JP2001317187A - 敷 物 - Google Patents

敷 物

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正治 寺本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 工具等を必要とせずに組み立て作業を行うこ
とができる敷物を提供すること 【解決手段】 平面視長矩形状をした複数の踏み板部材
と、これらの踏み板部材を並列状態で支持し、かつこれ
らの踏み板部材の幅方向に延びる複数の棒状支持部材と
を備えた敷物であって、上記棒状支持部材は、その上面
に長手方向に延びる第1係合部を備えており、上記踏み
板部材は、その下面に幅方向に延び、かつ上記第1係合
部に係合可能な第2係合部を備えており、上記第1係合
部と第2係合部とは、相互係合状態において、棒状支持
部材の長手方向への踏み板部材のスライド移動を許容す
るとともに、棒状支持部材に対する踏み板部材の厚み方
向への離脱を阻止するように形成されていることを特徴
としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、敷物に関し、例
えば、ベランダやガーデンでスノコなどとして用いられ
るのに好適な敷物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ベランダやガーデンなど屋内
外においてスノコなどとして使用される敷物としては、
例えば、図9ないし図11に示したようなものが一般的
に使用されている。このような敷物100は、図9に示
すように、全体として矩形状とされたフレーム110に
対して、たとえば木材などにより平面視長矩形状に形成
された複数の踏み板部材120を、並列状態に取り付け
た構成とされている。
【0003】上記フレーム110には、図9に示すよう
に、向い合う2辺のそれぞれに、平面方向に突出する複
数のループ部111が一定間隔隔てて形成されており、
残りの2辺のそれぞれに、ループ部111に挿通可能な
構成とされた複数の軸部112が、下方に突出するよう
にしてループ部111と同様なピッチで形成されてい
る。この構成により、複数の敷物100は、隣り合う敷
物100のうち一方の敷物100のループ部111と他
方の敷物100の軸部112とを対応するようにして配
置し、ループ部111に軸部112を挿通することによ
って、互いに連結される。このようにして、敷物100
は、所望の広さで使用される。
【0004】上記フレーム110の下面には、図10お
よび図11に示すように、下方に突出する複数の支持柱
113が格子状に配列されるようにして複数形成されて
いる。これらの支持柱113のうち少なくとも一部は、
フレーム110の表面側まで通じる貫通穴114を有し
ている。上記踏み板部材120は、フレーム110の裏
側からこれらの貫通穴114に通した、例えば、ボルト
などの締結部材115によって位置決めされ固定されて
いる。このようにして、フレーム110と踏み板部材1
20とを取り付けることにより、1枚の敷物100が構
成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記敷
物100は、ボルトなどの締結部材115を締結する際
に工具等を必要とするため、手間を要し、組み立て作業
を容易に行うことができない。
【0006】そこで、本願発明は、上記した事情のもと
で考え出されたものであって、工具等を必要とせずに組
み立て作業を行うことができる敷物を提供することをそ
の課題とする。
【0007】
【発明の開示】上記課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本願発明により提供される敷物
は、平面視長矩形状をした複数の踏み板部材と、これら
の踏み板部材を並列状態で支持し、かつこれらの踏み板
部材の幅方向に延びる複数の棒状支持部材とを備えた敷
物であって、上記棒状支持部材は、その上面に長手方向
に延びる第1係合部を備えており、上記踏み板部材は、
その下面に幅方向に延び、かつ上記第1係合部に係合可
能な第2係合部を備えており、上記第1係合部と第2係
合部とは、相互係合状態において、棒状支持部材の長手
方向への踏み板部材のスライド移動を許容するととも
