JP2001313475A - 筐体のワイヤ固定構造及び筐体 - Google Patents

筐体のワイヤ固定構造及び筐体

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JP2001313475A
JP2001313475A JP2000128548A JP2000128548A JP2001313475A JP 2001313475 A JP2001313475 A JP 2001313475A JP 2000128548 A JP2000128548 A JP 2000128548A JP 2000128548 A JP2000128548 A JP 2000128548A JP 2001313475 A JP2001313475 A JP 2001313475A
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hanging
mounting
fixing structure
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JP2000128548A
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Yasuhiro Kitajima
靖浩 北島
Sadaaki Miyamoto
定明 宮本
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブル接続工事を円滑に遂行することがで
き、筐体の重心についての柔軟性を有するワイヤ固定構
造を提供する。 【解決手段】 吊り下げ部50とクランプ部60とを含
み、ボディとカバーとで構成された筐体がワイヤに吊り
下げ固定される筐体のワイヤ固定構造であって、吊り下
げ部は、筐体に取り付けられるための取付構造と、筐体
をワイヤに吊り下げるための吊下構造とを有し、クラン
プ部は、吊り下げ部とでワイヤを挟み込むとともに吊り
下げ部に取り付けられるための固定構造を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCATV中
継装置などの各種の機器に用いられる筐体をワイヤ(例
えば、メッセンジャーワイヤと呼ばれる地上にはられた
ワイヤ)に吊り下げ固定するためのワイヤ固定構造、お
よびこのワイヤ固定構造によりワイヤに取り付けられる
筐体に関する。
【0002】
【従来の技術】CATV中継装置などの屋外機器として
用いられる屋外機器筐体は、メッセンジャーワイヤに吊
り下げ固定されて設置される。従って、屋外機器筐体
は、メッセンジャーワイヤに吊り下げ固定されるための
固定構造を有している。
【0003】図7は、従来の屋外機器筐体100がメッ
センジャーワイヤ140に吊り下げ固定された状態を示
す図であって、屋外機器筐体100を筐体ボディ110
側から見た正面図である。図8は、筐体100を図7に
おける左側方向から見た側面図である。
【0004】筐体100は、筐体ボディ110と開閉可
能な筐体カバー120とで構成される。筐体100は、
ヒンジ130を軸として筐体カバー120が回動動作を
することにより、筐体カバー120が開閉される構造と
なっている。
【0005】筐体ボディ110には、メッセンジャーワ
イヤ140に筐体100を吊り下げるための吊り下げ部
111が形成されている。また、筐体ボディ110の吊
り下げ部111には、メッセンジャーワイヤ140を挟
み込み固定するためのクランプ金具112が取り付けら
れている。すなわち、筐体ボディ110に一体化して形
成されている吊り下げ部111と、吊り下げ部111に
取り付けられるクランプ金具112により固定構造が構
成される。
【0006】筐体100は、筐体ボディ110に例えば
中継器などの機器が配され、筐体カバー120を閉じて
ボルトにより固定されることで組み立てられる。
【0007】次に、筐体100の固定構造により吊り下
げ固定される行程について説明する。まず、筐体100
が、吊り下げ部111によりメッセンジャーワイヤ14
0に吊下げられる。そして、クランプ金具112がボル
トで締め付られて、クランプ金具112と吊り下げ部1
11との間にメッセンジャーワイヤ140が挟み込まれ
固定される。
【0008】このように構成することで、筐体100を
メッセンジャーワイヤ140に吊り下げ固定することが
できる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した固定
