JPH0899266A - ベルト駆動式の砥石軸装置 - Google Patents

ベルト駆動式の砥石軸装置

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JPH0899266A
JPH0899266A JP23925794A JP23925794A JPH0899266A JP H0899266 A JPH0899266 A JP H0899266A JP 23925794 A JP23925794 A JP 23925794A JP 23925794 A JP23925794 A JP 23925794A JP H0899266 A JPH0899266 A JP H0899266A
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JP
Japan
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hole
rotary shaft
grinding
gap
grinding fluid
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Application number
JP23925794A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Kihara
弘之 木原
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Seiko Seiki KK
Original Assignee
Seiko Seiki KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 研削部位に研削液を充分に供給することがで
き、かつ研削液がベルト等に付着するのを確実に防止で
きる砥石軸装置を提供する。 【構成】 回転軸3に貫通穴7を形成する。貫通穴7の
流入口7aは回転軸3の後端に、貫通穴7の流出口は回
転軸3に取り付けられた砥石の先端に設ける。めくら穴
等を研削するときは回転軸3の貫通穴7を介し砥石の先
端から研削部位に研削液を供給する。貫通穴7の流入口
7a側からプーリ6a側への研削液の逆流は研削液回収
室13およびエアーシール手段11により防止する。エ
アーシール手段11のシール隙間Gは隙間調整手段12
により一定に調整し、その変化を防止するように構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、先端に砥石を有する
回転軸がプーリおよびベルト等の回転力伝達手段により
回転する、いわゆるベルト駆動式の砥石軸装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の砥石軸装置は図3に
示す如くケース本体1に内蔵のベアリング2等を介して
回転可能に配設された回転軸3を有し、回転軸3の先端
側には砥石4が取り付けられている一方、回転軸3の後
端側にはモータ等の回転力を回転軸3に伝達するための
回転力伝達手段(図示省略)が設けられており、回転力
伝達手段は回転軸3の後端外周面に一体に装着されたプ
ーリと、このプーリに係合するベルト等から構成されて
いる。
【0003】このように回転軸3をプーリおよびベルト
により回転させる、いわゆるベルト駆動式の砥石軸装置
においても、めくら穴W等を研削するときには研削焼け
防止および面粗さ向上を図る観点から、砥石4と研削部
位との間に研削液5を供給する必要がある。
【0004】一方、ベルト駆動式の砥石軸装置では研削
液5がプーリおよびベルトに付着すると、ベルトとプー
リに滑りが生じて回転軸3の回転速度が不安定となり、
研削精度に悪影響を及す等の不具合がある。
【0005】そのため、この種のベルト駆動式の砥石軸
装置においては、めくら穴W等を研削するときは、回転
軸3の斜め方向からめくら穴開口端W1 に向かって研削
液5を供給するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の砥石軸装置にあっては、めくら穴Wを研削
する際、回転軸1の斜め方向からめくら穴開口端W1
向かって研削液5を供給するものであるため、プーリ等
