JP2001318689A - 音声認識リモコン装置 - Google Patents

音声認識リモコン装置

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JP2001318689A
JP2001318689A JP2000134583A JP2000134583A JP2001318689A JP 2001318689 A JP2001318689 A JP 2001318689A JP 2000134583 A JP2000134583 A JP 2000134583A JP 2000134583 A JP2000134583 A JP 2000134583A JP 2001318689 A JP2001318689 A JP 2001318689A
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Japan
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unit
input
voice
signal
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JP2000134583A
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English (en)
Inventor
Mikio Oda
幹夫 小田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を低減し、動作使用時間の拡大を図
る。 【解決手段】 音声入力処理部には常時電源を供給する
と共に、入力された音声信号の有無を検出し、検出時間
の間だけ音声認識・送信部に電源を供給する電源制御部
により、電源電池の消費電力を低減し、動作使用時間の
拡大を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池を電源とした
音声認識リモコン装置において、消費電力を低減し、電
池の動作使用時間の拡大を図る音声認識リモコン装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今の音声認識技術は、デジタル信号処
理技術の向上、処理LSIの高性能化、低価格化などに
より、民生機器の音声認識によるリモコン化が図られて
おり、機器の操作性向上に役立っている。しかし、TV
やVTRなどのリモコン送信器はそのポータブルさから
電池を電源としており、電池寿命は約1年以上と長い
が、音声認識によるリモコン送信器では、電池の寿命は
極端に短くなる。通常、音声認識処理は、マイクロコン
ピュータ、DSPなどで処理されており、数百mAの消費
電流が必要である。一方電池の技術開発も盛んに行われ
ており、単3電池で1500mAhなどの高容量のものがあ
る。
【0003】しかしながら、この種の電池を使用して
も、数時間しか動作しないという課題を有する。AC電
源を使用すればこの課題は解決できるが、ポータブルさ
は損なわれ、実用性に欠ける。この課題を解決する音声
認識装置として、特開平8−115096に示す構成が
提案されている。以下図6から図9を参照しながら音声
認識装置の一例について説明する。
【0004】図6は第1の実施の形態を示すものであ
り、図6において、符号23aは発声された音声信号を
電気信号に変換するマイク、23はマイク信号出力を増
幅し、アナログ信号からデジタル信号にA/D変換する
音声入力部、24は音声認識する認識部、24aは音声
パターンを記憶しているメモリ、25は認識結果を記憶
するバッファ、21は音声認識処理を行う時に押す入力
ボタン、28は誤操作を解除する解除ボタン、22は入
力ボタンの操作の有無、時間管理、バッファの制御、各
部への電源分配制御を行う制御部、26はリモコンコー
ドや電話番号コードにデコードするデコーダ、27は認
識結果を表示、音声出力させる報知部である。
【0005】以上のように構成された第1の実施例の音
声認識装置について、その動作を説明する。使用者が音
声認識を利用して機器を制御する場合、まず、入力ボタ
ン21を押し、制御部22に信号を送り、制御部22に
より、マイク23a、音声入力部23、認識部24など