構造により吊り下げ固定される筐体において、筐体の重
心(筐体の傾き)を調整するためには、筐体内に実装さ
れる電子回路の配置に配慮しなければならない。電子回
路の配置を適宜変更することは困難であることから、筐
体の重心を調整することは不可能に近く、筐体の重心位
置の柔軟性が欠けているという問題があった。
【0010】また、上述した固定構造では、メッセンジ
ャーワイヤと局ケーブル導入コネクタとが近接している
場合には、局ケーブル接続工事のための工具がメッセン
ジャーワイヤに接触するなどして工事の妨げとなるとい
う問題があった。
【0011】本発明は上述した問題を解消し、ケーブル
接続工事を円滑に遂行することができ、筐体の重心につ
いての柔軟性を有するワイヤ固定構造を提供することを
目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
めに、本発明の筐体のワイヤ固定構造は、吊り下げ部と
クランプ部とを含み、ボディとカバーとで構成された筐
体がワイヤに吊り下げ固定される筐体のワイヤ固定構造
であって、吊り下げ部は、筐体に取り付けられるための
取付構造と、筐体をワイヤに吊り下げるための吊下構造
とを有し、クランプ部は、吊り下げ部とでワイヤを挟み
込むとともに吊り下げ部に取り付けられるための固定構
造を有することを特徴とするものである。
【0013】上記の構成としたことで、筐体と分離した
ワイヤ固定構造を形成することができ、ワイヤ固定構造
が筐体に一体形成されていることによる弊害(例えば、
筐体の重心を調整するための柔軟性に欠けていること)
を回避することができる。
【0014】また、吊り下げ部の上下面それぞれに、取
付構造および吊下構造が設けられていることを特徴とす
るようにしてもよい。
【0015】上記の構成としたことで、吊り下げ部を反
転することで、上下面それぞれに形成された取付構造お
よび吊下構造を利用することができる。
【0016】また、吊下構造が、ワイヤがはられた方向
に沿って形成され少なくともワイヤの一部が収納される
溝と、溝に沿って形成された突起により構成されるもの
であってもよい。
【0017】上記の構成としたことで、筐体に取り付け
られた吊り下げ部をワイヤに掛けても、ワイヤから脱落
しないようにすることができる。
【0018】また、上下面に形成されたそれぞれの溝
は、一方の溝と他方の溝とで異なる深さに形成されたも
のであってもよい。
【0019】上記の構成としたことで、筐体に設けられ
ている局ケーブルコネクタに接続されるコネクタの態様
に応じて、吊り下げ部を反転あるいは非反転した2態様
の使用状態から選択して使用することができる。また、
吊り下げ部を反転させるだけで、局ケーブルコネクタと
ワイヤとの間隔を調整することができ、両者の間隔に柔
軟性を持たせることができる。
【0020】また、吊り下げ部は、非反転状態で下面側
に設けられた構造が用いられる場合、または反転状態で
上面側に設けられた構造が用いられる場合のどちらであ
っても、同一のクランプ部が取り付けられる構造とされ
るようにしてもよい。
【0021】上記の構成としたことで、同一のクランプ
部を用いて局ケーブルコネクタとワイヤとの間隔を調整
することができるため、吊り下げ部の使用状態に応じた
2つのクランプ部を必要とせず、部品点数を削減するこ
とができる。従って、ワイヤ固定構造を安価に実現する
ことができる。
【0022】また、クランプ部は、吊り下げ部との取付
位置が上下に調節される調節構造(例えば、長穴64)
を有する構成としてもよい。
【0023】上記の構成としたことで、ワイヤを挟み込
む部分(例えば、底部61)の位置を調整することがで
き、径の異なるワイヤであっても確実に吊り下げ固定す
ることができる。
【0024】さらに、吊り下げ部の取付構造は、複数の
取り付け位置(例えば、複数セットのボルトを通すため
の穴)を有する構造であるとしてもよい。
【0025】上記の構成としたことで、重心が筐体中央
部となるようにワイヤ取付構造(例えば、筐体設置部4
0)の取り付け位置を調整することができ、筐体が傾い
た状態で設置されることのないように筐体の重心を調整
することができるため、筐体内部に実装される電子回路
の配置にもとづく重心のずれに柔軟に対応することがで
きる。
【0026】また、本発明の筐体は、カバーと、ボディ
とを含み、ワイヤに吊り下げるための吊下構造をなす吊
り下げ部により吊り下げられ、吊り下げ部とでワイヤを
挟み込むとともに吊り下げ部に取り付けられるための固
定構造をなすクランプ部により固定される筐体であっ
