
に合わせてユーザに提供するコネクション型通信のAT
M(Asynchronous Transfer Mode)通信の開発が進んで
いる。
ョンを扱うので大容量のメモリが必要であり、さらに、
膨大なデータを扱うためにシステム処理の大半をメモリ
アクセスが占有することになる。
ATMセル数の計数やOAM(Operation And Maintena
nce)性能管理機能の統計処理、または転送ATMセル数
にもとづく課金処理等に対して、図25で説明したよう
な従来の処理を適用しようとすると、これらATMに関
する処理は高速処理(実時間処理)が要求されるため、
上述のような問題が顕著に現れてしまう。
PUとメモリ間のデータ幅を増やしたり、クロック周波
数を上げたりすると、ピンネックや消費電力の増加につ
ながってしまうといった問題があった。
Cのようなハードワイヤードで構成して、上述の問題点
を解決しようとすると、ITU等の規格や設計仕様が変
更された場合、柔軟に対応できないといった問題があっ
た。
のであり、高品質で効率のよいメモリアクセス制御を行
って、システムのスループットを向上させたメモリアク
セス制御装置を提供することを目的とする。
のよいメモリアクセス制御を行って、システムのスルー
プットを向上させたATM制御装置を提供することであ
る。
決するために、図1に示すような、メモリにアクセスし
て演算を行うメモリアクセス制御装置1において、デー
タを格納するメモリ30と、イベント発生時、データに
対するオペレーションの生成を行うオペレーション生成
手段11と、オペレーションを送信するオペレーション
送信手段12と、から構成されるプロセッサ・ユニット
10と、オペレーションを受信して格納するオペレーシ
ョン格納手段21と、オペレーションの生成動作とは独
立して、オペレーションにもとづいて、メモリ30へア
クセスし、データの演算処理を行う演算処理手段22
と、演算結果をプロセッサ・ユニット10へ送信する演
算結果送信手段23と、から構成されるメモリインタフ
ェース・ユニット20と、を有することを特徴とするメ
モリアクセス制御装置1が提供される。
る。オペレーション生成手段11は、イベント発生時、
データに対するオペレーションの生成を行う。オペレー
ション送信手段12は、オペレーションを送信する。オ
ペレーション格納手段21は、オペレーションを受信し
て格納する。演算処理手段22は、オペレーションの生
成動作とは独立して、オペレーションにもとづいて、メ
モリ30へアクセスし、データの演算処理を行う。演算
結果送信手段23は、演算結果をプロセッサ・ユニット
10へ送信する。
を参照して説明する。図1は本発明のメモリアクセス制
御装置の原理図を示す図である。メモリアクセス制御装
置1は、プロセッサ・ユニット10と、メモリインタフ
ェース・ユニット20と、メモリ30とから構成され、
メモリ30にアクセスして多様な演算(算術演算や比較
演算など)を行う。
ョン生成手段11とオペレーション送信手段12から構
成される。なお、プロセッサ・ユニット10は、CPU
(Central Processing Unit)に該当する。
発生(受信)時、処理対象となるデータの判断や、デー
タに対してどのような演算を行うか、またはデータが格
納されているメモリアドレスの認識等を含む前処理を行
う。その後、データに対するオペレーションの生成を行
う。オペレーションの構成は図6以降で後述する。
オペレーションをメモリインタフェース・ユニット20
へ送信する。メモリインタフェース・ユニット20は、
オペレーション格納手段21と、演算処理手段22と、
演算結果送信手段23とから構成される。
アクセスキュー21aと、オペレーション制御手段21
bとから構成される。ランダムアクセスキュー21a
は、前回ライトまたはリードが行われた格納場所とは無
関係な格納場所で、ライトまたはリードを行うことので
きるキューであり、プロセッサ・ユニット10から送信
されたオペレーションを格納する。
ムアクセスキュー21aに対するオペレーションの制御
を行う。詳細は図15以降で行う。演算処理手段22
は、オペレーションの生成動作とは独立して、ランダム
アクセスキュー21aからリードしたオペレーションに
もとづいて、メモリ30へアクセスし、データの演算処
理を行う。
プロセッサ・ユニット10へ送信する。メモリ30は、
主記憶メモリであり、演算処理前のデータ及び演算処理
後のデータを格納する。
段の機能はソフトウェアで構成し、メモリインタフェー
ス・ユニット20内の各手段の機能はハードワイヤード
で構成する。
フトウェア構成であるため、どのデータに対して、どの
様な演算を行うかをプログラマブルにできるので、柔軟
性の高いシステムを構成することが可能になる。
ッサ・ユニット10の動作手順を示すフローチャートで
ある。 〔S1〕オペレーション生成手段11は、イベントが発
生したか否かを判断する。イベントが発生した場合はス
テップS2へ、そうでなければステップS1の処理を繰
り返す。 〔S2〕オペレーション生成手段11は、処理対象とな
るデータの判断及び処理内容の認識等の前処理を行う。 〔S3〕オペレーション生成手段11は、データに対す
るオペレーションを生成する。このとき、オペレーショ
ンを1つ、または複数生成する。 〔S4〕オペレーション送信手段12は、生成したオペ
レーションをメモリインタフェース・ユニット20へ送
信する。
0の動作手順を示すフローチャートである。メモリイン
