JPS6240554A - バツフアメモリブロツク先取り方式 - Google Patents
バツフアメモリブロツク先取り方式Info
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- JPS6240554A JPS6240554A JP60179798A JP17979885A JPS6240554A JP S6240554 A JPS6240554 A JP S6240554A JP 60179798 A JP60179798 A JP 60179798A JP 17979885 A JP17979885 A JP 17979885A JP S6240554 A JPS6240554 A JP S6240554A
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- Japan
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- buffer memory
- block
- request
- memory
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は主メモリ装置の一部のデータを保持してバッフ
ァメモリを制御するメモリ制御装置に関し、特にそのブ
ロックデータ先取多方式に関する。
ァメモリを制御するメモリ制御装置に関し、特にそのブ
ロックデータ先取多方式に関する。
(従来の技術)
主メモリ装置のデータの一部を保持し、主メモリ装置に
比較して高速動作を行うバッファメモリは、みかけ上の
メモリ性能を大きく向上させることが可能なために多く
の装置で採用されている。
比較して高速動作を行うバッファメモリは、みかけ上の
メモリ性能を大きく向上させることが可能なために多く
の装置で採用されている。
このみかけ上のメモリ性能をよシ向上させるためKは、
バッファメモリ上に必要とするデータが存在する確率(
バッファメモリヒツト率と呼ぶ)を高くする必要がある
。このためにはバッファメモリ容量を増加させればよい
が、これにはハードウェア量の増大、ならびにバッファ
メモリの速度低下という問題がある。
バッファメモリ上に必要とするデータが存在する確率(
バッファメモリヒツト率と呼ぶ)を高くする必要がある
。このためにはバッファメモリ容量を増加させればよい
が、これにはハードウェア量の増大、ならびにバッファ
メモリの速度低下という問題がある。
バッファ容量を増加させずにバッファメモリヒツト率を
上げる方法として、従来からブロックデータの先取りが
公知である。ここで、ブロックとはバッファメモリ上に
登録するデータの単位である。ブロックの先取シとは、
るるブロックにアクセスがめったとき、次のアドレスの
ブロックをあらかじめ主メモリ装置から先取りしておく
処理方式である。これはプログラムの性質としであるア
クセスが発生したとき、近い時間にそのアドレス近傍の
データがアクセスされる確率が高いことを利用し、アク
セスされる前にバッファメモリ上に先取シしておくこと
によりバッファメモリヒツト率を向上させようとするも
のである。
上げる方法として、従来からブロックデータの先取りが
公知である。ここで、ブロックとはバッファメモリ上に
登録するデータの単位である。ブロックの先取シとは、
るるブロックにアクセスがめったとき、次のアドレスの
ブロックをあらかじめ主メモリ装置から先取りしておく
処理方式である。これはプログラムの性質としであるア
クセスが発生したとき、近い時間にそのアドレス近傍の
データがアクセスされる確率が高いことを利用し、アク
セスされる前にバッファメモリ上に先取シしておくこと
によりバッファメモリヒツト率を向上させようとするも
のである。
(発明が解決しようとする問題点)
しかしながら、上述した従来のブロックデータの先取シ
には次のような問題がある。主メモリ装置からバッファ
メモリ上に新たにブロックデータを登録する際には、バ
ッファメモリのディレクトリへの登録、バッファメモリ
上の置換場所の決定、ならびにブロックデータのバッフ
ァメモリへの書込み処理が必要になるが、このために他
のバッファメモリアクセス処理が妨げられて遅らされる
という欠点がある。また、主メモリ装置にもブロックデ
ータの読出しの負荷がかかり、他のアクセ、スの妨げと
なる。先取りされたブロックデータが後続アクセスによ
って大部分使用されるならば、あまシ損失がなく、バッ
ファメモリのヒツト率向上による効果は大きいが、後続
アクセスで使用される率が低いとかえって性能上の損失
を招きかねないことになるという欠点がある。
には次のような問題がある。主メモリ装置からバッファ
メモリ上に新たにブロックデータを登録する際には、バ
ッファメモリのディレクトリへの登録、バッファメモリ
上の置換場所の決定、ならびにブロックデータのバッフ
ァメモリへの書込み処理が必要になるが、このために他
のバッファメモリアクセス処理が妨げられて遅らされる
という欠点がある。また、主メモリ装置にもブロックデ
ータの読出しの負荷がかかり、他のアクセ、スの妨げと
なる。先取りされたブロックデータが後続アクセスによ
って大部分使用されるならば、あまシ損失がなく、バッ
