JP2001314779A - デカンタ型遠心分離機、この運転方法、及びこれを備えたシステム - Google Patents

デカンタ型遠心分離機、この運転方法、及びこれを備えたシステム

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JP2001314779A
JP2001314779A JP2000138475A JP2000138475A JP2001314779A JP 2001314779 A JP2001314779 A JP 2001314779A JP 2000138475 A JP2000138475 A JP 2000138475A JP 2000138475 A JP2000138475 A JP 2000138475A JP 2001314779 A JP2001314779 A JP 2001314779A
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Japan
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rotary cylinder
cylinder
decanter
liquid level
discharge port
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JP2000138475A
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English (en)
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Shinichi Fukushiro
眞一 福代
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Tomoe Engineering Co Ltd
Original Assignee
Tomoe Engineering Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B04CENTRIFUGAL APPARATUS OR MACHINES FOR CARRYING-OUT PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES
    • B04BCENTRIFUGES
    • B04B1/00Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles
    • B04B1/20Centrifuges with rotary bowls provided with solid jackets for separating predominantly liquid mixtures with or without solid particles discharging solid particles from the bowl by a conveying screw coaxial with the bowl axis and rotating relatively to the bowl
    • B04B2001/2083Configuration of liquid outlets

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  • Centrifugal Separators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転筒の回転数に関らず、回転筒内の液レベ
ルを正確に調整する。 【解決手段】 回転筒10のフロントハブ15には、清
澄液排出口17が形成されている。この清澄液排出口1
7を臨む位置に、清澄液の出口流路41が形成されてい
るボールダム40が回転可能に設けられている。このボ
ールダム40は、油圧シリンダ50で駆動する。この油
圧シリンダ50へは、油圧ライン64を介して、油圧ユ
ニット60から油が供給される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラリー等の原液
を清澄液と固形分とに分離するデカンタ型遠心分離機、
この運転方法、これを備えたシステムに関し、特に、回
転筒内の液レベル調節に関するものである。
【0002】
【従来の技術】デカンタ型遠心分離機で、スラリーを固
液分離する際には、原液であるスラリー中の固形分と原
液との比重比及び固形分の脱液困難性に応じた最適運転
状態を現出するために、回転筒内の液レベルを適切に設