タフェース・ユニット20は、上記のプロセッサ・ユニ
ット10の動作とは独立して以下の処理を実行する。 〔S10〕オペレーション格納手段21は、オペレーシ
ョン送信手段12から送信されたオペレーションを格納
する。 〔S11〕演算処理手段22は、オペレーション格納手
段21からオペレーションをリードし、このオペレーシ
ョンにもとづいて、メモリ30からデータをリードす
る。 〔S12〕演算処理手段22は、オペレーションにもと
づいて、データの参照か、または更新かの判断を行う。
参照の場合はステップS13へ、更新の場合はステップ
S14へ行く。 〔S13〕演算結果送信手段23は、演算参照結果(メ
モリ30からリードしたデータ)をプロセッサ・ユニッ
ト10へ送信する。 〔S14〕演算処理手段22は、データの演算処理(更
新処理)を行う。 〔S15〕演算処理手段22は、演算処理後のデータを
メモリ30へライトする。 〔S16〕演算結果送信手段23は、更新処理終了後の
演算結果をプロセッサ・ユニット10へ送信する。な
お、以降では演算処理とはデータの更新処理を指すもの
とする。
動作タイムチャートを示す図である。図は、イベントの
発生、プロセッサ・ユニット10の動作、ランダムアク
セスキュー21a内のオペレーション蓄積数、メモリイ
ンタフェース・ユニット20のメモリアクセス動作の関
係を時系列上で表したものである。
発生した場合を示しており、図5はT時間間隔内に複数
のイベントが発生した場合を示している。 〔S20〕プロセッサ・ユニット10は、イベントAが
発生すると、オペレーションを生成し、メモリインタフ
ェース・ユニット20へ送信する。 〔S21〕メモリインタフェース・ユニット20内のラ
ンダムアクセスキュー21aは、オペレーションを格納
する。この時点の蓄積数を1とする。 〔S22〕メモリインタフェース・ユニット20は、ラ
ンダムアクセスキュー21aからオペレーションをリー
ドし、イベントAの演算処理を行う。演算処理の内容と
しては、メモリ30からのデータのリード、リードした
データに対する演算処理、演算処理結果のメモリ30へ
のライトが含まれる。以降、イベントBの発生時の処理
も上記と同様な処理が行われる。 〔S30〕プロセッサ・ユニット10は、イベントCが
発生すると、オペレーションを生成し、メモリインタフ
ェース・ユニット20へ送信する。 〔S31〕メモリインタフェース・ユニット20内のラ
ンダムアクセスキュー21aは、オペレーションを格納
する。蓄積数は1である。 〔S32〕メモリインタフェース・ユニット20は、ラ
ンダムアクセスキュー21aからオペレーションをリー
ドし、イベントCの演算処理を行う。また、ランダムア
クセスキュー21a内のオペレーション蓄積数はリード
したので0である。 〔S33〕イベントCの演算処理中にイベントDが発生
し、プロセッサ・ユニット10は、オペレーションを生
成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信す
る。 〔S34〕ランダムアクセスキュー21aは、オペレー
ションを格納する。蓄積数は1である。 〔S35〕イベントCの演算処理中にイベントEが発生
し、プロセッサ・ユニット10は、オペレーションを生
成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信す
る。 〔S36〕ランダムアクセスキュー21aは、オペレー
ションを格納する。蓄積数は2である。 〔S37〕メモリインタフェース・ユニット20は、ラ
ンダムアクセスキュー21aからオペレーションをリー
ドし、イベントDの演算処理を行う。また、ランダムア
クセスキュー21a内のオペレーション蓄積数はリード
したので1である。以降、同様な処理が行われる。
セス制御装置1は、プロセッサ・ユニット10とメモリ
インタフェース・ユニット20との互いの動作を独立に
行う構成とした。
は、メモリ30と直接データのやりとりを行っているわ
けではないので(データに対するオペレーションと演算
結果のやりとりのみ)、CPUに該当するプロセッサ・
ユニット10とメモリインタフェース・ユニット20間
のバンド幅を削減できる。また、パイプライン構成をと
らずにスループットを向上させることが可能になる。
ベント発生時に、演算処理を行わずにオペレーションの
生成処理を行うだけなので、アクセス時間を短縮でき、
かつバースト的なイベント発生の処理に効率よく対応す
ることが可能になる。
る。図6はオペレーションの構成を示す図である。オペ
レーションOP10は、処理対象となるデータが格納さ
れているメモリアドレスOP11と、データに対する演
算処理指示情報となる操作オペランドOP12とから構
成される。
作を示す演算オペランドOP12aと、演算ソースデー
タを示すデータオペランドOP12bとから構成され
る。例えば、アドレス10番地に格納されたデータに対
して+1したい場合は、メモリアドレスOP11は“1
0番地”、演算オペランドOP12aは“加算”、デー
タオペランドOP12bは“1”となる。演算オペラン
ドOP12aは、加算の他に減算、シフト演算、比較演
算等の各種演算機能を示す。
す図である。オペレーションOP10−1は、メモリア
ドレスOP11と、操作オペランドOP12−1とから
構成される。また、操作オペランドOP12−1は、ク
リアビットOP120を含む演算オペランドOP12a
−1と、データオペランドOP12bとから構成され