一連の音声認識処理に必要なブロックに電源を供給し、
動作可能とする。次に、そのまま入力ボタン21を押し
続け、音声を発声し、音声認識処理させる。
【0006】図7はその動作を説明するタイムチャート
であり、例えば、”3124”と数字を認識させたい場
合、”31”と発声された数字に対し、報知部27で逐
一認識結果を表示し、”37”と誤認識表示した場合は
入力ボタン21を一度離して、再度”3124”と発声
し、正解ならば、音声終端検出の所定の時間(T2)後
にデコーダ26でコードが送信される。
【0007】また図8は第2の実施の形態を示すもので
あり、図8において、符号29はマイク出力から音声入
力を検出する入力検出部であり、その他の同一番号は図
6に示された構成と同じである。
【0008】以上のように構成された第2の実施例の音
声認識装置について、その動作を説明する。使用者が音
声認識を利用して機器を制御する場合、まず、発声する
事により、予め設定されたしきい値以上の音声レベルに
なると、入力検出部29が制御部22に信号を送り、制
御部22により、音声認識処理に必要なブロックに電源
を供給し、動作可能とする。図9はその動作を説明する
タイムチャートであり、例えば、3124と数字を認識
させたい場合、31と発声された数字に対し、37と誤
認識表示した場合は発声を数秒(T3)時間止め、再度
3124と発声し、正解ならば、音声終端検出の所定の
時間(T3)後にデコーダ26でコードが送信される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
の構成では、音声認識処理が必要な時のみ、電源を供給
するので、消費電力の低減にはなるが、実用性に欠け
る。すなわち、第1の実施例では、入力ボタンの操作に
より電源供給をしているが、使用者が認識装置の本体に
ある入力ボタンを押し続けることは、マイクに不必要な
振動、摩擦音を入力させることになり、マイクに入力さ
れる雑音レベルが増大し、本来の音声認識される音声の
S/Nが悪くなり、誤認識の原因となる。
【0010】この振動対策には、マイクユニットをゴム
などでフローティングさせたりする技術はあるが、コス
ト高の要因であり、摩擦音に対しては、使用者の厳重な
注意が必要である。また、第2の実施例では音声入力
で、入力の有無を検出し、電源供給しているが、発声前
に入力検出があるのはおかしい。仮に入力レベル検出の
しきい値を低くし、発声音の頭部分で入力検出がなされ
たとしても、発声音の頭が切れるので、認識率は低下す
る。また発声からコード送信までの反応の早さを考慮し
て、音声終端検出時間T3は短く設定(1秒以内)しな
ければならず、今度は、発声の途中に間があくと電源が
切れるとか、実用上、課題がある。つまり、発声の度
に、電源供給をオンオフさせるのは課題が多い。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明の音声認識リモコン装置は、入力された音声信
号の有無を検出し、入力音声信号が検出された時間の時
間幅を拡大保持し、拡大保持された時間のみ、音声認識
・送信部に電源を供給し、入力音声信号を音声認識処理
させ、所定のリモコンコードを送信することで、電源電
池の消費電力の低減を図り、動作使用時間を拡大するこ
とを特徴としたものである。
【0012】本発明によれば、予め設定されたしきい値
以上の音声信号で、保持された時間のみ、音声認識・送
信部に電源を供給することで、電源電池の消費電力の低
減を図り、動作使用時間を拡大する音声認識リモコン装
置を提供することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の音声認
識リモコン装置は、入力された音声信号の有無を検出
し、入力音声信号が検出された時間の時間幅を拡大保持
し、拡大保持された時間のみ、音声認識・送信部に電源
を供給し、入力音声信号を音声認識処理させ、所定のリ
モコンコードを送信することで、電源電池の消費電力の
低減を図り、動作使用時間を拡大する音声認識リモコン
を実現しうるものである。
【0014】つぎに、本発明の請求項2に記載された音
声認識リモコン装置は、入力された音声信号を電気信号
に変換するマイクと、前記マイク出力を増幅する増幅器