定する必要がある。
【0003】一般的に、難脱液性のスラリーの場合に
は、回転筒内の液レベルを回転筒外周側(液レベルを低
く)に設定し、脱液斜面部の長さを長くする必要があ
る。他方、清澄度を高める場合には、スラリーが回転筒
内で遠心力を受けている時間を長くするために、液レベ
ルを回転筒軸側(液レベルを高く)に設定しておく。
【0004】従来の回転筒内の液レベル調節では、運転
前に、回転筒の清澄液排出口に、固定ダムと呼ばれる部
品を取り付けることで、実現している。この方法では、
運転前に設定した液レベルは常に一定であり、運転中に
スラリー性状が変動した等の理由で運転条件を変える場
合、一旦、装置を完全に停止させてから、別の固定ダム
に交換しなければならない、という煩わしさが伴う。
【0005】また、固定ダムを有するデカンタ型遠心分
離機で、原液中の固形分を回転筒の固形分排出口側へ搬
送し難い原液、例えば、汚泥等を処理する場合、いわゆ
るネガティブ運転が行われる。このネガティブ運転と
は、固形分排出口の位置よりも、清澄液排出口のレベル
を回転筒軸側に位置させて、運転する方法である。この
ネガティブ運転では、回転筒内の液レベルが高いため、
運転当初においては、原液がそのまま固形分排出口から
排出される。その後、回転筒内に固形分が次第に溜ま
り、固形分排出口がある程度詰まってくると、この固形
分排出口から、主として固形分が排出されるようにな
る。つまり、固定ダムを有するデカンタ型遠心分離機で
は、運転当初においては、原液がそのまま固形分排出口
から排出されてしまう。
【0006】そこで、運転中に液レベルを調整するもの
として、従来、特開昭61−278370号公報、特表平6−507
338号公報、特開平11−581号公報等に記載されているも
のがある。
【0007】特開昭61−278370号公報のデカンタ型遠心
分離機は、回転筒の軸に、吸込み口が形成されている半
月板状の二つのガイドを有した求心ポンプを設けたもの
である。この求心ポンプは、外部から操作可能なレバー
を操作することで、二つの半月板ガイドが回転筒の軸か
ら遠ざかる方向に移動するようになっている。各半月板
ガイドの移動すると、半月板ガイドの吸込み口の位置も
移動し、液レベルが調整される。
【0008】また、特表平6−507338号公報のデカンタ
型遠心分離機は、回転筒の清澄液排出口に隣接して膨張
型ダム構造体を設けたものである。この膨張型ダム構造
体は、弾性変形可能な膜材を袋状に形成したものであ
る。液レベルを調節する際には、膨張型ダム構造体の中
に流体を供給し、これを膨らませる。
【0009】また、特開平11−581号のデカンタ型遠心
分離機は、回転筒の清澄液排出口に隣接して、遠心作動
弁を設けたものである。遠心作動弁は、回転筒の回転に
よる遠心力で、回転筒の外径方向に移動して、液レベル
を調節する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
61−278370号公報に記載の技術では、求心ポンプの設計
が難しく、構造が複雑で設備コストが嵩む上に、求心ポ
ンプと清澄液との間に生じる摩擦、言い換えると、求心
ポンプに対する清澄液の抵抗が非常に大きく、回転筒を
回転させるための電力消費量が多くなってしまうという
問題点がある。さらに、この技術では、清澄液の排出量
が、回転筒内の清澄液と求心ポンプとの相対速度、つま
り回転筒の回転速度で定まってしまうため、回転筒内の
液レベルの調節が回転筒の回転速度に影響を受けてしま
うという問題点もある。
【0011】また、特表平6−507338号公報に記載の技
術では、構造が非常にシンプルであるものの、膜状の弾
性材を膨張させて液レベルを調節しているため、膜厚が
僅かに不均一であっても、各部毎の変形量が異なってし
まう等の理由で、液レベルを正確に制御することができ
ないという問題点がある。特に、液レベルをミリ単位、
さらにはミリ単位以下で制御するような場合には、実質
的に不可能に近いといえる。
【0012】また、特開平11−581号公報に記載の技術
では、回転筒の回転数に応じて、遠心作動弁が移動する
ため、例えば、回転筒の回転数を変えずに液レベルを変
える等、自由に運転条件を設定することができないとい
う問題点がある。
【0013】本発明は、以上の各従来技術の問題点に着
目してなされたもので、運転時の消費電力を抑え、更
に、回転筒の回転数等に関らず、液レベルを正確に調節
できるデカンタ型遠心分離機、この運転方法、及びこれ
を備えたシステムを提供することを第一の目的とする。
【0014】また、本発明は、原液中の固形分を回転筒
の固形分排出口側へ搬送し難い原液であっても、運転当