て、ボディは、吊り下げ部が取り付けられる取付部が設
けられ、取付部には、上下面に吊下構造を有する吊り下
げ部の、任意に選択された上面側または下面側が取り付
けられることを特徴とするものである。
【0027】上記の構成としたことで、筐体に設けられ
ている局ケーブルコネクタに接続されるコネクタの態様
に応じて、吊り下げ部を反転あるいは非反転した2態様
の使用状態から選択して取り付けることができる。ま
た、吊り下げ部を反転させて取り付けるだけで、局ケー
ブルコネクタとワイヤとの間隔を調整することができ、
両者の間隔に柔軟性を持たせることができる。
【0028】さらに、取付部は、複数の取り付け位置
(例えば、複数セットのボルトを固定するための穴)を
有する構成とされたものであってもよい。
【0029】上記の構成としたことで、重心が筐体中央
部となるようにワイヤ取付構造(例えば、筐体設置部4
0)の取り付け位置を調整することができ、筐体が傾い
た状態で設置されることのないように筐体の重心を調整
することができるため、筐体内部に実装される電子回路
の配置にもとづく重心のずれに柔軟に対応することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
について図面を参照して説明する。なお、本例では、例
えばCATV中継装置などの通信機器として用いられる
屋外機器筐体について説明する。
【0031】図1は、本例のワイヤ固定構造を備える例
えばCATV中継装置として用いられる屋外機器筐体1
0を本例のワイヤ固定構造によりワイヤ70(例えば、
メッセンジャーワイヤと呼ばれる地上にはられたワイ
ヤ)に吊り下げ固定した状態を示す斜視図である。な
お、図1は、筐体10の実際の使用状態の例を示してい
る。
【0032】筐体10は、筐体ボディ20と、筐体ボデ
ィ20にヒンジ11(図5参照)を軸として開閉可能に
取り付けられた筐体カバー30とを含む。筐体10内部
には、例えば電子回路などの各種の機器が実装される。
【0033】筐体ボディ20と筐体カバー30は、それ
ぞれ、例えば金属材料、またはプラスチック材料などに
より形成される。金属材料には、例えばアルミニウムや
亜鉛、あるいはマグネシウムなどが用いられる。また、
プラスチック材料には、例えばABS(アクリロニトリ
ル−ブタジエン−スチレン共重合体)と呼ばれる合成樹
脂などが用いられる。
【0034】また、筐体10には、筐体10をメッセン
ジャーワイヤ70に吊り下げ固定するための筐体設置部
40が取り付けられている。筐体設置部40は、本例で
は、筐体10の開口側(図1における上側)における筐
体ボディ20の両端に2箇所取付けられている。なお、
筐体設置部40は、本例のワイヤ固定構造をなしてい
る。
【0035】図2は、筐体設置部40の構成を示す斜視
図である。筐体設置部40は、筐体10をメッセンジャ
ーワイヤ70に吊り下げるための吊り下げ金具50と、
筐体10をメッセンジャーワイヤ70に固定するための
クランプ金具60とを含む。吊り下げ金具50とクラン
プ金具60は、それぞれ、例えばステンレスなどの金属
材料により形成される。なお、吊り下げ金具50とクラ
ンプ金具60を形成する金属材料は、機械的強度が高
く、かつ耐食性のある材料が望ましい。また、金属材料
以外の材料によって、吊り下げ金具50やクランプ金具
60と同様の構造をなすものを形成してもよい。
【0036】吊り下げ金具50は、図2に示すように、
反転して筐体10に取り付けられたときに筐体ボディ2
0との接触面となる上面51と、そのまま(反転せず
に)筐体10に取り付けられたときに筐体ボディ20と
の接触面となる底面52とを含む。
【0037】また、図2に示すように、吊り下げ金具5
0は、ボルト71〜73を通すために上面51から底面
52へ貫通した複数の穴53a〜53cと、上面51に
対してほぼ垂直上方に突き出している突起54と、底面
52に対してほぼ垂直下方に突き出している突起55
と、上面51側に形成された溝であって各断面がほぼU
字型であるU字溝56と、底面52側に形成され溝であ
って各断面がほぼ逆U字型のU字溝57と、ボルト74
によりクランプ金具60が取り付けられるためのタップ
58と、U字溝56側およびU字溝57側にそれぞれ形
成された切欠部59a〜59dとを含む。
【0038】なお、U字溝56とU字溝57は、それぞ
れの溝の深さが異なるように形成されている。本例で
は、U字溝56の溝は、U字溝57の溝よりも浅く形成
されている。
【0039】クランプ金具60は、図2に示すように、
各断面がほぼ「コ」の字型に形成されている。クランプ