に、棒状支持部材に対する踏み板部材の厚み方向への離
脱を阻止するように形成されていることを特徴としてい
る。
【0009】上記技術的手段が講じられた本願発明によ
り提供される敷物では、敷物の表面をなす踏み板部材の
第2係合部を、踏み板部材の基台となる棒状支持部材の
第1係合部に係合させつつスライド移動させるだけで組
み立てることができる。すなわち、工具等を必要とせ
ず、容易に組み立て作業を行うことができる。また、上
記第1係合部および第2係合部の係合により、棒状支持
部材に取り付けた踏み板部材は、その厚み方向の離脱が
阻止されているので、組み立てた敷物は、容易に分解さ
れることなく、これを安定して使用することができる。
【0010】なお、上記第1係合部としては、その断面
において先端部側の幅が基端部側の幅よりも大きくなさ
れている構成とすることができる。
【0011】好ましい実施の形態としては、上記棒状支
持部材には、上動位置と下動位置とを選択でき、かつ上
動位置をとるときには棒状支持部材に対する踏み板部材
のスライド移動を阻止するとともに、下動位置をとると
きには棒状支持部材に対する踏み板部材のスライド移動
を許容するストッパ部材が、棒状支持部材の長手方向に
間隔を開けて複数形成されている構成とすることができ
る。
【0012】このような構成が適用された実施形態によ
れば、上記棒状支持部材には、上下動可能なストッパ部
材が複数形成されており、これらのストッパ部材を上動
位置にセットすれば、上記踏み板部材のスライド移動を
阻止することができるので、組み立てた敷物をより安定
して使用することができる。なお、この敷物の組み立て
においては、これらのストッパ部材を下動位置にセット
するだけで、踏み板部材をスライド移動可能にすること
ができ、操作が簡単である。
【0013】なお、上記ストッパ部材としては、上記棒
状支持部材の長手方向両端部において、上動位置をとる
ときに係合突起が踏み板部材の下面に形成された凹部に
係合する第1ストッパ部材と、上記棒状支持部材の長手
方向中間部において、上動位置をとるときに係合突起が
各踏み板部材間の隙間に係合する第2ストッパ部材とを
形成することにより、両ストッパ部材の上動位置におい
て、上記踏み板部材のスライド移動を阻止することがで
きる。
【0014】また、他の好ましい実施の形態としては、
上記棒状支持部材は、樹脂を成形することによって形成
されており、上記ストッパ部材は、上記棒状支持部材の
上面に形成された開口部において、この開口部の対向内
縁からそれぞれインテグラルヒンジを介して開口部の内
方に向けて一体延出する一対の板状連結部と、これらの
板状連結部の内方端に対して両端部がそれぞれインテグ
ラルヒンジを介して一体連結され、上面に係合突起が形
成された板状中間部とを備え、一対の板状連結部および
板状中間部の延長長さが上記開口部の対向内縁間寸法よ
りも大に設定されることにより形成されている構成し、
上記棒状支持部材と上記ストッパ部材とを一体成形する
ことができるので、製造効率がよい。また、上述のよう
に、一対の板状連結部および板状中間部の延長長さを上
記開口部の対向内縁間寸法よりも大となるように設定し
ているので、別途の固定手段を要さずとも、ストッパ部
材の動作において、その上動位置および下動位置の2箇
所で安定保持することができ、ストッパ部材を操作する
ことを容易にできる。
【0015】さらに、他の好ましい実施の形態として
は、上記第1ストッパ部材の板状中間部の下面には、棒
状摘みが突出形成されている構成とすることができる。
【0016】このような構成が適用された実施形態によ
れば、上記第1ストッパ部材は、板状中間部の下面から
突出形成されている棒状摘みを下方に引くことにより、
上記踏み板部材の凹部との係合を解除することができる
ので、踏み板部材を棒状支持部材に固定した後でも、再
び取り外すことができる。
【0017】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、全体として平面視において略正方形を呈してお
り、その各辺には、上下方向から係合可能な雄・雌係合
部が形成されている構成とすることができる。
【0018】このような構成が適用された実施形態によ
れば、1つの上記敷物の雄係合部と別の上記敷物の雌係