る。
スOP11で指定されたデータへのクリア処理を要求す
るビットである。例えば、メモリアドレスOP11が
“10番地”であり、クリアビットOP120に“1”
が立っている場合には、10番地のデータがすべてクリ
ア(ALL 0)になる。このように、演算オペランドを拡張
することによって、データに対する加算や減算等の演算
処理だけでなく、クリア処理も実行することが可能にな
る。
す図である。オペレーションOP10−2は、メモリア
ドレスOP11と、操作オペランドOP12−2とから
構成される。また、操作オペランドOP12−2は、即
値ビットOP121を含む演算オペランドOP12a−
2と、データオペランドOP12bとから構成される。
OP11で指定されたデータを、データオペランドOP
12bの値に即値更新(置き換え)を要求するビットで
ある。例えば、メモリ30のデータ幅が32ビットで、
メモリアドレスOP11が“10番地”であり、データ
オペランドOP12bが“FFFF”で、即値ビットO
P121に“1”が立っている場合には、10番地のデ
ータがすべて“FFFF”になる。
とによって、メモリ30の格納データを任意の値に更新
することが可能になる。なお、上述のクリアビットOP
120または即値ビットOP121を用いる場合は、メ
モリ30へのリードを行わないようにする。これによ
り、メモリ30へのアクセス回数を削減することが可能
になる。
す図である。オペレーションOP10−3は、メモリア
ドレスOP11と、操作オペランドOP12−3とから
構成される。また、操作オペランドOP12−3は、マ
スクビットOP122を含む演算オペランドOP12a
−3と、データオペランドOP12bとから構成され
る。
スOP11で指定されたデータを、データオペランドO
P12bの値にしたがってビットマスクを要求するビッ
トである。例えば、メモリアドレスOP11が“10番
地”であり、データオペランドOP12bが“1”で、
マスクビットOP122に“1”が立っている場合に
は、10番地のデータの“1”の部分がマスクされるこ
とになる。
とによって、メモリ30の格納データの任意の値をマス
クすることが可能になる。なお、上記の説明では、クリ
アビットOP120と即値ビットOP121とマスクビ
ットOP122は、別々に設けた場合を説明したが、実
際には各種組み合わせて演算オペランドを構成する。
示す図である。オペレーションOP10−4は、メモリ
アドレスOP11と、操作オペランドOP12−4とか
ら構成される。また、操作オペランドOP12−4は、
コード化演算オペランドOP12a−4と、データオペ
ランドOP12bとから構成される。
は、演算オペランドOP12a、またはクリアビットO
P120と即値ビットOP121とマスクビットOP1
22の少なくとも1つを含む演算オペランドをコード化
したものである。
a−4のコード表の一例である。コード化演算オペラン
ドOP12a−4は3ビット構成とする。コード表T1
は、演算処理内容として、No-Operation、加算、減算、
比較演算(例えば、データオペランドOP12bの値と
メモリ30内の格納データが等しいか否かなど)、左シ
フト、右シフト、即値、ビットマスクがある。また、そ
れぞれの演算処理内容のビット値は図に示す通りであ
る。
ることによって、様々なデータに対する処理を行うの
に、オペレーションの情報量を削減することが可能にな
る(図11では8種のデータに対する処理に対して、3
ビットで演算オペランドが構成できる)。
演算指示を行う場合について説明する。図12はメモリ
30の1アドレスに2つのデータが格納される様子を示
す図である。図では、メモリアドレス0番地にデータD
1(31〜16ビット)とデータD2(15〜0ビッ
ト)の2つのデータが格納されている。また、アドレス
1番地以降では1つのデータが格納されている。
数データの演算指示を行うオペレーションの構成を示す
図である。オペレーションOP10−5は、メモリアド
レスOP11と、操作オペランドOP12−5とから構
成される。また、操作オペランドOP12−5は、演算
オペランドOP12aと、データオペランドOP12b
−1とから構成される。データオペランドOP12b−
1は、2つのデータオペランド(データD1用とデータ
D2用)から構成される。
レス0番地のデータD1に対してのみ+10加算を行い
たい場合、データオペランドOP12b−1を32ビッ
トとすると、データオペランドOP12b−1は、“00
0A0000(Hex) ”とする。データD2に対するデータオペ
ランドの部分はALL 0 とする。
とにより、複数のデータが1アドレスに格納されていて
も、そのデータに対するオフセットアドレスをオペレー
ションに加える必要がなくなる。
て、メモリ30に格納されている場合のオペレーション
の構成について説明する。図14はアドレス連続情報を
含むオペレーションの構成を示す図である。オペレーシ
ョンOP10−6は、メモリアドレスOP11と、操作
オペランドOP12−6とから構成される。また、操作
オペランドOP12−6は、アドレス連続情報OP12
3を含む演算オペランドOP12a−6と、データオペ
ランドOP12bとから構成される。
連続を識別する情報であり、このアドレス連続情報OP
123が有効の場合は、メモリアドレスOP11は、連
続するアドレスのうち、1つのアドレスのみを格納する
(例えば、連続するアドレスのうちの最小アドレス)。
