JP2001313770A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001313770A
JP2001313770A JP2000128840A JP2000128840A JP2001313770A JP 2001313770 A JP2001313770 A JP 2001313770A JP 2000128840 A JP2000128840 A JP 2000128840A JP 2000128840 A JP2000128840 A JP 2000128840A JP 2001313770 A JP2001313770 A JP 2001313770A
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packet
facsimile apparatus
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JP2000128840A
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Kazuhiro Horiba
一弘 堀場
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信側ファクシミリ装置からの無応答に対し
て早期復帰を行うことが可能なファクシミリ装置を提供
する。 【解決手段】 送信側ファクシミリ装置がT.30およ
びT.38標準の通信手順に従って呼制御を行い(S
1)、回線が接続されたら(S2のYES)、ファクシ
ミリ・メッセージ伝達準備を行う(S3)。画データを
送信する前にTCF信号を送信し(S4)、CFR信号
を受信したら(S5のYES)画データ送信準備に入る
(S6)。IFPパケットを送信する前に、無応答検知
部のタイマを起動しておく(S7,S8)。T.38I
FPパケットを生成し、ネットワーク制御部,受信側フ
ァクシミリ装置へとデータを伝送する(S9)。IFP
パケットがネットワーク上を移動していることを保証す
る時間がタイムアウトになる前で受信側ファクシミリ装
置からの応答が来なかった場合(S10のNO)、無応
答検知部のタイマがタイムアウトを起こす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装
置、より詳細には、ITU−T勧告T.38の通信手順
に従ったインターネット接続のファクシミリ通信におい
て、受信側ファクシミリ装置からの無応答に対して早期
復帰を行うことが可能な送信側のファクシミリ装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】ITU−T勧告T.38の通信手順に従
ったインターネット接続のファクシミリ通信において、
送信側ファクシミリ装置のデータパケット制御部が送信
したデータパケットは、ネットワーク上をTCPで正常
に伝送できる時間が10分と定められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、受信側
ファクシミリ装置が何らかの理由で回線断となった場
合、送信側ファクシミリ装置は、この10分のタイムア
ウトが終了するまでは、終了処理を行うことも次の通信
開始状態に復帰することもできない。
【0004】本発明は、上述のような実情を考慮してな
されたもので、正常に通信が行われていると予想される
タイムアウト値を監視するタスクを備えることにより、
受信側ファクシミリ装置からの無応答に対して早期復帰
を行うことが可能なファクシミリ装置を提供することを
目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、IT
U−T勧告T.38の通信手順に従った通信を行うこと
が可能なファクシミリ装置において、公衆回線を用いた
ゲートウェイ経由でのファクシミリ通信中に受信側の当
該ファクシミリ装置が何らかの理由で回線断になったと
き、該受信側のファクシミリ装置からの応答がないこと
を検知する無応答検知手段を備えたことを特徴としたも
のである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記ITU−T勧告T.38の通信手順に従った通
信制御を行うデータパケット制御部と、該データパケッ
ト制御部がTCPによってネットワークに送信したデー
タパケットに対する応答がタイムアウトになる前に前記
無応答検知手段が前記受信側ファクシミリ装置からの応
答がないことを検知した場合に前記データパケット制御
部が送信したデータパケットに対するタスクにリセット
をかけるデータパケット制御部タスクリセット手段とを
備えたことを特徴としたものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2の発明において、前記送信したデータパケットに対し
て前記受信側ファクシミリ装置からの応答が返ってくる
までの応答時間を記憶するタイムアウト値記憶手段と、
該記憶された応答時間に基づいて前記無応答検知手段が
前記受信側ファクシミリ装置からの応答がないことを検
知するためのタイムアウト値を再設定するタイムアウト
値再設定手段とを備えたことを特徴としたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明によるファクシミ