への研削液の付着を防止することは可能であるとして
も、研削液を研削部位に到達させることが困難であり、
研削液の供給不足により研削焼けが発生する、あるいは
良好な研削精度(面粗さ、真円度等)が得られない等の
問題点がある。
【0007】この発明は上述の事情に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは研削部位に研削液を充分
に供給することができ、かつ研削液がベルト等に付着す
るのを確実に防止できる砥石軸装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は回転可能に配設され、かつ先
端に砥石が取り付けられた回転軸と、上記回転軸の後端
側に設けられるとともに、回転軸にモータ等の回転力を
伝達するプーリおよびベルト等の回転力伝達手段とを備
えるベルト駆動式の砥石軸装置において、上記回転軸に
穿設されるとともに、回転軸の後端に流入口を有し、砥
石の先端に流出口を有する貫通孔と、上記貫通孔の流入
口に挿入されたノズルを備えるとともに、このノズルを
介して貫通孔に研削液を供給する研削液供給手段と、上
記貫通孔の流入口から回転力伝達手段に至る途中に設け
られるとともに、回転軸の外周面との間にシール隙間を
形成し、このシール隙間にエアー等の流体を供給するエ
アーシール手段と、上記エアーシール手段のシール隙間
を一定に調整する隙間調整手段とを設けたことを特徴と
する。
【0009】請求項2記載の発明はエアーシール手段
が、回転軸の外周面との間にシール隙間を形成するため
のリング部を備え、隙間調整手段が、上記リング部を回
転軸の径方向に移動させるための移動機構体と、上記回
転軸の撓み量を検出するセンサ部と、上記センサ部での
検出結果に基づきシール隙間の変化を検出した場合に、
その変化を元に戻すための指令を上記移動機構体に指示
するコントロール部とからなることを特徴とする。
【0010】請求項3記載の発明は貫通孔の流入口から
シール隙間に至る途中に、貫通孔の流入口とシール隙間
とに連通する研削液回収室を備えることを特徴とする。
【0011】請求項4記載の発明は研削液回収室に研削
液を排出するための開口部を設け、回転力伝達手段側へ
の研削液の流出を防止したことを特徴とする。
【0012】
【作用】この発明では、回転軸の貫通穴を介して砥石の
先端から研削液が供給されるので、砥石でめくら穴等を
研削するときでも研削部位に研削液を充分に供給するこ
とができる。
【0013】この際、貫通穴の流入口から回転力伝達手
段側への研削液の流出はエアーシール手段により阻止さ
れ、またエアーシール手段のシール隙間は隙間調整手段
により常時一定に調整される。
【0014】特に、請求項2記載の発明では、シール隙
間が変化すると、その変化を元に戻すための指令がコン
トロール部から移動機構体に出力され、これにより移動
機構体がリング部を回転軸の径方向に移動させてシール
隙間を調整する。
【0015】また、請求項3記載の発明では、貫通穴の
流入口側に逆流しようとする研削液は研削液回収室とシ
ール隙間の2カ所を通過しなければ回転力伝達手段側に
流出することができない、つまり回転力伝達手段側は研
削液回収室およびエアーシール手段という2つのシール
手段が施されることとなる。
【0016】
【実施例】以下、この発明に係るベルト駆動式の砥石軸
装置の一実施例について図1および図2を基に詳細に説
明する。
【0017】なお、図1に示す砥石軸装置の基本的な構
成、例えばケース本体1に内蔵のベアリング2等を介し
て回転可能に配設された回転軸3を有し、回転軸3の先
端側には砥石4が取り付けられていること、および回転
軸3の後端側にはモータ等の回転力を回転軸3に伝達す
るための回転力伝達手段6が設けられており、回転力伝
達手段6は回転軸3の後端外周面に一体に装着されたプ
ーリ6aと、このプーリに係合するベルト6b等から構
成されていることは従来と同様であるため、その詳細説
明は省略する。
【0018】同図に示す砥石軸装置は回転軸3に貫通穴
7が形成されており、この貫通穴7の一端(以下、流入
口7aという。)は回転軸3の後端に、また貫通穴7の
他端(以下、流出口7bという。)は回転軸3に取り付
けられた砥石4の先端に設けられている。