ションOP10−6にもとづいて演算処理を行う場合
は、アドレスの連続数がnならば、メモリ30からn回
連続リード、演算処理、n回連続ライトを行う。
する必要がないため、オペレーションの情報量を削減で
き、メモリアクセスを効率よく行うことが可能になる。
次にオペレーション制御手段21bのランダムアクセス
キュー21aに対するオペレーションの制御について説
明する。図15はランダムアクセスキュー21aの状態
を示す図である。
は、オペレーションOP1〜OP5が格納されている。
オペレーションOP1は、演算操作が+1で、メモリ3
0のアドレスが0番地である。オペレーションOP2
は、演算操作が+1、アドレスが4番地である。オペレ
ーションOP3は、演算操作が+3、アドレスが0番地
である。オペレーションOP4は、演算操作が+1、ア
ドレスが2番地である。オペレーションOP5は、演算
操作が+1、アドレスが1番地である。
ンドとデータオペランドを合わせた内容のことを指す。
ここで、オペレーション制御手段21bは、同一メモリ
アドレスの情報が存在するか、または連続するメモリア
ドレスの情報が存在するかを監視して、それらのアドレ
スを持つオペレーションを優先して、ランダムアクセス
キュー21aから出力させて、演算処理手段22へ送信
する。 〔S40〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP1、OP3が同一アドレス(アドレス0番
地)であり、オペレーションOP5が、オペレーション
OP1、OP3に対して連続アドレス(アドレス1番
地)を持つオペレーションであることを認識する。 〔S41〕オペレーション制御手段21bは、ランダム
アクセスキュー21aからオペレーションOP1を出力
させる。 〔S42〕オペレーション制御手段21bは、ランダム
アクセスキュー21aから、オペレーションOP1と同
一アドレスのオペレーションOP3を出力させる。 〔S43〕オペレーション制御手段21bは、ランダム
アクセスキュー21aから、オペレーションOP3と連
続アドレスのオペレーションOP5を出力させる。
a内に同一メモリアドレス、または連続するメモリアド
レスの情報が格納されていれば、それらを優先してラン
ダムアクセスキュー21aから先にリードする構成にし
た。
30に対し、同一または連続アドレスでアクセスできる
ため、アクセス時間が短縮され、メモリアクセスを効率
よく行うことが可能になる。
状態を示す図である。最初、ランダムアクセスキュー2
1aには、オペレーションOP1〜OP5が格納されて
いる。オペレーションOP1は、演算操作が+1で、ア
ドレスが0番地である。オペレーションOP2は、演算
操作が+3、アドレスが0番地である。オペレーション
OP3は、演算操作が+1、アドレスが4番地である。
オペレーションOP4は、演算操作が+1、アドレスが
2番地である。オペレーションOP5は、演算操作が+
1、アドレスが0番地である。
は、ランダムアクセスキュー21a内に、同一メモリア
ドレスの情報が存在するかを監視し、存在する場合は、
それらの演算処理を積算して積算オペレーションを生成
し、これを出力させる。 〔S50〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP1、OP2、OP3が同一アドレス(アドレ
ス0番地)であることを認識する。 〔S51〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP1、OP2、OP3に対する積算処理を行
う。ここでは、(+1)+(+3)+(+1)=+5で
ある。 〔S52〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP1、OP2、OP3を無効化し、代わりに演
算操作が+5で、アドレス0番地の積算オペレーション
I1を生成し、演算処理手段22へ送信する。
a内に同一メモリアドレスの情報が格納されていれば、
それらを積算した積算オペレーションを生成してリード
する構成にした。これにより、演算処理手段22は、メ
モリ30に対するアクセス時間を短縮して、メモリアク
セスを効率よく行うことが可能になる。
状態を示す図である。最初、ランダムアクセスキュー2
1aには、オペレーションOP1〜OP3が格納されて
いる。オペレーションOP1は、演算操作が+1で、ア
ドレスが4番地である。オペレーションOP2は、演算
操作が+3、アドレスが0番地である。オペレーション
OP3は、演算操作が+1、アドレスが2番地である。
また、ランダムアクセスキュー21aにライトされるオ
ペレーションOP4は、演算操作が+2、アドレスが0
番地である。
ムアクセスキュー21aへライトすべきオペレーション
のメモリアドレスと同一メモリアドレスの情報が、ラン
ダムアクセスキュー21a内に存在するかを監視し、存
在する場合は、それらの演算処理を積算して積算オペレ
ーションを生成する。 〔S60〕オペレーション制御手段21bは、ランダム
アクセスキュー21aに格納されているオペレーション
OP2と、ランダムアクセスキュー21aにライトする
オペレーションOP4が同一アドレス(アドレス0番
地)であることを認識する。 〔S61〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP2、OP4に対する積算処理を行う。ここで