ファメモリのヒツト率向上による効果は大きいが、後続
アクセスで使用される率が低いとかえって性能上の損失
を招きかねないことになるという欠点がある。
本発明の目的は、ブロックデータ先取シの効果を上げる
ため、先取シされたデータの後続アクセスでの使用率を
向上させ、ブロックデータ先取9処理が後続のバッファ
メモリアクセス処理を妨げることか少ない環境で上記先
取りを行うことによって上記欠点を除去し、高いバッフ
ァメモリへの読出し/書込みアクセス頻度のもとでもブ
ロックデータの先取シ処理による後続バッファメモリア
クセス処理への影響を避けることができるように構成し
たバッファメモリブロック先取υ方式を提供することに
ある。
ため、先取シされたデータの後続アクセスでの使用率を
向上させ、ブロックデータ先取9処理が後続のバッファ
メモリアクセス処理を妨げることか少ない環境で上記先
取りを行うことによって上記欠点を除去し、高いバッフ
ァメモリへの読出し/書込みアクセス頻度のもとでもブ
ロックデータの先取シ処理による後続バッファメモリア
クセス処理への影響を避けることができるように構成し
たバッファメモリブロック先取υ方式を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段)
本発明によるバッファメモリブロック先取シ方式は1台
以上の演算制御装置と、1台以上の入出力制御装置と、
1台以上の主メモリ装置と、演算制御装置および入出力
制御装置からのメモリリクエストを受けて主メモリ装置
へのメモリアクセスを仲介するためのメモリ制御装置と
を含む情報処理システムにおけるものであって、メモリ
制御装置はバッファメモリと、アドレス加算手段と、索
引先取υ手段とを具備して構成したものである。
以上の演算制御装置と、1台以上の入出力制御装置と、
1台以上の主メモリ装置と、演算制御装置および入出力
制御装置からのメモリリクエストを受けて主メモリ装置
へのメモリアクセスを仲介するためのメモリ制御装置と
を含む情報処理システムにおけるものであって、メモリ
制御装置はバッファメモリと、アドレス加算手段と、索
引先取υ手段とを具備して構成したものである。
パックアメモリは、主メモリ装置のデータの一部分の写
しを保持するためのものである。
しを保持するためのものである。
アドレス加算手段はメモリリクエスト処理に際シ、対象
データがバッファメモリ上に存在しないか、または存在
してもメモリリクエストが先取りされたバッファメモリ
ブロックに対する初めてのアクセスであるとき、データ
の属するバッファメモリブロックの次のブロックアドレ
スを求めるリクエストアドレスを加算するためのもので
ある。
データがバッファメモリ上に存在しないか、または存在
してもメモリリクエストが先取りされたバッファメモリ
ブロックに対する初めてのアクセスであるとき、データ
の属するバッファメモリブロックの次のブロックアドレ
スを求めるリクエストアドレスを加算するためのもので
ある。
索引先取シ手段は、加算によってもリクエストアドレス
の実ページ番号部が変らず、ページ内アドレスのみの変
化であるときには加算結果のアドレスで対応するバッフ
ァメモリブロックのバッファメモリへの登録の有無を索
引し、索引の結果が無であるときにはバッファメモリブ
ロックのバッファメモリ上への先取りを行うためのもの
である。
の実ページ番号部が変らず、ページ内アドレスのみの変
化であるときには加算結果のアドレスで対応するバッフ
ァメモリブロックのバッファメモリへの登録の有無を索
引し、索引の結果が無であるときにはバッファメモリブ
ロックのバッファメモリ上への先取りを行うためのもの
である。
(実施例)
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明によるバッファメモリブロック先取シ方
式を実現する一実施例を示すブロック図であシ、第2図
は第1図のバッファメモリディレクトリの内部の情報形
式例を示す説明図である。
式を実現する一実施例を示すブロック図であシ、第2図
は第1図のバッファメモリディレクトリの内部の情報形
式例を示す説明図である。
第1図において、101.102はそれぞれすクエスト
受付は回路、11は第1のリクエストレジスタ、12は
第2のリクエストレジスタ、13は第8のリクエストレ
ジスタ、14は主メモリアクセスレジスタ、15は書込
みデータレジスタ、16は読出しデータレジスタ、11
はバッファメモリディレクトリ、18はバッファメモリ
、191〜195は先取シ指示ビット、20は加算カウ
ンタ、22はディレクトリレジスタである。
受付は回路、11は第1のリクエストレジスタ、12は
第2のリクエストレジスタ、13は第8のリクエストレ
ジスタ、14は主メモリアクセスレジスタ、15は書込
みデータレジスタ、16は読出しデータレジスタ、11
はバッファメモリディレクトリ、18はバッファメモリ
、191〜195は先取シ指示ビット、20は加算カウ
ンタ、22はディレクトリレジスタである。
第1図において、メモリ制御装置5は演算制御装置1、
あるいは入出力制御装置2からのメモリリクエストおよ
びそのリクエスト種類、リクエストアドレス、ならびに
書込みデータのようなリクエスト情報を信号1601.