初において、このような原液を固形分排出口から排出さ
せないデカンタ型遠心分離機システム、及びその運転方
法を提供することを第二の目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記第一の目的を達成す
るための第一のデカンタ型遠心分離機は、回転筒と、該
回転筒内で相対回転するスクリューコンベアとを備えて
いるデカンタ型遠心分離機において、前記回転筒の端壁
には、清澄液排出口が形成され、前記端壁に沿い又は該
端壁内であって前記清澄液排出口に臨む位置に設けら
れ、清澄液の出口流路の一部を形成し、該出口流路の回
転筒外周側の位置を自身の動作で変える可動ダムと、前
記可動ダムを動作させる流体圧シリンダと、前記流体圧
シリンダに作動流体を供給する作動流体供給手段と、を
備えている、ことを特徴とするものである。
【0016】前記第一の目的を達成するための第二の前
記デカンタ型遠心分離機は、前記第一のデカンタ型遠心
分離機において、前記スクリューコンベアは、回転軸と
なるスクリュシャフトを有し、前記回転筒は、前記スク
リュシャフトと同芯で、且つ該スクリュシャフトの外周
側で回転する回転筒シャフトを有し、前記作動流体供給
手段は、前記作動流体を溜めておくタンクと、該タンク
から前記流体圧シリンダへ前記作動流体を送るためのポ
ンプと、該タンクと該ポンプと該流体圧シリンダとを連
結する作動流体ラインと、を有し、前記作動流体ライン
は、前記流体圧シリンダと前記回転筒シャフトとをつな
ぐ回転筒ラインと、前記回転筒シャフトの内周側と前記
スクリュシャフトの外周側との間に、両者間に配された
封止部材により囲まれ、前記回転筒ラインと連通してい
るシャフト間ラインと、前記スクリュシャフト内に配さ
れ、前記シャフト間ラインと連通しているシャフト内ラ
インと、前記シャフト内ラインとつながっているロータ
リ管継手と、前記ロータリ管継手と前記ポンプとをつな
ぐ外部ラインと、を有している、ことを特徴とするもの
である。
【0017】前記第一の目的を達成するための第三のデ
カンタ型遠心分離機は、前記第一又は第二のデカンタ型
遠心分離機において、前記可動ダムは、球形状を成し、
その中心を貫通する前記出口流路が形成されているボー
ルダムであり、前記流体圧シリンダの動作で該中心を中
心として回転するよう設けられている、ことを特徴とす
るものである。
【0018】前記第一の目的を達成するための第四のデ
カンタ型遠心分離機は、前記第一又は第二のデカンタ型
遠心分離機において、前記可動ダムは、前記流体圧シリ
ンダの動作で、前記回転筒の半径方向に移動可能に設け
られている、ことを特徴とするものである。
【0019】前記第一及び第二の目的を達成するための
デカンタ型遠心分離機の運転方法は、前記第一から第四
のいずれかのデカンタ型遠心分離機の運転方法であっ
て、前記スクリューコンベアで原液中の固形分を前記回
転筒の固形分排出口側へ搬送し難い原液を処理する際の
運転方法において、前記回転筒内に前記原液を供給し始
めてから所定期間は、前記固形分排出口の位置よりも、
前記可動ダムの前記出口流路の回転筒外周側の位置を回
転筒外周側に位置させ、前記所定期間の経過後は、前記
固形分排出口の位置よりも、前記可動ダムの前記出口流
路の回転筒外周側の位置を回転筒軸側に位置させる、こ
とを特徴とするものである。
【0020】前記第一及び第二の目的を達成するための
デカンタ型遠心分離機システムは、前記第一から第四の
いずれかのデカンタ型遠心分離機を備えたデカンタ型遠
心分離機システムにおいて、前記作動流体供給手段を制
御して、前記可動ダムを動作させる制御手段を備え、前
記制御手段は、前記回転筒内に前記原液を供給し始めて
から所定期間は、前記固形分排出口の位置よりも、前記
可動ダムの前記出口流路の回転筒外周側の位置を回転筒
外周側に位置させ、前記所定期間の経過後は、前記固形
分排出口の位置よりも、前記可動ダムの前記出口流路の
回転筒外周側の位置を回転筒軸側に位置させる、ことを
特徴とするものである。
【0021】前記第二の目的を達成するためのデカンタ
型遠心分離機の運転方法は、回転筒と、該回転筒内で相
対回転するスクリューコンベアと、該回転筒内の液レベ
ルを調節する液レベル調節手段と、を備えているデカン
タ型遠心分離機の運転方法であって、該スクリューコン
ベアで原液中の固形分を該回転筒の固形分排出口側へ搬
送し難い原液を処理する際の運転方法において、前記回
転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間は、前記
液レベル調節手段により、前記回転筒の固形分排出口の
位置よりも、該回転筒内の液レベルを回転筒外周側に設