【0019】図2に示すように、貫通穴の流入口7a側
には研削液供給手段8を有し、研削液供給手段8はノズ
ル8aおよび研削液供給ユニット8bから構成され、ノ
ズル8aの先端は貫通孔7の流入口7aに挿入されてい
る一方、ノズル8aの後端は研削液供給用パイプ8cを
介して研削液供給ユニット8bに接続されている。
【0020】研削液供給ユニット8bは上記パイプ8c
およびノズル8aを介して貫通孔7に研削液5を圧送・
供給するように構成されている。
【0021】ノズル8aの先端外周面と貫通穴7の内壁
面との間には一定の隙間(隙間は好ましくは0.15m
m程度)が設けられている。このようにノズル8aは回
転軸3の回転を妨げないように位置決め固定されてい
る。
【0022】ノズル8aの外周面のうち貫通孔7の流入
口7aに挿入された部分には台形ネジ部10が設けられ
ており、この台形ネジ部10はノズル8aから貫通穴7
に供給される研削液がノズル8aの先端外周面と貫通穴
7の内壁面との隙間を経て貫通孔7の流入口7a側に逆
流するのを防止する。
【0023】回転軸3の後端側にはエアーシール手段1
1が設けられており、このエアーシール手段11は貫通
孔7の流入口7aからプーリ6aおよびベルト6bに至
る途中に配設されている。
【0024】エアーシール手段11はリング部110を
有し、リング部110はその内側が回転軸3の後端外周
面と対向し、かつ回転軸3外周面との間に環状のシール
隙間Gを形成し、この環状シール隙間Gにはリング部1
10の流体供給路110a等を介してエアー等の流体が
圧送・供給される。
【0025】回転軸3の後端側には隙間調整手段12が
設けられており、隙間調整手段12は環状シール隙間G
を常時一定に調整するために設けられている。
【0026】すなわち、この実施例のようなベルト駆動
式の砥石軸装置では回転軸3の後端にプーリ6aを介し
てベルト6bのテンションがかかるため、これにより回
転軸3が撓み、環状シール隙間Gが均一な円周でなくな
る場合がある。
【0027】また、回転軸3が撓んだ状態のとき環状シ
ール隙間Gが均一な円周となるように設定することも可
能であるが、このように設定しても研削液の影響やゴム
の経時変化等のためベルト6bの弾性が変化し、これに
よりベルト6bのテンション量が変わることから、回転
軸3の撓み量変化と環状シール隙間Gの変化が生じるこ
とは避けられない。
【0028】したがって、このように環状シール隙間G
が変化したのではエアーシール手段11のシール効果が
低減するので、本実施例ではエアーシール手段11のシ
ール効果向上を図る観点から、隙間調整手段12を設け
ることとしたものである。
【0029】それ故、隙間調整手段12はエアーシール
手段11のシール効果向上を図るため、移動機構体12
0、センサ部121およびコントロール部122から構
成されている。
【0030】移動機構体120は移動体120aおよび
ステッピングモータ120bから構成されており、移動
体120aはエアーシール手段11のリング部110と
一体に設けられ、かつあり溝120cをガイドとして回
転軸3の径方向に移動でき、またステッピングモータ1
20bは偏心カム120dの回転を通じて移動体120
aの移動を行い、このようにして移動体120を移動さ
せると、これと一体にリング部110も移動し、これに
よりシール隙間Gの調整がなされる。
【0031】センサ部121はプーリ6aの後部側、す
なわちシール隙間Gの近傍に設けられ、この場所で回転
軸3の撓み量を検出し、これをコントロール部122へ
出力する。
【0032】コントロール部122はセンサ部121で
の検出結果(回転軸3の撓み量)を基にシール隙間Gの
変化が生じたか否かを判断し、シール隙間Gに変化が生
じた場合にはその変化を元に戻すための指令を移動機構
体120のステッピングモータ120bへ出力する。
【0033】なお、上記のような指令がなされると、ス
テッピングモータ120bによる偏心カム120cの回
転を通じて移動体120aおよびリング部110が回転
軸3の径方向に一体に移動し、これによりシール隙間G
の調整がなされ、シール隙間Gが変化前の初期状態に戻
る。
【0034】貫通孔の流入口7aからシール隙間Gに至
る途中には研削液回収室13が設けられており、研削液