は、(+3)+(+2)=+5である。 〔S62〕オペレーション制御手段21bは、オペレー
ションOP2、OP4を無効化し、代わりに演算操作が
+5でアドレス0番地の積算オペレーションI2を生成
して、ランダムアクセスキュー21aにライトする。
のアドレスと、キュー内に同一アドレスのオペレーショ
ンが存在する場合は、これらを無効化して、代わりに積
算オペレーションを生成する構成とした。これにより、
演算処理手段22は、メモリ30に対するアクセス時間
を短縮して、メモリアクセスを効率よく行うことが可能
になる。
アクセスキュー21aとして説明したが、ランダムアク
セスキュー21aの前段にレディ(ready)キューを設け
たハイブリッド構成にしてもよい。
内を監視する必要があるが(オペレーション制御手段2
1bがキュー内のオペレーションの格納状況を監視す
る)、ここでは受信したオペレーションをFIFO形式
で一端格納するレディキューを、ランダムアクセスキュ
ー21aの前段に配置する。
ダムアクセスキュー21aへオペレーションを順次渡す
ことにより、オペレーション制御手段21bのランダム
アクセスキュー21aに対する監視制御の負荷を削減す
ることができる。
LLの時の動作について説明する。図18はランダムア
クセスキュー21aがFULLになった際の動作手順を
示すフローチャートである。 〔S70〕オペレーション制御手段21bは、ランダム
アクセスキュー21aのオペレーション格納状態を監視
する。FULLの場合はステップS71へ、そうでなけ
ればステップS70の処理を繰り返す。 〔S71〕オペレーション制御手段21bは、プロセッ
サ・ユニット10での次イベントによる処理をWait
させるためのWait信号を生成し、プロセッサ・ユニ
ット10へ送信する。 〔S72〕プロセッサ・ユニット10は、Wait信号
を受信したか否かを判断する。受信した場合はステップ
S73へ、受信しない場合はステップS74へ行く。 〔S73〕プロセッサ・ユニット10は、オペレーショ
ンのメモリインタフェース・ユニット20への送信をW
aitする。 〔S74〕プロセッサ・ユニット10は、オペレーショ
ンをメモリインタフェース・ユニット20へ送信する。
bは、ランダムアクセスキュー21aの状態がFULL
の場合は、次イベントによる処理をWaitさせる構成
にした。これにより、キューあふれによるデータの更新
もれを防止し、データの信頼性を確保することが可能に
なる次にランダムアクセスキュー21aをキャッシュメ
モリで構成した場合について説明する。図19はオペレ
ーション格納手段の構成を示す図である。オペレーショ
ン格納手段21−1は、キャッシュメモリ21a−1
と、オペレーション制御手段21b−1とから構成され
る。
ャッシュメモリ21a−1に対するオペレーションの制
御を行う。オペレーションの制御としては、同一メモリ
アドレスに対する演算操作をキャッシュメモリ上で積算
する処理等を行う。
ャッシュメモリ21a−1へオペレーションを格納する
場合、キャッシュメモリ21a−1上にそのアドレスの
オペレーションが存在する場合(キャッシュヒット時)
は、キャッシュメモリ21a−1上で演算操作の積算処
理を行う。
のアドレスのオペレーションが存在しない場合(キャッ
シュミスヒット時)は、キャッシュメモリ21a−1に
空きがあれば空き領域にオペレーションを格納し、空き
がない場合はキャッシュメモリ21a−1に格納されて
いる他のオペレーションを実行して、メモリ30へライ
トした後、その部分に新たに受信したオペレーションを
書き込む(キャッシュ格納データの入れ替え)。
演算処理手段22は、データアクセスの局所性を利用
し、オペレーションにしたがって、あるアドレスに対し
てメモリリードアクセスを行う時に、その近辺のアドレ
ス(隣接アドレス)に対してもメモリリードを行って、
データを記憶しておく。
たときに、すでにデータが記憶されているために、メモ
リアクセスを行う必要がなくなる。そして、その記憶し
たデータを用いてオペレーションを実行し、更新したデ
ータをまとめてメモリへライトする。これにより、メモ
リ30のリードアクセスとライトアクセス時にアドレス
の連続性があるため、効率よくメモリアクセスを行うこ
とができる。
適用したATM制御装置について説明する。図20はA
TM制御装置の構成を示す図である。ATM制御装置1
00は、プロセッサ・ユニット10とメモリインタフェ
ース・ユニット20とメモリ30とから構成されるメモ
リアクセス制御装置1を含み、ATMの通信管理の制御
を行う。
ル数の計数処理、OAM性能管理の統計処理または課金
処理等のことであり、ATM制御装置100は、これら
の制御に関するオペレーションを生成して、これらの少
なくとも1つの演算処理(統計値の参照や更新処理)を
行う。また、演算処理結果は、ATM制御装置100に
接続する保守端末200に送信され、保守者に通知され
る。
OAM性能管理の統計処理の1つであるITU-T I.610 で
定められているパフォーマンスモニタ(Performance Mo
nitor)処理を対象に以降説明する(以下、パフォーマン
スモニタをPMと略す)。
ATMセルの流れに対して、PMセルが一定間隔毎に送
信側で挿入される。そして、受信側では、PMセル間に
流れたユーザセルを監視して、PMセル間(1ブロック
という)のユーザセルのセル廃棄数やセル誤挿入等をコ
ネクション単位で算出して統計をとる。
本発明のPM処理の動作を示すシーケンス図である。な