リ装置が適用されるネットワークの一例を説明するため
の全体構成図で、図中、1a,1bはファクシミリ装
置、2a,2bはLAN、3a,3bはゲートウエイ装
置、4は公衆回線である。図2は、図1に示したファク
シミリ装置の制御部の一実施例を説明するための要部ブ
ロック図で、図中、11はファクシミリ制御部、12は
T.38パケット生成部、13はT.38パケット制御
部、14はネットワーク制御部、15はタイムアウト値
記憶部、16は無応答検知部、17はネットワークであ
る。
【0009】T.38パケット制御部13は、ファクシ
ミリ通信における基本的な動作を行うもので、ITU−
T勧告T.38の通信手順に従った通信制御を行うもの
である。送信するデータは、T.38パケット制御部1
3からT.38パケット生成部12に渡され、そこで、
T.38のIPパケットが生成される。生成されたIP
パケットは、再度、T.38パケット制御部13に戻さ
れ、そこからネットワーク制御部14へ渡されてTCP
/UDPパケットとしてネットワーク17上に送出され
る。ここで、特に、TCP/IPパケットとしてデータ
送信が行われ、ゲートウェイ装置3a,3bおよび公衆
回線網4を経由して受信側ファクシミリ装置1a(1
b)にそのデータが届くものとする。
【0010】例えば、電源が落ちたり、ネットワークケ
ーブルが抜けるなど、何らかの理由で受信側ファクシミ
リ装置1a(1b)が回線断になった場合、T.38パ
ケット制御部13が画データ以外、すなわち、通信開始
要求や能力交換などのネゴシェーションを行っている段
階では、ITU−T勧告T.30に従ったT4タイマが
動作し、3秒から4.5秒のタイムアウト処理を3回ト
ライして3回目のタイムアウトで回線断処理を行う。
【0011】しかし、T.38パケット制御部13が画
データをIPパケット化して送信している状態では、そ
のT4タイマは動作せず、IPパケットがネットワーク
上を移動していることを保証する時間(例えば、10
分)がタイムアウトになるまで、T.38パケット制御
部13は応答待ち状態になる。したがって、この状態に
陥ってしまうと、事実上、送信側ファクシミリ装置1b
(1a)は通信不能状態になってしまう。そこで、図2
に示したように、T4タイマの代わりとなるような時間
管理をする無応答検知部16を備えることにより、待ち
状態となって通信を続けることができなくなっている
T.38パケット制御部13に対して、何らかの処理を
施すことが可能となる。
【0012】(請求項1)T.38パケット制御部13
は、T.38の通信手順に従って、TCF信号を送信し
てCFR信号を受信したあと、画データ送信を開始す
る。T.38パケット制御部13が、T.38パケット生
成部12で画データをIFPパケット(Internet FAX P
rotocol)に変換してネットワーク制御部14にそのパ
ケットを送信してしまうと、応答が来るまで、T.38
パケット制御部13は動作できなくなってしまうので、
ネットワーク制御部14へパケットを送信する前に、無
応答検知部16のタイマを起動させる。起動させるタイ
マ値としては、T4タイマ値に近い値をセットしておく
(例えば、1分)。その後、T.38パケット制御部1
3は、受信側ファクシミリ装置1a(1b)からの応答
待ち状態になり、もしもセットされたタイマ値(1分)
が経過しても応答がない場合は、応答がない状態として
無応答検知部16に検知される。
【0013】図3は、本発明によるファクシミリ装置の
動作の一実施例を説明するためのフローチャートであ
る。送信側ファクシミリ装置1b(1a)がT.30お
よびT.38標準の通信手順に従って呼制御を行い(S
1)、回線が接続されたら(S2のYES)、ファクシ
ミリ・メッセージ伝達手段として、端末の送受信準備状
態,端末定数の表示と決定,同期状態の確認などを行う
(S3)。画データを送信する前にTCF信号を送信し
(S4)、CFR信号を受信したら(S5のYES)画
データ送信準備に入る(S6)。ここで、T.38IF
Pパケットを生成し、ネットワーク制御部14,受信側
ファクシミリ装置1a(1b)へとデータを伝送する
(S9)。ただし、IFPパケットを送信する前に、無
応答検知部16のタイマを起動しておく(S7,S
8)。そして、前述の通り応答が来なかった場合(S1
0のNO)、無応答検知部16のタイマがタイムアウト
を起こす。
【0014】(請求項2)無応答検知部16がタイムア
ウトを起し(S11のYES)、それ以上通信を続けて
も仕方がないと判断した場合、T.38パケット制御部
13のタスクにリセットをかけ(S12)、新たに通信
が出来るようにするために、回線断要求を行い現在の通
信を終了する(S14,S15)。
【0015】(請求項3)無応答検知部16が保持する
タイマは、初期値をあらかじめセットしておき、それに
従ってT.38パケット制御部13のタスクに対してリ
セットをかける。それに対して、T.38パケット制御
部13がIFPパケットを送出し、応答が返ってきた時
点で、T.38パケット制御部13が無応答検知部16
に通知し、無応答検知部16は、通知されるまでの応答
時間を図1に示したタイムアウト値記憶部15に記憶さ
せる。タイムアウト値記憶部は、1通信毎にその平均値
を求め、更にその値を記憶する。その通信毎の平均値
を、例えば、10通信分保存し、その平均値を算出す