定し、前記所定期間の経過後は、前記液レベル調節手段
により、前記固形分排出口の位置よりも、前記回転筒内
の液レベルを回転筒軸側に設定する、ことを特徴とする
ものである。
【0022】前記第二の目的を達成するためのデカンタ
型遠心分離機システムは、回転筒と、該回転筒内で相対
回転するスクリューコンベアと、を備えているデカンタ
型遠心分離機システムにおいて、前記回転筒内の液レベ
ルを調節する液レベル調節手段と、前記液レベル調節手
段を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前
記回転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間は、
前記液レベル調節手段により、前記回転筒の固形分排出
口の位置よりも、該回転筒内の液レベルを回転筒外周側
に設定し、前記所定期間の経過後は、前記液レベル調節
手段により、前記固形分排出口の位置よりも、前記回転
筒内の液レベルを回転筒軸側に設定する、ことを特徴と
するものである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るデカンタ型遠
心分離機システムの各種実施形態について、図面を用い
て説明する。
【0024】まず、図1〜図6を用いて、第一の実施形
態としてのデカンタ型遠心分離機システムについて説明
する。
【0025】本実施形態のデカンタ型遠心分離機は、図
1に示すように、回転筒10と、回転筒10内で相対回
転するスクリュコンベア30と、これらを覆うケーシン
グ20と、油圧ユニット(作動流体供給手段の一部を構
成する)60と、を備えている。デカンタ型遠心分離機
システムは、さらに、これらの動作を制御する制御盤
(制御手段)70を備えている。
【0026】回転筒10は、円筒状を成している大径部
11と、大径部11の一端から内径が次第に縮径されて
いる縮径部12と、縮径部12の一端を塞ぐリアハブ1
4と、大径部11の縮径部12と反対側の端部を塞ぐフ
ロントハブ15と、各ハブ14,15に取り付けられて
いる回転筒シャフト18,19と、を有している。各回
転筒シャフト18,19は、回転可能に軸受21,22
で支持されている。二つの回転筒シャフト18,19の
うち、リアハブ14に取り付けられている回転筒シャフ
ト18には、回転筒10を回転させるためのベルトプー
リ23が設けられている。ベルトプーリ23は、図示さ
れていない駆動モータの出力軸とベルトで連結されてお
り、回転筒10は、この駆動モータの駆動で回転する。
縮径部12のリアハブ側には、固形分排出口13が形成
されている。
【0027】スクリュコンベア30は、円筒状のハブ3
1と、このハブ31の外周に形成されているフライト3
2と、ハブ31を回転させるためのスクリュシャフト3
3(図2)と、を有している。
【0028】図2に示すように、回転筒10のフロント
ハブ15内、及びこのフロントハブ15に設けられてい
る回転筒シャフト19内には、この回転筒シャフト19
と同芯のスクリュシャフト33が設けられている。この
スクリュシャフト33の一方の端部は、スクリュハブ3
1の内周面に接続されている。スクリュコンベア30
は、フロントハブ15のリアハブ側に設けられている軸
受24により、回転筒10に対して相対回転可能に支持
されている。回転筒10の駆動用プーリと反対側には、
遊星歯車装置25が設けられている。この遊星歯車装置
25は、回転筒シャフト19の回転力を回転数差を与え
てスクリュシャフト33に伝えるものである。
【0029】回転筒10のフロントハブ15には、図4
及び図5に示すように、ダム組込み孔16が形成されて
いる。このダム組込み孔16の回転筒内側縁が清澄液排
出口17を形成している。また、このダム組込み孔16
には、球形状を成し、その中心を貫通する流路41が形
成されているボールダム(可動ダム)40が設けられて
いる。フロントハブ15には、さらに、このボールダム
40を回転させるための油圧シリンダ(流体圧シリン
ダ)50が取り付けられている。ボールダム40は、シ
ール材43により、自身の中心を中心として回転可能に
ダム組込み孔16内に設けられている。シール材43
は、シール押えフランジ45により、ダム組込み孔16
内に固定されている。また、このシール押えフランジ4
5は、ボルト46により、フロントハブ15に固定され
ている。ボールダム40の表面には、四角形状の軸取付
穴44が形成されている。この軸取付穴44には、ボー
ルダム40を回転させるための回転駆動軸47が嵌め込
まれている。この回転駆動軸47は、出口流路41が伸
びている方向に対して垂直な方向を向いている。この回