502から受取り、主メモリ装置4へのメモリアクセス
処理を行う。
あるいは入出力制御装置2からのメモリリクエストおよ
びそのリクエスト種類、リクエストアドレス、ならびに
書込みデータのようなリクエスト情報を信号1601.
502から受取り、主メモリ装置4へのメモリアクセス
処理を行う。
本発明の迩用爆れるメモリ制御装置3にはバッファメモ
リ18が備えられている。大形の情報処理システムの高
速比は半導体素子技術の進歩とともに進展しているが、
演算制御装置1や入出力制御装置2の処理速度の向上に
対して主メモリ装置4のメモリ素子の処理速度は相対的
に改善されていない。このため、演算制御装置1の内部
のみでなく、メモリ制御装置3の内部にも演算制御装置
1よシ処理速度は遅いが容量の大きいバッファメモリ1
8を設け、みかけ上のメモリアクセス性能が向上されて
いる。
リ18が備えられている。大形の情報処理システムの高
速比は半導体素子技術の進歩とともに進展しているが、
演算制御装置1や入出力制御装置2の処理速度の向上に
対して主メモリ装置4のメモリ素子の処理速度は相対的
に改善されていない。このため、演算制御装置1の内部
のみでなく、メモリ制御装置3の内部にも演算制御装置
1よシ処理速度は遅いが容量の大きいバッファメモリ1
8を設け、みかけ上のメモリアクセス性能が向上されて
いる。
次に、メモリ制御装置3の内部の動作を説明する。
演算制御装置1や入出力制御装置2から信号線501.
502を介して送出されたリクエスト情報は、リクエス
ト受付は回路101.102に受付けられる。リクエス
ト受付は回路101,102は第1図の例に限らず、演
算制御装f!L1や入出力制御装置2が複数台置かれて
いるときには、それに伴ってリクエスト受付は回路10
2の台数はさらに増加する。リクエスト受付は回路10
1゜102によって受付けられたリクエスト群のなかか
ら一つのリクエストが選択され、そのリクエスト情報が
第1のリクエストレジスタ11に入れられる。
502を介して送出されたリクエスト情報は、リクエス
ト受付は回路101.102に受付けられる。リクエス
ト受付は回路101,102は第1図の例に限らず、演
算制御装f!L1や入出力制御装置2が複数台置かれて
いるときには、それに伴ってリクエスト受付は回路10
2の台数はさらに増加する。リクエスト受付は回路10
1゜102によって受付けられたリクエスト群のなかか
ら一つのリクエストが選択され、そのリクエスト情報が
第1のリクエストレジスタ11に入れられる。
第1のリクエストレジスタ11ではバッファメモリブイ
レフ) IJ I Tの索引が行われる。
レフ) IJ I Tの索引が行われる。
バッファメモリディレクトリ17にはバッファメモリ1
8で保持される主メモリ装置データのアドレス情報が登
録されておシ、これを索引することによシ所要データの
バッファメモリ18上でのデータの有無(バッファメモ
リヒツトおよびバッファメモリミスヒツトと呼ぶ)、な
らびにデータがバッファメモリ18上に存在するときの
存在場所の情報がディレクトリレジスタ22に得られる
。
8で保持される主メモリ装置データのアドレス情報が登
録されておシ、これを索引することによシ所要データの
バッファメモリ18上でのデータの有無(バッファメモ
リヒツトおよびバッファメモリミスヒツトと呼ぶ)、な
らびにデータがバッファメモリ18上に存在するときの
存在場所の情報がディレクトリレジスタ22に得られる
。
バッファメモリミスヒツト時には、主メモリ装置4に対
して第2のリクエストレジスタ12を介して主メモリア
クセスレジスタ14からブロックデータ続出し要求が送
出される。主メモリ装置4から信号線52を介して読出
されたブロックデータは書込みデータレジスタ15を介
してバッファメモIJ 18 K書込まれ、さらに所要
のデータが読出しデータレジスタ16を介してメモリリ
クエストを送出した装置へ返される。
して第2のリクエストレジスタ12を介して主メモリア
クセスレジスタ14からブロックデータ続出し要求が送
出される。主メモリ装置4から信号線52を介して読出
されたブロックデータは書込みデータレジスタ15を介
してバッファメモIJ 18 K書込まれ、さらに所要
のデータが読出しデータレジスタ16を介してメモリリ
クエストを送出した装置へ返される。
一方、リクエストによシ処理を並行して行い、バッファ
メモリミスヒツトを発生した場合には、リクエスト情報
は第2のリクエストレジスタ12、ならびに第8のリク
エストレジスタ1Sを介して再び第1のリクエストレジ