と、前記増幅器で増幅された信号のレベルを検出するレ
ベル検出部と、前記レベル検出部出力パルスを時間幅拡
大する時定数保持部からなる音声入力処理部を有すると
共に、前記増幅器出力を入力とし、アナログ信号からデ
ジタル信号に変換するA/Dコンバータと、前記A/D
コンバータでデジタル信号に変換された入力音声信号を
入力とし、音声認識分析する音声認識処理部と、前記音
声認識処理部の結果を基に所定のリモコンコードを送信
するリモコン送信部と、前記音声認識処理部の処理が可
能な場合を表示する表示部からなる音声認識・送信部を
具備し、前記音声入力処理部には常時電源供給すると共
に、前記時定数保持部で設定された時間幅のみ前記音声
認識・送信部に電源を供給する電源制御部で構成するこ
とで、消費電力の低減を図り、動作使用時間を拡大する
音声認識リモコンを実現しうるものである。
【0015】つぎに、本発明の請求項3に記載された音
声認識リモコン装置は、入力された音声信号を電気信号
に変換するマイクと、前記マイク出力を増幅する増幅器
と、前記増幅器で増幅された信号のレベルを検出するレ
ベル検出部からなる音声入力検出部と、装置全体の動作
開始を操作し、押した時のみHパルスを出力するスター
トスイッチと、前記レベル検出部出力とスタートスイッ
チ出力のORをとるOR回路と前記OR回路出力パルスを時間
幅拡大する時定数保持部を有すると共に、前記増幅器出
力を入力とし、アナログ信号からデジタル信号に変換す
るA/Dコンバータと、前記A/Dコンバータでデジタ
ル信号に変換された入力音声信号を入力とし、音声認識
分析する音声認識処理部と、前記音声認識処理部の結果
を基に所定のリモコンコードを送信するリモコン送信部
と、前記音声認識処理部の処理が可能な場合を表示する
表示部からなる音声認識・送信部を具備し、前記時定数
保持部には常時電源供給すると共に、前記時定数保持部
で設定された時間幅のみ前記音声入力検出部、音声認識
・送信部に電源を供給する電源制御部で構成したこと
で、消費電力の低減を図り、動作使用時間を拡大する音
声認識リモコンを実現しうるものである。
【0016】以下本発明の実施の形態について、図1か
ら図5を用いて説明する。
【0017】(実施の形態1)以下に、本発明の請求項
1及び請求項2に記載された発明の実施の形態につい
て、図1、図2、図3を用いて説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例における音声認
識装置のブロック構成図を示す。図1において、符号3
は入力された音声信号を電気信号に変換するマイク、4
は前記マイク出力を増幅する増幅器、8は前記増幅器で
増幅された信号のレベルを検出するレベル検出部、9は
前記レベル検出部出力パルスを時間幅拡大する時定数保
持部、1はマイク3、増幅器4、レベル検出部8、時定
数保持部9からなる音声入力処理部、5は前記増幅器出
力を入力としアナログ信号からデジタル信号に変換する
A/Dコンバータである。
【0019】また、6は前記A/Dコンバータでデジタ
ル信号に変換された入力音声信号を入力とし音声認識分
析する音声認識処理部、7は前記音声認識処理部の結果
を基に所定のリモコンコードを送信するリモコン送信
部、12は前記音声認識処理部の処理が可能な場合を表
示する表示部、2は前記A/Dコンバータ5、音声認識
処理部6、リモコン送信部7、表示部12からなる音声
認識・送信部、10は音声認識リモコン装置に電源を与
える電池部、11は前記時定数保持部で設定された時間
幅のみ前記音声認識・送信部に電源を供給する電源制御
部である。
【0020】以上のように構成された音声認識リモコン
装置について、その動作を説明する。発声された音声信
号は、マイク3により、電気信号に変換され、増幅器4
で増幅される。増幅された音声信号はレベル検出部8
で、音声の立ち上がり部が、予め設定したしきい値を越
えるとHパルスを出力し、時定数保持部9に入力され
る。入力されたHパルスは時定数保持部9により、設定
した時間だけパルス時間幅を拡大し、電源制御部11に
入力される。
【0021】電源制御部11は電池部10から供給され
る電圧を、前記拡大されたパルス幅の時間だけ、A/D
コンバータ5、音声認識処理部6、リモコン送信部7、