お、PM処理すべき統計項目として、ここでは一例とし
て、送出CLP(Cell Loss Priority) 0ユーザセル数
(項目Aとする)、送出CLP0+1ユーザセル数(項
目Bとする)、Total CLP0+1ユーザセル数(項目Cとす
る)、SECB(Severely Errored Cell Blocks) Er
rored(項目Dとする)の4つの統計値の更新を行
うものとする。
れるべきセルを表示するための1ビットフィールドの情
報のことである。CLP=1のセルは廃棄される。そし
て、送出CLP0ユーザセル数とは、送信側が送信した
1ブロック間での優先度の高いセル数のことである。送
出CLP0+1ユーザセル数とは、送信側が送信した1
ブロック間での優先度の高いセル数と優先度の低いセル
数の加算値のことである。Total CLP0+1ユーザセル数と
は、受信側でカウントした優先度の高いセル数と優先度
の低いセル数の加算値のことである。
設定されたしきい値よりも大きい値の時に、そのブロッ
ク間に多くのエラーが生じたことを示す、1ビットフィ
ールドの情報のことである。なお、1ブロック間はT時
間とし、図中の括弧内の文字は項目A〜Dを表す。 〔S80〕プロセッサ・ユニット10は、項目Aによる
イベントが発生すると、項目Aに関するオペレーション
を生成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信
する。 〔S81〕メモリインタフェース・ユニット20は、受
信した項目Aのオペレーションにもとづいて、メモリ3
0へリードアクセスする。 〔S82〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Aに関するデータの演算処理を行う。 〔S83〕プロセッサ・ユニット10は、項目Bによる
イベントが発生すると、項目Bに関するオペレーション
を生成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信
する。 〔S84〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Aの演算結果をメモリ30へライトし、メモリ30か
らACKリターンを受信する。 〔S85〕プロセッサ・ユニット10は、項目Cによる
イベントが発生すると、項目Cに関するオペレーション
を生成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信
する。 〔S86〕メモリインタフェース・ユニット20は、受
信した項目Bのオペレーションにもとづいて、メモリ3
0へリードアクセスする。 〔S87〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Bに関するデータの演算処理を行う。 〔S88〕プロセッサ・ユニット10は、項目Dによる
イベントが発生すると、項目Dに関するオペレーション
を生成し、メモリインタフェース・ユニット20へ送信
する。 〔S89〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Bの演算結果をメモリ30へライトし、メモリ30か
らACKリターンを受信する。 〔S90〕メモリインタフェース・ユニット20は、受
信した項目Cのオペレーションにもとづいて、メモリ3
0へリードアクセスする。 〔S91〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Cに関するデータの演算処理を行う。 〔S92〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Cの演算結果をメモリ30へライトし、メモリ30か
らACKリターンを受信する。 〔S93〕メモリインタフェース・ユニット20は、受
信した項目Dのオペレーションにもとづいて、メモリ3
0へリードアクセスする。 〔S94〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Dに関するデータの演算処理を行う。 〔S95〕メモリインタフェース・ユニット20は、項
目Dの演算結果をメモリ30へライトし、メモリ30か
らACKリターンを受信する。
装置100は、プロセッサ・ユニット10で更新すべき
統計項目のオペレーションを生成し、メモリインタフェ
ース・ユニット20へ送信する。そして、メモリインタ
フェース・ユニット20では、オペレーションにもとづ
いて、メモリリード→データ演算処理(更新処理)→メ
モリライトを行うことによって、統計値を更新する。
モリアドレスNビットと、統計値の加算指示1ビット
(更新処理であるため、演算指示は加算である)と、被
加算データ(16ビットとする)をメモリインタフェー
ス・ユニット20に送信しているだけである。
と、プロセッサ・ユニット10は、
レスNビットは考慮しない。式(1)の4は項目A〜D
の項目数である。
合を考える。上記の項目A〜Dは、各々32ビットで表
示されるとする。すると、従来では、PMセル受信時に
CPUが統計値を更新する場合、CPUが更新する統計
データを判断し、各項目に対応するデータ(32ビッ
ト)をメモリ30からリードし、+n等の演算を行い、
メモリ30にライトしていた。
と、CPUは、
nビットは考慮していない。なお、式(2)中の2はリ
ード/ライトのアクセス数、4は項目A〜Dの項目数で
ある。