スタ11に送出され、以後の同一ブロックへのメモリリ
クエストではバッファメモリヒツトとなるように、バッ
ファメモリディレクトリ17へのブロックアドレス登録
が行われる。
メモリミスヒツトを発生した場合には、リクエスト情報
は第2のリクエストレジスタ12、ならびに第8のリク
エストレジスタ1Sを介して再び第1のリクエストレジ
スタ11に送出され、以後の同一ブロックへのメモリリ
クエストではバッファメモリヒツトとなるように、バッ
ファメモリディレクトリ17へのブロックアドレス登録
が行われる。
W2B図はバッファメモリディレクトリ17の内容の一
形式を示すが、バッファメモリディレクトリ17の各エ
ントリはv、p、ならびにアドレスの情報を含み、バッ
ファメモリディレクトリ11は多数のエントリよシ構成
される。各エントリがバッファメモリ1Bの各ブロック
に対応し、■ビットはバッファメモリブロックデータの
有効性を示し、アドレスはそのブロックデータの主メモ
リ装置アドレス情報を示す。Pビットはブロックデータ
先取りのために付加されたビットで、Pビットがオンの
ときに上記のブロックは先取シされたブロックで、未だ
メモリリクエストによってアクセスされたことがない状
態であることが示されている0ストアイン(5tore
−in)方式のノ(ラフアメモリディレクトリ17で
は、さらに修飾ピッ)Mもある。演算制御装置1からの
メモリリクエストでバッファメモリミスヒツトが発生し
、前述のようなバッファメモリディレクトリ1きの登録
を行うときにはPビットはオフ状態として登録される。
形式を示すが、バッファメモリディレクトリ17の各エ
ントリはv、p、ならびにアドレスの情報を含み、バッ
ファメモリディレクトリ11は多数のエントリよシ構成
される。各エントリがバッファメモリ1Bの各ブロック
に対応し、■ビットはバッファメモリブロックデータの
有効性を示し、アドレスはそのブロックデータの主メモ
リ装置アドレス情報を示す。Pビットはブロックデータ
先取りのために付加されたビットで、Pビットがオンの
ときに上記のブロックは先取シされたブロックで、未だ
メモリリクエストによってアクセスされたことがない状
態であることが示されている0ストアイン(5tore
−in)方式のノ(ラフアメモリディレクトリ17で
は、さらに修飾ピッ)Mもある。演算制御装置1からの
メモリリクエストでバッファメモリミスヒツトが発生し
、前述のようなバッファメモリディレクトリ1きの登録
を行うときにはPビットはオフ状態として登録される。
ブロックデータの先取りを行う本実施例では、バッファ
メモリミスヒツト処理時、さらに以下の動作が行われる
。
メモリミスヒツト処理時、さらに以下の動作が行われる
。
第1のリクエストレジスタ11でバッファメモリディレ
クトリ17への登録を行った後、リクエスト情報は再び
第2のリクエストレジスタ12、ナラヒに第8のリクエ
ストレジスタ13に送られる。
クトリ17への登録を行った後、リクエスト情報は再び
第2のリクエストレジスタ12、ナラヒに第8のリクエ
ストレジスタ13に送られる。
このとき、第2のリクエストレジスタ12から第3のリ
クエストレジスタ15へのブロックの移行の際、ページ
内ブロックアドレスの加算カウンタ20によりリクエス
トアドレスにはページ内のブロックアドレスが加算され
る。
クエストレジスタ15へのブロックの移行の際、ページ
内ブロックアドレスの加算カウンタ20によりリクエス
トアドレスにはページ内のブロックアドレスが加算され
る。
大形の情報処理システムでは一般に論理アドレス方式が
採用されているが、斯かるシステムでは演算制御装置1
での命令実行、あるいはシステムによっては入出力デー
タ転送も論理アドレス上で実行される。論理アドレス空
間は多数のページに分割されており、論理アドレスでの
論理ページ番号と、主メモリ装置4のメモリアドレスで
ある実アドレスでの実ページ番号との関係は演算制御装
置1の内部に設けられた高速アドレス変換バッファによ
り対応づけられる。ここで、論理ページ内アドレスト実
ページ内のアドレスとは同じものである。
採用されているが、斯かるシステムでは演算制御装置1
での命令実行、あるいはシステムによっては入出力デー
タ転送も論理アドレス上で実行される。論理アドレス空
間は多数のページに分割されており、論理アドレスでの
論理ページ番号と、主メモリ装置4のメモリアドレスで
ある実アドレスでの実ページ番号との関係は演算制御装
置1の内部に設けられた高速アドレス変換バッファによ