及び表示部12からなる音声認識・送信部2に電源供給
する。時定数保持部9、電源制御部11は図3の回路例
に示すごとく簡単なトランジスタ回路で構成できる。ま
ず入力されたHパルスはトランジスタQ1で反転される
のと同時にRC定数により、積分される。更に、Q2で
波形整形反転されて長いHパルスとなる。
【0022】Q3のベースにHパルスを入力するとQ3
のコレクタはグランドとなり、Q4は導通し、電池の電
圧相当がQ4のコレクタに現れる。この電圧を音声認識
・送信部2に電源供給する。図2は図1の各部の動作波
形を説明するタイムチャートであり、音声が途切れて
も、数分の間、時間保持する。つまり図2のT1は保持
時間を表しており、秒単位ではなく、1ないし2分程度
に設定する。T1の設定は、図2のRC定数によって行
い、時定数保持部9は最終の音声が入力されてからT1
時間は保持する。
【0023】つぎに、本発明の音声認識リモコン装置の
実使用を考えて、具体的に説明すると、以下のようにな
る。
【0024】テレビのチャンネルを音声認識を使用して
発声した場合、例えば、”1ch(イッチャン)”と発
声したとする。音声認識リモコン装置の音声入力処理部
1には常に電源が供給されており、イッチャンの”イ”
の頭の部分でレベル検出部8で音声入力有りと判断さ
れ、時定数保持部9,及び電源制御部11を通して音声
認識・送信部2に電源が供給され、音声認識される。し
かしながら、電源が立ち上がり時は、A/Dコンバータ
5、音声認識処理部6、リモコン送信部7、表示部12
からなる音声認識・送信部2が正規の動作開始するまで
は、多少の準備時間を要する為、”イ”の部分は飛ばさ
れて認識される可能性がある。
【0025】また音声認識処理部6は予め登録されてお
いた単語との一致度を計算し、所定のスコアー以上の一
致度を獲得した単語に相当するリモコンコードをリモコ
ン送信部7から送信する為、認識結果の”チャンネル”
だけでは何も動作しない。一方、電源は発声が終了して
も1、2分はまだ時間保持されている為、続けて”イッ
チャン”と発声すれば、今度は全語句の認識を行い、所
定のリモコン送信が可能となる。
【0026】つまり、最初の電源オンの時は、認識しな
いことを使用者に予め、説明しておき、電源が供給され
たのを確認して初めて所定の発声するように説明してお
けば良い。この電源供給状態をLEDなどを使用して表示
するのが、表示部12である。
【0027】通常、テレビでリモコンを操作する場合、
チャンネルを切り換える操作が多く、とりわけ番組の途
中のコマーシャルが入った間が多く、15分から30分
の間をあけて、コマーシャルの間に何回か他局へチャン
ネル切り換え操作をする。この決まった時間に何回も認
識処理を可能とする為、時間保持部9は1、2分程度の
時間保持が必要になってくる。また最初の立ちあがりの
合図として、拍手、口笛などでも動作するので、使用者
は工夫できる。
【0028】つぎに電源の消費電力について具体的に説
明する。音声入力処理部1はアナログ回路で構成されて
おり、その消費電流は約10mA以下である。また音声
認識・送信部2はデジタル回路であり、現状300mA
程度の消費電流である。今、前述の1500mAhの電
池を使用したとすると、常に装置全体に電源を供給した
場合は1500/310≒約5時間(300分)の使用
が可能で、15分に1回、2分電源を供給した場合は、
1時間で8分使用することとなるので、300/8≒約
37時間となる。
【0029】すなわち、1日も持たない電池が1週間
(1日5時間使用)程度使用できることになる。従っ
て、常に装置全体に電源を供給する必要はなく、必要な
時のみ音声認識・送信部に電源供給してやることで、消
費電力の低減を図り、動作使用時間を拡大する音声認識
リモコンを実現できる。
【0030】ここで、バックアップとは、音声入力処理
部1のアナログ回路に常に電源を供給することであり、
通常は1時間あたり10mAが必要である。すなわち、
1日24時間では、10mA*24時間=240mA/
日となる。
【0031】(実施の形態2)つぎに、本発明の請求項
3に記載された発明の実施の形態について、図4、図5
を用いて説明する。
【0032】図4は、本発明の一実施例における音声認
識装置のブロック構成図を示す。図4において、符号3