金具60は、図2に示すように、先端部分がU字溝56
または57とでメッセンジャーワイヤ70を挟み込み固
定する底部61と、先端部分が切欠部59a,59bま
たは59c,59dと係合される係合部62と、底部6
1と係合部62とを連結する側部63とを含む。
【0040】また、クランプ金具60には、側部63の
ほぼ中央部分に、ボルト74の軸を通すための穴であっ
て、クランプ金具60が吊り下げ金具50に対して上下
方向に可動となるように上下に長く開けられた長穴64
が形成されている。
【0041】次に、屋外機器筐体10における筐体ボデ
ィ20と筐体カバー30の組み立てについて説明する。
先ず、作業者は、筐体ボディ20に例えば電子回路など
の各種の機器を実装する。次いで、作業者は、例えば筐
体ボディ20のフランジ面にガスケットを配置するなど
の筐体10内部に施される各種作業を行う。
【0042】そして、作業者は、筐体カバー30を閉じ
て、筐体ボディ20と筐体カバー30とをボルトにより
ネジ止めする。ネジ止めを行なうと、筐体ボディ20と
筐体カバー30との組み立てが完了する。
【0043】次に、屋外機器筐体10における筐体ボデ
ィ20に対する筐体設置部40の取り付けについて図3
を参照して説明する。
【0044】先ず、作業者は、メッセンジャーワイヤ7
0に掛けるための溝を、浅く形成されているU字溝56
とするか、あるいは深く形成されているU字溝57とす
るか選択する。作業者は、メッセンジャーワイヤ70に
掛けるための溝を選択するにあたり、例えば筐体設置部
40が取り付けられる筐体ボディ20の取付部21aま
たは21bに最も近い局ケーブルコネクタ(すなわち、
図3における最上部の局ケーブルコネクタ)に接続され
るコネクタの態様(例えば接続されるケーブルコネクタ
の接続部分近傍の太さや大きさなどであって、本例では
取り付け工事に関わるコネクタの態様)によって判断す
る。
【0045】すなわち、接続されるコネクタが例えば太
く形成されている場合には、モンキースパナなどの工具
がワイヤ70に接触してしまうため、コネクタを局ケー
ブルコネクタに接続することが困難または不可能となっ
てしまう。このように工事に支障を来たすと考えられる
場合には、作業者により、溝が比較的深く形成されてい
るU字溝57が選択される。U字溝57が選択される
と、筐体10がワイヤ70に設置された状態において、
局ケーブルコネクタとワイヤ70との間隔が比較的広く
とられる。
【0046】一方、接続されるコネクタが所定の太さを
超えない範囲(工事に支障を来たさない範囲)に形成さ
れている場合には、局ケーブルコネクタとワイヤ70と
の間隔が狭い場合であっても、容易にコネクタが局ケー
ブルコネクタに接続される。このように工事に支障を来
たすことがないと考えられる場合には、作業者により、
溝が比較的浅く形成されているU字溝56が選択され
る。U字溝56が選択されると、筐体10がワイヤ70
に設置された状態において、局ケーブルコネクタとワイ
ヤ70とが比較的狭い(通常の)間隔とされる。
【0047】局ケーブルコネクタに接続されるコネクタ
の態様は、一般に、作業現場に行って始めてわかること
が多い。従って、作業者は、現場における判断で、吊り
下げ金具50を非反転状態で使用するか、あるいは反転
状態で使用するかの選択をするだけでよい。
【0048】なお、メッセンジャーワイヤ70に掛ける
ために選択される溝(U字溝56またはU字溝57)に
より、設置された筐体10のワイヤ70に対する位置が
異なることを考慮して、例えば所定寸法内に形成されて
いる筐体が選択される。すなわち、例えばワイヤ70を
中心とした所定半径内に筐体がおさまっていなければな
らないなどの規約がある場合に、浅く形成されているU
字溝56を用いる場合には、比較的大きい筐体まで選択
され得る。
【0049】ワイヤ70に掛けるために用いられる溝が
選択されると、作業者は、筐体ボディ20に吊り下げ金
具50を取り付ける。U字溝57が選択された場合に
は、作業者は、底面52と筐体ボディ20の開口側の一
端に形成されている取付部21aとを接触させて、ボル
ト71〜73により吊り下げ金具50を筐体ボディ20
に固定する。
【0050】また、U字溝56が選択された場合には、
作業者は、図3に示すように、吊り下げ金具50を反転
させ、上面51と筐体ボディ20に形成されている取付
部21aとを接触させて、ボルト71〜73により吊り
下げ金具50を筐体ボディ20に固定する。なお、吊り
下げ金具50の突起55中央部には、図3に示すよう
に、反転状態か非反転状態かが容易に認識されるように