転駆動軸47は、軸受49により回転可能に支持されて
いる。回転駆動軸47の端部には、回転駆動軸47が伸
びている方向に対して垂直な方向に伸びるロッド48が
形成されている。このロッド48は、油圧シリンダ50
のピストンロッド53の端部に形成されている係合孔5
4に嵌め込まれている。油圧シリンダ50のシリンダケ
ース51内には、ケース51内を二室に仕切るピストン
52が移動可能に配されている。ケース51内の二室の
うち、ピストンロッド53が設けられている側の室に
は、ピストンロッド53を引っ込める方向に付勢するバ
ネ55が配され、他方の室には、油が供給されるように
なっている。
【0030】この油圧シリンダ50に油を供給する油圧
ユニット60は、図3に示すように、油が溜められる油
タンク61と、油タンク61内の油を油圧シリンダ50
へ送るための油ポンプ62と、油ポンプ62の吐出口に
設けられている切換弁63と、を有している。油ポンプ
62及び切換弁63は、いずれも制御盤70(図1)か
らの制御信号で動作する。
【0031】この油圧ユニット66と、前述した油圧シ
リンダ50とは、図2及び図3に示すように、油圧ライ
ン64(作動流体ラインを成し、作動流体供給手段の一
部を構成する)で連結されている。この油圧ライン64
は、油圧シリンダ50と回転筒シャフト19とをつなぐ
回転筒ライン65と、回転筒シャフト19の内周側とス
クリュシャフト33の外周側との間に、両者間に配され
た封止部材65aにより囲まれ回転筒ライン65と連通
しているシャフト間ライン66と、スクリュシャフト3
3内に配されシャフト間ライン66と連通しているシャ
フト内ライン67と、シャフト内ライン67とつながっ
ているロータリ管継手68と、ロータリ管継手68と油
圧ユニット60とをつなぐ外部ライン69と、有してい
る。
【0032】シャフト内ライン67は、スクリュシャフ
ト33内に固定されており、スクリュシャフト33と共
に回転する。このため、このシャフト内ライン67は、
ロータリ管継手68を介して、外部ライン69と接続さ
れている。また、回転筒ライン65は、回転筒10のフ
ロントハブ15に固定されており、回転筒10と共に回
転する。このため、この回転筒ライン65は、回転筒シ
ャフト19の内周とスクリュシャフト33の外周との間
に形成した空間(シャフト間ライン)66を介して、ス
クリュシャフト33と共に回転するシャフト内ライン6
7と接続されている。
【0033】次に、以上で説明したデカンタ型遠心分離
機システムの運転について説明する。なお、以下では、
原液中の固形分を回転筒10の固形分排出口側へ搬送し
難い原液、例えば、汚泥等を処理対象とする。
【0034】まず、制御盤70からの指示で、油圧ユニ
ット60内の油ポンプ62を駆動して、油圧シリンダ5
0へ油を供給する。油圧シリンダ50に油が供給される
と、図6(a)に示すように、ピストンロッド53がシ
リンダケース51から突出して、ボールダム40の回転
駆動軸ロッド48を押し、回転駆動軸47と共にボール
ダム40が回転する。この結果、ボールダム40内の出
口流路41は、回転筒シャフト19が伸びている方向と
平行になる(LL状態)。このLL状態では、回転筒1
0の固形分排出口13(図1)のレベル(SL)より
も、ボールダム流路41の回転筒内側端であって回転筒
外周側部42が、回転筒外周側に位置している。
【0035】次に、制御盤70からの指示で、回転筒1
0及びスクリュコンベア30を回転させる。そして、回
転筒10内に原液を供給する。原液は、スクリュハブ3
1内に設けられた固定原液供給管(図示されていない)
から回転筒10内に供給される。回転筒10内に供給さ
れた原液のうち、固形分は、遠心力により、回転筒10
内の外周側へ押しやられ、清澄液が回転筒軸側に寄る。
清澄液は、フロントハブ15の清澄液排出口17、及び
ボールダム40の流路42(図4及び図6(a))を通
って外部に排出される。この際、回転筒10内の液レベ
ル(LL)は、ボールダム40のLL状態に対応して、
回転筒10の固形分排出口13のレベル(SL)より
も、回転筒外周側になる、言い換えると、液レベルは低
くなる。すなわち、運転当初は、ポジティブ運転が実行
される。
【0036】前述したように、この原液中の固形分は、
スクリュコンベア30で搬送し難いものであるため、液
レベルの低いポジティブ運転では、固形分にかかる遠心
力に抗して、スクリュコンベア30が固形分を縮径部1
2の内周面に沿って搬送することができず、固形分は固
形分排出口13からほとんど排出されない。このため、
回転筒10内は、清澄液排出口17からの清澄液の排出
で液レベルが変化しないものの、固形分の量が次第に多