は入力された音声信号を電気信号に変換するマイク、4
は前記マイク出力を増幅する増幅器、8は前記増幅器で
増幅された信号のレベルを検出するレベル検出部、13
は前記マイク3、増幅器4、レベル検出器8からなる音
声入力検出部、15は装置全体の動作開始を操作する、
押した時のみHパルスを出力するスタートスイッチ、1
4は前記レベル検出部出力8とスタートスイッチ15の
出力のORをとるOR回路、9は前記OR回路14の出力パル
スを時間幅拡大する時定数保持部、5は前記増幅器出力
を入力としアナログ信号からデジタル信号に変換するA
/Dコンバータである。
【0033】また、6は前記A/Dコンバータでデジタ
ル信号に変換された入力音声信号を入力とし音声認識分
析する音声認識処理部、7は前記音声認識処理部の結果
を基に所定のリモコンコードを送信するリモコン送信
部、12は前記音声認識処理部の処理が可能な場合を表
示する表示部、2は前記A/Dコンバータ5、音声認識
処理部6、リモコン送信部7、表示部12からなる音声
認識・送信部、10は音声認識リモコン装置に電源を与
える電池部、11は前記時定数保持部9で設定された時
間幅のみ前記音声入力検出部13、音声認識・送信部2
に電源を供給する電源制御部である。
【0034】以上のように構成された音声認識リモコン
装置について、その動作を説明する。まず使用者は本音
声認識リモコン装置を立ち上げる為、スタートスイッチ
15を一度押す。これにより、OR回路14の通して常に
電源供給されている時定数保持部9にHパルスが入力さ
れる。入力されたHパルスは時定数保持部9により、設
定した時間だけパルス時間幅を拡大し、電源制御部11
に入力される。
【0035】電源制御部11は電池部10から供給され
る電圧を、前記拡大されたパルス幅の時間だけ、マイク
3、増幅器4、レベル検出部8からなる音声入力検出部
13と、A/Dコンバータ5、音声認識処理部6、リモ
コン送信部7、及び表示部12からなる音声認識・送信
部2に電源供給する。電源供給された音声入力検出部1
3と、音声認識・送信部は通常動作可能となり、表示部
12で認識可能を表示する。
【0036】これにより、使用者は所定の発声を行い、
マイク3、増幅器4を通して、発声された音声信号はレ
ベル検出部8で、音声の立ち上がり部が、予め設定した
しきい値を越えるとHパルスを出力し、OR回路14を通
して時定数保持部9に入力される。入力されたHパルス
は時間時定数保持部9により、設定した時間だけパルス
時間幅を拡大しつづけ、電源制御部11に入力される。
電源制御部11は電池部10から供給される電圧を、前
記拡大されたパルス幅の時間だけ、音声入力検出部1
3、音声認識・送信部2に電源供給し、音声認識・リモ
コン送信処理を可能とする。
【0037】つまり、最初のトリガをスタートスイッチ
15で与え、あとは実施の形態1と同様、入力された音
声のレベル検出で電源供給を制御するものであり、時定
数保持部9だけ常に電源供給し、音声認識によるリモコ
ン操作が必要な時のみスタートスイッチ15で起動をか
け、音声入力検出部、音声認識・送信部に電源供給して
やることで、さらに消費電力の低減を図り、動作使用時
間を拡大する音声認識リモコンを実現できる。
【0038】また実施の形態1では、音声入力を常に監
視している為、大きい雑音などで、電源が入る欠点があ
るが、実施の形態2では、手動操作が必要となる不便さ
はあるが、必要時のみしか電源が供給されない。いずれ
にしても、時定数保持部9で設定された時間幅のみ消費
電力の大きいブロックへの電源供給を電源制御部で制御
させることで、消費電力の低減を図り、動作使用時間を
拡大する音声認識リモコンを実現できる。
【0039】
【発明の効果】以上のように、本発明の音声認識リモコ
ン装置は、入力された音声信号の有無を検出し、入力音
声信号が検出された時間の時間幅を拡大保持し、拡大保
持された時間のみ、音声認識・送信部に電源を供給し、
入力音声信号を音声認識処理させ、所定のリモコンコー
ドを送信することで、電源電池の消費電力の低減を図
り、動作使用時間を拡大する音声認識リモコン装置を提
供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における音声認識装
置のブロック構成図