スリット55aが設けられている。
【0051】なお、筐体ボディ20の開口側の他端に形
成されている取付部21bにも、同様に筐体設置部40
が取り付けられる。また、吊り下げ金具50には、それ
ぞれ、ボルト74がタップ58に挿入されてクランプ金
具60が装着される。
【0052】次に、屋外機器筐体10のメッセンジャー
ワイヤ70への取り付けについて図4および図5を参照
して説明する。図4は、本例の屋外機器筐体10をメッ
センジャーワイヤ70に取り付ける行程の例を示す斜視
図である。図5(A)は、溝の深いU字溝57を用いて
筐体10をワイヤに吊り下げ固定した状態の例を示す説
明図である。図5(B)は、溝の浅いU字溝56を用い
て筐体10をワイヤに吊り下げ固定した状態の例を示す
説明図である。
【0053】先ず、作業者は、図4に示すようにクラン
プ金具60を上方(図4のX方向)へ持ち上げるととも
に、ワイヤ70が吊り下げ金具50の下部に位置するよ
うに移動させる。次いで、作業者は、ワイヤ70にU字
溝56または57(図4では、U字溝57)を掛ける。
【0054】そして、作業者は、U字溝56または57
と底部61との間にワイヤを挟み込みながらタップ58
にボルト74をネジ込み、係合部62と切欠部59a,
59bまたは59c,59dとを係合させ、吊り下げ金
具50にクランプ金具60を固定して、筐体10をワイ
ヤ70に挟み込み固定する。
【0055】このようにして、筐体10がワイヤ70に
挟み込み固定され、例えば図5(A)に示すような状態
とされ、あるいは図5(B)示すような状態とされる。
図5(A)に示すように溝の深いU字溝57を用いて取
り付けた場合には、図5(B)に示すように溝の浅いU
字溝56を用いて取り付けた場合よりも、ワイヤ70と
局ケーブルコネクタとの間隔が距離(la−lb)広く
開いている。なお、(la−lb)の長さは、U字溝5
7とU字溝56との溝の深さ(底面52を含む面からの
U字溝57の深さと、上面51を含む面からのU字溝5
6の深さ)の差である。
【0056】以上説明したようにメッセンジャーワイヤ
70に筐体10を吊り下げ固定する筐体設置部40を分
離するとともに、分離形成された吊り下げ金具50の上
下両側に筐体10への取付構造および筐体の吊下構造を
有する構成としたことで、局ケーブルコネクタに接続さ
れるコネクタの態様に応じて、吊り下げ金具を反転ある
いは非反転した2態様の使用状態から選択して使用する
ことができる。
【0057】また、上述したように吊り下げ金具50に
筐体の吊下構造として形成された溝の深さを上下それぞ
れ異なる深さに構成したことで、吊り下げ金具を反転さ
せるだけで、局ケーブルコネクタとメッセンジャーワイ
ヤとの間隔を調整することができ、両者の間隔に柔軟性
を持たせることができる。
【0058】従って、局ケーブルコネクタに接続される
コネクタが太い形状をなすものである場合などには、局
ケーブルコネクタとメッセンジャーワイヤとの間隔を広
く取ることができるため、ワイヤが工事の妨げとなって
しまうことを回避することができる。よって、ケーブル
接続工事を円滑に遂行することができる。また、局ケー
ブルコネクタに接続されるコネクタが太い形状をなすも
のでなく取り付け工事に支障を来たすものでない場合に
は、局ケーブルコネクタとメッセンジャーワイヤとの間
隔を狭くして筐体寸法を大きくすることができる。従っ
て、筐体に局ケーブルコネクタを多く実装することがで
きる。
【0059】また、上述したように溝をU字型に形成す
るとともに突起を設ける構成としたことで、ワイヤに掛
けても脱落しないようにすることができる。また、上述
したようにクランプ金具60に長穴64を設ける構成と
したことで、底部61の位置を調整することができ、径
の異なるワイヤであっても確実に吊り下げ固定すること
ができる。
【0060】さらに、上述したように吊り下げ金具50
を反転した状態であっても非反転した状態であってもと
もに同一のクランプ金具60により固定する構成とした
ことで、同一のクランプ金具を用いて局ケーブルコネク
タとワイヤとの間隔を調整することができるため、吊り
下げ金具の使用状態に応じた2つのクランプ金具を必要
とせず、部品点数を削減することができる。従って、本
例のワイヤ固定構造を安価に実現することができる。
【0061】なお、上述した一実施の形態では、吊り下
げ金具50を筐体ボディ20に設けられた20aおよび
20bの所定の位置に取り付ける構成としていたが、取
り付け位置を複数設ける構成とし、作業者の判断により