合部とを係合させることにより、敷物を複数連結するこ
とができるので、所望の広さの敷物集合体を形成するこ
とができる。
【0019】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、各辺には、それぞれ偶数個の雄・雌係合部が等間
隔に同数形成されているとともに、その一方向に数えて
奇数番目に雄係合部または雌係合部が、偶数番目に雌係
合部または雄係合部が形成されている構成とすることが
できる。
【0020】このような構成が適用された実施形態によ
れば、敷物を複数連結する際に、一方の踏み板部材の長
手方向と他方の踏み板部材の長手方向とが連なる配置、
または、一方の踏み板部材の長手方向と他方の踏み板部
材の幅方向とが連なる配置に連結することができる。
【0021】さらにまた、他の好ましい実施の形態とし
ては、等間隔に並列された偶数本の棒状支持部材を備え
ており、これら棒状支持部材は、一端面に上記雄係合部
または雌係合部を、他端面に上記雌係合部または雄係合
部を、それぞれ備えているとともに、両端に配置される
2本の棒状支持部材の外側面には、上記雄係合部と雌係
合部とが交互に形成されている構成とすることができ
る。
【0022】このような構成が適用された実施形態によ
れば、棒状支持部材の両端面にそれぞれ雄係合部または
雌係合部のいずれかを形成し、そして上記踏み板部材の
両端部に配置される2本の棒状支持部材にのみ、その外
側面に上記雄・雌係合部を交互に偶数個形成することに
より、雄・雌係合部を形成すべき数を最小限に抑えるこ
とができ、製造効率を向上することができる。
【0023】なお、上記踏み板部材としては、表面に木
目紋が現れた木材製である構成とすることができる。
【0024】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明
らかになるであろう。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0026】図1は、本願発明に係る敷物の一例を示す
全体斜視図、図2は、図1の左側面A1からの側面図、
図3は、図1の踏み板部材を裏側から見た全体斜視図、
図4は、図3の踏み板部材の第2係合部を拡大して示し
た平面図、図5は、図1の棒状支持部材を拡大して示し
た斜視図、図6および図7は、それぞれ、図5のVI−VI
線およびVII−VII線に沿う断面図、図8は、図1の複数
枚の敷物を連結させた状態を示す斜視図である。
【0027】図1に示すように、敷物1は、平面視長矩
形状をした8枚の踏み板部材2…と、これらの踏み板部
材2…を並列状態で支持するとともにこれらの踏み板部
材2…の幅方向に延びる4本の棒状支持部材3…とを備
えており、棒状支持部材3…に備えられた第1係合部に
各踏み板部材2…の第2係合部を係合させることによっ
て、組み立てられている。
【0028】上記各踏み板部材2…は、敷物1を敷いた
際に表面となって現れる部品であって、図3に示すよう
に、その下面には、幅方向に互いに平行に延びる4本の
第2係合部20…が等間隔に形成されている。各第2係
合部20…は、上記棒状支持部材3…の第1係合部30
と係合可能であり、図1および図2に示すように、それ
ぞれが各棒状支持部材3…の第1係合部30と係合した
状態で、踏み板部材2…が幅方向にスライド移動しうる
ように、一様断面を有するほぞ穴状となっている。ま
た、第2係合部20の底部には、踏み板部材2の厚み方
向に孔状に形成された凹部22…が設けられている。
【0029】なお、各踏み板部材2…としては、表面に
木目紋が現れた例えばチーク材などの木材から形成し
て、外観および触感を向上させることもできる。
【0030】上記踏み板部材2…は、これらの凹部22
…に上記棒状支持部材3…の後述する第1ストッパ部材
31…を係合させることによって、幅方向にスライド移
動するのを阻止されるが、図3に示すように、上記4本
の第2係合部20…のうち、踏み板部材2の両端部に設
けられた2本の第2係合部20a…にのみ凹部22…を
形成して、第1ストッパ部材31…を係合させる手間を
最小限に抑えることもできる。さらに、これらの凹部2
2…を、8つの踏み板部材2…のうち、棒状支持部材3
…の両端に取り付けられる2枚の踏み板部材2a,2a