回収室13は貫通孔の流入口7aとシール隙間Gの両者
に連通するよう構成されている。
【0035】研削液回収室13はその底面に外部と連通
する開口部130を備えており、この開口部130は研
削液回収室13に溜まる研削液を外部に排出するために
設けたもので、研削液回収用パイプ8dを介して研削液
供給ユニット8b側に接続されている。
【0036】次に、上記の如く構成された砥石軸装置の
動作について図1および図2を基に説明する。
【0037】この砥石軸装置によれば、モータ(図示省
略)を起動し、その回転力がベルト6bおよびプーリ6
aを介して回転軸3に伝達されると、砥石4および回転
軸3がその軸心回りに回転し、これにより砥石4による
めくら穴Wの研削が可能となる。
【0038】そして、砥石4によりめくら穴Wを研削す
るときは研削液が研削液供給ユニット8bからパイプ8
cおよびノズル8aを経て貫通穴7に圧送され、このよ
うに貫通穴7に圧送された研削液は貫通穴7の流出口7
b、つまり砥石4の先端からめくら穴Wの奥部W2 側に
向かって噴出し、かつ砥石4と研削部位との間に供給さ
れる。
【0039】この際、貫通穴7内にある一部の研削液は
ノズル8aと貫通穴7の隙間を経て貫通穴7の流入口7
a側に逆流しようとするが、このような逆流の研削液は
ノズル8a外周面の台形ネジ部10により阻止される。
【0040】また、台形ネジ部10によっても逆流を阻
止することができず、その結果、ノズル8aと貫通穴7
の隙間を経て貫通穴7の流入口7a側に流出した余分な
研削液は、研削液回収室13に流入し、その後、研削液
回収室13の開口部130からパイプ8dを経て研削液
供給ユニット8b側に回収される。
【0041】これと同時に、環状シール隙間Gにはリン
グ部110の流体供給路110aを介してエアー等の流
体が圧送・供給される。つまり研削液回収室13からプ
ーリ6a側までの間はエアー等の流体圧力によりシール
が施され、研削液回収室13からプーリ6a側に流出し
ようとする余分な研削液はエアー等の流体圧力により研
削液回収室13に押し戻される。
【0042】このように、貫通穴7の流入口7a側から
プーリ6a側へ逆流しようとする余分な研削液は台形ネ
ジ部10、研削液回収室13およびシール隙間Gの3カ
所を通過しなければプーリ6a側に流出することができ
ない。
【0043】つまり、貫通穴7の流入口7a側からプー
リ6a側への研削液の逆流は、台形ネジ部10、研削液
回収室13およびエアーシール手段11という3段のシ
ールにより阻止される。
【0044】また、回転軸3が撓んで環状シール隙間G
が変化した場合には隙間調整手段12による環状シール
隙間Gの調整がなされる。
【0045】すなわち、コントロール部122ではセン
サ部121での検出結果を基にシール隙間Gの変化が生
じたか否かの判断を行うが、このときシール隙間Gに変
化が生じた場合にはその変化を元に戻すための指令がコ
ントロール部122から移動機構体120側へ出力され
る。
【0046】このような指令を受けた移動機構体120
側では、ステッピングモータ120bにより偏心カム1
20cが回転するとともに、移動体120aおよびリン
グ部110が一体に移動し、これによりシール隙間Gの
調整がなされ、シール隙間Gが変化前の初期状態に戻
る。
【0047】したがって、上記実施例の砥石軸装置にあ
っては、砥石の先端から研削液を供給するように構成し
たものであるから、砥石でめくら穴等を研削するときで
も研削部位に研削液を充分に供給することができ、研削
液の供給不足による研削焼けが生ぜず、良好な研削精度
(面粗さ、真円度等)が得られる。
【0048】しかも、貫通穴の流入口側からプーリ側へ
の研削液の逆流は台形ネジ部、研削液回収室およびエア
ーシール手段という3段のシールにより阻止されるか
ら、研削液が回転軸後端側のプーリおよびベルト等に付
着してベルトが滑るという不具合もなくなる。
【0049】特に、この砥石軸装置によると、隙間調整
手段によりエアーシール手段のシール隙間を一定に調整
し、シール隙間の変化を防止したものであるため、シー
ル隙間の変化によるシール効果の低減を回避することが
でき、良好なシール効果が得られ、ベルトおよびプーリ
への研削液の付着を確実に防止できる。