取り付け位置が選択される構成としてもよい。
【0062】この場合、例えば、筐体ボディ20に取り
付けるために設けられた吊り下げ金具50のボルト穴
を、例えばボルト穴53a〜53cから少しずれた位置
にも設けるようにすればよい。
【0063】すなわち、例えば図6に示すように、吊り
下げ金具50に、上面51から底面52に貫通したボル
トを通すための穴を、通常の取り付け位置に取り付ける
ための穴53d〜53fの他、筐体ボディ20方向にず
れた穴53g〜53iや、筐体カバー方向にずれた穴5
3j〜53lなど複数セット設けるようにすればよい。
【0064】このように構成することで、重心が筐体中
央部となるように筐体設置部40の取り付け位置を調整
することができ、筐体が傾いた状態で設置されることの
ないように筐体の重心を調整することができるため、筐
体内部に実装される電子回路の配置にもとづく重心のず
れに柔軟に対応することができる。
【0065】なお、図6に示した例では、吊り下げ金具
に複数セットのボルトを通す穴を設ける構成としたが、
筐体ボディ20の取付部21aおよび21bに複数セッ
トのボルトを固定するための穴を設ける構成としてもよ
い。また、ボルトを通す穴の位置が少しずつずれている
多種類の吊り下げ金具の中から、適当な吊り下げ金具を
選択することにより、重心の調整をするようにしてもよ
い。
【0066】また、上述した一実施の形態では、筐体1
0の局ケーブル用コネクタに接続されるコネクタの態様
により、吊り下げ金具を非反転して使用するか反転して
使用するかの判断が行われるようにしていたが、通常の
設置状態においては例えば図5(B)に示したように溝
の浅いU字溝56を用いるようにし、コネクタの取り付
け工事などを行う際にコネクタの態様により必要であれ
ば吊り下げ金具50を反転させて例えば図5(A)に示
したように溝の深いU字溝57を用いるようにしてもよ
い。
【0067】この場合、本例では2つ設けられている筐
体設置部の吊り下げ金具の一方を反転させて取り付けた
あと、他方の筐体設置部の吊り下げ金具を反転させて取
り付けるようにすればよい。なお、一方または他方を反
転するときには、安全のために下方から筐体を支えてお
くことが望ましい。
【0068】このように構成すれば、局ケーブル用コネ
クタを多く実装したとしても、通常の設置状態において
規約などにより定められた筐体外形寸法内におさめるこ
とができるとともに、円滑にコネクタの取り付け工事な
どを行うことができる。
【0069】なお、上述した各実施の形態では、CAT
V中継装置などの通信機器として用いられる屋外機器筐
体について説明したが、通信機器以外の各種機器に適用
することができることは勿論である。
【0070】また、上述した各実施の形態では、CAT
V中継装置などの屋外機器筐体について説明したが、屋
外機器に限られるものでなく屋内で使用される筐体に適
用することができることは言うまでもない。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明の筐体の固定構造
によれば、吊り下げ部とクランプ部とを含み、ボディと
カバーとで構成された筐体がワイヤに吊り下げ固定され
る筐体のワイヤ固定構造であって、吊り下げ部は、筐体
に取り付けられるための取付構造と、筐体をワイヤに吊
り下げるための吊下構造とを有し、クランプ部は、吊り
下げ部とでワイヤを挟み込むとともに吊り下げ部に取り
付けられるための固定構造を有することを特徴とするも
のであるため、筐体と分離したワイヤ固定構造を形成す
ることができ、ワイヤ固定構造が筐体に一体形成されて
いることによる弊害を回避することができる。
【0072】吊り下げ部の上下面それぞれに、取付構造
および吊下構造が設けられていることを特徴とする場合
には、吊り下げ部を反転することで、上下面それぞれに
形成された取付構造および吊下構造を利用することがで
きる。
【0073】吊下構造が、ワイヤがはられた方向に沿っ
て形成され少なくともワイヤの一部が収納される溝と、
溝に沿って形成された突起により構成されるとした場合
には、筐体に取り付けられた吊り下げ部をワイヤに掛け
ても、ワイヤから脱落しないようにすることができる。
【0074】上下面に形成されたそれぞれの溝は、一方
の溝と他方の溝とで異なる深さに形成されたものである
とした場合には、筐体に設けられている局ケーブルコネ
クタに接続されるコネクタの態様に応じて、吊り下げ部
を反転あるいは非反転した2態様の使用状態から選択し
て使用することができる。また、吊り下げ部を反転させ