り対応づけられる。ここで、論理ページ内アドレスト実
ページ内のアドレスとは同じものである。
なお、一般にページの大きさは2にバイト、あるいは4
にバイトであり、バッファメモリ18のブロックの大き
さは82バイト〜128バイト程度がよく採用されてい
る。
にバイトであり、バッファメモリ18のブロックの大き
さは82バイト〜128バイト程度がよく採用されてい
る。
プログラム上の近傍アドレスとは論理アドレス上での近
傍アドレスであり、実アドレス上での近傍アドレスを意
味するものではない。つまり、実アドレス上での隣のブ
ロックは同一ページ内である限り論理アドレス上でも隣
のブロックであるが、ページ番号が異なる場合には論理
アドレス上でも隣のブロックとは限らない。
傍アドレスであり、実アドレス上での近傍アドレスを意
味するものではない。つまり、実アドレス上での隣のブ
ロックは同一ページ内である限り論理アドレス上でも隣
のブロックであるが、ページ番号が異なる場合には論理
アドレス上でも隣のブロックとは限らない。
以上の意味において、ページを越えるようなブロックデ
ータの先取りは、その先取りの効果をもたないものとな
る。したがって、上記ページ内ブロックアドレスを加算
するための加算カウンタ20によるページ内のブロック
アドレス加JL時にオーバフローが発生すると、本実施
例においてはブロックデータの先取りを中止する。
ータの先取りは、その先取りの効果をもたないものとな
る。したがって、上記ページ内ブロックアドレスを加算
するための加算カウンタ20によるページ内のブロック
アドレス加JL時にオーバフローが発生すると、本実施
例においてはブロックデータの先取りを中止する。
オーバフローが発生しないときには、次のブロックアド
レスを示すように加算されたリクエストアドレスが第8
のリクエストレジスタ13から第1のリクエストレジス
タ11に送出され、第1のリクエストレジスタ11では
再びバッファメモリディレクト’J L 7の索引が行
われる。バッファメモリヒツトであるとそこで処理は終
了するが、ミスヒツトであると前述のようなメモリ装置
4へのブロックデータ読出し要求、およびバッファメモ
リ18への登録が行われる。ここで、バッファメモリデ
ィレクトリ17へのPビットはオンにされて登録される
。つまシ、このブロックは先取シされたブロックで、未
だ実際のメモリリクエストではアクセスされていないブ
ロックであることが示される。
レスを示すように加算されたリクエストアドレスが第8
のリクエストレジスタ13から第1のリクエストレジス
タ11に送出され、第1のリクエストレジスタ11では
再びバッファメモリディレクト’J L 7の索引が行
われる。バッファメモリヒツトであるとそこで処理は終
了するが、ミスヒツトであると前述のようなメモリ装置
4へのブロックデータ読出し要求、およびバッファメモ
リ18への登録が行われる。ここで、バッファメモリデ
ィレクトリ17へのPビットはオンにされて登録される
。つまシ、このブロックは先取シされたブロックで、未
だ実際のメモリリクエストではアクセスされていないブ
ロックであることが示される。
以上は、演算制御装置1または入出力制御装置2からの
メモリリクエストがバッファメモリミスヒツトとなった
ときの処理であるが、次にバッファメモリヒツトとなっ
たときの処理を説明する。
メモリリクエストがバッファメモリミスヒツトとなった
ときの処理であるが、次にバッファメモリヒツトとなっ
たときの処理を説明する。
第1のリクエストレジスタ11でバッファメモリディレ
クトリ17の索引がまず行われるが、リクエストが読出
し要求のときには第2のリクエストレジスタ12を介し
て送出されたアドレスおよびディレクトリレジスタ22
の情報でバッフアメ。
クトリ17の索引がまず行われるが、リクエストが読出
し要求のときには第2のリクエストレジスタ12を介し
て送出されたアドレスおよびディレクトリレジスタ22
の情報でバッフアメ。
モリ18から所要データが読出され、読出しデータレジ
スタ16を介してメモリリクエストを送出した装置へ返
される。リクエストが書込み要求であるときには、第2
のリクエストレジスタ12を介したアドレスおよびディ
レクトリレジスタ22の情報で指定されたバッファメモ
リ18に、書込みデータレジスタ15のデータが書込ま
れる。
スタ16を介してメモリリクエストを送出した装置へ返
される。リクエストが書込み要求であるときには、第2
のリクエストレジスタ12を介したアドレスおよびディ