【図2】図1の各部の動作波形を示す図
【図3】図1の時定数保持部、電源制御部の回路例を示
す図
【図4】本発明の第2の実施の形態における音声認識装
置のブロック構成図
【図5】図4の各部の動作波形を示す図
【図6】従来の第1実施例の音声認識装置のブロック構
成図
【図7】図6の各部の動作波形を示す図
【図8】従来の第2実施例の音声認識装置のブロック構
成図
【図9】図8の各部の動作波形を示す図
【符号の説明】
1 音声入力処理部 2 音声認識・送信部 3 マイク 4 増幅器 5 A/D変換器 6 音声認識処理部 7 リモコン送信部 8 レベル検出部 9 時定数保持部 10 電池部 11 電源制御部 12 表示部 13 音声入力検出部 14 OR回路 15 スタートスイッチ 21 入力ボタン 22 制御部 23a マイク 23 音声入力部 24a メモリ 24 認識部 25 バッファ 26 デコーダ 27 報知部 28 解除ボタン 29 入力検出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 331 G10L 3/00 571A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された音声信号の有無を検出し、入
    力音声信号が検出された時間の時間幅を拡大保持し、拡
    大保持された時間のみ、音声認識・送信部に電源を供給
    し、入力音声信号を音声認識処理させ、所定のリモコン
    コードを送信することで、電源電池の消費電力の低減を
    図り、動作使用時間を拡大する音声認識リモコン装置。
  2. 【請求項2】 入力された音声信号を電気信号に変換す
    るマイクと、前記マイク出力を増幅する増幅器と、前記
    増幅器で増幅された信号のレベルを検出するレベル検出
    部と、前記レベル検出部出力パルスを時間幅拡大する時
    定数保持部からなる音声入力処理部を有すると共に、前
    記増幅器出力を入力とし、アナログ信号からデジタル信
    号に変換するA/Dコンバータと、前記A/Dコンバー
    タでデジタル信号に変換された入力音声信号を入力と
    し、音声認識分析する音声認識処理部と、前記音声認識
    処理部の結果を基に所定のリモコンコードを送信するリ
    モコン送信部と、前記音声認識処理部の処理が可能な場
    合を表示する表示部からなる音声認識・送信部を具備
    し、前記音声入力処理部には常時電源供給すると共に、
    前記時定数保持部で設定された時間幅のみ前記音声認識
    ・送信部に電源を供給する電源制御部で構成したことを
    特徴とする音声認識リモコン装置。
  3. 【請求項3】 入力された音声信号を電気信号に変換す
    るマイクと、前記マイク出力を増幅する増幅器と、前記
    増幅器で増幅された信号のレベルを検出するレベル検出
    部からなる音声入力検出部と、装置全体の動作開始を操
    作し、押した時のみHパルスを出力するスタートスイッ
    チと、前記レベル検出部出力とスタートスイッチ出力の
    ORをとるOR回路と前記OR回路出力パルスを時間幅拡大す
    る時定数保持部を有すると共に、前記増幅器出力を入力
    とし、アナログ信号からデジタル信号に変換するA/D
    コンバータと、前記A/Dコンバータでデジタル信号に
    変換された入力音声信号を入力とし、音声認識分析する
    音声認識処理部と、前記音声認識処理部の結果を基に所
    定のリモコンコードを送信するリモコン送信部と、前記
    音声認識処理部の処理が可能な場合を表示する表示部か
    らなる音声認識・送信部を具備し、前記時定数保持部に
    は常時電源供給すると共に、前記時定数保持部で設定さ
    れた時間幅のみ前記音声入力検出部、音声認識・送信部
    に電源を供給する電源制御部で構成したことを特徴とす
    る音声認識リモコン装置。
JP2000134583A 2000-05-08 2000-05-08 音声認識リモコン装置 Pending JP2001318689A (ja)

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