にのみ形成することもできる。
【0031】上記各棒状支持部材3…は、その上に上記
踏み板部材2…を取り付けて支持する部品であって、本
実施形態では、例えばポリプロピレンなどの熱可塑性樹
脂によって形成されている。各棒状支持部材3…は、図
5〜図7に示すように、その上面に踏み板部材2を載置
し全体として長矩形を呈した固定面35を備え、この固
定面35の各辺部から下向きに延びるスカート36…を
形成して剛性を与えて構成されている。なお、図6に示
すように、固定面35の底面から下向きに延びるリブ3
7を形成してさらに剛性を与えることもできる。
【0032】上記各棒状支持部材3…の上記固定面35
には、図5に示すように、棒状支持部材3…の長手方向
に延びる第1係合部30…、および棒状支持部材3…の
長手方向に間隔を開けて、すなわち第1係合部30…を
長手方向に区切ったその間に位置するストッパ部材31
…,32…を形成することもできる。
【0033】上記第1係合部30…は、上記踏み板部材
2…の第2係合部20がピッタリと係合してスライド移
動が可能なように、一様断面を有している。この第1係
合部30の断面形状は、図2および図5に示すように、
その断面において先端部の幅(同図の上側)が基端部の
幅よりも大とされた蟻ほぞ状に形成することができる。
このため、各踏み板部材2…は、その第2係合部20…
とこの第1係合部30…とを係合させた状態で、棒状支
持部材3…の長手方向にスライド移動可能とされている
だけでなく、その厚み方向への離脱が阻止される。
【0034】上記ストッパ部材31…,32…は、図6
に示すように、上動位置と下動位置とを選択的に移動可
能であり、上動位置をとるときには上記棒状支持部材3
…に対する上記踏み板部材2…のスライド移動を阻止
し、下動位置をとるときにはこれを許容する。これらの
ストッパ部材には、上動位置をとるときに後述する係合
突起31aが踏み板部材2…の上記凹部22…に係合す
る第1ストッパ部材31…と、図1に示すように、上動
位置をとるときに後述する係合突起32aが各踏み板部
材2…間の隙間に係合する第2ストッパ部材32…とが
ある。
【0035】上記第1ストッパ部材31は、図5および
図6に示すように、上記棒状支持部材3…の上面に形成
された開口部35aにおいて、この開口部35aの対向
内縁からそれぞれインテグラルヒンジ31e…を介して
開口部35aの内方に向けて一体延出する一対の板状連
結部31b…と、これらの板状連結部31b…の内方端
に対して両端部がそれぞれインテグラルヒンジ31e′
…を介して一体連結された板状中間部31cとを備え、
この板状中間部31cの上面には上記踏み板部材2…の
凹部22に係合しうる係合突起31aが形成されてい
る。また、一対の板状連結部31b…および板状中間部
31c…は、棒状支持部材3…の長手方向に延びるとと
もに、その延長長さが上記開口部35aの対向内縁間寸
法よりも大に設定されている。この第1ストッパ部材3
1は、これらがポリプロピレンなどによって形成されて
いるが故に若干の弾性変形が可能であるので、上方から
押すことにより下動位置をとることができ、下方から押
し上げることにより上動位置をとることができる。しか
も、第1ストッパ部材31は、上動位置と下動位置との
中間位置で安定することがなく、上動位置および下動位
置の2箇所においてのみ安定することとなるので、第1
ストッパ部材31の操作を容易にすることができる。ま
た、板状中間部31cの高さは、上動位置をとるときに
は、係合突起31aが踏み板部材2…の上記凹部22と
係合しうる高さに、また下動位置をとるときには、係合
突起31aが踏み板部材2…よりも下方に位置しうる高
さに設定されることにより、踏み板部材2…のスライド
移動を阻止または許容することができる。
【0036】また、上記第1ストッパ部材31は、図6
に示すように、上記板状中間部31cの下面から下方に
突出する棒状摘み31dを形成して、この棒状摘み31
dを下方に引くことにより、上記踏み板部材2…の凹部
22との係合を解除することもできる。すなわち、踏み
板部材2…は、棒状支持部材3…に固定した後でも、再
び取り外すことが容易に可能である。
【0037】なお、上記第1ストッパ部材31を、上記
棒状支持部材3…の長手方向両端部にのみ形成すれば、