るだけで、局ケーブルコネクタとワイヤとの間隔を調整
することができ、両者の間隔に柔軟性を持たせることが
できる。従って、例えば、局ケーブルコネクタに接続さ
れるコネクタが太い形状をなすものである場合などに
は、局ケーブルコネクタとワイヤとの間隔を広く取るこ
とができるため、ワイヤが工事の妨げとなってしまうこ
とを回避することができる。よって、ケーブル接続工事
を円滑に遂行することができる。また、局ケーブルコネ
クタに接続されるコネクタが太い形状をなすものでなく
取り付け工事に支障を来たすものでない場合には、局ケ
ーブルコネクタとワイヤとの間隔を狭くして筐体寸法を
大きくすることができる。従って、筐体に局ケーブルコ
ネクタを多く実装することができる。
【0075】吊り下げ部は、非反転状態で下面側に設け
られた構造が用いられる場合、または反転状態で上面側
に設けられた構造が用いられる場合のどちらであって
も、同一のクランプ部が取り付けられる構造とされてい
るとした場合には、同一のクランプ部を用いて局ケーブ
ルコネクタとワイヤとの間隔を調整することができるた
め、吊り下げ部の使用状態に応じた2つのクランプ部を
必要とせず、部品点数を削減することができる。従っ
て、ワイヤ固定構造を安価に実現することができる。
【0076】クランプ部は、吊り下げ部との取付位置が
上下に調節される調節構造を有する構成とした場合に
は、ワイヤを挟み込む部分の位置を調整することがで
き、径の異なるワイヤであっても確実に吊り下げ固定す
ることができる。
【0077】さらに、吊り下げ部の取付構造は、複数の
取り付け位置を有する構造であるとした場合には、重心
が筐体中央部となるようにワイヤ取付構造の取り付け位
置を調整することができ、筐体が傾いた状態で設置され
ることのないように筐体の重心を調整することができる
ため、筐体内部に実装される電子回路の配置にもとづく
重心のずれに柔軟に対応することができる。
【0078】また、本発明の筐体によれば、カバーと、
ボディとを含み、ワイヤに吊り下げるための吊下構造を
なす吊り下げ部により吊り下げられ、吊り下げ部とでワ
イヤを挟み込むとともに吊り下げ部に取り付けられるた
めの固定構造をなすクランプ部により固定される筐体で
あって、ボディは、吊り下げ部が取り付けられる取付部
が設けられ、取付部には、上下面に吊下構造を有する吊
り下げ部の、任意に選択された上面側または下面側が取
り付けられることを特徴とするものであるため、筐体に
設けられている局ケーブルコネクタに接続されるコネク
タの態様に応じて、吊り下げ部を反転あるいは非反転し
た2態様の使用状態から選択して取り付けることができ
る。また、吊り下げ部を反転させて取り付けるだけで、
局ケーブルコネクタとワイヤとの間隔を調整することが
でき、両者の間隔に柔軟性を持たせることができる。従
って、例えば、局ケーブルコネクタに接続されるコネク
タが太い形状をなすものである場合などには、局ケーブ
ルコネクタとワイヤとの間隔を広く取ることができるた
め、ワイヤが工事の妨げとなってしまうことを回避する
ことができる。よって、ケーブル接続工事を円滑に遂行
することができる。また、局ケーブルコネクタに接続さ
れるコネクタが太い形状をなすものでなく取り付け工事
に支障を来たすものでない場合には、局ケーブルコネク
タとワイヤとの間隔を狭くして筐体寸法を大きくするこ
とができる。従って、筐体に局ケーブルコネクタを多く
実装することができる。
【0079】さらに、取付部は、複数の取り付け位置を
有する構成とした場合には、重心が筐体中央部となるよ
うにワイヤ取付構造の取り付け位置を調整することがで
き、筐体が傾いた状態で設置されることのないように筐
体の重心を調整することができるため、筐体内部に実装
される電子回路の配置にもとづく重心のずれに柔軟に対
応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるワイヤ固定構
造により筐体がワイヤに吊り下げ固定された状態の例を
示す斜視図である。
【図2】 本発明の一実施の形態における筐体設置部の
構成の例を示す斜視図である。
【図3】 本発明の一実施の形態における筐体設置部を
筐体ボディに取り付ける状態の例を示す斜視図である。
【図4】 本発明の一実施の形態における筐体設置部に
より筐体をワイヤに取り付ける行程の例を示す斜視図で
ある。
【図5】 図5のAは本発明の一実施の形態における筐
体設置部の吊り下げ金具を非反転して使用した場合の取
り付け状態の例を示す説明図である。図5のBは本発明
の一実施の形態における筐体設置部の吊り下げ金具を反