くなる。
【0037】制御盤70は、原液の供給開始から、予め
定めた時間が経過すると、油圧ユニット60の切換弁6
3を動作させ、油ポンプ62からの油を油タンク61内
に戻させ、油圧シリンダ50に油が供給されないように
する(図3)。油圧シリンダ50に油が供給されなくな
ると、図6(b)に示すように、シリンダケース51内の
バネ55が伸びて、ピストンロッド53を引っ込ませ、
ボールダム40を回転させる。ボールダム40が回転す
ると、ボールダム40内の流路41は、傾斜して、ボー
ルダム流路41の回転筒内側端であって回転筒外周側部
42が、固形分排出口13のレベル(SL)よりも回転
筒軸側に位置するようになる(HL状態)。この結果、
回転筒50内の液レベル(HL)は、ボールダム40の
HL状態に対応して、回転筒50のリアハブ側に形成さ
れている固形分排出口13のレベル(SL)よりも、回
転筒軸側になる、言い換えると、液レベルは高くなる。
すなわち、運転開始から所定時間経過後は、ネガティブ
運転が実行される。
【0038】運転開始当初は、前述したように、固形分
がほとんど排出されないポジティブ運転が行われ、固形
分が回転筒10内に溜まり、次第に、回転筒10内の固
形分レベルが高まる。このため、ネガティブ運転に切り
換わって、回転筒10内の液レベルが高くなると、固形
分は、固形分排出口13へ送られ、そこから排出される
ようになる。
【0039】このように、スクリュコンベア30で、原
液中の固形分を搬送し難いものに対しては、運転当初、
ポジティブ運転を実行し、回転筒10内の固形分が増え
てから、ネガティブ運転を実行することで、従来技術の
ように、運転当初、固形分排出口から原液を排出すると
いう不具合を回避することができる。なお、運転開始当
初のポジティブ運転を実行する所定時間は、予め試験等
で求めておいてもよいし、回転筒10内に固形分の量を
検知するためのセンサを設けておき、運転開始時刻か
ら、センサにより固形分が予め定められた量以上になっ
たと検知される迄の時間であってもよい。
【0040】また、本実施形態では、油圧シリンダ50
でボールダム40を回転させているので、回転筒10の
回転数に関らず、液レベルを正確に調節することができ
る。さらに、本実施形態では、液レベルを調節する際に
は、油圧シリンダ50への油供給量を調節するための電
力及び回転筒10を回転させる電力を消費するものの、
求心ポンプを有する従来のデカンタ型遠心分離機で、回
転筒を回転させ、求心ポンプで清澄液を排出するより
も、遥かに電力消費量を抑えることができる。また、本
実施形態では、可変ダムとして、ボールダム40を用い
ているので、可変ダムとシール材43との間のシール信
頼性や、可変ダムの可動信頼性を高めることができる。
これは、ボールダム40の構成が、スラリー配管の開閉
に実績のあるボール弁と基本的に同じだからである。
【0041】なお、以上では、原液中の固形分を固形分
排出口側へ搬送し難い原液を処理対象にした際の運転に
ついて述べたが、原液中の固形分比等が変化するような
ものを処理対象にする場合も、原液中の固形分比等に応
じて、液レベルを調整するようにするとよい。
【0042】また、以上の実施形態では、可変ダムを動
作させるために油圧シリンダ50を用いたが、この換り
に、エアーシリンダを用いてもよい。この場合、エアー
シリンダへは、エアーコンプレッサから空気圧が供給さ
れることになる。
【0043】次に、図7を用いて、本発明に係る第二の
実施形態について説明する。
【0044】この実施形態は、可動ダムとして、平板ダ
ム80を用いたもので、その他の構成は、基本的に第一
の実施形態と同様である。
【0045】フロントハブ15の回転筒内側の面には、
スライドシュー84が設けられており、このスライドシ
ュー84に沿って、平板ダム80が設けられている。こ
の平板ダム80には、フロントハブ15の清澄液排出口
17を臨む位置に、貫通孔が形成されており、この貫通
孔が出口流路81を形成している。また、フロントハブ
15の回転筒内側の面には、さらに、平板ダム80を回
転筒軸に対する遠近方向へ移動可能に案内するガイド8
5が設けられている。平板ダム80からは、ロッド83
が伸びており、このロッド83が油圧シリンダ50のピ
ストンロッド53と係合している。
【0046】以上の構成により、油圧シリンダ50を駆
動させると、平板ダム80の出口流路81の回転筒外周
側部82の位置が、回転筒軸に対する遠近方向に移動す
るため、回転筒10内の液レベルを調節することができ
る。
【0047】なお、この実施形態では、平板ダム80に
貫通孔を形成して、この貫通孔を出口流路81とした