【0050】なお、上記実施例では流体としてエアーを
用いたが、これに限らず、流体は適宜選択して用いるこ
とができる。
【0051】
【発明の効果】この発明に係る砥石軸装置にあっては、
上記の如く砥石の先端から研削液を供給するように構成
したものであるから、砥石でめくら穴等を研削するとき
でも研削部位に研削液を充分に供給することができ、研
削液の供給不足による研削焼けが生ぜず、良好な研削精
度(面粗さ、真円度等)が得られる。
【0052】しかも、この発明によると、隙間調整手段
によりエアーシール手段のシール隙間を一定に調整し、
シール隙間の変化を防止するように構成したため、シー
ル隙間の変化によるシール効果の低減を回避することが
でき、良好なシール効果が得られ、ベルトおよびプーリ
への研削液の付着を確実に防止できる。
【0053】特に、請求項3記載の発明では、貫通穴の
流入口側から回転力伝達手段側への研削液の流出は研削
液回収室およびエアーシール手段という2つのシール手
段により防止されるため、ベルトおよびプーリへの研削
液の付着をより一層確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る砥石軸装置の断面図。
【図2】図1に示すII−II線断面図。
【図3】従来の砥石軸装置の説明図。
【符号の説明】
3 回転軸 4 砥石 6 回転力伝達手段 7 貫通孔 8 研削液供給手段 8a ノズル 11 エアーシール手段 12 隙間調整手段 13 研削液回収室 110 リング部 120 移動機構体 121 センサ部 122 コントロール部 130 開口部 G シール隙間

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転可能に配設され、かつ先端に砥石が
    取り付けられた回転軸と、上記回転軸の後端側に設けら
    れるとともに、回転軸にモータ等の回転力を伝達するプ
    ーリおよびベルト等の回転力伝達手段とを備えるベルト
    駆動式の砥石軸装置において、 上記回転軸に穿設されるとともに、回転軸の後端に流入
    口を有し、砥石の先端に流出口を有する貫通孔と、 上記貫通孔の流入口に挿入されたノズルを備えるととも
    に、このノズルを介して貫通孔に研削液を供給する研削
    液供給手段と、 上記貫通孔の流入口から回転力伝達手段に至る途中に設
    けられるとともに、回転軸の外周面との間にシール隙間
    を形成し、このシール隙間にエアー等の流体を供給する
    エアーシール手段と、 上記エアーシール手段のシール隙間を一定に調整する隙
    間調整手段とを設けたことを特徴とするベルト駆動式の
    砥石軸装置。
  2. 【請求項2】 エアーシール手段が、 回転軸の外周面との間にシール隙間を形成するためのリ
    ング部を備え、 隙間調整手段が、 上記リング部を回転軸の径方向に移動させるための移動
    機構体と、 上記回転軸の撓み量を検出するセンサ部と、 上記センサ部での検出結果に基づきシール隙間の変化を
    検出した場合に、その変化を元に戻すための指令を上記
    移動機構体に指示するコントロール部とからなることを
    特徴とする請求項1記載のベルト駆動式の砥石軸装置。
  3. 【請求項3】 貫通孔の流入口からシール隙間に至る途
    中に、貫通孔の流入口とシール隙間とに連通する研削液
    回収室を備えることを特徴とする請求項1記載のベルト
    駆動式の砥石軸装置。
  4. 【請求項4】 研削液回収室に研削液を排出するための
    開口部を設け、回転力伝達手段側への研削液の流出を防
    止したことを特徴とする請求項3記載のベルト駆動式の
    砥石軸装置。
JP23925794A 1994-10-03 1994-10-03 ベルト駆動式の砥石軸装置 Pending JPH0899266A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113997197A (zh) * 2021-10-29 2022-02-01 华海清科股份有限公司 一种用于基板减薄的主轴组件及基板减薄装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030922