発明ではバンド幅が約4分の1に削減されることがわか
る。次に統計値を参照する場合の例を説明する。統計値
がALL 1 か否かを知りたいとき、従来ではCPUは、3
2ビットの統計値をメモリ30からリードし、ALL1 か
否かを判断していた。
したデータがALL 1 であるか否かを判断したい場合は、
その旨を示すコード(1ビット)をオペレーションに付
加してメモリインタフェース・ユニット20へ送信す
る。
20では、そのオペレーションにもとづいて、メモリ3
0へアクセスし、ALL 1 であるか否かの結果のみをプロ
セッサ・ユニット10へ送信する。
では32ビット/T、本発明では1オペレーション+1
オペレーション結果=2ビット/Tとなり、必要バンド
幅は16分の1に削減できる。
セス制御装置1及びATM制御装置100は、プロセッ
サ・ユニット10で、データに対するオペレーションの
生成を行い、メモリインタフェース・ユニット20で、
オペレーションの生成動作とは独立して、オペレーショ
ンにもとづく、メモリアクセス及びデータの演算処理を
行う構成とした。
メモリ30間のバンド幅を削減して、高品質で効率のよ
いメモリアクセス制御を行うことができ、システムのス
ループットを向上させることが可能になる。
クセス制御装置1を、ATMのシステムに適用したが、
ATM以外のデータ通信システムに対しても適用可能で
ある。特に大容量のメモリを必要とするデータ通信シス
テムに対して効果が高く、システムの信頼性向上に寄与
することが可能である。
クセス制御装置は、プロセッサ・ユニットで、データに
対するオペレーションの生成を行い、メモリインタフェ
ース・ユニットで、オペレーションの生成動作とは独立
して、オペレーションにもとづく、メモリアクセス及び
データの演算処理を行う構成とした。これにより、プロ
セッサ・ユニットとメモリ間のバンド幅を削減して、高
品質で効率のよいメモリアクセス制御を行うことがで
き、システムのスループットを向上させることが可能に
なる。
ッサ・ユニットで、データに対するオペレーションの生
成を行い、メモリインタフェース・ユニットで、オペレ
ーションの生成動作とは独立して、オペレーションにも
とづく、メモリアクセス及びデータの演算処理を行う構
成とした。これにより、プロセッサ・ユニットとメモリ
間のバンド幅を削減して、高品質で効率のよいメモリア
クセス制御を行うことができ、ATMシステムのスルー
プットを向上させることが可能になる。
る。
チャートである。
示すフローチャートである。
を示す図である。
を示す図である。
る。
る。
る。
る。
ある。
れる様子を示す図である。
演算指示を行うオペレーションの構成を示す図である。
成を示す図である。
る。
る。
る。
際の動作手順を示すフローチャートである。
る。
すシーケンス図である。
すシーケンス図である。
すシーケンス図である。
る。
である。
示す図である。
Claims (22)
- 【請求項1】 メモリにアクセスして演算を行うメモリ
アクセス制御装置において、 データを格納するメモリと、 イベント発生時、前記データに対するオペレーションの
生成を行うオペレーション生成手段と、前記オペレーシ
ョンを送信するオペレーション送信手段と、から構成さ
れるプロセッサ・ユニットと、 前記オペレーションを受信して格納するオペレーション
格納手段と、前記オペレーションの生成動作とは独立し
て、前記オペレーションにもとづいて、前記メモリへア
クセスし、前記データの演算処理を行う演算処理手段
と、演算結果を前記プロセッサ・ユニットへ送信する演
算結果送信手段と、から構成されるメモリインタフェー
ス・ユニットと、 を有することを特徴とするメモリアクセス制御装置。 - 【請求項2】 前記オペレーション生成手段は、メモリ
アドレスと、前記データに対する演算指示である操作オ
ペランドと、から構成される前記オペレーションを生成
することを特徴とする請求項1記載のメモリアクセス制
御装置。 - 【請求項3】 前記オペレーション生成手段は、演算操
作を示す演算オペランドと、演算ソースデータを示すデ
ータオペランドと、から構成される前記操作オペランド
を生成することを特徴とする請求項2記載のメモリアク
セス制御装置。 - 【請求項4】 前記オペレーション生成手段は、前記演
算オペランドに、前記メモリに格納されている前記デー
タのクリア操作を示すビット、または前記データを前記
データオペランドの値に更新する即値操作を示すビッ
ト、の少なくとも一方を備えた前記オペレーションを生
成することを特徴とする請求項3記載のメモリアクセス
制御装置。 - 【請求項5】 前記演算処理手段は、前記データの前記
クリア操作または前記即値操作を行う場合は、メモリリ
ードアクセスを行わないことを特徴とする請求項4記載
のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項6】 前記オペレーション生成手段は、前記演
算オペランドに、前記メモリに格納されている前記デー
タをマスクするマスクビットを備えた前記オペレーショ
ンを生成することを特徴とする請求項3記載のメモリア
クセス制御装置。 - 【請求項7】 前記オペレーション生成手段は、前記演
算オペランドをコード化した前記オペレーションを生成
することを特徴とする請求項3記載のメモリアクセス制
御装置。 - 【請求項8】 前記オペレーション生成手段は、前記デ
ータオペランドを分割して、複数データの演算指示を行