が、貫通孔を形成しなくても構わない。この場合、貫通
孔の無い平板ダムの回転筒軸側端面が、出口流路の回転
筒外周側部分となる。また、この実施形態では、フロン
トハブ15の回転筒内側に平板ダム80を設けたが、フ
ロントハブ15の回転筒外側に平板ダムを設けてもよ
い。但し、この場合は、回転筒10内の液圧で平板ダム
がフロントハブ15から離れようとするので、本実施形
態のように、回転筒10内の液圧で平板ダム80がフロ
ントハブ15へ押し付けられる場合と比べて、シール性
の面で不利である。
【0048】
【発明の効果】可動ダム及び流体圧シリンダを有する発
明によれば、流体圧シリンダで可動ダムを動作させてい
るので、回転筒の回転数に関らず、回転筒内の液レベル
を正確に調節することができる。さらに、この発明で
は、液レベルを調節する際には、流体圧シリンダへの流
体圧を調節するために電力を消費するものの、この消費
量は非常に僅かであり、求心ポンプを有する従来のデカ
ンタ型遠心分離機で、回転筒を回転させ、求心ポンプで
清澄液を排出するよりも、遥かに電力消費量を抑えるこ
とができる。
【0049】また、スクリュコンベアで、原液中の固形
分を搬送し難いものの処理に関する発明では、運転当
初、ポジティブ運転を実行し、所定時間経過し、回転筒
内に固形分の量が増えてから、ネガティブ運転を実行し
ているので、従来技術のように、運転当初、固形分排出
口から原液を排出するという不具合を回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第一の実施形態におけるデカンタ
型遠心分離機システムの要部切欠き側面図である。
【図2】本発明に係る第一の実施形態におけるデカンタ
型遠心分離機のフロントハブ回りの要部切欠き側面図で
ある。
【図3】本発明に係る第一の実施形態におけるデカンタ
型遠心分離機の油圧システム及び油圧ラインの系統図で
ある。
【図4】本発明に係る第一の実施形態における可動ダム
回りの断面図である。
【図5】図4におけるV矢視図である。
【図6】本発明に係る第一の実施形態における可動ダム
及び油圧シリンダの動作を示す説明図である。
【図7】本発明に係る第二の実施形態における可動ダム
回りの断面図である。
【符号の説明】
10…回転筒、13…固形分排出口、15…フロントハ
ブ、17…清澄液排出口、18,19…回転筒シャフ
ト、30…スクリュコンベア、31…スクリュハブ、3
2…フライト、33…スクリュシャフト、40…ボール
ダム、41…出口流路、43…シール材、50…油圧シ
リンダ、60…油圧ユニット、61…油タンク、62…
油ポンプ、63…切換弁、64…油圧ライン、65…回
転筒ライン、66…シャフト間ライン、67…シャフト
内ライン、68…ロータリ管継手、69…外部ライン、
70…制御盤、80…平板ダム。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転筒と、該回転筒内で相対回転するスク
    リューコンベアとを備えているデカンタ型遠心分離機に
    おいて、 前記回転筒の端壁には、清澄液排出口が形成され、 前記端壁に沿い又は該端壁内であって前記清澄液排出口
    に臨む位置に設けられ、清澄液の出口流路の一部を形成
    し、該出口流路の回転筒外周側の位置を自身の動作で変
    える可動ダムと、 前記可動ダムを動作させる流体圧シリンダと、 前記流体圧シリンダに作動流体を供給する作動流体供給
    手段と、 を備えている、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のデカンタ型遠心分離機に
    おいて、 前記スクリューコンベアは、回転軸となるスクリュシャ
    フトを有し、 前記回転筒は、前記スクリュシャフトと同芯で、且つ該
    スクリュシャフトの外周側で回転する回転筒シャフトを
    有し、 前記作動流体供給手段は、前記作動流体を溜めておくタ
    ンクと、該タンクから前記流体圧シリンダへ前記作動流
    体を送るためのポンプと、該タンクと該ポンプと該流体
    圧シリンダとを連結する作動流体ラインと、を有し、 前記作動流体ラインは、 前記流体圧シリンダと前記回転筒シャフトとをつなぐ回
    転筒ラインと、 前記回転筒シャフトの内周側と前記スクリュシャフトの
    外周側との間に、両者間に配された封止部材により囲ま
    れ、前記回転筒ラインと連通しているシャフト間ライン
    と、 前記スクリュシャフト内に配され、前記シャフト間ライ
    ンと連通しているシャフト内ラインと、 前記シャフト内ラインとつながっているロータリ管継手