る。そこで、タイマの初期値とその平均値とを比較する
ことにより、無応答検知部16のタイムアウト値を再設
定する。
【0016】図4は、本発明によるファクシミリ装置の
タイムアウト値記憶部のタイムテーブルを示した図であ
る。タイムアウト値の算出方法は、図4に示したタイム
テーブルより、 ・ (パケットの応答時間の総和)÷(パケット応答回
数)=(1通信ごとの平均値) ・ (1通信ごとの平均値の10通信分の総和)÷10
=(10通信ごとの平均値) ・ ((現在のタイムアウト値)+(10通信ごとの平
均値))÷2=(新しいタイムアウト値) とする。
【0017】
【発明の効果】(1)請求項1の発明に対する効果 T.38パケット制御部がIFPパケットを送信してそ
の応答を待っている状態の場合、ITU−T勧告T.3
0に従ったT4タイマを起動させずに、別のタスクとし
て無応答検知部を備えることにより、T.38パケット
制御部が管理する以外にタイムアウトを設定することが
できる。
【0018】(2)請求項2の発明に対する効果 T.38パケット制御部がIFPパケットの応答待ち状
態になっているとき、そのパケットがネットワーク上を
保証されるタイムアウト(例えば、10分)まで次の動
作を行うことができない。そこで、無応答検出部のタイ
ムアウトによってT.38パケット制御部に対してリセ
ットをかけることにより通信不能となった送信側ファク
シミリ装置を、早く次の通信が可能な状態にすることが
できる。
【0019】(3)請求項3の発明に対する効果 無応答検知部のタイムアウト値を実測値と比較すること
により、タイムアウト値を再設定することが可能なの
で、適正なタイムアウト値を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるファクシミリ装置が適用される
ネットワークの一例を説明するための全体構成図であ
る。
【図2】 図1に示したファクシミリ装置の制御部の一
実施例を説明するための要部ブロック図である。
【図3】 本発明によるファクシミリ装置の動作の一実
施例を説明するためのフローチャートである。
【図4】 本発明によるファクシミリ装置のタイムアウ
ト値記憶部のタイムテーブルを示した図である。
【符号の説明】
1a,1b…ファクシミリ装置、2a,2b…LAN、
3a,3b…ゲートウエイ装置、4…公衆回線、11…
ファクシミリ制御部、12…T.38パケット生成部、
13…T.38パケット制御部、14…ネットワーク制
御部、15…タイムアウト値記憶部、16…無応答検知
部、17…ネットワーク。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ITU−T勧告T.38の通信手順に従
    った通信を行うことが可能なファクシミリ装置におい
    て、公衆回線を用いたゲートウェイ経由でのファクシミ
    リ通信中に受信側の当該ファクシミリ装置が何らかの理
    由で回線断になったとき、該受信側ファクシミリ装置か
    らの応答がないことを検知する無応答検知手段を備えた
    ことを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のファクシミリ装置にお
    いて、前記ITU−T勧告T.38の通信手順に従った
    通信制御を行うデータパケット制御部と、該データパケ
    ット制御部がTCPによってネットワークに送信したデ
    ータパケットに対する応答がタイムアウトになる前に前
    記無応答検知手段が前記受信側ファクシミリ装置からの
    応答がないことを検知した場合に前記データパケット制
    御部が送信したデータパケットに対するタスクにリセッ
    トをかけるデータパケット制御部タスクリセット手段と
    を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のファク
    シミリ装置において、前記送信したデータパケットに対
    して前記受信側ファクシミリ装置からの応答が返ってく
    るまでの応答時間を記憶するタイムアウト値記憶手段
    と、該記憶された応答時間に基づいて前記無応答検知手
    段が前記受信側ファクシミリ装置からの応答がないこと
    を検知するためのタイムアウト値を再設定するタイムア
    ウト値再設定手段とを備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
JP2000128840A 2000-04-28 2000-04-28 ファクシミリ装置 Pending JP2001313770A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102553A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Corp 端末装置、サーバクライアントシステム、端末制御プログラム、および、端末制御方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102553A (ja) * 2008-10-24 2010-05-06 Nec Corp 端末装置、サーバクライアントシステム、端末制御プログラム、および、端末制御方法

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