レクトリレジスタ22の情報で指定されたバッファメモ
リ18に、書込みデータレジスタ15のデータが書込ま
れる。
第1のリクエストレジスタ11からのバッファメモリデ
ィレクトリ11の累引時にヒツトしたエントリのPビッ
トが調べられ、Pビットがオフであるとブロックデータ
の先取シは抑えられるが、Pビットがオンであると第2
のリクエストレジスタ12、ならびに第8のリクエスト
レジスタ13を介して再びリクエスト情報を第1のリク
エストレジスタ11に戻し、バッファメモリディレクト
リ17の対応するエントリのPビットオフ時の処理が行
われる。さらに、Pビットがオンで1、バッファメモリ
ミスヒツトのときと同様なブロックデータの先取り処理
を行う。つまり、リクエストアドレスのページ内ブロッ
クアドレス加算カクンメ20による加算が行われ、オー
バフローが検出されないときには加算されたアドレスの
バッファメモリディレクトリ17の索引が行われる。索
引の結果、バッファメモリ18がミスヒツトであればブ
ロックデータの先取シが行われ、新しく先取りブロック
がPビットをオンにしてバッファメモリディレクトリ1
7およびバッファメモリ18に登録される。
ィレクトリ11の累引時にヒツトしたエントリのPビッ
トが調べられ、Pビットがオフであるとブロックデータ
の先取シは抑えられるが、Pビットがオンであると第2
のリクエストレジスタ12、ならびに第8のリクエスト
レジスタ13を介して再びリクエスト情報を第1のリク
エストレジスタ11に戻し、バッファメモリディレクト
リ17の対応するエントリのPビットオフ時の処理が行
われる。さらに、Pビットがオンで1、バッファメモリ
ミスヒツトのときと同様なブロックデータの先取り処理
を行う。つまり、リクエストアドレスのページ内ブロッ
クアドレス加算カクンメ20による加算が行われ、オー
バフローが検出されないときには加算されたアドレスの
バッファメモリディレクトリ17の索引が行われる。索
引の結果、バッファメモリ18がミスヒツトであればブ
ロックデータの先取シが行われ、新しく先取りブロック
がPビットをオンにしてバッファメモリディレクトリ1
7およびバッファメモリ18に登録される。
(発明の効果)
以上説明したように本発明では、メモリ制御装置間に設
置されたバッファメモリの処理において、メモリ制御装
置へのメモリリクエストの属するブロックと、このブロ
ックの次のブロックが同一ページ内であるときのみブロ
ックデータの先取ML理を行うようにしたことにより、
無駄なブロックの先取りを減少させ、またメモリ制御装
置内でのブロックデータの先取りは演算制御装置内での
バッファメモリヒツト処理の妨げとはならないため、ブ
ロックデータの先取り効果を上げ、メモリ装置内のバッ
ファメモリヒツト率を改善することにより性能を向上さ
せることができる。
置されたバッファメモリの処理において、メモリ制御装
置へのメモリリクエストの属するブロックと、このブロ
ックの次のブロックが同一ページ内であるときのみブロ
ックデータの先取ML理を行うようにしたことにより、
無駄なブロックの先取りを減少させ、またメモリ制御装
置内でのブロックデータの先取りは演算制御装置内での
バッファメモリヒツト処理の妨げとはならないため、ブ
ロックデータの先取り効果を上げ、メモリ装置内のバッ
ファメモリヒツト率を改善することにより性能を向上さ
せることができる。
第1図は、本発明によるバッファメモリブロック先取り
方式を実現する一実施例を示すブロック図である。 第2図は、第1図のバッファメモリディレクトリの内部
の情報形式例を示す説明図である。 1・・・演算制御装置 2・・・入出力制御装置 3・・・メモリ制御装置 4φ・・主メモリ装置 101.102・・・リクエスト受付は回路11〜15
−−−リクエストレジスタ 14・壷昏主メモリアクセスレジスタ 15・・e書込みデータレジスタ 16・・・続出しデータレジスタ 17・φ・バッファメモリディレクトリ18・・・バッ
ファメモリ 191〜193・・・先取υ指示ビット20・・・加算
カウンタ
方式を実現する一実施例を示すブロック図である。 第2図は、第1図のバッファメモリディレクトリの内部
の情報形式例を示す説明図である。 1・・・演算制御装置 2・・・入出力制御装置 3・・・メモリ制御装置 4φ・・主メモリ装置 101.102・・・リクエスト受付は回路11〜15
−−−リクエストレジスタ 14・壷昏主メモリアクセスレジスタ 15・・e書込みデータレジスタ 16・・・続出しデータレジスタ 17・φ・バッファメモリディレクトリ18・・・バッ