全ての踏み板部材2…のスライド移動を阻止できるの
で、棒状支持部材3…の構造を単純化するとともに、踏
み板部材2…の固定作業を効率化することもできる。
【0038】上記第2ストッパ部材32…は、図5およ
び図7に示すように、上記棒状支持部材3…の上面に形
成された開口部35bにおいて、この開口部35bの対
向内縁からそれぞれインテグラルヒンジ32e…を介し
て開口部35bの内方に向けて一体延出する一対の板状
連結部32b…と、これらの板状連結部32b…の内方
端に対して両端部がそれぞれインテグラルヒンジ32
e′…を介して一体連結された板状中間部32cとを備
え、この板状中間部32cの上面には上記各踏み板部材
2…間の隙間に係合するとともに上記第2係合部20の
断面よりも大なる矩形を呈する係合突起32aが形成さ
れている。また、一対の板状連結部32b…および板状
中間部32c…は、棒状支持部材3…の幅方向に延びる
とともに、その延長長さが上記開口部35bの対向内縁
間寸法よりも大に設定されている。この第2ストッパ部
材32は、これらがポリプロピレンなどによって形成さ
れているが故に若干の弾性変形が可能であるので、上方
から押すことにより下動位置をとることができ、下方か
ら押し上げることにより上動位置をとることができる。
しかも、第2ストッパ部材32は、上動位置と下動位置
で安定することがなく、上動位置および下動位置の2箇
所においてのみ安定することとなるので、第2ストッパ
部材32の操作を容易にすることができる。また、板状
中間部32cの高さは、上動位置をとるときには、係合
突起32aの上端が踏み板部材2…の下面よりも高く、
また下動位置をとるときには、係合突起32a上端が踏
み板部材2…の下面よりも低く位置しうる高さに設定さ
れることにより、踏み板部材2…のスライド移動を阻止
または許容することができる。
【0039】また、敷物1は、本実施形態では、全体と
して、平面視において約60cm四方の正方形を呈して
おり、その各辺に対応する上記棒状支持部材3…のスカ
ート36…には、図1に示すように、上下方向から係合
可能な雄係合部33…および雌係合部34が形成されて
いる。
【0040】上記雄係合部33は、図5に示すように、
平面視でT字状を呈した一様断面を有しており、スカー
ト36…壁面から水平に延びる胴部33bと、この胴部
33bの端部に形成した頭部33aとから構成される。
上記雌係合部34は、平面視でL字状を呈した一様断面
を有した右部34aと左部34bとをスカート36…壁
面から突出してなり、右部34aと左部34bとの間に
は、上記雄係合部33の胴部33bが通り、かつ頭部3
3aが通りえない間隔が空けられている。このような構
成により、雄係合部33は、雌係合部34に対して上下
方向にスライドしつつ係合することができる。
【0041】上記雄係合部33および雌係合部34は、
この敷物1の各辺に4個ずつ等間隔に形成されており、
各辺の一方向に数えて奇数番目は、雄係合部33または
雌係合部34、偶数番目は、雌係合部34または雄係合
部33の配置とされている。これにより、敷物を複数連
結して所望の広さの敷物集合体を形成することができ、
その際には、一方の踏み板部材の長手方向と他方の踏み
板部材の長手方向とが連なる配置、または、一方の踏み
板部材の長手方向と他方の踏み板部材の幅方向とが連な
る配置に連結することができる。具体的には以下に説明
する通りである。
【0042】上記スカート36…のうち上記棒状支持部
材3…の端面に相当する短スカート36a…には、それ
ぞれ、上記雄係合部33または雌係合部34のいずれか
が備えられている。すなわち、短スカート36a…の一
方には雄係合部33または雌係合部34が、他方には雌
係合部34または雄係合部33が形成されている。ま
た、上記スカート36…のうち上記棒状支持部材3…の
側面に相当する長スカート36b…には、上記雄係合部
33および雌係合部34が交互に合計4個設けられてお
り、それらの間隔は、上記踏み板部材2…の4本の第2
係合部20の間隔に等しくされている。また、これらの
棒状支持部材3…は、本実施形態では、組み立て状態に
おいて、短スカート36a…に備えられた雄係合部33
と雌係合部34とが交互に並ぶように、隣り合う棒状支
持部材3…が互いに180度向きを変えた状態で配置さ