うことを特徴とする請求項3記載のメモリアクセス制御
装置。 - 【請求項9】 前記オペレーション生成手段は、前記メ
モリアドレスが連続する場合には、アドレス連続情報
と、1つのメモリアドレスとを含むオペレーションを生
成することを特徴とする請求項3記載のメモリアクセス
制御装置。 - 【請求項10】 前記演算処理手段は、アドレスの連続
数がnの場合は、前記メモリからn回連続リード、演算
処理、n回連続ライトを行うことを特徴とする請求項9
記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項11】 前記オペレーション格納手段は、前記
オペレーションを格納するキューと、前記キューに対す
る前記オペレーションの制御を行うオペレーション制御
手段と、から構成されることを特徴とする請求項1記載
のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項12】 前記オペレーション制御手段は、前記
キュー内に、同一アドレスのオペレーションが格納され
ている場合は、前記同一アドレスのオペレーションを優
先して、連続してリードすることを特徴とする請求項1
1記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項13】 前記オペレーション制御手段は、前記
キュー内に、連続アドレスのオペレーションが格納され
ている場合は、前記連続アドレスのオペレーションを優
先して、連続してリードすることを特徴とする請求項1
1記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項14】 前記オペレーション制御手段は、前記
キュー内に、同一アドレスのオペレーションが存在する
場合は、前記同一アドレスのオペレーションを無効化
し、代わりに前記同一アドレスのオペレーションの演算
操作を積算した積算オペレーションを生成することを特
徴とする請求項11記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項15】 前記オペレーション制御手段は、前記
キュー内に、ライトすべきオペレーションと同一アドレ
スのオペレーションが存在する場合は、前記同一アドレ
スのオペレーションを無効化し、代わりにライトすべき
前記オペレーションの演算操作と、前記同一アドレスの
オペレーションの演算操作とを積算した積算オペレーシ
ョンを生成することを特徴とする請求項11記載のメモ
リアクセス制御装置。 - 【請求項16】 前記オペレーション制御手段は、前記
キューの状態がFULLの場合は、前記プロセッサ・ユ
ニットに対し、次イベントによる処理をWaitさせる
ことを特徴とする請求項11記載のメモリアクセス制御
装置。 - 【請求項17】 前記キューは、ランダムアクセスキュ
ーと、レディキューと、から構成されることを特徴とす
る請求項11記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項18】 前記オペレーション格納手段は、前記
オペレーションを格納するキャッシュメモリと、同一メ
モリアドレスに対する演算操作を前記キャッシュメモリ
上で積算する処理を含む、前記キャッシュメモリに対す
る前記オペレーションの制御を行うオペレーション制御
手段と、から構成されることを特徴とする請求項1記載
のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項19】 前記演算処理手段は、前記オペレーシ
ョンにもとづくアドレスに対して、メモリリードアクセ
スを行う場合、前記アドレスと、前記アドレスの隣接ア
ドレスに対してメモリリードを行い、前記アドレスと、
前記隣接アドレスに対する前記オペレーションの演算結
果をまとめて、メモリライトを行うことを特徴とする請
求項1記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項20】 前記プロセッサ・ユニット内の機能は
ソフトウェアで構成し、前記メモリインタフェース・ユ
ニット内の機能はハードウェアで構成することを特徴と
する請求項1記載のメモリアクセス制御装置。 - 【請求項21】 ATMの通信管理の制御を行うATM
制御装置において、 前記ATMの通信管理に関するデータを格納するメモリ
と、 イベント発生時に、前記データに対するオペレーション
の生成を行うオペレーション生成手段と、前記オペレー
ションを送信するオペレーション送信手段と、から構成
されるプロセッサ・ユニットと、 前記オペレーションを受信して格納するオペレーション
格納手段と、前記オペレーションの生成動作とは独立し
て、前記オペレーションにもとづいて、前記メモリへア
クセスし、前記データの演算処理を行う演算処理手段
と、演算処理結果を前記プロセッサ・ユニットへ送信す
る演算処理結果送信手段と、から構成されるメモリイン
タフェース・ユニットと、 を有することを特徴とするATM制御装置。 - 【請求項22】 前記メモリインタフェース・ユニット
は、前記オペレーションにもとづいて、前記ATMの通
信管理制御として、セル数の計数処理、OAM性能管理
の統計処理または課金処理の少なくとも1つの演算処理
を行うことを特徴とする請求項21記載のATM制御装
置。
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