ファメモリ 191〜193・・・先取υ指示ビット20・・・加算
カウンタ
Claims (1)
- 1台以上の演算制御装置と、1台以上の入出力制御装置
と、1台以上の主メモリ装置と、前記演算制御装置およ
び前記入出力制御装置からのメモリリクエストを受けて
前記主メモリ装置へのメモリアクセスを仲介するための
メモリ制御装置とを含む情報処理システムにおけるバッ
ファメモリブロック先取り方式であつて、前記メモリ制
御装置は前記主メモリ装置のデータの一部分の写しを保
持するためのバッファメモリと、メモリリクエスト処理
に際し、対象データが前記バッファメモリ上に存在しな
いか、または存在しても前記メモリリクエストが先取り
されたバッファメモリブロックに対する初めてのアクセ
スであるとき、前記データの属するバッファメモリブロ
ックの次のブロックアドレスを求めるリクエストアドレ
スを加算するためのアドレス加算手段と、前記加算によ
つても前記リクエストアドレスの実ページ番号部が変ら
ず、ページ内アドレスのみの変化であるときには、前記
加算結果のアドレスで対応するバッファメモリブロック
のバッファメモリへの登録の有無を索引し、前記索引の
結果が無であるときには前記バッファメモリブロックの
前記バッファメモリ上への先取りを行うための索引先取
り手段とを具備して構成したことを特徴とするバッファ
メモリブロック先取り方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60179798A JPS6240554A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | バツフアメモリブロツク先取り方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60179798A JPS6240554A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | バツフアメモリブロツク先取り方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6240554A true JPS6240554A (ja) | 1987-02-21 |
Family
ID=16072077
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60179798A Pending JPS6240554A (ja) | 1985-08-15 | 1985-08-15 | バツフアメモリブロツク先取り方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6240554A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001318825A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Fujitsu Ltd | メモリアクセス制御装置及びatm制御装置 |
US6341334B1 (en) | 1998-03-24 | 2002-01-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bridge method, bus bridge, and multiprocessor system |
-
1985
- 1985-08-15 JP JP60179798A patent/JPS6240554A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6341334B1 (en) | 1998-03-24 | 2002-01-22 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Bridge method, bus bridge, and multiprocessor system |
JP2001318825A (ja) * | 2000-05-12 | 2001-11-16 | Fujitsu Ltd | メモリアクセス制御装置及びatm制御装置 |
JP4614500B2 (ja) * | 2000-05-12 | 2011-01-19 | 富士通株式会社 | メモリアクセス制御装置 |
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