れており、これにより、複数の敷物1を連結する場合、
図8に示すように、隣り合う敷物1のうち一方の踏み板
部材2…の長手方向と他方の踏み板部材2…の長手方向
とが連なる配置、または、一方の踏み板部材2…の長手
方向と他方の踏み板部材2…の幅方向とが連なる配置に
連結することができるのである。
【0043】なお、上記長スカート36b…のうち、こ
の敷物1の両端部に配置される2本の棒状支持部材3…
における、この敷物1の外側面となる2つにのみ、上記
雄係合部33および雌係合部34を形成して、雄・雌係
合部33,34を形成すべき数を最小限に抑えることも
できる。これにより、製造効率の向上あるいは製造コス
トの削減が可能となる。
【0044】次に、上記構成を有する敷物の作用の要点
について説明する。
【0045】本実施形態における組み立て作業において
は、まず4本の棒状支持部材3a,3b,3b,3aを
順に180度ずつ向きを変えて配置する。このとき、各
棒状支持部材3…の各第1ストッパ部材31…および各
第2ストッパ部材32は、上方から押して下方に位置さ
せておく。次いで、踏み板部材2の各第2係合部20…
を各棒状支持部材3…の第1係合部30に係合させつつ
スライド移動させて所定の位置に配置する。次に、装着
した上記踏み板部材2に隣接する第2ストッパ部材32
…を、各棒状支持部材3…の裏側から押して上方に位置
させる。上記手順を繰り返して8枚の踏み板部材2…を
棒状支持部材3…に取り付ける。次に、棒状支持部材3
…の両端に装着された踏み板部材2a,2aの下に位置
する第1ストッパ部材31…を、各棒状支持部材3…の
裏側から押して上方に移動させて、各踏み板部材2a,
2aの凹部22…に係合させる。このようにして、図1
の敷物1が完成する。なお、複数の敷物1…を連結する
には、連結させる敷物の雄係合部33と雌係合部34と
が、連結される敷物の雌係合部34と雄係合部33とに
それぞれ係合するように、連結させる敷物を上方から装
着すればよい。なお、この敷物1…は、本実施形態で
は、平面視で正方形とされているので、隣り合う敷物の
踏み板部材2…を90度向きを変えて配置し、所望の配
列になるようにすることができる。
【0046】上記したことからわかるように、この敷物
1は、工具等を必要とせず、容易に組み立て作業を行う
ことができる。しかも、第1ストッパ部材31…および
第2ストッパ部材32…は、棒状支持部材3…に上下移
動可能に一体的に設けられており、例えば、ボルト等の
ように他の独立した部品ではないので、組み立ての作業
効率が良い。
【0047】また、この敷物1は、組み立て前の状態に
おいて、販売に供することができる。すなわち、4本の
棒状支持部材3…と、8枚の踏み板部材2…とをセット
にして販売することができる。このような組み立て前の
状態では、嵩が低いので、在庫スペースおよび運搬コス
トが著しく低減されるので、さらに製品コストを抑制で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る敷物の一例を示す全体斜視図で
ある。
【図2】図1の左側面A1からの側面図である。
【図3】図1の敷物を構成する踏み板部材を裏側から見
た全体斜視図である。
【図4】図3の踏み板部材の第2係合部を拡大して示し
た平面図である。
【図5】図1の敷物を構成する棒状支持部材を拡大して
示した斜視図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】図5のVII−VII線に沿う断面図である。
【図8】図1の複数枚の敷物を連結させた状態を示す斜
視図である。
【図9】従来の敷物の一例を示す全体斜視図である。
【図10】図9の敷物を構成するフレームの底面図であ
る。
【図11】図10のXI−XI線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 敷物 2a,2b 踏み板部材 3 棒状支持部材 20a,20b 第2係合部 22 凹部 30 第1係合部 31 第1ストッパ部材 31a,32a 係合突起 31b,32b 板状連結部 31c,32c 板状中間部 31d 棒状摘み 32 第2ストッパ部材 33 雄係合部 34 雌係合部 35a,35b 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 梅原 亮介 大阪市西区立売堀3丁目5番29号 株式会 社テラモト内 Fターム(参考) 2D005 BA02 BB00 BC00 BC02 DA00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面視長矩形状をした複数の踏み板部材