転して使用した場合の取り付け状態の例を示す説明図で
ある。
【図6】 本発明の他の実施の形態における筐体設置部
の構成の例を示す斜視図である。
【図7】 従来の筐体がワイヤに吊り下げ固定された状
態を示す正面である。
【図8】 従来の筐体を図7における左側方向から見た
側面図である。
【符号の説明】
10 筐体 20 筐体ボディ 21a,21b 取付部 30 筐体カバー 40 筐体設置部(ワイヤ固定構造) 50 吊り下げ金具(吊り下げ部) 51 上面 52 底面 53a〜53c 穴 53d〜53l 穴 54,55 突起 56,57 U字溝 58 タップ 59a〜59d 切欠部 60 クランプ金具(クランプ部) 61 底部 62 係合部 63 側部 64 長穴 70 メッセンジャーワイヤ 71〜73 ボルト 74 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4E360 AB14 AB64 AD03 BA02 BA03 EC03 ED02 ED03 ED29 FA08 FA09 FA13 GA07 GA08 GA22 GA53 GB22 GB36

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吊り下げ部とクランプ部とを含み、ボデ
    ィとカバーとで構成された筐体がワイヤに吊り下げ固定
    される筐体のワイヤ固定構造であって、 上記吊り下げ部は、上記筐体に取り付けられるための取
    付構造と、上記筐体をワイヤに吊り下げるための吊下構
    造とを有し、 上記クランプ部は、上記吊り下げ部とでワイヤを挟み込
    むとともに上記吊り下げ部に取り付けられるための固定
    構造を有することを特徴とする筐体のワイヤ固定構造。
  2. 【請求項2】 吊り下げ部の上下面それぞれに、取付構
    造および吊下構造が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の筐体のワイヤ固定構造。
  3. 【請求項3】 吊下構造が、ワイヤがはられた方向に沿
    って形成され少なくともワイヤの一部が収納される溝
    と、該溝に沿って形成された突起により構成される請求
    項1または請求項2記載の筐体のワイヤ固定構造。
  4. 【請求項4】 上下面に形成されたそれぞれの溝は、一
    方の溝と他方の溝とで異なる深さに形成された請求項3
    記載の筐体のワイヤ固定構造。
  5. 【請求項5】 吊り下げ部は、非反転状態で下面側に設
    けられた構造が用いられる場合、または反転状態で上面
    側に設けられた構造が用いられる場合のどちらであって
    も、同一のクランプ部が取り付けられる構造とされる請
    求項2ないし請求項4記載の筐体のワイヤ固定構造。
  6. 【請求項6】 クランプ部は、吊り下げ部との取付位置
    が上下に調節される調節構造を有する請求項1ないし請
    求項5記載の筐体のワイヤ固定構造。
  7. 【請求項7】 吊り下げ部の取付構造は、複数の取り付
    け位置を有する構造である請求項1ないし請求項6記載
    の筐体のワイヤ固定構造。
  8. 【請求項8】 カバーと、ボディとを含み、ワイヤに吊
    り下げるための吊下構造をなす吊り下げ部により吊り下
    げられ、上記吊り下げ部とでワイヤを挟み込むとともに
    上記吊り下げ部に取り付けられるための固定構造をなす
    クランプ部により固定される筐体であって、 上記ボディは、上記吊り下げ部が取り付けられる取付部
    が設けられ、 上記取付部には、上下面に吊下構造を有する上記吊り下
    げ部の、任意に選択された上面側または下面側が取り付
    けられることを特徴とする筐体。
  9. 【請求項9】 取付部は、複数の取り付け位置を有する
    構成とされた請求項8記載の筐体。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6338371U (ja) * 1986-08-27 1988-03-11
JPH0624342U (ja) * 1992-07-27 1994-03-29 ホーチキ株式会社 共聴機器用メッセンジャワイヤ取付装置
JPH10290512A (ja) * 1997-04-14 1998-10-27 Dx Antenna Co Ltd 電子機器のメツセンジヤワイヤ取付部の構造

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