    と、 前記ロータリ管継手と前記ポンプとをつなぐ外部ライン
    と、 を有している、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機。
  3. 【請求項3】請求項1及び2のいずれか一項に記載のデ
    カンタ型遠心分離機において、 前記可動ダムは、球形状を成し、その中心を貫通する前
    記出口流路が形成されているボールダムであり、前記流
    体圧シリンダの動作で該中心を中心として回転するよう
    設けられている、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機。
  4. 【請求項4】請求項1及び2のいずれか一項に記載のデ
    カンタ型遠心分離機において、 前記可動ダムは、前記流体圧シリンダの動作で、前記回
    転筒の半径方向に移動可能に設けられている、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機。
  5. 【請求項5】請求項1から4のいずれか一項に記載のデ
    カンタ型遠心分離機の運転方法であって、前記スクリュ
    ーコンベアで原液中の固形分を前記回転筒の固形分排出
    口側へ搬送し難い原液を処理する際の運転方法におい
    て、 前記回転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間
    は、前記固形分排出口の位置よりも、前記可動ダムの前
    記出口流路の回転筒外周側の位置を回転筒外周側に位置
    させ、 前記所定期間の経過後は、前記固形分排出口の位置より
    も、前記可動ダムの前記出口流路の回転筒外周側の位置
    を回転筒軸側に位置させる、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機の運転方法。
  6. 【請求項6】回転筒と、該回転筒内で相対回転するスク
    リューコンベアと、該回転筒内の液レベルを調節する液
    レベル調節手段と、を備えているデカンタ型遠心分離機
    の運転方法であって、該スクリューコンベアで原液中の
    固形分を該回転筒の固形分排出口側へ搬送し難い原液を
    処理する際の運転方法において、 前記回転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間
    は、前記液レベル調節手段により、前記回転筒の固形分
    排出口の位置よりも、該回転筒内の液レベルを回転筒外
    周側に設定し、 前記所定期間の経過後は、前記液レベル調節手段によ
    り、前記固形分排出口の位置よりも、前記回転筒内の液
    レベルを回転筒軸側に設定する、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機の運転方法。
  7. 【請求項7】請求項1から4のいずれか一項に記載のデ
    カンタ型遠心分離機を備えたデカンタ型遠心分離機シス
    テムにおいて、 前記作動流体供給手段を制御して、前記可動ダムを動作
    させる制御手段を備え、 前記制御手段は、 前記回転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間
    は、前記固形分排出口の位置よりも、前記可動ダムの前
    記出口流路の回転筒外周側の位置を回転筒外周側に位置
    させ、 前記所定期間の経過後は、前記固形分排出口の位置より
    も、前記可動ダムの前記出口流路の回転筒外周側の位置
    を回転筒軸側に位置させる、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機システム。
  8. 【請求項8】回転筒と、該回転筒内で相対回転するスク
    リューコンベアと、を備えているデカンタ型遠心分離機
    システムにおいて、 前記回転筒内の液レベルを調節する液レベル調節手段
    と、 前記液レベル調節手段を制御する制御手段と、 を備え、 前記制御手段は、 前記回転筒内に前記原液を供給し始めてから所定期間
    は、前記液レベル調節手段により、前記回転筒の固形分
    排出口の位置よりも、該回転筒内の液レベルを回転筒外
    周側に設定し、 前記所定期間の経過後は、前記液レベル調節手段によ
    り、前記固形分排出口の位置よりも、前記回転筒内の液
    レベルを回転筒軸側に設定する、 ことを特徴とするデカンタ型遠心分離機システム。
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