    と、これらの踏み板部材を並列状態で支持し、かつこれ
    らの踏み板部材の幅方向に延びる複数の棒状支持部材と
    を備えた敷物であって、 上記棒状支持部材は、その上面に長手方向に延びる第1
    係合部を備えており、 上記踏み板部材は、その下面に幅方向に延び、かつ上記
    第1係合部に係合可能な第2係合部を備えており、 上記第1係合部と第2係合部とは、相互係合状態におい
    て、棒状支持部材の長手方向への踏み板部材のスライド
    移動を許容するとともに、棒状支持部材に対する踏み板
    部材の厚み方向への離脱を阻止するように形成されてい
    ることを特徴とする、敷物。
  2. 【請求項2】 上記棒状支持部材には、上動位置と下動
    位置とを選択でき、かつ上動位置をとるときには棒状支
    持部材に対する踏み板部材のスライド移動を阻止すると
    ともに、下動位置をとるときには棒状支持部材に対する
    踏み板部材のスライド移動を許容するストッパ部材が、
    棒状支持部材の長手方向に間隔を開けて複数形成されて
    いる、請求項1に記載の敷物。
  3. 【請求項3】 上記ストッパ部材は、上記棒状支持部材
    の長手方向両端部において、上動位置をとるときに係合
    突起が踏み板部材の下面に形成された凹部に係合する第
    1ストッパ部材と、上記棒状支持部材の長手方向中間部
    において、上動位置をとるときに係合突起が各踏み板部
    材間の隙間に係合する第2ストッパ部材とを含んでい
    る、請求項2に記載の敷物。
  4. 【請求項4】 上記棒状支持部材は、樹脂を成形するこ
    とによって形成されており、上記ストッパ部材は、上記
    棒状支持部材の上面に形成された開口部において、この
    開口部の対向内縁からそれぞれインテグラルヒンジを介
    して開口部の内方に向けて一体延出する一対の板状連結
    部と、これらの板状連結部の内方端に対して両端部がそ
    れぞれインテグラルヒンジを介して一体連結され、上面
    に係合突起が形成された板状中間部とを備え、一対の板
    状連結部および板状中間部の延長長さが上記開口部の対
    向内縁間寸法よりも大に設定されることにより形成され
    ている、請求項3に記載の敷物。
  5. 【請求項5】 上記第1ストッパ部材の板状中間部の下
    面には、棒状摘みが突出形成されている、請求項4に記
    載の敷物。
  6. 【請求項6】 全体として平面視において略正方形を呈
    しており、その各辺には、上下方向から係合可能な雄・
    雌係合部が形成されている、請求項1ないし5のいずれ
    かに記載の敷物。
  7. 【請求項7】 各辺には、それぞれ偶数個の雄・雌係合
    部が等間隔に同数形成されているとともに、その一方向
    に数えて奇数番目に雄係合部または雌係合部が、偶数番
    目に雌係合部または雄係合部が形成されている、請求項
    6に記載の敷物。
  8. 【請求項8】 等間隔に並列された偶数本の棒状支持部
    材を備えており、これら棒状支持部材は、一端面に上記
    雄係合部または雌係合部を、他端面に上記雌係合部また
    は雄係合部を、それぞれ備えているとともに、両端に配
    置される2本の棒状支持部材の外側面には、上記雄係合
    部と雌係合部とが交互に形成されている、請求項7に記
    載の敷物。
  9. 【請求項9】 上記第1係合部は、その断面において先
    端部側の幅が基端部側の幅よりも大きくなされている、
    請求項1ないし8のいずれかに記載の敷物。
  10. 【請求項10】 上記踏み板部材は、木製である、請求
    項1ないし9のいずれかに記載の敷物。
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